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発明の名称 用紙類保管用ケース
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2001−88485(P2001−88485A)
公開日 平成13年4月3日(2001.4.3)
出願番号 特願平11−266301
出願日 平成11年9月20日(1999.9.20)
代理人 【識別番号】100085338
【弁理士】
【氏名又は名称】赤澤 一博
【テーマコード(参考)】
2C017
3E060
3E068
【Fターム(参考)】
2C017 SA02 SA06 SB01 SB02 
3E060 AB23 BA14 EA08
3E068 AA25 AB07 AC07 BB02 CC04 CE02 DD01 DE06 EE02 EE32
発明者 秋山 弘昭
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】内部に用紙類を収納した状態で任意の配置場所に配置される用紙類保管用ケースであって、用紙類の面部を被覆する一対の略矩形状の面部被覆壁を少なくとも有し、この面部被覆壁の一方の長辺側に開口部を設けたケース本体と、前記ケース本体の開口部を蓋する位置に設けてあり、一縁を前記面部被覆壁の一方の長辺側に開き位置と閉じ位置との間で正逆方向に回転可能となるように連結した蓋体とを具備してなり、前記蓋体が、ケース本体を配置場所へ出し入れする際の把手として機能し、前記配置場所への出し入れ動作と、前記蓋体の開閉動作とを連続した一連の動作で行い得るように構成していることを特徴とする用紙類保管用ケース。
【請求項2】部材の弾性変形を利用して蓋体を閉じ位置に保持するクリックストップ機構を具備していることを特徴とする請求項1記載の用紙類保管用ケース。
【請求項3】ケース本体及び蓋体が、各々、用紙類の面部を被覆する一対の略矩形状の面部被覆壁と、これら面部被覆壁の短辺間を連結する一対の連結壁とを具備してなり、蓋体の一方の面部被覆壁をケース本体の一方の面部被覆壁に回転可能に連結し、閉じ位置で蓋体の他方の面部被覆壁をケース本体の他方の面部被覆壁に重合させるものであって、前記クリックストップ機構が、蓋体の他方の面部被覆壁と、前記蓋体の回転支点からの離間距離が前記蓋体の面部被覆壁間の内法寸法よりも大きくなるようにケース本体から突出した突出部とにより構成されることを特徴とする請求項2記載の用紙類保管用ケース。
【請求項4】前記突出部が、ケース本体の連結壁の端部であることを特徴とする請求項3記載の用紙類保管用ケース。
【請求項5】少なくとも蓋体が、透過性を有する素材から形成されていることを特徴とする請求項1、2、3又は4記載の用紙類保管用ケース。
【請求項6】ケース本体及び蓋体が、合成樹脂素材からなる一体成型品であることを特徴とする請求項1、2、3、4又は5記載の用紙類保管用ケース。
【請求項7】蓋体が、樹脂ヒンジ部を介して前記ケース本体に開閉可能に連結されていることを特徴とする請求項6記載の用紙類保管用ケース。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、オフィス等でプリンタ用紙等の用紙類を好適に保管し得る用紙類保管用ケースに関するものである。
【0002】
【従来の技術】インクジェット用紙やワープロ感熱紙等のプリンタ用紙は、通常、例えば100枚等の所定の枚数を袋詰めされた状態で販売されている。このようなプリンタ用紙としては、種々の規格サイズのものは勿論、色や絵付きのもの、ラベルシートタイプのもの等、種々の種類のものがある。
【0003】そして、この種のプリンタ用紙をオフィス等で保管する場合、従来は、袋詰め状態或いは袋から出したむき出し状態のまま、プリンタやコピー機の横に積み重ねて保管したり、机上のブックスタンドに本等と共に立てて保管したりするのが一般的であった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前者の場合、特に種々のサイズや種類のものを一緒に積み重ねると、所望のサイズ或いは種類の用紙類がどこにあるのか一見して分かり難く、また下方に積み重ねられたものは、すぐに取り出せないなどの不具合がある。また、用紙類はそれ自身が自立性を有するものではないため、後者のように立てた状態で保管すると、撓み癖が付きやすいなど、用紙類を痛める恐れがある。
