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発明の名称 パネル外壁
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2001−32425(P2001−32425A)
公開日 平成13年2月6日(2001.2.6)
出願番号 特願平11−207751
出願日 平成11年7月22日(1999.7.22)
代理人 【識別番号】100093425
【弁理士】
【氏名又は名称】湯田 浩一
【テーマコード(参考)】
2E002
【Fターム(参考)】
2E002 NA01 NC01 PA04 RA02 RB02 RB03 SA01 SA02 TA01 TA02 WA19 XA16 XA18 
発明者 山崎 勝
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】 枠付きパネルと非枠付きパネル及び下地材を備え、枠付きパネル及び非枠付きパネルのいずれも屋内側に突出させた取り付け部を下地材のうちの平行に配置した一方向のものの側面に固定して取り付けることを特徴としたパネル外壁。
【請求項2】 枠付きパネルは、枠材の一部を屋内側へ突出して形成した取り付け部を下地材に固定し、非枠付きパネルは、パネルに取り付けた部材に屋内側へ突出した取り付け部を設け、この取り付け部を下地材に固定したことを特徴とした請求項1に記載のパネル外壁。
【請求項3】 下地材とパネルの固定箇所を平行に配置された下地材の対向した内側面としてあることを特徴とした請求項1または2に記載のパネル外壁。
【請求項4】 隣接したパネル同士の、下地材の長手方向と直交する方向に延びる接合箇所を凹凸嵌合構造としてあることを特徴とした請求項1〜3のいずれか一つに記載のパネル外壁。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、パネルと下地材とで構成するパネル外壁に関する。
【0002】
【従来の技術】建物躯体に取り付けた下地組1にパネル2を取り付けて構成するパネル外壁3がある(図6〜8)。この場合、パネル2には、サッシ型(図6)のように、四周を枠材で構成し内側にガラス板をはめ殺しにしたり、開閉できる障子を装着した枠付きのもの(枠付きパネル2aとする)と、いわゆるサンドイッチパネルのように、プレス加工した表裏の鋼板の間に断熱材や防音材を充填した形態や押し出し成形したセメント板のような形態で非枠付きのもの(非枠付きパネル2bとする)がある。枠付きパネル2aを取り付けるときは、通常、上下左右の枠材で形成した開口部枠4(図6b)を下地組1に取り付け、その開口部枠4にパネルを取り付けている。連窓あるいは段窓にするときはその範囲に対応した大きさの開口部枠4を形成し、また、下地組1も連窓の大きさに合わせて中間に位置する縦方向の下地材5を切断しその間をまぐさ6と窓台7で結合するなどの工作を必要としている。連窓のために隣接させた枠付きパネル2aの間には方立8を配置する。一方、非枠付きパネル2bは、パネルの四周に取り付けフィンをパネルの面内方向に張り出して備えており、これを直接、下地材4にネジ止めで固定して取り付けている。
【0003】このため、枠付きパネル2aと非枠付きパネル2bを混在させてパネル外壁を構成するとき、2種のパネル2a、2bが上下あるいは左右に隣接する箇所で部材の位置的な取り合いを解決しなければならず、パネルの配置に関する自由なデザインが制限される。例えば、図8aのポツ窓や同bの横一連の連窓を構成するのは容易でも、図9aや同b(本願発明の実施形態)のように連窓と段窓が混在するデザインは開口部枠4の構造が複雑になって施工の手間が大きい。また、パネルの外周に張り出した取り付けフィンを下地材5の屋外側面(正面)にネジ止めして固定する構造は、取り付けフィンに一定の幅が必要なので、隣接するパネル間の目地間隔がどうしても大きくなり、外壁のデザイン上で支障を来すことがある。例えば、枠付きパネルで壁面の全体を構成し、全面ガラスカーテンウォールのような雰囲気を出すために枠付きパネル2aの四周における枠材の見付け寸法を小さくしても、目地間隔が大きいために十分な効果を出せないことがある。さらに、枠付きパネル2aと非枠付きパネル2bとで下地材5への取り付け構造が異なっていると、これらが隣接する箇所の雨仕舞いや目地構造が複雑になる難点がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、デザイン設計の自由度が高く、施工手間の少ないパネル外壁の提供を課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】パネルと下地材で外壁を構成する。