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発明の名称 画像印刷装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2001−347719(P2001−347719A)
公開日 平成13年12月18日(2001.12.18)
出願番号 特願2000−170992(P2000−170992)
出願日 平成12年6月7日(2000.6.7)
代理人 【識別番号】100076233
【弁理士】
【氏名又は名称】伊藤 進
【テーマコード(参考)】
2C087
5B057
5C052
5C076
【Fターム(参考)】
2C087 AA15 AB01 AC05 BB10 BD06 BD07 CA03 CB03 CB07 CB13 CB17 CB20 DA02 
5B057 AA11 CA01 CA08 CA12 CA16 CB01 CB08 CB12 CB16 CC01 CD02 CD05 CE08 CH20
5C052 AA11 AB04 DD02 EE02 EE08 FA01 FA03 FA04 FB01 FB05 FC08 FD07 FD08 FD14 FE04 FE08
5C076 AA13 AA21 AA22 BA02 CA02 CB02
発明者 田中 千春
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】 記録紙に画像を印刷するための印刷手段と、この印刷手段により印刷しようとする画像を表示装置に表示すべく、当該画像に対応する表示用の画像データを出力するための出力手段と、プリカットされた複数の領域を有するシール用印刷記録紙に対して上記複数の領域毎に同一の画像又はそれぞれ異なる画像を印刷する場合に、上記出力手段により出力される表示用の画像データに対して上記シール用印刷記録紙のプリカットされた各領域に対応する枠データの合成信号処理を施す枠合成手段と、を備えたことを特徴とする画像印刷装置。
【請求項2】 上記表示装置に表示される上記画像及び枠を当該表示装置の画面上で相対的に移動操作させるための移動操作手段を備え、上記枠合成手段は、上記移動操作手段の操作に応じた上記画像及び枠の相対位置にしたがって上記表示用の画像データと上記枠データとの合成信号処理を施すことを特徴とする請求項1に記載の画像印刷装置。
【請求項3】 上記印刷手段は、上記移動操作手段の操作に応じた上記画像及び枠の相対位置にしたがって上記シール用印刷記録紙に当該画像を印刷する処理を行なうことを特徴とする請求項2に記載の画像印刷装置。
【請求項4】 上記表示装置に表示される上記画像又は枠を拡大または縮小させて表示するための操作を行なう拡大縮小操作手段を備え、上記枠合成手段は、上記拡大縮小操作手段の操作に応じた上記画像及び枠の大きさにしたがった合成信号処理を施すことを特徴とする請求項1又は請求項2又は請求項3に記載の画像印刷装置。
【請求項5】 上記印刷手段は、上記拡大縮小操作手段の操作に応じた上記画像及び枠の大きさにしたがって上記シール用印刷記録紙に当該画像を印刷する処理を行なうことを特徴とする請求項4に記載の画像印刷装置。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、画像印刷装置、詳しくは電子的な画像データに基づく画像をテレビ等の画像表示装置に表示させるためのビデオ信号出力手段を有すると共に、当該画像データに基づく画像を印刷記録紙に印刷する印刷手段とを備えて構成される画像印刷装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、例えば撮像素子等を利用して電子的な画像信号等を撮影記録する電子スチルカメラ等によって記録された電子的な画像データに基づいて、当該画像データにより表わされる画像をテレビ等の画像表示装置に表示させるべくビデオ信号出力手段等を有し、さらに同画像データに基づく画像を印刷記録紙に印刷する印刷手段とを備えて構成される画像印刷装置については、種々の提案がなされまた一般的に実用化されている。
【0003】従来の画像印刷装置においては、印刷すべき画像の画像データを印刷する際には、例えば一枚の印刷記録紙の所定の印刷が可能な領域の範囲内(以下、印刷可能領域内という)に一つの画像を印刷する形態と、一枚の印刷記録紙の所定の印刷領域に複数の画像を並べて印刷する形態等、様々な形態で印刷出力し得るようになっている。さらに、一枚の印刷記録紙の所定の印刷可能領域内に複数の画像を並べて印刷する場合においては、同一の画像を複数並べて印刷するようにした形態や、異なる複数の画像を並べて印刷するようにする形態等もある。
【0004】このように、一枚の印刷記録紙に複数の画像を並べて印刷するのに対応させて、一枚の印刷記録紙の所定の印刷可能領域を予め複数の領域に分割し、各領域毎に容易に切り離すことができるように予め所定の部位が切断されている切り離し部などを備えたいわゆるプリカット印刷記録紙が用意されている。このプリカット印刷記録紙では、例えば縦方向に2画像と横方向に2画像を並べて印刷し4つの領域に切り離すことができるような切り離し部を備えた4分割印刷用紙や、同様に縦方向に3画像と横方向に3画像を並べて印刷し9つの領域に切り離すことができるような所定の切り離し部を備えた9分割印刷記録紙、縦方向に4画像と横方向に4画像を並べて印刷し16個の領域に切り離すことができるような所定の切り離し部を備えた16分割印刷記録紙等がある。さらに、このプリカット印刷記録紙には、印刷面の裏面側に粘着材を配したシール形態を構成するいわゆるシール用印刷記録紙がある。
【0005】一方、従来の画像印刷装置においては、例えば電子カメラ等において画像データ等を記録するために用いられる記録媒体と同様のもの、即ちカード形状の半導体記録媒体や円盤形状等からなる磁気記録媒体等を着脱自在に配設すると共に、当該記録媒体から画像データ等を直接読み出し得る記録媒体インターフェースを備え、さらにこれにより読み込んだ画像データに基づく画像をビデオ信号に変換した後、このビデオ信号をテレビ等の一般的な画像表示装置を用いて表示させるようにするビデオ信号出力手段等を備えて構成されているものが一般的に実用化され広く普及している。
【0006】このように、ビデオ信号出力手段を備えた構成とすることで、特別なデータ読出手段や画像処理装置等を利用せずに、記録媒体に記録済みの画像データに基づく画像を直接読み込み、これを表示出力すると共に、同画像データに基づいて所望の画像を印刷出力することができるようになる。
【0007】そして、このような従来の画像印刷装置であってビデオ信号出力手段を具備するものでは、所定の記録媒体から画像データ等を読み込んで所望の画像をプリカット印刷記録紙の所定の領域に対して印刷する際に、使用するプリカット印刷記録紙に対応させた形態のビデオ信号を生成し、このビデオ信号出力手段をテレビ等の一般的な画像表示装置に対して出力することで、これらの一般的な画像表示装置による画像表示を行なうことができるようになっているのが普通である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来の画像印刷装置においては、複数の画像をプリカット印刷記録紙を用いて印刷する際に、所望の画像の中の所望の画像領域をプリカット印刷記録紙の各プリカット領域の範囲内に正確に印刷することは困難な問題であった。
【0009】一般的に、従来の画像印刷装置では、印刷しようとする所望の画像を印刷記録紙の所定の印刷可能領域内に確実に印刷し得るようにするために、当該画像の印刷結果が印刷記録紙の各領域のサイズよりも若干大きくなるように設定されるのが普通である。
【0010】したがって、従来の画像印刷装置においては、印刷しようとする所望の画像の中の所望の領域が、印刷記録紙の所定の印刷可能領域内に予め配置されている各プリカット領域内に収まりきらず、当該プリカット領域の外縁部に配置された状態で印刷されてしまうような場合もあり得る。この場合には、意図しない印刷物が生成されることになってしまうことになる。
【0011】ここで、従来の画像印刷装置を用いて所望の画像を4分割プリカット印刷用記録紙(以下、4分割印刷用紙という)の印刷可能領域内に所定の配置で並べて印刷する場合について説明する。
【0012】図10は、従来の画像印刷装置において、ビデオ信号出力手段を介して接続される画像表示装置の表示形態(表示画面Ad)と、このとき表示される画像の画像データに基づいてこの画像を一枚の印刷用紙に印刷出力した際の印刷結果とを示す図である。
【0013】この場合には、まず予め決められた所定の手順(詳細は省略する)に従って、図10に示すような表示画面Adの表示領域内に印刷しようとする所望の画像100を画像印刷装置を用いて表示させる。
【0014】そして、この状態において、画像印刷装置の所定の操作を行なって印刷動作を実行させると、4分割印刷用紙Cdの所定の印刷可能領域210内には、画像100に対応する画像データに基づいて生成された縮小画像200a・200b・200c・200dが縦2画像×横2画像のように並べて印刷される。なお、図10において符号202は、各縮小画像200a〜200dの画像境界線を示している。また、同図符号201は、分割プリカット枠を示し、この分割プリカット枠201に沿って当該印刷用紙Cdの各所定の範囲内のみを切り離すことができるようになっている。
【0015】この場合においては、図10に示すように4分割印刷用紙Cdの分割プリカット枠201の範囲内に印刷される画像は、印刷しようとする元画像100の全領域に対してその周縁部が切り取られてしまうことになる。したがって、図10に示す例では、元画像100の主要被写体である人物像全体が分割プリカット枠201の範囲内に印刷されることを期待した場合には、意図しない印刷結果になってしまうことになる。
