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発明の名称 外装材取付金具と外装材の取付構造
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2001−65147(P2001−65147A)
公開日 平成13年3月13日(2001.3.13)
出願番号 特願平11−330740
出願日 平成11年11月19日(1999.11.19)
代理人 【識別番号】100093230
【弁理士】
【氏名又は名称】西澤 利夫
【テーマコード(参考)】
2E110
【Fターム(参考)】
2E110 AA00 AB04 AB22 BA12 BA22 BD23 CC03 CC20 DA22 DB14 DB23 DB25 DB27 DC02 DD02 GB01Z 
発明者 影山 剛治 / 小笠原 真人 / 藤原 章洋 / 小川 誠
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】 壁面に当接させる平板部とともに、この平板部から突出されて外装材の実部を係止する係止体部とを備えた外装材取付金具であって、平板部には係止体部の突出方向に膨出された水平リブ部が設けられ、このリブ部上には、外装材取付金具を壁面に取付け固定するための固定用穴が配設されていることを特徴とする外装材取付金具。
【請求項2】 壁面に当接させる平板部とともに、この平板部から突出されて外装材の実部を係止する係止体部とを備えた外装材取付金具であって、平板部の左右両側縁部には、係止体部の突出方向に膨出されて外装材の裏面に当接する縦膨出縁部が設けられていることを特徴とする外装材取付金具。
【請求項3】 請求項2の外装材取付金具において、平板部には係止体部の突出方向に膨出された水平リブ部が設けられ、このリブ部上には、外装材取付金具を壁面に取付け固定するための固定用穴が配設されていることを特徴とする外装材取付金具。
【請求項4】 壁面に当接させる平板部とともに、この平板部から突出されて外装材の実部を係止する係止体部とを備えた外装材取付金具であって、係止体部は、平板部原板から切り抜き折り曲げ加工されて形成されたものであって、切り抜き後の平板部開口の下部には下端縁部が配置されていることを特徴とする外装材取付金具。
【請求項5】 請求項4の外装材取付金具において、平板部の左右両側縁部には、係止体部の突出方向に膨出されて外装材の裏面に当接する縦膨出縁部が設けられていることを特徴とする外装材取付金具。
【請求項6】 請求項4または5の外装材取付金具において、平板部には係止体部の突出方向に膨出された水平リブ部が設けられ、このリブ部上には、外装材取付金具を壁面に取付け固定するための固定用穴が配設されていることを特徴とする外装材取付金具。
【請求項7】 請求項1ないし6のいずれかの外装材取付金具を用いた外装材の取付構造であって、外装材取付金具が、固定用穴からの釘もしくはビスの打込みにより壁面に取付固定された後に、外装材の実部が係止体部に係止されてなることを特徴とする外装材の取付構造。
【請求項8】 縦膨出縁部が設けられている請求項2ないし6のいずれかの外装材取付金具を用いての外装材の取付構造における目地部材であって、壁面に取付けられる長尺の基板部には隣接する外装材の端部間に配置される断面T字形の帽体部が立設されているとともに、外装材端部の裏面に当接する突片部が設けられていることを特徴とする外装材取付構造用の目地部材。
【請求項9】 突片部は基板部に立設されていることを特徴とする請求項8の目地部材。
【請求項10】 基板部には、切断用の切り込み溝が設けられていることを特徴とする請求項8または9の目地部材。
【請求項11】 断面T字形の帽体部の頂部表面には接着防止テープが配設されていることを特徴とする請求項8ないし10のいずれかの目地部材。
