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発明の名称 枠付ドア
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2001−12137(P2001−12137A)
公開日 平成13年1月16日(2001.1.16)
出願番号 特願平11−182713
出願日 平成11年6月29日(1999.6.29)
代理人 【識別番号】100111556
【弁理士】
【氏名又は名称】安藤 淳二 (外1名)
発明者 加川 稔
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】 ドアパネルの側端部上下両端を各々取付開口枠に枢支してなる枠付ドアであって、取付開口枠の下枠部上面に平面視略円形状の凸起体を突設し、該凸起体の上端面略中央に枢支受け部を設け、ドアパネルの側端部下面に前記凸起体が回動自在に嵌合される凹所を形成し、該凹所の内部下面略中央に前記枢支受け部と枢支係合される枢支部を設け、同凹所の内部下面或いは前記凸起体の上端面の少なくともいずれか一方をカム状に傾斜させて形成すると共に、他方を同傾斜に対し回動摺接して上下動作されるように形成して、ドアパネルを開けた際に該ドアパネルが前記凸起体と凹所との間で上方へ持ち上げ動作されるようになした枠付ドア。
【請求項2】 枢支受け部を軸受け穴として設け、枢支部を軸ピンとして突設したことを特徴とする請求項1記載の枠付ドア。
【請求項3】 金属製の取付開口枠の下枠部上面に合成樹脂製のブロックを埋設し、該ブロックの上部を同下枠部上面から突出させて該突出部分を凸起体となしたことを特徴とする請求項1又は2記載の枠付ドア。
【請求項4】 凹所の内部下面及び凸起体の上端面の両方を傾斜させて形成したことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の枠付ドア。
【請求項5】 凸起体の上端面を傾斜させて形成し、凹所の内部下面に凸ピンを垂下突設し、該凸ピンを同傾斜した凸起体の上端面に回動摺接されるようになしたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の枠付ドア。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ドアパネルの側端部上下両端を各々取付開口枠に枢支してなり、開き戸式ドアや折り畳み式ドア等として同取付開口枠と共に施工される枠付ドアに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、図5に示す如く、ドアパネル1の側端部2上下両端を各々取付開口枠3に枢支してなり、開き戸式ドアとして同取付開口枠3と共に施工される枠付ドアは周知である。この場合、取付開口枠3の下枠部4上面に軸受け部材15が取着され、ドアパネル1の側端部2下面に枢支部8が軸ピンとして突設され、該枢支部8が前記軸受け部材15に回動自在に嵌合されて枢支係合されている。又、下枠部4には戸当たりとなる段差部13が形成されており、該段差部13の前面にドアパネル1が密着状に当接されるパッキン材14が付設されている。
【0003】したがって、該枠付ドアにおいては、枢支部8が軸受け部材15に回動自在に嵌合されることによってドアパネル1は支持されており、該ドアパネル1は同回動に伴って開き戸式に開閉される。又、ドアパネル1が閉じられた際には、その周縁部分がパッキン材14によって密封状に閉塞される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従来の技術においては、ドアパネル1を開けた際にその開閉端側が自重で下方に傾斜して、該ドアパネル1の下端が開閉動作中に床面を擦るという問題があった。特に、この問題は、施工して相当経過した後で頻繁に発生するもので、すなわち、ドアパネル1の変形や枢支部8と軸受け部材15との枢支部位の摩耗等が影響して顕著に発生するものであった。又、この場合には、床面が傷つき、ドアパネル1の開閉がスムーズでなくなって、最悪、ドアパネル1を開閉できなくなってしまうものでもあった。