【0016】本発明は、上述した点に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、電子的な画像データに基づく画像をテレビ等の画像表示装置に表示させるためのビデオ信号出力手段を有すると共に、当該画像データに基づく画像を印刷記録紙に印刷する印刷手段とを備えて構成される画像印刷装置において、当該画像データに基づいて所定の分割印刷記録紙に対し所望の画像を複数並べて印刷する際には、所望の画像が所望の形態で容易にかつ確実に印刷され得るようにして、使用者の意図する印刷結果を容易に得ることのできる画像印刷装置を提供することである。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するために、第1の発明による画像印刷装置は、記録紙に画像を印刷するための印刷手段と、この印刷手段により印刷しようとする画像を表示装置に表示すべく、当該画像に対応する表示用の画像データを出力するための出力手段と、プリカットされた複数の領域を有するシール用印刷記録紙に対して上記複数の領域毎に同一の画像又はそれぞれ異なる画像を印刷する場合に、上記出力手段により出力される表示用の画像データに対して上記シール用印刷記録紙のプリカットされた各領域に対応する枠データの合成信号処理を施す枠合成手段とを備えたことを特徴とする。
【0018】これによれば、画像データにシール用印刷記録紙のプリカット領域に対応する枠データを合成し、表示装置において画像に重畳させて枠表示を行うようにしたので、シール用印刷記録紙のプリカットされた領域に印刷されるべき画像の確認を表示装置において容易に行なうことができる。
【0019】また、第2の発明は、上記第1の発明による画像印刷装置において、上記表示装置に表示される上記画像及び枠を当該表示装置の画面上で相対的に移動操作させるための移動操作手段を備え、上記枠合成手段は、上記移動操作手段の操作に応じた上記画像及び枠の相対位置にしたがって上記表示用の画像データと上記枠データとの合成信号処理を施すことを特徴とする。
【0020】これによれば、所定の操作手段(移動操作手段)を用いて表示装置に表示される画像と枠表示とのそれぞれを相対的に移動させて表示させることができるので、移動操作手段による画像と枠表示との相対的な位置を調整するのみで、所望の画像の所望の部位をシール用印刷記録紙のプリカットされた領域内に確実に印刷することができる。
【0021】そして、第3の発明は、上記第2の発明による画像印刷装置において、上記印刷手段は、上記移動操作手段の操作に応じた上記画像及び枠の相対位置にしたがって上記シール用印刷記録紙に当該画像を印刷する処理を行なうことを特徴とする。
【0022】これによれば、所定の操作手段(移動操作手段)を用いた操作に応じて画像と枠表示との相対的な位置関係を任意に調整することができるので、プリカット領域に対して画像の所望する部位を所望の位置に印刷し、使用者の意図通りの印刷結果を容易に得ることができる。
【0023】第4の発明は、上記第1の発明又は上記第2の発明又は第3の発明のいずれか一つの発明による画像印刷装置において、上記表示装置に表示される上記画像又は枠を拡大または縮小させて表示するための操作を行なう拡大縮小操作手段を備え、上記枠合成手段は、上記拡大縮小操作手段の操作に応じた上記画像及び枠の大きさにしたがった合成信号処理を施すことを特徴とする。
【0024】これによれば、所定の操作手段(拡大縮小操作手段)を用いて表示装置に表示される画像又は枠表示を拡大表示又は縮小表示させることができるので、画像と枠表示との相対的な大きさを調整することができるので、所望する印刷結果を容易に得ることができる。
【0025】第5の発明は、上記第4の発明による画像印刷装置において、上記印刷手段は、上記拡大縮小操作手段の操作に応じた上記画像及び枠の大きさにしたがって上記シール用印刷記録紙に当該画像を印刷する処理を行なうことを特徴とする。
【0026】これによれば、所定の操作手段(拡大縮小操作手段)の操作に応じた関係、即ち画像と枠表示との相対的な大きさの関係を調整することができるので、シール用印刷記録紙のプリカット領域に対する相対的な画像の大きさを所望の大きさとなるように調整し、意図する画像をプリカット領域の範囲内に印刷することが容易にできる。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、図示の実施の形態によって本発明を説明する。図1・図2は、本発明の第1の実施形態の画像印刷装置を示し、図1は本画像印刷装置を正面側から見た際の外観図、図2は当該画像印刷装置の内部構成を示すブロック構成図である。
【0028】なお、本実施形態の画像印刷装置としては、例えば三色のインクリボン(Y(イエロー)・M(マゼンタ)・C(シアン))を一枚の印刷記録紙(以下、印刷用紙という)に対して面順次に重ねて印刷するようにしたいわゆる熱昇華型の画像印刷装置を例にあげて説明する。
【0029】本実施形態の画像印刷装置1は、図1に示すように各種構成部材を内部に有すると共に、外装に各種の操作部材等を備えて構成される本体部11と、この本体部11の前面側から当該本体部11の内部に向けた方向に挿脱自在に設けられ、本画像印刷装置1によって所望の画像を印刷記録するための印刷用紙を複数収納する用紙収納部材12等によって構成されている。
【0030】本体部11の前面には、上述の用紙収納部材12を挿入する開口11aが設けられているほか、本画像印刷装置1によって印刷すべき画像を表わす画像データを記録した記録媒体3、例えばカード形状の半導体記録媒体や円盤形状の磁気記録媒体等を着脱自在に配設するカードスロット開口13や、本画像印刷装置1により記録媒体3や外部の画像再生装置などから当該画像印刷装置1へと入力される画像データ又はビデオ信号を受けて、同画像データ又はビデオ信号に対して所定の処理等を施した画像信号を出力する出力手段であるビデオ出力端子25等がそれぞれ所定の位置に配設されている。
【0031】本体部11の上面側には、本画像印刷装置1により所望の印刷動作を行なわしめるための各種の操作部材からなる操作部15が配設されている。この操作部15としては、例えば十字キー15aや予約/決定キー15b・印刷キー15c・分割キー15d・拡大キー15e・縮小キー15f・入力切換キー15g等がある。
【0032】十字キー15aは、一つの操作部材を四方向に操作し得るように構成された操作部材であり、本画像印刷装置1によって実行し得る各種の動作等を選択する場合、所望の画像データを生成するために表示画面の表示中の画像の移動や画像データの予約選択を行なう際のカーソル移動等の操作時に用いられる移動操作手段である。
【0033】予約/決定キー15bは、上述の十字キー15aにより選択した所望の動作等を予約又は決定する際に操作される操作部材である。
【0034】印刷キー15cは、実際の印刷動作の実行を開始させる際に操作する操作部材である。
【0035】分割キー15dは、印刷動作を行なう際の印刷形態の選択、即ち分割印刷モードか又は標準モードである一画像印刷モードかの所望の印刷形態を選択するために操作される。
【0036】拡大キー15e及び縮小キー15fは、印刷対象となる画像データに対して所定の信号処理を施す際に操作される操作部材であって、このうち拡大キー15eは、例えば画像の拡大処理を実行する際に操作し、縮小キー15fは、例えば画像の縮小処理を実行する際に操作するものである。
【0037】入力切換キー15gは、画像データの入力経路を切り換えるための操作部材である。
【0038】また、本画像印刷装置1には、当該画像印刷装置1の動作時における各種の状態等を表示する表示部16が、正面から上面にかけて外縁部の所定の位置に配設されている。この表示部16には、例えば発光ダイオード(LED)等が複数用いられており、その点灯又は点滅によって各種の表示を行ない得るようになっている。この表示部16による表示としては、例えば、・主電源の通電状態を表示する電源状態表示、・印刷動作が実行中であることを表示する印刷実行表示、・設定されている印刷モードの状態等を表示する印刷モード表示、・印刷用紙又は印刷用インクリボン等の供給不足等になったことを表示する用紙/リボン切れ表示、・各種のエラーの発生を警告するエラー警告表示、等である。
【0039】次に、本実施形態の画像印刷装置1における内部構成について、以下に説明する。なお、図2において示す点線は制御信号線を、実線はデータ信号線をそれぞれ示している。
【0040】本実施形態の画像印刷装置1は、所望の画像を印刷するのに際して所定の画像データを外部より取り込む必要があるが、この場合に用いられる信号入力系統は、次に示す三系統のものが具備されている。即ち、・ビデオテープレコーダ等の外部の画像再生装置(図示せず)等と本画像印刷装置1とを電気的に接続し、当該画像再生装置から出力されるビデオ信号を入力する接続端子であり、例えば一般的なビデオ映像信号ピン(RCA Pin)14aやいわゆるS端子(MiniDin 4P)14b等のビデオ入力端子14、・電子カメラ等において画像データ等を記録するための記録媒体3(図2では図示せず。図1参照)を着脱自在に配設し、この記録媒体3が装着されたときには、当該記録媒体3と本画像印刷装置1とを電気的に接続するカード接続部26、・外部の小型コンピュータ等の画像処理装置等(図示せず)と本画像印刷装置1を電気的に接続する所定の接続端子であるセントロニクス接続部34(パラレル接続)やUSB(Universal Serial Bus)接続部35(シリアル接続)、の三系統の画像信号入力手段である。
【0041】そして、これらのうちカード接続部26には、当該カード接続部26に装着される記録媒体3に記録されている画像データの読み込み等を行なうカードインターフェース(以下、カードI/Fと略記する)27が電気的に接続されている。
【0042】また、セントロニクス接続部34及びUSB接続部35には、これらを介して入力される画像データを受けるプリンタインターフェース(以下、プリンタI/Fと略記する)36が具備されている。
