米国特許情報 | 欧州特許情報 | 国際公開(PCT)情報 | Google の米国特許検索
 
     特許分類
A 農業
B 衣類
C 家具
D 医学
E スポ−ツ;娯楽
F 加工処理操作
G 机上付属具
H 装飾
I 車両
J 包装;運搬
L 化学;冶金
M 繊維;紙;印刷
N 固定構造物
O 機械工学
P 武器
Q 照明
R 測定; 光学
S 写真;映画
T 計算機;電気通信
U 核技術
V 電気素子
W 発電
X 楽器;音響


  ホーム -> 固定構造物 -> ナショナル住宅産業株式会社

発明の名称 手摺笠木の壁際の仕舞い構造
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2001−207604(P2001−207604A)
公開日 平成13年8月3日(2001.8.3)
出願番号 特願2000−19069(P2000−19069)
出願日 平成12年1月27日(2000.1.27)
代理人 【識別番号】100087767
【弁理士】
【氏名又は名称】西川 惠清 (外1名)
【テーマコード(参考)】
2E101
【Fターム(参考)】
2E101 KK02 KK09 LL28 
発明者 宇治川 一男 / 岡本 晃治
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】 袖壁やパラペット等の屋外壁体の上部に手摺笠木を取付け、手摺笠木の建物躯体壁側の端部に端部キャップを摺動自在に挿入し、端部キャップの摺動方向の両端部に鍔部を設けて鍔部間に上面から側面に至る排水溝部を形成し、この端部キャップの一方の鍔部側の端部と建物躯体壁とをコーキング材により封水的に接合して成ることを特徴とする手摺笠木の壁際の仕舞い構造。
【請求項2】 端部キャップの摺動方向の両端部に設けた鍔部のうち、建物躯体壁側の鍔部を手摺笠木内に挿入される他方の鍔部よりも大きくし、この大きい方の鍔部を手摺笠木の端部と同じか手摺笠木の端部よりも大きく設定して成ることを特徴とする請求項1記載の手摺笠木の壁際の仕舞い構造。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、袖壁やパラペット等の屋外壁体の上部に取付けられる手摺笠木の建物躯体壁際における仕舞い構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来からベランダの袖壁などの上部には手摺笠木を取付けるようになっている。そして、手摺笠木の端部と建物躯体壁との間にコーキング材を充填して手摺笠木の端部と建物躯体壁とをコーキング材により封水的に接合し、手摺笠木の端部と建物躯体壁との間から袖壁内に雨水が浸入しないようにしている。
【0003】ところで手摺笠木は一般的に金属により形成してあり、このため袖壁と手摺笠木とを比べた場合、手摺笠木の方が外気温の変化による伸縮量が大きく、このため、手摺笠木の大きな伸縮により手摺笠木の端部と建物躯体壁との間に充填したコーキング材が破れ、コーキング材の破れた部分から内部に雨水が浸入するという問題があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、簡単な構造で手摺笠木の伸縮の影響がコーキング材に及ばないようにできるとともに手摺笠木の端部と建物躯体壁との間に降った雨水を外部にスムーズに排水できて手摺笠木の端部と建物躯体壁との間から内部に雨水が浸入しないようにできる手摺笠木の壁際の仕舞い構造を提供することを課題とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するために本発明に係る手摺笠木の壁際の仕舞い構造は、袖壁やパラペット等の屋外壁体1の上部に手摺笠木2を取付け、手摺笠木2の建物躯体壁3側の端部に端部キャップ4を摺動自在に挿入し、端部キャップ4の摺動方向の両端部に鍔部5を設けて鍔部5間に上面から側面に至る排水溝部6を形成し、この端部キャップ4の一方の鍔部5側の端部と建物躯体壁3とをコーキング材7により封水的に接合して成ることを特徴とするものである。このような構成とすることで、外気温の変化により手摺笠木2が伸縮した場合、建物躯体壁3とコーキング材7により封水的に接合した端部キャップ4に対する手摺笠木2の端部の嵌合長さが変わるのみで手摺笠木2の伸縮の影響が建物躯体壁3と端部キャップ4とを封水的に接合しているコーキング材7に及ぶことがなく、端部キャップ4とコーキング材7とによる封水が破れないものである。また、手摺笠木2の端部と建物躯体壁3との間に降った雨水は、端部キャップ4の両端部の鍔部5間の排水溝部6の上面で受けられて排水溝部6の上面から側面に流れて外部に排水されることになる。
