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発明の名称 便器の凍結防止装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2001−90157(P2001−90157A)
公開日 平成13年4月3日(2001.4.3)
出願番号 特願平11−268400
出願日 平成11年9月22日(1999.9.22)
代理人 【識別番号】100111556
【弁理士】
【氏名又は名称】安藤 淳二 (外1名)
【テーマコード(参考)】
2D038
【Fターム(参考)】
2D038 DA03 KA06 KA12 
発明者 西崎 喜弘 / 南山 貴哉 / 鈴木 眞人 / 中村 隆宏 / 佐藤 靖史
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】 便器があって、この便器の溜め水の排出口に繋がり、かつ、同溜め水の排出の際に上下方向に回転可能なターントラップを設け、このターントラップを振動させて同溜め水上面を揺らして凍結防止させてなることを特徴とする便器の凍結防止装置。
【請求項2】 上記ターントラップの近傍に初期位置センサを設け、この初期位置センサとは別に凍結予防センサを設けて、この凍結予防センサと上記初期位置センサとの間で同ターントラップを振動させて上記溜め水上面を揺らして凍結防止させてなることを特徴とする請求項1記載の便器の凍結防止装置。
【請求項3】 上記ターントラップに繋がるモータの両端を短絡させることによる保持トルクの解放および束縛を繰り返して、同ターントラップを振動させて上記溜め水上面を揺らして凍結防止させてなることを特徴とする請求項1記載の便器の凍結防止装置。
【請求項4】 上記ターントラップをタイマーにて所定時間だけ所定の振動範囲内で振動させてなることを特徴とする請求項1ないし請求項3いずれか記載の便器の凍結防止装置。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、便器の凍結防止装置に関し、具体的には、便器内にはられた溜め水が凍結しないように防止するための便器の凍結防止装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の便器の凍結防止装置としては、例えば、便器内にはられた溜め水が凍結しないように防止するために、溜め水部分の便器裏側にヒーターを貼り、このヒーターにて溜め水を暖めていたものや給水側より常時少量の水を便器内に流し続けていたものが知られていたものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このような便器の凍結防止装置においては、ヒーターによる場合であると、同ヒーターを暖めるために必要な電気代が非常にかかるものであった。また、便器内に水を流し続ける場合であると、給水し続けるための水道代が非常にかかるものであった。
【0004】このように、いずれの場合にしても、ランニングコストが非常にかかるという点で問題となっていたものであった。
【0005】本発明は、上述の事実に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、ランニングコストを確実に低減させることができる便器の凍結防止装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係る便器の凍結防止装置は、便器(1)があって、この便器(1)の溜め水の排出口(2)に繋がり、かつ、同溜め水の排出の際に上下方向に回転可能なターントラップ(3)を設け、このターントラップ(3)を振動させて同溜め水上面を揺らして凍結防止させてなることを特徴とする。
【0007】本発明の請求項2に係る便器の凍結防止装置は、上記ターントラップ(3)の近傍に初期位置センサ(4)を設け、この初期位置センサ(4)とは別に凍結予防センサ(5)を設けて、この凍結予防センサ(5)と上記初期位置センサ(4)との間で同ターントラップ(3)を振動させて上記溜め水上面を揺らして凍結防止させてなることを特徴とする。
【0008】本発明の請求項3に係る便器の凍結防止装置は、上記ターントラップ(3)に繋がるモータ(6)の両端を短絡させることによる保持トルクの解放および束縛を繰り返して、同ターントラップ(3)を振動させて上記溜め水上面を揺らして凍結防止させてなることを特徴とする。
【0009】本発明の請求項4に係る便器の凍結防止装置は、上記ターントラップ(3)をタイマーにて所定時間だけ所定の振動範囲内で振動させてなることを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明を実施形態に係る図面に基いて詳しく説明する。