【0005】さらに、袋詰状態で保存する場合はまだいいが、むき出しで保存する場合は、用紙類が折れたり、汚れたりしやすいものであった。このように、従来は用紙類を購入時の袋詰状態のまま、或いはむき出しで保管する場合が多く、例えば用紙類を好適に保管しておくことができる専用の用紙類保管用ケースのようなものが望まれている。
【0006】
【課題を解決するための手段】かかる要望に対応するために、本発明の用紙類保管用ケースは、プリンタ用紙等の用紙類を専用の保管用ケース内に収納して保管するようにし、さらに保管用ケースを配置場所に出し入れする出し入れ動作と蓋体の開閉動作とを一連の連続した動作で行い得る使い勝手の良好な構成としている。
【0007】
【発明の実施の形態】すなわち、本発明の用紙類保管用ケースは、内部に用紙類を収納した状態で任意の配置場所に配置される用紙類保管用ケースであって、用紙類の面部を被覆する一対の略矩形状の面部被覆壁を少なくとも有し、この面部被覆壁の一方の長辺側に開口部を設けたケース本体と、前記ケース本体の開口部を蓋する位置に設けてあり、一縁を前記面部被覆壁の一方の長辺側に開き位置と閉じ位置との間で正逆方向に回転可能となるように連結した蓋体とを具備してなり、前記蓋体が、ケース本体を配置場所へ出し入れする際の把手として機能し、前記配置場所への出し入れ動作と、前記蓋体の開閉動作とを連続した一連の動作で行い得るように構成していることを特徴とするものである。
【0008】このような構成のものであると、保管用ケース内に収納することにより用紙類を撓み、折れ、埃等から有効に保護することができるだけでなく、例えば、サイズ別、種類別等に分類、整理した状態で好適に保管することができる。また、自身は自立性を有しない用紙類を、撓みを防止しながら、起立状態(用紙類の面部を鉛直方向に配置した状態)で保管することが可能となる。このように起立状態で保管できるため、積み重ね状態で保管する場合と比べて、複数個を並べて配置した場合に、配置場所からの出し入れの利便性を向上させることができる。また、蓋体を有しているため、移動時等に用紙類が保管用ケース外に飛び出し、落下したりすることがない。さらに、ケース本体の開口部が、面部被覆壁の長辺側に位置しているので、蓋体を開いた場合に、用紙類の長辺側が開口部側に位置することとなり用紙類がつかみ易く、さらにケース本体から用紙類を出し入れする際の用紙類の移動距離が小さくて済む等、ケース本体からの用紙類の出し入れの利便性を向上させることが可能である。
【0009】このように、この保管用ケースは、用紙類を良好な状態で保管することを可能にしたものであるが、さらに、保管用ケースの配置場所への出し入れ動作、蓋体の開閉動作を円滑に行い得るものである。すなわち、この保管用ケースは、蓋体が、ケース本体を配置場所へ出し入れする際の把手として機能するように構成されており、保管用ケースの配置場所への出し入れ動作と、蓋体の開閉動作とを連続した一連の動作で行い得るようにしている。具体的に説明すると、例えば、用紙類が必要な場合には、任意の配置場所に配置してある保管用ケースの蓋体を一方の手でつかんで身体側に引き寄せた後、そのまま蓋体をつかんだ一方の手を利用して該蓋体を開き方向に回転させれば、保管用ケースの出し入れ動作と蓋体の開閉動作との間に無駄な動作を挟むことなく、また手を持ち替えることもなく連続した一連の動作でこれらを行うことができ、所望の用紙類を円滑且つ迅速に取り出すことができる。さらに、前記蓋体をケース本体の長辺側に設けているので、把手として利用する際にもつかみ位置の自由度が高い等、使い勝手が良好なものとなる。
【0010】また、本発明の好適な実施の形態としては、部材の弾性変形を利用して蓋体を閉じ位置に保持するクリックストップ機構を具備しているものが挙げられる。このような構成のものであると、蓋体をケース本体に止めるために複雑な機構の止め具等を設けずとも、簡単な構成で蓋体を閉じ位置に保持できる上、開きたい場合には蓋体に一定の回転力を加えれば簡単にワンタッチで開かせることができる。一方、蓋体に一定の回転力を加えなければ開くことがないため、蓋体を把手として機能させた場合等に誤って蓋体が開いてしまうことがない。
