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発明の名称 電磁波シールドサッシ
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2001−55876(P2001−55876A)
公開日 平成13年2月27日(2001.2.27)
出願番号 特願平11−231032
出願日 平成11年8月18日(1999.8.18)
代理人 【識別番号】100107560
【弁理士】
【氏名又は名称】佐野 惣一郎
【テーマコード(参考)】
2E039
5E321
【Fターム(参考)】
2E039 AC00 
5E321 AA42 AA46 BB41 CC22 GG01 GG05 GG11
発明者 小泉 重人 / 杉本 俊之
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】枠と、障子と、網戸とを備え、枠は四周を躯体側の導通部材に導通し、網戸は障子の室内側に設けるとともに、導通性のネットと、四周をネットに導通した網戸框とを備え、枠と網戸框の四周を導通していることを特徴とする電磁波シールドサッシ。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電磁波シールドサッシに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、コンピュータやOA機器等の電子機器を設置している室内では、室外の通信電波等の電磁波により電子機器が誤動作することを防止するため、室内に対して電磁波の遮蔽機能を有するサッシを用いることが公知である。かかる電磁波シールドサッシでは、障子に導電性のネットを配置した電磁波シールドガラスを用いている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、ガラスに導電性のネットを設けた場合には、ネットと押縁、押縁と障子枠、障子枠とサッシ枠との四周に亘る各接触部分に導電性を確保するための皮膜除去部を作る必要がある。このように、従来の電磁波シールドサッシでは、多くの接触部分に皮膜除去部を形成するため施工に工数がかかるとともに、四周に亘ってネットの導通経路を確保することが困難であるという課題がある。また、シールドガラスは、導通性のネットを内蔵しており、四周にネットの導通経路を確保しているので、製造が困難で且つ高価であるという不都合がある。
【0004】そこで、本発明は、製造及び施工が容易で且つ安価な電磁波シールドサッシを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明は、枠と、障子と、網戸とを備え、枠は四周を躯体側の導通部材に導通し、網戸は障子の室内側に設けるとともに、導通性のネットと、四周をネットに導通した網戸框とを備え、枠と網戸框の四周を導通していることを特徴とする。
【0006】この請求項1に記載の発明によれば、電磁波シールドサッシの施工時には、枠の四周を躯体側の導通部材に導通させ、枠の室内側に網戸框を取り付ける。枠と網戸框はそれぞれの四周に導通処理を施しあるいは予め導通処理が施されており、網戸框に枠を取り付けて導通を確保する。従って、枠と網戸とを取りつけて導通を確保するだけで、電磁波遮蔽機能を付与することができ、少ない工数で且つ容易に施工ができる。導通性の網戸は室内側に設けており、風雨に晒されな難いの、耐久性に優れ且つコーティング等の耐久処理も簡単にすることができるので製造が容易である。また、高価な電磁波シールドガラスを用いていないので、電磁波シールドサッシの製造及び施工が安価である。
【0007】
【発明の実施の形態】以下に、添付図面の図1及び図2を参照して、本発明の実施の形態を詳細に説明する。図1は本実施の形態にかかる電磁波シールドサッシの縦断面図であり、図2は図1に示す電磁波シールドサッシの横断面図である。本発明の実施の形態にかかる電磁波シールドサッシ1は、突き出し窓を例に示したものであり、電磁波シールドサッシ1は、壁の開口に組み付けた枠3と、枠3に対して開閉可能に設けた障子5と、網戸7とを備えている。障子5は、上框9側を室外側に倒して窓を開くものである。枠3は、上枠11と、下枠13と、竪枠15、15とを四方組みして構成されており、下枠13と障子5の下框16とが枢着部17により回動自在に設けられている。上枠11には、突き出しリンク19が設けられており、図示しない操作レバーの操作により突きだしリンク19が障子5の上框9を室外側に突き出すようになっている。枠3には、その四周に金属クロス(導通部材)23がビス留めされており、枠3の四周全体が金属クロス23に導通されている。この金属クロス23は、躯体に接続されており、枠3と躯体とを導通している。網戸7は、障子5の室内側に設けられており、防虫用に編まれたネット25と、ネット25の四周に設けた網戸框27とで構成されている。ネット25は、導電性の線材を網目状に編んで形成している。網戸框27は、上框29、下框31、竪框33、33を四方組して、ネット25の四周を囲んでいる。ネット25の四周は、導電性の押さえ部材35により導電可能に網戸框27内に保持されている。従って、ネット25の四周は網戸框27に導通されている。網戸7の下框31と下枠13との間には、導電材(導電バッカー)37が介在されており、下框31と下枠13とを導通可能に接触している。この導電材37が接触する下框31と下枠13との接触面では、それぞれ形材の皮膜が除去されている。網戸7の上框29は上枠に導通可能に取り付けられており、網戸7の竪框33、33はそれぞれ竪枠15、15に導通可能に取り付けられている。各取り付け部では接触面がそれぞれ、形材の皮膜除去がされて導通が図られている。
