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発明の名称 排水プレート
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2001−3428(P2001−3428A)
公開日 平成13年1月9日(2001.1.9)
出願番号 特願平11−178260
出願日 平成11年6月24日(1999.6.24)
代理人 【識別番号】100093230
【弁理士】
【氏名又は名称】西澤 利夫
【テーマコード(参考)】
2D061
【Fターム(参考)】
2D061 DA03 DE10 
発明者 真鍋 博
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】 流し台のシンク底面部に配設された排水口部に設けられる排水トラップの上端部に取外し可能に装着され、同じく排水トラップの上端部に取り付けられるゴミ収容器の上に配置される排水プレートであって、排水プレートは、排水トラップ上端部への装着を可能とした周縁部と、排水プレートの中央部に位置し、周縁部の対向する部分を連結する板状の目隠し部と、この目隠し部が連結されていない周縁部の全体に連結され、かつここから排水プレートの中心に向かって下り傾斜で延設された板状の案内部とを備え、案内部は、目隠し部の両側端の各々の側に位置し、案内部の側端とその近くに位置する目隠し部の側端の間に排出口を形成していることを特徴とする排水プレート。
【請求項2】 目隠し部は、周縁部との連結端から中央部にかけて次第に幅狭となり、中央部において最短幅となる一方、案内部は、側端が、この目隠し部の側端に沿って排水プレートの中心線に向かって張り出している請求項1記載の排水プレート。
【請求項3】 排水プレートが排水トラップ上端部に装着された時に、排出口が、その両端部においてゴミ収容器の上端縁部にかからないように、案内部の側端とその近くに位置する目隠し部の側端は、周縁部付近において連結部により連結されている請求項1又は2記載の排水プレート。
【請求項4】 周縁部は、排水プレートの内側に向かって張り出す張り出し部を備え、目隠し部、案内部は、それぞれ、その張り出し部に連結されている請求項1又は2記載の排水プレート。
【請求項5】 目隠し部は、周縁部との連結端から中央部にかけて上方に湾曲し、中央部において最も高くなる一方、最も高い中央部は、排水プレートが排水トラップ上端部に装着された時に、シンク底面部よりも下方に位置する程度の高さとされている請求項1乃至4いずれかに記載の排水プレート。
【請求項6】 目隠し部の両側端の各々の側に位置する案内部は、一方が他方より傾斜度が大きい請求項1乃至5いずれかに記載の排水プレート。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】この出願の発明は、排水プレートに関するものである。さらに詳しくは、この出願の発明は、洗浄水や生ゴミ等の排出性能を向上させ、排出させる生ゴミ等をゴミ収容器全体に均一に溜めることのできる排水プレートに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図12に例示したように、流し台に設けられるシンク(51)には、底面部(51a)に排水口部(52)が配設され、この排水口部(52)に排水トラップが設けられている。排水トラップは、食品、食器等の洗浄時等に、洗浄水はこれに接続された排水管に排出する一方、生ゴミ等を捕集し、また、排水管からの臭気の放散を防止するための手段として採用されている。このような排水トラップには、食品、食器等の洗浄時等に、排水口部(52)に流れ込む生ゴミ等を捕集するためのゴミ収容器、例えば網カゴ等が、上端部に着脱自在に取り付けられるが、同じく排水トラップの上端部には、箸、フォーク、スプーン等が洗浄水と共に流れ、ゴミ収容器の内部に落ち込まないように、排水口カバー(53)が装着される。排水口カバー(53)は、また、ゴミ収容器に溜まる生ゴミ等を隠し、見た目の清潔感を保持するという機能をも有している。この排水口カバー(53)は、排水トラップからの取外しが可能となっている。
【0003】図13、図14は、各々、排水口カバー(53)の一つとして提供されている排水プレート(特許第2724555号)を示した平面図と断面図である。これら図13及び図14に示した排水プレート(P0 )は、外郭縁部(61)とその内側に形成された被覆部とから構成されており、被覆部は、上方から見てほぼ2つに分割され、一半部(62)は、排水プレート(P0 )の中央に向かって若干傾斜し、他半部(63)は、一半部(62)よりも大きく下方に傾斜している。そして、これら一半部(62)と他半部(63)の側端間に排出口(64)を形成している。