パネルは、枠付きパネルと非枠付きパネルを用いる。枠付きパネルは、四周に枠材を有しその内側にはめ殺しガラスや開閉可能な障子を備えたものである。非枠付きパネルは、いわゆるサンドイッチパネルやプレキャストコンクリート製のパネルなど、四周に枠構造を有しない非枠付きパネルである。下地材は、通常、格子に組んで下地組とし、あらかじめ建物躯体へ取り付けてあるが、そのうち屋外側に配置された平行な一方向のもの、すなわち、縦方向のものだけか、横方向のものだけにパネルを固定する。下地材を格子に組まず、縦方向のもの、あるいは横方向のものを直接に建物躯体へ取り付ける場合もある。
【0006】そして、パネルと下地材の取り付け構造を、枠付きパネルと非枠付きパネルとで共通にする。例えば、枠付きパネルでは、枠構造を形成している枠材の一部を屋内側に突出させて取り付け部とし、これを下地材に固定する。また、非枠付きパネルでは、取り付け部を備えたブラケットをパネルに設けておき、ブラケットの取り付け部を下地材に固定する。すなわち、いずれのパネルもパネルが備えた取り付け部を下地材の側面に固定するという共通の構造で下地材と固定する。この構成では、取り付けに関して枠付きパネルと非枠付きパネルを下地材へ区別なく固定することができるから、パネル外壁のデザインを設計する上で制約が減少する。また、パネルの取り付けは一方向の下地材に対するだけなので施工時間を短縮することができる。なお、他の方向の下地材へは固定しないところから、パネルの横方向あるいは縦方向の枠材や辺縁部分を補強して耐力を大きくすることがある。
【0007】下地材とパネルの固定箇所を、平行に配置された下地材の対向した内側面とすることがある。下地材の対向した内側面とは、下地材が縦方向で平行に配置されているときは左右方向で対向する面であり、下地材が横方向に配置されているときは上下方向で対向する面である。また、下地材としてリップ溝形鋼など側面に溝開口があるときは溝幅に取り付け具を架橋して利用する。この構造であると、上下あるいは左右に隣接するパネルの辺縁を近接して取り付けることができるので、目地を細くすることができる。上下左右に隣接したパネルは横方向あるいは縦方向に接合箇所(目地)を持つことになるが、この接合箇所のうちパネルを取り付けている下地材の長手方向と直交する方向のもの、すなわち、隣接したパネル同士の、下地材間をつなぐ方向の接合箇所を凹凸嵌合構造とすることがある。これによって、下地材間の耐力を増し、パネル外壁の強度を向上する。
【0008】
【発明の実施の形態】図9a、9bはパネル外壁3の例であり、いずれも枠付きパネル2aと非枠付きパネル2bを縦方向の下地材5に取り付けて構成してある。パネル2a,2bの縦・横寸法はそれぞれ同じであり、下地材5はパネル2a,2bの横寸法と同じ寸法で平行に配置されている。枠付きパネル2aはサッシ型であり、四周を上下左右の枠材9,10,11,12で構成した枠構造(図1,2)を備え、内周側にガラス板13を装着してある。上横枠9は外周側面(上面)に屋外側フィン14と屋内側フィン15を上方へ突出させて有し、屋外側フィン14から屋外側を一段低くして屋外側嵌合部16とし、屋外側フィン14と屋内側フィン15の間を屋内側嵌合部17としている。そして、屋内側フィン15にタイト材18を屋外側に向けて取り付けてある(参照図3)。
【0009】下横枠材10は外周側面(下面)に屋外側フィン19と中間フィン20及び屋内側フィン21を下方へ突出させて備え、屋外側フィン19が屋外側突条となり、中間フィン20と屋内側フィン21とで屋内側突条を構成している。左右の縦枠材11,12は屋内側面に下地材5の屋外側面へ当接するタイト材22を取り付けてあり、また、内周面を屋内側に延長して取り付け片23(取り付け部)を形成してある。非枠付きパネル2bは、プレス加工した屋外側鋼板24と屋内側鋼板25との間に断熱材を充填して両鋼板の周縁を結合した構造のもので、上面部に屋外側の隆起部26と屋内側の隆起部27を上方へ突出させて有し、屋外側の隆起部26よりも屋外側を一段低くして屋外側嵌合部28とし、屋外側の隆起部26と屋内側の隆起部27の間を屋内側嵌合部29としている(参照 図4)。符号30は、屋内側嵌合部29の底部に装填した水密材である。パネル2bの下面部は屋外側の突条31と屋内側の突条32を有する。また、パネル2bの縦辺部の屋内側面には上下位置にブラケット33をネジ34、ボルト35で取り付けてあり、その取り付け片36(取り付け部)を屋内側に突出させている。
