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発明の名称 偽造防止帳票
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2001−18514(P2001−18514A)
公開日 平成13年1月23日(2001.1.23)
出願番号 特願平11−195583
出願日 平成11年7月9日(1999.7.9)
代理人 【識別番号】100084043
【弁理士】
【氏名又は名称】松浦 喜多男
【テーマコード(参考)】
2C005
2H113
【Fターム(参考)】
2C005 HA02 HA04 HB10 HB20 JB19 JB25 
2H113 AA06 BB02 BB22 CA39 CA40 CA44 CA46
発明者 加藤 靖祝
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】透明フィルムの表面又は裏面に、白色インキを部分的又は全面的に印刷して白色識別部を形成するとともに、透明フィルムの表面側に所要のデザイン図柄を印刷し、前記白色識別部を透明フィルムの表面側からデザイン図柄を介して視認可能としたことを特徴とする偽造防止帳票。
【請求項2】透明フィルムの裏面に所要のデザイン図柄を印刷するとともに、透明フィルムの裏面側に白色インキを部分的又は全面的に印刷して白色識別部を形成し、該白色識別部を透明フィルムの表面側からデザイン図柄を介して視認可能としたことを特徴とする偽造防止帳票。
【請求項3】白色識別部が、ベタ塗り,網点,万線,グラデーション、あるいは地紋,彩紋等の表現手法により形成されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載した偽造防止帳票。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、商品券等の有価証券,証明書,登録書等に用いられるものであって、偽造を防止する構成を備えた偽造防止帳票に関する。
【0002】
【従来の技術】有価証券,証明書等の帳票にあって、その偽造を防止するための手段として、マイクロ文字,万線や網点による隠し文字,彩紋,パステルグリーン,ホログラム,無色蛍光インキ,透かし等によって構成される真贋判定部を帳票紙面に形成することが一般的に知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、近年、カラーコピー機の複写精度が向上し、従来、複写による偽造防止手段として有効であったマイクロ文字,万線や網点による隠し文字,彩紋等が、解像度が高いカラーコピー機によって真贋の区別ができないほど精密に複写可能となり、偽造防止手段としての効果がなくなっている。また、高性能スキャナーを用いて前記マイクロ文字,万線や網点による隠し文字,彩紋等が形成された帳票紙面を読取り、これをレーザープリンタ等で印字することによっても、かなり本物に近いものを偽造することができるようになっている。一方、上記パステルグリーンにより構成される真贋判定部は、複写するとライトブルーに変色するため、カラーコピー機に対しては有効であるが、高性能スキャナーとプリンタを用いる偽造方法によって、かなり本物に近いものを偽造することが可能である。また、ホログラムは、複写したり、スキャナーによって読取ると、鏡面反射によって黒色に変色するため、カラーコピー機又はスキャナーを用いる偽造方法の何れに対しても有効であるが、コストが高くなり、生産性が悪いという問題点がある。また、無色蛍光インキにより構成される真贋判定部は、真贋判定に近紫外線を照射するブラックライト装置が必要であり、透かしは紙面を透かして視なければならないため、客の前で行うと客の心証を害する虞れがあるという問題点があった。
【0004】本発明は、かかる従来構成の問題点を解消し得る新たな偽造防止帳票を提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、透明フィルムの表面又は裏面に、白色インキを部分的又は全面的に印刷して白色識別部を形成するとともに、透明フィルムの表面側に所要のデザイン図柄を印刷し、前記白色識別部を透明フィルムの表面側からデザイン図柄を介して視認可能としたことを特徴とする偽造防止帳票である。
【0006】また、本発明は、透明フィルムの裏面に所要のデザイン図柄を印刷するとともに、透明フィルムの裏面側に白色インキを部分的又は全面的に印刷して白色識別部を形成し、該白色識別部を透明フィルムの表面側からデザイン図柄を介して視認可能としたことを特徴とする偽造防止帳票である。
【0007】ここで、前記白色識別部は、ベタ塗り,網点,万線,グラデーション、あるいは地紋,彩紋等の表現手法を用いて形成することができる。
【0008】かかる構成からなる偽造防止帳票にあって、該偽造防止帳票を、カラーコピー機で複写したり、あるいは高性能スキャナーで読取ってレーザープリンタ等で印字しても、カラーコピー機やプリンタでは白色を現出することができないため、白色識別部がないものしか得られない。ここで白色識別部は、透明フィルムの表面側からデザイン図柄を介して視認可能であるため、該白色識別部の有無により、真贋判定を目視によって簡単に行うことができる。これにより、カラーコピー機や、高性能スキャナーとプリンタとを用いた簡易な偽造方法による偽造を確実に防止し得るものとなる。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明に係る偽造防止帳票1の一実施例を、図1,図2について説明する。