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発明の名称 マグネットホルダー
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2001−121864(P2001−121864A)
公開日 平成13年5月8日(2001.5.8)
出願番号 特願2000−288896(P2000−288896)
出願日 平成9年6月19日(1997.6.19)
代理人 【識別番号】100101188
【弁理士】
【氏名又は名称】山口 義雄
発明者 南 和夫
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】 長手方向に延びる板状の透光性を有するホルダー本体と、このホルダー本体の裏面側に埋設されるとともに、前記ホルダー本体の両端側部分に各一個配置されたマグネットとを備えたマグネットホルダーにおいて、前記ホルダー本体の裏面上下縁に沿って面取り部がそれぞれ設けられているとともに、当該ホルダー本体の下端面は中央部が左右両側部よりも幅広くなる緩やかな湾曲面に設けられていることを特徴とするマグネットホルダー。
【請求項2】 前記マグネットの露出面は、前記ホルダー本体の裏面よりも僅かに落ち込む位置に設定されていることを特徴とする請求項1記載のマグネットホルダー。
【請求項3】 前記マグネットが配置されたホルダー本体の正面側対応領域に浅い溝を設けて当該溝内が着色面とされていることを特徴とする請求項1又は2記載のマグネットホルダー。
【請求項4】 前記マグネット本体の長手方向長さが少なくとも80mm以上設けられるとともに、前記左右のマグネットの中心間を結ぶ長さが50mm以上設けられ、且つ、マグネットの露出面総面積とホルダー本体の裏面総面積との比が1:10以上に設定されていることを特徴とする請求項1,2又は3記載のマグネットホルダー。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、磁気接着可能な被掲示体と相互に作用して用紙を挟み付けることのできるマグネットホルダーに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、ホワイトボードやパーティションのフレーム等を被掲示体として用紙を一時的に挟み付けることのできるマグネットホルダーが知られている。この種のマグネットホルダーとしては、長手方向に延びる板状部材の裏面にマグネットを固定したバータイプが知られている。このバータイプのマグネットホルダーは、用紙の上縁に沿う一定領域を挟み付けることに適したものとなっている。
【0003】このようなマグネットホルダーは、接着テープを用いて用紙を貼り付ける場合に比べて簡易に利用することができ、且つ、接着テープを剥がした際に生じ得る用紙の部分的剥離若しくは破れも回避できるため、オフィス等において広く普及するに至っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記マグネットホルダーにあっては、用紙の上縁側に沿う一定領域を挟み付けるため、この挟み付けがなされた用紙部分の領域がマグネットホルダーによって覆われてしまう場合が多く、当該領域内に記載された文字等を見えなくするという不都合がある。
【0005】そこで、このような不都合を改善すべく、透明なバーを用いてこれにマグネットを固定したタイプのマグネットホルダーが提案されている(例えば、実開平6−39473号公報参照)。ここで、同マグネットホルダーは、細長い透明板と、この透明板の裏面に配置されるとともに上部側にて当該透明板に接着された薄板と、この薄板の裏面に固定されたマグネット等を備えて構成されている。このマグネットホルダーによれば、挟み込まれる用紙面の文字等が部分的が覆われるという前記不都合を解消することができる。
【0006】しかしながら、実開平6−39473号公報に示されたマグネットホルダーは、透明板と薄板との間に用紙を挟み付ける構成であるため、構造が極めて複雑になるばかりでなく、用紙の挟み込み作業を簡易迅速に行えないという不都合がある。
【0007】
【発明の目的】本発明は、このような不都合に着目して案出されたものであり、その目的は、用紙の挟み付け作業を極めて簡単に行えるとともに、用紙を覆う部分を極力少なくして安定した挟み付けを行うことのできるマグネットホルダーを提供することにある。
【0008】本発明の他の目的は、マグネットホルダーを被掲示体から取り外すことなく用紙の挟み付けと抜き取りをも可能とすることができるマグネットホルダーを提供することにある。
