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発明の名称 床パネルと壁パネル間の仕舞い構造
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2001−207622(P2001−207622A)
公開日 平成13年8月3日(2001.8.3)
出願番号 特願2000−19070(P2000−19070)
出願日 平成12年1月27日(2000.1.27)
代理人 【識別番号】100087767
【弁理士】
【氏名又は名称】西川 惠清 (外1名)
発明者 小林 真一
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】 建物に水平に架設された梁の上方に壁パネルを垂直に立設し、水平に配置した床パネルの端縁を梁に沿わせて配置し、床パネルの上面の床面板の端縁と壁パネルの壁面板の下端とが隙間を介して隣接し、隙間の長手方向と同方向に長尺となった隙間埋め桟を隙間に挿入すると共に隙間埋め桟を床パネルの床面板の端縁に接着し、隙間埋め桟の上面に装着した上板から上記長手方向と垂直方向に連出した仮止め片を床パネルの床面板の端縁に載置してなることを特徴とする床パネルと壁パネル間の仕舞い構造。
【請求項2】 上記上板が隙間埋め桟と取り外し可能に装着したことを特徴とする請求項1に記載の床パネルと壁パネル間の仕舞い構造。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、床パネルと壁パネル間の仕舞い構造に関するもので、詳しくは床パネルと壁パネルとの間にできる隙間を埋めた仕舞い構造である。
【0002】
【従来の技術】従来の建物においては図8に示すように、梁1を水平に架設し、梁1の上方に壁パネル2を垂直に立設し、また、梁1の側方に水平に床パネル3を配置し、水平に配置した床パネル3の端縁を梁1に沿わせるように配置するものである。壁パネル2は内側に壁面板4を有すると共に外側に化粧壁板12を有し、下端に支持部11を有するものであり、壁パネル支持片9で梁1と壁パネル2の支持部11を連結しているものである。また、床パネル3は金属枠14の上面に床面板5を有するものであり、床パネル支持片(図示せず)を介して梁1と金属枠14とが連結するものである。ここで、金属枠14は床面板5よりも壁パネル2側に突出しているものであるが、これは金属枠14の上面に床面板5が覆わない部分を先端に設けることで、床パネル3の突き合わせ接合がされたときに、対向する上記金属枠14の上面で床面板5が覆わない部分に別個の床面板を架設することを期しているものである。このような壁パネル2と床パネル3は垂直に位置して配置するものであり、床パネル3の上面の床面板5の端縁と壁パネル2の壁面板4の下端とが隙間6を介して隣接するものである。上記隙間6は上述したように床パネル3同士の突き合わせ接合等の用途を考慮して製造された床パネル3の形状(金属枠14が床面板5よりも壁パネル2側に突出している)より生じてしまうものである。そして、床パネル3の床面板5の上には床面板5の一面に亘って表面床材16を敷設するものであるが、上記のように床パネル3の床面板5の端縁5aと壁パネル2の壁面板4の下端との間に隙間6がある場合には、その部分では表面床材16を床面板5に固定することはできず、隙間6の上に位置する表面床材16に例えば家具等の重量の重いものを載置した場合、上記重量を表面床材16が支持できず表面床材16の沈み込みを起こすなど、安定的な表面床材16の敷設が充分にできるものではないものである。
【0003】しかして、上記の問題を解決するために、上記隙間6を塞いで表面床材16を敷設するものがあった。この場合は、隙間6に隙間埋め桟7を挿入し、床パネル3の床面板5の端縁5aと床パネル3の金属枠14の上面に接着するものである。上記のように隙間6を塞いた隙間埋め桟7に表面床材を打ち付け、沈み込み等を抑えることを期するものであった。ここで、隙間埋め桟7は床面板5と同じ厚さを有した隙間6を塞ぐことができる角棒状のものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、隙間埋め桟7は隙間6を塞ぐように挿入するものであるので、隙間6と隙間埋め桟7との寸法は略同様に作られるのが好ましいものである。そのため、施工現場で隙間埋め桟7を隙間6に挿入する際に、隙間埋め桟7を床パネル3の床面板5の端縁及び金属枠14の上面に接着する位置に挿入しずらかったり、隙間埋め桟7の床パネル3への接着位置からずれて挿入した際に上記接着位置に隙間埋め桟7を調整する作業が困難であったり、接着するまでに他の施工作業の際の振動等により隙間埋め桟7が接着位置よりずれてしまったりするものであった。
