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発明の名称 記録媒体
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2001−96899(P2001−96899A)
公開日 平成13年4月10日(2001.4.10)
出願番号 特願平11−275347
出願日 平成11年9月28日(1999.9.28)
代理人 【識別番号】100085338
【弁理士】
【氏名又は名称】赤澤 一博
【テーマコード(参考)】
2C056
2H086
【Fターム(参考)】
2C056 FC06 
2H086 BA11
発明者 曽我部 吉史
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】印刷可能領域内を周回する分離手段を有し、この分離手段によってシート本体とその外側の枠体とに分離できるように構成したシート状のものであって、前記分離手段を、厚み方向に貫通する切り込み部と、少なくとも一部に厚み方向に貫通していない部分を有した接続部とを互い違いに連続させてなるものとするとともに、前記シート本体をその外側の枠体に保持させ得る範囲内で、前記切り込み部の分離手段に占める割合を大きくしたことを特徴とする記録媒体。
【請求項2】分離手段が矩形状をなし、印刷機に挿入する方向と略平行なす平行辺部分と印刷機に挿入する方向と略直交する直交辺部分とからなるものであって、前記平行辺部分の全部を切り込み部とするとともに、直交辺部分にのみ接続部を設けたことを特徴とする請求項1記載の記録媒体。
【請求項3】直交辺部分の両端部及び中央に接続部を設けたことを特徴とする請求項2記載の記録媒体。
【請求項4】直交辺部分の各端からそれぞれ枠体の外縁にまで延びる易切断部を設けたことを特徴とする請求項2又は3記載の記録媒体。
【請求項5】接続部をマイクロミシン目状のものとしていることを特徴とする請求項1、2、3又は4記載の記録媒体。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インクジェットプリンタ等により印刷可能なシート状の記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】パソコンに接続されるプリンタ等の印刷機は、用紙の全範囲に亘って印刷できるわけではなく、その構造上、用紙の周囲に必ず一定の余白部分が生じるようになっている。特にインクジェットプリンタにおいては、用紙の反挿入端側に生じる余白部分が他の余白部分比べ大きくなる場合が多い。
【0003】ところが、例えばデザイン上の都合から、このような余白部分を全くなくしてしまったり、あるいは余白部分をより小さい幅に設定したりしたい場合がある。このような要請に対し、プリンタ側で対応することは難しいため、従来は、用紙における印刷可能領域内に周回させるように分離手段たるミシン目をいれ、この用紙をシート本体と枠体とに分離可能に構成して対応していた。このようにしておけば、分離手段を若干越えて外側にまで印刷することにより、シート本体を余白部分なく印刷でき、印刷後、シート本体を分離することにより、このシート本体を余白のない写真や名刺、あるいはデザインカード等として用いることができるからである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このようにして分離したシート本体は、その周囲にミシン目で切り離した痕が残るため、デザインカードや名刺として用いるには、外観上好ましくなく、高級感等に欠けるきらいがある。また、シート本体の外周全域に亘ってミシン目が形成されているため、シート本体を分離する際にその外周全部において切り離し作業を行う必要がある。このため、手間がかかり、しかも失敗も多いという不具合もある。
【0005】
【課題を解決するための手段】係る点を解決すべく、本発明は、分離手段のほとんど全部を厚み方向に貫通する切り込み部とし、シート本体と枠体とを接続する接続部を可及的に減少させることにより、シート本体を分離した際の分離痕を減少させて外観を良好にする一方、分離作業の簡単確実化を図ったものである。
【0006】
