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発明の名称 閉鎖装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2001−303873(P2001−303873A)
公開日 平成13年10月31日(2001.10.31)
出願番号 特願2000−121435(P2000−121435)
出願日 平成12年4月21日(2000.4.21)
代理人 【識別番号】100062764
【弁理士】
【氏名又は名称】樺澤 襄 (外2名)
発明者 嶋村 悦典 / 花井 祥延
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】 被閉鎖部を閉鎖する移動可能な閉鎖体と、配線導出口部を有し、前記閉鎖体を収容する収容手段と、この収容手段の前記配線導出口部から導出され、先端側が前記収容手段外の被接続部に接続される配線とを備えた閉鎖装置であって、前記配線導出口部は、前記収容手段に開口形成され、前記配線の先端側を前記被接続部に接続する際に前記配線が被設置部側の骨組部と干渉することを回避可能な所定位置に位置していることを特徴とする閉鎖装置。
【請求項2】 互いに離間対向して位置する柱部間の被閉鎖部を閉鎖する移動可能な閉鎖体と、この閉鎖体の移動方向と交差する方向の端部に前記柱部と対向する位置から前記柱部の離反方向に突出して形成された突出端部を有し、前記閉鎖体を収容する箱形状の収容手段と、この収容手段の前記突出端部の前記柱部側の一部に開口形成された配線導出口部と、この配線導出口部から前記収容手段外に導出された配線とを備えたことを特徴とする閉鎖装置。
【請求項3】 被閉鎖部を閉鎖する移動可能な閉鎖体と、この閉鎖体の移動方向と交差する方向の端面部に開口形成された配線導出口部を有し、前記閉鎖体を収容する箱形状の収容手段と、この収容手段の前記配線導出口部から導出された配線とを備えたことを特徴とする閉鎖装置。
【請求項4】 配線導出口部は、収容手段の閉鎖体の移動方向と交差する方向の両端面部にそれぞれ開口形成され、配線は、前記配線導出口部のいずれか一方から導出されていることを特徴とする請求項3記載の閉鎖装置。
【請求項5】 配線の露出部分を覆い隠す配線カバー手段を備えたことを特徴とする請求項3または4記載の閉鎖装置。
【請求項6】 収容手段の閉鎖体の移動方向と交差する方向の両端部に取り付けられ、配線の露出部分を覆い隠す化粧キャップを備えたことを特徴とする請求項3または4記載の閉鎖装置。
【請求項7】 被閉鎖部を閉鎖する移動可能な閉鎖体と、この閉鎖体の移動時にこの閉鎖体を前記被閉鎖部に沿って移動させるガイドレールと、前記閉鎖体の移動方向と交差する方向の端部に開口形成された配線導出口部を有し、前記閉鎖体を収容する箱形状の収容手段と、この収容手段の前記配線導出口部から導出され、建物の外壁の外面側の位置で前記ガイドレールに沿って位置する配線と、この配線の露出部分を覆い隠す配線カバー手段とを備えたことを特徴とする閉鎖装置。
【請求項8】 配線カバー手段は、ガイドレールを覆うレール覆い部を有していることを特徴とする請求項7記載の閉鎖装置。
【請求項9】 ガイドレールが、配線カバー手段を兼ねていることを特徴とする請求項7記載の閉鎖装置。
【請求項10】 ガイドレールを柱部に対して固定する固定具を備え、配線カバー手段は、配線の露出部分を覆い隠すとともに前記固定具を覆い隠すことを特徴とする請求項7記載の閉鎖装置。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、被閉鎖部を閉鎖体で閉鎖可能な閉鎖装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の閉鎖装置は、例えば、図14に示すように、互いに離間対向して位置する柱部1,1間に対向した被閉鎖部2を閉鎖する昇降可能な閉鎖体3を備えており、この閉鎖体3は、左右水平方向に長手方向を有する細長箱形状の収容手段4に収容されている。
【0003】そして、この収容手段4の柱部1側の後面は開口しており、この開口した後面からスイッチ用ケーブル、電源ケーブル等の配線5が導出されている。また、この収容手段4の長手方向の両端部は、柱部1と対向する位置に位置している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記図14に示す従来の閉鎖装置では、収容手段4から導出された配線5の配線施工性に問題を有している。すなわち、図14の閉鎖装置では、例えば、収容手段4の後面から導出されたスイッチ用ケーブル等の配線5をスイッチボックス等の被接続部6に接続するには、配線5を柱部1の配線貫通用孔1aに貫通する作業等が必要となる。