【0005】そこで、上記従来の技術にあっては、ドアパネル1の下端と床面との間隔寸法Aを大きく設定して施工している。しかしながら、この場合、取付開口枠3の下枠部4が床面から高く突出して邪魔になり、段差が大きくなって特に高齢者や身体障害者等が歩行する際に支障を来すという問題が発生するものであった。
【0006】本発明は、上記従来の技術における問題を悉く解決するために発明されたもので、その課題は、ドアパネルの下端が床面を擦って傷つけることを防止することができて、床面での段差を小さくすることができ、スムーズな開閉動作も確保される枠付ドアを提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の枠付ドアは、ドアパネルの側端部上下両端を各々取付開口枠に枢支してなる枠付ドアであって、取付開口枠の下枠部上面に平面視略円形状の凸起体を突設し、該凸起体の上端面略中央に枢支受け部を設け、ドアパネルの側端部下面に前記凸起体が回動自在に嵌合される凹所を形成し、該凹所の内部下面略中央に前記枢支受け部と枢支係合される枢支部を設け、同凹所の内部下面或いは前記凸起体の上端面の少なくともいずれか一方をカム状に傾斜させて形成すると共に、他方を同傾斜に対し回動摺接して上下動作されるように形成して、ドアパネルを開けた際に該ドアパネルが前記凸起体と凹所との間で上方へ持ち上げ動作されるようになしたものである。
【0008】したがって、この場合、取付開口枠の下枠部上面に凸起体が突設され、ドアパネルの側端部下面に凹所が形成され、該凹所の内部下面或いは同凸起体の上端面の少なくともいずれか一方がカム状に傾斜され、他方が同傾斜に対し回動摺接して上下動作され、同ドアパネルを開けた際に該ドアパネルは上方へ持ち上げ動作されるため、開閉動作中に同ドアパネルの下端が床面を擦ることは防止され、該床面を傷つけることがない。それ故、取付開口枠の下枠部における床面での段差を小さくすることができ、そうすることで、高齢者や身体障害者等であっても歩行し易くなる。しかも、平面視略円形状の凸起体と凹所とが回動自在に嵌合されると共に、これ等の略中央で枢支受け部と枢支部とが枢支係合されるため、外と内の両側で回動ガイドされて枢支されることになり、ドアパネルのスムーズな開閉動作が確保される。
【0009】本発明の請求項2記載の枠付ドアは、上記請求項1記載の枠付ドアにおいて、枢支受け部を軸受け穴として設け、枢支部を軸ピンとして突設したことを特徴とするものである。
【0010】したがって、この場合は特に、取付開口枠の下枠部の凸起体の上端面に設けられる枢支受け部が軸受け穴とされるため、該枢支受け部はドアパネルを取り外した状態で邪魔にならずその破損も防止され、軸ピンとして突設される枢支部を同枢支受け部に挿入して容易且つ確実に枢支係合することができる。
【0011】本発明の請求項3記載の枠付ドアは、上記請求項1又は2記載の枠付ドアにおいて、金属製の取付開口枠の下枠部上面に合成樹脂製のブロックを埋設し、該ブロックの上部を同下枠部上面から突出させて該突出部分を凸起体となしたことを特徴とするものである。
【0012】したがって、この場合は特に、取付開口枠が金属製で強固となり、にもかかわらず、該取付開口枠の下枠部上面に埋設された合成樹脂製のブロックの上部が同下枠部上面から突出されて凸起体となるため、該凸起体上にドアパネルの側端部下面の凹所はスムーズに回動摺接されるよう支持される。
【0013】本発明の請求項4記載の枠付ドアは、上記請求項1〜3のいずれか一つに記載の枠付ドアにおいて、凹所の内部下面及び凸起体の上端面の両方を傾斜させて形成したことを特徴とするものである。
【0014】したがって、この場合は特に、凹所の内部下面と凸起体の上端面とが共に傾斜しており相互に回動摺接するため、該凸起体上で同凹所は強固に支持された状態でスムーズに上下動作される。
【0015】本発明の請求項5記載の枠付ドアは、上記請求項1〜3のいずれか一つに記載の枠付ドアにおいて、凸起体の上端面を傾斜させて形成し、凹所の内部下面に凸ピンを垂下突設し、該凸ピンを同傾斜した凸起体の上端面に回動摺接されるようになしたことを特徴とするものである。
