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発明の名称 綴じ具
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2001−253192(P2001−253192A)
公開日 平成13年9月18日(2001.9.18)
出願番号 特願2000−73990(P2000−73990)
出願日 平成12年3月13日(2000.3.13)
代理人 【識別番号】100101188
【弁理士】
【氏名又は名称】山口 義雄
【テーマコード(参考)】
2C017
【Fターム(参考)】
2C017 QB01 UC16 
発明者 清見 多喜夫
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】 ベース部材と、このベース部材に設けられた綴じ部材と、前記ベース部材に背部材を介して連なる綴じ板部材とを備えた綴じ具において、前記ベース部材と背部材との間に、当該背部材の角度を所定角度に保って前記綴じ部材と綴じ板部材との相対位置を決定する角度規制手段を設け、前記角度規制手段は、前記ベース部材の内面に設けられた起立片と、前記背部材に設けられた凸部とにより構成され、前記凸部は、前記背部材の少なくとも中央部より上方位置に設けられていることを特徴とする綴じ具。
【請求項2】 ベース部材と、このベース部材に設けられた綴じ部材と、前記ベース部材に背部材を介して連なる綴じ板部材とを備えた綴じ具において、前記ベース部材と背部材との間に、当該背部材の角度を所定角度に保って前記綴じ部材と綴じ板部材との相対位置を決定する角度規制手段を設け、前記角度規制手段は、前記ベース部材の内面に設けられた起立片と、前記背部材に設けられた凸部とにより構成され、前記凸部は、前記背部材が起立した時の略鉛直方向に沿う片状に設けられていることを特徴とする綴じ具。
【請求項3】 ベース部材と、このベース部材に設けられた綴じ部材と、前記ベース部材に背部材を介して連なる綴じ板部材と、この綴じ板部材に設けられて前記綴じ部材に係脱可能となるスライド部材とを備えた綴じ具において、前記ベース部材と背部材との間に、当該背部材の角度を所定角度に保って前記綴じ部材とスライド部材との相対位置を決定する角度規制手段を設け、前記凸部は、前記背部材が起立した時の略鉛直方向に沿う形状に設けられるとともに、当該凸部の先端下部側が斜切りされて先端鉛直方向長さが短くなる片状に設けられていることを特徴とする綴じ具。
【請求項4】 前記起立片はベース部材の長手方向に沿って延びる形状をなし、前記凸部は、起立片の複数位置で接触する複数個所に設けられていることを特徴とする請求項1、2又は3記載の綴じ具。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は綴じ具に係り、更に詳しくは、スライド部材と綴じ棒との位置を容易に決定して綴じ込み作業を行うことのできる綴じ具に関する。
【0002】
【従来の技術】図13ないし図16には、従来の綴じ具の一例が示されている。これらの図において、綴じ具100は、所定の表紙体の内面に固定される板状のベース部材101と、このベース部材101の二箇所位置に設けられた綴じ棒102,102と、前記ベース部材101に背部材104を介して屈曲可能に連なる綴じ板部材106と、この綴じ板部材106の上面側に形成された凹部107内に位置して所定量スライド移動可能に設けられた長片状のスライド部材108とにより構成されている。
【0003】前記綴じ棒102は、基部側大径部102Aと、この基部側大径部102Aの上端に段部102Bを介して設けられた先端小径部102Cとを備えた形状に設けられ、先端小径部102Cには、ベース部材101の長手方向に沿った切欠部102Dが対称位置に形成されている。
【0004】前記綴じ板部材106において、凹部107の二箇所には、綴じ棒102の上部を受け入れ可能とする楕円穴110が形成されている。この一方、スライド部材108には、一部が楕円穴110内に位置するように部分的に面位置を陥没させた穴形成部111が設けられ、この穴形成部111には、前記基部側大径部102Aの直径よりも小さく、且つ、先端小径部102Cの直径よりも大きな円形穴部114と、この円形穴部114に連なって形成されるとともに、前記切欠部102Dに引っ掛け可能な幅に設けられたスリット穴部115が形成されている。