【0005】そこで、例えば、配線5を柱部1の配線貫通用孔1aに貫通する代わりに、配線5を天井まで一旦上げることが考えられるが、配線5を天井まで上げるのに手間取るため、配線施工性の向上は図られない。
【0006】また、配線5を柱部1の配線貫通用孔1aに貫通する代わりに、図15(a)および(b)に示すように内壁7の二つの配線貫通用孔7a,7bに配線5を貫通することが考えられるが、この場合も同様に配線施工性を向上できず、しかも、室内に配線5が露出してしまうため、室内美感を損なう。
【0007】なお、図16(a)および(b)に示すツーバイフォーの場合でも、柱部1,1間に架け渡されたまぐさ8に配線貫通用孔8aに配線5を貫通する作業が必要なため、配線5の配線貫通用孔8aへの貫通作業に手間取り、配線施工性に問題がある。
【0008】本発明は、このような点に鑑みなされたもので、配線施工性を向上できる閉鎖装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の閉鎖装置は、被閉鎖部を閉鎖する移動可能な閉鎖体と、配線導出口部を有し、前記閉鎖体を収容する収容手段と、この収容手段の前記配線導出口部から導出され、先端側が前記収容手段外の被接続部に接続される配線とを備えた閉鎖装置であって、前記配線導出口部は、前記収容手段に開口形成され、前記配線の先端側を前記被接続部に接続する際に前記配線が被設置部側の骨組部と干渉することを回避可能な所定位置に位置しているものである。
【0010】そして、この構成では、配線導出口部から導出された配線の先端側を被接続部に接続する際に、配線が被設置部側の骨組部と干渉しないため、例えば配線を柱部等の骨組部に貫通する作業等を不要にでき、従来に比べて配線施工性を向上可能である。
【0011】請求項2記載の閉鎖装置は、互いに離間対向して位置する柱部間の被閉鎖部を閉鎖する移動可能な閉鎖体と、この閉鎖体の移動方向と交差する方向の端部に前記柱部と対向する位置から前記柱部の離反方向に突出して形成された突出端部を有し、前記閉鎖体を収容する箱形状の収容手段と、この収容手段の前記突出端部の一部に開口形成された配線導出口部と、この配線導出口部から前記収容手段外に導出された配線とを備えたものである。
【0012】そして、この構成では、配線導出口部が、収容手段の突出端部の一部に開口形成された構成であるから、例えば配線を柱部に貫通する作業等を不要にでき、従来に比べて配線施工性を向上可能である。
【0013】請求項3記載の閉鎖装置は、被閉鎖部を閉鎖する移動可能な閉鎖体と、この閉鎖体の移動方向と交差する方向の端面部に開口形成された配線導出口部を有し、前記閉鎖体を収容する箱形状の収容手段と、この収容手段の前記配線導出口部から導出された配線とを備えたものである。
【0014】そして、この構成では、配線導出口部が、収容手段の閉鎖体の移動方向と交差する方向の端面部に開口形成された構成であるから、例えば配線を柱部に貫通する作業等を不要にでき、従来に比べて配線施工性を向上可能である。
【0015】請求項4記載の閉鎖装置は、請求項3記載の閉鎖装置において、配線導出口部は、収容手段の閉鎖体の移動方向と交差する方向の両端面部にそれぞれ開口形成され、配線は、前記配線導出口部のいずれか一方から導出されているものである。
【0016】そして、この構成では、配線導出口部を収容手段の閉鎖体の移動方向と交差する方向の両端面部にそれぞれ開口形成したため、配線を必要に応じて異なる方向に導出可能である。
【0017】請求項5記載の閉鎖装置は、請求項3または4記載の閉鎖装置において、配線の露出部分を覆い隠す配線カバー手段を備えたものである。
【0018】そして、この構成では、配線カバー手段で配線の露出部分を覆い隠すことで、外観を損なうことを防止可能である。
【0019】請求項6記載の閉鎖装置は、請求項3または4記載の閉鎖装置において、収容手段の閉鎖体の移動方向と交差する方向の両端部に取り付けられ、配線の露出部分を覆い隠す化粧キャップを備えたものである。
【0020】そして、この構成では、化粧キャップで配線の露出部分を覆い隠すことで、外観を損なうことを効果的に防止可能である。
