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発明の名称 軒天井裏空間の換気構造
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2001−98724(P2001−98724A)
公開日 平成13年4月10日(2001.4.10)
出願番号 特願平11−277154
出願日 平成11年9月29日(1999.9.29)
代理人 【識別番号】100087767
【弁理士】
【氏名又は名称】西川 惠清 (外1名)
発明者 幸野 正吾 / 木村 友久
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】 コーナ部を介して隣接する軒天井裏空間が連通して連続する寄せ棟又は方形の屋根の軒天井において、同一の建物の軒天井の見切り縁として準防火仕様の制限を受けない部位においては軒天井裏空間と外部とを連通する通気孔を有する孔あき見切り縁を用いるとともに、準防火仕様の制限を受ける部位においては通気孔を有しない非孔あき見切り縁を用い、孔あき見切り縁と非孔あき見切り縁との断面形状を同一形状として成ることを特徴とする軒天井裏空間の換気構造。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、軒天井裏空間の換気構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から準防火仕様の制限を受けない建物においては、軒天井の見切り縁として通気孔を有する孔あき見切り縁のみを用いて軒天井裏空間の換気を行うようにしたものが知られている。一方、一部でも準防火仕様の制限を受ける建物においては、非孔あきの見切り縁のみを用いていたので、軒天井裏空間の換気ができないという問題があった。そして、従来にあっては、孔あき見切り縁と非孔あきの見切り縁とは互いに関係がなく、断面形状が異なっており、したがって、孔あき見切り縁と非孔あきの見切り縁とを同一の建物に用いることはなされていなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、一部が準防火仕様の制限を受ける建物において、準防火仕様の制限を受ける箇所における防火構造を確保しながら、この部分における軒天井裏空間の換気ができる軒天井裏空間の換気構造を提供することを課題とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するために本発明に係る軒天井裏空間の換気構造は、コーナ部1を介して隣接する軒天井裏空間2が連通して連続する寄せ棟又は方形の屋根の軒天井3において、同一の建物の軒天井3の見切り縁4として準防火仕様の制限を受けない部位においては軒天井裏空間2と外部とを連通する通気孔5を有する孔あき見切り縁4aを用いるとともに、準防火仕様の制限を受ける部位においては通気孔5を有しない非孔あき見切り縁4bを用い、孔あき見切り縁4aと非孔あき見切り縁4bとの断面形状を同一形状として成ることを特徴とするものである。このような構成とすることで、同一の建物における準防火仕様の制限を受ける部位においては軒天井3の見切り縁4として非孔あき見切り縁4bを用いることで軒天井3を防火構造とすることができるものであり、しかも、準防火仕様の制限を受けない部位においては孔あき見切り縁4aを用いることで防火仕様の制限を受けない部位において孔あき見切り縁4aの通気孔5を介して防火仕様の制限を受け部位を含めて軒天井裏空間2の換気ができるものである。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明を添付図面に示す実施形態に基づいて説明する。
【0006】本発明においては寄せ棟又は方形の屋根15の軒先部分の下面部に軒天井3が形成されるが、この軒天井3のコーナ部1を介して隣接する軒天井裏空間2が互いに連通している。軒天井3は図1、図2に示すように鼻板6と外壁7との間に形成されるものであり、外壁7の上部の外面に見切り縁4を取付け、この見切り縁4と鼻板6の裏面に取付けた桟材9との間に野縁8を架設して固着具11により固着するとともに野縁8の下面に軒天井材10を固着具11により固着することで軒天井3を構成し、軒天井材10の上方に軒天井裏空間2が形成されるものである。また、鼻板6には軒先化粧カバー12を固着具11により取付けて、軒天井材10の前端をカバーしている。鼻板6には軒樋取付け具13が取付けられ、軒樋取付け具13に軒樋14が取付けられる。
【0007】上記のような構成において、本発明の上記のような軒天井3を備えた建物16は、一部のみが準防火仕様の制限を受けるとともに他の部分が準防火仕様の制限を受けないような現場において建築されるものであり、軒天井3の見切り縁4として準防火仕様の制限を受けない部位においては軒天井裏空間2と外部とを連通する通気孔5を有する孔あき見切り縁4aを用い、準防火仕様の制限を受ける部位においては通気孔5を有しない非孔あき見切り縁4bを用いることに特徴がある。
