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発明の名称 印刷製品を濃度計によって測定するための装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2001−88273(P2001−88273A)
公開日 平成13年4月3日(2001.4.3)
出願番号 特願2000−282516(P2000−282516)
出願日 平成12年9月18日(2000.9.18)
代理人 【識別番号】100064908
【弁理士】
【氏名又は名称】志賀 正武 (外7名)
発明者 ペーター・シュラム / ヨアヒム・ミュラー
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】 印刷製品、特に枚葉紙オフセット印刷機で製造された印刷枚葉紙を濃度計によって測定するための装置であって、該装置は1つの測定領域タイプに属する多数の測定領域からなる測定帯に沿って移動可能な濃度計測定ヘッドを有し、該濃度計測定ヘッドの信号は後方に接続された分析ユニットによりインキ配分帯域に配分可能なインキ濃度値に換算可能な装置において、前記分析ユニット(7)はコンピュータを有し、該コンピュータは、前記個々のインキ配分帯域(5)における印刷されたインキの測定領域(4)の配置に関する情報を記憶された状態で有し、ある測定領域(4)のインキ濃度値と前記測定帯(3)の形態に応じて得られる同じインキおよび同じ測定領域タイプに属する隣接する測定領域(4)のインキ濃度値とは前記コンピュータによって比較可能であることを特徴とする装置。
【請求項2】 前記分析ユニット(7)の前記コンピュータによって、前記測定領域(4)の前記個々のインキ配分帯域(5)への配分が明らかにされ前記測定帯(3)の形態が特定されることを特徴とする請求項1に記載の装置。
【請求項3】 前記分析ユニット(7)の前記コンピュータによって帯域(n)の測定領域(4)のインキ濃度値(Dn)と隣接する帯域(n+1)の測定領域(4)のインキ濃度値(Dn+1)とを比較するために、4・(Dn+1−Dn2/(Dn+1+Dn2の値が計算されることを特徴とする請求項1または2に記載の装置。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は請求項1に記載の、濃度計を用いて印刷製品を測定するための装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】インキの供給を調節し品質検査を行なうために、本来の印刷主題の他に、個々のインキについて帯状に設けられた測定領域が付加的に共に印刷される。特に枚葉紙オフセット印刷機で製造された印刷製品の場合、このような測定帯は印刷開始部および印刷終了部に設けられている。送り出し装置から取り出された枚葉紙は続いて台に載せられ、目視による品質検査とならんで横断移動する濃度計によって測定される。濃度計が横断移動する間に相当量の測定データが蓄積される。つまり個々のインキに対応する測定領域がそれぞれ一つまたは多数のインキ濃度の値を伝える。
【0003】帯域ごとのインキ配分によって、このようなインキ測定帯の構成も印刷機のインキ配分帯域に適合される。従って、従来のインキ濃度測定帯ではそれぞれのインキ配分帯域にインキごとに一つの測定領域が対応している。フルトーンまたはハーフトーンの領域として形成された基本インキ(シアン、マゼンタ、黄、黒)の測定領域の他に一つまたは複数の特殊なインキのための測定領域を設けることもできる。このような特殊なインキのための測定領域を好適にそれぞれのインキ配分帯域に設けることもできる。つまり、4つの基本インキと2つの特殊インキの場合、それぞれのインキ配分帯域には合計6つのインキの異なる測定領域プラス場合によってはさらなる品質検査領域が設けられる。
【0004】従来のインキ測定帯では、配分帯域における個々のインキに対応する測定領域の配置は様々であった。すなわち、例えば第1のインキ配分帯域においてはシアンインキに対応する測定領域が3番目の測定領域位置に設けられるが、第2のインキ配分帯域においては別の場所(例えば5番目)を取るということである。従って、個々のインキに対応する測定領域位置の配置はインキ配分帯域内で変化するので、最大の判型幅にわたって見た場合、各インキまたは各測定領域はあるときはインキ配分帯域の縁部に、またあるときは、より中央部に設けられる。
【0005】前記のように簡単に説明した測定帯の測定には横断移動する測定ヘッドを有する自動濃度計装置が用いられる。このような濃度計装置としてはマン ローラント ドルックマシーネン アーゲー社のCCIという製品名のものが長く知られている。この自動濃度計では測定すべき枚葉紙が台に載せられ、ストッパで位置調整される。最初の検出運転で個々のインキに対応する測定領域の位置が検出され、記憶される。続く本来の測定運転においては相応の濃度計フィルターによって得られた測定値が受信され、記憶される。このように検出された測定値はあらかじめ設定された基準値と比較されて個々のインキ配分帯域に設けられた配量部材(インキ調整装置)の自動的な修正に用いられる。
