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発明の名称 固定金具
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2001−132367(P2001−132367A)
公開日 平成13年5月15日(2001.5.15)
出願番号 特願平11−315550
出願日 平成11年11月5日(1999.11.5)
代理人 【識別番号】100067323
【弁理士】
【氏名又は名称】西村 教光 (外1名)
【テーマコード(参考)】
2E042
【Fターム(参考)】
2E042 AA01 CB06 CC08 DA01 
発明者 遠藤 和祐 / 澤田 和宏
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】 上方のスラットに対して下方のスラットが吊下状態で支持され、かつ前記下方のスラットが前記上方のスラットに対して連結方向に伸縮可能に構成されたスラット同士の、該伸縮を仮規制する固定金具であって、前記下方のスラットに形成される一方の水平片を上下面で挟持して、該下方のスラットに着脱自在に装着される挟着部と、該挟着部に下端が連結されて前記下方のスラットと前記上方のスラットとに沿って前記挟着部に対して起立する支板部と、該支板部の板面に対し突設され、前記挟着部が前記水平片に装着された状態で前記上方のスラットに係合して、前記下方のスラットの前記上方のスラット側への移動を規制する移動規制突部と、を具備したことを特徴とする固定金具。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、連結方向に伸縮可能に構成されたスラット同士の、該伸縮を仮規制する固定金具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】建物の開口部に設置される電動シャッターは、シャッターを構成するシャッターカーテンが建物開口部の閉鎖のために上縁から下縁に降下するが、このシャッターカーテンの降下する真下に物品等がある場合、この物品等が障害物となり、この障害物がシャッターカーテンと床面との間に挟まれ、損傷事故を招く虞れがある。
【0003】このような事故を未然に防ぐために、電動シャッターには、シャッターカーテンの降下動作中に障害物を感知したとき、シャッターカーテンの動作を停止させるように安全制御させる障害物感知装置が設けられている。
【0004】この種の障害物感知装置としては、降下するシャッターカーテンの下方に障害物があったとき、この障害物を速やかに感知し、このシャッターカーテンの荷重を障害物側に過剰に負荷させない例えば特開平10−82262号公報に開示のものがある。
【0005】この障害物感知装置について図4,図5を参照して説明する。図4は障害物感知装置の側面図、図5は障害物感知装置の動作時の側面図である。この障害物感知装置1では、シャッターカーテン3の降下中にその下方に障害物(図示せず)がある場合、感知スラット5の下半部7以下が障害物に当接することとなり、感知スラット5の上半部9に対して吊下状態の下半部7が、障害物に当接することで、その下降を停止され、下降を続ける上半部9と停止した下半部7との間でリンク結合されている連結部材11が回動を行うこととなる。
【0006】これにより、図5に示すように、連結部材11に固定されている回転部材13がガイドレール15内にて回動し、このガイドレール15内に配設されているテープスイッチ17を押圧することとなり、障害物との接触後、速やかにこれに対処する動作、すなわち、シャッターカーテン3の下降の停止若しくは反転上昇の動作を行うことが可能となる。
【0007】特に、感知スラット5をシャッターカーテン3の最下端となる座板となるように構成することで、この下半部7が直接障害物に接触することとなり、障害物に対してかかる荷重が、この下半部7と連結部材11のみとなり、障害物への損傷の防止機能が向上することとなる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述した障害物感知装置の採用されたシャッターカーテンは、座板が感知スラットとなり、この感知スラットの上半部に対して下半部が吊下状態で支持されるため、上半部に対して下半部が連結方向に伸縮可能な構造となる。従って、シャッターカーテンの組み立て完了から、施工現場での取付け完了に至るまでの運搬時には、伸縮可能となった下半部がガタつかないように、伸縮を仮規制する必要がある。
【0009】従来、この種の伸縮自在な座板を仮規制するには、図6に示すように、感知スラットの長手方向両端において、上半部と下半部とに亘って固定金具である小板19を複数のビス20を螺着することで固定し、下半部7の上半部9に対する伸縮を規制していた。そして、この小板19は、施工現場でのシャッターカーテン取付け完了後に、ビス20の螺合が解除されて撤去される。
【0010】しかしながら、小板19をビス固定した場合、小板19の撤去後に、感知スラットの上半部9及び下半部7のそれぞれに多数のビス穴が残り、製品としての美感を損ねる問題があった。
【0011】また、一つの小板19は、例えば図6に示すように4つのビス20で固定されるが、感知スラットはその長手方向両端で二枚固定されるため、この場合合計8つのビス20を螺合及び螺合解除しなければならず、これら作業は非常に煩雑であり、生産性及び施工性を共に低下させる問題があった。
