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発明の名称 ファイル
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2001−30674(P2001−30674A)
公開日 平成13年2月6日(2001.2.6)
出願番号 特願平11−207850
出願日 平成11年7月22日(1999.7.22)
代理人 【識別番号】100101188
【弁理士】
【氏名又は名称】山口 義雄
【テーマコード(参考)】
2C017
【Fターム(参考)】
2C017 UA00 UC08 
発明者 清見 多喜夫
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】 表紙体と、この表紙体の外面側に位置して当該表紙体に保持される外側部材と、この外側部材の位置に対応する表紙体の内面側に着脱自在に設けられた綴じ具とを備えたファイルにおいて、前記表紙体と外側部材との間に、外側から操作可能な操作部を有し、且つ、前記表紙体を貫通して前記綴じ具を保持する保持部材を備えた移動部材を設け、前記操作部を所定操作して前記移動部材と綴じ具とを相対移動させることで前記綴じ具が表紙体に着脱自在に設けられていることを特徴とするファイル。
【請求項2】 背表紙を介して連設された表表紙及び裏表紙とからなる表紙体と、前記背表紙の外面側に位置して表紙体に保持される外側部材と、前記背表紙の内面側に着脱自在に設けられた複数の綴じ具とを備えたファイルにおいて、前記背表紙の左右幅方向に沿って当該背表紙と外側部材との間に複数列設けられるとともに、前記背表紙を貫通して各綴じ具をそれぞれ保持する保持部材を備えた移動部材を設け、前記移動部材は、前記背表紙の上下方向に沿う端部側に操作部を備えて構成されるとともに、当該操作部を所定操作して前記移動部材と綴じ具とを相対移動させることで前記綴じ具が表紙体に着脱自在に設けられていることを特徴とするファイル。
【請求項3】 前記外側部材は、前記移動部材を受容する案内部を備え、この案内部と前記移動部材との間には、当該移動部材が前記綴じ具に保持力を付与する方向に付勢するばねが設けられていることを特徴とする請求項1又は2記載のファイル。
【請求項4】 前記表紙体の一端部に切欠部が形成され、この切欠部の領域に収まるように前記操作部が配置されることを特徴とする請求項1,2又は3記載のファイル。
【請求項5】 前記外側部材の一端側に操作用穴が形成され、この操作用穴の内側領域に収まるように前記操作部が配置されることを特徴とする請求項1,2又は3記載のファイル。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はファイルに係り、更に詳しくは、複数個の綴じ具を表紙体側に装着できる一方、外側からの操作によって綴じ具を表紙体から取り外すことのできるファイルに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、個々に独立した綴じ具を複数個装着可能としたファイルが知られている。このファイルは、板状をなすベース部材に複数列の溝を設けておき、各溝に綴じ具をスライド操作で装着することにより、綴じ具毎に独立した書類の加除整理が行えるようになっている。また、ベース部材に片状のストッパを形成し、綴じ具がベース部材の所定の装着位置にセットされたときに、ストッパが綴じ具に係合して当該綴じ具の移動を規制する構成も採用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このようなファイルにあっては、前記ストッパが作用している状態を解除する場合に、ベース部材の内面側からストッパを押圧変位させることで綴じ具を取り外す方向に移動可能とするものであり、従って、ファイルの外側から綴じ具を取り外すための操作を行い得ないという不都合がある。そのため、書類等が綴じ具に綴じ込まれた状態では、指先をストッパにアクセスする空間がなくなり、当該ストッパの押圧操作自体を困難ならしめるという不都合を招来する。
【0004】