【0043】一方、本画像印刷装置1は、ビデオ入力端子14を介して本画像印刷装置1の内部に取り込まれる画像信号(アナログ信号)をデジタル信号に変換するA/D変換回路(図2では単にADと略記している)22と、A/D変換回路22によって変換された静止画像を表わすデジタル画像信号を一時的に記憶するビデオラム(VRAM)23と、このVRAM23からの出力信号又はA/D変換回路22からの出力信号等を受けて所定の画像表示装置によって表示するのに最適な形態の画像信号(アナログ信号)に変換するD/A変換回路24と、このD/A変換回路24によって生成された画像信号が出力されるビデオ出力端子(Video Out)25と、カード接続部26からカードI/F27を介して本画像印刷装置1に入力される画像データを一時的に記憶する画像データ保存用DRAM28と、本画像印刷装置1の全体を制御する例えばCPU等からなる制御手段であるワンチップマイコン31と、記録媒体3から読み込んだ画像データに対してファイル展開処理等、各種の信号処理を行なうために本画像印刷装置専用に作成された集積回路であるASIC(Application Specific Integrated Circuit;エーシック:以下、単にASICという)32と、画像データ保存用DRAM28に一時的に記憶され、所定の信号処理が施されて出力される印刷用の画像データ、またはセントロニクス接続部34及びUSB接続部35からプリンタI/F36を介して本画像印刷装置1へと入力される画像データ等を受けて、これを一時的に記憶する印刷データ保存用DRAM29と、この印刷データ保存用DRAM29から順次出力される一ライン毎のデータを受けて、印刷動作を実行する熱転写印字ヘッド(サーマルヘッド)33a等を含む印刷手段である印刷機構部33へと出力する印刷用バッファー30と、本画像印刷装置1を動作させるために各種の指示信号を発生させる複数の操作スイッチ及び回路等からなる操作部15と、本画像印刷装置1の状態を表示する複数のLED等からなる表示部16等の各種の構成部材を具備して構成されている。
【0044】このように構成された本実施形態の画像印刷装置1において、入力された画像データ(画像信号)に基づいて印刷動作を実行し、また画像表示装置によって表示する際の作用の概略を、以下に簡単に説明する。本画像印刷装置1においては、上述したように三系統の信号入力系統を有している。まず、ビデオ入力端子14を介して本画像印刷装置1の内部に取り込まれる画像信号の流れを説明する。
【0045】ビデオ入力端子14を介して本画像印刷装置1の内部に取り込まれる画像信号は、いわゆるアナログ信号である。このアナログ画像信号は、まずA/D変換回路22によって一フレーム毎に静止画像を表わすデジタル画像信号に変換された後、VRAM23へと出力されて、これに一時的に記憶される。これと同時に当該デジタル画像信号は、D/A変換回路24へと連続的に出力され、ここでアナログ画像信号に変換されると共に所定の信号処理、即ち画像表示装置によって表示をするのに最適な形態の画像信号となるように所定の処理が施された後、ビデオ出力端子25へと出力される。これにより、当該ビデオ出力端子25に接続される外部の画像表示装置において連続的な画像表示がなされる。この表示画像は、いわゆるスルー画像と呼ばれるものである。
【0046】一方、VRAM23に一時的に記憶された画像信号は、画像データ保存用DRAM28へと出力されて、ここに一時的に記憶される。このとき、画像データ保存用DRAM28に記憶される画像データに対しては、ASIC32によって各種の信号処理(ファイル圧縮展開処理や表示形態の変更処理等、各種の信号処理)が施される。つまり、操作部15の各操作キーを操作することによって発生する各種の指示信号を受けて実行されるべき各種の信号処理等である。その詳細については後述する。
【0047】そして、所定の信号処理が施された結果、印刷用の画像データが生成されると、当該画像データは、操作部15のうちの印刷キー15cの指示信号を受けて印刷データ保存用DRAM29へと出力されて、ここに一時的に記憶される、これと同時に、当該印刷データ保存用DRAM29からは、印刷用の画像データが印刷用バッファー30を介してサーマルヘッド33a等を初めとした各種の構成部材等からなる印刷機構部33に向けて一ライン毎に順次出力される。これを受けて印刷機構部33(のサーマルヘッド33a等)は、所定の印刷動作を行なう。
【0048】次に、セントロニクス接続部34及びUSB接続部35を介して本画像印刷装置1へと入力される画像データは、既にデジタル形式の画像データの形態となっている。つまり、これらの画像データは、既に外部の画像処理装置(図示せず)等において予め所定の画像処理が施されており、印刷処理に適した形態の印刷用画像データとなっているのが普通である。したがって、セントロニクス接続部34又はUSB接続部35からプリンタI/F36を介して本画像印刷装置1に入力される画像データは、印刷データ保存用DRAM29へと直接入力されて、ここに一時的に記憶される。
【0049】そして、印刷データ保存用DRAM29に画像データの記憶が完了したこと又は所定量に達したことを検出すると、これを受けてワンチップマイコン31の制御によって印刷データ保存用DRAM29は、印刷用画像データを一ライン毎に順次出力する。当該画像データは、印刷用バッファー30を介して印刷機構部33(サーマルヘッド33a)へと伝送される。これと同時にワンチップマイコン31からは、印刷機構部33に向けて所定の制御指示信号が発せられており、この指示信号と印刷用バッファー30からの画像データを受けて、印刷機構部33は、所定の印刷動作を実行する。
【0050】次に、カード接続部26からカードI/F27を介して本画像印刷装置1に入力される画像データは、画像データ保存用DRAM28へと入力されて、ここに一時的に記憶される。このとき、当該画像データに対しては、ビデオ入力端子14からの入力系統の場合と同様にワンチップマイコン31により制御されるASIC32によってファイル展開処理等の各種の信号処理が施される。この場合においては、操作部15の操作等によって発生する各種の指示信号を受けたワンチップマイコン31により制御されて実行する各種の信号処理である(詳細は後述する)。
【0051】画像データ保存用DRAM28に一時的に記憶された画像データは、VRAM23へと出力された後、D/A変換回路24を介してアナログ画像信号に変換されて、ビデオ出力端子25へと出力される。そして、このビデオ出力端子25に接続される外部の画像表示装置において画像表示がなされる。
【0052】そして、所定の信号処理が施され印刷用の画像データが生成された後、当該画像データは、操作部15のうちの印刷キー15cの指示信号を受けて印刷データ保存用DRAM29へと出力され一時的に記憶される。これと同時に、当該印刷用の画像データは、印刷用バッファー30を介して印刷機構部33へと一ライン毎に順次出力される。これにより印刷機構部33は、所定の印刷動作を行なう。
【0053】次に、本実施形態の画像印刷装置1を用いて所望の画像を印刷する際の作用について、以下に説明する。本画像印刷装置1において実行し得る印刷形態(印刷モード)は、次に示すようなものがある。即ち、・一つの画像を一枚の印刷用紙の印刷可能領域全体に印刷する形態の[一画像印刷モード]、・複数の画像を一枚の印刷用紙の印刷可能領域内に所定の配置で並べて印刷する形態の[分割印刷モード]、である。なお、本画像印刷装置1においては、[一画像印刷モード]を標準の印刷形態として扱っている。
【0054】さらに[分割印刷モード]には、・一つの画像データに基づく一つの画像を一枚の印刷用紙の印刷可能領域内に所定の配置で複数並べて印刷する形態、即ち印刷可能領域を所定数に分割したそれぞれの領域に同一の画像を並べて印刷する形態の[分割同一画像印刷モード]、・複数の画像データに基づく複数の画像を一枚の印刷用紙の印刷領域内に所定の配置でそれぞれ並べて印刷する形態、即ち印刷可能領域を所定数に分割したそれぞれの領域に異なる画像を並べて印刷する形態の[分割異画像印刷モード]、がある。そして、本実施形態の画像印刷装置1における[分割印刷モード]では、・使用者によって任意に選択された1つ又は4つの画像データに基づいて4つの画像を一枚の印刷用紙の印刷可能領域内に縦2画像×横2画像となる配置で並べて印刷する形態の[4分割印刷モード]、・使用者によって任意に選択された1つ又は9個の画像データに基づいて9つの画像を一枚の印刷用紙の印刷可能領域内に縦3画像×横3画像となる配置で並べて印刷する形態の[9分割印刷モード]、・使用者によって任意に選択された1つ又は16個の画像データに基づいて16個の画像を一枚の印刷用紙の印刷可能領域内に縦4画像×横4画像となる配置で並べて印刷する形態の[16分割印刷モード]、等、さまざまな印刷形態に設定することができる。
【0055】したがって、印刷可能領域内の分割数をxで表わすとすれば、[x分割印刷モード]には、それぞれ[x分割同一画像印刷モード]と[x分割異画像印刷モード]とがある。しかし、本実施形態では、説明が煩雑になるのを防ぐために、[分割印刷モード]として[4分割印刷モード]の場合のみを例に挙げて説明する。
【0056】まず、本画像印刷装置1を用いて所望の画像を選択し、この選択した画像について各種の印刷モードで印刷を行なう際の操作手順の概略を説明する。本画像印刷装置1を用いて画像の印刷動作を行なうには、本画像印刷装置1のビデオ出力端子25と所定の画像表示装置(例えばテレビ等、一般的なビデオ入力手段を備えた表示装置;図示せず)の入力部とを接続ケーブル等の所定の手段によって電気的に接続した状態とする。
【0057】また、カード接続部26に所定の記録媒体3を装着するか、又はビデオ入力端子14・セントロニクス接続部34・USB接続部35のうちの少なくとも一つに対して所定の外部機器からの出力信号が本画像印刷装置1に対して入力され得るように、当該画像印刷装置1と所定の記録媒体3又は所定の外部機器との間の電気的な接続を確保した状態とする。
【0058】そして、本画像印刷装置1及び上記画像表示装置・所定の外部機器等の全ての機器の主電源をオン状態とした後、所定の手順の操作を行なうことで、所望の画像を所望の印刷形態で印刷することができるのである。
【0059】なお、本画像印刷装置1を用いて所望の画像の印刷出力を得るためには、当該画像印刷装置1に対して所望の画像データを読み込む必要がある。本画像印刷装置1における画像データの入力経路としては、上述したように記録媒体3やビデオ入力端子14・セントロニクス接続部34・USB接続部35等を有している。そして、本画像印刷装置1では、当該画像印刷装置1が電源オフ状態から電源オン状態にされたときには、まずカード接続部26に装着された所定の記録媒体3の画像データを読み込むように設定されている。そこで以下の説明においては、説明の繁雑化を避けるために印刷すべき所望の画像データがカード接続部26に装着される記録媒体3から入力される場合を例に挙げて説明する。
【0060】また、他の入力経路を利用する場合には、本画像印刷装置1の電源投入後に入力切換キー15gを任意に操作することで所望の入力経路に切り換えることになる。
