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発明の名称 引戸自動開閉構造
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2001−73632(P2001−73632A)
公開日 平成13年3月21日(2001.3.21)
出願番号 特願平11−249891
出願日 平成11年9月3日(1999.9.3)
代理人 【識別番号】100093230
【弁理士】
【氏名又は名称】西澤 利夫
【テーマコード(参考)】
2E052
5K048
【Fターム(参考)】
2E052 CA06 CA07 DA02 DB02 EA15 EA16 EB01 EC01 EC02 KA13 KA14 KA15 KA16 KA25 
5K048 BA12 DB04 EB02 HA04 HA07 HA11
発明者 日比野 稔 / 足立 真治 / 伊藤 良泰
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】 赤外線リモコンからの赤外線信号を受光部により受信して引戸を自動開閉する引戸自動開閉構造であって、引戸を挟んで一方側および他方側に位置するように一対の受光部が引戸用枠部材に備えられていることを特徴とする引戸自動開閉構造。
【請求項2】 引戸を開閉駆動する駆動部と受光部からの電気信号に従って駆動部を制御する制御部とが引戸用枠部材内に備えられており、一方の受光部は制御部に内蔵され、他方の受光部は制御部に接続手段を介して接続されている請求項1の引戸自動開閉構造。
【請求項3】 受光部は、引戸用枠部材への取付自在にユニット化されたものである請求項1または2の引戸自動開閉構造。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】この出願の発明は、引戸自動開閉構造に関するものである。さらに詳しくは、この出願の発明は、引戸が閉じた状態でも引戸の両側から赤外線リモコンにより開閉操作することのできる、新しい引戸自動開閉構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、住宅等の建物内に設置される引戸としては、ワイヤレスリモコンからの操作信号に従って自動開閉される自動引戸がしばしば用いられている。ワイヤレスリモコンには、たとえば操作信号に赤外線を用いた赤外線リモコンや電波を用いた電波式リモコンがある。
【0003】図6は、赤外線リモコンを用いた従来の引戸自動開閉構造の一例を示した要部断面図である。この図6に例示した引戸自動開閉構造では、引戸用上枠部材(21)内に駆動部(3)、制御部(4)、および受光部(5)が備えられており、赤外線リモコン(2)からの赤外線信号を受光部(5)が受信すると、制御部(4)は受光部(5)からの電気信号に従って駆動部(3)を起動し、駆動部(3)の駆動力によって引戸(1)が開閉されるようになっている。
【0004】この例では、引戸(1)は、その上端部が引戸用上枠部材(21)に設けられた嵌合溝部(211)に溝長手方向にスライド可能として嵌合されるとともに、その下端部が床部材(24)に埋設された引戸用敷居部材(22)上にそのレール部(221)に沿って走る車輪(11)を介して支持されて、引戸用上枠部材(21)および引戸用敷居部材(22)の間に立設されている。また、この引戸(1)を開閉駆動する駆動部(3)としてはリニアモータにより駆動するもの(以下、リニア駆動式と呼ぶ)が用いられており、たとえば図7にも例示したように、引戸(1)の上端部上に配設された複数の可動子(移動子とも呼ぶ)からなる可動子ユニット(31)と、引戸用上枠部材(21)の嵌合溝部(211)内に配設された複数の固定子からなる固定子ユニット(32)とが対面して、固定子ユニット(32)に電流を流すと、固定子ユニット(32)に沿って可動子ユニット(31)が平行移動するようになっている。可動子ユニット(31)の移動方向は固定子ユニット(32)における電流方向に従うので、電流方向を制御することで可動子ユニット(31)の移動方向、つまり引戸(1)の開閉を制御することができる。図6および図7では、可動子ユニット(31)の各可動子として永久磁石、固定子ユニット(32)の各固定子として電機子コイルが例示されている。なお、図6中の(23)は引戸用方立部材、(25)はまぐさ、(26)は化粧額縁であり、図7中の(33)はホール素子ユニットである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図6に例示した通りの従来の引戸自動開閉構造では、受光部(5)が引戸用上枠部材(21)において引戸(1)の片側にのみ位置して設けられているので、引戸(1)が閉まっている状態では、受光部(5)が設けられている側からの赤外線信号は受信できるものの、反対側からでは赤外線が引戸(1)により遮断されて受信できず、引戸(1)の開閉を操作できないといった問題があった。
