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発明の名称 輪転印刷機、特にロール紙輪転オフセット印刷機
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2001−260324(P2001−260324A)
公開日 平成13年9月25日(2001.9.25)
出願番号 特願2001−46932(P2001−46932)
出願日 平成13年2月22日(2001.2.22)
代理人 【識別番号】100064908
【弁理士】
【氏名又は名称】志賀 正武 (外7名)
発明者 ペール・ディリング / ヘルマン・レンツ
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】 特に判型を変更可能な胴を有するロール紙輪転オフセット印刷機であって、該ロール紙輪転オフセット印刷機は印刷材料供給装置、特にロール交換装置と前後に互いに距離を有して設けられた多数の印刷装置あるいは1つの印刷装置と、ロール交換装置および特に乾燥装置、冷却装置、折り機を有する横断方向切断装置とから成る印刷材料排出装置などのさらなる構成部材から成る輪転印刷機において、前記印刷装置(2,3,4,5)または1つの印刷装置とさらなる構成部材(例えばロール交換装置)との間に通路モジュール(8,9,10)が設けられ、該通路モジュールは前記輪転印刷機の作動中および前記輪転印刷機に画線部形成装置(例えば43)が設けられている場合は画線部形成中に前記輪転印刷機の両側から印刷装置の内部に出入りしたり、手を入れたりすることができないように構成されていることを特徴とする輪転印刷機。
【請求項2】 作動中に前記印刷装置の内部に出入りしたり手を入れたりする目的で、前記印刷装置または前記通路モジュール(8,9,10)を手動操作することによっても、固定のまたは携帯可能な制御盤(55)の中央制御によっても前記通路モジュール(8,9,10)の開放ができないように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の輪転印刷機。
【請求項3】 各通路モジュール(8,9,10)に安全回路(59,60,61,62)が設けられ、該安全回路は前記通路モジュール(8,9,10)にいる人間が到達不能であるか、閉鎖を遅延させ、全ての安全回路(59,60,61,62)が作動されてはじめて前記輪転印刷機が前記制御盤(55)を介して作動されることを特徴とする請求項1または2に記載の輪転印刷機。
【請求項4】 前記操作盤(55)によって前記印刷機の停止時に中央制御により前記通路モジュール(8,9,10)に設けられた全ての被覆部(22)が開放可能であり、特に前記被覆部は巻き上げブラインドの形態で上方位置するそれぞれのブラインドケース(23,24)に引き込み可能であることを特徴とする請求項1,2または3に記載の輪転印刷機。
【請求項5】 側方の通路がより大きくなるように前記ブラインドケース(23)の一つが持ち上げられ、前記通路モジュール(8,9,10)の下側にそれぞれ台座(58)が設けられていることを特徴とする請求項4に記載の輪転印刷機。
【請求項6】 前記印刷装置(2,3,4,5)は前記印刷装置の両側で出入りしたり手を入れたりすることができないように、それぞれ両側で特にそれぞれ2つの扉によって被覆され、印刷装置の上側(16,17,18,19)は被覆されて空気溝が設けられているか、開放されていることを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の輪転印刷機。
【請求項7】 ロール交換装置(6)、該ロール交換装置の後方に設けられた通路モジュール(7)、前記最後の印刷装置(5)の後方に設けられた通路モジュール(11)、該通路モジュールに接続された乾燥装置(12)および冷却装置(13)およびこれらの装置に接続された通路モジュール(14)、後方に設けられた切断装置(15)がそれぞれ前記印刷機(1)の両側で隙間なく被覆され、前記輪転印刷機(1)の両側において前記輪転印刷機(1)の内部に出入りしたり手を入れたりすることができないようになっていることを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の輪転印刷機。
【請求項8】 前記制御盤(55)から保守または整備の目的で前記輪転印刷機(1)の全ての部材(6,7,2,8,3,9,4,10,5,11,12,13,14,15)に対して中央制御によるコマンドを発生することができ、前記コマンドによって前記印刷機の内部に出入りしたり手をいれたりするために全ての被覆部または特定の被覆部が選択的に開放されることを特徴とする請求項7に記載の輪転印刷機。
