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発明の名称 ロールスクリーン装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2001−342779(P2001−342779A)
公開日 平成13年12月14日(2001.12.14)
出願番号 特願2000−162618(P2000−162618)
出願日 平成12年5月31日(2000.5.31)
代理人 【識別番号】100067323
【弁理士】
【氏名又は名称】西村 教光 (外1名)
発明者 渡邉 正博
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】 巻取機構を備えた巻取部を構成する巻取軸にスクリーンが巻装されるロールスクリーン装置であって、建物の開口部の周縁部分に配設される枠体における対向一対の枠部にそれぞれ設けられ、前記建物の一方の壁面より突出する方向に延出して設けられる一対の腕部と、該一対の腕部の各先端側に掛け渡されて配設される前記巻取部と、を具備することを特徴とするロールスクリーン装置。
【請求項2】 前記巻取部には、巻取軸に巻回されるスクリーンを収容する収容部が備えられることを特徴とする請求項1記載のロールスクリーン装置。
【請求項3】 前記巻取部が、前記一対の腕部に対し、着脱自在に設けられることを特徴とする請求項1または2に記載のロールスクリーン装置。
【請求項4】 前記一対の腕部は、前記枠部に対して、該枠部の長手方向に摺動移動自在とされることを特徴とする請求項1,2,3のいずれか1つに記載のロールスクリーン装置。
【請求項5】 前記枠体には、長手方向に連続する凹溝が形成され、該凹溝に沿って、前記腕部が摺動移動自在に構成されることを特徴とする請求項4記載のロールスクリーン装置。
【請求項6】 前記スクリーンを展張した状態で、該スクリーンの先端縁を保持する係止片が、前記枠部に配設されることを特徴とする請求項1,2,3,4,5のいずれか1つに記載のロールスクリーン装置。
【請求項7】 前記係止片は、前記枠部に対して、該枠部の長手方向に摺動移動自在とされることを特徴とする請求項6記載のロールスクリーン装置。
【請求項8】 前記枠体には、長手方向に連続する凹溝が形成され、該凹溝に沿って、前記係止片が摺動移動自在に構成されることを特徴とする請求項7記載のロールスクリーン装置。
【請求項9】 前記建物の開口部の周縁部分に配設される枠体が、前記開口部に配設されるサッシ枠であることを特徴とする請求項1,2,3,4,5,6,7,8のいずれか1つに記載のロールスクリーン装置。
【請求項10】 前記対向一対の枠部は、前記建物の開口部に配設されるシャッター装置を構成するガイドレールであることを特徴とする請求項1,2,3,4,5,6,7,8のいずれか1つに記載のロールスクリーン装置。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ビルや住宅などの建物の窓部などの開口部分に配設されるロールスクリーン装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ビルや住宅などの建物の窓などの開口部分には、屋内における日除けなどを行うためのスクリーンが配設される。また、この窓などの開口部には、防雨、防風、防犯、遮音などの効果を得るためにシャッター装置が配設される。そして、これら各機能を併せ持つように、建物開口部にシャッター装置を配設するとともに、そのシャッター装置にロールスクリーン装置を併設させる構造の装置が案出されており、特開平11−166379号公報などに開示されている。この装置は、シャッター装置を構成し、シャッターカーテンを収納するシャッターケースの下面に位置する点検口の蓋板に、ロールスクリーン装置を一体に構成したものである。また、その他にも、シャッターケース内にスクリーンの巻取部を内蔵させ、1つのケースよりシャッターカーテンとロールスクリーンとが繰り出し可能な構造のものもある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述した従来の構造による装置では、前者の構造の場合、シャッター装置の機構部分がシャッターケース内にあることから、その機構部分に対するメンテナンスなどの作業を行う場合に、シャッターケース下面の蓋板を取り外すが、ロールスクリーン装置と一体であることから、このロールスクリーン装置も取り外すこととなる。すなわち、重量のある蓋板となり、シャッターケースに対する取り外し、及び点検口閉鎖時の作業が、非常に煩雑になる欠点を有している。