【0006】また、このような赤外線に関わる問題を回避するために、電波式リモコンを用いて電波信号により引戸(1)の開閉操作を行うようにすることもできるが、電波式ではコストが高くなってしまうといった問題があった。この出願の発明は、以上の通りの事情に鑑みてなされたものであり、赤外線リモコンからの赤外線信号に従って引戸を自動開閉する従来の引戸自動開閉構造の問題点を解消し、引戸が閉じた状態でも引戸の両側から赤外線リモコンにより開閉操作することのできる、新しい引戸自動開閉構造を提供することを課題としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】この出願の発明は、上記の課題を解決するものとして、第1には、赤外線リモコンからの赤外線信号を受光部により受信して引戸を自動開閉する引戸自動開閉構造であって、引戸を挟んで一方側および他方側に位置するように一対の受光部が引戸用枠部材に備えられていることを特徴とする引戸自動開閉構造を提供する。
【0008】また、この出願の発明は、第2には、上記の引戸自動開閉構造において、引戸を開閉駆動する駆動部と受光部からの電気信号に従って駆動部を制御する制御部とが引戸用枠部材内に備えられており、一方の受光部は制御部に内蔵され、他方の受光部は制御部に接続手段を介して接続されている構造や、第3には、受光部は引戸用枠部材への取付自在にユニット化されたものである構造も提供する。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、添付した図面に沿って実施例を示し、この発明の実施の形態についてさらに詳しく説明する。
【0010】
【実施例】図1は、この発明の引戸自動開閉構造の一実施例を例示した要部縦断面図である。たとえばこの図1に例示したように、この発明の引戸自動開閉構造では、引戸(1)を挟んで一方側および他方側に位置するように一対の受光部(5a)(5b)が引戸用枠部材に備えられている。
【0011】この場合さらに説明すると、図1の例では、一方の受光部(5a)(以下、親側受光部と呼ぶ)は、引戸用上枠部材(21)内に備えられた制御部(4)に内蔵されて、引戸(1)の片方側に位置するようになっている。言い換えると、親側受光部(5a)は制御部(4)に一体として備えられており、この制御部(4)が引戸(1)の片方側に位置するように引戸用上枠部材(21)に取付けられている。これに対し、他方の受光部(5b)(以下、子側受光部と呼ぶ)は、引戸(1)を挟んで親側受光部(5a)とは反対側に位置するように引戸用上枠部材(21)に備えられている。さらに、この子側受光部(5b)は、引戸用上枠部材(21)内において、接続手段としてのリード線(6)を介して制御部(4)に接続されている。その他の構造は前述した図6と同じである。
【0012】このようなこの発明の引戸自動開閉構造においては、引戸(1)が閉じた状態であっても、親側受光部(5a)および子側受光部(5b)のどちらかが必ず赤外線リモコン(2)(図6参照)からの赤外線信号を受信するので、受信した親側受光部(5a)または子側受光部(5b)からの電気信号に従って制御部(4)が駆動部(3)を起動し、引戸(1)の開閉が行われるようになる。子側受光部(5b)が赤外線信号を受信した場合には、赤外線信号を変換して得られた電気信号が子側受光部(5b)からリード線(6)を通って制御部(4)に送られるのである。もちろん、引戸(1)が開いた状態であっても親側受光部(5a)および子側受光部(5b)による赤外線信号の受信が確実に行われることは言うまでもない。