【0021】請求項7記載の閉鎖装置は、被閉鎖部を閉鎖する移動可能な閉鎖体と、この閉鎖体の移動時にこの閉鎖体を前記被閉鎖部に沿って移動させるガイドレールと、前記閉鎖体の移動方向と交差する方向の端部に開口形成された配線導出口部を有し、前記閉鎖体を収容する箱形状の収容手段と、この収容手段の前記配線導出口部から導出され、建物の外壁の外面側の位置で前記ガイドレールに沿って位置する配線と、この配線の露出部分を覆い隠す配線カバー手段とを備えたものである。
【0022】そして、この構成では、配線導出口部から導出された配線を建物の外壁の外面側の位置でガイドレールに沿って位置させるため、例えば配線を柱部に貫通する作業等を不要にでき、従来に比べて配線施工性を向上でき、しかも、配線の露出部分は配線カバー手段で覆い隠すので、外観を損なうことを防止できる。
【0023】請求項8記載の閉鎖装置は、請求項7記載の閉鎖装置において、配線カバー手段は、ガイドレールを覆うレール覆い部を有しているものである。
【0024】そして、この構成では、配線カバー手段のレール覆い部でガイドレールを覆うことにより、ガイドレールを補強可能である。
【0025】請求項9記載の閉鎖装置は、請求項7記載の閉鎖装置において、ガイドレールが、配線カバー手段を兼ねているものである。
【0026】そして、この構成では、ガイドレールが配線カバー手段を兼ねているので、ガイドレールとは別体の配線カバー手段を備えた構成に比べて、部品点数が少なくなる。
【0027】請求項10記載の閉鎖装置は、請求項7記載の閉鎖装置において、ガイドレールを柱部に対して固定する固定具を備え、配線カバー手段は、配線の露出部分を覆い隠すとともに前記固定具を覆い隠すものである。
【0028】そして、この構成では、配線カバー手段の固定具覆い部で固定具を覆うことにより、固定具で外観を損なうことを防止可能である。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、本発明の閉鎖装置の第1の実施の形態の構成を図1ないし図3を参照して説明する。
【0030】図1ないし図3において、11は閉鎖装置として窓用のシャッタ装置で、このシャッタ装置11は、被設置部である取付躯体、すなわち例えば個人住宅等の建物のリフォーム時にこの建物の外壁12に後付けで取り付けられたものである。
【0031】そして、このシャッタ装置11は、このシャッタ装置11が設置される被設置部である取付躯体の骨組部である柱部13,13間に設けられたアルミサッシ等の扉装置15とともに用いられ、被閉鎖部16の扉装置15の室外面側の部分を開口したり、閉鎖したりする。なお、被閉鎖部16は、互いに離間対向して位置する柱部13間の空間部、すなわち扉装置15にて開閉される窓等の開口部と、この開口部と対向した状態でこの開口部より室外側或いは室内側に位置する空間部とを含むものである。また、各柱部13は、図3に示されるように外壁12と内壁17とで挟まれている。なお、被設置部である取付躯体は、例えば、住宅、ビル、工場、倉庫等の建物等である。
【0032】ここで、このシャッタ装置11は、図1に示すように、上下方向に長手方向を有する左右一対の細長状のガイドレール21,21を備えており、これら一対のガイドレール21は、被閉鎖部16を介して互いに離間対向して位置している。そして、これらの一対のガイドレール21の各々の下端部は、シャッタ装置11の左右水平方向に長手方向を有する細長状の被当接部としての下枠22にて一体的に連結されている。
【0033】また一方、これらの一対のガイドレール21の各々の上端部は、外壁12に固定された収容手段としてのシャッタボックス25の内部に挿入されている。
【0034】このシャッタボックス25は、シャッタ装置11の左右水平方向に長手方向を有する細長箱形状に形成され、このシャッタボックス25の長さ寸法は柱部13間の離間距離より長い寸法である。また、このシャッタボックス25の外壁12と対向する側の後面部全体は開口している。さらに、このシャッタボックス25の下面部には、図示しない開口部がシャッタボックス25の長手方向に沿ってスリット状に開口形成され、この開口部の長手方向の両端近傍位置に各ガイドレール21の上端部が挿通されている。
【0035】さらに、このシャッタボックス25の長手方向の左右両端部には、配線導出用の突出端部26,26が柱部13と対向する位置から各柱部13の離反方向に突出して形成されており、この突出端部26は、柱部13と対向する位置には位置せず、柱部13と対向する位置から各柱部13が互いに離反する方向である側方に向ってややずれた位置に位置している。また、この突出端部26の一部、すなわち、柱部13側である外壁12側の一面部である後面部には配線導出口部27が開口形成されており、この配線導出口部27は、配線28の先端側を被接続部29に接続する際に配線28が柱部13と干渉することを回避可能な所定位置に位置している。