【請求項12】 請求項8ないし11のいずれかの目地部材を用いた外装材の取付構造であって、目地部材が、その基板部にて壁面に取付けられ、帽体部が隣接する外装材の端部間に配設されるとともに、突片部が外装材の端部裏面に当接されてなることを特徴とする外装材の取付構造。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】この出願の発明は、外装材取付金具と外装材の取付構造に関するものである。さらに詳しくは、この出願の発明は、取付金具の釘打ち等による固定時のへこみやゆがみによるガタツキの発生を防止し、取付金具の下端部の浮き上がりの発生による外壁面への取付上の不具合を防止するのに有用な、新しい外装材取付金具とこれを用いた外装材の取付構造、さらにはこの新しい外装材取付金具と目地部材との組合わせによる外装材取付構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、住宅等の外壁面に窯業系無機質板等からなる外装材を取付けるに際し、たとえば、図8に示したように、建物の壁面(1)に釘(2)やビス等の固定用穴を通じての打込みによって外装材取付金具(3)を固定し、壁面(2)に当接させたその平板部(31)より突出させた係止体部(32)に外装材(4)の実部を係止して外装材(4)を取付けるようにしている。
【0003】係止体部(32)は、通常、上向きの折り曲げ片部と下向きの折り曲げ片部とによって構成し、上側に配置される外装材(4)の下端と下側に配置される外装材(4)の上端とを各々係止支持するようにしており、また、この上下端の実部には、必要に応じて防水シーリング(5)が施されてもいる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、以上のような従来の外装材取付金具(3)を用いての外装材(4)の取付けについては、釘(2)やビスの固定用穴を通じての打込みによる取付金具(3)の壁面(1)への固定時に、図5にも示したように、釘(2)等を壁面(1)方向(A)に打込む場合、取付金具(3)にへこみやゆがみが生じてガタツキが発生したり、さらには、取付金具(3)のへこみによって取付金具(3)の下端部は図中矢印方向(B)に浮き上がってしまい、壁面(1)への取付金具(3)の取付けに不具合が生じ、外装材(4)の所定配置での係止取付けが難しくなるという問題があった。
【0005】実際、取付金具(3)のガタツキの発生や、下端部での浮き上がりによって、外装材(4)の取付後の外表面には波打ち等の不具合が生じ、外観性が損われるばかりか、防水性の確保も難しくなる等の問題が生じてもいた。そしてこのような不具合の発生は、外装材の取付けに際し、目地部に歪みをもたらし、目地部材の変形による浮き上がり等を生じさせて、外観性や防水性を損う要因ともなっていた。
【0006】そこで、この出願の発明は、以上のような従来の問題点を解消し、釘打ち等による取付金具の外壁面への固定に際して生じていたガタツキやその下端部での浮き上がり等の不具合を防止することに有効な、外装材取付けのための新しい技術手段を提供することを課題としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】この出願の発明は、上記の課題を解決するものとして、第1には、壁面に当接させる平板部とともに、この平板部から突出されて外装材の実部を係止する係止体部とを備えた外装材取付金具であって、平板部には係止体部の突出方向に膨出された水平リブ部が設けられ、このリブ部上には、外装材取付金具を壁面に取付け固定するための固定用穴が配設されていることを特徴とする外装材取付金具を提供する。
【0008】また、この出願の発明は、第2には、壁面に当接させる平板部とともに、この平板部から突出されて外装材の実部を係止する係止体部とを備えた外装材取付金具であって、平板部の左右両側縁部には、係止体部の突出方向に膨出されて外装材の裏面に当接する縦膨出縁部が設けられていることを特徴とする外装材取付金具を提供し、第3には、上記第2の発明の外装材取付金具において、平板部には係止体部の突出方向に膨出された水平リブ部が設けられ、このリブ部上には、外装材取付金具を壁面に取付け固定するための固定用穴が配設されていることを特徴とする外装材取付金具を提供する。
【0009】そして、この出願の発明は、第4には、壁面に当接させる平板部とともに、この平板部から突出されて外装材の実部を係止する係止体部とを備えた外装材取付金具であって、係止体部は、平板部原板から切り抜き折り曲げ加工されて形成されたものであって、切り抜き後の平板部開口の下部には下端縁部が配置されていることを特徴とする外装材取付金具を提供し、第5には、上記第4の発明の外装材取付金具において、平板部の左右両側縁部には、係止体部の突出方向に膨出されて外装材の裏面に当接する縦膨出縁部が設けられていることを特徴とする外装材取付金具を提供し、第6には、上記第4または第5の発明の外装材取付金具において、平板部には係止体部の突出方向に膨出された水平リブ部が設けられ、このリブ部上には、外装材取付金具を壁面に取付け固定するための固定用穴が配設されていることを特徴とする外装材取付金具を提供する。
