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発明の名称 トイレ室の構造
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2001−279759(P2001−279759A)
公開日 平成13年10月10日(2001.10.10)
出願番号 特願2000−98899(P2000−98899)
出願日 平成12年3月31日(2000.3.31)
代理人 【識別番号】100082968
【弁理士】
【氏名又は名称】苗村 正 (外1名)
【テーマコード(参考)】
2D039
【Fターム(参考)】
2D039 CC07 
発明者 西田 誠 / 大森 章夫
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】便器が配置されるとともに、この便器に注水する水タンクを1つの壁体に取り付けるトイレ室の構造であって、前記壁体と直交する2つの側壁体に、向き合って垂直にのびる係止部を有する壁ジョイナを取り付けるとともに、前記便器と水タンクとの間をのびかつ両側縁が前記係止部に係止されて取り付く腰高さの前板と、この前板と前記壁体との間を継ぐ水平な上板とを配することにより、この前板と上板と壁体とにより前記水タンクを隠す隠蔽空所を形成したことを特徴とするトイレ室の構造。
【請求項2】前記側壁体は、前記前板と略同高さをなしかつ前記側壁体に配される腰壁板を有するとともに、前記壁ジョイナは、この腰壁板の前記壁体側の側端縁を支持することを特徴とする請求項1記載のトイレ室の構造。
【請求項3】前記隠蔽空所は、前記上板と前記水タンクとの間においてトイレ室から物品を出し入れする収納空間を設けたことを特徴とする請求項1又は2記載のトイレ室の構造。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ロータンク式水洗トイレにおいて、優れた施工性を確保しつつ水タンクを見映え良く目隠しうるトイレ室の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】ロータンク式水洗トイレにおいて、その水タンクを隠蔽せしめ見映えを向上させるものとして、例えば特開平10−60972号公報のもの知られている。このものは、図7に略示するように、トイレ室の壁体aの内部に水タンクbを埋込設置するものであるため、前記見映えの向上以外に、前記壁体aの厚さ相当分だけトイレ室内の有効面積を広く活用できるなどの利点がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、その反面、壁体内部に埋込設置する構造であるため、施工が大掛かりとなりかつ施工性に劣り、しかも内壁面a1自体の取り外しが困難となるため、水タンクbへのメンテナンスを難しくするという問題がある。
【0004】又この内壁面a1がトイレ室の全高さに及ぶため、水タンクの上方スペースas全体も大きく覆われてしまう。その結果、期待するほどにはトイレ室内スペースを有効活用することができず、また視覚的には、トイレ室内が逆に狭く感じられるなど快適性を充分に高めることができなかった。
【0005】そこで本発明は、腰高さの前板と上板とにより水タンクを目隠しするとともに、この前板を、両側の側壁体に固定する壁ジョイナの各係止部に上方から差し込んで取り付けることを基本として、施工性を大巾に向上することができ、しかもこの前板の持ち上げにより、水タンクへのメンテナンス作業を便利に行いうるとともに、水タンクの上方スペースが解放される結果トイレ室内を広く感じさせることが可能となり、さらには前板と上板とがキャビネット状をなすため、水タンクを見映え良く目隠しでき、外観性をいっそう向上しうるトイレ室の構造の提供を目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するために、本願の請求項1の発明は、便器が配置されるとともに、この便器に注水する水タンクを1つの壁体に取り付けるトイレ室の構造であって、前記壁体と直交する2つの側壁体に、向き合って垂直にのびる係止部を有する壁ジョイナを取り付けるとともに、前記便器と水タンクとの間をのびかつ両側縁が前記係止部に係止されて取り付く腰高さの前板と、この前板と前記壁体との間を継ぐ水平な上板とを配することにより、この前板と上板と壁体とにより前記水タンクを隠す隠蔽空所を形成したことを特徴としている。