【0011】クリックストップ機構の簡単で有効な構成としては、ケース本体及び蓋体が、各々、用紙類の面部を被覆する一対の略矩形状の面部被覆壁と、これら面部被覆壁の短辺間を連結する一対の連結壁とを具備してなり、蓋体の一方の面部被覆壁をケース本体の一方の面部被覆壁に回転可能に連結し、閉じ位置で蓋体の他方の面部被覆壁をケース本体の他方の面部被覆壁に重合させるものであって、前記クリックストップ機構が、蓋体の他方の面部被覆壁と、前記蓋体の回転支点からの離間距離が前記蓋体の面部被覆壁間の内法寸法よりも大きくなるようにケース本体から突出した突出部とにより構成されるものが挙げられる。
【0012】特別な加工を施すことなく、突出部を形成するには、前記突出部が、ケース本体の連結壁の端部であることが望ましい。内部に収容されている用紙類のサイズや種類を外部から確認できるようにするには、少なくとも蓋体が、透過性を有する素材から形成されていることが望ましい。
【0013】簡単な加工方法で安価に構成でき、また長期間の使用に耐え得るものとするには、ケース本体及び蓋体が、合成樹脂素材からなる一体成型品であることが望ましい。また、この場合には、蓋体を、樹脂ヒンジ部を介して前記ケース本体に開閉可能に連結することが望ましい。
【0014】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面を参照して説明する。本実施例の用紙類保管用ケース1は、オフィス等でプリンタ用紙等の用紙類を保管するものとして利用されるものであり、図1に示すように、例えば、収納家具Aの棚板上等の配置場所Hに縦長に起立させた状態で配置される。
【0015】以下、この用紙類保管用ケース(以下、保管用ケースと略す)1について図2〜図9を参照して具体的に説明する。図4は、前記保管用ケース1を形成する前段階におけるケース本体2及び蓋体3の展開図であり、同図中、一点鎖線で示す線は、90度の折曲線を示している。保管用ケース1は、図2及び図3に示すように、例えばA4サイズの用紙類Yを100枚単位で袋詰めしたものを2〜3冊分、好適に収納できる大きさに設定されたものである。この保管用ケース1は、側面視略矩形状で、一方の長辺たる前縁側に開口部21を有するケース本体2と、前記ケース本体2の開口部21を蓋する位置に設けてあり、後縁を前記ケース本体2の前縁側に閉じ位置P(図2参照)と開き位置Q(図3参照)との間で正逆方向に回転可能となるように連結した蓋体3とを具備してなる。そして、前記蓋体3が、ケース本体2を収納家具A内の配置場所Hへ出し入れする際の把手として機能し、前記配置場所Hへの出し入れ動作と、前記蓋体3の開閉動作とを連続した一連の動作で行い得るように構成している。なお、本実施例でいうところの開き位置Qとは、用紙類Yをケース本体2から円滑に取り出し得る程度に前記開口部21を開放した位置である。
【0016】ケース本体2は、図2〜図4に示すように、弾性変形可能な合成樹脂等の素材で、比較的透過性の高いものを用いて形成されている。ケース本体2は、用紙類Yの面部Y1を被覆する一対の略矩形状の面部被覆壁たる左右側壁22、23と、これら左右側壁22、23の短辺間を連結する連結壁たる上下壁24と、左右側壁22、23の他方の長辺たる後縁側を連結する背壁25とを具備してなり、前記左右側壁22、23、上下壁24、背壁25を一体的に折り曲げ成形し、左右側壁22、23の前縁間に開口部21を形成している。左側壁22は、前縁が部分円弧状に切り欠かれた形状をなしている。また、上下壁24は、上下外壁部241と、この上下外壁部241の内側に配置される第1、2の上下内壁部242、243とからなる二重壁構造となっている。前記第1の上下内壁部242は、図4に示すように、組み立て位置で後縁側となる位置に台形状の切欠を有しており、前記第2の上下内壁部243は、この切欠内に収まる略台形状をなしている。なお、第1、第2の上下内壁部242、243と上下外壁部241とを重合させて上下壁24を形成する際、これら内外壁部は溶着により固定され、図4中符号kで示すのは、その溶着箇所である。また、上下外壁部241は、その前縁が、左方に行くほど漸次後方位置に推移するように、前端部が略三角形状に切り欠かれた形状をなしている。一方、この上下外壁部241の内側に位置する第1の上下内壁部242は、前端部側が平面視略矩形状をなしているため、該前端部が上下外壁部241の前縁から前方に延びて位置する。