【0010】さらにまた、この出願の発明は、第7には、上記のいずれかの外装材取付金具を用いた外装材の取付構造であって、外装材取付金具が、固定用穴からの釘もしくはビスの打込みにより壁面に取付固定された後に、外装材の実部が係止体部に係止されてなることを特徴とする外装材の取付構造を提供する。また、この出願の発明は、第8には、縦膨出縁部が設けられている上記の第2ないし第6のいずれかの発明の外装材取付金具を用いての外装材の取付構造における目地部材であって、壁面に取付けられる長尺の基板部には隣接する外装材の端部間に配置される断面T字形の帽体部が立設されているとともに、外装材端部の裏面に当接する突片部が設けられていることを特徴とする外装材取付構造用の目地部材を提供する。
【0011】上記の目地部材に関し、さらにこの出願の発明は、第9には、突片部は基板部に立設されていることを特徴とする目地部材をはじめ、第10には、基板部には、切断用の切り込み溝が設けられていることを特徴とする目地部材を、第11には、断面T字形の帽体部の頂部表面には接着防止テープが配設されていることを特徴とする目地部材を提供する。
【0012】以上のいずれかの目地部材を用いた外装材の取付構造として、この出願の発明は、第12には、目地部材がその基板部にて壁面に取付けられ、帽体部が隣接する外装材の端部間に配設されるとともに、突片部が外装材の端部裏面に当接されてなることを特徴とする外装材の取付構造を提供する。
【0013】
【発明の実施の形態】この出願の発明は以上のとおりの特徴をもつものであるが、以下にその実施の形態について説明する。まず、図1および図2は、この出願の発明の外装材取付金具を例示した断面図と、平面図、正面図並びに右側面図であって、図1の断面図は、図2のα−α断面を拡大して示したものである。
【0014】たとえばこの図1および図2に例示したように、この発明の外装材取付金具(3)では、壁面に当接させる平板部(31)とともに、この平板部(31)から突出されて外装材の実部を係止する係止体部(32)とを備え、平板部(31)には係止体部(32)の突出方向に膨出された水平リブ部(33)が設けられ、このリブ部(33)上には、外装材取付金具(3)を壁面に取付け固定するための固定用穴(34)が配設されていることを特徴としている。
【0015】つまり、図5の従来例との比較から明らかなように、この発明の取付金具(3)の場合には、従来のものとは相違して、平板部(31)に横方向の水平リブ部(33)が膨出されており、しかも、釘、ビス等の打込み固定のための固定用穴(34)が、この水平リブ部(33)上に設けられているのである。固定用穴(34)は、好適には、水平リブ部(33)上に複数設けられているようにする。バランスのとれた釘打ち等による固定を可能とするためである。
【0016】また、固定用穴(34)としては、図2の正面図にも例示されているように、釘あるいはビス用の口径の異なる大きさのものが設けられている。このような固定用穴(34)はあらかじめ開口されていてもよいし、あるいは固定打込み時に簡単に開口するように加工されていてもよい。釘あるいはビスという固定手段の相違に応じて、口径の異なる固定用穴(34)を用意しておくことが、取付金具としての汎用性の点において有利でもある。
【0017】たとえば以上のように水平リブ部(33)と、その上の固定用穴(34)とをもつこの発明の外装材取付金具(3)については、たとえば従来と同様に板金加工によって形成することができ、水平板部(31)と一体の原板から切り抜いた後に折り曲げ加工して係止体部(32)を形成することもできる。図1および図2の例では、図2の正面図にも示されているように、係止体部(32)は、正面から見て中央部で、上方に折り曲げられ、その左右部で、下方に折り曲げられている。
【0018】図3は、以上の例のこの発明の外装材取付金具(3)を用いて外装材(4)を壁面(1)に取付け施工した状態を例示したものである。取付金具(3)は、水平リブ部(33)に設けた前記の固定用穴(34)を通じて釘(2)によって壁面(1)に固定されている。水平リブ部(33)上に設けた固定用穴(34)での釘(2)またはビスによる固定では、たとえば図4(A)(B)にその作用を示したように、たとえば釘(2)を打込むと水平リブ部(33)がへこみ、取付金具(3)には図中の矢印(a)方向の力が発生する。この(a)方向の力によって、従来の取付金具の場合のような下端部の浮き上がりが抑えられ、取付金具(3)は、下端部においても壁面(1)側に押し付けられることになる。このため、従来の場合のようなへこみやゆがみにより取付金具(3)にガタツキが発生することもなく、下端部の浮き上がりによる不具合も生じない。