【0009】本発明の更に他の目的は、透明領域を設けても存在感を明瞭に表出させて外観上のデザインも良好に発揮することのできるマグネットホルダーを提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため、本発明は、長手方向に延びる板状の透光性を有するホルダー本体と、このホルダー本体の裏面側に埋設されるとともに、前記ホルダー本体の両端側部分に各一個配置されたマグネットとを備えたマグネットホルダーにおいて、前記ホルダー本体の裏面上下縁に沿って面取り部がそれぞれ設けられているとともに、当該ホルダー本体の下端面は中央部が左右両側部よりも幅広くなる緩やかな湾曲面に設けられる、という構成を採っている。このような構成によれば、用紙の上部中央を除く領域にマグネットが位置するようになり、当該領域に文字等が記載されていてもこれが覆われることがない。また、用紙の挟み付けは、ホワイトボード等の被掲示体に用紙を当てがって当該用紙の表面にマグネットホルダーを当てるだけでよく、用紙挟み付け作業を極めて容易に行うことができる。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明のマグネットホルダーは、前記構成に加え、マグネットの露出面がホルダー本体の裏面よりも僅かに落ち込む位置に設定される、という構成を採ることが好ましい。このような構成とすれば、マグネットホルダーがホワイトボード等に接着している状態において、前記マグネットホルダーを取り外すことなく前記面取り部とホワイトボードの面との隙間を通じて用紙を差し込んでこれを挟み付けることが可能となる。この一方、用紙の下部を摘んで瞬間的に下方に引き下ろすことで、マグネットホルダーの位置を殆どずらすことなく用紙の抜き取りも可能となる。
【0012】また、本発明は、前記マグネットが配置されたホルダー本体の正面側対応領域に浅い溝を設けて当該溝内を着色面とすることが好ましい。これにより、透明なホルダー本体を用いた場合の存在感を外部に明瞭に表すことができ、透明部分と着色部分とのコントラストを通じた装飾的美観を得ることができる。ここで、前記着色面は、前記ホルダー本体に直接色を塗り付ける他、ラベル等の貼付によって形成することができる。
【0013】更に、本発明のマグネットホルダーは、マグネット本体の長手方向長さが少なくとも80mm以上設けられるとともに、前記左右のマグネットの中心間を結ぶ長さが50mm以上設けられ、且つ、マグネットホルダーの裏面総面積とホルダー本体の裏面総面積との比が1:10以上に設定される、という構成を採るとよい。
【0014】
【実施例】以下、本発明に係るマグネットホルダーの実施例を図面を参照しながら説明する。
【0015】図1には、本実施例に係るバータイプのマグネットホルダーを示す概略構成図が示され、、図2には、同マグネットホルダーの正面図が示されている。これらの図において、マグネットホルダー10は、長手方向に延びる板状のホルダー本体11と、このホルダー本体11の裏面11A側における左右両側部分に埋設された各一個のマグネット12と、これらのマグネット12が配置されたホルダー本体11における正面11B側の対応領域にそれぞれ設けられた着色面13とを備えて構成されている。
【0016】前記ホルダー本体11は、適宜な合成樹脂、例えば、アクリル樹脂を成形材料としたインジェクション成形により表面がつるつるした手触りを有するように形成されており、本実施例では、無色透明なクリアーな外観を表出するものが用いられている。このホルダー本体11の上端面11Cは平面に設けられる一方、下端面11Dは中央部が両側部よりも幅広くなる緩やかな湾曲面に形成されている。ホルダー本体11の裏面11Aの左右両側二箇所には、図3に示されるように、略円形をなす凹部15が形成されており、この凹部15に適宜な接着剤を介して前記マグネット12が脱落不能に受容されている。ここで、凹部15の溝深さはマグネット12の厚みよりも僅かに大きく設定されており、マグネット12の露出面12Aは、ホルダー本体11の裏面11Aよりも僅かに落ち込んだ位置となるように設定されている。なお、本実施例における落ち込み量は約0.1mmであり、従って、図1に示されるように、被掲示体17への磁気接着が阻害されることはない。
【0017】前記ホルダー本体11における裏面11A側の上下縁は、図4にも示されるように、面取り部20,20が形成され、前記マグネット12が被掲示体17に接着したときに、当該被掲示体17の面に対して一定の隙間Cが形成可能となっている。従って、ホルダー本体11の正面11B側を指で押圧することにより、ホルダー本体11が前記隙間を埋めるように傾くことができ、これによって、マグネットホルダー10の容易なる取り外しが可能となっている。