【0005】前記ファイル100に書類等を綴じ込むときは、背部材104をベース部材101の面に対して略直角姿勢に起立させるとともに、綴じ板部材106をベース部材101に対して略平行となるようにし、前記スライド部材108を綴じ板部材106の長手方向に沿ってスライドさせることで、当該スライド部材108に綴じ棒102の切欠部102Dをスリット穴部115に引っ掛けてロックでき、これによって、書類を綴じ込み状態に保つことができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このような綴じ具100にあっては、綴じ具100を開いた状態から綴じる状態にするときに、背部材104がベース部材101側に大きく傾いてしまう傾向が強い。すなわち、図13中、ベース部材104と背部材104との間の角度αが90度以下の角度位置まで屈曲してしまう傾向が強いため、綴じ棒102の先端小径部102Cが一回の操作でスライド部材108の円形穴部114内に入らず、両者の位置合わせがスムースに行えないという不都合がある。
【0007】
【発明の目的】本発明は、このような不都合に着目して案出されたものであり、その目的は、スライド部材と綴じ棒等からなる綴じ部材との位置決めを極めて簡単に行うことができるようにして操作性の簡便性を備えた綴じ具を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため、本発明は、ベース部材と、このベース部材に設けられた綴じ部材と、前記ベース部材に背部材を介して連なる綴じ板部材とを備えた綴じ具において、前記ベース部材と背部材との間に、当該背部材の角度を所定角度に保って前記綴じ部材と綴じ板部材との相対位置を決定する角度規制手段を設け、前記角度規制手段は、前記ベース部材の内面に設けられた起立片と、前記背部材に設けられた凸部とにより構成され、前記凸部は、前記背部材の少なくとも中央部より上方位置に設けられる、という構成を採っている。このような構成によれば、背部材を所定の角度に位置させるだけで綴じ板部材が綴じ部材に対して所定の位置に設定できるようになり、両者の位置が合わないことに伴う操作上の煩雑性が解消されることとなる。また、凸部を起立片に接触させた状態において、綴じ板部材を綴じ部材側に回転させるときの力によって背部材と綴じ板部材との連設領域に変形を生じさせる虞を無くすことができ、従って、綴じ板部材と綴じ部材とを正確に位置決めすることができる。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明は、ベース部材と、このベース部材に設けられた綴じ部材と、前記ベース部材に背部材を介して連なる綴じ板部材とを備えた綴じ具において、前記ベース部材と背部材との間に、当該背部材の角度を所定角度に保って前記綴じ部材と綴じ板部材との相対位置を決定する角度規制手段を設け、前記角度規制手段は、前記ベース部材の内面に設けられた起立片と、前記背部材に設けられた凸部とにより構成され、前記凸部は、前記背部材が起立した時の略鉛直方向に沿う片状に設けられる、という構成を採っている。このような構成を採用すれば、凸部が鉛直方向に向けられた片状であるため、凸部を起立片に接触させたときの当該凸部の弾性変形を効果的に防止でき、この点からも、綴じ部材と綴じ板部材との相対位置を正確に規制することができる。
【0010】また、本発明は、ベース部材と、このベース部材に設けられた綴じ部材と、前記ベース部材に背部材を介して連なる綴じ板部材と、この綴じ板部材に設けられて前記綴じ部材に係脱可能となるスライド部材とを備えた綴じ具において、前記ベース部材と背部材との間に、当該背部材の角度を所定角度に保って前記綴じ部材とスライド部材との相対位置を決定する角度規制手段を設け、前記凸部は、前記背部材が起立した時の略鉛直方向に沿う形状に設けられるとともに、当該凸部の先端下部側が斜切りされて先端鉛直方向長さが短くなる片状に設けられる、という構成が採用されている。このような構成では、凸部を鉛直方向に向く片状としても、凸部の先端を起立片に接触させるときに、凸部の先端をスムースに起立片に接触させることができる。また、スライド部材をスライド操作する際の押圧力などの外力が加わっても背部材の湾曲などの変形や位置ずれを防止することができ、安定した位置でスライド部材と綴じ部材とをロックさせることができる。
