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発明の名称 光学読取り帳票
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2001−47778(P2001−47778A)
公開日 平成13年2月20日(2001.2.20)
出願番号 特願平11−221513
出願日 平成11年8月4日(1999.8.4)
代理人 【識別番号】100084043
【弁理士】
【氏名又は名称】松浦 喜多男
【テーマコード(参考)】
2C005
【Fターム(参考)】
2C005 HB20 LB15 
発明者 高取 奨 / 若尾 禎
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】光学読取り装置により読取られる情報を記入するための記入領域が区画枠で区画され、かつ該区画枠内に網点によって構成される読取り不要な補助表示部を備えてなる光学読取り帳票において、前記区画枠及び補助表示部を、色インキに透明インキを混入してなる低濃度インキにより印刷形成したことを特徴とする光学読取り帳票。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光学読取り装置によって読取られる情報を記入するための記入領域を備えた光学読取り帳票に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、百貨店等のギフトカウンターにおいては、進物品申込書に記入された依頼者及び届け先の住所・氏名・電話番号や進物品名,その他の進物依頼に関する所要情報を、スタンドスキャナ等の光学読取り装置によって読取ってデータ処理するイメージ入力システムが導入されている。
【0003】このイメージ入力システムにあって、進物品申込書として使用される光学読取り帳票の帳票面には、読取られる情報を記入するための記入領域を区画する区画枠が印刷形成されており、さらに該区画枠内に、罫線や欄名あるいは「様」等の所要文字等からなる補助表示部が印刷形成されている。
【0004】ここで、上記区画枠は、該区画枠内の記入領域に記入された情報とともに読取られるが、補助表示部は、区画枠内の所定位置に所要情報を正確に記入し得るようにするために設けられているものであり、本来、読取る必要がないものである。ところが、光学読取り装置による情報の読取り時に、区画枠及び該区画枠内の記入領域に記入された情報とともに補助表示部が読取られると、読取り情報量が多くなって処理時間が長くかかり、また処理エラーの一因にもなる。このため、補助表示部を読取らせないようにしたいという要望がある。
【0005】ところで、スタンドスキャナ等の光学読取り装置は、所定の波長の光を読取り面に照射し、該照射光が吸収された部分、即ち、反射率が低い部分を読取り情報として読取るようになっている。従って、補助表示部の反射率を高めれば該補助表示部の不要な読取りを防ぐことができる。
【0006】そこで従来は、区画枠を反射率が低い色インキで印刷し、補助表示部を反射率が高い色インキで印刷したり、あるいは、反射率が低い色インキを用いて区画枠をベタ印刷するとともに、補助表示部を網点印刷することにより、該補助表示部の色を薄くしてその反射率を高めるようにしていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記のように区画枠を反射率が低い色インキで印刷し、補助表示部を反射率が高い色インキで印刷する方法にあっては、二版印刷となるため、製造コストが高くなるという問題点があった。一方、補助表示部を網点で構成する場合には、一版印刷することができるのであるが、光学読取り装置によって読取られない程度まで補助表示部の色を薄くするためには、網点線数及び網点の構成面積比をかなり下げる必要がある。しかしながら、このように網点線数及び網点の構成面積比を下げると、インキの盛り量が適正量より少なくなるため、網点によって構成される文字等にかすれが生じてしまう。また、これを防止するために印圧を高めると部分的に網点がつぶれて色合いが変化する色ムラが発生し、網点濃度の安定した製品とならないといった問題点があった。
【0008】本発明は、かかる従来の実状に鑑みてその改善を試みたものであり、網点で構成される補助表示部にかすれを生じることなく、安定した網点濃度で印刷された光学読取り帳票の提供を目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、光学読取り装置により読取られる情報を記入するための記入領域が区画枠で区画され、かつ該区画枠内に網点によって構成される読取り不要な補助表示部を備えてなる光学読取り帳票において、前記区画枠及び補助表示部を、色インキに透明インキを混入してなる低濃度インキにより印刷形成したことを特徴とする光学読取り帳票である。
【0010】かかる構成にあって、色インキに透明インキを混入すると色インキの濃度が下がり、この低濃度インキによって区画枠及び補助表示部を印刷することにより、区画枠は反射率が低く読取り可能な濃度で印刷形成される一方、網点によって構成される補助表示部は、反射率が高くなり読取り不能な色の薄さで印刷形成されることとなる。ここで、該補助表示部は、低濃度インキの使用により、網点線数及び網点の構成面積比を下げる必要がないため、インキの盛り量の減少に起因するかすれが生じることがなく、また印圧を高める必要もないため、部分的な網点のつぶれに起因する色ムラも発生せず、網点濃度の安定した製品となる。