【0005】本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、施工性に優れた壁パネルと床パネルの間の仕舞い構造を提供することを課題とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するために本発明の請求項1に係る床パネルと壁パネル間の仕舞い構造は、建物に水平に架設された梁1の上方に壁パネル2を垂直に立設し、水平に配置した床パネル3の端縁を梁に沿わせて配置し、床パネル3の上面の床面板5の端縁5aと壁パネル2の壁面板4の下端とが隙間6を介して隣接し、隙間6の長手方向と同方向に長尺となった隙間埋め桟7を隙間6に挿入すると共に隙間埋め桟7を床パネル3の床面板5の端縁5aに接着し、隙間埋め桟7の上面に装着した上板20から上記長手方向と垂直方向に連出した仮止め片8を床パネル3の床面板5の端縁5aに載置してなることを特徴とする。これにより、あらかじめ隙間埋め桟7の上面に上板20を装着し、上板20の上記長手方向と垂直方向に仮止め片8を連出した隙間埋め部材15を用意しておけば、隙間埋め桟7を隙間6に挿入する際に隙間埋め桟7から突出した仮止め片8を持って挿入することで隙間埋め桟7を床パネル3への接着位置に確実に設置することができるものであり、たとえ隙間埋め桟7を床パネル3への接着位置をずらして挿入してしまっても、上記仮止め片8を持って引っ張ることで簡単に隙間埋め桟7を床パネル3への接着位置に調整することができるものである。また、接着位置が決まった時点では仮止め片8が床パネル3の床面板5の端縁5aに載置していることより、仮止め片8にくぎ打ち等をすることで床面板5に仮止めを行うことができ、接着剤が乾くまでその状態を維持できるものであり、施工性が向上するものである。
【0007】また、本発明の請求項2に係る床パネルと壁パネル間の仕舞い構造は、上記上板20が隙間埋め桟7と取り外し可能に装着したことを特徴とする。これにより、表面床材には木質板材17よりなる木質床材16aや木質板材17の裏面にクッション材18を裏打ちした木質クッション床材16b等があるが、様々なタイプの表面床材に合わせて上板20を取付けたり、はずしたりすることができるものである。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明を添付図面に示す実施形態に基づいて説明する。
【0009】図1乃至図5に本発明の実施の形態の例を示す。建物には梁1が水平に架設されている。梁1の上方には壁パネル2が垂直に立設しているが、これは梁1の上面に設けられた断面L型の床パネル支持片9が壁パネル2の下端の支持部11に係止して壁パネル2を支持するものである。ここで、壁パネル2は本例では、内面には壁面板4を有し、外面には化粧壁板12を有し、その間に断熱材13が充填されて形成される外壁パネルであるが、本発明は屋内で隣接する部屋間に使用される両面とも壁面板4で構成される間仕切りパネルの場合も同様に適用できるものである。また、梁1の側方には床パネル3を水平に配置するものであり、そのとき、床パネル3の端縁を梁1に沿わせるように配置するものである。床パネル3はチャンネル状の金属枠14の上面に床面板5を載置するものであり、金属枠14は床面板5よりも壁パネル2側に突出しているものである。なお、梁1の内面に床パネル支持片(図示せず)が設けられ、床パネル支持片が金属枠14と連結されて床パネル3が支持されるものである。
【0010】このような壁パネル2と床パネル3は垂直に位置して配置されるものであり、床パネル3の上面の床面板5の端縁5aと壁パネル2の壁面板4の下端とが隙間6を介して隣接しているものである。