【0017】蓋体3は、ケース本体2の成形時に一体的に作り込まれるもので、ケース本体2の開口部21を蓋する位置に設けてあり、後縁をケース本体2の右側壁23の前縁に樹脂ヒンジ部4を介して開閉可能に連結されている。この蓋体3も、ケース本体2と同じく弾性変形可能な合成樹脂等の素材で、比較的透過性の高いものを用いて形成されており、ケース本体2と同様に、用紙類Yの面部Y1を被覆する一対の略矩形状の面部被覆壁たる左右側壁32、33と、これら左右側壁32、33の短辺間を連結する一対の連結壁たる上下壁34と、左右側壁32、33の前縁間を連結する前壁35とを具備してなり、前記左右側壁32、33、上下壁34、前壁35を一体的に折り曲げ成形しているものである。左側壁32は、後縁が部分円弧状に膨らんだ形状をなしている。また、上下壁34は、後縁が、左方に行くほど漸次後方位置に推移するように略三角形状に突出し、この突出した部分が閉じ位置Pで前記ケース本体2の上下外壁部241の略三角形状の切り欠いた部分内に収まるように構成されている。さらに、この上下壁34は、上下外壁部341と、この上下外壁部341の内側に配置される第1、2の上下内壁部342、343とからなる二重壁構造となっている。第1の上下内壁部342は、図4に示すように、組み立て位置で前縁側となる位置に台形状の切欠を有しており、前記第2の上下内壁部343は、この切欠内に収まる略台形状をなしている。なお、第1、第2の上下内壁部342、343と上下外壁部341とを重合させて上下壁34を形成する際、これら内外壁部は溶着により固定されるが、図4中符号kで示すのはその溶着箇所である。
【0018】前述したように、この蓋体3は、その右側壁33をケース本体2の右側壁23の前縁に設けた樹脂ヒンジ部4を介して回転可能に連結されているが、樹脂ヒンジ部4が設けてあるケース本体2の右側壁23の前縁は、ケース本体2の左側壁22の前縁よりも後方に奥まった位置に配置されており、また前述したように、蓋体3の上下壁34は、後縁が、反樹脂ヒンジ部4側である左方に行くほど漸次後方位置に推移するような形状となっているため、閉じ位置Pで、蓋体3はケース本体2の前端部に重合して被ることとなる。
【0019】また、この保管用ケース1は、ケース本体2と蓋体3間に部材の弾性変形を利用して蓋体3を閉じ位置Pに保持するクリックストップ機構5を設けている。クリックストップ機構5は、蓋体3が樹脂ヒンジ部4を回転支点mとして回転する際の回転端となる蓋体3の左側壁32と、回転支点mからの離間距離が前記蓋体3の左右側壁32、33間の内法寸法rよりも大きくなるようにケース本体2から突出した突出部51とから構成されている。具体的には、この突出部51は、図5に示すように、ケース本体2の第1の上下内壁部242の前端部において、蓋体3の回転支点mを中心とし、蓋体3の左右側壁32、33の内法寸法rを半径とする円弧n外に位置する部分(図5中、符号51で示す塗りつぶし部分)である。蓋体3は、閉じ位置Pでは、その左側壁32がケース本体2の第1の上下内壁部242の外側に位置し、開き方向への一定の回転力を加えられない限りこの位置に保持される。一方、この閉じ位置Pから蓋体3を開く場合には、前記突出部51が、蓋体3の左側壁32の回転軌道上に位置するため、該突出部51が左側壁32の回転を規制することになる。しかし、ケース本体2及び蓋体3は、弾性変形可能な合成樹脂素材により形成されているため、一定の回転力を加えて蓋体3を開き方向に回転すると、蓋体3の左側壁32は、図6中想像線で示す状態から実線で示す状態まで突出部51に押されて若干外側に撓んで広がり、逆に突出部51は左側壁32に押されて若干内側に撓わむため、左側壁32が突出部51の干渉を回避して通過することができる。そして、突出部51を通過した後は、回転動作がスムーズなものとなり、図中矢印で示す方向へ開き位置Qに向かって回転すれば、開口部21を用紙類Yを取り出し可能な状態に開放することができる。