【0018】なお、前記ホルダー本体11の全長すなわち長手方向長さは、本実施例では100mmに設けられるとともに、その上下最大幅は約21mmに設定され、特に、標準規格B5サイズの用紙を挟み付ける場合に適したサイズとなっている。また、マグネット12の直径は約10mmであり、それらの中心間を結ぶ長さは約76mmに設定されている。
【0019】前記着色面13は、本実施例では有彩色が印刷された円形の粘着ラベルを用いて形成されている。この着色面13は、ホルダー本体11の正面11Bに予め形成された円形の浅い溝19に設けることができるようになっており、粘着ラベルを用いない場合には、同溝19内を有彩色で塗り付ければよい。
【0020】本実施例におけるマグネットホルダー10は、図1に示されるように、被掲示体17に用紙Pを当てがっておき、この用紙Pの上端縁に沿う位置にマグネットホルダー10を押し当てればよい。この際、ホルダー本体11の裏面側位置において、用紙Pに文字等が記載されていても、これを透かして見ることができる。ここで、従来タイプと同様に、マグネットホルダー10を取り外すことによって用紙Pを取り外すことができる。この際、マグネットホルダー10の取り外しは、ホルダー本体11の正面11Bを指で押圧することによって難なく行うことができる。
【0021】また、用紙Pの下端側を摘んで瞬間的に下方に引っ張ることによって用紙Pを抜き取ることもできる。本実施例では、マグネット12がホルダー本体11の両側部分のみに設けられているとともに、マグネット12の露出面12Aがホルダー本体11の裏面12Aよりも僅かに落ち込んで配置され、且つ、ホルダー本体11の外面がつるつるした手触りを有するように形成されているため、前記抜き取りを行ってもマグネットホルダー10の接着位置を殆どずらすことがない。
【0022】この一方、マグネットホルダー10が被掲示体17に接着している状態では、図4中矢印方向に沿って用紙Pを瞬間的に差し込むようにして当該用紙Pをマグネットホルダー10と被掲示体17との微細な隙間に差し込むことも可能となり、これによって、用紙Pの挟み付けも行える。この際、ホルダー本体11の裏面11A側に面取り部20が形成されているため、その差し込み動作を極めてスムースに行うことができる。
【0023】なお、前記バータイプのマグネットホルダーの長手方向長さは、前記実施例に限定されるものでなく、更に長いタイプとしてもよい。例えば、長手方向長さが200mm、300mmのタイプとすれば、一個のマグネットホルダーを用いることによって標準規格B4,A3サイズ程度の用紙を挟み付け可能となる。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、透光性を有するホルダー本体の両端側部分に各一個のマグネットを配置するとともに、ホルダー本体の裏面上下縁に沿って面取り部をそれぞれ設け、且つ、ホルダー本体の下端面は、中央部が左右両側部よりも幅広くなる緩やかな湾曲面に設けられているため、ホルダー本体の中央部下端側から用紙を差し込み易くなり、マグネットホルダーを外すことなく用紙挟み付け作業を極めて容易且つ迅速に行うことができる。また、ホルダー本体を正面側から押圧することでマグネットの面接着状態が解除され、これによって、マグネットホルダーの容易なる取り外しも可能となる。
【0025】また、本発明は、マグネットの露出面がホルダー本体の裏面よりも僅かに落ち込む位置に設定されているため、マグネットホルダーがホワイトボード等に接着している状態において、前記マグネットホルダーを取り外すことなく前記面取り部とホワイトボードの面との隙間を通じて用紙を差し込んでこれを挟み付けることが一層容易となる。この一方、用紙の下部を摘んで瞬間的に下方に引き下ろすことで、マグネットホルダーの位置を殆どずらすことなく用紙の抜き取りも可能となる。
【0026】更に、本発明は、前記マグネットが配置されているホルダー本体の正面側に着色面が形成されているため、マグネットホルダーが透明であっても、その存在感を明瞭とすることができ、且つ、透明部分と着色部分とのコントラストを通じた装飾的美観を得ることもできる。
【0027】マグネット本体の長手方向長さを80mm以上設けるとともに、左右のマグネットの中心間を結ぶ長さを50mm以上とし、更に前記両タイプ共、マグネットの裏面総面積とホルダー本体の裏面総面積との比を1:10以上に設定したから、挟み付けられる用紙を部分的に隠してしまう領域が非常に少なくなり、挟み付けを行う対象用紙の種々のサイズに応じて利用を図ることが可能となる。




 

 


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