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発明の名称 壁紙製造装置及び製造方法、カーテン生地製造装置及び製造方法、印刷物製造装置及び製造方法
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2001−232910(P2001−232910A)
公開日 平成13年8月28日(2001.8.28)
出願番号 特願2000−49721(P2000−49721)
出願日 平成12年2月25日(2000.2.25)
代理人 【識別番号】100058479
【弁理士】
【氏名又は名称】鈴江 武彦 (外4名)
【テーマコード(参考)】
2C061
2H113
5B046
5B049
5B050
【Fターム(参考)】
2C061 AP01 AS11 HH03 HJ06 HK11 HN02 HN15 
2H113 AA01 AA04 AA05 BB02 BB06 BB22 CA00 CA05 FA10 FA51
5B046 AA03 CA06 FA10 FA18 GA01 GA02 HA05
5B049 AA01 BB07 BB11 CC05 DD00 DD05 EE05 EE07 EE41 FF02 FF03 GG04 GG07
5B050 CA07 CA08 EA19 EA28 FA02 FA03 FA13
発明者 藤井 透 / 斎田 伸夫
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】 壁紙の模様データを保持する模様データ保持手段と、上記模様データを画像表示する画像表示手段と、ユーザからの壁紙の注文を受ける受注手段と、上記受注手段による受注に応じて、上記模様データを上記模様データ保持手段より取り出す取り出し手段と、上記取り出し手段によって取り出した模様データを壁紙用紙に印刷する印刷手段と、を具備することを特徴とする壁紙製造装置。
【請求項2】 壁紙を貼り付ける部屋の画像を入力するための部屋画像入力手段と、上記画像表示手段に、上記部屋画像入力手段によって入力された部屋の画像上の所望部分に上記模様データ保持手段に保持された壁紙の模様データを貼り付け表示させるシミュレーション手段と、を更に具備することを特徴とする請求項1に記載の壁紙製造装置。
【請求項3】 カーテン生地の模様データを保持する模様データ保持手段と、上記模様データを画像表示する画像表示手段と、ユーザからのカーテン生地の注文を受ける受注手段と、上記受注手段による受注に応じて、上記模様データを上記模様データ保持手段より取り出す取り出し手段と、上記取り出し手段によって取り出した模様データをカーテン生地用布に印刷する印刷手段と、を具備することを特徴とするカーテン生地製造装置。
【請求項4】 カーテン生地で作成したカーテンを吊るす部屋の画像を入力するための部屋画像入力手段と、上記画像表示手段に、上記部屋画像入力手段によって入力された部屋の画像上のカーテン部分に上記模様データ保持手段に保持されたカーテン生地用布の模様データを貼り付け表示させるシミュレーション手段と、を更に具備することを特徴とする請求項3に記載のカーテン生地製造装置。
【請求項5】 模様データを保持する模様データ保持手段と、上記模様データを画像表示する画像表示手段と、ユーザからの印刷物の注文を受ける受注手段と、上記受注手段による受注に応じて、上記模様データを上記模様データ保持手段より取り出す取り出し手段と、上記取り出し手段によって取り出した模様データを印刷媒体に印刷する印刷手段と、を具備することを特徴とする印刷物製造装置。
【請求項6】 印刷物を貼り付ける被貼付物の画像を入力するための被貼付物画像入力手段と、上記画像表示手段に、上記被貼付物画像入力手段によって入力された非貼付物の画像上の所望部分に上記模様データ保持手段に保持された模様データを貼り付け表示させるシミュレーション手段と、を更に具備することを特徴とする請求項5に記載の印刷物製造装置。