【0020】次に、この保管用ケース1の使用方法について説明する。この保管用ケース1は、通常は、図1に示すように収納家具Aの棚板上等の配置場所Hに蓋体3側を前面側にした状態で複数個を立てて収納されている。そして、所望のサイズ或いは種類の用紙類Yを取り出したい場合には、先ず、蓋体3の外側から内部の用紙類Yのサイズ、種類を確認する。前述したように、蓋体3は、透過性の高い素材により形成されているため、外側から内部の用紙類Yを確認することが可能である。しかる後、図7に示すように、所望の用紙類Yが収納された保管用ケース1の蓋体3を一方の手Tで掴み、この蓋体3を把手として利用して前方に引き出し、配置場所Hから保管用ケース1を取り出して身体側に引き寄せる。このとき、蓋体3とケース本体2間には、前記クリックストップ機構5があるので、蓋体3を把手として利用しても蓋体3が開いてしまうことがない。次に、蓋体3をつかんでいるのと別の手でケース本体2を支持する等しながら、配置場所Bから引き出す際につかんでいた一方の手Tをそのまま利用して蓋体3を図8中矢印で示す開き方向に回転させる。このようにすると、開口部21が図9に示すように開放状態となり、ケース本体2内に収納した用紙類Yを取り出すことが可能となる。
【0021】このような構成のものであると、保管用ケース1内に収納することにより用紙類Yを撓み、折れ、埃等から有効に保護することができるだけでなく、例えば、サイズ別、種類別等に分類、整理した状態で好適に保管することができる。また、自身は自立性を有しない用紙類Yを、撓みを防止しながら、起立状態(用紙類の面部を鉛直方向に配置した状態)で保管することが可能となる。このように起立状態で保管できるため、積み重ね状態で保管する場合と比べて、複数個を並べて配置した場合に、配置場所Hからの出し入れの利便性を向上させることができる。また、蓋体3を有しているため、移動時等に用紙類Yが保管用ケース1外に飛び出し、落下したりすることがない。さらに、ケース本体2の開口部21が、左右側壁22、23の長辺側に位置しているので、蓋体3を開いた場合に、用紙類Yの長辺側が開口部21側に位置することとなり用紙類Yがつかみ易く、さらにケース本体2から用紙類Yを出し入れする際の用紙類Yの移動距離が小さくて済む等、ケース本体2からの用紙類Yの出し入れの利便性を向上させることが可能である。
【0022】このように、この保管用ケース1は、用紙類Yを良好な状態で保管することを可能にしたものであるが、さらに、この保管用ケース1は、蓋体3が、ケース本体2を配置場所Hへ出し入れする際の把手として機能するように構成されているため、保管用ケース1の出し入れ動作と蓋体3の開閉動作との間に無駄な動作を挟むことなく、また手を持ち替えることもなく連続した一連の動作でこれらを行うことができ、所望の用紙類Yを円滑且つ迅速に取り出すことができる。さらに、前記蓋体3をケース本体2の長辺側に設けているので、把手として利用する際にもつかみ位置の自由度が高い等、使い勝手が良好なものとなる。
【0023】部材の弾性変形を利用して蓋体3を閉じ位置Pに保持するクリックストップ機構5を具備しているので、蓋体3をケース本体2に止めるために複雑な機構の止め具等を設けずとも、簡単な構成で蓋体3を閉じ位置に保持できる上、開きたい場合には蓋体3に一定の回転力を加えれば簡単にワンタッチで開かせることができる。一方、蓋体3に一定の回転力を加えなければ開くことがないため、蓋体3を把手として機能させた場合等に誤って蓋体3が開いてしまうことがない。
【0024】また、このクリックストップ機構5が、蓋体3が樹脂ヒンジ部4を回転支点mとして回転する際の回転端となる蓋体3の左側壁32と、回転支点mからの離間距離が前記蓋体3の左右側壁32、33間の内法寸法rよりも大きくなるようにケース本体2から突出した突出部51とから構成されているならば、簡単な構成で蓋体3を閉じ位置Pに保持することを実現し得る。