【0004】また、後者の構造の場合では、1つのケース内に、2つの機構が組み込まれる構造となることから、その組立作業が煩雑となる欠点を有している。さらに、この後者の構造の場合では、シャッター装置とロールスクリーン装置とを一体化した構造であることから、既設のシャッター装置に対して追加構成させることでロールスクリーン装置を配設させることが困難であり、すなわち容易にロールスクリーン装置による機能を追加させることができないという欠点がある。
【0005】そこで本発明は、上記問題点を解消するために、ロールスクリーン装置を窓部などの建物開口部に容易に配設させることを可能とするとともに、この建物開口部にシャッター装置が配設されている場合にも、容易に追加構成させることができるロールスクリーン装置を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】次に、上記の課題を解決するための手段を、実施の形態に対応する図面を参照して説明する。この発明のロールスクリーン装置は、巻取機構を備えた巻取部24を構成する巻取軸25にスクリーン26が巻装されるロールスクリーン装置20であって、建物の開口部2の周縁部分に配設される枠体8における対向一対の枠部にそれぞれ設けられ、前記建物の一方の壁面4より突出する方向に延出して設けられる一対の腕部21と、該一対の腕部21の各先端に掛け渡されて配設される前記巻取部24と、を具備することを特徴としている。
【0007】なお、前記巻取部24には、巻取軸25に巻回されるスクリーン26を収容する収容部22が備えられる構成としてもよく、また、前記巻取部24が、前記一対の腕部21に対し、着脱自在に設けられる構成としてもよい。
【0008】また、前記一対の腕部21は、前記枠部8に対して、該枠部の長手方向に摺動移動自在とされる構成としてもよい。この摺動移動自在な構成としては、前記枠体8に、長手方向に連続する凹溝31を形成し、該凹溝に沿って、前記腕部21が摺動移動自在とする構成である。
【0009】さらに、前記スクリーン26を展張した状態で、該スクリーン26の先端縁を保持する係止片が、前記枠部に配設される構成としてもよい。
【0010】また、前記係止片28は、前記枠部8に対して、該枠部の長手方向に摺動移動自在とされる構成としてもよい。この摺動移動自在な構成としては、前記枠体8に、長手方向に連続する凹溝31を形成し、該凹溝に沿って、前記係止片28が摺動移動自在とする構成である。
【0011】さらに、前記建物の開口部2の周縁部分に配設される枠体が、前記開口部に配設されるサッシ枠として構成してもよく、また、前記建物の開口部2に配設されるシャッター装置1を構成することとしてもよい。
【0012】
【発明の実施の形態】図1は本発明によるロールスクリーン装置の実施の形態を示す概略斜視図、図2は同ロールスクリーン装置の側断面図である。このロールスクリーン装置20は、住宅などの建物の窓などの開口部2に、予め配設されているシャッター装置1に対して取り付けられるものであり、このシャッター装置1のシャッターカーテン9と略同方向に移動することで開閉し、シャッターカーテン9開放時における屋内に射し込む陽射しなどを防ぐように、サッシ窓3の屋外側に配設されている。
【0013】この実施の形態におけるシャッター装置1は、図1及び図2に示すように、ビルや住宅などの建物の開口部としての窓部2に配設されているサッシ窓部分3における外壁側に、このサッシ窓3を囲繞するように配設されるとともに、建物外壁面4より突出するように配設されている。サッシ窓3を構成する下枠5の下方には水切板6が水平となって配設され、またサッシ窓3を構成する左右の縦枠7の外方にはそれぞれ外枠8が垂直に配設される。これら左右外枠8には、シャッターカーテン9の昇降を案内する左右一対のガイドレール10がそれぞれ一体となって設けられる。また上縁にはシャッターカーテン9を収容するシャッターケース11が配設されている。
【0014】シャッターケース11は、図1及び図2に示すように、略方形箱状に形成されており、その内部には、シャッターカーテン9を巻き取る巻取部12が、その駆動源である電動モータ13とともに設けられ、またその下面におけるサッシ窓3寄りには、略スリット状となるシャッターカーテン9の出入口14が設けられている。このシャッターカーテン9の出入口14の左右端部に位置してガイドレール10が配設される。