【請求項9】 前記印刷装置(2,3,4,5)の両側に設けられた被覆部(20,21)および前記印刷装置(2,3,4,5)の間に設けられた前記通路モジュール(8,9,10)の前記被覆部(22)が、光線を透過しない、または光線を減衰させる材料から成り、該材料によってレーザー光線の排出が防止されたり、レーザー光線が減衰されたりすることを特徴とする請求項1から8のいずれか1項に記載の輪転印刷機。
【請求項10】 前記印刷装置(2,3,4,5)の前記扉(20,21)および巻き上げブラインド状の引き上げ可能な前記被覆部(22)が前記制御盤(55)を介して制御可能な電気モータまたは空気圧装置によって作動可能であることを特徴とする請求項1から9のいずれか1項に記載の輪転印刷機。
【請求項11】 前記輪転印刷機(1)のためのコントロールボックス(63)が前記印刷機の一方の側に前記印刷機から距離を有して設けられているため、作業者が前記コントロールボックスと前記側方の被覆部との間を通過できることを特徴とする請求項1から10のいずれか1項に記載の輪転印刷機。
【請求項12】 印刷装置の側壁(35)に傾斜面を有する開口部(36)が設けられ、該開口部を介して画線部を形成すべきスリーブまたは印刷板またはすでに前記印刷機の外部で画線部を形成されたスリーブまたは印刷板が、前記印刷機(1)の側から前記側壁に貫通された前記開口部(36)を介して前記胴(39,42)に被せられることを特徴とする請求項1から11のいずれか1項に記載の輪転印刷機。
【請求項13】 前記版胴(39,42)に対応する転写胴(40,41)にも同様にスリーブが設けられ、該スリーブは前記開口部(36)を介して前記印刷機側から被せられることを特徴とする請求項12に記載の輪転印刷機。
【請求項14】 前記版胴(39,42)の上側および下側または側方に前記印刷版に画線部を形成するためにレーザー装置(43,44)が設けられていることを特徴とする請求項1から13のいずれか1項に記載の輪転印刷機。
【請求項15】 前記印刷装置胴(39,40,41,42)が異なる直径を有することができ、保持装置(45,46,47,48)を介して前記開口部(36)の前記傾斜面に移動可能にレール(49)に保持され、モータ(51)によって駆動される軸(50)によって当接および離接をするため、および前記レーザー装置(43,44)により画線部を形成するために前記印刷機に設けられた胴(39〜42)の直径に応じて移動可能であることを特徴とする請求項1から14のいずれか1項に記載の輪転印刷機。
【請求項16】 前記通路モジュール(8,9,10など)が別個のフレーム(図2)から成り、該フレームはそれぞれ両側で隣接する構成ユニット(2,3,4,5など)と連結可能であり、それぞれ両側に被覆可能な入り口を有することを特徴とする特に請求項1から15のいずれか1項に記載の輪転印刷機。
【請求項17】 前記印刷機は印刷運転中に操作を必要としない程度に自動化されていることを特徴とする請求項1から16のいずれか1項に記載の輪転印刷機。
【請求項18】 輪転印刷機、特にロール紙輪転オフセット印刷機であって、ロール交換装置、1つの印刷装置または前後に互いに距離を有して設けられた多数の印刷装置、乾燥装置および折り装置を有して成る輪転印刷機、特に請求項1から17のいずれか1項に記載の輪転印刷機において、前記輪転印刷機の両側に被覆部が設けられ、該被覆部は閉鎖された状態で、作動中に前記印刷機の全長にわたって前記印刷機の内部に側方から出入りすることを防止することを特徴とする輪転印刷機。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、請求項1から18の前提部分に記載の輪転印刷機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】輪転印刷機、特にオフセット輪転印刷機は通常ロール紙交換装置、枚葉紙印刷機の場合にはいわゆる給紙装置などの印刷材料供給装置と、前後に互いに距離を有して設けられる多数の印刷装置と、イラストレーション印刷機など高価な印刷を行うロール紙輪転印刷機の場合は後方に設けられた乾燥装置および冷却装置、さらに印刷機の終端に設けられる折り機または紙積み装置または巻き取り装置または枚葉紙印刷機の場合には排紙装置からなる。印刷機の技術の開始以来、すなわち今日までおよそ150年来、輪転印刷機はいわゆる開放型の構成方法で形成されるのが常である。つまり印刷機の内部に出入りしたり、手を入れることが可能であり、機械の運転中であってもある種の操作、例えば調整工程などを行うことができる。今日までに周知となっている輪転印刷機は通常、作業者を重大な事故から守るための相当数の特殊な安全手段を有しており、それらは例えばいわゆる指保護軸や印刷機の特定の部材を被覆するための格子などである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記の理由から本発明の課題は現代的な装備の輪転印刷機、特に高度に自動化されたロール紙輪転オフセット印刷機、特に例えば印刷部数が50,000部以下の少部数から中程度の部数のためのロール紙輪転オフセット印刷機に全体的な保護システムを設け、輪転印刷機の通常の運転中に機械に手を入れることができないようにし、さらに機械の内部に出入り(アクセス)できなくすることによって、作業者を全体的に保護することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】このような課題の解決は請求項1から18の特徴に記載されている。本発明の有利な形成およびそれらの変化形態は以下の詳細な説明に記載され、図面に示されている。
