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発明の名称 ALC板固定方法
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2001−182205(P2001−182205A)
公開日 平成13年7月3日(2001.7.3)
出願番号 特願平11−374851
出願日 平成11年12月28日(1999.12.28)
代理人 【識別番号】100082968
【弁理士】
【氏名又は名称】苗村 正 (外1名)
【テーマコード(参考)】
2E002
2E110
2E125
2E162
【Fターム(参考)】
2E002 NA01 NB06 PA04 PA07 QA01 QC07 RA00 RB00 XA03 XA16 
2E110 AA48 AA50 AB04 BA16 CA09 CC03 CC06 DA09 DC14 GA24W GA31Y GA31Z GA33W GA33Z GB01Z GB02Y GB02Z GB23W
2E125 AA02 AA52 AA53 AB05 AC15 AE02 AE06 AE18 AG08 AG13 BA18 BA27 BB08 BB19 BB25 BB28 BB30 BC09 BE07 BE08 BF01 CA75 CA96 EA12 EA14 EB12
2E162 BA02 BB03 CA13 CB14 CB16
発明者 中川 勇二 / 木下 元二 / 櫻田 哲至
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】建築用のALC板の内部に網目を有する補強用のラス状体を、該ALC板の平面と平行に埋設するとともに、前記平面に前記ラス状体をこえる深さの孔部を形成し、かつ拡径部を有する拡径リベットを前記平面に接する取付材を通りかつ頭部を該取付材に接して前記孔部に挿入するとともに、この拡径部が前記ラス状体をこえた位置で拡径した拡大部を前記ラス状体に係止させてALC板を取付材に固定するALC板固定方法。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建築用のALC板と取付材とを強固に固定しうるALC板固定方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、壁パネル、床パネルなどの建築用パネル体を用いた乾式工法による家屋が普及している。家屋の外壁などを形成する外装パネルにあっては、セメント原料と石灰との混和体に、けい酸質原料、アルミニウム粉末などの気泡剤を添加したALC板が耐火性、断熱性、耐振性、防音性などを理由として用いられる。
【0003】このALC板は、建築用パネルとして用いるためには予め、取付材と一体化されたパネルとして用いることが多いが、例えば特開平10−273958号公報は、取付材を通りALC板の内部で拡径する拡大部を有する拡径リベットを用いてALC板と取付材とを固定することを提案している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ALC板は、発泡体であって耐圧強度が小であるため、内部で拡径部が拡径するときALC板の内部破壊、クラックが発生しやすく、又ALC板自体発泡性で強固な部材であるとはいえないいため、充分な支持力、固定力を発揮しえない場合が生じるおそれがある。
【0005】本発明は、ALC板の内部に網目を有する補強用ラス状体を埋設することを基本として、ALC板を補強するとともにこのラス状体に拡大部を係止させることにより、前記課題を解決しうるALC板を取付材に固定するALC板固定方法の提供を目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、建築用のALC板の内部に網目を有する補強用のラス状体を、該ALC板の平面と平行に埋設するとともに、前記平面に前記ラス状体をこえる深さの孔部を形成し、かつ拡径部を有する拡径リベットを前記平面に接する取付材を通り頭部を該取付材に接して前記孔部に挿入するとともに、この拡径部が前記ラス状体をこえた位置で拡径した拡大部を前記ラス状体に係止させてALC板を取付材に固定する。
【0007】このように、網目を有する補強用のラス状体をALC板内部に埋設することによって、ALC板自体を補強しクラックの発生などを防止でき,かつラス状体の網目で拡径リベットの拡径した拡大部を係止することにより、ALC板と取付材との固定力を向上できる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の一形態を図面に基づき説明する。図1は、ALC板2をその縦方向両側に取付材10、10を取付ける場合を示し、図1〜3において、建築用のALC板2は、網目を有する補強用のラス状体5を、該ALC板2の平面3と平行に内部に埋設するとともに、拡径部23を有する拡径リベット21の前記拡径部22を、前記ラス状体5をこえた位置で拡径した拡大部24によってラス状体5に係止し、これによりALC板2と取付材10とを強固に固定している。
【0009】前記取付材10は、本例では、長片10aと短片10bとを継ぎ片10cにより連結した溝形状鋼であり、長片10aをALC板2の平面3に当接させかつ溝部を向き合わせて配している。