【0015】また、このシャッターケース11の下面は、シャッターカーテン出入口14に沿い、この出入口14より屋外側となる部分が、開口形成され、シャッターケース11内部に配設される前記シャッター巻取部12等に対してメンテナンス等を行うための点検用開口部15が形成されている。
【0016】このシャッターケース11の下面の点検用開口部15には、前記シャッターカーテン9の出入口14に沿うように、平板状の底板16が脱着自在若しくは開閉自在に配設されている。
【0017】次に、本実施の形態のロールスクリーン装置20について説明する。このロールスクリーン装置20は、腕部21と、収容部としてのスクリーン収容部22と、巻取部としてのスクリーン巻取部24と、スクリーン26と、係止片28とで略構成されている。
【0018】腕部21は、左右一対で構成され、本実施の形態では、水平方向にやや長尺な矩形板状に形成されている。各腕部21は、長手方向一端の基端21aが、枠部としての左右の外枠8におけるシャッターケース11に近接した上端近傍の外側面に固定されているとともに、この基端に対して長手方向他端の先端21bが屋外側に水平方向へ延出し、シャッターケース11の底板16に沿うように設けられている。
【0019】スクリーン収容部22は、シャッター装置1のシャッターカーテン9の左右幅長と略同尺とされる左右方向に長尺な方形箱状に形成されており、左右方向となる長手方向両端の左右側部が、前記左右腕部21,21の互いに対向する内側面に取り付けられ、すなわち左右の腕部21,21間に架け渡されるように配設される。
【0020】このスクリーン収容部22の下面には、スリット状に開口されている後述するスクリーン26の出入口23が形成されている。なお、この出入口23には、図示しないがモヘアなどよりなる一対の当接片が、スクリーン収容部22内に位置して、対向して設けられている。
【0021】次に、スクリーン巻取部24は、回動自在な巻取軸としての巻取パイプ25を備えており、スクリーン収容部22を構成する左右側板に、両端が支持されて掛け渡されるように配設されているとともに、スクリーン26を巻き取る方向に常に回動するようコイルバネ等が内蔵されている。
【0022】また、スクリーン26は、基端縁が前記スクリーン巻取部24の巻取パイプ25の外周面に固定され、下縁となる先端縁にはこのスクリーン26を開閉操作する際に掴持可能なパイプ27が左右幅方向に連続して設けられている。
【0023】次に、係止片28は、一対で構成され、本実施の形態では、図1に示すように、シャッター装置1を構成する左右ガイドレール10の屋外側の外側面における下端近傍に位置してそれぞれ設けられている。
【0024】これら係止片28は、アーム状にやや長尺に形成されており、ガイドレール10の外側面に固定される基端に支軸(図示せず)を有しており、先端側が揺動自在とされるとともに、その揺動角度が垂下位置から斜め下向き位置間の略45°間に設定されている。また、各係止片28の先端には、逆U字状に湾曲形成されている係止凹部29が形成されている。
【0025】そして、このロールスクリーン装置20は、図1に示すように、建物の窓部分2に予め配設されるシャッター装置1のシャッターケース11の下部に位置してスクリーン収容部22が水平となって、このシャッターケース11に沿うように配置される。また、ガイドレール10に対して腕部21を介し、この腕部21の長さにて屋外側に張り出した位置となる。
【0026】配設されたロールスクリーン装置20は、スクリーン26の先端縁のパイプ27を掴持し、下方に引き下げることで、建物窓部2を閉鎖することとなる。すなわち、スクリーン巻取部24による巻取方向の付勢力に抗して下方に引き下げることでスクリーン26による窓部2の遮蔽が行われる。
【0027】そして、パイプ27の左右両端を、左右各係止片28の係止凹部29に下方よりそれぞれに掛ける。両係止片28の係止凹部29に、パイプ27の両端が係合した状態で掴んだ手による引き下げ力を緩める、または掴んだ手をパイプ27より放すと、図2に示すように、スクリーン26が巻取機構による巻取方向の付勢力にて上昇することとなるが、各係止片28とパイプ27とが係合状態となっており、これにより各係止片28が支軸を介して垂下位置から屋外側の斜め方向に揺動される。