【0061】まず、画像印刷装置1の主電源をオン状態にするためには、所定の主電源ボタン(図示せず;通常の場合は当該装置の背面や側面等に設けられる操作部材)を操作する。すると、本画像印刷装置1におけるワンチップマイコン31の制御によって、カード接続部26に装着された記録媒体3に記録されている画像データが読み取られ、この画像データは、画像データ保存用のDRAM28に所定の形態で一時的に記録される。これと同時に、当該画像データに対しては、所定の信号処理が施され、その後VRAM23及びD/A変換回路24を介してビデオ出力端子25から画像表示装置へと出力され、当該画像表示装置の表示画面には、所定の画像が表示される。なお、ここでの画像の表示形態は、主電源がオン状態とされた直後の初期状態では、記録媒体3に記録されている複数の画像データに基づく画像の一覧表示、即ちインデックス(INDEX)表示(以下、画像一覧表示という)がなされる。なお、画像一覧表示の形態については、その図示を省略しているが、例えば後述する図6の4分割プリカットシール用印刷記録紙(印刷用紙)Caに画像が印刷される際の形態に準じた表示形態となっている。
【0062】次に、分割キー15dを操作して、所望する印刷モードの設定を行なう。分割キー15dは、一回の操作を行なう毎に[一画像印刷モード]→[4分割同一画像印刷モード]→[4分割異画像印刷モード]の順に切り換わるようになっている。なお、印刷モードの初期設定値としては、[一画像印刷モード]が標準の印刷モードとして設定されているものとする。
【0063】この場合において、[一画像印刷モード]及び[分割印刷モード]のうちの[4分割同一画像印刷モード]を設定した場合には、続いて十字キー15a及び予約/決定キー15bを操作して、画像一覧表示から印刷を所望する画像を表わす一つの画像データを選択し印刷の予約をする。その後、選択した画像データに基づいて画像の印刷位置等の変更処理等の画像信号処理を施すための操作を行なった後、印刷キー15cを操作する。これによって、実際の印刷動作が実行される。
【0064】一方、[分割印刷モード]のうち[4分割異画像印刷モード]を設定した場合には、続いて十字キー15a及び予約/決定キー15bを操作することにより、印刷を所望する複数(本実施形態では4つ)の画像を表わす複数(4つ)の画像データを選択し印刷の予約をする。その後、印刷キー15cを操作する。これによって、選択した各画像データのそれぞれについて所定の画像信号処理を施した後、実際の印刷動作が実行される。
【0065】なお、印刷すべき画像の選択操作は、本画像印刷装置1を用いることなく、例えば画像データを取得する電子カメラ等を用いて予め行なっておくという手段もある。その場合には、例えば電子カメラを用いて撮影を行なった後に当該電子カメラ等によって所定の操作を行なうことで、所望の画像データに対して印刷を所望する旨の情報等を付加して記録しておく。このような機能を有する電子カメラは、既に従来より一般的に実用化されているものである。
【0066】そして、この場合には、このような電子カメラ等によって記録された画像データを記録済みの記録媒体3を本画像印刷装置1のカードスロット開口13に装着する。これを受けて本画像印刷装置1は、上述したように装着された記録媒体3から、これに記録されている複数の画像データをカードI/F27を介して画像データ保存用DRAM28へと取り込む。この画像データの読み取り時において、本画像印刷装置1は、画像データと合わせて上述の画像選択情報等さまざまな情報を読み込むことになる。これによって本画像印刷装置1は、記録媒体3より読み込んだ複数の画像データについて、選択画像であるか否かを容易に判別することができるのである。そして、この場合には、本画像印刷装置1を用いて画像の予約選択操作を経ることなく、印刷キー15cを操作することで、画像の印刷動作を即座に実行させることができる。
【0067】[一画像印刷モード]を設定した場合の動作については、本発明とは直接関連しない部分であるので、従来の画像印刷装置と同様の動作がなされるものとして、その詳細な説明は省略する。
【0068】次に、本実施形態の画像印刷装置1におけるワンチップマイコン31による内部信号処理についての詳細を、以下に説明する。図3・図4・図5は、本実施形態の画像印刷装置1におけるワンチップマイコン31の作用を示すフローチャートである。また図6・図7・図8は、印刷用の画像データを作成する際にビデオ出力端子25から出力される画像データに基づいて当該ビデオ出力端子25を介して接続される外部の画像表示装置における画像の表示形態と、本画像印刷装置によって印刷用紙に出力される印刷結果の出力形態とを例示する図である。このうち、図6は、本画像印刷装置に接続される画像表示装置の表示画像の位置を調整することによって、本画像印刷装置により印刷出力される画像の印刷用紙上における印刷位置を調節する場合を説明する図である。図7・図8は、本画像印刷装置に接続される画像表示装置の表示画像のサイズを調整することによって、本画像印刷装置により印刷出力される画像の印刷用紙の各印刷領域に対するサイズを調節する場合を説明する図である。このうち、図7は画像縮小処理を施す際の作用を説明する図、図8は画像拡大処理を施す際の作用を説明する図である。
【0069】まず、本画像印刷装置1は、図3に示すように電源スイッチ(図示せず)をオン状態とすることにより起動する(スタート)。これを受けてワンチップマイコン31は、ステップS1において、印刷機構部33を制御して所定の初期化処理を実行する。この初期化処理とは、例えばサーマルヘッド33aを所定の初期位置に設定する等、印刷機構部33を構成する各機構部材の初期化処理である。
【0070】次に、ステップS2において、ワンチップマイコン31は、カードI/F27を監視して、カード接続部26に所定の記録媒体3が装着されているか否かの確認を行なう。ここで、カード接続部26に記録媒体3が装着されていないことが確認された場合には、当該カード接続部26に記録媒体3が装着されるまで待機する。また、カード接続部26に記録媒体3が装着されていることが確認されると、次のステップS3の処理に進む。
【0071】ステップS3において、ワンチップマイコン31は、記録媒体3に記録されている画像データについての画像一覧(INDEX)表示を行なうための所定の処理を実行する。即ち、ワンチップマイコン31は、記録媒体3に記録されている画像データをカードI/F27を介して画像データ保存用DRAM28へと取り込み、これに対してASIC32を制御して画像データのファイル展開処理や画像一覧表示用の画像データ生成処理等の各種の信号処理を施した後、VRAM23を介してD/A変換回路24へと出力する。そして、このD/A変換回路24を経てアナログ化された画像信号は、ビデオ出力端子25を介して、これに接続されている画像表示装置へと伝送される。この画像表示装置(図示せず)では、これを受けて所定の表示形態による表示がなされる。
【0072】なお、ここで生成される画像一覧表示用の画像データは、例えば次のような表示形態を実現し得るデータである。即ち、所定の画像表示装置(図示せず)の表示画面における表示領域を、例えば縦2画像×横2画像が表示されるように4分割した各領域のそれぞれに各一つの画像データに対応する画像を表示させると共に、これら各領域の各表示画像のそれぞれに重畳させて、4分割プリカットシール用印刷記録紙Ca(図6参照.以下、単に印刷用紙と略記する)に設けられる所定のプリカット枠201に対応する枠線等を表示させるといった表示形態を実現させ得るデータである。具体的には、図6の印刷用紙Caに準じた形態の画像表示(4分割一覧表示)を行なうための画像データである。
【0073】次に、ステップS4において、ワンチップマイコン31は、印刷キー15cが押されて印刷動作の実行を開始する旨の指示信号が発生したか否かの確認を行なう。ここで、印刷実行の指示信号が確認された場合には、次のステップS5の処理に進む。また、ここで印刷実行の指示信号が確認されない場合には、ステップS21の処理に分岐する。
【0074】通常の場合、印刷の実行を指示する指示信号は、印刷モードの設定を行なったり所望の画像の選択操作等の所定の印刷前の準備操作を全て行なった後に印刷キー15cを操作して発生させるものである。したがって、ここではまず、実際の印刷動作を実行させる以前に行なわれる各操作に対応するワンチップマイコン31の作用を説明する。そして、印刷キー15cを操作して実際の印刷動作の処理を開始させた後の作用(図3においてステップS5〜ステップS13及びステップS16〜ステップS18の処理)については、後述する。
【0075】上述のステップS4において、印刷キー15cによる印刷実行の指示信号が確認されなかった場合にステップS21の処理に分岐すると、このステップS21以降の処理において、所望する印刷モードを設定する処理が行なわれる。
【0076】即ち、ステップS21において、ワンチップマイコン31は、分割キー15dが押されることにより生じる印刷モード選択の指示信号が発生したか否かの確認を行なう。ここで、印刷モード選択の指示信号が確認された場合には、分割キー15dが操作され印刷モードの設定が切り換えられたものと判断されて、次のステップS22の処理に進む。また、ここで印刷モード選択の指示信号が確認されない場合には、図4のステップS41の処理に分岐する(図3・図4の符号A参照)。
【0077】続いて、ステップS22において、ワンチップマイコン31は、上述のステップS21の処理における分割キー15dの操作によって切り換えられる直前の印刷モードの設定値の確認を行なう。ここで、直前の印刷モードの設定が[4分割印刷モード]ではなかった([一画像印刷モード]であった)ことが確認されると、ステップS29の処理に進み、このステップS29以降の処理において、[4分割同一画像印刷モード]が設定される。つまり、直前の印刷モードが[一画像印刷モード]であるときに、上述のステップS21の処理で分割キー15dの操作が一回なされることにより本画像印刷装置1における印刷モードは[4分割同一画像印刷モード]に切り換えられることになる。
【0078】そして、ステップS29において、ワンチップマイコン31は、[4分割同一画像印刷モード]に切り換えるための所定の設定処理を実行した後、次のステップS30において、ワンチップマイコン31は、画像表示装置の画面表示をフル画面表示に切り換える処理を行なう。このフル画面表示とは、一つの画像データに応じた一つの画像を画像表示装置の表示画面のほぼ全表示領域を用いて表示した表示形態である。