【0036】そして、選択された一方の突出端部26の配線導出口部27から閉鎖体31の開閉操作スイッチ用ケーブルや電源線等の配線28がシャッタボックス25外に導出されており、この導出された配線28は、外壁12に形成された挿通孔12aを介して外壁12と内壁17との間隙を通って、先端がスイッチボックス等の被接続部29に接続されている。
【0037】なお、配線28の基端は、シャッタボックス25内に設置されたモータ、ブレーキ、コントローラ等からなる図示しない開閉機に接続されている。被接続部29は、内壁17の所定位置に固定され、この被接続部29の図示しない操作部等が室内側に位置している。
【0038】一方、このシャッタボックス25の内部には、軸方向がシャッタボックスの長手方向に一致した筒状体等にて構成された巻取軸等の図示しない巻体が回転可能に配設されており、この巻体には、ガイドレール21にて案内されることで被閉鎖部16に沿って移動可能、つまり昇降可能な閉鎖体31が巻き戻し可能に巻き取られ、この閉鎖体31はシャッタボックス25内に収容されている。
【0039】この閉鎖体31は、被閉鎖部16の全体を閉鎖可能なもので、例えば、金属製或いは合成樹脂製の多数のスラット31aを互いに連結したシャッタカーテン等である。なお、隣り合うスラット31a,31aが互いに接離可能に連結されており、閉鎖体31は上下方向に少し伸縮する構成となっている。また、閉鎖体31の上端部は巻体に固着され、この閉鎖体31の下端部には下枠22に当接する当接体としての幅木32が取り付けられている。
【0040】そして、上記第1の実施の形態のシャッタ装置11の後付け時における配線施工は、外壁12の所定位置に挿通孔12aを形成し、この挿通孔12aにシャッタボックス25の配線導出口部27から導出した配線28を挿通し、次いで、外壁12と内壁17との間隙を利用して、配線28の先端を被接続部29に接続する。
【0041】したがって、このシャッタ装置11によれば、配線導出口部27が、シャッタボックス25の突出端部26の後面部に開口形成された構成であるから、配線28の先端側を被接続部29に接続する際に配線28が柱部13と干渉することを回避でき、従来とは異なり配線28を柱部13等に貫通する貫通作業等をする必要がない。よって、外観を損なうことを防止しつつ、配線施工性を向上できる。しかも、柱部13に配線貫通用孔を形成しないため、柱部13の強度の低下を防止できる。
【0042】また、室内側の内壁17にも、配線貫通用孔を形成する必要がなく、被接続部29の取付け用の孔を形成するだけなので、室内美感を損なうことなく、配線施工性を向上できる。
【0043】次に、本発明の閉鎖装置の第2の実施の形態の構成を図4を参照して説明する。なお、上記上述の第1の実施の形態と同一構造部分については、同一の符号を付して説明する。
【0044】図4に示す閉鎖装置として窓用のシャッタ装置41は、上述の第1の実施の形態のシャッタ装置11のシャッタボックス25に代えて、収容手段としてのシャッタボックス45を用いた構成である。
【0045】このシャッタボックス45は、シャッタ装置41の左右水平方向に長手方向を有する細長箱形状に形成され、このシャッタボックス45の長さ寸法は柱部13間の離間距離と略同じ寸法とされ、このシャッタボックス45の長手方向すなわち閉鎖体31の移動方向と交差する方向の両端部は柱部13と対向する位置に位置している。なお、閉鎖体31の移動方向と交差する方向は、閉鎖体31の厚さ方向(前後方向)ではなく、被閉鎖部16の面に沿った方向である。
【0046】また、このシャッタボックス45の長手方向の一端面部である側面部、すなわち例えば左側面部には、円形の孔部等の配線導出口部47が開口形成されている。そして、この配線導出口部47からスイッチ用ケーブル等の配線28がシャッタボックス45外に導出されており、この導出された配線28は、外壁12に形成された挿通孔12aを介して外壁12と図示しない内壁との間隙を通って先端がスイッチボックス等の図示しない被接続部に接続されている。なお、配線28の基端は、シャッタボックス45内に設置されたモータ、コントローラ等からなる図示しない開閉機に接続されている。被接続部は、内壁の所定位置に固定され、この被接続部の図示しない操作部等が室内側に位置している。
