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発明の名称 換気ガラリ
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2001−234675(P2001−234675A)
公開日 平成13年8月31日(2001.8.31)
出願番号 特願2000−46023(P2000−46023)
出願日 平成12年2月23日(2000.2.23)
代理人 【識別番号】100082968
【弁理士】
【氏名又は名称】苗村 正 (外1名)
【テーマコード(参考)】
2E036
3L058
3L080
【Fターム(参考)】
2E036 JA09 JB01 JB06 JC01 KA02 KA04 KA05 KB02 LA08 
3L058 BA02 BB04 BC05 BC07
3L080 AE05
発明者 横山 勝美 / 森本 泰治
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】家屋の外壁に形成され家屋内外に貫通する開口部に配されるとともに家屋を自然換気しうる換気ガラリであって、略筒状をなし前記開口部を貫通してのびるガラリパイプ、このガラリパイプの屋外側に取付けされた屋外グリル、及び前記ガラリパイプの屋内側に取付けされた屋内グリルからなり、かつ前記ガラリパイプは、その内周面に、該内周面から小高さで立ち上がる水切り片を具えるとともに、この水切り片の屋内側に防虫ネットを有するネット枠を脱着自在に取付けたことを特徴とする換気ガラリ。
【請求項2】前記ネット枠は、上部が屋外側に傾く外傾斜で配されるとともに、該ネット枠は、前記水切り片により保持されたことを特徴とする請求項1記載の換気ガラリ。
【請求項3】前記ガラリパイプは、屋外側から前記開口部に挿入される屋外側の筒部と、屋内側から前記開口部に挿入される屋内側の筒部とからなり、かつガラリパイプは、前記屋外側の筒部の内周面の少なくとも底面部と、前記屋内側の筒部の内周面の少なくとも底面部とが互いに重なる重なり部を具えることを特徴とする請求項1又は2記載の換気ガラリ。
【請求項4】前記屋外側の筒部は、その内周面に、水滴を家屋外部へと流す外流れ傾斜部を形成し、かつ前記屋内側の筒部は、その内周面に、水滴を家屋内部へと流す内流れ傾斜部を形成したことを特徴とする請求項3記載の換気ガラリ。
【請求項5】前記屋外側の筒部は、前記屋内側の筒部の内周面に差し込み状に配されるとともに、この屋外側の筒部に前記水切り片を設けたことを特徴とする請求項3又は4記載の換気ガラリ。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、家屋内への雨水の浸入を防止しつつ高い換気効率を確保しうる換気ガラリに関する。
【0002】
【従来の技術】家屋を自然換気するために、図10(A)に略示する如く、外壁aを貫通して家屋内外にのびる開口部bの一端側および他端側に、夫々屋外グリルc1および屋内グリルc2を設けた換気ガラリcが多用されている。この換気ガラリcでは、当初、鳥や昆虫などが前記開口部bを通って屋内に侵入するのを防止するため、目の粗い防鳥用の格子桟d1および目の細かな防虫用のネットd2を、夫々屋外グリルc1の開口部分に取付けていた。
【0003】しかし、係る場合には、前記防虫用のネットd2に目詰まりが生じやすいという問題があり、近年、例えば特開平10−292938号公報に開示される如く、防虫用のネットd2を屋内グリルc2の開口部分に取付ける構造(図10(B)に略示する)のものが提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このものは、屋外からの風圧が大であり雨水等が風とともに屋内に吹き込みやすくなるため、前記開口部bに、風を下方に向けるルーバeを設けることが必要となる。その結果、空気抵抗が増加するなど換気効率の低下を招くという問題がある。