【0006】また、端部キャップ4の摺動方向の両端部に設けた鍔部5のうち、建物躯体壁3側の鍔部5aを手摺笠木2内に挿入される他方の鍔部5bよりも大きくし、この大きい方の鍔部5aを手摺笠木2の端部と同じか手摺笠木2の端部よりも大きく設定することが好ましい。このような構成とすることで、端部キャップ4を手摺笠木2の端部内に入れた場合に端部キャップ4が手摺笠木2内に完全に入り込んでしまうことがなくて、施工時に端部キャップ4の鍔部5a側の端部と建物躯体壁3との間にコーキング材7を充填する作業が簡単に行えることになる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明を添付図面に示す実施形態に基づいて説明する。
【0008】図1乃至図9に示す実施形態においては、屋外壁体1としてベランダ8の袖壁1aの例が示してある。ベランダ1aの外周部には建物躯体壁3側に袖壁1aを設け、袖壁1aの先端部間に前面壁9を形成してある。この袖壁1aや前面壁9の上端部には手摺笠木2が取付けられる。手摺笠木2を取付けるにあたっては、例えば図7に示すように袖壁1a又は前面壁9の上端面部に受け金具10をタッピングねじやボルト等の固着具11により取付け、この受け金具10を取付けた袖壁1a又は前面壁9の上端部に断面略C字状をした手摺笠木2を被せ、手摺笠木2の両側下端部に設けた係止片12を受け金具10の両側下端部に設けた被係止部13に摺動自在に係止し、受け金具1の上部に設けた受け部14により手摺笠木2の上片部の裏面を摺動自在に支持することで、手摺笠木2を袖壁1aや前面壁9に対して摺動自在に取付けてある。手摺笠木2には図1、図9に示すように手摺支柱17の下端部がねじ具などにより取付けられるものであり、手摺支柱17には手摺18が取付けられるものである。なお、図1において19はベランダ8の床を示している。
【0009】手摺笠木2の建物躯体壁3側の端部に端部キャップ4を摺動自在に挿入してある。端部キャップ4は図6、図8に示すように断面略C字状をしたキャップ本体部15の両端部にそれぞれ鍔部5を配置してそれぞれねじ具16や溶接等の任意の固着手段により固着して構成してあり、このようにキャップ本体部15の両端部に鍔部5を設けて構成した端部キャップ4は鍔部5間が凹んでおり、この凹み部分が上面から側面に至る排水溝部6となっている。
【0010】ここで、端部キャップ4の摺動方向の両端部に設けた鍔部5のうち、建物躯体壁3側の鍔部5aを手摺笠木2内に挿入される他方の鍔部5bよりも大きく形成してあり、この大きい方の鍔部5aは手摺笠木2の端部と同じか手摺笠木2の端部よりも大きく設定してある。添付実施形態においては大きい方の鍔部5aは手摺笠木2の端部と同じ大きさとなっている。
【0011】上記の構成の端部キャップ4は小さい方の鍔部5b側が手摺笠木2の建物躯体壁3側の端部内に摺動自在に挿入してあり、この場合、小さい方の鍔部5bは外形が手摺笠木2の内形とほぼ等しく、図3に示すように小さい方の鍔部5bの上縁部及び両側縁部がそれぞれ手摺笠木2の内部の上及び両側に摺動自在に嵌め込まれ、また、キャップ本体部15の両側片の下端部が手摺笠木2の両側下端部に設けた係止片12上に摺動自在に載置してある。
【0012】端部キャップ4の建物躯体壁3側の鍔部5である大きい方の鍔部5aは建物躯体壁3に近接対向してあり、この大きい方の鍔部5aと建物躯体壁3との間に図2に示すように、コーキング材7充填して端部キャップ4の一方の端部と建物躯体壁3とが封水的に接合してある。ここで、端部キャップ4の大きい方の鍔部5aを図2、図4に示すように、手摺笠木2の端部と同じか手摺笠木2の端部よりも大きく設定してあるので、端部キャップ4を手摺笠木2の端部内に入れた場合に端部キャップ4が手摺笠木2内に完全に入り込んでしまうことなく、このため、施工時に端部キャップ4の鍔部5a側の端部と建物躯体壁3との間にコーキング材7を充填する作業が簡単に行えるものである。