【0006】インキ測定帯の構成とりわけ個々のインキの帯域内での測定領域位置に対する配分は最大判型に合わせて調整されている。比較的小さな判型(判型幅)の枚葉紙または印刷製品のためにこのようなインキ測定帯を用いると、インキ測定帯は印刷機の中心に対するインキ測定帯のセンタリングを第1のインキ配分帯域ではなく、その都度使用された印刷判型に対応する配分帯域における特定のインキの測定領域で開始する。測定運転において異なるフィルターによって得られたインキ濃度を比較することにより、異なるインキの測定領域の互いの境界および一つの測定領域内で設定された最適な測定位置を決めることができるが、どのインキ配分帯域に最初の測定領域が対応するかは依然として不明である。つまり、データ入力または測定運転を付け加えることなしには、濃度計または後方に設けられた調整装置には、その時々に使用される測定帯が複写された判型がどれほどの大きさのものか、わからない。このような理由から、従来のインキ濃度測定装置、特に前記の濃度計装置は異なる測定モードを有しており、これらの測定モードによって計測データを評価および配分する際に個々のインキ配分帯域において異なるインキの測定領域を配分するという前記の問題が配慮される。そのための一つの方法は、異なるフィルターによって得られたインキ濃度の値を分析することによる領域の特定である。欧州特許第0370126号公報から周知の通り、異なるインキの測定領域は異なるフィルター(センサーチャンネル)によって得られたインキ濃度の値を比較することによって区別することができる。この原理に基づいて、測定運転により未知の測定帯の構造を検出することができるが、これには先行する検出運転が前提となる。特定された測定領域内で最適な測定位置を決定するための方法は欧州特許第0274061号公報から周知である。
【0007】判型が異なる場合に、個々のインキ配分帯域において測定領域の配分が異なるという点について配慮するためのさらなる方法は、1番目の、例えばシアンインキの測定領域がどこにまたはどの帯域にあるかを、手で入力することである。操作者はそのために最初の枚葉紙を測定する前に、操作部材を介して測定装置に、所定の判型で濃度計の測定方向において枚葉紙の第1帯域におけるシアン測定領域は位置3にある、または濃度計の測定方向において帯域の1番目の測定領域の左端にはマゼンタインキがある、などと入力する。これらの入力すべき情報によって、その後既知の測定帯の構成(配分帯域における個々の異なるインキの測定領域の配分/配置)を考慮してどの配分帯域において測定帯が開始されるか決定される。
【0008】被印刷材料の版型に対応して設けられたインキ測定帯を考慮するための前記の方法には、誤った入力によって正しくない測定値が得られたり、得られた測定値が対応するインキ配分帯域に配分されないなどの問題点がある。そうなると帯域ごとにインキを供給するための調整コマンドを導き出すことができない。場合によって必要となる検出運転もさらに時間を浪費するという理由で問題である。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従って本発明の課題は、請求項1のおいて書き部分に記載の印刷製品を濃度計によって測定する装置を発展させ、個々のインキ配分帯域に設けられた測定領域のインキの簡単かつ誤りのない配分を可能にすることである。
【0010】
【課題を解決するための手段】このような課題は請求項1に記載の特徴によって解決される。本発明のさらなる形成は下位請求項に記載される。
【0011】本発明によれば濃度計の後方に設けられ計算装置を有する評価ユニットによって、ある測定領域のインキ濃度値が、隣接する同じインキおよび測定領域タイプ(フルトーンまたはハーフトーン)の測定領域と比較される。その際考慮されるのは、構成がわかっている測定帯においては、例えばシアンの印刷インキに配分された測定領域は最大版型幅全体について判明しており、帯域ごとに異なっている点である。N帯域においてシアンインキの測定領域について得られたインキ濃度値は測定帯の構成についての知識に基づいてN+1帯域におけるシアン測定領域のインキ濃度値と比較される。この場合、オフセット印刷機においてインキの横断方向の流れおよびとりわけインキの摩擦によって、インキ濃度は印刷機の幅にわたって平坦に推移するという点、つまりシアン測定領域のインキ濃度値は配分帯域N−1,N,N+1において相互に大きな隔たりを有さないという点が利用される。
【0012】本発明によれば配分帯域に設けられている測定領域に関しては、測定帯の既知の構成と関連して、ある測定領域タイプ(フルトーンまたはハーフトーン)の各インキのインキ濃度値が、隣接する領域の同じインキのインキ濃度値と比較される。そのためにはまずその時々に考慮される測定領域(例えばシアン)が第1のインキ配分帯域にあることが想定される。すると測定帯の既知の構成から第2の配分帯域におけるシアン測定領域は一定数分の測定領域が併置されて設けられる。第3、第4およびさらなるシアン測定領域に関しては前記の測定帯の構成に基づいて相応の距離が取られる。
【0013】シアンインキについて1番目に測定された測定領域が第1のインキ配分帯域(最大印刷判型)ではなく、X帯域にあるとすると、前記の比較は観察されるシアン測定領域が別のインキのインキ濃度値と比較されるという形で行なわれる。この場合、相互比較されるインキ濃度値は互いに適合せず、より大きな差を有する。隣接し合う配分帯域の同じインキに属する測定領域を有する隣接領域の数が、観察される測定領域の配分帯域に正確に対応する場合に初めて、インキの横断方向の流れおよび側方向の摩擦によって互いに相応に平坦に推移するインキ濃度値が再び得られるようになる。