【0011】また、前記起立片はベース部材の長手方向に沿って延びる形状をなし、前記凸部は、起立片の複数位置で接触する複数個所に設けられる、という構成を採用することが好ましい。このように構成すれば、起立片の位置を安定した状態で決定することができる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照しながら説明する。
【0013】図1には、本実施例に係る綴じ具が適用されたファイルを閉じた状態の概略斜視図が示され、図2には、ファイルを開いた状態の要部概略斜視図が示されている。これらの図において、ファイル10は、表表紙11と、この表表紙11に背表紙12を介して連なる裏表紙13とを備えたファイル本体15と、裏表紙13の背表紙12に近接した位置に配置された合成樹脂製の綴じ具17とを備えて構成されている。
【0014】前記綴じ具17は、図3ないし図12に示されるように、ベース部材20と、このベース部材20に一体的に設けられた綴じ部材としての綴じ棒21と、前記ベース部材20の前記背表紙23側端部に設けられた背部材23を介して連なる綴じ板部材24と、この綴じ板部材24に装着されたスライド部材26と、ベース部材20と背部材23との間に設けられた角度規制手段28とを備えて構成されている。
【0015】前記ベース部材20は、裏表紙13の上下方向(天地方向)に沿って延びる長片状の板状をなし、その長手方向両側に固定用穴30が形成されている。このベース部材20は、図6に示されるように、固定用穴30と裏表紙13とを貫通するリベット31によって固定されるようになっている。
【0016】前記綴じ棒21は、前記固定用穴30に隣接した位置で、ベース部材20の長手方向二箇所位置に設けられている。これらの綴じ棒21,21は、ベース部材20に一体に設けられており、上端に向かうに従って若干縮径するテーパ状をなす外形に設けられている。各綴じ棒21,21の上端部外周側には、ベース部材20の長手方向に沿う溝状の切欠部21A,21Aがそれぞれ対称位置に形成されている。
【0017】前記背部材23は、肉薄なヒンジ部34を介してベース部材20と一体に設けられ、これにより、背部材23は、ヒンジ部34位置を支点として屈曲可能となっている。
【0018】前記綴じ板部材24は、肉薄なヒンジ部35を介して背部材23の自由端に屈曲可能に連設されている。この綴じ板部材24は、前記ヒンジ部35に連なって長手方向幅が次第に広がる平面形状に設けられた基部37と、この基部37に連なるとともに、ベース部材20の長手方向に沿って延びる平面視略長楕円形状の保持部38とを備えて構成されている。この保持部38は、図7及び図8に示されるように、その上面が緩やかな曲面を表出するように基部37の上面より上方に位置する形状に設けられている一方、下面も同様の曲面をなして基部37の下面よりも下方に位置する厚みに設けられている。
【0019】前記保持部38の下面側(内面側)には、当該保持部38の長手方向に沿って延びる左右一対の保持溝40,40が形成され、当該保持溝40,40にスライド部材26がスライド可能に装着されている。また、保持部38の略中央部は、当該保持部38を貫通する操作窓41が形成され、この操作窓41内にスライド部材26の一部が表出するようになっている。
