米国特許情報 | 欧州特許情報 | 国際公開(PCT)情報 | Google の米国特許検索
 
     特許分類
A 農業
B 衣類
C 家具
D 医学
E スポ−ツ;娯楽
F 加工処理操作
G 机上付属具
H 装飾
I 車両
J 包装;運搬
L 化学;冶金
M 繊維;紙;印刷
N 固定構造物
O 機械工学
P 武器
Q 照明
R 測定; 光学
S 写真;映画
T 計算機;電気通信
U 核技術
V 電気素子
W 発電
X 楽器;音響


  ホーム -> 固定構造物 -> 株式会社竹中工務店

発明の名称 免震装置の設置工法
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2001−214636(P2001−214636A)
公開日 平成13年8月10日(2001.8.10)
出願番号 特願2000−25314(P2000−25314)
出願日 平成12年2月2日(2000.2.2)
代理人 【識別番号】100090114
【弁理士】
【氏名又は名称】山名 正彦
【テーマコード(参考)】
2D046
3J048
【Fターム(参考)】
2D046 DA11 
3J048 AA10 CB09 DA01 EA38
発明者 竹内 照嘉 / 藤重 敏明
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】免震装置の設置部位にアンカーフレームを設置して鉄筋を配筋し、下面にスタッド、袋ナットなどを設けたベースプレートを前記アンカーフレームへ定着させてコンクリート打設を行い、前記ベースプレートの上面に免震装置を設置する工法において、前記免震装置の設置部位に、高さ調整用ボルトを備え、前記ベースプレート下面に設けられたスタッド、袋ナットと競合しない鉄筋の配筋位置をマーキングしたアンカーフレームを設置し、前記高さ調整用ボルトの天端を予めレベル調整する工程と、鉄筋を前記アンカーフレームのマーキングにしたがって配筋する工程と、下面にスタッド、袋ナットを設けたベースプレートを、レベル調整を行った前記高さ調整用ボルトの天端へ載置し、該ベースプレートのスタッドに、前記アンカーフレーム側へ設けたアングルを当接させ、前記スタッドとアングルとを溶接して位置決めを行う工程と、前記鉄筋を取り囲むように型枠を建て込み、前記ベースプレートの下面までコンクリートを打設して該ベースプレートを固定し、養生後に前記ベースプレートの上面に免震装置を設置する工程と、から成ることを特徴とする、免震装置の設置工法。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、免震装置の設置工法の技術分野に属し、更に云えば、免震装置下部のベースプレートを設置する際の作業効率の向上とコスト削減を目的とする工法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来一般の免震装置の設置工法は、おおよそ下記する手順で施工されていた。図3に示したように、免震装置の設置部10にアンカーフレーム1を設置し、規定のピッチに鉄筋2の配筋を行う。下面にスタッド3a、袋ナット3b、及び位置決め兼用固定用アングル3cを設けたベースプレート3に、高さ調整用ボルト4を取り付け、前記ベースプレート3を前記高さ調整用ボルト4を介して前記アンカーフレーム1の上面へ載置する。高さ調整用ボルト4のレベル調整を行う。図4に示したように、前記ベースプレート3の位置決め兼用固定用アングル3cに、前記アンカーフレーム側へ設けたアングル5を当接して調整・位置決めを行い、再度レベルを確認した後、前記当接面(符号X)を溶接する。前記高さ調整用ボルト4を抜き取る。型枠建込み後、免震基礎のコンクリート打設を行う。コンクリート養生期間経過後、免震装置を設置する。
【0003】
【本発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記免震装置の設置工法は下記する問題点があった。
I) ベースプレート3の下面に設けられたスタッド3a、袋ナット3bが、鉄筋2と競合して位置調整不能となり、その結果、鉄筋2を移動させるほかなく、手間が掛かり、作業効率が悪かった。
【0004】II) ベースプレート3に取り付けられた高さ調整用ボルト4の先端は鋭利で引っ掛かり易いので、ベースプレート3の位置を調整する際、前記アンカーフレーム1に対して動かしにくく調整しづらかった。
【0005】III) ベースプレート3を前記アンカーフレーム1へ固定した後、高さ調整用ボルト4の抜き取り作業を常に必要とし、また、コンクリート打設後、ベースプレート3に設けられた高さ調整用ボルト孔を補修しなければならず、手間が掛かり、作業効率が悪かった。
【0006】IV) また、高さ調整用ボルト4を必ず引き抜かなければならないことに伴い、ベースプレート3の荷重盛り替えを確実に遂行すべく、位置決め兼用固定用アングル3cとアンカーフレーム側へ設けたアングル5との溶接を強固かつ確実に行わなければならず、手間が掛かり、作業効率が非常に悪かった。
【0007】ところで、近年、特開平10−246028号公報、特開平10−292668号公報、特開平11−303935号公報等に開示されているように、免震装置の設置工法が種々開発され、実施されている。
【0008】しかしながら、これらの免震装置の設置工法は、前記特開平10−246028号公報の段落[0012]、特開平10−292668号公報の段落[0010]、特開平11−303935号公報の段落[0011]に特に記載されている通り、免震基礎を構成する構造が複雑でコストが嵩むうえレベル調整に非常に手間が掛かるので、作業効率が悪いという問題は未だ解消されていない。
