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発明の名称 ファイル対応ノート
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2001−322371(P2001−322371A)
公開日 平成13年11月20日(2001.11.20)
出願番号 特願2000−147477(P2000−147477)
出願日 平成12年5月15日(2000.5.15)
代理人 【識別番号】100101188
【弁理士】
【氏名又は名称】山口 義雄
発明者 和田 貴夫
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】 特定規格サイズを有する用紙の一端側を綴じ込んでなるノートにおいて、前記用紙の綴じ込み側端縁よりも内方位置に形成されるとともに当該綴じ込み側端縁に沿って延びるミシン目と、前記綴じ込み側端縁と略直交する用紙の一端縁に沿って形成された二つの綴じ穴とを備え、前記綴じ穴は、前記ミシン目と用紙自由端との間の中心線に対して対称位置に形成されていることを特徴とするファイル対応ノート。
【請求項2】 前記ミシン目と用紙自由端との間の寸法は、前記ミシン目位置で切り離された用紙を特定規格の四穴対応リングファイルにおける上段側二つの綴じ足と、下段側二つの綴じ足にそれぞれ綴じ込んだときに、前記ファイルの表紙領域内に収まり、且つ、上段側に綴じられた用紙下端縁と下段側に綴じられた用紙上端縁との間に、所定の捲り作業用スペースが形成される寸法に設定されていることを特徴とする請求項1記載のファイル対応ノート。
【請求項3】 前記ミシン目は、所定の見出し片を形成するように延びる領域を一部に含むことを特徴とする請求項1又は2記載のファイル対応ノート。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はファイル対応ノートに係り、更に詳しくは、一冊に綴じられた多数枚の用紙を一枚ずつ切り離し可能に設け、切り離された用紙を別途のファイルに綴じ込むことに適したファイル対応ノートに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、一冊に綴じられたノート類に所定の筆記を行った後に、これを切り離して別途のファイルに綴じ込んで保管するというファイル方式が知られている。例えば、特定規格サイズA5の用紙に、その短辺に沿って二つの綴じ穴を形成して綴じ込む場合には、A5用紙に対応した専用のファイルに綴じ込むことが一般的に行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、ファイル対象としての用紙の特定規格サイズは、A5用紙だけではなく、A4用紙等その他の特定規格サイズの用紙も存在する。この場合、A5用紙に対応した専用のファイルにA4用紙を綴じ込むと仮定すると、当該A4用紙を折り畳まない限り、ファイルの表紙領域内に収めることはできない。
【0004】そこで、A4用紙を折り畳むことなくこれを混在した形でA5用紙と共に綴じ込むことを可能とするために、図5に示されるように、例えば、A4用紙を綴じ込むことに対応した四穴対応ファイル30を用い、A5用紙Pの一端縁すなわち短辺P1に沿って、その中心線Cに対して対称位置に穴31を設け、上段側二つの綴じ足32と下段側二つの綴じ足32を利用して上下二段にA5用紙Pを綴じ込めばよいことになる。
【0005】しかしながら、この場合には、上段側用紙Pの上端縁P2と下段側用紙Pの下端縁P3の領域が、ファイル30を形成する表紙34の上下各端縁34A,34Bからそれぞれはみ出てしまい、綴じられた用紙Pに折れ曲がりなどの損傷をもたらす要因となる。
【0006】これを解消する方法として、図6に示されるように、上段側に位置するA5用紙Pの短辺P1に沿って、穴31,31を若干上方位置にシフトし、中心線Cに対して非対称、すなわちL1>L2となるように設ける一方、下段側に位置するA5用紙の短辺P1に沿って、穴31,31を若干下方位置にシフトし、同様に、中心線Cに対して非対称、すなわちL1<L2となるように設けることも可能である。
【0007】しかしながら、図6の態様では、上段側の用紙Pと下段側の用紙Pとの穴31の形成位置が一致しないため、各用紙Pの綴じ込み位置がファイル30の上段側又は下段側の何れかに制限されてしまうという不都合を生じる。しかも、上段側の用紙Pの下端縁P4と下段側の用紙Pの上端縁P5との間が非常に接近してしまい、特に、上段側の用紙Pの捲り作業がし難くなるという不都合を招来する。なお、図6の状態では、前記下端縁P4及び上端縁P5との間に僅かな隙間が存在するが、これは理論上表れるもので、実際には、用紙Pの綴じ穴31は、綴じ足32に対してルーズな関係となる穴径に設けられているため、いわゆる遊びがあり、用紙Pの傾きによって前記下端縁P4と上端縁P5とは重なり合ってしまう場合も多く生ずる。また、図6のような綴じ込みを可能とする場合、ノートとして製本された状態の各用紙に、綴じ穴の形成位置を異にした二種類のものを混在させなければならないことになり、現実のノート製造には適していない。
【0008】
【発明の目的】本発明は、このような不都合に着目して案出されたものであり、特に、特定規格サイズの用紙を倍寸の用紙に対応したファイルに綴じ込む際に、上下各段の用紙間に十分な隙間を形成することができるとともに、用紙がファイルの表紙領域内に常に収まるようにして用紙を損傷させる虞のない綴じ込みを可能とするファイル対応ノートを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため、本発明は、特定規格サイズを有する用紙の一端側を綴じ込んでなるノートにおいて、前記用紙の綴じ込み側端縁よりも内方位置に形成されるとともに当該綴じ込み側端縁に沿って延びるミシン目と、前記綴じ込み側端縁と略直交する用紙の一端縁に沿って形成された二つの綴じ穴とを備え、前記綴じ穴は、前記ミシン目と用紙自由端との間の中心線に対して対称位置に形成される、という構成を採っている。このような構成とすれば、例えば、切り離された用紙を、前記特定規格サイズの倍寸のサイズに対応したファイルの上下二段に綴じ込んでも、当該ファイルの表紙から用紙がはみ出ることがなくなるとともに、上下二段の各用紙間に一定の隙間を形成することができ、この隙間を利用してページ捲りを極めて容易に行うことが可能となる。