【0014】測定帯の連続するインキ濃度値が既知の帯の構成に基づいて正しく解釈された場合、本発明により同じインキの全ての領域について平坦な濃度の推移が得られる。つまり、インキ濃度値がそれぞれの隣接領域に対してわずかな差を有する。それに対してインキ濃度値を誤って解釈すると、濃度は急な変化に富んだ経過を呈する。このような場合には異なるインキのインキ濃度値が互いに比較されるためである。測定値の順序、すなわち既知の帯の構成に沿って個々のインキに配分された測定領域の配置の順序を移動させた場合、反復シーケンス(測定帯の周期)内で1度だけ平坦な濃度の推移が得られる。このようにして全ての測定値が一義的に測定帯の1領域に配分される。つまり、測定帯の1番目の測定領域がX帯域にあること、または1番目のシアン測定領域がこの帯域にあることが確認される。
【0015】本発明の好適なさらなる形成によれば全ての隣接する測定領域について4・(Dn+1−Dn2/(Dn+1+Dn2の値が計算される。この値は2つの隣接する濃度値の間の相対的な濃度変化の2乗を表している。各インキング装置についてこの値から中間値が計算され、全ての中間値から測定帯の全ての印刷されたインキに対する中間値が計算される。このように得られた結果は濃度推移の平坦性に関するパラメータである。こうして測定値と既知の帯の構成とのあらゆる組み合わせについて平坦性パラメータが計算されると、ただ1つの組み合わせについて最小値が得られる。このような最小値を取る組み合わせが実際の領域配分に対応する。最小値の組み合わせの計算は本発明による計算装置において行なわれ、計算装置はその結果、正しい配分の測定値(インキ濃度値)を印刷装置およびインキング装置のインキ配分帯域に伝える。印刷されていない測定領域(紙の白)を互いに比較することを防止するために前記の式を適用する前にはまず、インキの濃度値があるかどうか検査される。
【0016】さらなる構成によれば、本発明による装置によって行なわれる測定帯の形態に応じた領域の移動の変化(バリエーション)は2つの方向について行なわれる。すなわち任意のインキ配分帯域において一つのインキに配分された測定領域から始まって、帯の形態による測定値の配分は前記のような濃度変化を計算するために2つの方向に変化を呈する。これによってさらなる入力、すなわち測定帯が印刷枚葉紙の前縁部あるいは後縁部(印刷開始部か印刷終了部)に設けられているという指示が不要となる。
【0017】本発明による装置によって、操作者が操作部材を介して入力すべき1番目の測定領域/配分帯域の配分が不要となる。従って、誤った解釈やインキ配分帯域に対する測定値の誤った配分は起こらない。
【0018】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0019】図に示されない枚葉紙オフセット印刷機で製造された印刷枚葉紙1は視覚および測定技術による品質管理を行なうために台2に載せられる。台2は図1で斜視図として示された測定台の一部である。
【0020】印刷枚葉紙1の縁部に測定帯3が共に印刷されている。測定帯3は印刷の際に用いられたインキによって構成された多数の測定領域4から成る。測定領域4は互いに隣接しながら測定帯3を形成し、図1に示されていない印刷機の個々のインキ配分帯域5に対応している。インキ配分帯域5は台2(測定台)にマークされているので、印刷枚葉紙1の主題は帯域ごとの配分という観点から判断することもできる。
【0021】測定帯3の測定領域4は個々のインキについてインキ配分帯域5内での配置があらかじめ定められている。これは例えばシアンのインキの測定領域が個々のインキ配分帯域5でそれぞれ異なる位置に設けられることを意味する。あるインキ配分帯域5では例えばシアンのインキの測定領域は3番目の位置にあり、その隣のインキ配分帯域では6番目の位置にあり、さらにその隣のインキ配分帯域5では2番目にあるというようなことである。その他の印刷インキおよびそれらのインキ配分帯域5に対する配分についてもそれぞれ同様である。
【0022】測定帯3を有し、測定台の台2に設けられた印刷枚葉紙1は横断移動する濃度計の測定ヘッド6によって走査される。濃度計の測定ヘッド6は図1に示されていない懸架装置に留められ、モータによって測定帯の延在方向に沿って移動可能である。濃度計の測定ヘッド6の移動方向は図1において両矢印によって示している。濃度計の測定ヘッド6はさらに、測定帯3の延在方向に対して垂直な移動も行なう。
【0023】図2は本発明によって濃度計の測定ヘッド6の後方に設けられた評価装置7を示している。測定帯3の測定領域4を走査する際に蓄積された濃度計の測定ヘッド6の測定データは、濃度計の測定ヘッド6の後方に設けられたコンピュータとして形成された評価ユニット7に供給される。評価ユニット7のコンピュータはさらにモニターの形を有する表示装置8と作動連結している。あらかじめ設定された基準値によって計算された濃度計の測定ヘッド6の測定結果を印刷機9のインキ付けのための調整コマンドとして用いることもできる。従って評価ユニット7は印刷機9のインキング装置(図2に示されていない)と作動連結している。
【0024】コンピュータとして形成され、濃度計の測定ヘッド6の後方に設けられた評価ユニットによって、本発明による前記のような、隣接するインキ配分帯域5に設けられた各インキごとの測定領域3の濃度計による測定値の比較が行なわれる。




 

 


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