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発明の名称 框キャップと門扉の組立構造
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2001−32657(P2001−32657A)
公開日 平成13年2月6日(2001.2.6)
出願番号 特願平11−211345
出願日 平成11年7月26日(1999.7.26)
代理人 【識別番号】100093230
【弁理士】
【氏名又は名称】西澤 利夫
【テーマコード(参考)】
2E038
【Fターム(参考)】
2E038 BA03 BA04 CA25 CB02 CB04 DA03 DB03 DK05 
発明者 武智 裕介
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】 中空状の縦框の上端に装着される框キャップであって、縦框における横框取付面部とその対向面部に端面において内接可能とされ、この端面間に、縦框と横框を接合する接合具を挿入可能とした接合具受けブロックを備え、接合具受けブロックは、半割り状とされた接合具挿入溝を有する複数の小ブロックから構成され、小ブロックは、隣接する小ブロック間において、挿入される接合具に対し、接合具挿入溝が互い違いに位置するように千鳥状に配置されていることを特徴とする框キャップ。
【請求項2】 接合具受けブロックにおいて、接合具挿入溝は、横框に設けられた全ての接合具結合部に一致する位置に形成されている請求項1記載の框キャップ。
【請求項3】 請求項1又は2記載の框キャップを用いた門扉の組立構造であって、縦框の中空部内において接合具受けブロックの端面を横框取付面部とその対向面部に内接させて框キャップが縦框の上端に配置され、横框が、その取付端を縦框の横框取付面部の取付位置に配置され、接合具が、縦框の前記対向面部の表面側から裏面側へ、そして框キャップの接合具受けブロックが有する接合具挿入溝及び縦框の横框取付面部を通じて、横框に設けられた接合具結合部に結合され、縦框と横框が接合されると同時に框キャップが固定されることを特徴とする門扉の組立構造。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】この出願の発明は、框キャップと門扉の組立構造に関するものである。さらに詳しくは、この出願の発明は、中空状の縦框の上端に装着される框キャップの製造コストの低減を図ると共に、取付強度を高め、また、門扉の組立性を改善する框キャップと門扉の組立構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】建物外構に設置される門扉には、例えば図5の要部分解斜視図に示した組立構造が採用されている。すなわち、横框(51)を、その取付端(51a)を縦框(52)の横框取付面部(52a)の取付位置に配置した後に、ネジ、ボルト等の接合具(53)を縦框(52)が有する中空部(52b)内に入れ、横框取付面部(52a)に開口形成された取付穴(54)に差し込み、横框(51)に備えたタッピングホール等の接合具結合部(55)に結合させて縦框(52)と横框(51)を接合する。その際には、縦框(52)の横框取付面部(52a)の裏面に補強板(56)を介在させる。補強板(56)は、締め過ぎ等の接合具(53)の接合具結合部(55)との過度の結合により発生しやすい縦框(52)の横框取付面部(52a)の変形を防止する。
【0003】縦框(52)と横框(51)の接合完了後には、縦框(52)の上端に框キャップ(57)を装着し、外観を良好に仕上げる。框キャップ(57)は、裏面に爪(58)及び取付片(59)を備えている。爪(58)は縦框(52)の横框取付面部(52a)に対応する位置に、また、取付片(59)は横框取付面部(52a)の対向面部(52c)に対応する位置に配置されている。框キャップ(57)を装着する際には、縦框(52)の横框取付面部(52a)の裏面に設けられた爪引掛部(60)に爪(58)を引っ掛け、取付片(59)を対向面部(52c)の表面上に配置する。そして、取付片(59)に開口形成された取付穴(61)にネジ等の固着具(62)を差し込み、これを取付穴(61)に一致して縦框(52)の対向面部(52c)に開口形成された固定穴(63)に結合させる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この図5に示される門扉の組立構造には幾つかの欠点がある。第一には、縦框(52)と横框(51)の接合と框キャップ(57)の装着が独立しており、各々の作業を別々に行わなければならない。第二には、縦框(52)と横框(51)の接合に際して、接合具(53)を縦框(52)の中空部(52b)に入れて横框(51)の接合具結合部(55)に結合させなければならない。