【発明の目的】本発明は、このような不都合に着目して案出されたものであり、その目的は、表紙体の内面側に装着された綴じ具に書類等が綴じ込まれた状態であっても、これに左右されることなく、外側からの操作によって容易且つスムースに綴じ具を取り外しできるファイルを提供することにある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記目的を達成するため、本発明は、表紙体と、この表紙体の外面側に位置して当該表紙体に保持される外側部材と、この外側部材の位置に対応する表紙体の内面側に着脱自在に設けられた綴じ具とを備えたファイルにおいて、前記表紙体と外側部材との間に、外側から操作可能な操作部を有し、且つ、前記表紙体を貫通して前記綴じ具を保持する保持部材を備えた移動部材を設け、前記操作部を所定操作して前記移動部材と綴じ具とを相対移動させることで前記綴じ具が表紙体に着脱自在に設けられる、という構成を採っている。このように構成により、綴じ具に書類が綴じ込まれた状態であっても、操作部が綴じ込み領域と干渉しない位置にあるため、外側からの操作によって容易に綴じ具を取り外すことが可能となる。
【0006】具体的には、背表紙を介して連設された表表紙及び裏表紙とからなる表紙体と、前記背表紙の外面側に位置して表紙体に保持される外側部材と、前記背表紙の内面側に着脱自在に設けられた複数の綴じ具とを備えたファイルにおいて、前記背表紙の左右幅方向に沿って当該背表紙と外側部材との間に複数列設けられるとともに、前記背表紙を貫通して各綴じ具をそれぞれ保持する保持部材を備えた移動部材を設け、前記移動部材は、前記背表紙の上下方向に沿う端部側に操作部を備えて構成されるとともに、当該操作部を所定操作して前記移動部材と綴じ具とを相対移動させることで前記綴じ具が表紙体に着脱自在に設けられる、という構成が採用されている。これにより、複数の綴じ具が背表紙の内面側に設けられる場合であっても、任意の綴じ具を極めて容易且つ迅速に着脱することができる。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明における綴じ具は、前記外側部材は、前記移動部材を受容する案内部を備え、この案内部と前記移動部材との間には、当該移動部材が前記綴じ具に保持力を付与する方向に付勢するばねが設けられる、という構成を採ることが好ましい。このような構成とすれば、ばねが圧縮される方向に操作部を押圧操作するだけで綴じ具の取り外しが行える一方、綴じ具を装着位置にセットしたときに操作部への押圧を解除するだけで綴じ具を保持することができ、操作性に優れた着脱構造とすることが可能となる。
【0008】また、本発明は、前記表紙体一端部に切欠部が形成され、この切欠部の領域に収まるように前記操作部が配置される、という構成が採用されている。これにより、操作部が表紙体の外縁よりも外側に突出しなくなり、不用意な外力が操作部に加えられる虞を効果的に防止することができる。
【0009】更に、前記切欠部に替えて、外側部材の一端側に操作用穴を形成し、この操作用穴の内側領域に収まるように前記操作部を配置する、という構成を採用してもよい。これによれば、不用意な外力が操作部に加えられる虞を一層確実に防止することが可能となる。
【0010】なお、本明細書において、特に明示しない限り、「上」、「上部」若しくは「上端」とは、ファイルを縦置き姿勢としたときの上方側について用いられる一方、「下」、「下部」若しくは「下部」とは、同姿勢としたときの下方側について用いられる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照しながら説明する。
【0012】図1には、実施例に係るファイルの内側要部概略斜視図が示され、図2には、図1のA−A線に沿う矢視断面図が示されている。これらの図において、ファイル10は、中間に背表紙11を介して両側に表表紙12及び裏表紙13を屈曲可能に連ねてなる表紙体14と、前記背表紙11の外面側に位置する外側部材15と、この外側部材15と背表紙11との間に配置された移動部材としてのスライダ16と、前記背表紙11の内面側に位置するとともに、外側部材16と相互に作用して背表紙11を挟むように装着される三個の綴じ具17とを備えて構成されている。なお、図示の状態では、綴じ具17が一個示されているが、本実施例では、同一の構造を備えた三個の綴じ具17が着脱自在に配置されるようになっている。
