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発明の名称 階段の蹴込板の踏み板への取付け構造
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2001−98729(P2001−98729A)
公開日 平成13年4月10日(2001.4.10)
出願番号 特願平11−277162
出願日 平成11年9月29日(1999.9.29)
代理人 【識別番号】100087767
【弁理士】
【氏名又は名称】西川 惠清 (外1名)
【テーマコード(参考)】
2E101
【Fターム(参考)】
2E101 DD16 EE00 
発明者 南祇 真司
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】 階段の蹴込板の上端部の表面側又は裏面側のいずれか一方を蹴込板の上端部の厚みが上端部の先端側ほど先細となるように傾斜面とし、踏み板の前端部に設けた下方開口の嵌合溝部内の前内壁面又は後内壁面のいずれか一方を溝巾が上に行くほど巾狭となるように傾斜面部とし、傾斜面と傾斜面部の傾斜角度を同じにし、上記踏み板の嵌合溝に蹴込板の上端部を嵌めこみ、傾斜面と傾斜面部とを圧接すると共に蹴込板の上端部の裏面と嵌合溝の後内壁面とを接着剤により接着してなることを特徴とする階段の蹴込板の踏み板への取付け構造。
【請求項2】 傾斜面及び傾斜面部が蹴込板の裏面側及び嵌合溝の後内壁面にあることを特徴とする請求項1記載の階段の蹴込板の踏み板への取付け構造。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、階段の踏み板と蹴込板との取付け部分の構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より階段は図5に示すように、複数枚の踏み板2'と蹴込板1'とその両側に設けられた一対の桁板7'で構成されるものである。桁板7'はその内側面に地面と水平方向の装着溝(図示せず)と地面と垂直方向の支持溝(図示せず)とが穿設してあるものである。踏み板2'は前端部2a'の下面に下方開口した嵌合溝4'を踏み板2'の長手方向に設けているものであり、上記桁板7'の装着溝に踏み板2'の長手方向の両端部を嵌合して釘などで固定し、上下等間隔に装着されるものである。蹴込板1'は踏み板2'の間に装着されるものであり、上段の踏み板2'の嵌合溝4'に蹴込板1'の上端部を嵌合し、下段の踏み板2'の後端部2b'の垂直端面に蹴込板1'の表面1a'側端面を接触させて釘等で接合し、また蹴込板1'の長手方向の両端部を支持溝に嵌合させて釘等で固定することで装着されるものである。図6で示すように蹴込板1'の踏み板2'への取付け部分は蹴込板1'の上部を踏み板2'の下面に設けた嵌合溝4'に嵌合して全ての嵌合溝4'の内壁面において接着剤6'で接合していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の技術にあっては強い接合力を得るために踏み板2'の下面に設けてある下方開口した嵌合溝4'の内壁面の全てにおいて接着剤6'を塗布して蹴込板1'の上部を嵌合していたが、適当な接着をするためには嵌合溝4'や蹴込板1'の上部の寸法公差を厳しく製造する必要があり、また嵌合溝4'の内壁面に塗布する接着剤6'の量も嵌合の隙間の体積と同等の量を塗布することが求められ、適量よりも少量の接着剤6'では意図する接着力を得ることが出来ず、また適量よりも多量の接着剤6'では嵌合溝4'よりも外部にあふれでてしまい、例えば蹴込板1'の表面1a'側の踏み板2'の下面にあふれでた場合などは階段の正面からあふれ出た接着剤6'が見えてしまう為、外観を損ねるものとなっていた。
【0004】本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、強い接合力を保持しながらも外観を損ねることのない蹴込板の踏み板への取付け構造を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するために本発明に係る請求項1の蹴込板1の踏み板2への取付け構造は、蹴込板1の上端部の表面1a側又は裏面1b側のいずれか一方を蹴込板1の上端部の厚みが上端部の先端側ほど先細となるように傾斜面3とし、踏み板2の前端部2aに設けた下方開口の嵌合溝4部内の前内壁面4a又は後内壁面4bのいずれか一方を溝巾が上に行くほど巾狭となるように傾斜面部5とし、傾斜面3と傾斜面部5の傾斜角度を同じにし、踏み板2の嵌合溝4に蹴込板1の上端部を嵌めこみ、傾斜面3と傾斜面部5とを圧接すると共に蹴込板1の上端部の裏面1bと嵌合溝4の後内壁面4bとを接着剤6により接着してなることを特徴とするものである。嵌合溝4の傾斜面部5に蹴込板1の傾斜面3を嵌め込みさせることで食い込みながらより強い嵌合を期することができ、接着面が蹴込板1の上端部の裏面1bと嵌合溝4の後内壁面4bとの一面のみであっても充分な接着力を得ることができるものである。また接着剤6を蹴込板1の裏面1b側の一面のみに塗布したため、多量の接着剤6を塗布して嵌合溝4で留まらず表面に出てきてしまっても、蹴込板1の裏面1b側のみに出るものなので、階段の正面から見た場合、上記表面に出た接着剤6は蹴込板1の陰となり見えないものなので階段の正面からの外観を損ねることはないものである。
【0006】また本願の請求項2の蹴込板1の踏み板2への取付け構造は請求項1に加えて、傾斜面3及び傾斜面部5が蹴込板1の裏面1b側及び嵌合溝の後内壁面4bにあることを特徴とするものであり、これによって階段の正面からは蹴込板1の表面1a側が見えることになるが、蹴込板1の表面1a側は傾斜部3を設けていない垂直面であり、段差なく嵌合しているものであるので外観よく仕上げることができるものである。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明を添付図面に示す実施形態に基づいて説明する。