【0005】そこで本発明は、前記開口部を貫通してのびるガラリパイプの内周面に、小高さの水切り片を突設するとともに、この水切り片の屋内側に防虫ネットを取付けることを基本として、家屋内への雨水の浸入防止効果と換気効率とを両立して向上しうる換気ガラリの提供を目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するために、本願の請求項1の発明は、家屋の外壁に形成され家屋内外に貫通する開口部に配されるとともに家屋を自然換気しうる換気ガラリであって、略筒状をなし前記開口部を貫通してのびるガラリパイプ、このガラリパイプの屋外側に取付けされた屋外グリル、及び前記ガラリパイプの屋内側に取付けされた屋内グリルからなり、かつ前記ガラリパイプは、その内周面に、該内周面から小高さで立ち上がる水切り片を具えるとともに、この水切り片の屋内側に防虫ネットを有するネット枠を脱着自在に取付けたことを特徴としている。
【0007】また請求項2の発明では、前記ネット枠は、上部が屋外側に傾く外傾斜で配されるとともに、該ネット枠は、前記水切り片により保持されたことを特徴としている。
【0008】また請求項3の発明では、前記ガラリパイプは、屋外側から前記開口部に挿入される屋外側の筒部と、屋内側から前記開口部に挿入される屋内側の筒部とからなり、かつガラリパイプは、前記屋外側の筒部の内周面の少なくとも底面部と、前記屋内側の筒部の内周面の少なくとも底面部とが互いに重なる重なり部を具えることを特徴としている。
【0009】また請求項4の発明では、前記屋外側の筒部は、その内周面に、水滴を家屋外部へと流す外流れ傾斜部を形成し、かつ前記屋内側の筒部は、その内周面に、水滴を家屋内部へと流す内流れ傾斜部を形成したことを特徴としている。
【0010】また請求項5の発明では、前記屋外側の筒部は、前記屋内側の筒部の内周面に差し込み状に配されるとともに、この屋外側の筒部に前記水切り片を設けたことを特徴としている。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図示例とともに説明する。図1は本発明の換気ガラリの縦断面図、図2はその主要部を示す分解斜視図である。
【0012】図1、2において、換気ガラリ1は、家屋の外壁Wに形成される開口部2を貫通してのびることにより一端が家屋外部に通じかつ他端が家屋内部に通じる空気通路3を形成するガラリパイプ4と、このガラリパイプ4の屋外側および屋内側に取付けされる屋外グリル5および屋内グリル6とから形成される。そして、前記ガラリパイプ4の内周面に、小高さの水切り片7を突設するとともに、この水切り片7の屋内側に防虫ネット9を有するネット枠10を脱着自在に取付けている。
【0013】ここで、前記外壁Wは、本例では、一体可搬の外壁パネルPを用いて形成している。この外壁パネルPは、図8に示すように、木製又は鋼製の外枠材50Aを矩形に接合してなる周囲枠50を有するとともに、この周囲枠50の屋外側面および屋内側面には、横長矩形の前記開口部2を残して壁面材51o、51iを添設している。
【0014】又開口部2の内周面は、中枠材52Aを介して矩形に枠組みされる例えば木質の下地桟52によって囲まれており、本例では、この下地桟52と屋外側の壁面材51oとの間には、ゴムシート状の水密パッキン材53が嵌着される。なお下地桟52の屋外側面には、前記壁面材51oの内周縁が、下地桟52の内周面から控えて配置されることにより前記水密パッキン材53が露出するガラリパイプ取付け面部52Sを形成している。
【0015】次に、前記ガラリパイプ4は、前記開口部2を貫通してのびる略筒状をなし、本例では、屋外側から前記開口部2に挿入される屋外側の筒部4oと、屋内側から挿入される屋内側の筒部4iとから形成される。