【0020】前記スライド部材26は、綴じ板部材24とは異なる色を備えた樹脂成形品によって構成され、前記保持部38の保持溝40内に受容される段部43を左右両側(短寸幅方向両側)に備えた形状に設けられている。このスライド部材26は、その略中央部に設けられた操作部45と、長手方向両側に設けられて前記綴じ棒21の先端側に設けられた切欠部21A,21Aに係脱可能な穴46,46を備えて構成されている。操作部45は、スライド部材26を保持部38に装着したときの上面側に設けられており、当該保持部38に装着された状態で、前記操作窓41内に位置するようになっている。この操作部45は、緩やかな曲面で面位置が皿状に陥没した形状をなし、その中央部に、指掛け凸条48を備えた形状とされている。また、前記穴46,46は、前記綴じ棒21の上部直径よりも大きな円形穴部46Aと、この円形穴部46Aに連なるとともに、前記綴じ棒21の上部直径よりも小さい幅に設定されて前記切欠部21A,21Aに引っ掛かるスリット穴部46Bとにより形成されている。なお、図4に示されるように、スライド部材26の上面側において、穴46の周辺領域は凹状部50とされ、この凹状部50内に綴じ棒21の上端部が位置するようになっている。
【0021】また、図4、図11及び図12に示されるように、前記スライド部材26の上面側にはスリット溝51が形成されている。この一方、前記綴じ板部材24の保持部38下面側には、スリット溝51内に位置する突起52が形成され、これにより、スライド部材26のスライド領域がスリット溝51の長さに規制され、ひいては、スライド部材26が長手方向に脱落することがないようになっている。なお、スライド部材26は、前記スライド領域の何れの位置にあっても、保持部38の面内に位置する長さに設定されている。
【0022】前記角度規制手段28は、ベース部材20の内面すなわち図中上面に設けられた起立片55と、前記背部材23の内面側に設けられた凸部56とにより構成されている。起立片55は、その起立角度がベース部材20の面に対して略直角をなすように設定されているとともに、ベース部材20の長手方向に沿って延びる形状に設けられている。この一方、凸部56は背部材23の長手方向に沿う二箇所に設けられ、これにより、背部材23がベース部材20に対して略直角姿勢となったときに、凸部56,56が起立片55にそれぞれ接触して背部材23と起立片55とが平行となるように設けられている。ここで、凸部56は、図7ないし図10に示されるように、背部材23の中央部より上方位置、本実施例では、上部すなわち背部材23と綴じ板部材24との連設位置近傍に設けられている。また、凸部56は、背部材23を起立姿勢としたときの略鉛直方向に沿う片状に設けられており、その先端下部が斜切りされて先端鉛直方向長さが基端鉛直方向長さよりも短くなる略台形の平面形状を備えた形状に設けられている。
【0023】前記ファイル本体15において、表表紙11の内面側には、当該表表紙11の上下方向に沿って延びる平面視略長楕円形状の滑り防止部60が形成されている。この滑り防止部60は、前記綴じ板部材24における保持部38の外形に略対応して緩やかな曲面状に設けられた凹部61により構成されている。この凹部61は、表表紙11の外面側に隆起部63を設けることによって形成されている。ここで、凹部61若しくは隆起部63の長手方向長さは、前記綴じ板部材24の長手方向長さよりも長く形成されているが、短寸方向の幅は、保持部38の幅に略一致するように設けられ、これにより、表表紙11を閉じた状態としたとき、すなわち、図1に示されるようにファイル本体15を閉じた状態としたときに、凹部61内に保持部38の上面側曲面部分が収まるようになっている(図9参照)。
【0024】次に、前記実施例における綴じ具の使用要領について説明する。
【0025】書類等が綴じられた状態では、綴じ具17は、図11に示されるように、スライド部材26のスリット穴部46Bに綴じ棒21の上部が入り込み、切欠部21Aにスリット穴部46Bの形成縁が引っ掛かったロック状態となる。
【0026】綴じ具17のロック状態を解除する場合には、綴じ板部材24の中央部に表出している操作部45に指先を当てがい、スライド部材26を図11中右側にスライド操作して綴じ棒21の上部を円形穴部46A内に位置させればよい。この際、操作部45は、スライド部材26の操作窓41から色違いで見えるため、操作部45位置を容易に認識することができる。また、操作部45には、凸条48がスライド部材26のスライド方向と直交する方向に延びているため、スライド操作力を確実に及ぼしめることができ、楽な操作感を得ることができる。