【0016】したがって、この場合は特に、凹所の内部下面に垂下突設された凸ピンが凸起体の傾斜した上端面に回動摺接されるため、該回動摺接時の摩擦抵抗は接触面積が小さくて低減され、同回動に伴うドアパネルの開閉動作はよりスムーズなものとなる。
【0017】
【発明の実施の形態】図1〜3は、本発明の請求項1〜4に対応する一実施形態を示しており、該実施形態の枠付ドアは、ドアパネル1の側端部2上下両端を各々取付開口枠3に枢支してなり、開き戸式ドアとして同取付開口枠3と共に施工される枠付ドアである。
【0018】この場合に、取付開口枠3の下枠部4上面に平面視略円形状の凸起体5を突設し、該凸起体5の上端面略中央に枢支受け部6を設け、ドアパネル1の側端部2下面に前記凸起体5が回動自在に嵌合される凹所7を形成し、該凹所7の内部下面略中央に前記枢支受け部6と枢支係合される枢支部8を設け、同凹所7の内部下面或いは前記凸起体5の上端面の少なくともいずれか一方をカム状に傾斜させて形成すると共に、他方を同傾斜に対し回動摺接して上下動作されるように形成して、ドアパネル1を開けた際に該ドアパネル1が前記凸起体5と凹所7との間で上方へ持ち上げ動作されるようになしている。
【0019】又、該実施形態の枠付ドアにおいては、金属製の取付開口枠3の下枠部4上面に合成樹脂製のブロック9を埋設し、該ブロック9の上部を同下枠部4上面から突出させて該突出部分を凸起体5となしている。更に、凹所7の内部下面及び凸起体5の上端面の両方を傾斜させて形成し、該凸起体5の上端面略中央に枢支受け部6を軸受け穴として設け、同凹所7の内部下面略中央に枢支部8を軸ピンとして突設してもいる。
【0020】取付開口枠3は金属製で矩形状に枠組みされ、上枠部11、下枠部4、両側枠部12で形成されている。取付開口枠3の内周には戸当たりとなる段差部13が形成されており、該段差部13の前面にドアパネル1の後面が密着状に当接されるパッキン材14が付設されている。この場合、ドアパネル1が閉じられた際に、その周縁部分がパッキン材14によって密封状に閉塞される。
【0021】枠付ドアの下部においては、図1に示す如く、上述の通り、取付開口枠3の下枠部4上面に合成樹脂製で略円柱状のブロック9が埋設固定され、該ブロック9の上部が凸起体5として突設され、該凸起体5の上端面略中央に枢支受け部6が軸受け穴として設けられている。又、ドアパネル1の側端部2下面に前記凸起体5が回動自在に嵌合される凹所7が形成され、該凹所7の内部下面略中央に前記枢支受け部6と枢支係合される枢支部8が軸ピンとして設けられている。
【0022】ここで、凹所7の内部下面及び凸起体5の上端面の両方がカム状に傾斜するよう形成されており、両者が相互に回動摺接して同凹所7は上下動作されるものであり、ドアパネル1を開けた際に該ドアパネル1が前記凸起体5と凹所7との間で上方へ持ち上げ動作されるようになっている。この場合、図3(a)に示す如く、ドアパネル1が閉じられた際には、凹所7及び凸起体5の両傾斜面が相互に対応して面的に接触し、図3(b)に示す如く、ドアパネル1が開けられた際には、同両傾斜面の最も突出した部位付近同士が相互に当接する。
【0023】又、枠付ドアの上部においては、図2に示す如く、取付開口枠3の上枠部11下面に合成樹脂製で略円柱状のブロック9が埋設固定され、該ブロック9の略水平な下端面の略中央に枢支受け部6が軸受け穴として設けられ、ドアパネル1の側端部2上面に同枢支受け部6と枢支係合される枢支部8が軸ピンとして突設されている。すなわち、ドアパネル1は上下の枢支部8を中心にして回動し、該回動に伴って開き戸式に開閉される。
【0024】したがって、該実施形態の枠付ドアにおいては、取付開口枠3の下枠部4上面に凸起体5が突設され、ドアパネル1の側端部2下面に凹所7が形成され、該凹所7の内部下面及び同凸起体5の上端面の両方がカム状に傾斜するよう形成されており、両者が相互に回動摺接して同凹所7は上下動作されるため、図3(b)に示す如く、同ドアパネル1を開けた際に該ドアパネル1は上方へ持ち上げ動作され、開閉動作中に同ドアパネル1の下端が床面を擦ることは防止され、該床面を傷つけることがない。