【0010】
【発明の実施の形態】具体的には、前記ミシン目と用紙自由端との間の寸法は、前記ミシン目位置で切り離された用紙を特定規格の四穴対応リングファイルにおける上段側二つの綴じ足と、下段側二つの綴じ足にそれぞれ綴じ込んだときに、前記ファイルの表紙領域内に収まり、且つ、上段側に綴じられた用紙下端縁と下段側に綴じられた用紙上端縁との間に、所定の捲り作業用スペースが形成される寸法に設定することが好ましい。
【0011】なお、前記ミシン目は、所定の見出し片を形成するように延びる領域を一部に含むように形成するとよい。これにより、ファイルに綴じ込んだときに、各用紙の外縁側に見出し片が形成されることとなり、検索容易性も確保することが可能となる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照しながら説明する。
【0013】図1には、本実施例に係るファイル対応ノートの概略斜視図が示されている。この図において、ファイル対応ノート10は、多数枚重ねられた特定規格サイズ(日本工業規格)A5版の用紙Pと、これら用紙Pを、その一端側である長辺側を綴じ込み側端縁11として綴じ込むスパイラルリング12とを備えて構成されている。
【0014】前記用紙Pは、具体的には、長辺すなわち綴じ込み側端縁11の長さが210mm、当該綴じ込み側端縁11と直交する端縁すなわち短辺の長さが148mmとなっている。用紙Pの綴じ込み側端縁11よりも内方位置には、ミシン目13が綴じ込み側端縁11と略平行となるように形成されている。このミシン目13と用紙Pの自由端16との間の寸法L(図2参照)は、特に限定されるものではないが、本実施例では約137mmに設定されている。
【0015】用紙Pにおいて、前記綴じ込み側端縁11と直交する一端縁17に沿ってパンチングされた二つの綴じ穴18,18が形成されている。これら綴じ穴18,18間の中心間距離(図2中L1+L2)は、特定規格に対応するものであり、具体的には、80mmに設定されている。各綴じ穴18,18は、ミシン目13と用紙Pの自由端16との中心線Cに対して対称、すなわち、L1及びL2が等しくなる位置に形成されている。
【0016】図3には、前記ファイル対応ノート10の用紙Pをミシン目13位置にて切り離した用紙Psを、A5用紙の倍寸となるA4用紙に対応する四穴対応リングファイル20に綴じ込んだ平面図が示されている。同図において、リングファイル20は、中間に背表紙21を備えた左右一対の表紙22,22と、前記背表紙21の内面に固定された綴じ具23とを備えて構成されている。綴じ具23は、ベース24と、当該ベース24の長手方向に沿って所定間隔毎に形成された開閉可能な四組の綴じ足25とにより構成されている。
【0017】ファイル対応ノート10より切り離された各毎の用紙Psは、上段側二つの綴じ足25と、下段側二つの綴じ足25にそれぞれ綴じ込むことができる。この状態では、上段側の用紙Psにおける下端縁Ps1と、下段側の用紙Psにおける上端縁Ps2との間には、捲り作業用スペースとして、約25mm程度の隙間Sが形成されるようになり、綴じ穴18と綴じ足25との間に生ずる、いわゆる遊びによって用紙Psが傾いたとしても、前記下端縁Ps1と上端縁Ps2とが重なり合うようなことは全く生じないようになっている。
【0018】従って、このような実施例によれば、A5用紙の倍寸となるA4用紙サイズに対応するリングファイルに綴じ込んだときに、上下各段に位置する用紙Psを容易に捲り操作することができるとともに、A4用紙と混在した綴じ込みを行うことが可能となるという効果を得る。
【0019】なお、前記実施例では、ミシン目13が直線の場合を図示、説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、図4に示されるように、各用紙Pの切り離し領域に凸状の見出し片27を形成するようにミシン目13を設ける場合も含む。このような構成を採用した場合には、別途のインデックスラベルを用いる必要なく見出しを付すことが可能となる。
【0020】また、本発明に係るファイル対応ノートは、特定規格サイズの用紙がA5である場合に限定されるものではない。要するに、本発明は、前述した捲り作業を容易に行うことができるスペースSを形成し得るように綴じ込み縁側の内方位置に切り離しを可能とするミシン目等を設けたものであればよい。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、用紙の綴じ込み側端縁に対して内方位置にミシンを設ける一方、綴じ込み側端縁と略直交する用紙の一端縁に二つの綴じ穴を設け、当該綴じ穴がミシン目と用紙自由端との間の中心線に対して対称位置に形成される構成としたから、切り離された用紙を、特定規格サイズの倍寸のサイズに対応したファイルの上下二段に綴じ込んでも、当該ファイルの表紙から用紙がはみ出ることがなくなるとともに、上下二段の各用紙間に一定の隙間を形成することができ、この隙間を利用してページ捲りを極めて容易に行うことが可能になる、という従来にない優れた効果を奏するファイル対応ノートを提供することができる。
【0022】また、ミシン目が所定の見出し片を形成するように延びる領域を一部に含む構成を採用した場合には、ファイルに綴じ込んだときに、各用紙の外縁側に見出し片が形成されることとなり、検索容易性も確保することが可能となる。




 

 


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