【0011】尚、前記構成において、色インキに透明インキを混入してなる低濃度インキは、読取りに使用する光学読取り装置の閾値等により、適正な読取り域になるようにその濃度が選定される。
【0012】
【発明の実施の形態】以下に、本発明に係る光学読取り帳票の一実施例を、図1,図2について説明する。図1は、進物品申込書として構成された光学読取り帳票1を示し、該帳票1の上段左側には、依頼者に関する情報を記入するための記入領域2aが配置され、該記入領域2aの右側に、申込先,その他の情報を記入するための記入領域2bが配置されている。また、次段以下には、その左側に届け先に関する情報を記入するための複数の記入領域2cが上下方向に配置され、さらに各記入領域2cの右側に、進物品に関する情報を記入するための記入領域2dが配置されている。
【0013】上記各記入領域2a,2b,2c,2dは、ベタ印刷により形成された横長矩形状の区画枠3a,3b,3c,3dで夫々区画されており、該区画枠3a〜3dのうち、依頼者及び届け先に関する情報が記入される区画枠3a,3c内には、図2に拡大して示すように、住所・氏名・電話番号等の記入欄を区分する複数の罫線4aや郵便番号記号4bあるいは「お電話」「様」等の所要文字4c等からなる補助表示部5が網点印刷により形成されている。そして、該補助表示部5が読取り不要な補助表示部となっている。また、その他の区画枠3b,3d内には、罫線で区分された記入欄や欄名、あるいは数字,文字等を1個づつ記入し得る複数の桝等からなる補助表示部6がベタ印刷により形成されている。
【0014】上記各区画枠3a,3b,3c,3d及び補助表示部5,6は、色インキに透明インキを混入してなる低濃度インキにより印刷形成される。この低濃度インキは、色インキに対して透明インキを30〜50%、好ましくは35〜45%程度の比率で混入したものが使用され得る。ここで、色インキとしては、酸化重合インキ,UVインキ等の通常の印刷インキが用いられ、透明インキには、色インキ作成時にベースインキとして通常使用されるメジウムが用いられる。また、色インキは、前記混合濃度でベタ印刷した場合において、明瞭に視認可能であり、かつ光学読取り装置で読取り可能な低反射率を呈する赤,青,黒等の任意の色が選択され得る。一方、網点印刷される補助表示部5の網点は、1インチ間の網点線数が縦横とも 133以上、網点の構成面積比が20%程度であるものが好ましい。かかる網点線数及び構成面積比で網点印刷すると、補助表示部5の目視が容易であり、かつ光学読取り装置で読取り不能な高反射率を呈するものとなる。
【0015】かかる構成にあって、上記のように、色インキに透明インキを混入した低濃度インキを用いて、一版印刷により、各区画枠3a,3b,3c,3d及び補助表示部6をベタ印刷し、補助表示部5を網点印刷することにより、区画枠3a,3b,3c,3d及び補助表示部6は反射率が低い読取り可能な濃度で印刷形成される一方、網点によって構成される補助表示部5は、反射率が高い読取り不能な色の薄さで印刷形成されることとなる。そして、このように低濃度インキを使用して印刷することにより、補助表示部5の色を薄くするために網点の網点線数及び構成面積比を下げる必要がないので、インキの盛り量が減少せず、適正盛り量で印刷することができる。これにより、従来のようなインキの盛り量の減少に起因するかすれが補助表示部5に生じることがない。また印圧を高める必要がないため、部分的な網点のつぶれに起因する色ムラも発生せず、網点濃度の安定した製品が得られる。
【0016】そして、各区画枠3a,3b,3c,3dで区画された記入領域2a,2b,2c,2dの所定箇所に所要情報を記入して光学読取り装置によって読取りを行うと、各区画枠3a,3b,3c,3d及び補助表示部6を記入情報とともに読取らせることができ、区画枠3a,3c内の補助表示部5だけを読取り不能とすることができる。この場合、記入領域2a〜2dに記入する情報は、低反射率となるように、カーボンを含んだ黒色ボールペン,鉛筆等の筆記具を用いて記入することが望ましい。
【0017】尚、前記光学読取り装置としてNEC社製のデスクスタンドスキャナ(SNー1000)を使用して読取りを行い、かつ、色インキに赤を用いる場合には、透明インキの混入比率を40%程度とし、網点線数を 133程度、網点の構成面積比を20%程度とすると、本発明の目的を完全に達成し得ることが確かめられた。
【0018】
【発明の効果】本発明は、上述のように、光学読取り装置により読取られる情報を記入するための記入領域が区画枠で区画され、かつ該区画枠内に網点によって構成される読取り不要な補助表示部を備えてなる光学読取り帳票において、前記区画枠及び補助表示部を、色インキに透明インキを混入してなる低濃度インキを用いて印刷形成するようにしたから、網点で構成される補助表示部にインキの盛り量の減少に起因するかすれが生じることがなく、また、部分的な網点のつぶれに起因する色ムラも発生せず、網点濃度の安定した製品が得られる等の優れた効果がある。




 

 


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