【0011】図1は、本発明の一実施形態に係る便器の凍結防止装置を示した断面図である。図2は、本発明の他の一実施形態に係る便器の凍結防止装置を示した要部の断面図である。図3の(a)は、本発明のさらに他の一実施形態に係る便器の凍結防止装置を示した要部の断面図であり、図3の(b)は、同図3の(a)の便器の凍結防止装置に用いられるモータを短絡させている際の様子を示した要部の概略図であり、図3の(c)は、同図3の(a)の便器の凍結防止装置に用いられるモータを短絡させていない通常の様子を示した要部の概略図である。
【0012】本発明の便器の凍結防止装置は、図1ないし図3に示すごとく、便器(1)があって、この便器(1)の溜め水の排出口(2)に繋がり、かつ、同溜め水の排出の際に上下方向に回転可能なターントラップ(3)を設け、このターントラップ(3)を振動させて同溜め水上面を揺らして凍結防止させてなっているものである。
【0013】上記便器(1)は、通常家庭、オフィスなどに設置されているものと全く同様のものでかまわないものであり、例えば、この便器(1)の上には、開閉自在な便座が取り付け固定されていてもかまわないものである。
【0014】上記ターントラップ(3)は、図1ないし図3に示すごとく、上記便器(1)の溜め水の排出口(2)に繋がっているものである。このターントラップ(3)は、溜め水の排出の際に上下方向に回転可能なものである。このターントラップ(3)としては、上下方向に回転可能としやすいように、例えば、同図に示すごとき蛇腹状に形成されているものである。
【0015】本発明は、図1ないし図3に示すごとく、上記ターントラップ(3)を振動させて溜め水上面を揺らして凍結防止させてなっているものである。上記ターントラップ(3)を振動させて上記溜め水上面を揺らすことができるものであれば、振動の大きさなどは、特に制限されるものではなく自由自在に設定されるものである。
【0016】具体的には、上記ターントラップ(3)を有している上記便器(1)は、気温が低下した場合、同ターントラップ(3)を少し揺らすことにより、溜め水上面をも揺らして小さな波を起こすことができ、その結果、このような小さな波を定期的に繰り返すことにより、同溜め水上面は常時小さな波をうって、凍り難くなるものである。つまり、上記ターントラップ(3)を振動させることで、凍結防止することができるものである。そして、従来のように溜め水部分の便器(1)裏側にヒーターを貼り、このヒーターにて溜め水を暖めていた場合に比べて、このターントラップ(3)による振動方式は、電気代、すなわち、ランニングコストにおいて、10分の1以下となるものである。
【0017】このように、本発明は、ランニングコストを確実に低減させることができるものである。
【0018】また、図2に示すごとく、上記ターントラップ(3)の近傍に初期位置センサ(4)を設け、この初期位置センサ(4)とは別に凍結予防センサ(5)を設けて、この凍結予防センサ(5)と上記初期位置センサ(4)との間で同ターントラップ(3)を振動させて上記溜め水上面を揺らして凍結防止させてなっているものであると、気温が低下した場合、初期位置センサ(4)とこの初期位置センサ(4)とは別に設けられた凍結予防センサ(5)との間でターントラップ(3)を振動させることができ、ターントラップ(3)をより一層確実に少し揺らすことができ、同溜め水上面をもより一層確実に揺らして小さな波を起こすことができるものであり、その結果、このような小さな波を定期的に繰り返すことにより、同溜め水上面は常時小さな波をうって、より一層確実に凍り難くすることができるものである。
【0019】さらに、図3の(a)ないし(c)に示すごとく、上記ターントラップ(3)に繋がるモータ(6)の両端を短絡させることによる保持トルクの解放および束縛を繰り返して、同ターントラップ(3)を振動させて上記溜め水上面を揺らして凍結防止させてなっているものであると、気温が低下した場合、ターントラップ(3)に繋がるモータ(6)の両端の短絡を解いてやり、ターントラップ(3)を自重で下方向に回転させ、少し回転したら、モータ(6)の両端を再度短絡させてというような動作を繰り返させることで、ターントラップ(3)を所定の振動範囲内で確実に振動させることができて、その結果、気温が低下した場合、より一層確実に凍結防止することができるものとなる。
【0020】具体的には、図3の(b)に示すごとく、上記ターントラップ(3)に繋がるモータ(6)の両端をコード(7)にて短絡させることによる保持トルクの解放および束縛を繰り返すものであり、通常、モータ(6)を短絡させていない場合は、同図3の(c)に示すごときコード(7)を外しているものである。電気がオフの状態でモータ(6)が重力などで回転すると、電力が発生するが、このモータ(6)の両端をコード(7)にて短絡させると、正負で電圧差が生じなくなるために、電力を生じることができなくなり、モータ(6)を回転させられなくなるものである。これによって、上記ターントラップ(3)が保持されるものである。