【0005】本発明の一般的な原理は、乾燥機および折り機が設けられている場合はそれらも含めた輪転印刷機全体に側方被覆部を設けることにほぼ等しいが、側方被覆部の下側または印刷機の下側から空気が流れ込み、熱せられた空気が機械の上側から排出されることによって、空気の供給または熱の排出は十分に行われる。本発明の概念によれば、印刷工または作業者は通常の運転時に、繰り返し印刷機の機械装置に手を入れたり、調整のために機械装置に手をいれたりすることはできなくなる。作業者が通常の印刷運転中に調整ができるのはコントロールステーションに限定される。さらなる有利点は特に安全の観点から、印刷機にレーザーが使用されている場合はそのレーザーの安全性を高めることによって作業者のための安全を実現することであり、高度に自動化された被覆すべき印刷機によって処理される様々な判型のための大きさの異なる印刷装置胴の移動経路(直線移動)が大きいために、十分な保護が実現され、しかもいわゆる指保護軸や特殊な保護グリップは設けないで済む。このような保護手段はこの種の印刷機においてはいずれにせよ設けられないのが普通である。
【0006】本発明により被覆された印刷機は、印刷機の機構が少部数を印刷するのに好適に構成されているため、少部数の印刷をするのに有利である。少部数の印刷を行うには短い付け替え時間、自動付け替え操作、わずかな印刷損紙、低い機械コストがまず優先される。特にこのような印刷時には全ての付け替え工程が自動的に行われるので、人間の介入は最小限で済む。すなわち、せいぜいほんのわずかな特殊な場合に直接的に手を入れるくらいである。またこの場合印刷損紙の値も少ない。そのためには従来の標準的な機械において通常行われていた機械装置による反復的な品質管理ではなく、できれば一連のデータで表された予防的な品質管理が必要である。
【0007】さらなる有利点は広い面積の被覆はコストが安く、感知装置および個々の危険防止装置が比較的少ないことを特徴とし、保守時にさらにアクセスしやすくなることである。
【0008】機械使用者/操作者の観点からは、従来は機械に統合された構成要素として機能していた人間が、ここで問題となっている機械においては責任範囲が拡大された操作者(オペレータ)または管理者(コントローラ)に格上げされる。これは印刷機にとって全く新しいことである。
【0009】操作は固定された、または移動可能なコントロールステーションから行われる。機械の外部輪郭においては、(「非常口」および扉自動開閉装置を除いて)その他のコマンドを使用することはできない。なぜなら被覆を介して使用者に対して音響的または視覚的な信号の形態により、機能性を有する直接的なフィードバックをすることはできないためである。被覆を開放すると、その背後に保守/整備に関連するコマンドが固定された、または移動可能な操作パネルとして使用可能となっている。扉の開放は保守/整備時に行われる。操作は例えば赤外線センサを介して行われる。「リモート・コントロール」によってセンサを作動させた後、機械はより安全な状態にされなければならない(危険をもたらす機能を停止させる)。このために必要な例えば5秒という時間の間は全ての被覆部または扉は閉鎖されたままである。視覚的または音響的な応答によってコマンドが受領され、短い整備を行うように要求される。扉の開放または被覆部の開放は完全にまたは部分的に行われる。
【0010】被覆部の形態は好適に印刷ユニットの被覆領域に設けられた2次元の湾曲面からなる。1次元の湾曲面はその他の被覆部においては非常に好適である。これらの機能は印刷装置の領域では純粋な扉部材によって実現され、印刷/付け替えの間は出入りが防止されなければならず、保守/調整時には出入りが必要である領域では巻き上げシャッターによって実現される。印刷ユニットの正面側の被覆部および出入り防止モジュールはモータ、好ましくは電気モータまたは空気圧装置によって開放される。開放の自動化は保守時の迅速な反応という意味で実現される。
【0011】
【発明の実施の形態】以下に図面に基づいて印刷機をさらに詳細に説明する。
