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発明の名称 床構造
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2001−234627(P2001−234627A)
公開日 平成13年8月31日(2001.8.31)
出願番号 特願2000−44584(P2000−44584)
出願日 平成12年2月22日(2000.2.22)
代理人 【識別番号】100082968
【弁理士】
【氏名又は名称】苗村 正 (外1名)
【テーマコード(参考)】
3L070
【Fターム(参考)】
3L070 AA02 BD02 
発明者 横山 勝美 / 中山 誠 / 寺内 進
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】床パネルが敷設される基準床部と、前記基準床部の前記床パネルよりも高さが小の低床パネルが敷設される低床部とからなり、前記低床部は、その上面に、床面をなす床仕上げ材を温めうる床暖房マットと、前記低床パネルと前記床暖房マットとの間に介在し前記床仕上げ材を、前記基準床部の床面と略同高さに位置合わせする断熱材入りシート体とが配されてなる暖房床部を具えたことを特徴とする床構造。
【請求項2】前記低床部は、前記断熱材入りシートを介在することなく畳を配した畳床部を具えるとともに、該畳床部の床面高さを前記床仕上げ材の床面と略同高さとしてなる請求項1記載の床構造。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、床暖房をなしつついわゆるバリアフリーに対応しうる床構造に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】家屋の暖房設備として床暖房が広く知られている。この床暖房は、床パネルと、床面をなす床仕上げ材との間に、該床仕上げ材を温めうるヒータ、温水管などを具えた床暖房マットを敷設することにより構成される。
【0003】しかしながら、このような床暖房を施工した床の床面高さは、床暖房マットを敷設した分だけ床面高さが大となる傾向があり、居室間で床面段差を生じてしまう。このような段差は、とりわけ子供や老人にとって歩行時の障害となりやすく好ましいものではない。また、大きな暖房負荷に対応するためには、床暖房の効率を最大限に高めることも重要である。
【0004】本発明は、以上のような問題点に鑑み案出なされたもので、床暖房の効率を高めつつ床面高さを均一としてバリアフリーに対応しうる床構造を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のうち請求項1記載の発明は、床パネルが敷設される基準床部と、前記基準床部の前記床パネルよりもよりも高さが小の低床パネルが敷設される低床部とからなり、前記低床部は、その上面に、床面をなす床仕上げ材を温めうる床暖房マットと、前記低床パネルと前記床暖房マットとの間に介在し前記床仕上げ材を、前記基準床部の床面と略同高さに位置合わせする断熱材入りシート体とが配されてなる暖房床部を具えたことを特徴とする床構造である。
【0006】また請求項2記載の発明は、前記低床部は、前記断熱材入りシートを介在することなく畳を配した畳床部を具えるとともに、該畳床部の床面高さを前記床仕上げ材の床面と略同高さとしてなる請求項1記載の床構造である。
【0007】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の一形態を図面に基づき説明する。図1には本実施形態の床構造の部分断面図を示しており、床パネル2が敷設される基準床部Faと、この基準底部と隣り合うとともに前記基準床部Faの床パネル2よりも高さが小の低床パネル3が敷設される低床部Fbとからなり、本実施形態では家屋の階上(1階よりも上)部分に設けられた床構造が例示されている。
【0008】前記基準床部Faに配された床パネル2は、例えば断面コ字の溝形鋼からなる枠材2aを溝部を向き合わせて矩形に接合してなる枠組上面に、面材2bを添着した一体可搬のパネル体として形成される。また、前記低床パネル3も、溝形鋼からなる枠材3aを溝部を向き合わせて矩形に接合してなる枠組上面に、面材3bを添着した一体可搬のパネル体として構成され、本例では前記床パネル2に比して小厚さで構成されたものが例示される。なお本例では、両パネル2、3には、いずれも枠組内に断熱材などを配していないものが例示される。また、基準位置(図示せず)から前記低床パネル3の上面までの高さhbは、前記基準位置から前記床パネル2の上面までの高さhaよりも小とされている。
【0009】前記各パネル2、3は、本例では階上の梁材Bに、パネル支持金具12を介して水平に支持される。前記梁材Bは、垂直なウエブB1の上下に水平なフランジB2を設けた断面I字状の形鋼材からなる。また前記パネル支持金具12は、該梁材BのウエブB1にボルト止めされる縦長矩形の取付片12Aと、この取付片12Aの縦方向略中間位置から水平に突出し床パネル2、3の各枠材2a、3aが載置されかつボルト止めされる受片12Bと、この受片12Bの一側縁と前記取付片12Aの一側縁とを該受片下方で継ぐ三角形状の補強片12Cとを具えたものが例示される。
【0010】また本例では、前記床パネル2と低床パネル3との厚さが異なるため、梁材Bに各パネル2、3の下面を同じ高さに揃えて支持することにより、各パネル2、3の上面高さを異ならせたものが例示される。これにより、各パネルに特別な施工を行わなくても良く、しかもパネル支持の構成が簡略化でき、施工の簡易化を図りうる点で好ましい。ただし、このような構成に限定されるものではなく、パネルの厚さを同じにし、取付位置を違えることでも良い。