【請求項7】 壁紙の模様データを記録媒体に保持させる保持ステップと、通信回線を介して、上記模様データの画像を遠隔地の端末により閲覧させる閲覧ステップと、ユーザからの壁紙の注文を受ける受注ステップと、上記記録媒体より模様データを取り出す取り出しステップと、上記取り出した模様データを壁紙用紙に印刷させる印刷ステップと、を具備することを特徴とする壁紙製造方法。
【請求項8】 壁紙を貼り付ける部屋の画像を入力する部屋画像入力ステップと、上記入力された部屋の画像上の所望部分に上記記録媒体に保持された壁紙の模様データを貼り付け表示するシミュレーションステップと、を更に具備することを特徴とする請求項7に記載の壁紙製造方法。
【請求項9】 カーテン生地用布の模様データを記録媒体に保持させる保持ステップと、通信回線を介して、上記模様データの画像を遠隔地の端末により閲覧させる閲覧ステップと、ユーザからのカーテン生地の注文を受ける受注ステップと、上記記録媒体より模様データを取り出す取り出しステップと、上記取り出した模様データをカーテン生地用布に印刷させる印刷ステップと、を具備することを特徴とするカーテン生地製造方法。
【請求項10】 カーテン生地で作成したカーテンを吊るす部屋の画像を入力する部屋画像入力ステップと、上記入力された部屋の画像上のカーテン部分に上記記録媒体に保持されたカーテン生地用布の模様データを貼り付け表示するシミュレーションステップと、を更に具備することを特徴とする請求項9に記載のカーテン生地製造方法。
【請求項11】 模様データを記録媒体に保持させる保持ステップと、通信回線を介して、上記模様データの画像を遠隔地の端末により閲覧させる閲覧ステップと、ユーザからの印刷物の注文を受ける受注ステップと、上記記録媒体より模様データを取り出す取り出しステップと、上記取り出した模様データを印刷媒体に印刷させる印刷ステップと、を具備することを特徴とする印刷物製造方法。
【請求項12】 印刷物を貼り付ける非貼付物の画像を入力する非貼付物画像入力ステップと、上記入力された非貼付物の画像上の所望部分に上記記録媒体に保持された模様データを貼り付け表示するシミュレーションステップと、を更に具備することを特徴とする請求項11に記載の印刷物製造方法。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、壁紙用紙に模様を印刷することで壁紙を製造する装置及び方法、及び、カーテン生地用布に模様を印刷することでカーテン生地を製造する装置及び方法に関する。
【0002】さらに本発明は、壁紙用紙やカーテン生地用布、ふすま紙用紙、壁装材用材料等を含む印刷媒体に模様を印刷することで印刷物を製造する装置及び方法に関する。
【0003】
【従来の技術】今日、建築物の内装や、家具・調度品にも種々の模様が用いられるようになってきている。
【0004】例えば、建築物の天井や壁面等に使用される室内装飾としての壁紙においても、その表面に、種々の模様、色の化粧が施されたものが販売されている。この化粧を施す手段としては、グラビア印刷方式が用いられているが、このようなグラビア印刷方式では、写真製版技術を必要とするので、必然的に少量多品種の要求に応じた壁紙の製造には向かず、専ら大量少品種ニーズへの対応がほとんどであった。
【0005】しかるに、昨今のユーザの要求は多様化し、ユーザの嗜好に合わせた壁紙を製造することが望まれている。しかしながら、そのようなユーザの嗜好に合わせた壁紙は、そのユーザ以外への販売は望めない。
【0006】一方、近年、A0サイズやB0サイズといった大判の用紙にカラー印刷可能なインクジェット方式のプリンタが開発されている。
【0007】そこで、上記のような少量多品種のニーズに応えるために、このインクジェット方式プリンタを用いることが考えられている。そして、そのようなインクジェット方式プリンタで良好な印刷を行える壁紙用紙も開発されてきており、例えば特開平10−309764号公報等に開示されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記公報に開示されたような壁紙用紙とインクジェット方式プリンタを使用して、ユーザ所望の模様の壁紙を製造しようとしても、そのユーザ所望の模様を如何様にして取り込むのかについては、まだ、十分に検討されておらず、上記公報にも開示されていない。