【0013】図2および図3は、各々、親側受光部(5a)を備えた制御部(4)および子側受光部(5b)を例示したものである。たとえば図2に例示した制御部(4)は筐体(40)内に制御回路などが納まったユニットとなっており(制御ユニットと呼ぶこととする)、この制御ユニットに赤外線信号を受信できるように親側受光部(5a)が内蔵されている。また、図3に例示した子側受光部(5b)も筐体(50)内に受光手段や光電変換手段などが納まったユニットとなっている(子側受光ユニットと呼ぶこととする)。このように親側受光部(5a)を備えた制御部(4)および子側受光部(5b)がユニット化されていることで、引戸用上枠部材(1)への下方からの取付けを容易に行うことができ、且つ、着脱自在な取付け構造としておけば、後付けやメンテナンスなども引戸(1)を外すだけで容易に行うことができる。着脱自在な取付けは、たとえば、制御ユニットの筐体(40)に設けられた固定ネジ用穴(41)または子側受光ユニットの筐体(50)に設けられた固定ネジ用穴(51)を通る固定ネジ(図示していない)により引戸用上枠部材(21)に着脱自在に固定することで実現できる。
【0014】また、このように引戸用上枠部材(21)への取付自在にユニット化した場合、制御ユニットには速結端子(42)を設け、VVFケーブルなどの電源用ケーブル(7)(図1参照)が速結接続可能となっていることが好ましく、制御ユニットおよび子側受光ユニットともにコネクタ付リード線(6a)を設けて相互接続可能となっていることも好ましい。これにより、配線の引回しや接続の煩わしさをなくし、施工性をさらに向上させることができる。さらにまた、図2に示した例では、駆動部(3)へ接続して電源供給するためのコネクタ付リード線(6b)が制御ユニットに設けられ、駆動部(3)との接続も容易に行うことができる。
【0015】図4は、上述した図2および図3の制御ユニットおよび子側受光ユニットを引戸用上枠部材(21)に取付けた場合の一例を示した図である。この図4に例示したように、親側受光部(5a)を備えた制御部(4)がユニット化された制御ユニットおよび子側受光部(5b)がユニット化された子側受光ユニットは、引戸(1)を挟んで一方側および他方側に位置するように引戸用上枠部材(21)内に固定ネジ(8)により取り付けられており、各ユニットは互いにコネクタ付リード線(6a)を介して接続されている。この取付けの際には、引戸用上枠部材(21)に各ユニットが納められる凹部および各コネクタ付リード線(6a)の通線スペースを設けておくことは言うまでもない。このように引戸用上枠部材(21)内に取り付けられた制御ユニットおよび子側受光ユニットは、たとえば図5(a)(b)に例示したように外部からは目に付きにくく、引戸(1)自体やその周囲の外観性を損ねることのない、建材一体型の自動開閉構造が実現されている。図4および図5に示した実施例は引戸(1)が片引きタイプの場合のものであるので控え壁(9)が記載されている。
【0016】なお、子側受光ユニットは任意の位置に取付可能であるが、上述した図4の例では、引戸用上枠部材(21)の加工コストを低減するため、コネクタ付リード線(6a)の通線スペースを中央部一箇所だけにして、子側受光ユニットを中央に設置している。また、親側受光部(5a)は、ユニット化された制御部(4)に内蔵されているが、制御ユニットとは別体として、引戸用上枠部材(21)への取付自在にユニット化されたものとしてもよい。
【0017】もちろん、この発明は以上の例に限定されるものではなく、細部については様々な態様が可能であることは言うまでもない。たとえば、引戸(1)を開閉駆動する駆動部(3)としては、図1の実施例のように可動子ユニット(31)および固定子ユニット(32)を有するリニア駆動式のものだけではなく、回転モータ駆動などの様々な駆動方式のものを用いることができる。また、図1の実施例における引戸(1)はその下端部に備えられた車輪(11)などの走行手段を介して引戸用敷居部材(22)上に支持されるタイプのものであるが、上端部にランナーを備えた吊下げタイプ、または片引き、引違い、両引きタイプなど、その他様々なタイプの引戸(1)に適用することができる。引戸(1)用の各種枠材も限定されるものではない。また、親側受光部(5a)および子側受光部(5b)は、引戸用上枠部材(21)以外にも、引戸(1)の開閉動作や赤外線信号の受信などに支障がない限り、引戸用方立部材(23)(図6参照)などその他の引戸用枠部材に備えることもできる。
【0018】
【発明の効果】以上詳しく説明した通り、この発明によって、引戸が閉じた状態でも引戸の両側から赤外線リモコンにより開閉操作することができる、新しい引戸自動開閉構造が提供される。




 

 


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