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発明の名称 建築用パネル
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2001−90251(P2001−90251A)
公開日 平成13年4月3日(2001.4.3)
出願番号 特願平11−270797
出願日 平成11年9月24日(1999.9.24)
代理人 【識別番号】100082968
【弁理士】
【氏名又は名称】苗村 正 (外1名)
【テーマコード(参考)】
2E001
2E162
【Fターム(参考)】
2E001 DA01 DB01 DD01 DG01 FA04 GA24 GA52 GA55 GA63 HC07 HD11 HE01 LA05 MA03 MA04 
2E162 CC06 CD01 CE01 CE09
発明者 大崎 浩一
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】建築用部材を梱包していたゴム又は樹脂からなる緩衝層を有する梱包シートを、防水防湿用、制振用、裏面凹凸吸収用、又は断熱用シートとして用いてなる建築用パネル。
【請求項2】前記梱包シートは前記緩衝層を紙基材シートに熱溶着により添設することにより形成されることを特徴とする請求項1記載の建築用パネル。
【請求項3】梱包シートは、裁断されることにより小幅シートを形成し、この小幅シートを、外装材と、この外装材を受ける外装下地材との間に介在させてなる請求項1又は2記載の建築用パネル。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、梱包シートを開梱後に再利用することによりエコロジーを図りうる建築用パネルに関する。
【従来の技術】パネル工法の家屋において壁、床、屋根などを形成する壁パネル、床パネル、屋根パネルなどの建築用パネルには、防水防湿、制振、裏面の凹凸吸収、又は断熱等のために、各建築用パネルを構成する部材の間などには各種のシートが多用されているが、このようなシートは、新たに生産、又は購入されたものが使用されている。
【0002】他方、ドアパネル、化粧ボード、ガラス、サッシなどの建築用部材は搬送の間の損傷防止などのために梱包されるが、この梱包には、メーカが選択する各種の梱包材が使用されるとともに、開梱後にはこれらの梱包材は破棄されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このような梱包材は多量に発生し、かつ仕様が多岐にわたるなど、再利用が困難であったため、産業廃棄物として処理されており、また産業廃棄物として処理するには手間、コストを要している。
【0004】この発明は、建築用パネル製造者が予め仕様を選定したシートを建築用部材の梱包シートとして用いることを旨として、梱包シートを建築用パネルの防水防湿用、制振用、裏面凹凸吸収用又は断熱用シートとして再利用することによって、省資源を図り、エコロジーに役立たせうる建築用パネルの提供を目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のうち請求項1記載の発明は、建築用部材を梱包していたゴム又は樹脂からなる緩衝層を有する梱包シートを、防水防湿用、制振用、裏面凹凸吸収用、又は断熱用シートとして用いてなる建築用パネルである。
【0006】このように建築用パネルの防水防湿用、制振用、裏面凹凸吸収用、又は断熱用シートとして梱包シートを再利用することによてエコロジーに役立つ。
【0007】又好ましくは梱包シートは前記緩衝層を紙基材シートに熱溶着により添設することにより形成でき、かつ梱包シートを裁断した小幅シートを、外装材と、この外装材を受ける外装下地材との間に介在させた建築用パネルとして構成できる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の一形態を図面に基づき説明する。本発明の建築用パネルPは、建築用部材の梱包シート2(図4に例示する)を、防水防湿用、制振用、又は断熱用シート3として用いるものであり、図1に示す本形態では前記建築用パネルPは、家屋の外壁を形成する壁パネルPAとして構成され、かつ梱包シート2は短冊状に裁断した小幅シート4として用いられている。