【0004】以上の構成を有する排水プレート(P0 )は、食品、食器等の洗浄時等には、排出口(64)を図13に示したような縦長状となる向きに配置される。図12に示した排水口部(52)に流れ込む洗浄水には、一半部(62)から他半部(63)に流れ落ち、排出口(64)に向かうという流れと、他半部(63)から排出口(64)に向かうという2つの流れが形成される。炊事作業等により生ずる生ゴミ等は、これら2つの流れに乗って排出口(64)を経てゴミ収容器に流れ落ち、捕集される。一方、箸、フォーク、スプーン等は比較的長尺物であるため、排出口(64)への回り込みは起こりにくく、従って、排出口(64)からの落下が防止される。
【0005】炊事作業等の後には、排水プレート(P0 )は、一半部(62)が、図12に示したシンク(51)の手前側に位置するように配置変更される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図13及び図14に示した従来の排水プレート(P0 )には、幾つかの問題点が指摘される。上記の通り、食品、食器等の洗浄時等には、洗浄水には一半部(62)に向かう流れと、他半部(63)に向かう2つの流れが形成されるが、一半部(62)に向かう流れに乗った生ゴミ等は、直接排出口(64)に進入することはできず、一旦他半部(63)に流れ落ちて後に排出口(64)に進入する。このため、他半部(63)の側端には、一半部(62)から流れ落ちる生ゴミ等がどうしても溜まりやすい。しかも、一半部(62)は、他半部(63)に比較して傾斜度はほとんど小さいため、一半部(62)に向かう流れに乗った生ゴミ等は、一半部(62)において移動が止まってしまう場合が少なくない。このような生ゴミ等の移動停止がひとたび発生すると、後続して流れてくる生ゴミ等は次々に移動を止め、一半部(62)には生ゴミ等の溜まりが形成されることとなる。その結果、洗浄水及び生ゴミ等の排出は、他半部(63)からの片側のみとなり、排出性能の低下をきたす。
【0007】さらに、生ゴミ等は、最終的には、他半部(63)から排出口(64)へ流れる洗浄水に乗ってゴミ収容器に流れ落ちるのであり、従って、ゴミ収容器に捕集される生ゴミ等の捕集状態は均一ではなく、洗浄水の流れ方向に従う偏った状態となっている。この偏った捕集状態は、洗浄水の流れ方向に従うため、次第に洗浄水の流れを阻害し、排出性能を低下させる。そして、本来の収容量に達しない内にゴミ収容器を見掛け上一杯とする。
【0008】この出願の発明は、以上の通りの事情に鑑みてなされたものであり、従来の排水プレートの上記欠点を解消し、洗浄水や生ゴミ等の排出性能を向上させ、排出させる生ゴミ等をゴミ収容器全体に均一に溜めることのできる排水プレートを提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】この出願の発明は、上記の課題を解決するものとして、流し台のシンク底面部に配設された排水口部に設けられる排水トラップの上端部に取外し可能に装着され、同じく排水トラップの上端部に取り付けられるゴミ収容器の上に配置される排水プレートであって、排水プレートは、排水トラップ上端部への装着を可能とした周縁部と、排水プレートの中央部に位置し、周縁部の対向する部分を連結する板状の目隠し部と、この目隠し部が連結されていない周縁部の全体に連結され、かつここから排水プレートの中心に向かって下り傾斜で延設された板状の案内部とを備え、案内部は、目隠し部の両側端の各々の側に位置し、案内部の側端とその近くに位置する目隠し部の側端の間に排出口を形成していることを特徴とする排水プレート(請求項1)を提供する。
【0010】またこの出願の発明は、目隠し部は、周縁部との連結端から中央部にかけて次第に幅狭となり、中央部において最短幅となる一方、案内部は、側端が、この目隠し部の側端に沿って排水プレートの中心線に向かって張り出していること(請求項2)、排水プレートが排水トラップ上端部に装着された時に、排出口が、その両端部においてゴミ収容器の上端縁部にかからないように、案内部の側端とその近くに位置する目隠し部の側端は、周縁部付近において連結部により連結されていること(請求項3)、周縁部は、排水プレートの内側に向かって張り出す張り出し部を備え、目隠し部、案内部は、それぞれ、その張り出し部に連結されていること(請求項4)、目隠し部は、周縁部との連結端から中央部にかけて上方に湾曲し、中央部において最も高くなる一方、最も高い中央部は、排水プレートが排水トラップ上端部に装着された時に、シンク底面部よりも下方に位置する程度の高さとされていること(請求項5)、並びに、目隠し部の両側端の各々の側に位置する案内部は、一方が他方より傾斜度が大きいこと(請求項6)をそれぞれ好ましい態様として提供するものでもある。