【0011】図2に示すように、上記隙間6には隙間6の長手方向と同方向に長尺となった隙間埋め桟7が挿入されるものである。隙間埋め桟7は床面板5と同じ厚さを有し、隙間6と同様の長手方向に長尺を有する四角柱棒状の形状を有するものである。また、隙間埋め桟7の上面には上板20が隙間埋め桟7に亘って設けられ、上板20からは仮止め片8が上記長手方向と垂直方向の壁パネル2と反対側に向って連出しているものである。上記のように隙間埋め桟7と仮止め片8を有した上板20とは一体に設けられており、隙間埋め部材15を形成するものである。
【0012】図3に示すように、隙間埋め桟7の下面7aと床面板5側の側面7bに接着剤10を塗布した後に、図4に示すように、隙間埋め桟7の床面板5側の側面7bを床面板5の端縁5aに接すると共に隙間埋め桟7の下面7aを金属枠14に接するような位置に合わせるように隙間埋め部材15を隙間6に挿入する。上記の位置が隙間埋め桟7の床パネル3との接着位置となるものである。そのとき、あらかじめ隙間埋め桟7の上面に上板20を装着し、上板20の上記長手方向と垂直方向に仮止め片8を連出した隙間埋め部材15を用意しておけば、隙間埋め桟7を隙間6に挿入する際に隙間埋め桟7から突出した仮止め片8を持って挿入することで隙間埋め桟7を床パネル3への接着位置に確実に設置することができるものであり、たとえ隙間埋め桟7を床パネル3への接着位置をずらして挿入してしまっても、上記仮止め片8を持って引っ張ることで簡単に隙間埋め桟7を床パネル3への接着位置に調整することができるものである。
【0013】接着位置に設置した隙間埋め部材15は、そのままその位置に留まり接着されるように、床パネル3の床面板5の端縁5aに載置されている仮止め片8に上方から長さの短いくぎ23等を貫通するように打ち込み、隙間埋め部材15を床パネル3に仮止めするものである。このようにすることで、接着剤10が乾くまで隙間埋め部材15を床パネル3に設置しておくことができ、他の施工作業での振動等にも妨げられずに確実に隙間埋め桟7を床面板5及び金属枠14に接着することができ、隙間6を塞ぐことができるものである。
【0014】上記のように隙間6を隙間埋め部材15で塞ぐと共に隙間埋め部材15を床パネル3に接着した状態で、図5に示すように、床面板5及び隙間埋め部材15の上面に亘って表面床材を載置し装着して床面を仕上るものである。ここで、表面床材は上部の木質板材17の裏面にクッション材18を裏打ちして構成される木質クッション床材16bであり、木質クッション床材16bを床面板5及び隙間埋め部材15の上面に亘って載置したときに上板20に対応するクッション材18の部分に切欠部19を設けるものである。ここで、クッション材18は防音や振動吸収の効果を図った弾性体で構成されるものであり、また、切欠部19はクッション材18を切取った部分を指すものである。このような木質クッション床材16bを床面板5及び隙間埋め部材15の上面に亘って載置した際には、上記クッション材18の切欠部19に上板20が位置し、木質板材17と床面板5に挟まれるものである。また、クッション材18も木質クッション床材16bを床面板5及び隙間埋め部材15の上面に亘って載置した際には、木質板材17と床面板5に挟まれるものである。このように、木質クッション床材16bを床面板5及び隙間埋め部材15の上面に亘って載置した際に木質板材17と床面板5に挟まれるクッション材18と上板20とを比べると上板20は弾性係数の大きいものであり同じ荷重をかけても変形しにくいものである。これにより、壁パネル2の近傍に亘って設けた上板20は木質クッション床材16bの沈み込みを防止するものであり、一般的に壁パネル2の近傍の表面床材の上に家具等のインテリアを置くことが多いことを鑑みると妥当な場所で沈み込み防止の効果が得られるものである。
【0015】本発明の実施の形態の他例として、上板20が隙間埋め桟7と着脱可能に装着した隙間埋め部材15を用いることも好ましいものである。図6に示すように表面床材がクッション材18のない木質板材17のみで構成された木質床材16aの場合には、上板20を取り外して木質床材16aを床面板5及び隙間埋め部材15の隙間埋め桟7の上面に亘って載置するものである。つまり、上述した本発明の実施の形態の例と同様に隙間埋め部材15は隙間6に挿入し、床パネル3に接着されるものであるが、上板20をそのまま残したままで木質床材16aを床面板5及び隙間埋め部材15の上面に亘って載置した際には、上板20のみが木質板材17と床面板5に挟まれるものである。つまり、上板20の部分だけ高さが高いような段差面に木質床材16aを装着するようになってしまい、木質床材16aが壁パネル2の近傍で反り上がったりする変形やクラックなどの損傷が生じてしまう弊害がある。このような場合に隙間埋め部材15の上板20を取り外し、木質床材16aを床面板5及び隙間埋め部材15の隙間埋め桟7の上面に亘って載置することで、木質床材16aを平面上に載置でき、安定的に装着できるものとすることができるものである。