【0009】また、壁紙以外のカーテン生地、ふすま紙、壁装材(板状のものや、床板、家具・調度品用表面化粧シートを含む)等の印刷物に関しても同様である。
【0010】本発明は、上記の点に鑑みてなされたもので、ユーザからユーザ所望の模様の壁紙、カーテン生地、印刷物の注文を受け付けて、その注文に応じた少量多品種の壁紙、カーテン生地、印刷物を容易に注文製造できる壁紙製造装置及び製造方法、カーテン生地製造装置及び製造方法、並びに、印刷物製造装置及び製造方法を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するために、請求項1に記載の発明による壁紙製造装置は、壁紙の模様データを保持する模様データ保持手段と、上記模様データを画像表示する画像表示手段と、ユーザからの壁紙の注文を受ける受注手段と、上記受注手段による受注に応じて、上記模様データを上記模様データ保持手段より取り出す取り出し手段と、上記取り出し手段によって取り出した模様データを壁紙用紙に印刷する印刷手段とを備えることを特徴とする。
【0012】即ち、請求項1に記載の発明の壁紙製造装置によれば、画像表示手段により、模様データ保持手段に保持されている模様データを画像表示し、その表示を閲覧したユーザからの壁紙の注文を受注手段により受ける。そして、その受注に応じて、取り出し手段により上記模様データを上記模様データ保持手段より取り出して、印刷手段によって、その取り出した模様データを壁紙用紙に印刷する。従って、ユーザからユーザ所望の模様の壁紙の注文を受け付けて、その注文に応じた少量多品種の壁紙を容易に注文製造できるようになる。
【0013】なお、壁紙を貼り付ける部屋の画像を入力するための部屋画像入力手段と、上記画像表示手段に、上記部屋画像入力手段によって入力された部屋の画像上の所望部分に上記模様データ保持手段に保持された壁紙の模様データを貼り付け表示させるシミュレーション手段とを更に備えることが好ましい。
【0014】また、請求項3に記載の発明によるカーテン生地製造装置は、カーテン生地の模様データを保持する模様データ保持手段と、上記模様データを画像表示する画像表示手段と、ユーザからのカーテン生地の注文を受ける受注手段と、上記受注手段による受注に応じて、上記模様データを上記模様データ保持手段より取り出す取り出し手段と、上記取り出し手段によって取り出した模様データをカーテン生地用布に印刷する印刷手段とを備えることを特徴とする。
【0015】即ち、請求項3に記載の発明のカーテン生地製造装置によれば、画像表示手段により、模様データ保持手段に保持されている模様データを画像表示し、その表示を閲覧したユーザからのカーテン生地の注文を受注手段により受ける。そして、その受注に応じて、取り出し手段により上記模様データを上記模様データ保持手段より取り出して、印刷手段によって、その取り出した模様データをカーテン生地用布に印刷する。従って、ユーザからユーザ所望の模様のカーテン生地の注文を受け付けて、その注文に応じた少量多品種のカーテン生地を容易に注文製造できるようになる。
【0016】なお、カーテン生地で作成したカーテンを吊るす部屋の画像を入力するための部屋画像入力手段と、上記画像表示手段に、上記部屋画像入力手段によって入力された部屋の画像上のカーテン部分に上記模様データ保持手段に保持されたカーテン生地用布の模様データを貼り付け表示させるシミュレーション手段とを更に備えることが好ましい。
【0017】また、請求項5に記載の発明による印刷物製造装置は、模様データを保持する模様データ保持手段と、上記模様データを画像表示する画像表示手段と、ユーザからの印刷物の注文を受ける受注手段と、上記受注手段による受注に応じて、上記模様データを上記模様データ保持手段より取り出す取り出し手段と、上記取り出し手段によって取り出した模様データを印刷媒体に印刷する印刷手段とを備えることを特徴とする。