【0047】さらに、この配線28の室外に露出した部分、すなわち、配線導出口部47と挿通孔12aとの間の部分は、配線カバー手段としての略細長箱形状のカバー体48で覆い隠す。このカバー体48は、直方体形状に形成され、外壁12と対向する後面部全体或いは一部およびシャッタボックス45の左側面部と対向する右側面部全体或いは一部が開口している。
【0048】なお、このシャッタボックス45は、下面部に図示しない開口部がスリット状に開口形成されている点、内部に巻体が回転可能に配設されている点、閉鎖体31を収容可能な点等においては、上記の図1に示すシャッタボックス25と同様である。
【0049】そして、この図4のシャッタ装置41によれば、配線導出口部47が、シャッタボックス45の一端面部に開口形成された構成であるから、図1のシャッタ装置11と同様、従来とは異なり配線28を柱部13等に貫通する貫通作業等をする必要がなく、外観を損なうことを防止しつつ、配線施工性を向上できる。しかも、柱部13に配線貫通用孔を形成しないため、柱部13の強度の低下を防止できる。
【0050】また、この図4のシャッタ装置41では、シャッタボックス45を外壁12に固定した後、外壁12の所定位置に挿通孔12aを形成し、この挿通孔12aにシャッタボックス45の配線導出口部47から側方に導出した配線28を挿通することができるので、図1のシャッタ装置11等と比べて、配線施工性をより一層向上できる。すなわち、図1のシャッタ装置11等では、例えば、作業者は、シャッタボックス25を持ち上げながら、配線導出口部27から後方に導出した配線28を外壁12の挿通孔12aに挿通しなければならないのに対し、図4のシャッタ装置41では、シャッタボックス45を外壁12に固定してから、配線28を外壁12の挿通孔12aに挿通すれば良く、配線28を挿通孔12aにきわめて容易に挿通できる。
【0051】なお、図示しないが、先行して予め配線の先端が被接続部に接続され、基端側が外壁12の挿通孔12aに挿通されている場合には、シャッタボックス45を外壁12に固定した後、このシャッタボックス45の配線導出口部47から導出した配線28の先端側を先行の配線の基端側に結線することができるので図1のシャッタ装置11等と比べて、配線施工性を向上できる。
【0052】また、上記第2の実施の形態は、配線カバー手段としてのカバー体48で配線28の露出部分を覆い隠す構成として説明したが、例えば、図5に示すように、シャッタ装置41を左右対称構造にして外観を損なうことを効果的に防止できるように、左右対称の化粧キャップ49,49をシャッタボックス45の長手方向の両端部に例えば嵌合により取り付け、いずれか一方の化粧キャップ49で配線28の露出部分を覆い隠す構成でもよい。なお、化粧キャップ49は、シャッタボックス45の長手方向の端部外周側に嵌合可能な形状に形成され、外壁12と対向する後面部全体が開口し、かつ、シャッタボックス45の長手方向の端面部と対向する側面部全体が開口している。また、化粧キャップ49の下面部の外壁12側の部分には切欠き部49aが形成されている。なお、化粧キャップ49は、嵌合のほか、係合、ビスやリベット等の固定具による固定等で取り付けることができるものでもよく、着脱可能となっていればより好ましい。
【0053】さらに、上記図4および図5に示す第2の実施の形態では、配線28を導出可能な配線導出口部47は、シャッタボックス45の長手方向の一端面部に開口形成した構成として説明したが、例えば、図6(a)および(b)に示すように、シャッタボックス45の閉鎖体13の移動方向と交差する方向の両端面部である両側面部、すなわち左右側面部にそれぞれ開口形成した構成でもよい。なお、閉鎖体31の移動方向と交差する方向は、閉鎖体31の厚さ方向(前後方向)ではなく、被閉鎖部16の面に沿った方向である。
【0054】そして、この構成により、シャッタボックス45内に位置するモータ、コントローラ等からなる開閉機50に基端が接続された配線28は、先端側を接続するスイッチボックス等の被接続部29の設置位置に応じて配線導出口部47を選択でき、配線施工性を向上できる。
【0055】次に、本発明の閉鎖装置の第3の実施の形態の構成を図7ないし図9を参照して説明する。なお、上記実施の形態と同一構造部分については、同一の符号を付して説明する。
【0056】図7ないし図9に示す閉鎖装置として窓用のシャッタ装置61は、配線としてのスイッチ用ケーブル28aおよび電源ケーブル28bが、配線導出口部47からシャッタボックス45外に導出されている。