【0009】この壁パネルPAは、両側の縦枠材10間の上下を上枠材11,下枠材12により結合した周囲枠の内部に縦桟14・・・を配した枠組15を有し、その屋内面には、板状の内装下地材17を介して内装板19を取付け、かつ屋外面には、前記縦枠材10、上枠材11,下枠材12、縦桟14(これらを枠材16と総称する)に沿わせて配した角材からなる外装下地材5に、複数枚の外装材6を目地20を隔てて並置しており、また外装下地材5と、外装材6との間には、図2,図3に詳示するように、前記小幅シート4をそれぞれ介在させる。
【0010】なお縦枠材10,及びこの縦枠材10とモジュールピッチを隔てる桟材14には溝型鋼を背中合わせに配した断面H字状の型鋼材を、他の枠材16には溝型鋼を用いるとともに、端部に設けた絞り部によって互いに嵌合させて接合している。なお、前記枠材16が囲む空間には断熱材21を装填し、かつ目地20は図2に示すように、コーキンング材22、及び帯状のシール材23を用いて水密している。
【0011】前記小幅シート4は、図4に示す梱包シート2を前記外装下地材5に合う巾Wで短冊状に裁断することによって形成される。この梱包シート2は、化粧ボードである例えば前記外装材6などの建築用部材を梱包していたものを開梱することにより入手され、建築用部材の梱包者は、建築用パネルPの製造者によって予め指定された梱包シート2を、開梱に適した仕様により梱包する。
【0012】梱包シート2は本形態では基材シート25に厚さ0.5〜6mm、好ましくは1〜4mm程度の緩衝層26を添設している。この基材シート25は、プラスチックシート、布なども利用できるが、裁断性を向上するために、好ましくは木質パルプを基材とする紙基材シート25Aを採用できる。なお耐水,耐湿用シート3とするときには、基材シート25として非透水性のプラスチックシートを採用しうる。また緩衝層26として、ゴム又は樹脂である各種の有機高分子材を用いることができる。なお好ましくは可撓性があり、かつ防水防湿用、制振用、裏面凹凸吸収用、又は断熱用などの用途に適した素材により形成するが、好ましくは、それらの全て、乃至大部分を充足する素材を用いることによって、梱包シート2の種類を低減する。
【0013】緩衝層26の素材として、例えば、ゴムが可撓性のために好ましく採用でき、特にブチルゴム、エチレンプロピレンゴム(EPM,EDPM)などの非ジエン系ゴムが耐候性、耐老化性などのために採用できる。また耐水、耐湿性が必要でないときにはウレタンゴムなども利用でき、かつ緩衝性、断熱性のために発砲させ発泡ゴムとして用いるのがよい。また緩衝層26は基材シート25に、該緩衝層26をシートとして形成した後の加熱による熱溶着によって、又は緩衝層26の組成材の基材シート25への貼り付け後の加硫などによって一体化させる。なお緩衝層26のみによって梱包シート2を形成することもできる。
【0014】なお図1の形態においては、前記小幅シート4は、主に、熱橋による結露を予防するために前記外装下地材5と外装材6との間を断熱する断熱用シート3、及び前記目地20の底をなすことによる防水防湿用シート3として利用されているが、例えば床パネルにおいては、床板と床下地、又は床下地と枠組との間に振動を減じかつ防音のための制振用シートとして用いることも、裏面材即ち下地材の表面の凹凸を吸収する裏面凹凸吸収用としてまた屋根パネルの場合には、屋根葺き材の下地をなす防水シートとして活用させるなど、梱包シート2を種々な建築用パネルの防水防湿用、制振用、又は断熱用シート3として再利用できる。
【0015】
【発明の効果】上述したように、請求項1記載の発明は、建築用パネルの防水防湿用、制振用、裏面凹凸吸収用、又は断熱用シートとして梱包シートを再利用でき、省資源でき、エコロジーに役立つ。
【0016】また、請求項2記載の発明では、梱包シートを前記緩衝層が紙基材シートに熱溶着により添設されることによって、裁断性と生産性とを高め梱包シートの再利用を容易とし、かつ請求項3の発明のように、外装材と、この外装材を受ける外装下地材との間に梱包シートを裁断した小幅シートを介在させることによって、エコロジーに役立つ建築用パネルとなる。




 

 


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