【0079】続いてステップS31において、ワンチップマイコン31は、上述のステップS30の処理によりフル画面表示がなされた画像100(図6に示す表示画面Aa参照)に重畳させて表示する印刷範囲指標枠101を初期位置に表示させるよう当該画像データに対して所定の信号処理を行なう。つまり、このことからワンチップマイコン31は画像100に枠データに基づく枠画像を合成処理する枠合成手段の役目もしている。その後、ステップS14の処理に進む。
【0080】なお、印刷範囲指標枠101は、印刷用紙Caの分割プリカット枠201に対応する指標であり、分割印刷指標102は、本画像印刷装置1が4分割印刷モードにあることを示す指標である。そして、これらの指標は、表示画面上において視認し得る形態で表示画像100に重畳させて表示されるものである。
【0081】つまり、このステップS30の処理がなされる直前の時点では、画像表示装置(図示せず)の表示画面には、上述のステップS3の処理による画像一覧表示がなされており、かつ表示画面内に表示されている4つの画像のうちのいずれか一つの表示画像に所定の形態の指標、即ちカーソル指標が重畳して表示されている。この状態にあるときに、上述のステップS30・S31の処理がなされる場合には、このカーソル指標によって指し示されている画像(以下、このような状態にある画像をカーソル画像という)を表わす画像データを対象として、画像表示装置の表示画面の表示領域の全体を用いた表示がなされるのである(図6の符号Aa参照。フル画面表示)。
【0082】具体的には、そのカーソル画像に対応する画像データについて所定の信号処理、即ちフル画面表示を行なわしめる処理(ステップS31)と、このフル画面表示の画像に印刷範囲指標枠101及び分割印刷指標102とを予め設定される所定の初期位置に重畳表示させる処理(ステップS31)等が施される。その結果、図6に示すような表示画面Aaが表示されるのである。
【0083】上述のステップS31の処理が実行された後、ステップS14に進むと、このステップS14において、ワンチップマイコン31は、上述のステップS2と同様にカードI/F27を監視して、カード接続部26に所定の記録媒体3が装着されているか否かの確認を行なう。ここで、カード接続部26に記録媒体3が装着されていないことが確認された場合には、次のステップS15の処理に進む。
【0084】ステップS15において、ワンチップマイコン31は、画像表示装置による画面表示をオフ状態にすると共に、設定されている各データを初期化(データクリア)した後、上述のステップS2の処理に戻り、以降の処理を繰り返す。
【0085】また、上述のステップS14において、ワンチップマイコン31は、カード接続部26に記録媒体3が装着されていることを確認すると、上述のステップS4の処理に戻り、以降の処理を繰り返す。このようにして、本画像印刷装置1の印刷モードは、[4分割同一画像印刷モード]に設定される。
【0086】一方、上述のステップS22において、直前の印刷モードが[4分割印刷モード]、即ち[4分割同一画像印刷モード]又は[4分割異画像印刷モード]のいずれか一方であったことをワンチップマイコン31が確認した場合には、次のステップS23の処理に進む。
【0087】ステップS23において、ワンチップマイコン31は、上述のステップS21の処理における分割キー15dの操作によって切り換えられる直前の印刷モードが[4分割同一画像印刷モード]であったか否かの確認を行なう。ここで、直前の印刷モードが[4分割同一画像印刷モード]であったことを確認すると、上述のステップS21の処理における分割キー15dの切換操作を受けて印刷モードの設定を[4分割同一画像印刷モード]から[4分割異画像印刷モード]へと設定を切り換えるために、次のステップS26の処理に進む。
【0088】ステップS26において、ワンチップマイコン31は、[4分割異画像印刷モード]の設定処理を実行した後、次のステップS27の処理に進む。このステップS27において、ワンチップマイコン31は、印刷を所望し予め所定の手段により選択済みの画像(この画像選択の処理については後述する。以下、ここで言う選択済みの画像を選択画像というものとする)について、画像表示装置(図示せず)の表示画面Aa(図6参照)の全表示領域を使用して表示するフル画面表示の処理を実行する。
【0089】なお、この時点における直前の印刷モードは、上述したように[4分割同一画像印刷モード]となっていたはずであり、このステップS27の処理がなされる時点における画面表示の形態は、フル画面表示になっているとは限らず、例えばステップS14〜S15の処理を経てステップS3の処理で画像一覧表示の形態とされている場合もある。このことを考慮して上述のステップS27においては、改めてフル画面表示処理を実行するのである。また、このステップS27において、選択画像が存在しない場合には、カーソル画像がフル画面表示の対象画像となる。
【0090】続いてステップS28において、上述のステップS27の処理によりフル画面表示がなされた画像100(図6の表示画面Aa参照)に重畳させて表示する印刷範囲指標枠101を予め設定される所定の初期位置に表示させる。その後、ステップS14の処理に進み、以降の処理を繰り返す。このようにして、本画像印刷装置1の印刷モードは、[4分割異画像印刷モード]に設定される。
【0091】他方、上述のステップS23において、ワンチップマイコン31は、上述のステップS21の処理における分割キー15dの操作によって切り換えられる直前の印刷モードが[4分割同一画像印刷モード]ではない([4分割異画像印刷モード]であった)ことを確認すると、[一画像印刷モード]への設定切り換えを行なうために、次のステップS24の処理に進む。
【0092】ステップS24において、ワンチップマイコン31は、[一画像印刷モード]の設定処理を実行した後、次のステップS25の処理に進み、このステップS25において、画像の一覧表示を行なうための所定の処理(画像一覧表示処理)を実行する。その後、ステップS14の処理に進み、以降の処理を繰り返す。このようにして、本画像印刷装置1の印刷モードは、[一画像印刷モード]に設定される。
【0093】次に、印刷を所望する画像を表わす画像データを選択する操作が行なわれた場合のワンチップマイコン31の作用を、以下に説明する。上述のステップS21において、ワンチップマイコン31によって分割キー15dにより生じる指示信号(印刷モード選択の指示信号)が確認されなかった場合、つまり分割キー15dが操作されなかったものと判断された場合には、図4に示すステップS41の処理に分岐する(図3・図4に示す符号A参照)。
【0094】ステップS41において、ワンチップマイコン31は、予約/決定キー15bが操作されたか否かの確認を行なう。ここで、ワンチップマイコン31が、予約/決定キー15bにより生じる指示信号を確認した場合、つまり予約/決定キー15bが操作されたと判断した場合には、次のステップS42の処理に進む。
【0095】また、ここで予約/決定キー15bにより生じる指示信号がワンチップマイコン31により確認できなかった場合、つまり予約/決定キー15bが操作されていないものと判断された場合には、図5に示すステップS61の処理に進む(図4・図5に示す符号C参照)。
【0096】上述のステップS41において、予約/決定キー15bが操作されたことが確認されてステップS42の処理に進むと、このステップS42においてワンチップマイコン31は、上述のステップS41の処理がなされる直前の印刷モードの設定状態を確認する。ここで、直前の印刷モードが[4分割印刷モード]ではなかったことが確認されると、つまり設定されている印刷モードが[一画像印刷モード]である場合には、ステップS49の処理に進む。
【0097】なお、この時点においては、画像表示装置の表示画面には、画像一覧表示がなされている状態であって、この一覧表示内の複数の画像のうちいずれか一つの画像に重畳してカーソル指標が表示されている状態にある。
【0098】そこで、ステップS49においては、カーソル指標のある位置の画像について印刷予約の設定がなされているか否か、即ち当該画像データに選択済みである旨の情報が含まれているかどうかの確認を行なう。
【0099】ここで、予約選択済みを表わす旨の情報(以下、予約選択済み情報という)は、予約/決定キー15bの操作により生じる指示信号を受けたワンチップマイコン31が対象となる画像データに対して所定の信号処理を施すことで、その画像データに付加する情報である。そして、この予約選択済み情報が付加された画像データは、これに基づいて画像表示装置の表示画面に表示されるときには、予約がなされている旨を示す所定の表示(以下、この表示を予約表示という)がなされるようになっている。この予約表示は、例えば表示画像の周縁部近傍に所定の幅を有する枠表示等、カーソル指標等とは異なる色又は形態で視覚的に視認し易い表示がなされるものである。
【0100】このステップS49において、カーソル画像が予約選択済みであることが確認された場合には、ステップS50の処理に進み、このステップS50において、ワンチップマイコン31は、予約表示をオフ状態、即ち非選択状態にするための信号処理を当該画像データに対して施す。その後、図3のステップS14の処理に進む(図3・図4に示す符号B参照)。
【0101】一方、このステップS49において、カーソル画像が予約選択済みの状態にないと確認された場合、即ちカーソル画像が非選択状態にあるものと確認された場合には、ステップS51の処理に進み、このステップS51において、ワンチップマイコン31は、予約表示をオン状態、即ち予約選択状態にするための信号処理を当該画像データに対して施す。その後、同様に図3のステップS14の処理に進む(図3・図4の符号B参照)。
【0102】また、上述のステップS42において、上述のステップS41の処理がなされる直前の印刷モード、即ち現在設定されている印刷モードの確認の結果、[4分割印刷モード]([4分割同一画像印刷モード]又は[4分割異画像印刷モード]のいずれか一方)に設定されていることがワンチップマイコン31によって判断された場合には、次のステップS43の処理に進む。
【0103】ステップS43において、ワンチップマイコン31は、現在設定されている印刷モードが[4分割同一画像印刷モード]であるか否かの確認を行なう。ここで、現在[4分割同一画像印刷モード]に設定されていることを確認した場合には、ステップS48の処理に進む。そして、このステップS48において、ワンチップマイコン31は、例えばブザー発音処理等の所定のエラー処理を実行した後、図3のステップS14の処理に進む(図3・図4に示す符号B参照)。