【発明の実施の形態】すなわち、本発明に係る記録媒体は、印刷可能領域内を周回する分離手段を有し、この分離手段によってシート本体とその外側の枠体とに分離できるように構成したシート状のものであって、前記分離手段を、厚み方向に貫通する切り込み部と、少なくとも一部に厚み方向に貫通していない部分を有した接続部とを互い違いに連続させてなるものとするとともに、この分離手段により囲繞される前記シート本体をその外側の枠体に保持させ得る範囲内で、前記切り込み部の分離手段に占める割合を大きくしたことを特徴とする。
【0007】このようなものであれば、分離手段のほとんどを切り込み部により構成することが可能になるため、シート本体を分離した場合に、シート本体外周に残る接続部における分離痕を最小限にとどめることができるようになる。したがってシート本体を名刺やデザインカードあるいは写真等として用いる場合に、その外観や高級感等の点で十分に使用に耐えうるものとすることができる。
【0008】一方、印刷機に挿入する場合には、この分離手段の挿入方向に略直交する部分においてシート本体と枠体とが一体的につながっていないと、印刷機内で巻き込みや印刷不良等が生じやすい。このことに着目して、印刷に支障をきたさないように切り込み部と接続部との配置関係を考えたものとしては、分離手段が矩形状をなし、印刷機に挿入する方向と略平行なす平行辺部分と印刷機に挿入する方向と略直交する直交辺部分とからなるものであって、前記平行辺部分の全部を切り込み部とするとともに、直交辺部分にのみ接続部を設けたものが挙げられる。なお、ここで略平行とは、完全な平行のみならず、若干平行からずれたものも含む概念で、このような概念に基づく平行辺部分とは、直線状のもの以外に若干湾曲あるいは屈曲した形状も含む趣旨である。また略直交とは、完全な直交のみならず、若干直交からずれたものも含む概念で、このような概念に基づく直交辺部分とは、直線状のもの以外に若干湾曲あるいは屈曲した形状も含む趣旨である。
【0009】印刷過程におけるめくれ上がりや巻き込みを防止する接続部の好適な配置位置としては、直交辺部分の両端部及び中央が挙げられる。シート本体の分離作業をより容易化するには、直交辺部分の各端からそれぞれ枠体の外縁にまで延びる易切断部を設けておくことが好ましい。接続部の好ましい実施態様としては、接続部がマイクロミシン目状のものを挙げることができる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例を、図面を参照して説明する。本実施例に係る記録媒体は、図1〜図4に示すように略はがき大の矩形状紙製シート100であり、印刷機たるインクジェットプリンタPTに挿入してその表面に印刷することが可能なものである。そして、印刷可能領域S内を周回する分離手段1を有し、この分離手段1によってシート本体4とその外側の枠体5とに分離できるように構成してある。
【0011】詳述すれば、分離手段1は、シート100の長辺、すなわちプリンタPTに挿入する方向と平行な辺に沿って延びる一対の平行辺部分Aと、シートの短片、すなわちプリンタPTに挿入する方向と直交する辺に沿って延びる一対の直交辺部分Bとからなる矩形状のものである。そして本実施例では、前記平行辺部分Aの全てを厚み方向に貫通する切り込み部2とし、直交辺部分Bには、その各端近傍、具体的には各端からそれぞれ所定距離内側の部位と、中央とに接続部3を設け、残りの部分を切り込み部2としている。この接続部3はマイクロミシン目状をなし、この部分で容易に切断できるように構成したものである。
【0012】さらに本実施例では、直交辺部分Bの各端から枠体5の外縁にまで至るマイクロミシン目状の易切断部6を形成している。この易切断部6は、本実施例においては直交辺部分Bと同一方向に左右に延びるものであるが、例えば平行辺部分Aと同一方向に上下に延びるものとしてもよいし、あるいは枠体5の隅に向かって斜めに延びるものとしてもよい。
【0013】このように構成したシート100は、最終的にシート本体4に所望の印刷を施した後、このシート本体4を分離してデザインカードや名刺として用いるものであるが、具体的にインクジェットプリンタPTを用いた印刷方法について以下に詳述する。シート本体4の全領域に亘って余白なく印刷する場合には、図3に示すように、例えばパソコンまたはプリンタPTにおいて、印刷領域を印刷可能領域S全域に設定する。そして、平行辺部分Aを挿入方向に一致させてシート100をプリンタPTに挿入し印刷すると、その印刷された部分は分離手段1を越えて枠体5にはみ出るように印刷される。