【0028】そして、図2に示すように、両係止片28が進出状態となる位置で、両係止片28は揺動が停止し、スクリーン26が窓部2に対して展張状態となり、このスクリーン26は左右両係止片28にてその展張状態を保持される。
【0029】この展張状態においては、図2に示すように、窓面に対して所定の距離をおいて、この窓部2を遮蔽しており、スクリーン面が窓面に対して、略平行な垂直となる。
【0030】また、スクリーン26を開放するには、スクリーン26のパイプ27を掴み持ち、左右両係止片28より離脱させるが、スクリーン26を下方に引き下げて、スクリーン26のパイプ27を係止片28の係止凹部29から離脱させて互いの係合状態を解く。
【0031】このとき、係止片28は、斜め下向きとなっている進出状態から垂直な後退状態にとなる。なお、この支軸に付勢部材を備えさせることで、この付勢部材による付勢力にて回転し後退、すなわち垂直な状態に戻る。
【0032】その後、スクリーン26はスクリーン巻取部24の巻取機構により巻取パイプ25に巻き取られ、これにより開放となる。
【0033】従ってこのように構成されたロールスクリーン装置20によれば、シャッター装置1が、予め建物の開口部分である窓部2に配置されていても、そのシャッター装置1を構成する垂直な左右の外枠8に、一対の腕部21を設けることにより、これら腕部21間にロールスクリーン装置20のスクリーン収容部22を配置することで、建物の窓部2にはスクリーン26の展張を行うことができ、この窓部2における日除け等を行うことが可能となる。
【0034】また、シャッター装置1とは別体構造であることから、シャッター装置1のメンテナンス等を行う際に、シャッターケース11の内部を開放する場合、底板16のみを取り外す若しくは開放させることでその作業を行うことを可能とし、シャッター装置1に対するメンテナンス作業性を煩雑なものとしない。
【0035】さらに、このロールスクリーン装置20は、シャッター装置1とは別体構造であり、シャッター装置1の構造とロールスクリーン装置20との構造とが互いに影響することはなく、このロールスクリーン装置20を窓部2に取り付けるためには、一対の腕部21のみが固定されることで、シャッター装置1若しくは建物開口である窓部2に対してロールスクリーン装置20が追加構成できるものであり、容易に日除け機能を付加することが可能となる。すなわち、シャッター装置1もロールスクリーン装置20もそれぞれ独立して製造を行うことができ、各々の生産性を低下させることがない。
【0036】なお、上述した実施の形態では、ロールスクリーン装置20の構成として、一対の腕部21と、スクリーン巻取部24のスクリーン収容部22とについて、この収容部22が一対の腕部21間に配設されることとして説明したが、このスクリーン収容部22が、両腕部21に対し、脱着自在な構成としてもよく、例えば、両腕部21の先端に、スクリーン収容部22の端部が嵌脱自在な受部などを構成させ、この受部にスクリーン収容部22の端部を保持させる構成とすることで、容易に腕部21に対してスクリーン収容部22を脱着自在な構成とすることが可能となる。この脱着自在なスクリーン収容部22とすれば、スクリーン収容部22自体のメンテナンスを行い易くすることが可能となるとともに、シャッター装置1のメンテナンス時に、ロールスクリーン装置20が妨げとなる場合に、両腕部21から取り外すことでメンテナンスの作業性を向上させることが可能となる。
【0037】また、上述した実施の形態では、一対の腕部21の形状が矩形板状とされ、これら腕部21の互いに対向する内側面にスクリーン収容部22の両端が取り付けられる構成としたが、図3(a)に示すように、一対の腕部21を略三角形状に形成し、これら腕部21の対向する内側面にスクリーン収容部22が取り付けられる構成としてもよく、また、図3(b),(c)に示すように、スクリーン収容部22の両端を下方から支持するような構成としてもよい。さらには、図3(d)に示すように、一対の腕部21の下縁に吊下状態となるようにスクリーン収容部22を取り付ける構造などとしてもよい。また、一対の腕部21の各先端にスクリーン収容部22の背面における両端近傍が取り付けられる構造や、一対の腕部21の各先端がスクリーン収容部22の背面における両端近傍に挿通され、これら腕部21に支持されるようにスクリーン収容部22が取り付けられる構造としてもよい。