【0104】つまり、現在設定されている印刷モードが[4分割同一画像印刷モード]である場合には、印刷動作に供するための画像データは一つの画像データが選択されていればよい。ここでは、上述のステップS41の処理における予約/決定キー15bの操作を受けて生じる指示信号によって、既に所望の画像を表わす画像データの予約選択操作がなされている。したがって、後述するステップS44以降の処理、即ち複数の画像データの予約選択に関する操作を必要としないのである。そこで、上述のようにステップS43の処理からステップS48へと分岐した場合には、これ以上の予約選択操作は不要である旨を告知する目的で、同ステップS48の処理においてブザー発音等のエラー処理を実行するようにしているのである。
【0105】一方、上述のステップS43において、ワンチップマイコン31は、現在設定されている印刷モードが[4分割同一画像印刷モード]に設定されていない、即ち[4分割異画像印刷モード]に設定されているものと判断した場合には、次のステップS44の処理に進む。
【0106】ステップS44において、ワンチップマイコン31は、カーソル画像の枠位置、即ち表示画像に対する印刷範囲指標枠101の相対位置を保持するよう当該画像データに対して所定の信号処理を施し、次のステップS45の処理に進む。
【0107】ステップS45において、ワンチップマイコン31は、他の予約選択済みの画像データが存在するか否かの確認を行なう。ここで、他の予約選択済みの画像データの存在が確認されなかった場合には、ステップS48の処理に進む。このステップS48では、上述したように、例えばブザー発音処理等の所定のエラー処理が実行される。その後、図3のステップS14の処理に進む(図3・図4に示す符号B参照)。
【0108】また、上述のステップS45において、ワンチップマイコン31によって他の予約選択済みの画像データの存在が確認された場合には、次のステップS46の処理に進む。
【0109】ステップS46において、ワンチップマイコン31は、他の予約選択済みの画像データに基づいて画像のフル画面表示の処理を実行し、次のステップS47において、ワンチップマイコン31は、フル画面表示がなされた画像100(図6の表示画面Aa参照)に重畳させて表示する印刷範囲指標枠101を予め設定される所定の初期位置に表示させるよう当該画像データに対して所定の信号処理を行なう。その後、ステップS14の処理へ進む(図3・図4に示す符号B参照)。
【0110】次に、拡大キー15e及び縮小キー15fが操作される際のワンチップマイコン31の作用を、以下に説明する。なお、これら拡大キー15e及び縮小キー15fは、印刷を所望する画像に対応する画像データに対して印刷するのに最適な形態とするための所定の信号処理を施す際に操作される操作部材である。
【0111】ここで、当該所定の信号処理とは、例えば印刷用紙Ca(図6参照)の印刷可能領域に形成されるプリカット枠201の範囲内に対して印刷を所望する画像の所望する部分が印刷されるように調整する等の操作に応じた信号処理である。そして、これらの操作を行なうことによって、所望の印刷結果を取得しようというものである。
【0112】即ち、上述のステップS41において、予約/決定キー15bが操作されずに、図5のステップS61の処理に進むと、このステップS61において、まずワンチップマイコン31は、拡大キー15e及び縮小キー15fを操作することにより生じる所定の指示信号の有無を確認する。ここで、拡大キー15e又は縮小キー15fのいずれかが操作されることによって生じる指示信号を確認した場合には、次のステップS62の処理に進む。また、拡大キー15e又は縮小キー15fからの指示信号が確認されず、拡大キー15e又は縮小キー15fのいずれもが操作されなかったものと判断された場合には、ステップS71の処理に進む。
【0113】ステップS62において、ワンチップマイコン31は、上述のステップS41の処理がなされる直前の印刷モードの設定状態を確認する。ここで、直前の印刷モードが[4分割印刷モード]ではなかったことが確認されると、つまり設定されている印刷モードが[一画像印刷モード]である場合には、ステップS65の処理に進む。そして、このステップS65において、ワンチップマイコン31は、例えばブザー発音処理等の所定のエラー処理を実行した後、図3のステップS14の処理に進む(図3・図4に示す符号B参照)。
【0114】一方、上述のステップS62において、ワンチップマイコン31は、上述のステップS61の処理がなされる直前の印刷モード、即ち現在設定されている印刷モードの確認の結果、[4分割印刷モード]([4分割同一画像印刷モード]又は[4分割異画像印刷モード]のいずれか一方)が設定されていることを確認した場合には、次のステップS63の処理に進む。
【0115】ステップS63において、ワンチップマイコン31は、拡大キー15eが操作されることによって発生する所定の指示信号の確認を行ない、当該拡大キー15eが操作されたか否かの判断を行なう。ここで、拡大キー15eの操作がなされたことが確認されると、次のステップS64の処理に進み、このステップS64において、画像表示装置の表示画面に現在表示中の画像を表わす画像データについての画像拡大処理を実行し、これにより作成されたデータは、画像表示装置へと電送されて表示される。
【0116】また、ステップS63において、拡大キー15eの操作がなされたことが確認されない場合、即ち縮小キー15fの操作がなされたものと判断された場合には、ステップS66の処理に進み、このステップS66において、ワンチップマイコン31は、画像表示装置の表示画面に現在表示中の画像を表わす画像データについての画像縮小処理を実行し、これにより作成されたデータは、画像表示装置へと電送されて表示される。その後、ステップS14の処理へ進む(図3・図4に示す符号B参照)。
【0117】上述のステップS64における画像拡大表示処理及び上述のステップS66における画像縮小表示処理は、次に示すような信号処理である。ステップS64・S66の処理が実行される時点の画像表示装置の表示画面には、図7・図8の表示画面Ab・Acに示すように印刷を所望する画像データに基づく画像がフル画面表示の形態でなされており、これに重畳して分割印刷指標枠101及び分割印刷指標枠102が表示画面Ab・Ac内の所定の位置にそれぞれ表示されている状態にある。
【0118】この状態において、拡大キー15e又は縮小キー15fを操作すると、ワンチップマイコン31は、これによって生じる所定の指示信号を受けて当該画像に対応する画像データに対して所定の信号処理、即ち画像を拡大又は縮小させて表示するための信号処理等を施す。そして、この信号処理が施された画像データに基づいて表示画面の表示が更新される。
【0119】このようにして拡大キー15e又は縮小キー15fを任意に操作することで、表示画面Ab・Acに表示される表示画像の大きさを任意に拡大表示又は縮小表示させて、当該画像のなかの所望の被写体が分割印刷指標枠101の範囲内で適切な大きさとなるように任意に調節するのである。
【0120】図7は、縮小キー15fを操作して表示画像を縮小表示させることにより表示画面Bbに示すように、主要被写体である人物像を所望の大きさで分割印刷指標枠101の範囲内に表示させるようにしている例である。
【0121】そして、このような表示画面Bbを設定した後、予約/決定キー15bを操作して、この状態を保持した画像データを作成し印刷の予約を行なう。さらにその後、後述するように印刷キー15cを操作することにより後述するステップS13の印刷処理の実行を行なうことで、この表示画像Bbに応じて印刷される結果は、図7の印刷用紙Cbに示す形態となる。
【0122】また図8は、拡大キー15eを操作して表示画像を拡大表示させることにより表示画面Bcに示すように、主要被写体である人物像を所望の大きさで分割印刷指標枠101の範囲内に表示させるようにしている例である。
【0123】そして、このような表示画面Bcを設定した後、予約/決定キー15bを操作して、この状態を保持した画像データを作成し印刷の予約を行なう。さらにその後、後述するように印刷キー15cを操作することにより印刷処理の実行を行なうことで、この表示画像Bcに応じて印刷される結果は、図8の印刷用紙Ccに示す形態となる。
【0124】次に、十字キー15aが操作される際のワンチップマイコン31の作用を、以下に説明する。この十字キー15aは、印刷を所望する画像に対応する画像データを印刷するのに最適な形態とするための所定の信号処理を施す際に操作される操作部材である。また、これとは別に当該十字キー15aは、例えば画像一覧表示がなされているときには、画像の選択等を行なうためにカーソル指標を移動させる際にも操作される操作部材にもなっている。
【0125】上述のステップS61において、拡大キー15e又は縮小キー15fのいずれもが操作されずに、ステップS71の処理に進むと、このステップS71において、ワンチップマイコン31は、十字キー15aが操作されることによって生じる所定の指示信号の確認を行なうことにより、十字キー15aが操作されたか否かの判断を行なう。ここで、十字キー15aが操作されることで生じる指示信号が確認された場合には、次のステップS72の処理に進む。また、十字キー15aからの指示信号が確認されず、当該十字キー15aが操作されなかったと判断された場合には、他の何らかの操作部材が操作されるのを待機するために上述のステップS14の処理(図3・図4に示す符号B参照)に進み、以降の処理が繰り返される。
【0126】ステップS72において、ワンチップマイコン31は、上述のステップS71の処理がなされる直前の印刷モードの設定状態を確認する。ここで、上述のステップS71の処理の直前の印刷モード、即ち現在設定されている印刷モードが[4分割印刷モード]([4分割同一画像印刷モード]又は[4分割異画像印刷モード]のいずれか一方)に設定されていることを確認すると、次のステップS73の処理に進む。
【0127】ステップS73においては、十字キー15aの入力に応じて画像表示装置の表示画面において現在表示中の表示画像を上下方向や左右方向に移動させて、その表示位置を変更する移動処理を実行する。なお、この時点における表示画面は、フル画面表示がなされている状態である。