【0012】本発明は上記状況に鑑みてなされたもので、スラットからの撤去後においても製品の美感を損ねることがなく、しかも、着脱が容易に行えて生産性及び施工性を低下させることのない固定金具を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】次に、上記の課題を解決するための手段を、実施の形態に対応する図面を参照して説明する。この発明の固定金具21は、上方のスラット29に対して下方のスラット25が吊下状態で支持され、かつ前記下方のスラット25が前記上方のスラット29に対して連結方向に伸縮可能に構成されたスラット同士の、該伸縮を仮規制する固定金具21であって、例えば逆T字状に形成された前記下方のスラット25に形成される一方の水平片25aを上下面で挟持して、該下方のスラット25に着脱自在に装着される挟着部23と、該挟着部23に下端が連結されて前記下方のスラット25と前記上方のスラット29とに沿って前記挟着部23に対して起立する支板部27と、該支板部27の板面に対し突設され、前記挟着部23が前記水平片25aに装着された状態で前記上方のスラット29に係合して、前記下方のスラット25の前記上方のスラット29側への移動を規制する移動規制突部33と、を具備したことを特徴としている。
【0014】この固定金具21では、挟着部23が下方のスラット25の水平片25aに装着されると、支板部27が、下方のスラット25と上方のスラット29とに沿って起立され、支板部27に突設された移動規制突部33が上方のスラット29に係合する。これにより、上方のスラット29に対して吊下状態で支持された下方のスラット25は、上方のスラット29側への移動、すなわち、連結方向の収縮が阻止される。この固定金具21は、一つの装着で上述の移動の阻止が可能となる。従って、従来、小板をビス固定する場合に残っていたビス穴が残らなくなる。また、挟着部23を下方のスラット25の水平片25aに装着するのみで取付けが行え、固定金具着脱作業に、多数のビスを螺合及び螺合解除する必要がなくなる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る固定金具の好適な実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。図1は本発明に係る固定金具の側面視を(a)、A−A矢視を(b)、B−B矢視を(c)で示した外観図、図2は図1の固定金具の取り付けられたシャッターカーテンの端部を示す正面図、図3は図2のC−C矢視図である。
【0016】図1に示すように、固定金具21の下部には挟着部23が形成され、挟着部23は平行な上板23aと下板23bとの端部同士を縦板23cで連結した略コ字状に形成されている。なお、縦板23cの長さで決まる上板23aと下板23bとの間隔距離は、図3に示す逆T字状に形成される下方のスラット25の下縁に略水平に延出する一方の水平片25aの厚さと略同等に設定される。
【0017】下板23bの縦板23c寄りには、上板23aに対向して膨出する湾曲部23dが形成され、湾曲部23dは下方のスラット25の水平片25aに形成された水切り部25bに当接するようになっている。また、下板23bの先端側には湾曲部23eが形成され、先端側はこの湾曲部23eが形成されることで把手部23fとなっている。
【0018】この下板23bは、バネ性を有して上板23aに連結されている。従って、下板23bの先端側は、把手部23fを引き下げることにより、弾性復帰可能に拡開できるようになっている。
【0019】挟着部23は、開口側を、下方のスラット25の水平片25aに挿入することで、上板23aと下板23bとで、水平片25aを上下面から挟み、図3に示すように、下方のスラット25に着脱自在に装着されるようになっている。この装着の際、湾曲部23dが水切り部25bに当接して、挟着部23の下方のスラット25からの脱落が防止される。また、挟着部23は、把手部23fを下方へ引下げ、水切り部25bに対する湾曲部23dの当接を解除することにより、容易に下方のスラット25から抜脱可能となる。
【0020】挟着部23の上板23aの先端部には、支板部27の下端が連設されている。この支板部27は、挟着部23に対して直角に延出し、挟着部23が水平片25aに装着された状態で、下方のスラット25と上方のスラット29とに沿って起立して配置されるようになっている。
【0021】ところで、上方のスラット29と、下方のスラット25とは、上述した感知スラットを構成し、同時に、この感知スラットは、シャッターカーテン最下端の座板を構成している。感知スラットとしての上方のスラット29と下方のスラット25との構成は、従来と同様となっている。すなわち、上方のスラット29に対して下方のスラット25が吊下状態で支持され、かつ下方のスラット25が上方のスラット29に対して連結方向に伸縮可能となっている。
【0022】なお、上方のスラット29と下方のスラット25との間には従来同様の図3に示す連結部材31がリンク結合されている。連結部材31は、下方のスラット25が障害物に当接して上方のスラット29に接近する方向に移動、すなわち、上下スラット29,25間が収縮されると、そのリンク機構により回動されるようになっている。感知スラットでは、この回動により図4に示した回転部材13がガイドレール内のテープスイッチ17を押圧することで、障害物との接触を感知するようになっている。