【0010】下地材5はリップ溝形鋼材であり(図2)、断面において、屋外側面37(正面)、屋内側面38、左右の側面39,40を有し、右側面が溝開口部であってリップ41を対向して備えている。そして、右側面のリップ41間に取り付け具42が取り付けてある。取り付け具42は、下地材5の長手方向に必要数が取り付けられている(図1ではその中の一つを破線で例示している)。パネル2aを、その左右枠材11,12の取り付け片23、23を平行に配置されている下地材5,5の対向した内側面、すなわち、下地材5,5の右側面と左側面とに装着してある取り付け具42,42に沿わせて屋内方向に押し込み、左右枠材の屋内側面にあるタイト材22を下地材5の屋外側面に当接させた後、取り付け片23,23を取り付け具42に固定する。また、パネル2bは、その左右両側辺部にブラケット33をあらかじめ固定しておいて、ブラケット33の取り付け片36をパネル2aの場合と同様に、下地材5,5の対向した内側面に固定する。これらの配置は、設計されたパネル外壁1のデザインに基づいて行われる。
【0011】取り付けに際して、上下に隣接したパネル間では、下方パネル2a(図5)の上面における屋外側嵌合部16と屋内側嵌合部17に、上方パネル2bの屋外側突条31と屋内側突条32を嵌め合わせて凹凸嵌合とし、また、上方パネル2a(図1)の下面における屋外側フィン19による屋外側突条と中間フィン20と屋内側フィン21による屋内側の突条をそれぞれ、下方パネル2bの上面におけ屋外側嵌合部28と屋内側嵌合部29に嵌め合わせて凹凸嵌合とする。そして、左右に隣接したパネル間(図2)には、シール材43を充填する。下方に位置するパネル2aのタイト材18は、上方に位置するパネル2b、またはパネル2aの屋内側突条部32の屋内側面に当接し、下方に位置するパネル2bの水密材30には、上方に位置するパネル2aあるいはパネル2bの屋内側突条(中間フィン20と屋内側フィン21の下端部が当接して、下地材5の屋外側面37に当接するタイト材22やその屋外側に位置するシール材43とで、防水ラインを構成する。上下に接合箇所を凹凸嵌合の構造にすると上下に隣接するパネルの上辺部分と下辺部分が重合して構造的に補強され、縦方向の下地材5だけにパネルを取り付ける構造であっても、隣接したパネルの凹凸嵌合によって下地材5の長手方向に直交する方向(横方向)の耐力が増すので、パネル外壁1の強度が向上する。
【0012】凹凸嵌合について、上下に隣接するパネルがタイプの異なるパネル2aとタイプ2bの場合を例として説明したが、枠付きパネル2aどうし(図3)あるいは非枠付きパネル2bどうし(図4)であっても、同様な凹凸嵌合で接合することができる。このように、枠付きパネル2aを下地材5に取り付ける構造と非枠付きパネル2bを下地材5に取り付ける構造は同じであって、共通といえる。その結果、2種のパネル2a、2bのデザイン上の配置に格別な制限は生じない。左右に隣接するパネルの接合箇所は突き合わせ構造で説明したが、上下の接合箇所と同様に凹凸嵌合とすることができる(図5)。以上、縦方向に平行となっている下地材5にパネル2a,2bを取り付ける場合について説明したが、横方向に平行となっている下地材5にパネル2a,2bを取り付けることもある。この場合、取り付け片23はパネル2aにおける上下の枠材9,10から屋内側へ突出させて設けることになり、ブラケット33はパネル2bの上辺縁と下辺縁に取り付けることになる。パネル2a,2bと下地材5との取り付け構造は、取り付け構造として同じであればよく、具体的な構成には限定されない。
【0013】
【発明の効果】請求項1に記載の構成によれば、枠付きパネルと非枠付きパネルを区別することなく配置して取り付けることができるので、パネル外壁のデザインを比較的自由に設計することができる。また、縦方向の下地材だけあるいは横方向の下地材だけにパネルを取り付ける構造なので、施工時間を短縮することができる。請求項2に記載の構成によれば、ブラケットを用いる簡単な構成で、2種のパネルの取り付け構造を同じ取り付け構造とできる。請求項3に記載の構成によれば、パネルの接合箇所における目地間隔を小さくすることができ、パネル外壁のデザインを目地の目立たないものとすることができる。請求項4に記載の構成によれば、隣接する下地材間の耐力が増し、パネル外壁の強度が向上する。




 

 


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