【0011】以下、図面に沿ってこの出願の発明の排水プレートについてさらに詳しく説明する。
【0012】
【発明の実施の形態】図1は、この出願の発明の排水プレートの一実施形態を示した平面図である。図2、図3は、各々、図1に示した排水プレートのA−A断面図、B−B断面図である。そして、図4は、図1に示した排水プレートの排水トラップへの装着状態を示した断面図である。
【0013】例えばこれら図1〜図4に示したように、この出願の発明の排水プレート(P)は、図13及び図14に示した従来の排水プレート(P0 )と同様に、流し台のシンク底面部(51a)に配設された排水口部(52)に設けられる排水トラップ(21)の上端部に取外し可能に装着され、同じく排水トラップ(21)の上端部に取り付けられる網カゴ等のゴミ収容器(22)の上に配置される。
【0014】一方、この出願の発明の排水プレート(P)は、排水トラップ(21)の上端部への装着を可能とした周縁部(1)と、排水プレート(P)の中央部に位置し、周縁部(1)の対向する部分(1a)を連結する板状の目隠し部(2)と、目隠し部(2)が連結されていない周縁部(1b)の全体に連結され、かつここから排水プレート(P)の中心(O)に向かって下り傾斜で延設された板状の案内部(3)とを備えている。案内部(3)は、図1〜図4に示したように、目隠し部(2)の両側端(2a)の各々の側に位置している。好ましくは、案内部(3)は、洗浄水及び生ゴミ等を排出しやすくするために、凹曲面状とする。そして、案内部(3)の側端(3a)とその近くに位置する目隠し部(2)の側端(2a)の間に排出口(4)を形成している。
【0015】以上の構成を有するこの出願の発明の排水プレート(P)は、一般には、排出口(4)が図1に示したような縦長となる向きに排水トラップ(21)の上端部に装着されるが、図4に示したように、排水トラップ(21)の上端部に装着された時には、目隠し部(2)が、同じく排水トラップ(21)の上端部に取り付けられるゴミ収容器(22)の上方に位置するため、ゴミ収容器(22)に捕集される生ゴミ等をこの目隠し部(2)によりある程度隠すことができる。
【0016】また、この出願の発明の排水プレート(P)は、以上から明らかなように、目隠し部(2)を挟んで両側に同様な構成を有する案内部(3)を2つ備え、それぞれの案内部(3)は、中心線(C)に対して対称若しくはほぼ対称に配置されている。従って、この出願の発明の排水プレート(P)では、食品、食器等の洗浄時等には、これら2つの排出口(4)から洗浄水及び生ゴミ等を排出することができる。目隠し部(2)の両側端(2a)の各々の側に位置する案内部(3)は、排水プレート(P)の中心(O)に向かって下り傾斜になっているため、生ゴミ等は案内部(3)で停止することなく、また、ここに溜まることなく洗浄水の流れに乗って排出口(4)から排出される。しかも洗浄水の流れは、案内部(3)においてほぼ等しく、排水プレート(P)の下側に位置するゴミ収容器(22)には、生ゴミ等は全体に均一に溜まることとなる。図13及び図14に示した従来の排水プレート(P0 )における問題点がすべて解消され、洗浄水や生ゴミ等の排出性能は向上する。
【0017】しかも、この出願の発明の排水プレート(P)は、目隠し部(2)がゴミ収容器(22)に捕集される生ゴミ等をある程度隠す一方で、図13及び図14に示した従来の排水プレート(P0 )に比べ、生ゴミ等の捕集状態の確認が容易となっている。これは、排出口(4)を2つ備えているからであり、排出口(4)を通じて排水プレート(P)の下側に位置するゴミ収容器(22)が視認しやすくなっている。
【0018】最近、流し台については、シンク下部の収納部の容量確保に向けて検討が進められている。その一方策として、排水トラップ(21)の高さの短縮が考えられているが、その実現には、排水トラップ(21)の上端部に取り付けられるゴミ収容器(22)の小型化が必要条件となる。だが、それは、とりもなおさずゴミ収容器(22)のゴミ収容量の縮小に他ならない。このような状況においては、図13及び図14に示した従来の排水プレート(P0 )のように、見た目の清潔感を高度に追求することは必ずしも好ましくなく、ゴミ収容器(22)が一杯になる以前にあらかじめ収容状態を確認できた方が、洗浄水及び生ゴミ等の排出性能を確保する上では好適となる。また、ゴミ収容器(22)の本来の目的は、食品、食器等の洗浄時等に生ゴミ等を捕集することであり、捕集した生ゴミ等を収納することではない。腐敗を防止し、衛生的な状態を維持するためには、食品、食器等の洗浄時等に捕集した生ゴミ等は、作業終了後にその都度廃棄するのが基本である。排出口(4)を通じて排水プレート(P)の下側に位置するゴミ収容器(22)が視認しやすくなっているこの出願の発明の排水プレート(P)は、流し台への上記要求に対応しており、また、見た目だけでなく、本質的に衛生的な状態を実現する上でも有効となる。