【0023】このような構成となる上方のスラット29と下方のスラット25とに沿って起立した支板部27には、この支板部27の板面に対して略垂直な方向で移動規制突部としての舌片33が突設されている。舌片33は、例えば支板部27の中央部を切り起こし加工することで形成される。
【0024】この舌片33は、挟着部23が、下方のスラット25の水平片25aに装着された状態で、上方のスラット29に係合するようになっている。舌片33に係合された上方のスラット29は、下方のスラット25との相対移動が規制される。
【0025】舌片33と上方のスラット29との係合は、図3に示すように、上方のスラット29の下端面である断面略C字形の枢着部29aの下面に当接させることで行える。また、この係合は、図示の例以外として、上方のスラット29の任意の位置に図示しない係合穴を穿設し、この係合穴に嵌入する舌片を支板部27に突設することによっても行うことができる。要するに、この係合は、上方のスラット29に対する下方のスラット25の接近移動が規制できるものであればよい。なお、係合穴に舌片を嵌入する構造の場合では、舌片に、係止穴に係止する爪部等を設ければ、金具全体のスラットに対する保持性を高めることができる。
【0026】このように、挟着部23と、支板部27と、舌片33とにより固定金具21が構成されている。固定金具21は、これら各部位を板金により一体形成することができる。また、固定金具21は、板金以外に、合成樹脂や硬質ゴムにより一体成形されるものであってもよく、その場合上下スラット29,25に対して傷をつけにくくなる。
【0027】次に、このように構成される固定金具21の作用を説明する。固定金具21は、挟着部23が下方のスラット25の水平片25aに装着されると、支板部27が、下方のスラット25と上方のスラット29とに沿って起立され、支板部27から突設された舌片33が上方のスラット29と下方のスラット25との間隙に係合し上方のスラット29の下面に当接し、この上方のスラット29を下から支持する。これにより、上方のスラット29に対して吊下状態で支持された下方のスラット25は、上方のスラット29側への移動、すなわち、上下スラット29,25間の収縮が阻止される。
【0028】固定金具21は、図2に示すように、一つの装着で上述の移動の阻止が可能となる。これにより、施工現場でのシャッターカーテン取付け完了後に、固定金具21を撤去する作業のみでよく、従来の小板をビス固定した場合に残る多数のビス穴がない。
【0029】また、挟着部23を下方のスラット25の水平片25aに装着するのみで取付けが行えるので、固定金具を着脱する作業時において、従来のような多数のビスを螺合及び螺合解除する必要がなくなる。
【0030】このように、上述の固定金具21によれば、スラットにはビス穴が残らず、製品の美感を損ねることがなくなるとともに、多数のビスを用いて小板を取り付けるのに比べ、その作業性に煩雑さがなく、生産時及び施工時における金具着脱作業の負担を軽減することができる。
【0031】なお、上述した実施の形態では、移動規制突部を支板部27の板面に対して切り起こし加工にて形成される舌片とした例について述べたが、この移動規制突部は、他の形状に構成してもよく、例えばピン形状に形成し、支板部27に植設することで構成させたり、また、支板部27の幅方向に長尺として幅広なフランジ状に形成させる構造としてもよい。また、この突部の数についても、単数で構成してもよく、複数で構成してもよい。さらには、この移動規制突部33の支板部27に対する取付構造としては、溶接や接着、ネジなどの固定部材による固定手段として構成させることとしてもよい。
【0032】また、上述した実施の形態では、固定金具21の形状について、特に幅長の長さについて述べていないが、この固定金具21の幅長は、任意の長さでよく、例えば、この固定金具21が取り付けられるスラットの幅長と略同等の長さとしてもよい。
【0033】さらに、上述した実施の形態では、上下スラット29,25に対し、固定金具21を一つ装着する例について述べたが、この固定金具21は、スラットの左右幅方向の長さに応じて、その装着数を適宜増減させればよく、例えば、幅長の短いスラットの場合には、任意の個所に一つの固定金具21を装着させればよく、幅長の長いスラットの場合には、少なくとも左右端部近傍にそれぞれ装着し、それらの中間部分に適宜装着することで上記同様の効果を得ることが可能である。
【0034】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明に係る固定金具は、下方のスラットの水平片に着脱自在に装着される挟着部を支板部の下端に設け、この支板部に、上方のスラットと係合してこの上方のスラットに対する下方のスラットの移動を規制する移動規制突部を突設したので、挟着部を下方のスラットの水平片に装着するのみで、移動規制突部を上方のスラットに係合させて、下方のスラットの上方のスラット側への移動、すなわち、上下スラット間の収縮を阻止することができる。そして、この固定金具は、一つの装着で上述の移動を阻止することができる。従って、従来、小板をビス固定する場合に残っていたビス穴が残らなくなり、製品の美感を損ねることがなくなる。また、挟着部をスラットの水平片に装着するのみで取付けが行えるので、多数のビスを螺合及び螺合解除しなければならなかった従来の小板に比べ、作業性に煩雑さがなく、生産時及び施工時における金具着脱作業の負担を軽減することができる。




 

 


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