【0013】また、袖壁1aの端部が建物躯体壁3に近接対向してあって袖壁1aの端部が建物躯体壁3との間にコーキング材7aを充填してある。なお、袖壁1aを建物躯体壁3に一体に形成した場合にはコーキング材7aは充填する必要はない。
【0014】しかして、外気温の変化により手摺笠木2が長手方向に伸縮した場合、建物躯体壁3にコーキング材7により封水的に接合した端部キャップ4と手摺笠木2とは摺動自在に嵌め込んだ関係となっているので、建物躯体壁3にコーキング材7により封水的に接合した端部キャップ4に対する手摺笠木2の端部の嵌合長さが変わるのみで手摺笠木2の伸縮の影響が建物躯体壁3とを端部キャップ4とを封水的に接合しているコーキング材7に及ばないものである。したがって、手摺笠木2が伸縮してもコーキング材7を破ることがなくてコーキング材7の充填部分から内部に雨水が浸入するおそれがないものである。また、手摺笠木2の端部と建物躯体壁3との間に降った雨水は、端部キャップ4の両端部の鍔部5間の排水溝部6の上面で受けられて排水溝部6の上面から側面に沿って流れて外部に排水され、内部に浸入することがないものである。
【0015】上記実施形態においては、屋外壁体1としてベランダ8の袖壁1aの例が示したが、図10、図11には屋外壁体1として屋上Aの周囲に設けたパラペット1bの例が示してあり、パラペット1bの上端部に前述と同様にして手摺笠木2が長手方向に摺動自在に取付けてある。この実施形態においては図10においてAで示す部位、つまり、屋上Aに形成したペントハウスBの壁部(これが本実施形態では建物躯体壁3となる)と、手摺笠木2の端部との仕舞いを前述の実施形態と同様に端部キャップ4、コーキング材7を用いて行うものである。詳細は前述の実施形態と同様であるので省略する。
【0016】
【発明の効果】上記のように本発明の請求項1記載の発明にあっては、袖壁やパラペット等の屋外壁体の上部に手摺笠木を取付け、手摺笠木の建物躯体壁側の端部に端部キャップを摺動自在に挿入し、端部キャップの摺動方向の両端部に鍔部を設けて鍔部間に上面から側面に至る排水溝部を形成し、この端部キャップの一方の鍔部側の端部と建物躯体壁とをコーキング材により封水的に接合してあるので、外気温の変化により手摺笠木が伸縮した場合、建物躯体壁とコーキング材により封水的に接合した端部キャップに対する手摺笠木の端部の嵌合長さが変わるのみで手摺笠木の伸縮の影響が建物躯体壁と端部キャップとを封水的に接合しているコーキング材に及ぶことがなく、この結果コーキング材による封水が破れて内部に雨水が浸入することがないものであり、また、手摺笠木の端部と建物躯体壁との間に降った雨水は、端部キャップの両端部の鍔部間の排水溝部の上面で受けられて排水溝部の上面から側面に流れて外部に排水されることになり、この点でも内部に雨水が浸入することがなく、簡単な構成で手摺笠木の建物躯体壁際において内部に雨水が入らないような雨仕舞いをすることができるものである。
【0017】また、請求項2記載の発明にあっては、上記請求項1記載の発明の効果に加えて、端部キャップの摺動方向の両端部に設けた鍔部のうち、建物躯体壁側の鍔部を手摺笠木内に挿入される他方の鍔部よりも大きくし、この大きい方の鍔部を手摺笠木の端部と同じか手摺笠木の端部よりも大きく設定してあるので、端部キャップを手摺笠木の端部内に入れた場合に端部キャップが手摺笠木内に完全に入り込んでしまうことがなくて、施工時に端部キャップの鍔部側の端部と建物躯体壁との間にコーキング材を充填する作業が簡単に行え、作業性が向上するものである。




 

 


     NEWS
会社検索順位 特許の出願数の順位が発表

URL変更
平成6年
平成7年
平成8年
平成9年
平成10年
平成11年
平成12年
平成13年


 
   お問い合わせ info@patentjp.com patentjp.com   Copyright 2007-2013