【0009】したがって、本発明の目的は、ベースプレートの設置に際し下面に設けられたスタッド、袋ナットが鉄筋と競合することなくスムーズに設置作業を行うことができ、高さ調整用ボルトの抜き取り作業、高さ調整用ボルト孔の補修作業を一切不要とし、作業効率の向上と共にコスト削減に寄与する免震装置の設置工法を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記従来技術の課題を解決するための手段として、請求項1に記載した発明に係る免震装置の設置工法は、免震装置の設置部位にアンカーフレームを設置して鉄筋を配筋し、下面にスタッド、袋ナットなどを設けたベースプレートを前記アンカーフレームへ定着させてコンクリート打設を行い、前記ベースプレートの上面に免震装置を設置する工法において、前記免震装置の設置部位に、高さ調整用ボルトを備え、前記ベースプレート下面に設けられたスタッド、袋ナットと競合しない鉄筋の配筋位置をマーキングしたアンカーフレームを設置し、前記高さ調整用ボルトの天端を予めレベル調整する工程と、鉄筋を前記アンカーフレームのマーキングにしたがって配筋する工程と、下面にスタッド、袋ナットを設けたベースプレートを、レベル調整を行った前記高さ調整用ボルトの天端へ載置し、該ベースプレートのスタッドに、前記アンカーフレーム側へ設けたアングルを当接させ、前記スタッドとアングルとを溶接して位置決めを行う工程と、前記鉄筋を取り囲むように型枠を建て込み、前記ベースプレートの下面までコンクリートを打設して該ベースプレートを固定し、養生後に前記ベースプレートの上面に免震装置を設置する工程と、から成ることを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態、及び実施例】図1と図2は、請求項1に記載した発明に係る免震装置の設置工法、特に免震装置下部のベースプレート13の設置工法を示したもので、先ず前記免震装置の設置部位10に、高さ調整用ボルト14を備え、ベースプレート13の下面に設けられたスタッド13a、袋ナット13bと競合しない鉄筋2の配筋位置をマーキングしたアンカーフレーム1を設置し、前記高さ調整用ボルト14の天端を予めレベル調整する。なお、前記アンカーフレーム1は鋼製であって、平面的に見て方形状に形成されている。前記高さ調整用ボルト14は前記アンカーフレームの上面にバランス良く4本設けられているが、本数はこれに限定されない。
【0012】次に、鉄筋2を前記アンカーフレーム1のマーキングにしたがって配筋する。その後、下面にスタッド13a、袋ナット13bを設けたベースプレート13を、レベル調整を行った前記高さ調整用ボルト14の天端へ載置する。この際、ベースプレート13に設けられたスタッド13a、袋ナット13bと競合しないように鉄筋3を配筋しているので、前記ベースプレートの位置調整を容易にスムーズに行うことができる。
【0013】次に、図2に示したように、前記ベースプレート13のスタッド13aに、前記アンカーフレーム側へ設けたアングル15を当接させ、前記スタッド13aとアングル15とを溶接して位置決めを行う。そして、前記鉄筋2を取り囲むように型枠を建て込み、前記ベースプレート13の下面までコンクリートを打設して該ベースプレート13を固定し、養生後に前記ベースプレート13の上面に免震装置を設置して終了する。
【0014】即ち、前記高さ調整用ボルト14を埋め殺しにした結果、従来技術と比して、ベースプレート13の荷重盛り替えを考慮する必要がないので、前記したようにスタッド13aとアングル15とを位置決め程度の溶接で済ませることができ、従来必須であった位置決め兼用固定用アングルをベースプレート13側に設ける必要は無くなった。また、前記高さ調整用ボルト14を埋め殺しにした結果、従来必須であった高さ調整用ボルトの抜き取り作業、及びコンクリート打設後の高さ調整用ボルト孔の補修作業を省くことができた。
【0015】
【本発明が奏する効果】本発明に係る免震装置の設置工法は、以下の効果を奏する。
1) アンカーフレームに、予めベースプレートの下面に設けられるスタッド、袋ナットと競合しない鉄筋の配筋位置決めをマーキングしているので、ベースプレートの設置及び位置調整を容易に行うことができ、作業効率の向上を図ることができる。
【0016】2) 高さ調整用ボルトを埋め殺しにした結果、ベースプレートの荷重盛り替えを一切考慮する必要がないので、ベースプレートのスタッドとアンカーフレーム側に設けたアングルとを位置決め程度の溶接で済ませることができ、従来必須であった位置決め兼用固定用アングルをベースプレート側に設ける必要は無くなった。よって、作業効率の向上を図ることができると共に、コスト削減に大きく寄与することができる。
【0017】3) また、高さ調整用ボルトを埋め殺しにした結果、従来必須であった高さ調整用ボルトの抜き取り作業、及びコンクリート打設後の高さ調整用ボルト孔の補修作業を省くことができ、作業効率の向上を図ることができる。




 

 


     NEWS
会社検索順位 特許の出願数の順位が発表

URL変更
平成6年
平成7年
平成8年
平成9年
平成10年
平成11年
平成12年
平成13年


 
   お問い合わせ info@patentjp.com patentjp.com   Copyright 2007-2013