【0014】その後、図5中〓に示すように、易切断部6及び接続部3において枠体5の上辺部5b及び下辺部5bを切り離す作業を行えば、枠体5の側辺部5a、5aは自動的に分離し(同図中〓)、このシート100からシート本体4を分離することができる。しかして、このシート本体4には、図5の斜線に示すようにその全域に亘って余白部分なく印刷が施されることとなる。
【0015】また、シート本体4の周囲に余白を設定する場合には、図示しないパソコン等またはプリンタPTにおいて、印刷領域をシート本体4より内側に設定し印刷すればよい。このように、プリンタPTの構造上必要な余白部分に拘束されることなく、シート本体4の全領域を含む任意の領域に印刷を施すことが可能である。
【0016】しかして本実施例では、平行辺部分Aには接続部3を設けていないため、このように分離したシート本体4の特に目につく長辺部分に、何ら分離痕が残らない。また直交辺部分Bにも上述した3箇所にのみしか接続部3を設けていないため、シート本体4の短辺部分には、その両端部及び中央の3箇所にしか分離痕が残らない。このように、分離したシート本体4の分離痕を目立たないものにできるため、シート本体4を外観上非常に良好なものにでき、高級感等を醸し出すことも可能になる。
【0017】また、このように分離手段1のほとんど全部が切り込み部2であり、残されたわずかな接続部3のみを切り離すことによりシート本体4を分離できるので、シート本体4の分離作業が大変簡単になり、分離に失敗する可能性も大きく低減できる。特に本実施例では、この分離手段1を補助すべく易切断部6を設け、枠体5を側辺部5aと上下辺部5bとに分離できるようにしているので、シート本体4をくり抜くように分離する必要がなく、その分離作業がより簡単になる。
【0018】なお、本発明は上述した実施例に限られない。例えば、シートや分離手段の大きさをニーズに合わせて種々変更することもできる。また、図6に示すように一枚のシート100に分離手段1を複数設けた構成も考えられるし、図7に示すように、直交辺部分Bの全てを接続部3としてもよい。これら図6、図7中上記実施例に対応する要素には同一の符号を付している。さらに、分離手段は、完全な矩形状以外の形状でも構わない。例えば、概略矩形状のものであって、直交辺部分及び平行辺部分を若干膨んだ形状や凹んだ形状のものとしたり波状のものとしたりしても構わない。また円形状や楕円形状等にしても構わない。その場合には、接続部を設ける位置として、印刷時にシート本体と枠体とが分離すると巻き込み等を生じ易い位置、具体的には印刷機に挿入する方向と略直交する部分に設定することが望ましい。
【0019】更に言えば、記録媒体は紙製のものに限られず、印刷機により印刷可能なシート状のものであればよい。その他、本発明は上記図示例に限られず、その趣旨を逸脱しない範囲で種々変更が可能である。
【0020】
【発明の効果】以上に詳述したように、本発明に係る記録媒体によれば、分離手段のほとんどを切り込み部により構成することが可能になるため、シート本体を分離した場合に、シート本体外周に残る接続部における分離痕を最小限にとどめることができるようになる。したがってシート本体を名刺やデザインカード、あるいは写真等として用いる場合に、その外観や高級感等の点で十分に使用に耐えうるものとすることができる。
【0021】一方、印刷機に挿入する場合には、この分離手段の挿入方向に略直交する部分においてシート本体と枠体とが一体的につながっていないと、印刷機内で巻き込みや印刷不良等が生じやすい。しかして、分離手段の印刷機に挿入する方向と略直交する直交辺部分に接続部を設け、その他の部分を切り込み部により構成しておけば、印刷に支障をきたさないようにして切り込み部を可及的に多くすることができる。
【0022】接続部を直交辺部分の両端部及び中央に配置しておけば、印刷過程におけるめくれ上がりや巻き込みを最小限の接続部で有効に防止することができる。直交辺部分の各端からそれぞれ枠体の外縁にまで延びる易切断部を設けておけば、シート本体の分離作業をより容易化することができる。接続部がマイクロミシン目状のものであれば、接続部での分離を容易かつ確実に行うことができ、分離痕を目立たなくすることができる。




 

 


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