【0016】前記屋外側の筒部4oは、図2の如く、本例では、上板片11と下板片12との間を側板片13で継ぐ矩形筒状の基体14と、該基体14の外周から本例では上下に突出するフランジ片15とを具える。そして、このフランジ片15を、前記ガラリパイプ取付け面部52Sにビス等を用いて固定することにより、該屋外側の筒部4oは、水密パッキン材53を介して前記下地桟52に強固に取付けられる。なお屋外側の壁面材51oと基体14との間の目地部には、防水用のコーキング材16(図1に示す)が充填される。
【0017】又前記基体14は、その屋内側端縁に、この基体14の内周面から小高さで立ち上がる水切り片7を設けており、本例では、前記屋内側端縁が、上部が屋外側に傾く外傾斜で形成される場合を例示している。
【0018】前記水切り片7は、少なくとも前記下板片12からのびる下の水切り片部7Lを具えるが、前記上板片11からのびる上の水切り片部7Uを含むことが好ましく、さらには本例の如く前記側板片13からのびる側の水切り片部(図示しない)を含む、即ち前記屋内側端縁の全周に亘って形成されるのが好ましい。なお本例では、下の水切り片部7Lが略垂直に、かつ上、側の水切り片部7Uが前記外傾斜で形成されるものを例示しているが、下の水切り片部7Lも前記外傾斜で形成しても良い。
【0019】そして該水切り片7の屋内側に、ネット枠10を脱着自在に取付けている。
【0020】このネット枠10は、水切り片7に保持される基枠17と、それに取付く防虫ネット9とを有し、前記空気通路3の中間位置に配される。なお基枠17は、図3の如く、本例では、前記水切り片7の屋内側面に沿って外傾斜で傾く矩形状の周囲枠部17Aと、この周囲枠部17Aから屋外側に突出するとともに前記水切り片7の端縁に脱着自在に係合する鉤状の上下の係止片17Bとを具え、前記防虫ネット9を、前記周囲枠部17Aと、その屋内側面で例えば溶着等により固着される保持板17Cとの間で挟まれて取付けられる。
【0021】このようなネット枠10は、家屋内への雨水の浸入を効果的に防止できる。すなわちネット枠10は、屋外グリル5から雨水が風とともに吹き込む際、雨水を、前記防虫ネット9が捕獲するとともに、この防虫ネット9に沿って案内し下方に滴下させる。しかもこの防虫ネット9は、屋内から距離を隔てて配されるため、いったん捕獲された防虫ネット9上の雨水が、屋内に吹き込むのを防止できるのである。
【0022】さらに、空気通路3に従来のルーバe(図10(B)に示す)を設ける必要がないため、空気抵抗の増加がなく、換気効率を大巾に向上することができる。特に、本例の如く、ネット枠10を外傾斜で配する場合には、開口面積が実質的にアップするため、換気効率をさらに向上させることができる。
【0023】又屋外側の筒部4oは、前記下板片12が屋内に向かって上に傾斜してのびこれにより、内周面に、防虫ネット9により捕獲した水滴(雨水)を家屋外部へと流す外流れ傾斜部19を設けている。本例では、雨水の流出をより円滑化するために、前記外流れ傾斜部19を、屋内側の緩傾斜部分19Aと屋外側の急傾斜部19Bとで形成している。
【0024】又前記基体14は、フランジ片15の位置から外壁面を越えて屋外側に突出してのびる延出部分14Aを含むとともに、この延出部分14Aの外周面には、その上面部及び側面部に、前記外壁面から滴下する雨水を受けて下方に案内する周方向溝21を形成している。
【0025】又前記延出部分14Aの内周面には、上下で向き合う面に、屋外グリル取付け用の上下の被取付部22U、22Lを設けている。この被取付部22U、22Lは、外壁面と平行にのびる鉤状等の段部を多列に配列してなる係止部23U、23Lを有し、該係止部23U、23Lは、本例の如く基体14の全巾に亘って連続的に、あるいは適宜の間隔を隔てて断続的に形成する。
【0026】次に、前記屋内側の筒部4iは、前記筒部4oと略同様、上板片24と下板片25と側板片26とで周囲を囲む矩形筒状の基体27と、該基体27の外周から突出するフランジ片29とを具え、このフランジ片29を屋内側の前記壁面材51iにビス等を用いて固定する。
【0027】なお該基体27は、その屋外側端縁においては、本例では、下板片25が上板片24よりも屋外側に突出し、かつ側板片26が内傾斜の傾斜縁26eを有して下板片25と上板片24とを連結している。又基体27は、図1の如くその内周面内に前記屋外側の基体14を差し込み状に挿入することにより接続される。