【0011】また前記低床部Fbは、その上面に、暖房床部6を具えている。該暖房床部6は、床面をなす床仕上げ材4aを温めうる床暖房マット4と、前記低床パネル3とこの床暖房マット4との間に介在し前記床仕上げ材4aを前記基準床部Faの床面Sと略同高さに位置合わせする断熱材入りシート体5とが配されて構成されている。
【0012】前記床暖房マット4は、図1、図2に例示する如く、本例では温水が通る温水管P、P…が配された加熱部4bと、この加熱部4bの上面に配され該加熱部4bによって温められる床仕上げ材4aとを一体に形成したものが例示される。前記加熱部4bは、ガスないし電気によって温められた温水を前記温水管に循環させることにより前記床仕上げ材4aを温めうる。また前記床仕上げ材4aは、例えば熱伝導性が良くかつ耐熱性のフローリング、カーペットなどが好適であり、非畳敷きの仕上げ材が用いられる。なお加熱部4bには、温水に代えて暖気、オイル等の熱媒を用いる他、電気ヒータなどを直接利用するものなど種々の構成が採用できる。
【0013】前記断熱材入りシート体5は、図1、図2に示す如く、本例では、面材5aの下面に複数本の平行な根太5bを略等間隔で固着するとともに、この根太5b、5b間に例えば発泡樹脂からなる断熱材5cを配したものが例示される。またこの断熱材入りシート体5の厚さは、前記床仕上げ材4aを前記基準床部Faの床面Sと略同高さに位置合わせするものとして設定されている。
【0014】このように本実施形態の床構造では、前記床暖房マット4により床面を温めることができる。このとき、床暖房マット4は、断熱材入りシート体5を介して低床パネル3に配されることにより、低床パネル3側への熱の散逸を断熱材5cが効果的に防止し床仕上げ材4aへの熱伝達を高めるなど床暖房の効率を大巾に向上しうる。またこのような暖房床部6は、前記基準床部Faの床面との間の段差をなくしたバリアフリーとして構成でき、床部間の移動を安全にかつ容易に行うことができる。
【0015】なお本実施形態では、前記低床部Fbに隣り合う基準床部Faは、床パネル2の上面に、小厚さの合板からなる下地材13を介してフローリング等の床仕上げ材14が施工されており、暖房床部6を具えていないものが例示される。又本例では隣り合う基準床部Faと低床部Fbとの間には、間仕切り壁形成用の間仕切りパネル15と、その下面に当接する間仕切り下地材16とが設けられたものを例示している。
【0016】図3には、本発明の床構造の他の実施形態を示す部分断面図を例示している。本例では、前記低床部Fbは、前記暖房床部6と、畳床部9とを具えるとともに、該畳床部9の床面高さを前記床仕上げ材4aの床面と略同高さとしたものが示されている。前記畳床部9は、前記低床パネル3の上面に断熱材入りシート5を介在することなく畳7を配して形成される。なお畳7と低床パネル3との間には、薄肉の合板等からなる畳下地材17が配設されている。また暖房床部6と畳床部9との間には敷居材19を配しており、この敷居材19の上面高さも、本例では前記畳床部7及暖房床部6の床面高さと略同一としたものが例示されている。なお低床パネル3の他端は、本例では外壁パネル20側の梁材Bに支持されている。
【0017】このような実施形態の床構造では、低床部Fbと基準床部Faとの間でバリアフリーをなしうるのみならず、低床部Fb内に設けられた暖房床部6と畳床部7との間でもバリアフリーをなしうるため、より住み心地の良い快適な床構造を提供しうる。また低底部Fbを、例えば畳床専用の床部として用いるときには、和室、洋室間のバリアフリーの床構造として兼用でき、汎用性を高めるのに役立つ。また一つの居室内に同一床面高さを有する畳床部7と非畳敷きの床仕上げ材4aを有する暖房床部6と形成でき、床構造のバリエーションを多様化するのにも役立つ。
【0018】以上本発明の実施形態について説明したが、本発明はこのような実施形態に限定されるものではなく、例えば1階の床部分に適用することもでき、またこのとき床パネル2、低床パネル3は基礎などに支持させることができる。また、前記図3に示した実施形態において、敷居材19に代えて、間仕切り壁形成用の間仕切りパネルなどを配設することでも良いなど、本発明は種々の態様に変形しうる。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の床構造は、床パネルが敷設される基準床部と、この基準床部よりも高さが小の低床パネルが敷設される低床部とからなり、低床部は、その上面に、床面をなす床仕上げ材を温めうる床暖房マットと、前記低床パネルと前記床暖房マットとの間に介在し前記床仕上げ材を、基準床部の床面と略同高さに位置合わせする断熱材入りシート体とが配されてなる暖房床部を具えたことにより、床暖房マットにより床暖房を行いつつ、基準床部の床面との段差をなくしてバリアフリーに対応しうる。また床暖房マットは、断熱材入りシート体を介して低床パネルに配されることにより、低床パネルへの熱の散逸を防止して床仕上げ材への熱伝達を効率的なものとし床暖房効率を向上しうる。
【0020】また請求項2記載の床構造では、前記低床部と基準床部との間でバリアフリーをなしうるのみならず、低床部内に設けられた暖房床部と畳床部との間でもバリアフリーをなしうるため、より住み心地の良い快適な床構造を提供しうる。また、例えばこのような低床パネルを畳床専用の床部として用いるときには、和室と洋室のバリアフリー用床構造にも兼用しうるなど床構造の汎用性をも高めうる。また一つの居室内に同一床面高さを有する畳床部と非畳敷きの床仕上げ材を有する暖房床部と形成でき、床構造のバリエーションを多様化するのにも役立つ。




 

 


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