【0057】このスイッチ用ケーブル28aは、ガイドレール21の上下方向の略中央位置近傍の挿通孔12aに挿通され、被接続部としてのスイッチボックス29aに先端が接続されている。なお、このスイッチボックス29aは内壁17に固定されている。このスイッチ用ケーブル28aの配線導出口部47と挿通孔12aとの間の部分は、外壁12の外面側の位置でガイドレール12に沿って位置して室外に露出している。
【0058】また、電源ケーブル28bは、ガイドレール21の下端位置近傍の挿通孔12aに挿通され、被接続部としてのコンセント29bに先端が接続されている。なお、コンセント29bは、例えば、既存のもので内壁17に固定されている。この電源ケーブル28bの配線導出口部47と挿通孔12aとの間の部分は、外壁12の外面側の位置でガイドレール12に沿って位置して室外に露出している。なお、既存のコンセント29bがない場合は、図示しないが、室外の外部コンセントを利用する。この場合、電源ケーブル28bのガイドレール12に沿って位置する以外の先端側部分は、外壁12の水切の下等を通すことにより目立たないようにする。
【0059】そして、これらのスイッチ用ケーブル28aおよび電源ケーブル28bの露出部分は、図7および図9に示すように、化粧キャップ49と、ガイドレール12に沿って外壁12にねじ63で固定された配線カバー手段としてのレールカバー体62とで、覆い隠されている。
【0060】このレールカバー体62は、例えば、細長矩形板状部材を幅方向の中間の二箇所で略直角に折り曲げて形成したもので、上下に間隔をおいてねじ用孔65が複数形成されている取付け板部66を有し、この取付け板部66の一側縁部からは中間板部67が室外側に向って突出形成されている。また、この中間板部67からはレール覆い部としてのレール覆い板部68が互いに対向する側に向って突出形成されており、このレール覆い板部68の縁部分がガイドレール12の外面を覆っており、このレール覆い板部68とガイドレール12とが重なり合っている。そして、このレールカバー体62とガイドレール21との間に、スイッチ用ケーブル28aおよび電源ケーブル28bが化粧キャップ49の切り欠き49aから導入されて位置している。なお、この図7ないし図9に示すシャッタ装置61は、その他の点では上述の図5に示すシャッタ装置41とは同じ構成である。
【0061】そして、この図7ないし図9のシャッタ装置61によれば、図5のシャッタ装置41等と同様、配線導出口部47が、シャッタボックス45の一端面部である側面部に開口形成された構成であるから、従来とは異なり配線28を柱部13等に貫通する貫通作業等をする必要がなく、外観を損なうことを防止しつつ、配線施工性を向上できる。しかも、柱部13に配線貫通用孔を形成しないため、柱部13の強度の低下を防止できる。
【0062】また、この図7ないし図9のシャッタ装置61でも、図5のシャッタ装置41等と同様、シャッタボックス45を外壁12に固定した後、外壁12の所定位置に挿通孔12aを形成し、この挿通孔12aにシャッタボックス45の配線導出口部47から側方に導出したスイッチ用ケーブル28aおよび電源ケーブル28bを挿通することができるので、図1のシャッタ装置11等と比べて、配線施工性をより一層向上できる。
【0063】さらに、この図7ないし図9のシャッタ装置61では、外壁12と内壁17との間隙内に図示しない断熱材が充填されていても、この断熱材の影響を受けないので、専用の道具等を用いることなく、スイッチ用ケーブル28aおよび電源ケーブル28bの先端側を簡単にスイッチボックス29aおよびコンセント29bまで導くことができ、配線施工性をより一層向上できる。
【0064】なお、上記第3の実施の形態では、配線カバー手段としてのレールカバー体62で配線28a,28bの所定の露出部分を覆い隠す構成として説明したが、例えば、図10に示すように、部品点数の減少によるコスト削減を図るために、ガイドレール21にこのガイドレール21に沿って一体に形成した配線カバー手段としての配線カバー部72で覆い隠す構成でもよい。すなわち、このガイドレール21は、配線カバー手段の機能を有するもので、ねじ挿通孔73から挿通したねじ74で外壁12に固定された外枠部材75を有しており、この外枠部材75にレール部材76がねじ77等で連結固定されている。また、このレール部材76の一側には閉鎖体31の幅方向の両端部が挿入されたガイド部78が形成され、他側に断面略L字形状の配線カバー部72が形成されており、この配線カバー部72の一側縁部は外壁12の外面に当接している。そして、この配線カバー部72と外枠部材75との間にスイッチ用ケーブル28aおよび電源ケーブル28bが位置して覆い隠されている。