【0128】例えば、図6に示す表示画面Aaのフル画面表示がなされている表示画像100について、十字キー15aの下方向を指す所定のキー(以下、下方向キーという)15aaを操作すると、表示画面Baに示す状態に変化する。即ち、この場合においては、十字キー15aの下方向キー15aaの入力に応じて表示画面に表示中の画像100は、矢印X1に示す方向へ所定の移動量だけ移動した位置に再表示される。そして、表示画面Baの上縁部には、画像100の移動量に応じた空白部103が形成される。なお、このときの表示画像100の移動の際には、印刷範囲指標枠101や分割印刷指標102等は移動せず、画像100のみが移動した所定の位置に表示されるように画像データの作成が行なわれる。
【0129】図6に示す例では、表示画面Aaの状態で画像100における上端部分(主要被写体の頭部の部分)が印刷範囲指標枠101より外部に配置されているものを、十字キー15a(の下方向キー15aa)の操作によって画像100を移動させた位置に再表示することで、画像の所望の部分、即ち主要被写体の頭部全体が印刷されるように調整しているのである。つまり、画像表示装置の表示画面上において、十字キー15aを用いて任意に画像100を移動表示させ、表示画面Baに示す状態、即ち画像100における上端部分(主要被写体の頭部)を印刷範囲指標枠101の範囲内に配置するように調整しているのである。このように表示画面上で、印刷用紙Caのプリカット枠201に対応する印刷範囲指標枠101に対する画像100の相対的な位置を調整することで、印刷用紙Caに印刷されるべき画像200a〜200dの位置調整を行なうのである。
【0130】一方、上述のステップS72において、上述のステップS71の処理の直前の印刷モードが[4分割印刷モード]ではないことが確認されると、つまり現在設定されている印刷モードが[一画像印刷モード]であると判断された場合には、ステップS74の処理に進む。つまり、この時点においては、現在設定されている印刷モードが[一画像印刷モード]であることから、画像表示装置の表示画面には、画像一覧表示がなされている状態である。
【0131】したがって、ステップS74においては、十字キー15aの入力に応じて画像一覧表示の各画像間のカーソル指標の移動処理を実行する。その後、図3のステップS14の処理に進む(図3・図4に示す符号B参照)。
【0132】このようにして、画像表示装置の表示画面上において印刷位置の調整操作等を行なった後、上述のステップS41以降の処理(図4参照)において印刷を所望する画像(データ)を予約選択する。そして、図3のステップS4以降の処理において、印刷動作を実行させるのである。
【0133】ここで、印刷キー15cを操作することにより実行される印刷動作の処理が行なわれる際のワンチップマイコン31の作用を、以下に説明する。上述したようにステップS4において、ワンチップマイコン31は、印刷キー15cが押されることにより生じる印刷実行の指示信号を確認すると、次のステップS5の処理に進む。
【0134】ステップS5において、ワンチップマイコン31は、現在設定されている印刷モードが[4分割印刷モード]であるか否かの確認を行なう。ここで、[4分割印刷モード]に設定されていない、即ち[一画像印刷モード]に設定されていることが確認されるとステップS16の処理に進む。また[4分割印刷モード]に設定されていることが確認された場合には、次のステップS6の処理に進む。
【0135】ステップS6において、ワンチップマイコン31は、[4分割印刷モード]のうち[4分割同一画像印刷モード]が設定されているか否かの確認を行なう。ここで、[4分割同一画像印刷モード]が設定されていることが確認された場合には、ステップS17の処理に進む。また、[4分割同一画像印刷モード]が設定されていない場合、即ち[4分割異画像印刷モード]が設定されているものと判断された場合には、次のステップS7の処理に進む。
【0136】ステップS7以降の処理においては、ワンチップマイコン31は、上述のステップS41以降の処理によって予約選択された複数(ここでは4画像)の画像データのそれぞれに対して所定の信号処理を順次施すことにより、[4分割異画像印刷モード]による印刷を行なうのに最適な形態の画像データを生成する。
【0137】ここで生成される印刷用の画像データにより表わされる画像の形態は、次のようなものである。即ち、図6に示す印刷用紙Caの印刷可能領域210の範囲内の所定の位置に配置される複数(4つ)の分割プリカット枠201のそれぞれに対し、予約選択済みの4つの画像データに基づいて生成した縮小画像データにより表わされる画像200a〜200dを所定の配列(縦2画像×横2画像の形態)で並べてつなぎ合わせた形態の画像を表わす画像データである。
【0138】まず、ステップS7において、ワンチップマイコン31は自己の内部に設けられるカウンタ(図示せず)の計数値n=1の設定を行ない、次いでステップS7aにおいて、同様にカウンタの計数値m=1の設定を行なう。その後、次のステップS8の処理に進む。ここで、計数値nは予約選択済みの画像データのコマ数を示し、計数値mはループ回数を示すものとする。
【0139】ステップS8において、選択画像の枠位置に対応する画像領域を切り出すための所定の信号処理を実行する。このステップS8の処理が実行される時点においては、画像表示装置(図示せず)の表示画面Aa(図6参照)には、上述のステップS27・S46等の処理により予約選択済みの画像100がフル画面表示されている状態にある。
【0140】つまり、この時点における画像表示装置(図示せず)の表示画面Aaには、図6に示すように予約選択された画像データに基づく画像100が画面全体に表示されていると共に、これに重畳して印刷時の分割プリカット枠201に対応する印刷範囲指標101と、本画像印刷装置1が[4分割印刷モード]にあることを示す分割印刷指標102が視認し得る形態で表示されている。
【0141】この状態にあるときに、上述のステップS8において、ワンチップマイコン31は、予約選択済みの個々の画像データに対して所定の信号処理、即ち印刷範囲指標枠101の位置に対応する所定の画像領域を切り出す処理を行ない、次のステップS9の処理に進む。
【0142】ステップS9において、ワンチップマイコン31は、上述のステップS8の処理でn番目の予約選択済み画像の画像データから切り出した画像領域に対応する画像データを用いて作成すべき印刷用画像データにおける所定の画像領域に割当てる(貼り付ける)信号処理を行なう。その後、ステップS10aの処理に進む。
【0143】ステップS10aにおいて、ワンチップマイコン31は、カウンタの計数値mを1つ増加させる設定(m=m+1)を行ない、次いでステップS10において、同様にカウンタの計数値nを1つ増加させる設定(n=n+1)を行なう。そして、次のステップS11の処理に進み、このステップS11において、変数END=nであるか否かの確認を行なう。なお、変数ENDは、予約選択済みの画像数に対応する変数である。つまり、このステップS11においては、予約選択済みの画像の全てについて、ステップS8〜S9の処理がなされたか否かについての確認を行なっているのである。
【0144】即ち、[4分割異画像印刷モード]では、予約選択済みの画像のうち4つの画像毎にステップS8〜S9の処理を実行した後、印刷処理を行なうようにしている。したがって、予約選択済み画像の画像数によっては、[4分割異画像印刷モード]において生成される一つの画像データにより表わされる画像における全ての領域に対して画像が合成されず、よって空白部分が生じる場合もあり得ることになる。この場合に、生成される画像の全ての領域に画像が貼り付けられない場合にも、後述するステップS13の印刷処理に進むようにしているのである。
【0145】このステップS11において、変数END=nであることが確認された場合には、ステップS13の処理に進み、このステップS13において実際の印刷処理のサブルーチンが実行される。また、上述のステップS11において、変数END=nではないと判断された場合、即ち予約選択済み画像の全てについて上述のステップS8〜S9の処理が実行されていない場合には、次のステップS12の処理に進む。
【0146】ステップS12において、ワンチップマイコン31は、カウンタの計数値m>4であるか否かの確認を行なう。カウンタの計数値mは、上述したようにループ回数を示すものである。つまり、このステップS12では、計数値mが4より大きいか否かを判断し、計数値m>4ではない場合、即ち計数値mが4より小さいか又は4に等しい(m=1〜4)か否かを確認することによって、[4分割異画像印刷モード]において生成される一つの画像データにより表わされる画像における全ての領域(4つの領域)に対して画像が合成されたかどうかの確認をしている。
【0147】ここで、カウンタの計数値m>4ではないことが確認された場合、即ち計数値m=1〜4である場合には、上述のステップS8の処理に戻り、以降の処理を繰り返す。また、カウンタの計数値m>4であることが確認された場合には、ステップS13の処理に進み、このステップS13において、[4分割異画像印刷モード]における印刷処理のサブルーチンが実行される。
【0148】その後、ステップS13aの処理に進み、このステップS13aにおいて、全ての選択画像について印刷処理が終了しているかどうかの確認を行なう。その結果、全ての選択画像について印刷処理が終了していない場合、上述のステップS7aの処理に戻り、以降の処理を繰り返す。また、全ての選択画像について印刷処理が終了していることを確認した場合には、次のステップS14の処理に進む。
【0149】一方、上述のステップS5において、[4分割印刷モード]ではなく[一画像印刷モード]が設定されていることが確認されて、ステップS16の処理に進むと、このステップS16において、ワンチップマイコン31は、予約選択済みの画像を印刷するのに最適な一画像印刷用の画像データを作成するための信号処理を実行する。その後、ステップS16aにおいて、ワンチップマイコン31は自己の内部に設けられるカウンタ(図示せず)の計数値n=1の設定(リセット処理)及び変数END=1の設定を行なう。続いてステップS13の処理に進み、このステップS13において、一つの画像を一枚の印刷用紙の印刷可能領域全体に印刷するための印刷処理のサブルーチン(一般的な処理であるので図示せず)が実行される。その後、ステップS13aの処理に進み、以降の処理を繰り返す。