【0019】また、たとえば釘(2)の打込みにより、図4に例示したように、水平リブ部(33)のへこみによって、取付金具(3)には、図中矢印(b)方向の延び(L)が生じることになる。この延び(L)により、たとえば図3の係止体部(32)の下方折り曲げ部(32a)は、下側外装材(4)の上端を締めつけるように作用する。このため、外装材(4)の取付けはより確実にガタツキのないしっかりした状態となる。
【0020】以上のことは、この発明の外装材取付金具(3)の顕著な作用効果の一つである。また、この発明の外装材取付金具(3)においては、たとえば図2にも明示されているように、平板部(31)の左右両側縁部には、係止体部(32)の突出方向に膨出されて外装材の裏面に当接する縦膨出縁部(35)が設けられている。
【0021】この縦膨出縁部(35)は、図2の平面図および図3の断面図にも示されているように、取付けされる外装材(4)の裏面に当接して、外装材(4)の裏面と壁面(1)との間に通気層としての隙間(6)が確保されるようにしている。また、この左右両側に配置した縦膨出縁部(35)によって形成される隙間は、外装材取付金具(3)を固定するための釘(2)やビス等の頭部の逃げ部となり、固定打込み後のこれら頭が外装材(4)の取付けに支障となることがないようにしている。
【0022】そして、この隙間(6)は壁面(1)と外装材(4)の裏面との間の通気層としての機能も実現することになる。この通気層の存在は、壁面における結露を防止することや、建物小屋裏、天井、あるいは室内の換気を効果的に行うこと等の観点においても有効である。従って、左右両側の縦膨出縁部(35)の存在はこの発明の外装材取付金具(3)にさらに優れた機能を付与することになる。また、縦膨出部(35)の存在は、上記のように通気層の形成としても有効であることから、通気層形成のために、上記のような水平リブ部(33)を持たない外装材取付金具を構成してもよい。
【0023】そしてまた、この発明の外装材取付金具(3)については、図1の断面図および図2の正面図に例示したように、その係止体部(32)は、平板部原板から切り抜き折り曲げ加工されて形成されたものであって、切り抜き後の平板部開口(36)の下部には下端縁部(37)が配置されているものとすることが有用でもある。
【0024】係止体部(32)を切り抜き並びに折り曲げ加工で形成することで、一枚の金属原板からこの発明の外装材取付金具(3)の製作が可能とされるとともに、切り抜き並びに折り曲げ加工により開口(36)されたとしても、下端縁部(37)の存在によってゆがみやひずみの発生を抑え、金具全体の強度を大きなものとすることができる。
【0025】下端縁部(37)には、図1にも示されているように水平方向の膨出リブを設けておくことで、金具全体の強度をさらに大きなものとすることもできる。たとえば以上のように例示されるこの発明の外装材取付金具(3)については、すでに説明したように、外装材取付金具(3)が水平リブ部(33)上に設けた固定用穴(34)からの釘(2)もしくはビスの打込みにより壁面(1)に取付固定された後に、外装材(4)の実部が係止体部(32)に係止されてなる外装材の取付構造を構成することができる。
【0026】また、上記のような下端縁部(37)の存在によるゆがみやひずみの発生の抑制効果は、上記の水平リブ部(33)や縦膨出縁部(35)を持たない場合、あるいはそれいずれか一方、もしくは両方を備えた場合の各々の外装材取付用金具としても有効である。そして、この発明においては、外装材取付用金具とこれを用いた外装材取付構造について、新しい目地部材と組合わせることも提案される。
【0027】すなわち、たとえば図5の斜視図と図6の使用状態図に例示したように、この発明の目地部材(7)には、壁面(1)に取付けられる長尺の基板部(71)に、隣接する外装材(4A)(4B)の端部間に配置される断面T字形の帽体部(72)を立設し、かつ、外装材(4A)(4B)の端部裏面に当接する突片部(73)が設けられている。より具体的には、突片部(73)は、帽体部(72)の左右両側において基板部(71)に立設されており、その頂部は、棒体部(72)側に屈曲されている。したがって左右の突片部(73)の各々の屈曲端は相互に内向きに対向する形状になっている。