【0008】図1乃至2は実施の形態の一例を示すものであり、図2に示すように階段は複数枚の踏み板2と蹴込板1とその両側に設けられた一対の桁板7で構成されるものである。桁板7はその内側面に地面と水平方向の装着溝(図示せず)と地面と垂直方向の支持溝(図示せず)とが穿設してあるものである。踏み板2は前端部2aの下面に下方開口した嵌合溝4を踏み板2の長手方向に設けているものであり、上記桁板7の装着溝に踏み板2の長手方向の両端部を嵌合して釘などで固定し、上下等間隔に装着されるものである。ここで踏み板2はたわみ量を抑制するためにある程度の厚さを確保するものとし、例えば長手方向に850mmの踏み板2の場合で36mmの厚さとしている。蹴込板1は踏み板2の間に装着されるものであり、上段の踏み板2の嵌合溝4に蹴込板1の上端部を嵌合し、下段の踏み板2の後端部2bの垂直端面に蹴込板1の下端部の表面1a側端面を接触させて釘等で接合し、また蹴込板1の長手方向の両端部を支持溝に嵌合させて釘等で固定することで装着されるものである。
【0009】蹴込板1の踏み板2への取付け部分は図1に示すように構成されている。蹴込板1の上端部の裏面1b側には蹴込板1の上端部の厚みが先端側ほど先細となるような傾斜面3を設けてあり、また踏み板2の嵌合溝4の後内壁面4aには溝巾が上に行くほど巾狭となるように傾斜面部5が設けてある。ここで傾斜面部5は上記の傾斜面3と同様の角度を有しているものである。上記の傾斜面部5に接着剤6を塗布した後に、蹴込板1を踏み板2の嵌合溝4に嵌合させて装着するものである。なお、ここで接着剤6は例えばウレタン系接着剤を使用するものとする。
【0010】このように嵌合する部分に傾斜面3及び傾斜面部5を設けたことで、蹴込板1が嵌合溝4に食い込むような強い嵌合を期することができるものであり、釘等の固定具を使用しないためきしみ音などの発生を抑えることができるものである。また、上記のように強い嵌合を期することができるため、蹴込板1の裏面1bと踏み板2の嵌合溝4の後内壁部4bの一面でもって接着するだけで充分な接着力を得ることができるものである。このように、踏み板2の嵌合溝4の後内壁部4bにのみ接着剤6を塗布することで、接着剤6の塗布量の体積が嵌合の隙間の体積よりも大きい場合で接着剤6が嵌合溝4で留まらず表面に出てきてしまっても蹴込板1の裏面1b側にのみ出てくるものであるので階段の正面からは見えることがなく、よい外観を確保することができるものである。
【0011】図3は実施の形態の他例を示すものである。この階段も先に述べた実施の形態の一例とおおむね同じ構造を有するものであり、蹴込板1と踏み板2の取付け部分が異なるものであるので、異なる部分を中心に述べることにする。
【0012】実施の形態の他例においては、図3に示すように蹴込板1の上端部の表面1a側に上端部の厚みが先端側ほど先細となるような傾斜面3を設け、また踏み板2の嵌合溝4の前内壁面4aに溝巾が上に行くほど巾狭となるような傾斜面部5を設けるものである。傾斜面部5は傾斜面3の傾斜角度と同じ角度を有するものである。そして、嵌合溝4の後内壁面4bに接着剤6を塗布した後に蹴込板1を嵌合溝4に嵌合し装着するものである。
【0013】なお、図3のような蹴込板1の表面1a側に傾斜面3を設け、嵌合溝4の前内壁面4aに傾斜面部5を設けた場合では、嵌合溝4の傾斜面部5が蹴込板1の傾斜面3よりも高さがある場合には図4(a)の段差Aができたり、蹴込板1の傾斜面3が傾斜面部5よりも高さがある場合には図4(b)の段差Bができるものである。しかしながら、図1に示すような実施の形態の例では傾斜面3を蹴込板1の裏面1b側に設けているために蹴込板1の表面1a側には垂直面があり、蹴込板1の表面1a側では段差を生ずることなく嵌合しているので、階段の正面より見た場合には嵌合部分は段差のない、よい外観を確保することができるものである。
【0014】
【発明の効果】上記のように本発明の請求項1記載の蹴込板の踏み板への取付け構造にあっては、階段の蹴込板の上端部の表面側又は裏面側のいずれか一方を蹴込板の上端部の厚みが上端部の先端側ほど先細となるように傾斜面とし、踏み板の前端部に設けた下方開口の嵌合溝部内の前内壁又は後内壁のいずれか一方を溝巾が上に行くほど巾狭となるように傾斜面部とし、傾斜面と傾斜面部の傾斜角度を同じにし、上記踏み板の嵌合溝に蹴込板の上端部を嵌めこみ、傾斜面と傾斜面部とを圧接すると共に蹴込板の上端部の裏面と嵌合溝の後内壁面とを接着剤により接着しているので、蹴込板が傾斜面及び傾斜面部を介して嵌合溝に食い込むような強い嵌合を期することができ、そのため接着面が蹴込板の上端部の裏面の一面であっても充分な接着力を得ることができるものであり、また接着剤を蹴込板の裏面側の一面のみに塗布したため、多量の接着剤を塗布して嵌合溝で留まらず表面に出てきてしまっても蹴込板の裏面側のみに出るものなので、階段の正面から見た場合には上記表面に出た接着剤は蹴込板の陰となり見えなくなり、階段の正面からの外観を損ねることはないものである。
【0015】また、本発明の請求項2記載の蹴込板の踏み板への取付け構造にあっては、請求項1に加えて、傾斜面を蹴込板の裏面側に、また傾斜面部を嵌合溝の後内壁面に設けたため、蹴込板の表面側には垂直面があるので階段の正面より見た場合に段差がなく、よい外観を確保することができるものである。




 

 


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