【0065】また、図11に示すように、配線カバー部72をレール部材76に形成する代わりに、配線カバー部72を外枠部材75に形成しても、同様に部品点数を少なくでき、コストを削減でき、製造性を良好にできる。
【0066】さらに、図12に示すように、配線カバー手段を兼ねたガイドレール21aを用いた構成でも、図10等に示すシャッタ装置61と同様の作用効果を奏することができる。
【0067】このガイドレール21aは、ねじ74で外壁12に固定された上下に細長で断面略コ字形状の外枠部材81を備えており、この外枠部材81は外壁12の外面に沿った取付け板部82を有し、この取付け板部82の挿通孔12aと対向する位置には配線用孔83が開口形成されている。また、この取付け板部82の両側縁部からは突出板部84が室外側に向って突出形成されており、これらの突出板部84の縁部にレール部材85がねじ86等で連結固定されている。また、このレール部材85には閉鎖体31の幅方向の両端部が挿入されたガイド部78が形成されている。そして、これらレール部材85および外枠部材81間に、スイッチ用ケーブル28aおよび電源ケーブル28bが位置して覆い隠されている。
【0068】また一方、図13に示すように、配線カバー手段としてのレールカバー体62で配線28a,28b の所定の露出部分を覆い隠す構成に代えて、配線カバー手段、すなわち、外壁12側の後面が開口した細長箱形状のねじカバー体92で覆い隠す構成でもよい。
【0069】この図13に示すガイドレール21bは、上下に長手方向を有する取付け板部93を有しており、この取付け板部93には上下に間隔をおいてねじ用孔94が複数形成され、このねじ用孔94に固定具としてのねじ95が挿通され、このねじ95でガイドレール21bが外壁12を介して柱部13に固定されている。なお、このガイドレール21bには閉鎖体31の幅方向の両端部が挿入されたガイド部78が形成されている。
【0070】さらに、取付け板部93には係合受け部96が突出形成され、この係合受け部96にねじカバー体92の係合部97が係合され、ねじカバー体92がガイドレール21bにこのガイドレール21bに沿って固定されている。そして、このねじカバー体92によって、スイッチ用ケーブル28aおよび電源ケーブル28bが覆い隠されているとともに、ねじ95が覆い隠されている。
【0071】なお、上記実施の形態においては、閉鎖装置11等は、建物の外壁12に後付けで取り付けた場合について説明したが、例えば、建物の建設時に、外壁12を取り付ける前に閉鎖装置11等を柱部13等に取り付ける場合においても、配線施工性を向上できる等の同様の作用効果を奏することができる。
【0072】また、上記いずれの実施の形態のシャッタ装置11等は、図示しないが、軸組工法の建物に限らず、ツーバイフォー(2×4)等の壁組工法の建物にも適用でき、配線の先端側を被接続部に接続する際に、配線が壁組工法の建物のまぐさ部等の骨組部と干渉することを回避でき、配線施工性を向上できる等の作用効果を奏することができる。
【0073】さらに、上記実施の形態では、シャッタボックス25等は、後面部全体が開口している構成として説明したが、例えば、配線導出口部27のみが開口し、配線導出口部27以外の部分が閉塞した構成でもよく、さらには、シャッタボックス25の長手方向の一端部のみに配線導出用の突出端部26を形成した構成でもよい。
【0074】また、上記いずれの実施の形態においても、閉鎖装置は、シャッタ装置11,41,61であるとして説明したが、例えば、引戸や開き扉等のドア装置、ブラインド装置、スライディングウオール装置、スクリーン装置、防煙垂れ幕装置、オーニング装置等でもよい。
【0075】また、上記いずれの実施の形態においても、閉鎖体31は、被閉鎖部16に沿って上下方向に移動可能な構成として説明したが、例えば、左右方向に移動可能な構成、水平方向に移動可能な構成、水平面に対して傾斜した傾斜方向に移動可能な構成、或いは、これらの複合した方向に移動可能な構成とする場合もある。
【0076】さらに、上記いずれの実施の形態においても、閉鎖体31は、多数のスラット31a を互いに連結したものとして説明したが、例えば、スラット、パネル、パイプおよびシート片のいずれかにて連結して形成したり、或いはこれらスラット、パネル、パイプおよびシート片の少なくともいずれかを適宜に複合連結して形成したものでもよく、さらには、1枚のネット状部材にて形成したものでもよく、1枚のシート部材にて形成したものでもよく、複数枚のシート部材の側縁部を互いに連接したものでもよく、単なる板状のもの等でもよく、これらで一つの閉鎖体31を構成するようにするとよい。