【0028】たとえば以上の構成を持つこの発明の目地部材(7)によれば、図6<A><B>に例示したように、帽体部(72)は、外装材(4A)(4B)の端部間の目地隙間に配置され、帽体部(72)の頂部にはゴム、シリコンなどの素材からなるシーリング等のための目地材(8)が封入配設される。そして、目地部材(7)の突片部(73)は、その屈曲頂部の平面において外装材(4A)(4B)によって壁面(1)側に押圧された状態となる。ここで重要なことは、外装材(4A)(4B)の取付けのための取付金具(3A)(3B)は、前記のように縦膨出縁部(35)を有していることであり、この縦膨出縁部(35)も外装材(4A)(4B)の裏面に当接しており、縦膨出縁部(35)の当接高さ(H)は、目地部材(7)における突片部(73)の当接高さと同じになるように設定されていることである。これによって、外装材(4A)(4B)の裏面と壁面(1)との間の隙間は安定した状態で形成され、しかも、目地部材(7)は、確実に壁面(1)側に押し付けられることから、その変形が防止され、図6<A><B>のように外装材の厚みに応じて、各々の厚みの場合の目地深さが、安定して一定に保たれることになる。
【0029】もちろん、この発明の目地部材(7)は、外装材取付用の取付金具(3A)(3B)として、上記のように縦膨出縁部(35)を持つものが有効に組合わされるが、このものでなくとも、外装材(4A)(4B)の裏面と壁面(1)との間の隙間、たとえば通気層としての隙間を一定に形成する他の部材や構成手段が採用されるのであれば、上記の組合わせに限定されることなく有効に使用することのできるものである。
【0030】以上のようなこの発明の目地部材(7)においては、突片部(73)は、図5および図6に限定されることなしに、たとえば、図7<A><B><C>の例のように各種の形状として構成してもよい。いずれの場合にも、突片部は、外装材の端部裏面に当接し、外装材によって壁面(1)側に押圧されるようにする。なお、図5および図6の例、並びに図7<B><C>の例においては、対向する突片部(73)によって、雨水等の排水のための樋も構成されることになる。
【0031】そして、この発明の目地部材(7)においては、図5および図6に例示したように、切断用の切り込み溝(74)を設けておくこともできる。この切り込み溝(74)は、外装材の壁面(1)への取付けに際し、窓枠やドア枠等に当接する場合に、この部位において折り曲げて切断することを容易とする。また、この発明の目地部材(7)においては、帽体部(72)の頂部表面(72A)には3面接着防止テープ(たとえばクラフトテープ)を張り付けておいてもよい。このことによって外装材の取付施工をより容易とすることができる。
【0032】もちろん、この発明においては、以上の例示に限定されることはなく、その細部の構成については様々な態様が可能であることは言うまでもない。
【0033】
【発明の効果】以上詳しく説明したとおり、この出願の第1の発明によって、釘打ち等による取付金具の外壁面への固定に際して生じていたガタツキやその下端部での浮き上がり等による外装材取付けに際しての不具合を防止することができる。また、平板部左右両側の側縁部に縦膨出縁部が設けられている第2の発明による取付金具では、外装材の裏面と壁面との間に通気層としての隙間が確保され、建物の通気構造としての効果を奏するとともに、この隙間によって、釘やビスが打込み固定された後の釘やビスの頭が、外装材の取付けに際して支障となることのない外装材取付構造が実現される。
【0034】さらにまた、切り抜き折り曲げ加工により係止体部を形成し、開口下部に下端縁部が配置されている第3の発明の取付金具の場合には、下端縁部の存在によって金具全体の強度を大きくすることができる。そして、これら第1ないし第3の発明の取付金具を用いて第4の発明の外装材取付構造では、上記の各々の優れた効果を奏することのできる外装材取付けが実現されることになる。
【0035】また、この発明の目地部材を用いることによって、目地部材の変形による浮き上がり等を防止することができ、目地深さを一定とすることが可能となる。外観性、防水性も良好となる。




 

 


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