【0027】このようにしてスライド部材26と綴じ棒21との引っ掛かり(ロック)を解除することにより、綴じ板部材24を上方に開くことができ、これにより、書類等の加除を行うことができる。この際、綴じ具17の背部材23は、図9に示される直立位置から、図10に示される傾斜姿勢に変位できることとなり、これによって、加除整理空間を大きく確保することができる。
【0028】綴じ板部材24を開いた状態から再び綴じ込み位置にセットする場合には、綴じ板部材24を指先で摘み、図10中右側に移動させればよい。この移動は、ベース部材20の面に設けられた起立片55に前記背部材23の凸部56が接した位置まで許容される。この位置で、綴じ板部材24を、前述したヒンジ部35位置を支点として図10中時計方向に回転させると、スライド部材26の円形穴部46Aと綴じ棒21の上端部との相対位置が丁度一致するようになり、図8に示されるように、綴じ棒21の上端面が保持部38の下面に突き当たる位置まで挿入される。そして、この状態で、スライド部材26の操作部45を前述と反対方向に操作することで、再びロック位置に設定することができる。
【0029】なお、ファイル本体15を閉じた状態としたとき、すなわち、図1及び図9に示される状態としたときには、表表紙11の内面側に形成された凹部61内に閉じ板部材24の保持部38が受容される状態となる。従って、この状態で、表表紙11に図9中左右方向への力が作用しても、表表紙11と綴じ板部材24との相対的な滑り動作は規制されることとなる。また、この状態で、ファイル15の背表紙12を跨ぐようにファイル10を手で持つと、指の腹が表表紙11の隆起部63上に乗るようになり、従って、手とファイル10との滑りを生じ難くして当該ファイル10を持ち運ぶことができる。
【0030】なお、前記実施例では、ベース部材20に起立片55を設ける一方、背部材23の内面側に凸部56を設けて角度規制手段28を形成したが、本発明はこれに限定されることなく種々の設計変更を行うことができる。要するに、本発明は、背部材23の過大な倒れ込みを規制してスライド部材26の円形穴部46Aと綴じ棒21との相対位置が特定されるものであればよい。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、角度規制手段を構成する背部材の凸部を、当該背部材の少なくとも中央部より上方位置に設けたから、背部材を所定の角度に位置させるだけで綴じ板部材が綴じ部材に対して所定の位置に設定できるようになり、両者の位置が合わないことに伴う操作上の煩雑性が解消されることとなる。また、凸部を起立片に接触させた状態において、綴じ板部材を綴じ部材側に回転させるときの力によって背部材と綴じ板部材との連設領域に変形を生じさせる虞を無くすことができ、従って、綴じ板部材と綴じ部材とを正確に位置決めすることができる。
【0032】また、背部材が起立した状態で、凸部が略鉛直方向に向けられる片状とした構成を採用したから、凸部を起立片に接触させたときの当該凸部の弾性変形を効果的に防止でき、従って、綴じ部材と綴じ板部材との相対位置を正確に規制することができる。更に、従来の綴じ具に僅かな形状変更を与えるだけで角度規制を行えるため、コスト的な負担も生じない。
【0033】また、本発明に係る角度規制手段がスライド部材を備えた綴じ具に適用された場合には、スライド部材をスライド操作する際の押圧力によって背部材の位置がずれてしまう虞を防止することができ、安定した位置でスライド部材と綴じ部材とをロックさせることができる。加えて、凸部の先端下部側を斜切りした片状に形成した構成では、凸部の先端を起立片に接触させるときに、背部材のスムースな回転を許容して凸部を起立片に接触させることができる。
【0034】更に、前記起立片をベース部材の長手方向に沿う形状とする一方、当該起立片の複数箇所に接触するように前記凸部を複数設けたから、起立片の角度姿勢を安定した位置に保つことが可能となる。




 

 


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