図1は、偽造防止帳票1を示し、該偽造防止帳票1は、矩形状に形成された厚さ 0.1mm程度の透明フィルム2が基材として用いられており、この透明フィルム2の中央部に白色インキを部分的に印刷して楕円形の白色識別部3が形成されている。該白色識別部3は、図2イに示すように、透明フィルム2の表面に形成してもよいし、あるいは図2ロに示すように、透明フィルム2の裏面に形成してもよい。また、該白色識別部3は、ベタ塗り,網点,万線,グラデーション、あるいは地紋,彩紋等の適宜の表現手法を用いて印刷形成することができる。ここで、前記グラデーションは、網点,万線あるいは微細な文字,図柄等からなる地模様に濃淡の変化を付けて階調を生じさせる表現手法により形成されるものであり、また彩紋は、波状線,弧線あるいは円形線等を組み合わせて精密な幾何学的模様を表わす表現手法により形成される。このような、グラデーション,彩紋、あるいは網点,万線,地紋等の表現手法を用いると、ベタ塗り印刷に比して意匠的効果を高め得るものとなる。
【0010】上記のように白色識別部3が形成された透明フィルム2には、その表面側に所要のデザイン図柄4が印刷される。該デザイン図柄4は、帳票1の用途に適した装飾的な図柄と、文字,数字等の表示情報とからなり、これらを単一又は複数の有色インキを用いて印刷するようにしている。ここで、帳票1が表示情報としての個別的な可変情報を書込む必要のない商品券等の有価証券である場合には、その全ての表示情報が予め印刷される。また、帳票1が証明書,登録書等のように氏名,有効期間等の個別的な可変情報の書込みを必要とするものである場合には、空白の書込み領域が設けられ、使用時に該書込み領域に対して可変情報がレーザープリンタ等で印字されることとなる。
【0011】また、前記デザイン図柄4は、通常の印刷用インキを用いて印刷されており、透明フィルム2に印刷された状態で透過性を生じるため、デザイン図柄4の色の薄い部分及びインキの無い部分において下面側が透視可能となっている。これにより、デザイン図柄4の下面側に形成されている白色識別部3を、透明フィルム2の表面側からデザイン図柄4を介して視認できるようになっている。また、図1に示すように、白色識別部3を部分的に形成し、該白色識別部3上にデザイン図柄4を構成する金額等の重要な表示情報を配置することにより、白色識別部3によって光の透過が遮断されて、前記表示情報を明瞭に表示し得るとともに、白色識別部3がある部分とない部分との透過度の相違により、デザイン図柄4に視覚的差異を生じさせることができる。
【0012】尚、図1では、楕円形の白色識別部3を透明フィルム2の中央部に形成した例を図示したが、該白色識別部3の形状及び形成箇所は自由に設定可能であり、また、複数の白色識別部3を透明フィルム2の所要箇所に点在させて形成することもできる。さらに透明フィルム2の全面に亘って白色識別部3を形成するようにしてもよい。また、上記実施例にあって、白色識別部3を図2ロに示すように透明フィルム2の裏面に形成する場合には、透明フィルム2の表面側に印刷されるデザイン図柄4を、白色識別部3より先に印刷するようにしてもよい。
【0013】図3は、他の実施例を示し、この実施例は、透明フィルム2の裏面に所要のデザイン図柄4を印刷した後、透明フィルム2の裏面側でデザイン図柄4の下面に白色インキを部分的又は全面的に印刷して白色識別部3を形成したものである。該白色識別部3は、前記実施例と同様に、ベタ塗り,網点,万線,グラデーション、あるいは地紋,彩紋等の適宜の表現手法によって印刷形成することができ、該白色識別部3が、透明フィルム2の表面側からデザイン図柄4を介して視認可能となっている。
【0014】上記両実施例の構成からなる偽造防止帳票1にあって、該偽造防止帳票1を、カラーコピー機で複写したり、あるいは高性能スキャナーで読取ってレーザープリンタ等で印字すると、カラーコピー機やプリンタは白色を現出する機能がないため、白色識別部3が再現されず、偽造された帳票は白色識別部3が存在しないものとなる。ここで白色識別部3は、透明フィルム2の表面側からデザイン図柄4を介して視認可能であるため、該白色識別部3の有無により、真贋判定を目視によって簡単に行うことができる。これにより、カラーコピー機や、高性能スキャナーとプリンタとを用いた簡易な偽造方法による偽造を確実に防止することができる。
【0015】尚、上記両実施例の構成にあって、白色識別部3をベタ塗り印刷により形成した場合には、該白色識別部3上に情報を特に明瞭に表示し得るため、透明フィルム2の裏面側から該白色識別部3上に、帳票1の使用に関する説明文や注意文等の情報を印刷するようにしてもよい。
【0016】
【発明の効果】本発明に係る偽造防止帳票1は、上述したように、透明フィルム2の表面又は裏面に、白色インキを部分的又は全面的に印刷して白色識別部3を形成するとともに、透明フィルム2の表面側に所要のデザイン図柄4を印刷するか、又は、透明フィルム2の裏面に所要のデザイン図柄4を印刷するとともに、透明フィルム2の裏面側に白色インキを部分的又は全面的に印刷して白色識別部3を形成し、これらの白色識別部3を透明フィルム2の表面側からデザイン図柄4を介して視認可能としたものであるから、該偽造防止帳票1を、カラーコピー機で複写したり、あるいは高性能スキャナーで読取ってレーザープリンタ等で印字しても、白色識別部3が再現されないため、カラーコピー機や、高性能スキャナーとプリンタとを用いる偽造を確実に防止することができる。
【0017】また、白色識別部3は、白色インキの印刷により形成することができるため、安価で生産性が良く、さらに真贋判定に特別な装置を必要とせず、目視によって真贋判定を簡単に行うことができる等の優れた効果がある。




 

 


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