【0016】また、図7に示すように、上部の木質板材17と下部のクッション材18とで構成される木質クッション床材16bを上記の本発明の実施の形態の例のように切欠部19を設けない場合には、上板20が隙間埋め桟7と取り外し可能に装着した隙間埋め部材15を用いることが好ましいものである。このような場合では、隙間埋め部材15を隙間6に挿入し床パネル3に接着した後に上板20を取り外すものであり、取り外した上板20の代わりに市販の沈み込み防止材21を隙間埋め部材15の隙間埋め桟7の上面に一片取付けるものである。ここで、市販の沈み込み材21は壁パネル2側とその反対側にそれぞれ一条の上方を向いた突起部22を設けており、市販の沈み込み材21は壁パネル2に沿った方向を長手方向とした長尺を有する長方形板状の弾性体から構成されるものである。上記のような沈み込み防止材21を介して木質クッション床材16bを床面板5及び隙間埋め部材15の上面に亘って載置するものであり、この場合では木質クッション床材16bに切欠部19を設けないで済むものであり、製造性や施工性が向上するものである。なお、上記のような沈み込み防止材21はクッション材18と床面板5との間に挟まれるものであり、突起部22によって弾性体であるクッション材18が変形し、突起部22の間の部分にクッション材18が流入するようになり、弾性体の密度が濃いものとなることで弾性係数も大きいものとすることができ、木質クッション床材16bの上に荷重をかけても、沈み込み防止材21の部分では木質クッション床材16bが沈み込まないようになるものである。このように、壁パネル2の近傍に亘って沈み込みを防止するものであり、一般的に壁パネル2の近傍の表面床材の上に家具等のインテリアを置くことが多いことを鑑みると妥当な場所で沈み込み防止の効果が得られるものである。
【0017】
【発明の効果】上記のように本発明の請求項1記載の床パネルと壁パネル間の仕舞い構造にあっては、建物に水平に架設された梁の上方に壁パネルを垂直に立設し、水平に配置した床パネルの端縁を梁に沿わせて配置し、床パネルの上面の床面板の端縁と壁パネルの壁面板の下端とが隙間を介して隣接し、隙間の長手方向と同方向に長尺となった隙間埋め桟を隙間に挿入すると共に隙間埋め桟を床パネルの床面板の端縁に接着したので、隙間埋め桟で隙間を塞ぐことができるものであり、隙間埋め桟の上面に装着した上板から上記長手方向と垂直方向に連出した仮止め片を床パネルの床面板の端縁に載置したので、つまり、あらかじめ隙間埋め桟から突出した仮止め片を有する上板を隙間埋め桟に一体に設けた隙間埋め部材を用意しておくと、隙間埋め桟を隙間に挿入する際に隙間埋め桟から突出した仮止め片を持って挿入することで隙間埋め桟を床パネルへの接着位置に確実に設置することができるものであり、たとえ隙間埋め桟を床パネルの床面板の端縁に接着する位置をずらして挿入してしまっても、仮止め片を持って引っ張ることで簡単に隙間埋め桟を床面板の端縁の接着位置に設置することができるものであり、また、上記接着位置では仮止め片が床パネルの床面板の端縁に載置しているので、仮止め片を貫通してくぎ打ち等をすることで隙間埋め部材を床面板に仮止めを行うことができ、接着剤が乾くまで隙間埋め部材を床パネルに設置しておくことができ、接着剤の乾きを待たずに他の施工に移ることができ、施工性が向上するものであり、また、他の施工作業等による振動等で隙間埋め桟が接着位置から外れることを防止し安定した接着を行うことができるものである。
【0018】また、本発明の請求項2記載の床パネルと壁パネル間の仕舞い構造は、請求項1の効果に加えて、上記上板が隙間埋め桟と取り外し可能に装着したので、表面床材には木質板材よりなる木質床材や木質板材の裏面にクッション材を裏打ちした木質クッション床材等があるが、様々なタイプの表面床材に合わせて上板を取付けたり、はずしたりすることができるものであり、施工性の向上を図ることができるものである。




 

 


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