【0013】前記背表紙11は、ファイル10を起立姿勢としたときの上端部、すなわち図3中長手方向左端部に略コ字状の切欠部20が形成され、背表紙11の上端縁11Aが表表紙12の上端縁12A及び裏表紙13の上端縁13Aより若干落ち込んだ位置となるように形成されている。前記上端縁11Aの下方隣接位置、すなわち、図3中右側の隣接位置には、背表紙11の短寸幅方向に沿って三個の角穴22が形成されているとともに、これより順次下方位置に向かって、長穴23と、角穴24、大径丸穴25及び角穴26がそれぞれ形成されている。また、背表紙11の上、中、下部領域には、複数の小孔28が散点的に形成されており、これらの各小孔28を利用して、外側部材15の内面側に形成された突起29(図4参照)を差し込み可能として当該外側部材15を背表紙11の外面側に装着できるようになっている。なお、表表紙12及び裏表紙13は、背表紙11の短寸幅方向両端部に屈曲部30を介して背表紙11に連なるように設けられている。
【0014】前記外側部材15は、図4に示されるように、前記背表紙11の外面側に位置する略長方形状の板状をなす本体面部35と、この本体面部35の短寸幅方向両側から若干起立する一対の側面部36と、この側面部36の下端すなわち図4中右端に設けられた下面部37とを備え、これにより前記背表紙11領域をすっぽりと収めることができるようになっている。本体面部35の上端側には、背表紙11の切欠部20に略対応した波状切欠部38が形成されている。また、本体面部35の上端より中央部やや下方位置までの内面領域には、スライダ16を受容して当該スライダ16を上下方向に沿って移動可能に案内する案内部としての凹溝40が三列に亘って形成されているとともに、当該凹溝40内の長手方向略中央部には、背表紙11の長穴23内に位置可能となるばね受け突片41がそれぞれ設けられている。また、本体面部35の下部側には、背表紙11の大径丸穴25に略一致する外側丸穴42が形成されているとともに、これの直下位置には、背表紙11の角穴26及び後述する綴じ具17の角穴65内に位置可能となる突部43が設けられ、突部43の更に下方位置には背表紙11の下端縁領域を引っ掛け可能な三個のフック45が形成されている。なお、前記本体面部35の外面側には、図2に示されるように、僅かに凹んだ領域を設けることによって適宜な見出し片を装着可能な見出し表示部46が形成されている。
【0015】前記スライダ16は、図4及び図5に示されるように、外側部材15の凹溝40内に受容される長片状のスライダ本体50と、このスライダ本体50の上端すなわち図4中左端に一体的に設けられた操作部51と、スライダ本体50の長手方向両端近傍にそれぞれ設けられるとともに、背表紙11の角穴22,24を通じてファイル10の内側に突出する保持部材としての鈎状部52,52と、これら鈎状部52間において、スライダ本体50の面位置より、若干内方に隆起したばね収容部54とを備えて構成されている。
【0016】前記操作部51は、スライダ本体50の短寸方向幅よりも若干幅広く形成されているとともに、組み立て完了状態で、背表紙11及び外側部材15の上端側に形成された切欠部20及び波状切欠部38内に略ぴったりと収まるように位置し、これにより、ファイル10の外側に操作部51を位置させて後述する操作が行えるようになっている。また、前記ばね収容部54には、ばね55を内側から装着できるようにするためのスロット穴56が形成されている。
【0017】前記綴じ具17は、図1及び図3に示されるように、背表紙11の内面側に接して当該背表紙11の上下方向に延びる長片状のベース60と、このベース60の短寸幅方向両端から起立する方向に向けられた開閉動作可能な一対の綴じ板61,61と、一方の綴じ板61の内面側に設けられて他方の綴じ板61側に延びる綴じ軸63とを備えて構成されている。ベース60の面内には、スライダ16の鈎状部52が貫通する角穴65が二箇所に形成されているとともに、下端側には、外側部材15の突部43が入り込む角穴66が形成されている。なお、ベース60の外面側には、面位置を僅かに凹ませてラベル等の貼付を可能とした見出し表示部67(図5参照)が形成されている。
【0018】次に、前記ファイル10の組み立て方法並びに綴じ具17の着脱方法について説明する。
【0019】ファイル10を組み立てる場合には、外側部材15の内面側に形成されている凹溝40内にスライダ16をセットしておき、その状態で、外側部材15を背表紙11の外面側に添わせる。そして、外側部材15の内面側に散点的に形成された突起29を背表紙11の小孔28内にそれぞれ嵌め込み、これによって、外側部材15を背表紙11に固定することができる。
【0020】背表紙11に対して外側部材15並びにスライダ16の組み立てが行われた状態では、スライダ16の各鈎状部52は、背表紙11の角穴22,24内を貫通した位置にあり、また、スライダ16のばね受け突片41は、背表紙11の長穴23内に位置することとなる。そして、前記ばね収容部54のスロット穴56よりばね55を挿入し、当該ばね55をばね受け突片41とばね収容部54の一端側との間に装着する。これにより、スライダ16は、図5中、背表紙11の角穴22,24の左端側に常に付勢された状態となる。