【0019】このようなこの出願の発明の排水プレート(P)は、例えば適当な樹脂の一体成形品として作製可能である。なお、この出願の発明の排水プレート(P)では、図1〜図4に示したように、目隠し部(2)を、周縁部(1)との連結端(2b)から中央部(2c)にかけて次第に幅狭とし、中央部(2c)において最短幅とすることができる。これに対応して、案内部(3)の側端(3a)を、目隠し部(2)の側端(2a)に沿って排水プレート(P)の中心線(C)に向かって張り出せることができる。こうすることにより、目隠し部(2)の側端(2a)と案内部(3)の側端(3a)の間に形成する排出口(4)の開口面積が拡大し、生ゴミ等をその大きさに余り影響されず排出することができる。排出性能の一層の向上が望める。また、案内部(3)の側端(3a)の張り出しは、生ゴミ等をゴミ収容器(22)に均一に排出するのに有効となる。このような案内部(3)の張り出しは、例えば、排水プレート(P)を一体成形により作製する際に容易に形成される。
【0020】また、この出願の発明の排水プレート(P)では、目隠し部(2)を、周縁部(1)との連結端(2b)から中央部(2c)にかけて上方に湾曲させ、中央部(2c)において最も高くなるようにすることができる。より具体的には、目隠し部(2)を上方に湾曲する凸曲面状とすることができる。この場合にも、目隠し部(2)の側端(2a)と案内部(3)の側端(3a)の間に形成する排出口(4)の開口面積の拡大が図れる。上記した目隠し部(2)及び案内部(3)の側端(2a)(3a)の形状と組み合わせることにより、より一層の排出性能の向上が望める。
【0021】その一方で、この出願の発明の排水プレート(P)では、目隠し部(2)の最も高い中央部(2c)は、図4に示したように、排水プレート(P)が排水トラップ(21)の上端部に装着された時に、シンク底面部(51a)よりも下方に位置する程度の高さとするのが好ましい。それと言うのも、皿等の食器や鍋等の洗浄時には、これらをシンク底面部(51a)の排水口部(52)に置く場合が少なくないからである。また、食品、食器等の洗浄時等には、シンク内に水を溜めるよう、図4に示したように、排水口部(52)の上端に止水蓋(23)を装着する場合があるからでもある。上方に湾曲する目隠し部(2)の中央部(2c)の高さ制限は、これらの場合に有効となる。すなわち、目隠し部(2)が、連結端(2b)から中央部(2c)にかけて上方に湾曲し、中央部(2c)において最も高くなっていても、中央部(2c)は、排水プレート(P)が排水トラップ(21)の上端部に装着された時に、シンク底面部(51a)よりも下方に位置するため、皿等の食器や鍋等を排水口部(52)に置くのを阻害せず、しかもそれらの配置状態が安定する。また、止水蓋(23)の排水口部(52)への装着を阻害しない。
【0022】図5は、この出願の発明の排水プレートの別の実施形態を示した平面図である。図6、図7は、各々、各々、図5に示した排水プレートのA−A断面図、B−B断面図である。これら図5〜図7に示した排水プレート(P)は、図1〜図3に示した排水プレート(P)とほぼ同様な構成を有している。相違する点は、排出口(4)の両端部の構成である。
【0023】すなわち、図5〜図7に示した排水プレート(P)では、案内部(3)の側端(3a)とその近くに位置する目隠し部(2)の側端(2a)は、周縁部(1)の付近において連結部(5)により連結されている。これは、排水プレート(P)が、図4に示したように、排水トラップ(21)の上端部に装着された時に、排出口(4)が、その両端部においてゴミ収容器(22)の上端縁部(22a)にかからないようにするための配慮からである。このように、案内部(3)の側端(3a)とその近くに位置する目隠し部(2)の側端(2a)が、周縁部(1)の付近において連結部(5)により連結されていると、図5に示したように、排出口(4)の両端部はゴミ収容器(22)の上端縁部(22a)にかからずに済む。排出口(4)は、その全体がゴミ収容器(22)の開口部上に位置し、排出口(4)から排出される生ゴミ等は、ゴミ収容器(22)の内部に確実に排出される。ゴミ収容器(22)の上端縁部(22a)に溜まることはない。また、図7からも理解されるように、生ゴミ等は排出口(4)の両端部に引っ掛かりにくくなる。これらも排水プレート(P)の排出性能の向上に寄与する。その他、連結部(5)の存在によって、目隠し部(2)及び案内部(3)の強度が向上するという利点もある。