【0025】前記突出部51が、ケース本体2の第1の上下内壁部242の端部であるので、特別な加工を施すことなく、前記突出部51を形成することができる。蓋体3が、透過性を有する素材から形成されているので、内部に収容されている用紙類Yのサイズや種類を外部から確認することができる。ケース本体2及び蓋体3が、合成樹脂素材からなる一体成型品であるので、簡単な加工方法で安価に構成でき、また長期間の使用に耐え得るものとなる。
【0026】また、この場合に、蓋体3を、樹脂ヒンジ部4を介して前記ケース本体2に開閉可能に連結しているので、簡単な構成でケース本体2及び蓋体3を構成している素材の一部を利用してヒンジ部を形成することができる。なお、各部の具体的な構成は、上述した実施例に限定されるものではない。例えば、保管用ケース1の配置場所Hは、前述したものに限定されず、例えば、引き出し内の収納空間に配置するようにしてもよい。この場合には、上述した実施例では前壁となるように配置していた蓋体3の連結壁を上壁となるように配置する等、ケースの配置状態も上述した実施例に限定されない。さらに、保管用ケース1の大きさは、本実施例のものに限定されないのは勿論である。
【0027】その他の構成も、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形が可能である。
【0028】
【発明の効果】本発明は、以上説明したような形態で実施され以下に記載されるような効果を奏する。すなわち、本発明の用紙類保管用ケースは、プリント用紙等の用紙類を保管できる保管専用のケースであり、用紙類を撓みや折れや埃等から有効に保護することができる。また、用紙類を、例えば、サイズ別、種類別等に分類、整理した状態で保管することができるため、必要な用紙類を迅速に揃えることができ、オフィス等での作業率の向上を図ることができる。
【0029】さらに、ケース本体の長辺側に設けた開口部を蓋する蓋体が、ケース本体を配置場所へ出し入れする際の把手として機能するものであり、前記配置場所への出し入れ作業と、前記蓋体の開閉作業とを連続した一連の動作で行い得るように構成しているので、少ない動作で所望の用紙類を円滑且つ迅速に取り出すことが可能になる。
【0030】部材の弾性変形を利用して蓋体を閉じ位置に保持するクリックストップ機構を具備しているならば、蓋体をケース本体に止めるために複雑な機構の止め具等を設けずとも、簡単な構成で蓋体を閉じ位置に保持できる上、開きたい場合には蓋体に一定の回転力を加えれば簡単にワンタッチで開かせることができる。一方、蓋体に一定の回転力を加えなければ開くことがないため、蓋体を把手として機能させた場合等に誤って蓋体が開いてしまうことがない。
【0031】ケース本体及び蓋体が、各々、用紙類の面部を被覆する一対の略矩形状の面部被覆壁と、これら面部被覆壁の短辺間を連結する一対の連結壁とを具備してなり、蓋体の一方の面部被覆壁をケース本体の一方の面部被覆壁に回転可能に連結し、閉じ位置で蓋体の他方の面部被覆壁をケース本体の他方の面部被覆壁に重合させるものであって、前記クリックストップ機構が、蓋体の他方の面部被覆壁と、前記蓋体の回転支点からの離間距離が前記蓋体の面部被覆壁間の内法寸法よりも大きくなるようにケース本体から突出した突出部とにより構成されているならば、簡単な構成で蓋体を閉じ位置に保持することを実現し得る。
【0032】前記突出部が、ケース本体の連結壁の端部であるならば、特別な加工を施すことなく、突出部を形成することができる。少なくとも蓋体が、透過性を有する素材から形成されているならば、内部に収容されている用紙類のサイズや種類を外部から確認することができる。ケース本体及び蓋体が、合成樹脂素材からなる一体成型品であるならば、簡単な加工方法で安価に構成でき、また長期間の使用に耐え得るものとなる。
【0033】また、この場合に、蓋体を、樹脂ヒンジ部を介して前記ケース本体に開閉可能に連結するならば、簡単な構成でケース本体及び蓋体を構成している素材の一部を利用してヒンジ部を形成することができる。




 

 


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