【0012】図1(a)に示す輪転印刷機1は本発明によって特に好適に両側が被覆される。この輪転印刷機はロール紙輪転オフセット印刷機として形成され、いわゆる判型変更可能な胴、すなわち異なる直径を有する胴が使用されるが、本発明は輪転印刷機のこのような好適な実施の形態に限定されるものではない。図1(a)では4つの前後に互いに距離を有して設けられた印刷装置2,3,4,5が示され、これらの装置の左側にはロール紙交換装置6としての印刷材料供給装置が設けられ、この交換装置は第1の通路モジュール7を介して第1のインキに対応する第1の印刷装置に連結されている。印刷装置3,4,5が図のように設けられる場合、印刷機1を水平に通過する印刷材料ウェブ(図3の符号53)の下面および上面にさらに3つのインキがそれぞれ着色される。
【0013】本発明によって被覆された印刷装置2,3,4,5の間に新たな通路モジュール8,9,10が設けられている。これらの通路モジュールの構成の詳細は図2に示している。最後の印刷装置5の後ろには2つの部分から成るまたは二つの扉を有して形成される乾燥装置12の前にさらなる通路モジュール11が設けられている。さらに冷却装置13の後ろには印刷通路モジュール14が場合によっては同様に2つの被覆部を有して設けられている。図1(a)の右方には最終的に相応の折り機を有する横断方向切断装置15としての印刷材料または印刷製品排出装置が示され、この切断装置の後方では切断または折られた印刷製品が送り出し装置25またはベルトに載せられる。前記のように本発明は他の輪転印刷機に対しても好適に適用され、構成および個々の構成部材の数は図1(a)と異なる場合もある。
【0014】本発明のさらなる特徴は、印刷機の図1(a)に示された作業者側は完全に被覆されているので、個々の部材、すなわち特に印刷装置の内部に手を入れたり出入りしたりすることが防止される点である。前記のように前面側、すなわち図1(a)に示されている作業者側では、図に示されていない裏側、つまり印刷機1のいわゆる駆動側で用いられているのと同じ被覆部材、すなわち扉や巻き上げシャッターが用いられる。本発明のさらなる有利点はコントロールボックス63が本発明によって図1(a)に示される印刷機1から離間されているために、印刷機1とコントロールボックス63との間を作業者が往復移動できることである。
【0015】印刷装置2,3,4,5の上側はそれぞれ16,17,18,19と記載され、排気開口部を有する被覆として形成されるか、印刷装置2〜5および場合によっては通路モジュールおよびその他の図に示された部材の上側を完全に開放することもできるので、側方被覆部の下側または下方から流れ込む空気は上側で流出可能である。これらの被覆部(扉、シャッター)は、以下により詳しく説明するように、例えば10〜50mm地面から離れて設けられるので、十分な空気の流入が可能である。
【0016】図1(a)にはさらに印刷装置2,3,4,5の側方にそれぞれ扉20,21が設けられている点が示されている。これらの扉20,21は前方に回動することによって開放される。前記のようにこれらの扉20,21は2次元的に湾曲しているが、本発明による全ての通路モジュールの被覆部22、特に印刷装置2〜5の間に設けられた通路モジュール8,9,10は、図1(a)からわかるとおり1次元的においてのみ湾曲している。輪転印刷機1に属する制御装置は固定されたまたは携帯可能な制御盤55として図1(b)に図式的にのみ示されている。この図1(b)からわかるように、印刷機1と操作盤55との間には、有線、無線またはその他の方法によって相応の電気的な接続があり、操作盤55から印刷機1の個々の構成部材(符号56参照)に情報が与えられ、個々の構成部材(符号57参照)、例えば安全回路またはセンサなどの監視部材から、図に示されるように、対応する情報が操作盤に到達する。操作盤には通常1つまたは多数のコンピュータとしての制御装置を設けることもできる。
【0017】図2には印刷通路モジュール8の特別な実施の形態の斜視図が示されている。この通路モジュールは上部に巻き取りローラ23,24を有し、これらのローラは符号25に示されるように持ち上げられるが、例えばローラ23だけを持ち上げられるように構成することで十分なため、作業者側から(図1(a)参照)は通路領域が増大し、体格の大きい人も中に入ることができる。通路領域は図からわかる通り、対向する側も機械の作動時には持ち上げられるシャッター22によって被覆可能であり、持ち上げる際、すなわちロール23,24を回転する際にシャッターがロール24に巻き取られる。図2に示される通路モジュールの両側にシャッターを用いることもでき、これらのシャッターの側方は例えば従来の窓のように溝やレールに案内される。図に示すように、図2による通路モジュール8の上部領域27からはこの領域が開放されている場合、空気が流出する。またはこの領域が被覆されている場合は相応の排気開口部が設けられているであろうから、例えば符号29に示されるように、流れ込んだ空気は相応に加熱された後に上方に流出する。