【0021】なお、上記ターントラップ(3)をタイマーにて所定時間だけ所定の振動範囲内で振動させてなっているものであると、このタイマーにより、ターントラップ(3)を所定時間だけ所定の振動範囲内で確実に振動させることができて、その結果、気温が低下した場合、より一層確実に凍結防止することができるものとなる。
【0022】具体的な例として、図2に示すごとき場合であると、初期位置にあるターントラップ(3)をタイマーにて同図の矢印のように上方向に若干回転させて、上記初期位置まで戻すという動作を繰り返すものである。なお、同図2に示すごとき場合、上記初期位置センサ(4)と上記凍結予防センサ(5)に加えて、上記ターントラップ(3)を上から下へ回転させて、便器(1)の溜め水が排出口(2)を通って排出されるような、溜め水を排出させる際の同ターントラップ(3)の下限位置を検知させる排出位置センサ(8)が設けられていてもかまわないものである。
【0023】本発明に係る便器の凍結防止装置によると、図1ないし図3に示すごとく、便器(1)があって、この便器(1)の溜め水の排出口(2)に繋がり、かつ、同溜め水の排出の際に上下方向に回転可能なターントラップ(3)を設け、このターントラップ(3)を振動させて同溜め水上面を揺らして凍結防止させてなるので、溜め水の排出の際には、ターントラップ(3)を上から下へ回転させて、便器(1)の溜め水が排出口(2)を通って、排出されるとともに、気温が低下した場合、上下方向に回転可能なターントラップ(3)を少し揺らすことにより、同溜め水上面をも揺らして小さな波を起こすことができ、その結果、このような小さな波を定期的に繰り返すことにより、同溜め水上面は常時小さな波をうって、凍り難くなるものである。つまり、上記ターントラップ(3)を振動させることで、凍結防止することができるものである。そして、従来のように溜め水部分の便器(1)裏側にヒーターを貼り、このヒーターにて溜め水を暖めていた場合や給水側より常時少量の水を便器内に流し続けていた場合に比べて、このターントラップ(3)による振動方式は、電気代や水道代、すなわち、ランニングコストにおいて、確実に低減させることができるものとなる。
【0024】すなわち、本発明は、ランニングコストを確実に低減させることができるものである。
【0025】
【発明の効果】本発明の請求項1に係る便器の凍結防止装置によると、溜め水の排出の際には、ターントラップ(3)を上から下へ回転させて、便器(1)の溜め水が排出口(2)を通って、排出されるとともに、気温が低下した場合、上下方向に回転可能なターントラップ(3)を少し揺らすことにより、同溜め水上面をも揺らして小さな波を起こすことができ、その結果、このような小さな波を定期的に繰り返すことにより、同溜め水上面は常時小さな波をうって、凍り難くなるものである。つまり、上記ターントラップ(3)を振動させることで、凍結防止することができるものである。そして、従来のように溜め水部分の便器(1)裏側にヒーターを貼り、このヒーターにて溜め水を暖めていた場合や給水側より常時少量の水を便器内に流し続けていた場合に比べて、このターントラップ(3)による振動方式は、電気代や水道代、すなわち、ランニングコストにおいて、確実に低減させることができるものとなる。
【0026】すなわち、本発明は、ランニングコストを確実に低減させることができるものである。
【0027】本発明の請求項2に係る便器の凍結防止装置によると、請求項1記載の場合に加えて、気温が低下した場合、初期位置センサ(4)とこの初期位置センサ(4)とは別に設けられた凍結予防センサ(5)との間でターントラップ(3)を振動させることができ、ターントラップ(3)をより一層確実に少し揺らすことができ、溜め水上面をもより一層確実に揺らして小さな波を起こすことができるものであり、その結果、このような小さな波を定期的に繰り返すことにより、同溜め水上面は常時小さな波をうって、より一層確実に凍り難くすることができるものである。
【0028】本発明の請求項3に係る便器の凍結防止装置によると、請求項1記載の場合に加えて、気温が低下した場合、ターントラップ(3)に繋がるモータ(6)の両端の短絡を解いてやり、ターントラップ(3)を自重で下方向に回転させ、少し回転したら、モータ(6)の両端を再度短絡させてというような動作を繰り返させることで、ターントラップ(3)を所定の振動範囲内で確実に振動させることができて、その結果、気温が低下した場合、より一層確実に凍結防止することができるものとなる。
【0029】本発明の請求項4に係る便器の凍結防止装置によると、請求項1ないし請求項3いずれか記載の場合に加えて、このタイマーにより、ターントラップ(3)を所定時間だけ所定の振動範囲内で確実に振動させることができて、その結果、気温が低下した場合、より一層確実に凍結防止することができるものとなる。




 

 


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