【0038】また、上述した実施の形態では、各腕部21の長さが、ガイドレール10の前面(屋外側面)に対して延出し、腕部21の先端21bがシャッターケース11の底板16における略中央部分にロールスクリーン装置20の収容部22を位置させる構成としているが、この腕部21の長さは、所望の長さに設定してよく、例えばやや短尺に形成し、シャッタカーテン9に近接してスクリーン26が展張される構成や、長尺に形成してシャッターカーテン9との間隔を十分に採りスクリーン26が展張できる構成などとしてもよい。
【0039】さらに、上述した実施の形態では、一対の腕部21の固定される箇所が左右の外枠8とされる例について述べたが、シャッター装置1を構成する左右ガイドレール10に固定する構成としてもよく、また、建物開口2に配設されるサッシ窓3の一対の枠体に固定されることとしてもよい。
【0040】また、上述した実施の形態では、スクリーン26を展張状態で保持する構成として、左右ガイドレール10の外側面に配設されるアーム状構造の一対の係止片28とした例について示したが、これら係止片28の形状や構造については、これに限定されるものではなく、略鉤状に形成される短尺な係止片などとしてもよい。さらに、上述した実施の形態では、係止片28が左右一対で構成され、スクリーン26先端縁のパイプ27の左右両端を掛けることで、スクリーン26を展張状態とする例について示したが、この係止片28は、単一な構成としてもよく、すなわち、スクリーン収容部22の配設される一側に対向する側縁部の略中央に、この係止片を配設することとし、スクリーン26の先端縁の略中央に、この係止片が掛かる構成を設けることで、1つの係止片にてスクリーン26を展張状態とすることが可能となる。
【0041】さらに、上述した実施の形態では、左右一対の腕部21が、シャッターケース11の近傍となる外枠8の上端に固定され、一対の係止片28がガイドレール10の下端近傍に配設される例について述べたが、これら腕部21及び係止片28は、外枠8などの一対の枠部における長手方向の所望の位置に固定することとしてもよく、建物の窓部2に対して、上述のようにスクリーン26を全面に展張させてもよく、また、窓部2の上半分のみや下半分のみ、或いは中途部分のみなど、窓部2の一部にのみスクリーン26を展張させる構成としてもよい。
【0042】このような外枠8などの枠部に対して所望の位置に腕部21及び係止片28を固定可能な構成とする場合には、例えば、図4及び図5に示すように、枠部としての外枠8の外側に長手方向に連続する溝31を形成させ、この溝31に沿って腕部21及び係止片28を移動可能とする。この構成を詳述すると、外枠8の外側に奥拡がりな前後一対の溝31を形成し、各溝31内には板ナット32を配置し、これら板ナット32に対してネジやボルト33を用いて腕部21及び係止片28の各基部を取り付ける。腕部21及び係止片28のそれぞれは、例えば図4,5に示すように、略L字状に形成し、特に係止片28は図5に示すようにL字状の基部28aを備え、このL字状基部28aに係止片本体28bが延出するように構成させる。そして、これらネジ(ボルト)33を緩めた状態で、腕部21と係止片基部28aとを任意の位置にスライド移動させ、位置が決定したところでネジ(ボルト)33を締め、その位置に固定する。また、その他の構成としては、上記同様に凹溝を外枠に形成するとともに、この凹溝内に等間隔にネジ穴を予め穿設しておき、凹溝に嵌入する凸部を腕部21及び係止片28の各基部に形成させて、この凸部を凹溝内にてスライド自在とし、固定させる任意の位置でネジやボルトを用いて固定させる。なお、これらの構成において、腕部21及び係止片28の固定される箇所以外の凹溝31が表出状態となるので、帯状のシール材などを嵌め込み、この凹溝31を覆い隠すように構成させてもよい。また、凹溝31は、上記の例では前後一対の構成としたが、各枠体に1つの凹溝としてもよく、また複数の凹溝として構成してもよく、さらには、板ナット32に対するネジ(ボルト)33の本数なども複数本等として構成してもよい。
【0043】また、上述した実施の形態では、左右一対の腕部21及び係止片28が、外枠8など枠体に対して固定される例について述べたが、これら腕部21及び係止片28は、外枠8などの枠部に対して、この枠部の長手方向、例えば、上下方向に、摺動移動自在な構造とし、電動モータなどの駆動源にて、それぞれが枠部8に沿って移動する構成としてもよい。このような構成とすれば、窓部2における遮蔽したい部分にのみ、その都度スクリーン26を展張状態とすることが可能となり、プライバシーの保護や日除けなど、場合に応じてスクリーン26の展張位置を変更可能となる。