【0005】接合具(53)を接合具結合部(55)に結合させる際に使用するドライバー等の工具(64)は、中空部(52b)内での操作が不可能であるため、縦框(52)の対向面部(52c)に操作穴(65)を開口形成し、この操作穴(65)から工具(64)の先端部を中空部(52b)内に挿入せざるを得ない。また、接合具(53)を横框(51)に設けた接合具結合部(55)にねらって結合させるのは容易ではなく、熟練を要する。
【0006】接合具(53)を対向面部(52c)の表面側から挿入できないのは、接合具(53)の頭部が対向面部(52c)の表面上に位置し、框キャップ(57)を装着するための取付片(59)の配置を阻害するからである。また、対向面部(52c)の表面側から挿入するとなると、対向面部(52c)の変形も懸念されるため、補強板(56)を対向面部(52c)側にも介在させる必要があるが、2枚の補強板(56)の存在は、縦框(52)と横框(51)の接合作業を煩雑化させる。仮に、対向面部(52c)側に介在させる補強板(56)を框キャップ(57)の取付片(59)で代用したとしても、この場合には、縦框(52)の上端は框キャップ(57)で塞がれるため、接合具(53)の結合作業に際して、横框取付面部(52a)の裏面に介在させる補強板(56)を所定の位置に保持するのが不可能となる。
【0007】第三に、框キャップ(57)の製造に難点がある。框キャップ(57)は、一般に、アルミダイキャスト、樹脂等から作製され、製造には金型が用いられる。ところが、図5に示した框キャップ(57)は、裏面に爪(58)及び取付片(59)を有し、取付片(59)には取付穴(61)が開口形成されるため、框キャップ(57)の製造には、図6に示した4つの金型(71)(72)(73)(74)が必要であり、金型投資は高くなっている。また、製造時には、金型(71)(72)(73)(74)を図6図中に矢印で示した上下左右の合計4つの方向にスライド移動させる必要があり、動作制御に配慮が必要になっている。しかも、框キャップ(57)は、上記した通りの形状的特徴を有するため、框キャップ(57)の製造には後加工が必要となってもいる。
【0008】第四には、框キャップ(57)の取付強度が低いという点がある。前記の通り、框キャップ(57)は、縦框(52)の横框取付面部(52a)には爪引掛部(60)に爪(58)で引っ掛かっているため、ガタツキが生じやすい。この出願の発明は、以上の通りの事情に鑑みてなされたものであり、従来の上記欠点を解消し、框キャップの製造コストの低減を図ると共に、取付強度を高め、また、門扉の組立性を改善する框キャップと門扉の組立構造を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】この出願の発明は、上記の課題を解決するものとして、中空状の縦框の上端に装着される框キャップであって、縦框における横框取付面部とその対向面部に端面において内接可能とされ、この端面間に、縦框と横框を接合する接合具を挿入可能とした接合具受けブロックを備え、接合具受けブロックは、半割り状とされた接合具挿入溝を有する複数の小ブロックから構成され、小ブロックは、隣接する小ブロック間において、挿入される接合具に対し、接合具挿入溝が互い違いに位置するように千鳥状に配置されていることを特徴とする框キャップ(請求項1)を提供する。
【0010】この出願の発明は、接合具受けブロックにおいて、接合具挿入溝は、横框に設けられた全ての接合具結合部に一致する位置に形成されていること(請求項2)を好ましい態様として提供する。またこの出願の発明は、上記框キャップを用いた門扉の組立構造であって、縦框の中空部内において接合具受けブロックの端面を横框取付面部とその対向面部に内接させて框キャップが縦框の上端に配置され、横框が、その取付端を縦框の横框取付面部の取付位置に配置され、接合具が、縦框の前記対向面部の表面側から裏面側へ、そして框キャップの接合具受けブロックが有する接合具挿入溝及び縦框の横框取付面部を通じて、横框に設けられた接合具結合部に結合され、縦框と横框が接合されると同時に框キャップが固定されることを特徴とする門扉の組立構造(請求項3)をも提供する。
【0011】以下、図面に沿ってこの出願の発明の框キャップと門扉の組立構造についてさらに詳しく説明する。
【0012】
【発明の実施の形態】図1は、この出願の発明の框キャップの一実施形態を示した斜視図である。例えば図1に示したように、この出願の発明の框キャップ(1)は、例えば図5に示した縦框(52)と横框(51)を接合するネジ、ボルト等の接合具(53)を挿入可能とした接合具受けブロック(2)を備えている。この接合具受けブロック(2)において、対向配置された端面(2a)(2b)は、一方が縦框(52)の横框取付面部(52a)に、他方がその対向面部(52c)に内接可能とされており、接合具(53)は、これら端面(2a)(2b)間に挿入可能とされている。
【0013】また、接合具受けブロック(2)は、半割り状とされた接合具挿入溝(3)を有する複数の小ブロック(4)から構成されている。小ブロック(4)は、隣接する小ブロック(4)間において、接合具受けブロック(2)に挿入される接合具(53)に対し、接合具挿入溝(3)が互い違いに位置するように千鳥状に配置されている。接合具(53)は、このように互い違いに位置する半割り状の接合具挿入溝(3)内に挿入され、接合具受けブロック(2)を貫通する。