【0077】なお、収容手段としてのシャッタボックス25,45の長手方向の端部は、鉛直面に沿った面部には限定されず、単なる凸部或いは凹部等であってもよい。また、シャッタボックス25,45は、建物等から室外に向って突出しており、庇の機能を兼ねている。
【0078】また、被閉鎖部16において、図示しないが、同種或いは異種の複数の閉鎖体が、閉鎖体の厚さ方向(前後方向)に並接して設けてある場合、或いは、被閉鎖部の面に沿って閉鎖体の移動方向に交差する方向に隣接して設けてある場合等は、これらの閉鎖体を共通のシャッタボックス25,45等の収容手段に収容するようにしてもよく、その場合の配線等の構成は前記実施の形態と同様である。なお、異種の複数(二つ)の閉鎖体は、例えば、一方の閉鎖体をスラットを連結して構成し、他方の閉鎖体を1枚のシート部材にて構成した場合等である。同種の複数(二つ)の閉鎖体は、例えば、両方とも1枚のシート部材にて構成したり、両方ともスラットを連結して構成した場合等である。
【0079】さらに、被閉鎖部16において、図示しないが、同種或いは異種の複数の閉鎖装置が、併設されている場合等も同様である。なお、異種の複数(二つ)の閉鎖装置は、例えば、一方の閉鎖装置をシャッタ装置の構成としかつ他方の閉鎖装置をスクリーン装置としたり、或いは、一方の閉鎖装置をシャッタ装置の構成としかつ他方の閉鎖装置をオーニング装置としたり、或いは、一方の閉鎖装置をシャッタ装置の構成としかつ他方の閉鎖装置を引戸や開き扉等のドア装置としたり、或いは一方の閉鎖装置をシャッタ装置の構成としかつ他方の閉鎖装置をブラインド装置としたり、或いは、一方の閉鎖装置をシャッタ装置の構成としかつ他方の閉鎖装置を防煙垂れ幕装置の構成とした場合等である。また、同種の複数(二つ)の閉鎖装置は、例えば、両方ともをシャッタ装置、ドア装置、ブラインド装置、スライディングウオール装置、スクリーン装置、防煙垂れ幕装置、オーニング装置等のいずれかの装置にした場合等である。
【0080】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、配線導出口部から導出された配線の先端側を被接続部に接続する際に、配線が被設置部側の骨組部と干渉しないため、例えば配線を柱部等の骨組部に貫通する作業等を不要にでき、従来に比べて配線施工性を向上できる。
【0081】請求項2記載の発明によれば、配線導出口部が、収容手段の突出端部の一部に開口形成された構成であるから、例えば配線を柱部に貫通する作業等を不要にでき、従来に比べて配線施工性を向上できる。
【0082】請求項3記載の発明によれば、配線導出口部が、収容手段の閉鎖体の移動方向と交差する方向の端面部に開口形成された構成であるから、例えば配線を柱部に貫通する作業等を不要にでき、従来に比べて配線施工性を向上できる。
【0083】請求項4記載の発明によれば、配線導出口部を収容手段の閉鎖体の移動方向と交差する方向の両端面部にそれぞれ開口形成したため、配線を必要に応じて異なる方向に導出できる。
【0084】請求項5記載の発明によれば、配線カバー手段で配線の露出部分を覆い隠すことで、外観を損なうことを防止できる。
【0085】請求項6記載の発明によれば、化粧キャップで配線の露出部分を覆い隠すことで、外観を損なうことを効果的に防止できる。
【0086】請求項7記載の発明によれば、配線導出口部から導出された配線を建物の外壁の外面側の位置でガイドレールに沿って位置させるため、例えば配線を柱部に貫通する作業等を不要にでき、従来に比べて配線施工性を向上でき、しかも、配線の露出部分は配線カバー手段で覆い隠すので、外観を損なうことを防止できる。
【0087】請求項8記載の発明によれば、配線カバー手段のレール覆い部でガイドレールを覆うことにより、ガイドレールを補強できる。
【0088】請求項9記載の発明によれば、ガイドレールが配線カバー手段を兼ねているので、ガイドレールとは別体の配線カバー手段を備えた構成に比べて、部品点数を少なくでき、コストを削減できる。
【0089】請求項10記載の発明によれば、配線カバー手段の固定具覆い部で固定具を覆うことにより、固定具で外観を損なうことを防止できる。




 

 


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