【0028】従って、前記屋外側の基体14の内周面の少なくとも底面部、すなわち下板片12と、前記屋内側の基体27の内周面の少なくとも底面部、すなわち下板片25とが互いに重なる重なり部30を形成している。これに対して、少なくとも上板片11、24間では、互いに重なることなく離間している。この離間部の形成により、基体14、27間の差し込み状の接続を円滑に行うとともに、重なり部30の形成により、ガラリパイプ4内で滴下する雨水、特に防虫ネット9で捕獲した雨水が、漏れて外壁W内に侵入し腐食やカビが発生するのを防止できる。
【0029】この雨水の漏れをより確実に防止するため、図3に拡大する如く、前記下板片12の屋内側端縁に下方に突出し雨水の滴下を促す滴下片12Aを設けるとともに、下板片25の屋外側端縁に、上方に突出し下板片12に当接乃至圧接する水戻し片25Aを設けるのが好ましい。さらに、同じ目的で、前記下板片25を屋内に向かって下に傾斜させることにより、水滴を家屋内部へと流す内流れ傾斜部20を形成している。この内流れ傾斜部20は、前記外流れ傾斜部19と同様、防虫ネット9により捕獲した雨水を流下せしめ、この雨水が外壁W内に侵入するのを防止する。
【0030】なお前記重なり部30は、前記ガラリパイプ4を開口部2内に装着する際の外壁Wの厚さバラツキを吸収でき、施工性の向上にも役立つ。
【0031】次に、前記屋外グリル5は、図2、4、5に示すように、屋外で露出するケース状のフード本体31と、このフード本体31からのびるとともに前記屋外側の筒部4oの各被取付部22U、22Lに保持される上下の取付部32U、32Lとを具えている。なお本例では、上下の取付部32U、32Lが、前記フード本体31にビス等で固定される板状の上下の取付部材33、34に形成されるとともに、この上下の取付部材33、34が、家屋の内外方向に位置ズレさせて配される場合を例示している。
【0032】詳しくは、前記上の取付部材33は、フード本体31に固定される固定片35の上縁に、屋内側に向かって略水平にのびる取付片36を設けた略L字状をなし、この取付片36によって前記取付部32Uを形成している。なお本例では、剛性アップを目的として前記取付片36の略中間位置に、小高さの段差部Kを形成している。又取付片36は、その外向き面(上面)に、前記上の被取付部22Uの係止部23Uに係止される鉤状等の段部からなる係合部36Aを、屋内側端縁近傍に形成している。
【0033】又前記下の取付部材34も同様に、固定片37の上縁に、取付部32Lに相当する取付片39を略水平に設けた略L字状をなすとともに、この取付片39の外向き面(下面)に、前記下の被取付部22Lの係止部23Lに係止される係合部39Aを形成している。この係合部39Aは、前記位置ズレに起因して、屋内側端縁よりも屋外側に変位して形成される。なお本例では、共通化のために前記上下の取付部材33、34を互いに同構成としている。
【0034】又前記屋外グリル5では、さらに上下の取付片36、39の少なくとも一方に、他方との近づきを防ぐ変形規制部40を設けている。この変形規制部40は、上下の取付片36、39の少なくとも一方から他方に向かってのびる平板上の受片41であり、該受片41の先端と、他方の取付片との間には、前記上下の取付片36、39の変形を許容する小間隙Gを形成している。
【0035】従って、上下の取付片36、39が互いに近づく向きに過度に変形し、前記屋外側の筒部4oからフード本体31が不用意に脱落するのを効果的に防止できる。又小間隙Gの形成により必要な変形量が付与されるため、その脱着容易性は確保される。
【0036】なお本例では、前記受片41(変形規制部40)は、前記上の取付片36に上端が固定されるとともに下の取付片39に向かって垂下する場合を例示しており、又前記受片41の屋内側端縁は、上端側では前記係合部36Aから屋外側に隔たった位置で終端するとともに、下端側では下の前記係合部39Aの近傍位置で終端している。