【0025】それ故、取付開口枠3の下枠部4における床面での段差、すなわち、段差部13の高さ寸法Hを小さく設定することができ、そうすることで、高齢者や身体障害者等であっても歩行し易くなる。しかも、平面視略円形状の凸起体5と凹所7とが外側で回動自在に嵌合されると共に、これ等の内側の略中央で枢支受け部6と枢支部8とが枢支係合されるため、外と内の両側で回動ガイドされて枢支されることになり、ドアパネル1のスムーズな開閉動作が確保される。
【0026】又、該実施形態の枠付ドアにおいては、取付開口枠3の下枠部4の凸起体5の上端面に設けられる枢支受け部6が軸受け穴とされるため、該枢支受け部6はドアパネル1を取り外した状態で邪魔にならずその破損も防止され、軸ピンとして突設される枢支部8を同枢支受け部6に挿入して容易且つ確実に枢支係合することができる。又、取付開口枠3が金属製で強固となり、にもかかわらず、該取付開口枠3の下枠部4上面に埋設された合成樹脂製のブロック9の上部が同下枠部4上面から突出されて凸起体5となるため、該凸起体5上にドアパネル1の側端部2下面の凹所7はスムーズに回動摺接されるよう支持される。
【0027】又、該実施形態の枠付ドアにおいては、凹所7の内部下面と凸起体5の上端面とが共に傾斜しており相互に回動摺接するため、該凸起体5上で同凹所7は強固に支持された状態でスムーズに回動して上下動作される。又、凹所7と凸起体5との間や枢支部8と枢支受け部6との間等における回動時の摩擦抵抗を極力小さくしてやることで、ドアパネル1はその自重で閉じる方向へ自動的に回動するようにもなる。
【0028】図4は、本発明の請求項1〜3、5に対応する別の実施形態を示しており、該実施形態の枠付ドアにおいては、凸起体5の上端面が傾斜して形成され、凹所7の内部下面に凸ピン10が垂下突設され、該凸ピン10が同傾斜した凸起体5の上端面に回動摺接されるようになされている。この場合、図4(a)に示す如く、ドアパネル1が閉じられた際には、凸ピン10が凸起体5の傾斜した上端面の突出量の小さな低い部位に当接し、図4(b)に示す如く、ドアパネル1が開けられた際には、凸ピン10が凸起体5の傾斜した上端面の突出量の大きな高い部位に当接する。
【0029】したがって、該実施形態の枠付ドアにおいては、凹所7の内部下面に垂下突設された凸ピン10が凸起体5の傾斜した上端面に回動摺接されるため、該回動摺接時の摩擦抵抗は接触面積が小さくて低減され、同回動に伴うドアパネル1の開閉動作はよりスムーズなものとなる。なお、それ以外は、上記実施形態と同様に構成されており、同上記実施形態におけると同様の作用効果が奏される。
【0030】
【発明の効果】上述の如く、本発明の請求項1記載の枠付ドアにおいては、開けた際にドアパネルの下端が床面を擦って傷つけることを防止することができ、床面での段差を小さくすることで高齢者や身体障害者等も歩行し易くなり、しかも、外内両側で回動ガイドされた状態で枢支されることになって、同ドアパネルのスムーズな開閉動作が確保される。
【0031】又、本発明の請求項2記載の枠付ドアにおいては、特に、枢支受け部が軸受け穴状で邪魔にならずその破損も防止され、軸ピン状の枢支部を同枢支受け部に挿入して容易且つ確実に枢支係合することもできる。
【0032】又、本発明の請求項3記載の枠付ドアにおいては、特に、取付開口枠が金属製で強固であるにもかかわらず、合成樹脂製のブロックでなる凸起体上にドアパネルの凹所はスムーズに回動摺接されるよう支持される。
【0033】又、本発明の請求項4記載の枠付ドアにおいては、特に、凹所の内部下面と凸起体の上端面とが共に傾斜し相互に回動摺接して、該凸起体上で同凹所は強固に支持された状態でスムーズに上下動作される。
【0034】又、本発明の請求項5記載の枠付ドアにおいては、特に、凹所の内部下面に垂下突設された凸ピンが凸起体の傾斜した上端面に回動摺接される時の摩擦抵抗は小さく、同回動に伴うドアパネルの開閉動作はよりスムーズなものとなる。




 

 


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