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発明の名称 ユニットルームの壁パネルの接続構造
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2001−32411(P2001−32411A)
公開日 平成13年2月6日(2001.2.6)
出願番号 特願平11−212889
出願日 平成11年7月27日(1999.7.27)
代理人 【識別番号】100087767
【弁理士】
【氏名又は名称】西川 惠清 (外1名)
発明者 稲葉 雅史
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】 壁パネルの上端部間を接続具で接続するユニットルームの壁パネルの接続構造であって、壁パネルの上端部に上方に向けて開口する接続孔を形成し、接続具に接続孔に嵌入する挿入部と壁パネルの垂直面に当接する当接片を形成し、挿入部を接続孔に嵌入するとともに当接片を垂直面に当接させて成ることを特徴とするユニットルームの壁パネルの接続構造。
【請求項2】 接続具には、壁パネルと天井パネル間に充填されるシール充填材をバックアップするバックアップ部を形成して成ることを特徴とする請求項1記載のユニットルームの壁パネルの接続構造。
【請求項3】 バックアップ部は接続具の内方から外方にわたって形成され、バックアップ部の上縁部が外方程高さが低くなるように下り傾斜させて成ることを特徴とする請求項2記載のユニットルームの壁パネルの接続構造。
【請求項4】 挿入部には接続孔に対するがたつき防止用のリブを形成して成ることを特徴とする請求項1記載のユニットルームの壁パネルの接続構造。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ユニットルームの壁パネルの接続構造に関し、詳しくは、上方からのねじ止め作業をおこなうことなく壁パネルの接続をおこない、それでいて、所定通りの接続がおこなえるようにしようとする技術に係るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、壁パネル2,2の上端部間を接続具34で接続するユニットルームAの壁パネルの接続構造においては、図14(a)に示すように、例えば、L字状の接続具34´をコーナ部における壁パネル2,2間に載置してビスb,bにて固定するものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところでこのような構成においては、同図(b)に示すように、ユニットルームAを組立てる際に、梁Hのような構造材等が存在する場合に、上方からのビスbのねじ込み作業が困難となるものである。
【0004】本発明はこのような問題に鑑みてなされたものであり、上方からのねじ込み作業を要することなく、壁パネルの接続をおこない、それでいて、所定通りの接続をおこなえるユニットルームの壁パネルの接続構造を提供することを課題とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1においては、壁パネル2,2の上端部間を接続具34で接続するユニットルームの壁パネルの接続構造であって、壁パネル2の上端部に上方に向けて開口する接続孔35を形成し、接続具34に接続孔35に嵌入する挿入部39と壁パネル2の垂直面2Aに当接する当接片34Aを形成し、挿入部39を接続孔35に嵌入するとともに当接片34Aを垂直面2Aに当接させてあることを特徴とするものである。このような構成によれば、挿入部39を接続孔35に嵌入することからねじ込み作業を回避することができ、それでいて、当接片34Aを壁パネル2,2の垂直面2A,2Aに当接することで壁パネル2,2を開かないように接続することができるという利点がある。
【0006】請求項2においては、接続具34には、壁パネル2と天井パネル41間に充填されるシール充填材6をバックアップするバックアップ部7aを形成していることを特徴とするものである。このような構成によれば、接続具34を有効に利用することで、壁パネル2,2の接続箇所で天井パネル41間に充填するシール充填材6をバックアップすることができるという利点がある。
【0007】請求項3においては、バックアップ部7aは接続具34の内方から外方にわたって形成され、バックアップ部7aの上縁部が外方程高さが低くなるように下り傾斜させていることを特徴とするものである。このような構成によれば、壁パネル2,2が開こうとする力を接続具34が受けることの反力で、接続具34の外端部42が少し上に持ち上げられようとしても、バックアップ部7aが斜めになっていることから、接続具34の外端部42が天井パネル41に当たることを防止して、天井パネル41が持ち上げられることがない。
【0008】請求項4においては、挿入部39には接続孔35に対するがたつき防止用のリブ44を形成していることを特徴とするものである。このような構成によれば、接続孔35に挿入部39をがたつきなく嵌入することができ、一層、壁パネル2,2の接続強度を高めることができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を説明する。