【0037】このように、本例では、下の取付片39は、その係合部39Aにおける上方への弾性変形が前記受片41により抑制されているため、通常の取付き状態において作用する下向きの外力がフード本体31に作用した場合にも、この外力が前記受片41によって支承され、フード本体31の脱落が阻止される。その反面、上の取付片36は、前記受片41の上端側の屋内側端縁から係合部36Aまでの領域部分Yでは上下に弾性変形可能である。従って、上方への人為的かつ意図的な外力が作用した場合には、上の取付片36が前記領域部分Yにおいて変形するため、フード本体31を上方に持ち上げることができ、下の係合部39Aの係止を容易に解除しうる。即ち、通常の取付き状態での脱落防止効果を高く維持したまま、意図的な脱着容易性をより向上しうるのである。
【0038】なお図7に示すように、前記受片41の左右へのズレを防止し、外力支承能力を充分に発揮させるため、小間隙Gを有する側の取付片(本例では下の取付片39)に、受片41に近接してその両側でのびるリブ状の突条42、42を形成することが好ましい。このとき、突条42の突出高さHは前記小間隙G以上とするのが良い。
【0039】又前記フード本体31は、屋内側面を略全開口させた箱状の基筺31Aを有し、この基筺31Aの下面には、防鳥用の格子桟部31Bを形成している。なおフード本体31としては、特に規制されることがなく、従来的な種々な形状や構造のものが採用できる。
【0040】又前記屋内グリル6は、前記空気通路3を開閉自在な周知の開閉手段、及び風向きを調整する周知のルーバ手段などを具えるが、その構造は特に規制されることがなく、従来的な種々なものが採用できる。なお防虫ネット9は、前記ガラリパイプ4に配されるため具備していない。
【0041】図9は本願の換気ガラリ1の他の実施例を示す断面図である。本例では、ガラリパイプ4は、開口部2を屋内側から挿入される屋内側の筒部4iのみで形成される。
【0042】詳しくは、この筒部4iの基体27は、外壁Wの屋内面と屋外面との間を連続してのびる円筒体からなり、本例では、屋内に向かって拡径する略コーン状の大径部27Aの屋外側に、屋外に向かって拡径する略コーン状の小径部27Bを段差部27Cを介して形成している。従って、本例では、この大径部27Aおよび小径部27Bにより、水滴を家屋内部および外部へと流す内流れ傾斜部20および外流れ傾斜部19を形成している。なお大径部27Aは、直円筒状に形成しても良い。
【0043】又基体27は前記段差部27Cに、その内周面から小高さで立ち上がるリング状の水切り片7を設け、雨水の屋外からの侵入を阻止している。又ガラリパイプ4は、前記大径部27A内に出し入れ自在に挿入される保持筒43を有し、この保持筒43の屋外側端と前記水切り片7との間で、ネット枠10を挟んで着脱自在に保持している。なお本例では、ネット枠10は略垂直に配されている。
【0044】以上、本発明の特に好ましい実施形態について詳述したが、本発明は図示の実施形態に限定されることなく、種々の態様に変形して実施しうる。
【0045】
【発明の効果】叙上の如く本発明の換気ガラリは、外壁の開口部を貫通してのびるガラリパイプの内周面に、小高さの水切り片を突設するとともに、この水切り片を用いて防虫ネットを取付けているため、家屋内への雨水の浸入を効果的に防止できる。すなわち、屋外グリルから雨水等が風とともに吹き込む際、雨水等を、前記防虫ネットが捕獲するとともに、この防虫ネットに沿って案内し下方に滴下させる。しかもこの防虫ネットは、屋内から距離を隔てて配されるため、いったん捕獲された防虫ネット上の雨水が、風とともに屋内に吹き込むのを防止できる。
【0046】さらに、空気通路に従来のルーバを設ける必要がないため、空気抵抗の増加がなく、換気効率を大巾に向上することができる。




 

 


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