【0018】即ち、請求項5に記載の発明の印刷物製造装置によれば、画像表示手段により、模様データ保持手段に保持されている模様データを画像表示し、その表示を閲覧したユーザからの印刷物の注文を受注手段により受ける。そして、その受注に応じて、取り出し手段により上記模様データを上記模様データ保持手段より取り出して、印刷手段によって、その取り出した模様データを印刷媒体に印刷する。従って、ユーザからユーザ所望の模様の印刷物の注文を受け付けて、その注文に応じた少量多品種の印刷物を容易に注文製造できるようになる。
【0019】なお、印刷物を貼り付ける被貼付物の画像を入力するための被貼付物画像入力手段と、上記画像表示手段に、上記被貼付物画像入力手段によって入力された非貼付物の画像上の所望部分に上記模様データ保持手段に保持された模様データを貼り付け表示させるシミュレーション手段とを更に備えることが好ましい。
【0020】また、請求項7に記載の発明による壁紙製造方法は、壁紙の模様データを記録媒体に保持させる保持ステップと、通信回線を介して、上記模様データの画像を遠隔地の端末により閲覧させる閲覧ステップと、ユーザからの壁紙の注文を受ける受注ステップと、上記記録媒体より模様データを取り出す取り出しステップと、上記取り出した模様データを壁紙用紙に印刷させる印刷ステップとを備えることを特徴とする。
【0021】即ち、請求項7に記載の発明の壁紙製造方法によれば、通信回線を介して、記憶媒体に保持されている模様データの画像を遠隔地の端末により閲覧させ、その画像を閲覧したユーザから上記端末による壁紙の注文を受けると、上記記録媒体より模様データを取り出して、壁紙用紙に印刷させる。従って、ユーザからユーザ所望の模様の壁紙の注文を受け付けて、その注文に応じた少量多品種の壁紙を容易に注文製造できるようになる。
【0022】なお、壁紙を貼り付ける部屋の画像を入力する部屋画像入力ステップと、上記入力された部屋の画像上の所望部分に上記記録媒体に保持された壁紙の模様データを貼り付け表示するシミュレーションステップとを更に備えることが好ましい。
【0023】また、請求項9に記載の発明によるカーテン生地製造方法は、カーテン生地用布の模様データを記録媒体に保持させる保持ステップと、通信回線を介して、上記模様データの画像を遠隔地の端末により閲覧させる閲覧ステップと、ユーザからのカーテン生地の注文を受ける受注ステップと、上記記録媒体より模様データを取り出す取り出しステップと、上記取り出した模様データをカーテン生地用布に印刷させる印刷ステップとを備えることを特徴とする。
【0024】即ち、請求項9に記載の発明のカーテン生地製造方法によれば、通信回線を介して、記憶媒体に保持されている模様データの画像を遠隔地の端末により閲覧させ、その画像を閲覧したユーザから上記端末によるカーテン生地の注文を受けると、上記記録媒体より模様データを取り出して、カーテン生地用布に印刷させる。従って、ユーザからユーザ所望の模様のカーテン生地の注文を受け付けて、その注文に応じた少量多品種のカーテン生地を容易に注文製造できるようになる。
【0025】なお、カーテン生地で作成したカーテンを吊るす部屋の画像を入力する部屋画像入力ステップと、上記入力された部屋の画像上のカーテン部分に上記記録媒体に保持されたカーテン生地用布の模様データを貼り付け表示するシミュレーションステップとを更に備えることが好ましい。
【0026】また、請求項11に記載の発明による印刷物製造方法は、模様データを記録媒体に保持させる保持ステップと、通信回線を介して、上記模様データの画像を遠隔地の端末により閲覧させる閲覧ステップと、ユーザからの印刷物の注文を受ける受注ステップと、上記記録媒体より模様データを取り出す取り出しステップと、上記取り出した模様データを印刷媒体に印刷させる印刷ステップとを備えることを特徴とする。