【0008】すなわち、本発明において用いる孔あき見切り縁4aは図5に示すようなものであり、また、非孔あき見切り縁4bは図6に示すようなものであり、両者は同一断面形状をしている。すなわち、孔あき見切り縁4aも非孔あき見切り縁4bもともに下横片20aの一端部から下縦片20bを上方に向けて突設し、下縦片20bの上端から下横片20aと反対側に向けて上横片20cを突設し、上横片20cの突出先端から上方に向けて上縦片20dを突設した構造となっており、この構造において孔あき見切り縁4aには下縦片20bに長手方向に多数の通気孔5を形成している点が非孔あき見切り縁4bと異なるものであり、他は孔あき見切り縁4aと非孔あき見切り縁4bは同じ構造、形状をしている。そして、図1乃至図4、図7乃至図9に示すように孔あき見切り縁4aと非孔あき見切り縁4bとも上縦片20dを外壁7に固着具11により固着し、野縁8の端部を上横片20cに載設して固着具11により固着するようになっている。上縦片20dを外壁7に固着した状態で外壁7と下縦片20bとの間には外側隙間27が形成される。また、野縁8の下面に固着した軒天井材10の端部は下横片20aにより覆われるが該軒天井材10の端部と下縦片20bとの間には内側隙間28が形成される。
【0009】ところで、建築基準法上の準防火地域内に建物を建築する場合、隣地境界線から1階で3m、2階で5mの範囲にある部分、及び道路中心線から1階で3m、2階で5mの範囲にある部分はそれぞれ延焼のある部分として外壁、軒裏を防火構造にしなければならないものである。
【0010】例えば、隣地との関係で図10に示すように建物16を建てる場合や、道路との関係で図11に示すように建物16を建てる場合、図10や図11のイで示す領域の軒裏が隣地境界線からの準防火仕様の制限を受ける箇所であるとすると、本発明においてはこの準防火仕様の制限を受ける箇所である図10や図11のイで示す領域における軒天井3の見切り縁4として通気孔5を有しない非孔あき見切り縁4bを用い、一方、準防火仕様の制限を受けない箇所である図10や図11のロで示す領域における軒天井3の見切り縁4として孔あき見切り縁4aを用いるものである。
【0011】軒天井3の出隅コーナ部分においては図8に示すように同一断面形状の非孔あき見切り縁4bの端部と孔あき見切り縁4aの端部とをそれぞれ45°に切断して、該切断端面同士を突き合わせ、この非孔あき見切り縁4bの端部と孔あき見切り縁4aの端部の突き合わせ部分の外面に壁際見切り出隅材25を当てて固着具により非孔あき見切り縁4bと孔あき見切り縁4aとに固着することで、壁際見切り出隅材25を介して非孔あき見切り縁4bと孔あき見切り縁4aとを直角に連続させるものである。
【0012】図9にはコーナが入り隅の場合を示し、この場合には壁際見切り入り隅材26を介して上記と同様にして非孔あき見切り縁4bと孔あき見切り縁4aとを直角に連続させるものである。
【0013】しかして、同一の建物において図10や図11のイで示す準防火仕様の制限を受ける領域における軒天井3部分においては見切り縁4として図6に示すような非孔あき見切り縁4bを用いているので、軒裏(つまり軒天井裏空間部分)を防火構造にできるものであり、一方、図10や図11のロで示す準防火仕様の制限を受けない領域における軒天井3部分においては見切り縁4として図5に示すような孔あき見切り縁4aを用いているので、図3の矢印のように下縦片20bと外壁7との間の外側隙間27から孔あき見切り縁4aに設けた通気孔5を通り、軒天井材10の端部と下縦片20bとの間の内側隙間28から野縁8間を通って軒天井裏空間2に通気することで、換気を行うようになっている。ここで、寄せ棟又は方形の屋根15の軒天井3においてコーナ部1を介して隣接する軒天井裏空間2が互いに連通しているので、同一の建物において準防火仕様の制限を受けない領域の孔あき見切り縁4aの通気孔5を介して換気することで準防火仕様の制限を受ける領域の軒天井裏空間2も同時に換気がなされるものである。
【0014】
【発明の効果】上記のように本発明にあっては、コーナ部を介して隣接する軒天井裏空間が連通して連続する寄せ棟又は方形の屋根の軒天井において、同一の建物の軒天井の見切り縁として準防火仕様の制限を受けない部位においては軒天井裏空間と外部とを連通する通気孔を有する孔あき見切り縁を用いるとともに、準防火仕様の制限を受ける部位においては通気孔を有しない非孔あき見切り縁を用い、孔あき見切り縁と非孔あき見切り縁との断面形状を同一形状とするので、準防火仕様の制限を受ける部位においては軒天井の見切り縁として非孔あき見切り縁を用いることで軒天井を防火構造とすることができるとともに、準防火仕様の制限を受けない部位においては孔あき見切り縁を用いることで孔あき見切り縁の通気孔を介して防火仕様の制限を受ける部位を含めて軒天井裏空間の換気ができるものであり、この結果、簡単な構成で、必要な箇所における軒裏の防火構造を図りながら軒天井裏空間の換気を行うことができ、しかも孔あき見切り縁と非孔あき見切り縁との断面形状が同一形状であるので、両者を同一の建物に併用して用いても施工の収まりが良好となるものである。




 

 


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