【0044】また、上述した実施の形態では、ロールスクリーン装置20を構成するスクリーン巻取部24の構造を、常にスクリーン26を巻き取る機構を内蔵し、一対の係止片28をシャッター装置1のガイドレール10に設けた構成として、これら係止片28にスクリーン先端縁のパイプ27を係合させることで、スクリーン26の展張状態を維持させる構成とされているが、スクリーン26を引き下げ、所望の位置にて停止させると、巻取力が一時停止して、スクリーン26の閉鎖状態を保つクラッチ機構を備えた機構を備えたスクリーン巻取部にて構成されるものとしてもよい。このような構成の場合には、係止片を具備しない構成としてもよい。
【0045】また、上述した実施の形態では、建物の開口部である窓部2に対して、シャッターカーテン26の収納部分であるシャッターケース11を窓部2上縁に配置し、また、このシャッターケース11の近傍にスクリーン収容部22を配置して、すなわち、シャッター装置1のシャッターカーテン9及びロールスクリーン装置20のスクリーン26が、窓部2の上縁より下降することで窓開口部分を閉鎖する構造とし、昇降方向を開閉方向とする構成としたが、これらシャッター装置1及びロールスクリーン装置20の開閉方向については、上記昇降(上下)方向に限ることはなく、左右方向などとしてもよく、例えば、建物開口の下縁部分にスクリーン収容部が位置するような構成とし、スクリーンが上昇することにより、建物開口を閉鎖する構成や、スクリーン収容部を垂直に配置し、左右方向にスクリーンを開閉させる構成としてもよい。さらに、シャッターカーテン9の開閉方向とスクリーン26の開閉方向とが、それぞれ同方向とされなくともよく、例えば、シャッターカーテン9が上下方向を開閉方向とし、スクリーン26が左右方向を開閉方向とする構成としてもよい。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように本発明によるロールスクリーン装置によれば、窓部分などの建物の開口部の周縁部分に配設される枠体の対向一対の枠部に、それぞれ腕部が延出するように配設される構成としたので、これら腕部に掛け渡されるように巻取部が配設され、これにより建物開口部に対し、スクリーンの展張が行え、すなわち、この開口部に対し、日除け等を行うことが可能となる。
【0047】また、この建物開口部に、シャッター装置が予め配置されている場合であっても、そのシャッター装置を構成する垂直な左右の外枠に、一対の腕部を設けることにより、これら腕部間にロールスクリーン装置の巻取部を配置することで、建物の窓部にはスクリーンの展張を行うことができ、この窓部における日除け等を行うことが可能となる。そして、このロールスクリーン装置によれば、シャッター装置とは別体構造であることから、シャッター装置のメンテナンス等を行う際に、シャッターケースの内部を開放する場合、底板のみを取り外す若しくは開放させることでその作業を行うことを可能とし、シャッター装置に対するメンテナンス作業性を煩雑なものとしない。
【0048】さらに、このロールスクリーン装置は、シャッター装置等とは別体の構造であることから、シャッター装置の構造とロールスクリーン装置との構造とが互いに影響することはなく、このロールスクリーン装置を窓部に取り付けるためには、一対の腕部のみが固定されることで、シャッター装置若しくは建物開口である窓部に対してロールスクリーン装置が追加構成できるものであり、容易に日除け機能を付加することが可能となる。すなわち、シャッター装置もロールスクリーン装置もそれぞれ独立して製造を行うことができ、各々の生産性を低下させることがない。
【0049】また、本発明のロールスクリーン装置によれば、巻取部を腕部より脱着自在な構成とすることで、メンテナンスを行い易くするとともに、このロールスクリーン装置が取り付けられる部分に対してのメンテナンスが行われる場合であっても、これを取り外すことが可能であることから、その被取付部分に対するメンテナンス性も良好となる。
【0050】さらに、本発明のロールスクリーン装置では、腕部を、枠体に形成される凹溝に沿って摺動移動自在とする構成とされることで、この枠体に対する腕部の取付位置を所望の位置とすることができ、かつ、所望の位置に変更可能となり、建物開口に対するスクリーンの展張状態を、目的に応じて構成させることができる。




 

 


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