【0010】ALC板2は、本例では、外壁として用いられ、かつ前記平面3をなす屋外に向く外面3Bと屋内に向く内面3Aとが互いに平行な矩形板であって、セメント原料、気泡剤等により発泡させた周知構成を有し、又本例では、巾30〜150cm、長さ50〜300cm、厚さ3〜10cm程度のものを用いている。なおALC板2は、外面3Bには各種凹凸形状を適宜形成できる。
【0011】又ALC板2には、前記のごとく、その内部に前記ラス状体5が、前記平面3、本形態では内面3Aと平行に埋設されかつその全面に亘って配置されている。なお周縁に5〜10mm程度を残して配するのもよく、又ラス状体5は、前記拡径リベット21の拡径した拡大部24を係止しかつ固定力を発揮しうる程度の深さ、例えば、内面3Aから10〜40mm程度であって、通常ALC板2の厚さTの1/3〜2/3倍程度とする。
【0012】また前記ラス状体5は、周知のスリット付鋼板を伸ばした展開板からなり、菱形網目を具え、かつ本例では、図4に示すように網目の長対角線の長さLaと短対角線の長さLbとの比La/Lbを1.5〜3.0程度、本例では、1.9程度であって、かつ網目の内接円径D0を8〜25mm、好ましくは10〜15mm、本例では、12.3mm程度としている。なおラス状体5とは、壁下地用等のいわゆるラスの他、補強用として使用可能な金属線、例えば、鋼線、不銹線などからなる金網体なども採用できる。又網目も菱形のみに限定されない。
【0013】前記拡径リベット21は、図2、3に示すように、略円筒形をなすスリーブ22と該スリーブ22の中空部分を通るマンドレル25とからなり、マンドレル25の引き抜きによってスリーブ22の一端を膨出、拡径して拡大部24を形成する周知構成を具える。本例では、前記スリーブ22は、一方端には切りこみ23aを有する拡径部23を、他端には略円錐台状の頭部26を具えている。又マンドレル25は、スリーブ22の拡径部23をこえる一端に、スリーブ22内への押込みにより前記切りこみ23aを裂いて拡径し拡大部24を形成する下テーパの押込み部29を有し、その他端は前記スリーブ22をこえ、かつ本例では、ネジ部27を形成している。なおネジ部27を把持する図示しない工具によるマンドレル25の牽引により拡径部23を広げて拡大部24を形成したのち、該マンドレル25が切断するための細径部28が設けられる。
【0014】なお、拡大部24は、ALC板2が軟質であるときには、図2に一点鎖線で示すように横広がりの花弁状にも拡径するが、ALC板2の抵抗があるときには図1に示すようにチューリップ状の広がりとなる。前記拡径により拡大部24は、その輪郭外周円の径D2がスリーブ22の径D1の、通常1.2〜3.5倍程度拡径する。
【0015】この拡径リベット21の挿入のために、前記ALC板2には、前記内面3Aから前記ラス状体5をこえる深さの孔部6を形成する。ここで孔部6の深さは、前記内面3Aと接する前記取付材10の長片10aの孔31を通って、かつ該長辺10aに拡径リベット21の前記頭部24が当接した状態において、孔部6内に挿入される拡径リベット21の拡径部23が、前記ラス状体5をこえて位置する深さに設定される。
【0016】又、拡径リベット21が、例えば、図4のように、菱形の網目の中心を貫通する場合において、前記拡径によって前記拡大部24が前記ラス状体5に係止しうる寸法のものを原則として採用する。即ち、内接円径D0が、例えば12.3mmの前記図4の菱形の網目の場合には、好ましくは、拡大部24の直径D2が13.0mm以上、即ちスリーブ22の直径D1が内接円径D0よりも小であって、拡大部24の直径D2が内接円径D0の1.1〜1.3倍程度となるものを好ましく利用できる。なお、図3の内接円径D0が、例えば12.3mmの場合においては、通常4〜6mm径程度のスリーブ径D1の拡径リベット21が採用できる。他方、孔部6が網目の中心を通らない場合であっても、拡大部24の少なくとも一部はラス状体5に係止されうることとなる。
【0017】図5は、ラス状体5の菱形網目の内接円径D0が、拡径リベット21のスリーブの直径D1より遙かに大であって、その拡径した拡大部24の直径D2よりも大きい場合を示している。かかる場合でも、拡大部24の一部が前記ラス状体5に係止されることにより引抜き抵抗を増し固定強度を向上できる。なお係止とは、拡大部24の一部がラス状体5から外にはみ出す場合の他、厚さ方向に近接している場合でも、ALC板2を介してラス状体5に保持されることにより、保持強さをある程度高めうる。
【0018】また、拡大部24が前記ラス状体5から離れている場合にも、他の固定場所の拡径リベット21がラス状体5に係止されているときには、全体として保持強度を向上できる。さらに図6に示すように、ラス状体5の菱形の網目を小とすることもでき、このとき前記孔部6の穿孔に際して、ラス状体5を切除した孔部6を設けて、該ラス状体5をこえた位置で拡径して拡大部24が係止される。
【0019】なお、本発明の方法において、ALC板2,取付材10、拡径リベット21など種々なものが選択できる。
【0020】
【発明の効果】上述したように、本発明では、ALC板の内部にラス状体を埋設することによりALC板自体が補強され、拡径リベットの拡径による内部クラックを防止し、面圧強さを大としうるとともにち、拡径リベットの拡大部が前記ラス状体に係止されてALC板と取付材とを強固に固定できる。




 

 


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