【0007】また請求項2の発明では、前記側壁体は、前記前板と略同高さをなしかつ前記側壁体に配される腰壁板を有するとともに、前記壁ジョイナは、この腰壁板の前記壁体側の側端縁を支持することを特徴としている。
【0008】また請求項3の発明では、前記隠蔽空所は、前記上板と前記水タンクとの間においてトイレ室から物品を出し入れする収納空間を具えることを特徴としている。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図示例とともに説明する。図1は本発明に係わるトイレ室1の斜視図、図2はその側方からの断面図である。
【0010】図1、2において、トイレ室1は、本例では、換気用窓を形成した外壁である壁体2と、この壁体2に直交する室内壁である2つの側壁体3、3と、ドア(図示しない)とで周囲が囲まれるとともに、便器4の後方側の前記壁体2には、この便器4に注水用配管5を介して接続されるロータンク式の水タンク6が取り付けられる。なお前記便器4および水タンク6としては、特に制約されることがなく、市販の従来的な種々のものが好適に使用できる。
【0011】そして、本発明では、前記側壁体3、3に、壁ジョイナ7を向かい合わせで取り付けるとともに、この壁ジョイナ7に両側縁9Eが係止されて取り付く腰高さの前板9を含むキャビネット10によって、前記水タンク6を見映え良く目隠ししている。また各側壁体3は、前記前板9と略同高さの腰壁板11によって化粧され、前記キャビネット10と調和させることによって、トイレ室1全体の外観性をいっそう向上させている。
【0012】ここで、前記側壁体3として、本例では、図3に示すように、枠材12Aを矩形に接合してなる周囲枠12の表裏に、例えば石膏ボード等の壁面材13を添設した間仕切りパネルPを用いた場合を例示する。そして、この側壁体3に、合板状の下地材14を介して腰高さの化粧用の前記腰壁板11を取り付ける。
【0013】前記下地材14は、前記壁面材13に接着剤、および釘やステープル等の釘金具を用いて固定されるとともに、前記腰壁板11は、図4に示すように、その側端縁11Eが、前記壁ジョイナ7に支持されて前記下地材14に取り付けられる。
【0014】この壁ジョイナ7は、前記腰壁板11の各側端縁11Eをカバーするいわゆる目地材であって、前記下地材14に例えば接着などによって固着される基片部7aと、この基片部7aから前記側端縁11Eに沿って突出する立上がり片部7bと、その先端で前記腰壁板11の表面に沿って折れ曲がる翼片部7cとを少なくとも具える。従って、壁ジョイナ7は、この各片部7a〜7cによって、前記側端縁11Eを嵌入して保持するコ字状の保持溝16を形成している。
【0015】なお前記腰壁板11は、本例では分割された複数の腰壁片11Aから構成され、従って、腰壁片11A、11A間には、前記立上がり片部7bの両側に翼片部7c、7cを張り出した中の壁ジョイナ7Mを配している。
【0016】また前記腰壁板11の壁体2側の側端縁11E1を支持する端の壁ジョイナ7A、すなわち、本例では、最も壁体2側に配される腰壁片11A1の壁体2側の側端縁11E1を支持する端の壁ジョイナ7Aでは、前記基片部7aから下地材14に沿って壁体2側にのびる延長片部7dと、この延長片部7dから前記立上がり片部7bと向かい合って立上がる立片部7eとをさらに設けている。従って、本例では、この延長片部7dと立上がり片部7bと立片部7eとにより、コ字溝状の係止部19を形成する。
【0017】この係止部19は、他方の側壁体3に設ける端の壁ジョイナ7Aの係止部19とは、互いに向かい合って垂直にのびる。従って、図5に示すように、前記便器4と水タンク6との間を横切ってのびる前記前板9の両側縁9Eを、各係止部19に係止させながら上方からスライド状に落とし込むことによって、この前板9を能率良く簡易に取り付けできる。
【0018】なお前記前板9には、前記配管5が通る切欠き20A、点検の為の切欠き20B、及び水タンク6の操作レバー挿通用の孔部(図示しない)等が要求に応じて適宜形成される。
【0019】またこの前板9は、該前板9と前記壁体2との間を継ぐ水平な上板21と協同して、前記水タンク6を目隠しする隠蔽空所Hを有するキャビネット10を構成する。なお隠蔽空所Hは、本例では、前記上板21と前記水タンク6との間においてトイレ室1から物品を出し入れしうる収納空間H1を形成している。