【0021】綴じ具17を装着する場合には、図6に示されるように、スライダ16の操作部51に対して外方から内方に向かって押し込むような外力を付与すればよい。これにより、各鈎状部52は、前述したばね55の付勢力に抗して角穴22,24の右端側にそれぞれ移動することとなる。そして、この状態を保ったまま、綴じ具17を、そのベース60の下端側を外側部材11のフック45に引っ掛けるように差し込み、ベース60の面を背表紙11の内面に接触させる。これにより、ベース60の各角穴65が背表紙11の角穴22,24に略一致する位置にセットされる。このとき、操作部51への押し込み力を解除すると、ばね55の付勢力によって鈎状部52が再び元の位置に戻るようになり、鈎上部52が角穴65を形成する縁部に引っ掛かって綴じ具17が背表紙11に固定されることとなる。
【0022】従って、本実施例によれば、操作部51の押し込み操作によって綴じ具17を難なく着脱でき、操作性が格段に改善されたファイルを提供できるという効果を得る。
【0023】前記背表紙11と外側部材15の下部側に設けられた大径丸穴25及び外側丸穴42は、ファイル10を書棚等に収納した際に指先を引っ掛けて手前側に引き出せるようにしたものであり、これにより、上端部に位置する操作部51に指先を引っ掛けて、不用意に綴じ具17が脱落することがないようになっている。
【0024】なお、前記実施例では、操作部51が背表紙11の長手方向に沿う一端側、すなわち上端部に形成された切欠部20に位置する構成を図示、説明したが、本発明は、これに限定されるものではない。例えば、図7及び図8に示されるように、外側部材15の一端側、すなわち上端側に操作用穴70を設け、この操作用穴70の内側領域に操作部51が位置するように配置することもできる。このような構成を採用すれば、既述の効果をもとより達成できるほか、操作部51が外側部材15の領域内に収まる状態になることから、操作部51の端部に、意図しない外力が加えられる虞を一層確実に防止することができる。
【0025】なお、前記実施例では、移動部材としてスライダ16を採用した場合を図示、説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、綴じ具17を背表紙11に固定することができる構造が採用されていればよい。
【0026】また、綴じ具17の構造も種々のものが採用可能である他、当該綴じ具17の装着個数も限定されるものではない。
【0027】更に、外側部材は、背表紙11の外面側に装着される場合に限らず、表表紙12又は裏表紙13に装着される場合であってもよい。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、前記表紙体と外側部材との間に綴じ具を保持する移動部材を設け、この移動部材の操作部を外部から操作可能な位置に配置する構成としたから、綴じ具に書類が綴じ込まれた状態であっても、操作部が綴じ込み領域と干渉しない位置となり、外側からの操作によって容易に綴じ具を取り外すことができる。従って、複数の綴じ具を着脱自在とした構成としても、任意の綴じ具を極めて容易且つ迅速に着脱することができる。
【0029】また、前記外側部材に移動部材の案内部を設けるとともに、この案内部と前記移動部材との間にばねを設けて移動部材が綴じ具に保持力を付与する構成としたから、ばねが圧縮される方向に操作部を押圧操作するだけで綴じ具の取り外しが行えるようになる一方、綴じ具を装着位置にセットしたときに操作部への押圧を解除するだけで綴じ具を保持することができ、従来構造に比べて操作性が格段に改善された着脱構造とすることが可能となる。
【0030】更に、本発明では、表紙体の一端部に切欠部を形成して当該切欠部の領域に収まるように操作部を配置したから、操作部が表紙体の外縁よりも外側に突出するということがなくなり、当該操作部に不用意な外力が加えられるような虞も効果的に防止することができる。
【0031】また、前記切欠部に替えて外側部材に設けられた操作用穴内に操作部を配置する構成では、不用意な外力が操作部に加えられる虞を一層確実に防止することが可能となる。




 

 


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