【0014】この出願の発明の框キャップ(1)は、上記の通りの構成を有しているため、製造に用いる金型は、図2に例示したように、2つの金型(11)(12)のみとすることができる。金型(11)(12)の合わせ面(11a)(12a)は、框キャップ(1)の接合具受けブロック(2)を構成する小ブロック(4)の接合具挿入溝(3)が形成されている側の端面に一致させることができる。従って、図5に示した従来の框キャップ(57)に比べ、金型投資を抑えることができ、框キャップ(1)の製造時には、金型(11)(12)の移動方向を図2図中に矢印で示した上下又は左右の2方向とすることができ、動作制御が容易となる。また、図5に示した従来の框キャップ(57)では必要であった後加工が不要ともなる。
【0015】この出願の発明の門扉の組立構造は、以上に例示される框キャップ(1)を採用している。すなわち、この出願の発明の門扉の組立構造においては、図3に例示したように、接合具受けブロック(2)が縦框(52)の中空部(52b)に挿入され、端面(2a)(2b)の一方を縦框(52)の横框取付面部(52a)に、他方を横框取付面部(52a)の対向面部(52c)に内接させて、框キャップ(1)が縦框(52)の上端に配置される。横框(51)は、図5に示した従来構造と同様に、その取付端(51a)を縦框(52)の横框取付面部(52a)の取付位置に配置される。この状態において、接合具(53)が、縦框(52)の対向面部(52c)の表面側から裏面側へ、そして框キャップ(1)の接合具受けブロック(2)が有する図1に示した接合具挿入溝(3)及び縦框(52)の横框取付面部(52a)を通じて、横框(51)に設けられた接合具結合部(55)に結合される。この結合により、縦框(52)と横框(51)は接合され、同時に框キャップ(1)の固定が完了する。
【0016】このように、この出願の発明の門扉の組立構造は、図1に例示されるこの出願の発明の框キャップ(1)の採用により、縦框(52)と横框(51)の接合と框キャップ(1)の装着を同時とし、また、接合具(53)を縦框(52)の対向面部(52c)の表面側から挿入して横框(51)の接合具結合部(55)に結合するのを可能にしている。門扉の組立性が改善され、組立作業は容易となっている。
【0017】締め過ぎ等により接合具(53)と接合具結合部(55)が過度に結合することがあっても、框キャップ(1)に備えた接合具受けブロック(2)が、図5に示した補強板(56)と同様に機能し、縦框(52)の横框取付面部(52a)とその対向面部(52c)の変形は防止される。また、縦框(52)の対向面部(52c)から横框(51)の接合具結合部(55)に向けて挿入され、結合される接合具(53)が接合具受けブロック(2)を貫通するため、框キャップ(1)の取付強度は向上し、ガタツキは生じない。
【0018】なお、この出願の発明の框キャップ及び門扉の組立構造においては、接合具(53)が複数本使用される場合には、接合具受けブロック(2)の接合具挿入溝(3)は、少なくとも縦框(52)の最も上端側に配設される接合具(53)に対して設けておく。例えば図5に示したように、縦框(52)と横框(51)の接合を上下2本の接合具(53)により実現する場合には、框キャップ(1)に備える接合具受けブロック(2)の接合具挿入溝(3)は、上側の接合具(53)に対してのみ挿入可能とすることができる。この場合の門扉の組立構造は、下側の接合具(53)については図5に示した従来構造を踏襲することになるが、それでも上側の接合具(53)の結合に関連する諸問題は解決され、縦框(52)と横框(51)の接合と框キャップ(1)の装着は同時となる。
【0019】門扉の組立性をより向上させるには、図4に示した框キャップ(1)が有効である。すなわち、図4に示した框キャップ(1)では、接合具受けブロック(2)に接合具挿入溝(3)が、横框(51)に設けられた全ての接合具結合部(55)に一致する位置に形成されている。このため、門扉の組立てに使用する全ての接合具(53)を縦框(52)の対向面部(52c)の表面側から挿入して横框(51)の接合具結合部(55)に結合させることができ、門扉の組立性はより向上する。
【0020】もちろんこの出願の発明は、以上の実施形態によって限定されるものではない。框キャップをはじめとして、縦框及び横框、さらには接合具の材質、大きさ及び形状等の細部については様々な態様が可能であることは言うまでもない。
【0021】
【発明の効果】以上詳しく説明した通り、この出願の発明によって、中空状の縦框の上端に装着される框キャップの製造コストの低減が可能となり、しかも縦框上端への取付強度を高めることができる。また、門扉の組立性が改善される。




 

 


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