【0020】詳しくは、前記キャビネット10は、本例では、図2、3に示すように、各側壁体3に取り付く側板パネル22と、壁体2に取付く後板パネル23とを含み、前記側板パネル22は、前記下地材14の側端縁14Eから壁体2に至る範囲で、また前記後板パネル23は、前記壁体2の略全巾に亘る範囲で、夫々ビス止めなどによって側壁体3及び壁体2に固定される。
【0021】また前記側板パネル22および後板パネル23は、夫々、例えば枠材により接合された縦長矩形の周囲枠22A、23Aと、各周囲枠22A、23Aの内面に添設される裏地板22B、23Bと、前記水タンク6の上面よりも上方位置で水平に配される横桟22C、23Cとから形成される。この裏地板22B、23Bは、前記収納空間H1の内壁面を構成するものであり、従って、少なくとも前記収納空間H1に面する範囲に設けられる。なお後板パネル23では、水タンク6との衝合を避けるため、周囲枠23Aおよび裏地板23Bの下端は、水タンク6の上面よりも上方位置で終端している。
【0022】また前記横桟22C、23C上には、前記収納空間H1の底板をなす横板26(図2に示す)が着脱自在に水平に架け渡され、前記隠蔽空所Hを、前記横板26と裏地板22B、23Bと前板9とで囲む上方側の収納空間H1、及び下方側のタンク隠蔽空間H2に区分している。
【0023】また前記上板21は、後板パネル23の前記裏地板23Bに設ける蝶番金具25によって起倒自在に枢支され、上板21の起立状態Q1において収納空間H1は上開口し、物品が出し入れされる。
【0024】このように、本願のトイレ室1の構造では、腰高さの前板9と、その上端に配する上板21とによってキャビネット10を形成し、その内部に水タンク6を隠蔽しているため、水タンク6を見映え良く目隠しでき、外観性を向上しうる。特に、本例では、キャビネット10と略同高さの腰壁板11を両側の側壁体3に設けているため、キャビネット10と側壁体3との調和が図られ、一体感が生じるなど外観性をより一層向上できる。
【0025】またキャビネット10が目線高さより低いため、その上方スペースが大きく解放されるなどトイレ室内を広く感じさせることができ、快適性を充分に向上しうる。
【0026】また前板9は、その両側縁9Eを壁ジョイナ7の係止部19に係合させて上方からスライド状に落とし込むことによって取り付けされるため、簡易かつ能率良く施工を行いうる。なお、この上方からの落とし込みは、前記前板9が腰高さをなすことにより可能となる。また、逆に前板9を係止部19に沿って持ち上げうるため、水タンク6全体を露出させることができ、メンテナンスを簡便に行いうる。
【0027】また前記壁ジョイナ7が、腰壁板11の側端縁支持用としても用いられるときには、腰壁板11と前板9との間を、容易にかつ見映え良く接合で行いうる。
【0028】またこの構造は、既存のトイレ室1にも適用しうるなど、リフォームにも好適に採用できる。
【0029】なお図1、2には、一方の側壁体3に、蛇口を有する手洗い器具29と、その下方に配される収納キャビネット30と、該収納キャビネット30の上面と略同高さで水平にのびる棚板状のサイドカウンター31とが付設され、使い勝手を向上した例が示されている。なお手洗い器具29と収納キャビネット30とは、夫々その一部が側壁体3内に埋め込まれて装着され、側壁体3からの突出量を減じている。
【0030】以上、本発明の特に好ましい実施形態について詳述したが、本発明は図示の実施形態に限定されることなく、例えば図6に示すように、壁ジョイナ7の係止部19を、前記延長片部7dから立上がる立片部7eによって突起状のレールとして形成し、前板9両側縁9Eに、前記レールと係合する溝条体33を形成しても良い。
【0031】また、キャビネット10内に収納空間H1を形成しない場合には、側板パネル22および後板パネル23を排除することもできるなど、種々の態様に変形して実施しうる。
【0032】
【発明の効果】本発明は叙上の如く構成しているため、ロータンク式水洗トイレにおいて、優れた施工性を確保しつつ水タンクを見映え良く目隠しうる。また水タンクへのメンテナンス作業を便利に行いうるとともに、水タンクの上方スペースが解放される結果、トイレ室内を広く感じさせることが可能となる。また既存のトイレ室にも容易に採用しうる。




 

 


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