【0024】図8は、この出願の発明の排水プレートの別の実施形態を示した平面図である。図9、図10は、各々、各々、図5に示した排水プレートのA−A断面図、B−B断面図である。これらの図8〜図10に示した排水プレート(P)は、周縁部(1)の構成と、目隠し部(2)及び案内部(3)の側端(2a)(3a)の構成の2点において図1〜図3に示した排水プレート(P)と異なっている。
【0025】すなわち、図8〜図10に示した排水プレート(P)では、周縁部(1)は、排水プレート(P)の内側に向かって張り出す張り出し部(1c)を備え、目隠し部(2)、案内部(3)は、それぞれ、その張り出し部(1c)に連結されている。具体的には、排水プレート(P)の中央部に位置する目隠し部(2)は、周縁部(1)において排水プレート(P)の内側に張り出す張り出し部(1c)の対向する部分(1a)を連結している。また、排水プレート(P)の中心(O)に向かって下り傾斜とされた案内部(3)は、目隠し部(2)が連結されていない張り出し部(1c)の全体に連結されている。その結果として、案内部(3)の側端(3a)とその近くに位置する目隠し部(2)の側端(2a)の間に形成される排出口(4)は、周縁部(1)の張り出し部(1c)の内側に位置している。このことから、排水プレート(P)の周縁部(1)に内側に張り出す張り出し部(1c)は、図5〜図7に示した連結部(5)に匹敵する手段であると理解される。すなわち、張り出し部(1c)の存在により、排出口(4)は、図5〜図7に示した排水プレート(P)と同様に、図4に示したように、排水トラップ(21)の上端部に装着された時に、排出口(4)が、その両端部においてゴミ収容器(22)の上端縁部(22a)にかからずに済む。排出口(4)は、その全体がゴミ収容器(22)の開口部上に位置し、生ゴミ等は、ゴミ収容器(22)の内部に確実に排出される。ゴミ収容器(22)の上端縁部(22a)に生ゴミ等が溜まることはない。また、張り出し部(1c)は、排水プレート(P)の強度向上にも有効である。
【0026】なお、図8〜図10に示した排水プレート(P)では、目隠し部(2)の側端(2a)が直線状となっており、目隠し部(2)は均等幅となっている。このように、この出願の発明の排水プレート(P)では、目隠し部(2)の側端の形状は、図1〜図3並びに図5〜図7に示したような周縁部(1)との連結端(2b)から中央部(2c)にかけて次第に幅狭とし、中央部(2c)において最短幅とすることに特に限定されない。ただ、図8〜図10に示したような側端(2a)が直線状で均等幅を有する目隠し部(2)の場合には、若干ではあるが、それら図1〜図3並びに図5〜図7に示した排水プレート(P)に比べ排出口(4)の開口面積が縮小される傾向にある。
【0027】しかしながら、案内部(3)の側端(3a)を、図8〜図10に示したように、周縁部(1)側に曲線状に後退させることにより、排出口(4)の開口面積の過度の縮小は防止される。また、生ゴミ等を図4に示したゴミ収容器(22)の全体に均一に溜めることも可能となる。このように案内部(3)の側端(3a)を周縁部(1)側に曲線状に後退させることは、例えば、排水プレート(P)を一体成形により作製する際に容易に実現可能である。
【0028】また、図8〜図10に示した排水プレート(P)では、図9のA−A断面図に対応する図11に示したように、2つの案内部の内、一方の案内部(31)を他方の案内部(32)よりも傾斜度を大きく取り、排出口の開口面積の拡大を図ることもできる。つまり、傾斜度を大きく取った案内部(31)の側端(31a)とこの近くに位置する目隠し部(2)の側端(2a)との間に形成される排出口(41)は、もう一方の排出口(42)よりも開口面積が拡大される。その結果、この開口面積が拡大された排出口(41)において、より大きな生ゴミ等の排出が可能となる。
【0029】なお、図11に示した2つの案内部(31)(32)における傾斜度の相違は、この出願の発明の排水プレート(P)では、図1〜3に示した実施形態並びに図5〜図7に示した実施形態にも等しく適用することができる。勿論、この出願の発明は、以上の実施形態によって限定されるものではない。排水プレートの大きさ、形状、材質等の細部については様々な態様が可能であることは言うまでもない。
【0030】
【発明の効果】以上詳しく説明した通り、この出願の発明によって、洗浄水や生ゴミ等の排出性能を向上させることができ、また、排出させる生ゴミ等をゴミ収容器全体に均一に溜めることができる。




 

 


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