【0150】なお、この場合において、このステップS16の処理が実行されている時点における画像表示装置の表示画面は、上述のステップS3において画像一覧表示の形態となっている。しかし、これに限らず、例えばステップS16の処理によって所定の印刷用データを作成するのと同時に、これに応じた表示用の画像データに基づいてフル画面表示を行うようにしてもよい。
【0151】他方、上述のステップS6において、[4分割同一画像印刷モード]に設定されていることが確認されて、ステップS17の処理に進むと、このステップS17において、ワンチップマイコン31は、選択画像の印刷範囲指標枠101の位置に対応する画像領域の切り出し処理を実行する。この切り出し処理は、上述のステップS8の処理と略同様の処理である。
【0152】次に、ステップS18において、[4分割同一画像印刷モード]に対応する画像データの作成処理を実行する。この画像データ作成処理は、次に示すような信号処理である。即ちステップS17の処理において予約選択済み画像の画像データから切り出した所定の画像領域を表わす画像データを印刷用画像データの所定の位置に割当てる(貼り付ける)信号処理である。
【0153】このようにして印刷用の画像データが作成されると、ステップS18aにおいて、ワンチップマイコン31は自己の内部に設けられるカウンタ(図示せず)の計数値n=1の設定(リセット処理)及び変数END=1の設定を行なう。その後ステップS13の処理に進み、このステップS13において、[4分割同一画像印刷モード]による実際の印刷処理のサブルーチンが実行される。その後、ステップS14の処理に進む。
【0154】ステップS14においては、上述のステップS2と同様にワンチップマイコン31は、カードI/F27を監視することによってカード接続部26に記録媒体3が装着されているか否かの確認、即ち記録媒体3が上述のステップS2の処理以降の間に抜去されていないかどうかの確認を行なう。ここで、カード接続部26に記録媒体3が装着されていることが確認されると、上述のステップS4の処理に進み、以降の処理が繰り返される。また、カード接続部26に記録媒体3が装着されていない、即ち当該記録媒体3が抜去されたものと判断されると、次のステップS15の処理に進む。
【0155】ステップS15において、ワンチップマイコン31は、表示オフ処理を実行し、各種の設定データをクリアする。そして、上述のステップS2の処理に戻り、以降の処理を繰り返す。
【0156】このようにして、ステップS13の印刷処理が実行されると、図6・図7・図8に示す印刷用紙Ca・Cb・Ccのような形態の印刷結果が得られることになる。なお、図6に示す印刷用紙Caは、画像の位置調整を十字キー15aによって行なった場合の印刷結果であり、この場合には、表示画面Baの上縁部に生じる空白部103に対応する印刷用紙Caの所定の位置には、同様の空白部203が形成されて印刷がなされることになる。
【0157】以上説明したように上記第1の実施形態によれば、拡大キー15e又は縮小キー15fの入力に応じて印刷範囲指標枠101を表示画面上において拡大又は縮小させるようにしたり、十字キー15aの入力操作に応じて印刷を所望する選択画像の画像データに対して所定の画像信号処理を施し、これにより得られた画像データに基づいて画像表示装置の表示画面に画像を再表示させるようにしている。
【0158】つまり、十字キー15aの入力操作に応じて画像表示装置の表示画面に表示される画像を、当該表示画面上における指標、即ち印刷範囲指標枠101に対して上下方向や左右方向へと移動させ、所望の位置に画像を表示させることで印刷位置の調整を行なうようしている。
【0159】したがって、これにより所望の画像データが記録されている記録媒体3から直接読み込んだ画像データに基づいて所定の分割印刷記録紙に対して所望の画像を複数並べて印刷する際には、所望の画像を使用者の意図する所望の形態で印刷することができる。
【0160】なお、上述したように上記第1の実施形態においては、十字キー15aの操作に応じて画像表示装置の表示画面に表示中の画像を、当該表示画面上の上下方向や左右方向へと移動した位置に再表示させることで、任意に印刷位置の調整を行なうようにしている。しかし、印刷位置の調整手段については、これに限ることはなく、例えば表示画面に表示される画像100の表示位置については変化させず、拡大キー15e又は縮小キー15fの入力に応じて表示画面上における印刷範囲指標枠101を拡大又は縮小させるようにしたり、十字キー15aの上下方向又は左右方向への操作によって、印刷範囲指標枠101の表示位置を移動させるようにしてもよい。
【0161】この場合におけるワンチップマイコン31の作用については、次に示すようになる。即ち、図9は、本発明の第2の実施形態の画像印刷装置において、拡大キー15e及び縮小キー15f、十字キー15aが操作される際のワンチップマイコン31の作用を示すフローチャートである。
【0162】なお、本実施形態の画像印刷装置を構成する各種の構成部材は、上述の第1の実施形態と全く同様のものからなり、ワンチップマイコン31の一部の作用(シーケンス)が異なるのみである。したがって、本画像印刷装置における構成部材についての詳細な説明は省略し、図1・図2を参照すると共に、同様の構成部材等については、同じ符号を用いて説明するものとする。ここで、図9は、上述の第1の実施形態における図5に相当するものである。
【0163】本実施形態の画像印刷装置1におけるワンチップマイコン31は、図9に示すようにステップS63において、拡大キー15eを操作して発生する所定の指示信号の確認を行なって、当該拡大キー15eが操作されたか否かの判断を行なう。ここで、拡大キー15eの操作がなされたことが確認されると、次のステップS84の処理に進む。
【0164】ステップS84においては、画像表示装置の表示画面に表示中の画像に重畳されて表示されている印刷範囲指標枠101を縮小して表示させる信号処理が実行される。つまり、表示画像に対して印刷範囲指標枠101を縮小表示させることによって表示画像が相対的に拡大した形態で表示されるようにしている。これにより作成された枠データは、画像表示装置へと電送されて再表示される。その後、ステップS14の処理へ進む(図3・図4に示す符号B参照)。
【0165】また、ステップS63において、拡大キー15eの操作がなされたことが確認されない場合、即ち縮小キー15fの操作がなされたものと判断された場合には、ステップS86の処理に進む。
【0166】ステップS86においては、ワンチップマイコン31は、画像表示装置の表示画面に表示中の画像に重畳されて表示されている印刷範囲指標枠101を拡大して表示させる信号処理が実行される。つまり、表示画像に対して印刷範囲指標枠101を拡大表示させることによって表示画像が相対的に縮小した形態で表示されるようにしている。これにより作成された枠データは、画像表示装置へと電送されて再表示される。その後、ステップS14の処理へ進む(図3・図4に示す符号B参照)。
【0167】上述のステップS84における枠縮小表示処理及び上述のステップS86における枠拡大表示処理は、次に示すような信号処理である。ステップS84・S86の処理が実行される時点の画像表示装置の表示画面には、図7・図8の表示画面Ab・Acに示すように印刷を所望する画像データに基づく画像がフル画面表示の形態でなされており、これに重畳して分割印刷指標枠101及び分割印刷指標枠102が表示画面Ab・Ac内の所定の位置にそれぞれ表示されている状態にある。
【0168】この状態において、拡大キー15e又は縮小キー15fを操作すると、ワンチップマイコン31は、これによって生じる所定の指示信号を受けて分割印刷指標枠101に対応する枠データに対して所定の信号処理、即ち枠表示を縮小又は拡大させて表示するための信号処理等を施す。そして、この信号処理が施された枠データを表示画面の所定の位置に再表示させる。
【0169】このようにして拡大キー15e又は縮小キー15fを任意に操作して、表示画面Ab・Acに表示される分割印刷指標枠101の表示画像に対する大きさを任意に縮小表示又は拡大表示させて、当該画像のなかの所望の被写体が分割印刷指標枠101の範囲内で適切な大きさとなるように任意に調節する。
【0170】一方、十字キー15aが操作される際のワンチップマイコン31の作用は、以下の通りである。即ち、図9のステップS72において、上述のステップS71の処理がなされる直前の印刷モードの設定状態、即ち現在設定されている印刷モードの設定状態を確認する。ここで、現在設定されている印刷モードが[4分割同一画像印刷モード]又は[4分割異画像印刷モード]のいずれか一方の[4分割印刷モード]に設定されていることが確認されると、次のステップS93の処理に進む。
【0171】ステップS93においては、十字キー15aの入力に応じて画像表示装置の表示画面において現在表示中の枠表示を上下方向や左右方向に移動させて、その表示位置を変更する移動処理を実行する。その後、ステップS14の処理へ進む(図3・図4に示す符号B参照)。その他の作用は、上述の第1の実施形態と全く同様である。
【0172】以上説明したように、上記第2の実施形態によれば、上述の第1の実施形態と同様の効果を得ることができる。
【0173】なお、上述の各実施形態においては、[分割印刷モード]を[4分割印刷モード]としているが、これに加えて、例えば・使用者によって任意に選択された16個以上の画像データに基づいて、一枚の印刷用紙の印刷領域内に16個の画像を縦4画像×横4画像となる配置で並べて印刷する形態の[16分割印刷モード]、等、印刷用紙の印刷領域内をさらに多分割とした形態の印刷モードを備えるようにすることもできる。その場合のワンチップマイコン31による作用も上述の各実施形態における[4分割印刷モード]の際の作用と略同様に行なえばよい。
【0174】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、電子的な画像データに基づく画像をテレビ等の画像表示装置に表示させるためのビデオ信号出力手段を有すると共に、当該画像データに基づく画像を印刷記録紙に印刷する印刷手段とを備えて構成される画像印刷装置において、当該画像データに基づいて所定の分割印刷記録紙に対し所望の画像を複数並べて印刷する際には、所望の画像が所望の形態で容易にかつ確実に印刷され得るようにして、使用者の意図する印刷結果を容易に得ることのできる画像印刷装置を提供することができる。




 

 


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