【0008】次に、本実施の形態の施工方法を説明する。枠3に躯体に導通している金属クロス23を取り付け、枠3に障子5を取り付ける。次に、障子5を取り付けた枠3の室内側部に網戸7を取り付ける。網戸7を取り付けるときには、下枠3と網戸7の下框31との間に導電材37を配置して、その後、網戸7の上框29及び竪框33、33をそれぞれビスにより枠3に固定する。従って、網戸7を枠3の室内側に取り付けるだけであり、導通を確保するための作業が少ないので施工が容易である。また、電磁波シールドサッシの製造時には、枠3の四周において、躯体側の金属クロス23を接続する部分、及び網戸7を取り付ける部分の皮膜を除去するとともに、網戸7では網戸框27の四周において、枠3を取り付ける部分とネット25を取り付け部分の皮膜を除去するだけである。また、網戸7のネット25に導電性のものを用いるだけであるから、製造が容易である。更に、網戸7は、室内に配置されるので、室外の風雨等に晒されないため、耐久性に優れるとともにコーティング等の耐久処理も簡単にすることができるので製造が容易である網戸7が導電性を有しているので、網戸7を取り付けるだけで、通常のサッシ(電磁波シールド機能を持たないサッシ)に容易に電磁波遮蔽機能を持たせることができる。また、障子には、ガラス(障子)に導通性のネットを埋め込んだりネットの導通経路を確保するための加工を必要としないので、障子の製造が容易にできるとともに安価である。しかも、網戸7に導電性を持たせているので、製造が困難で高価な電磁波遮蔽ガラスを用いないので、製造が容易であるとともに安価であり、更に、既成のサッシにも容易に電磁波遮蔽機能を持たせることができるので、サッシを用途に応じて変更使用することが容易にできる。ここで、本実施の形態における作用を説明する。本実施の形態における電磁波シールドサッシ1では、網戸7のネット25が電磁波を受けると、電磁波の一部は反射され、残りは導電性のネット25に吸収される。導電性ネット25では電磁波を吸収するとその部分が電位を持つので、この電位を打ち消す電流が生じる。この電流の導通ラインは、図中に破線で示すように、躯体に接続されてアースされている金属クロス23、枠3、網戸框27、ネット25を流れ、ネット25の電磁波を受けた部分の電位を打ち消す。このように、ネット25ではその四周全体に亘って導通されているので、ネットのどこに電磁波を受けても、電磁波が室内に侵入したりあるいは電磁波が室内に影響を及ぼすのを防止する。
【0009】次に、本発明の他の実施の形態を説明するが、以下に説明する実施の形態では、同一の作用を奏する部分には、同一の符号を付してその部分の詳細な説明を省略する。図3に示す実施の形態では、網戸7を枠3に固定せずに、開閉可能に設けた開き網戸を例に示したものである。この場合には、網戸の戸先框41と、戸先框41側の枠にそれぞれ導電材43、45を設け、網戸7が閉じたときに導通可能に構成されている。この実施の形態においても上述した実施の形態と同様な効果を得ることができる。
【0010】本発明は、上述した実施の形態に限らず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形可能である。例えば、障子5は、外倒し、外開き、片引きまたは両引き等であってもよいし、はめ殺しであってもよい。障子5がはめ殺しの場合は、障子5はサッシ枠に設けた溝に組み込んだガラスパネルのこともある。網戸7の枠3への取り付けは、導通材37を介在させることに限らず、網戸7と枠3とを導通していればよく、皮膜の剥離のみでもよい。
【0011】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、枠と網戸とを取りつけてこれらの導通を確保するだけで、電磁波遮蔽機能を付与することができ、少ない工数で且つ容易に施工ができる。導通性の網戸は室内側に設けており、風雨に晒され難いので、耐久性優れ且つコーティング等の耐久処理も簡単にすることができるので容易に且つ安価に製造できる。また、高価な電磁波シールドガラスを用いていないので、電磁波シールドサッシの製造及び施工が安価である。更に、導通性を有する網戸をサッシ枠に取り付けるだけであるから、既成のサッシに取りつけて電磁波シールド機能を持たせることができ、用途に応じたサッシの変更使用が容易である。




 

 


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