【0018】通路モジュール8は印刷機1の長手方向において両側に接続面32,33を有し、これらの接続面を介して隣接する印刷装置2〜5に接続されるので、間の空間を隙間なく被覆することができ、通路モジュールが閉鎖された状態で印刷機の印刷装置2〜5の内部に出入りしたり、手を入れたりすることが防止される。好適に外部からのみ操作可能な安全回路が31に示されているが、このような安全回路30は、すなわち印刷機の内部に設けることもできる。安全回路を設けることによって機械の作動中に相応の時間差を有して、およそ5秒後に被覆部22が閉鎖されることになる。符号58に示されるように、およそ300mmの高さの台座を設けて、機械の停止時に機械の内部、すなわち印刷装置2〜5の作業を快適に行えるようにすると有利である。
【0019】図1(a)および図2に示す通路モジュール8の被覆部は図4にも示され、これは印刷装置3の被覆部にも該当する。図4には側方の接続領域35も示され、この接続領域には例えば印刷装置3の右側に設けられた通路モジュール9が設けられる、すなわち印刷装置3のフレーム54と連結することができる。
【0020】図1(a)および図4に示された被覆部20,21の後方には本願による印刷装置3の側壁34の側面が示されている。
【0021】側壁34には好適に斜めに設けられた開口部36が示され、この開口部を介して印刷機内で画線部を形成する予定の、またはすでに印刷機の外部で画線部形成されたスリーブ状の印刷版を押し込むことができる。同様のことはスリーブ状のゴムブランケット、すなわちゴムスリーブにも該当する。スリーブ状または有端の、例えば内巻きにされた印刷板は版胴39,42に被され、スリーブ状のゴムブランケット、すなわちゴムスリーブは転写胴40,41に被される。
【0022】胴39〜43は好適に斜めの直線上に設けられる。すでに述べたように、図3に示す本発明による被覆部によって被覆可能な新規な印刷装置には、異なる胴直径、すなわち大きさの異なる胴39〜42が設けられ、その結果異なる判型を処理することが可能となる。印刷版、例えばスリーブの画線部形成が好適に印刷機内で行われる場合、制御可能なレーザーなどの画線部形成装置を設けなければならない。これらの画線部形成装置によって熱転写法などの周知の方法で印刷画線部が版胴39,42または版胴に設けられたスリーブに転写される。これらのレーザーは図では符号43,44で表され、胴39〜42の側方の側壁34に設けられている。この側壁に対しては胴39〜42も移動可能である。レーザは胴39,42の上方または下方に設けることもできる。
【0023】保持装置45,46,47,48を介して、胴39,40,41,42はそれぞれ開口部36の斜めの壁において例えばレールなどとして形成された直線ガイド49に案内され、直線ガイドは軸50によって、使用される胴の直径に応じて、画線部を形成するための当接および離接を行う目的で、すなわちレーザーステーション43,44に近づけるために、軸50がそれぞれ電気モータ51の1つによって例えば駆動ベルト52を介して駆動されることによって、胴39〜42を移動可能である。この結果、胴39〜42のそれぞれを個別に移動することができる。
【0024】印刷装置胴39〜42を図3に示すように配置することによって、例えば印刷装置3を水平に通過するように案内されたウェブの両面を転写胴40,41によって単色で印刷することができる。印刷材料ウェブは符号53によって表され、二つの胴40,41の間を通過する。印刷装置のフレーム自体には、図4からわかる通り符号54が付されている。
【0025】安全技術上の観点から好適なように、安全回路30,31が通路モジュール8(図2参照)に設けられない場合は、例えば59,60,61,62に示されるように、印刷装置2〜5の扉20,21に設けることができる。この場合重要な点は作業者が印刷機の外部に立って、回路59〜62の1つを作動させなければならないということである。別の方法として回路を印刷機1の付近で、このような前提を満たす場所に設けることもできる。
【0026】本発明によれば全ての安全回路が作動されなければ、印刷機は中央制御盤55によって作動を開始されない。印刷機の停止時に修理または整備作業を行う必要がある場合は、中央制御により、すでに述べた通りあらゆる被覆部20,21,22および乾燥装置および冷却装置および横断方向切断装置の被覆部は共に、すなわち中央制御により、開放されるか、必要に応じて部分的に開放される。
【0027】本発明が基づく原理は、運転中および/あるいは画線部形成中または付け替え中の印刷機には両側からアクセスすることができるが、手を入れることはできないために、ほぼ完全な保護が得られる。さらなる保護として被覆部、少なくとも被覆部20,21,22はレーザー光線を透過させないか、レーザー光線を少なくとも減衰させる素材から成り、そのためいずれにしても保護されるレーザー43,44に万一間違いが起こった場合にも作業者はさらに保護されている。これはほぼ二重の保護である。




 

 


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