【0010】本発明のユニットルームは、例えば、浴室を構成するものであり、防水床パン1の周部に壁パネル2が立設され、天井パネル41が架設されて構成されるものである。
【0011】図1は壁パネル2,2の上端部の接続構造を示していて、接続具34によって壁パネル2,2を開くのを防止して接続箇所における水密性が損なわれるのを防止するようにしている。以下、詳述する。
【0012】壁パネル2の背面に付設されている縦横のフレーム14,21のうち、上の横フレーム21には接続孔35を形成している。接続具34には壁パネル2の外面に当たる外部当たり片36、壁パネル2の側端面に当たる端部当たり片37が各一対形成され、端部当たり片37,37が連結されて一連に形成されている。外部当たり片36及び端部当たり片37を当接片34Aと総称する。上押さえ片38が外部当たり片36の上端及び端部当たり片37の上部に連結して形成されている。上押さえ片38には棒状の挿入部39が垂下されている。
【0013】しかして、接続具34の挿入部39,39を壁パネル2,2の接続孔35に挿通して壁パネル2,2を接続するのである。この場合、外部当たり片36が壁パネル2の外面に、端部当たり片37が壁パネル2の側端面に、上押さえ片38が壁パネル2の上面に当接するのである。
【0014】このような接続構造によれば、接続具34には外部当たり片36及び端部当たり片37があるため壁パネル2と接続具34との位置決めをおこなうことができて壁パネル2,2を所定通りに接続することができる。
【0015】図1(a)に示すように、端部当たり片37には立上げ部が形成されてバックアップ部7aを形成している。このバックアップ部7aにおいて、天井パネル41と壁パネル2,2間に充填されるシール充填材6を受けるようにしている。
【0016】ところで、バックアップ部7aは、外方程下り傾斜するくさび状に形成されている。しかして、壁パネル2が開こうとする力を接続具34が受けることの反力で、接続具34の外端部42が少し上に持ち上げられようとしても、バックアップ部7aが斜めになっていることから、接続具34の外端部42が天井パネル41に当たることを防止して、天井パネル41が持ち上げられることがないようにしている。
【0017】図3は接続具34の他の実施の形態を示し、壁パネル2,2を平部において直線状に接続するとともに壁パネル2,2の開きを防止する断面L字状の平部ブロック43を示していて、挿入部39にリブ44を形成して壁パネル2の接続孔35にがたつきなく挿入するようにしている。
【0018】防水床パン1と壁パネル2間には充分な防水が図られている。以下、詳述する。
【0019】図4に示すように、防水床パン1の周部に底面よりも起立させた平坦な壁支持部26が形成され、壁支持部26の外縁部に更に起立する起立片27が形成されて防水性を高めるようにしている。平坦な壁支持部26にはコーナー部も含めて全周にわたって防水テープ3を敷設している。防水テープ3は接着剤にて接着されることが好ましい。
【0020】壁パネル2は面板28の裏面の外周部にチャンネル材の縦フレーム14及び横フレーム14及び横フレーム21を付設して構成している。壁パネル2の下の横フレーム21は下方に開口し、上の横フレーム21は横に開口している。縦フレーム14は背方に開口している。
【0021】図6は下コーナブロック4を示していて、平面視において略L字状に形成された押さえ片29,29の各々にU字状となった係止部5,5を形成している。押さえ片29の先端部には挿入保持片30が起立して形成され、係止段部31を形成している。
【0022】しかして、図4(a)(b)及び図5に示すように、下コーナブロック4を防水床パン1のコーナ部に載置するとともに係止部5,5を起立片23に係合させて取付けるのであり、下コーナブロック4にて防水テープ3を押さえる。下コーナブロック4の上方から防水床パン1のコーナ部の両側に壁パネル2,2を建込むのである。
【0023】この場合、図4(a)及び図5に示すように、縦フレーム14の端部が下コーナブロック4の係止段部31に係止され、挿入保持片30が横フレーム21の内部に挿入係止されるのであり、このようにして、下コーナブロック4に壁パネル2,2が係止連結されるとともに壁パネル2,2にて下コーナブロック4を押さえて防水テープ3を押し付けて充分な防水を図るのである。図5においては、32は連結具であり、縦横のフレーム14,21を連結して、壁パネル2の強度を高めている。
【0024】このように、壁パネル2,2が存在しないコーナ部における壁パネル2,2間の防水床パン1の上に下コーナブロック4を設けて下コーナフロック4にてコーナ部における防水テープ3を押さえるのであり、防水床パン1のコーナ部における防水性を大幅に高めるのである。この場合、略U字状の係止部5によって下コーナブロック4を防水床パン1に係止して固定することができるのであり、一層、防水性を高めることができるのである。しかも、下コーナブロック4の内側にはシール充填材6の充填をバックアップするバックアップ部7を形成してあって、組立て後に、シリコン樹脂のようなシール充填材6を充填する場合に、バックアップ部7においてバックアップをおこなうことができ、一層、シール性を高めることができるのである。
【0025】図7及び図8は壁パネル2,2の接続構造を示している。以下、詳述する。
【0026】壁パネル2の縦フレーム14の外面に膨大部8を先端に備えた接続突起9を設けている。アングル型の接続具10の両片に大径孔11とこれの上方に小径孔12を連通して形成した接続孔13を設けている。接続具10の対向する接続孔13,13は下方側程接続具10の中心側に寄るように傾斜させている。
【0027】しかして、接続具13の大径孔11,11を接続突起9,9の膨大部8,8に係合させ、ハンマーのような工具にて接続具10を打込んで大径部8を小径孔12に移動させるのである。この場合、接続孔13は下方側程中心側に寄るように傾斜していることから、壁パネル2,2を引き寄せて連結することができ、壁パネル2,2の開きを阻止して連結することができ、壁パネル2,2が開くことによる防水性の低下を防止することができるものである。
【0028】図9は壁パネル2,2の開きを防止して連結する構成を示している。以下、詳述する。
【0029】壁パネル2,2の背面の縦フレーム14,14の側壁33,33に通孔17を形成している。縦フレーム14,14間に貫通孔15を形成した接続具16を配設する。通孔17及び貫通孔15に挿通したベルト18を締付けて壁パネル2,2を接続するのである。
【0030】このように、コーナ部において隣接する壁パネル2,2の縦フレーム14,14間に接続具16を介装して縦フレーム14の通孔17、接続具16の貫通孔15に挿通したベルト18を締めつけることで、壁パネル2,2のコーナ部における連結強度を高めることができ、壁パネル2,2間の防水性を高めることができるものである。
【0031】図10乃至図12はミラー45及び収納部46等を備えた機能壁パネル47と通常の壁パネル2との接続構造を示し、合成樹脂製の機能壁パネル47とを強度を高めながら容易に接続することができるようにしている。以下、詳述する。
【0032】図10に示すように、壁パネル2の縦フレーム14に略Z字状のハンガー48を取付けている。図10(a)(b)(c)に示すように、機能壁パネル47の端部片49には長孔50を形成している。例えば、合成樹脂製の取付部材51には長孔となった係止孔52及び取付孔53を形成している。しかして、図10(c)に示すように、取付部材51をビス53にて機能壁パネル47に取付けられた樹脂部材54に取付ける。この場合、ドライバー等の工具を長孔50、係止孔52に挿通してねじ込みがおこなわれる。
【0033】しかして、図11及び図12に示すように、通常の壁パネル2側のハンガー48に機能壁パネル47側の取付部材51の係止孔52を係止して両パネル2,47を接続するのである。この場合、図12(b)に示すように、ハンガー48の先端部は細くなっていて、接続を容易におこなえるようにしている。
【0034】図13は更に他例を示し、壁パネル2に取付けるアングル材55にハンガー48を取付けて壁パネル2と機能壁パネル47とをコーナ部において接続するようにしたものである。
【0035】
【発明の効果】請求項1においては、壁パネルの上端部間を接続具で接続するユニットルームの壁パネルの接続構造であって、壁パネルの上端部に上方に向けて開口する接続孔を形成し、接続具に接続孔に嵌入する挿入部と壁パネルの垂直面に当接する当接片を形成し、挿入部を接続孔に嵌入するとともに当接片を垂直面に当接させてあるから、挿入部を接続孔に嵌入することからねじ込み作業を回避することができ、それでいて、当接片を壁パネルの垂直面に当接することで壁パネルを開かないように接続することができるという利点がある。
【0036】請求項2においては、接続具には、壁パネルと天井パネル間に充填されるシール充填材をバックアップするバックアップ部を形成しているから、請求項1の効果に加えて、接続具を有効に利用することで、壁パネルの接続箇所で天井パネル間に充填するシール充填材をバックアップすることができるという利点がある。
【0037】請求項3においては、バックアップ部は接続具の内方から外方にわたって形成され、バックアップ部の上縁部が外方程高さが低くなるように下り傾斜させているから、請求項2の効果に加えて、壁パネルが開こうとする力を接続具が受けることの反力で、接続具の外端部が少し上に持ち上げられようとしても、バックアップ部が斜めになっていることから、接続具の外端部が天井パネルに当たることを防止して、天井パネルが持ち上げられることがないという利点がある。
【0038】請求項4においては、挿入部には接続孔に対するがたつき防止用のリブを形成しているから、請求項1の効果に加えて、接続孔に挿入部をがたつきなく嵌入することができ、一層、壁パネルの接続強度を高めることができるという利点がある。




 

 


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