【0027】即ち、請求項11に記載の発明の印刷物製造方法によれば、通信回線を介して、記憶媒体に保持されている模様データの画像を遠隔地の端末により閲覧させ、その画像を閲覧したユーザから上記端末による印刷部の注文を受けると、上記記録媒体より模様データを取り出して、印刷媒体に印刷させる。従って、ユーザからユーザ所望の模様の印刷物の注文を受け付けて、その注文に応じた少量多品種の印刷物を容易に注文製造できるようになる。
【0028】なお、印刷物を貼り付ける非貼付物の画像を入力する非貼付物画像入力ステップと、上記入力された非貼付物の画像上の所望部分に上記記録媒体に保持された模様データを貼り付け表示するシミュレーションステップとを更に備えることが好ましい。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
【0030】[第1の実施の形態]図1は、本発明の第1の実施の形態に係る壁紙製造装置の構成を示す図である。
【0031】通信回線(例えば、インターネット10)には、壁紙製造業者の本部20に設けられたサーバコンピュータ21や各地に配された壁紙製造業者の認定工場30に設けられたユーザコンピュータ31と、一般消費者や施工業者(工務店,設計事務所,販売店,等)40のユーザコンピュータ41とが、直接或いはプロバイダと呼ばれる接続業者を介して、接続されている。
【0032】上記壁紙製造業者の本部20のサーバコンピュータ21には、データベース(DB)22と、壁紙印刷装置23とが接続されている。
【0033】ここで、上記DB22は、所定の壁紙用紙に印刷すべき複数の模様の模様データを保持するものであり、また更に、顧客のデータや受発注データ等、様々なデータを保持している。壁紙印刷装置23は、所定の壁紙用紙に模様を印刷する大判プリンタであり、例えば、油性の顔料インクを使用したインクジェット方式プリンタである。
【0034】なお、油性顔料インクを使用する理由は、そのようなインクは、水性インクと比較して耐水性及び耐光性に優れているため、壁紙の使用状況に鑑みて、壁紙の模様印刷に適しているからである。また、インクジェット方式プリンタを使用するのは、壁紙用紙に多少の凹凸があっても印刷可能なため、エンボス加工等の施された壁紙用紙を使用できるという理由による。なお、このようなインクジェット式プリンタに使用する壁紙としては、本発明の出願人が特願平11−52777号として出願したような構造の壁紙を使用することがより好ましい。
【0035】また、上記壁紙製造業者の認定工場30のユーザコンピュータ31には、上記本部20の壁紙印刷装置23と同様の壁紙印刷装置32と、画像入力装置33とが接続されている。
【0036】ここで、壁紙の製造には、どのような素材の壁紙用紙を、どこの工場のどの印刷装置によってどのように模様印刷し、どのような壁面に貼り付けるのかといった種々の届を提出して、消防法による認定を受けなければならない。即ち、一般消費者や施工業者40が、単に壁紙用紙と印刷装置を入手して壁紙を製造することはできない。そこで、壁紙を製造するのは、専ら、壁紙製造業者の本部20又は認定工場30となる。
【0037】なお、画像入力装置33は、壁紙の注文を行おうとする一般消費者や施工業者が、壁紙にしようとする模様の元画像として持ち込んできたイラストや写真を読み込むためのスキャナやデジタルカメラである。
【0038】また、上記一般消費者や施工業者40のユーザコンピュータ41にも、画像入力装置42が接続可能となっている。
【0039】而して、このような構成の壁紙製造装置では、一般消費者や施工業者40は、自己のユーザコンピュータ41により、壁紙製造業者の本部20のサーバコンピュータ21等により実現されたインターネット10上の注文用ホームページ等にアクセスして、詳細は後述するようにして所望のデザインの壁紙を所望の幅及び長さだけ注文すると、壁紙製造業者の本部20では、壁紙印刷装置23により注文に応じた壁紙を印刷して、発注した一般消費者や施工業者40に届ける。或いは、その発注した一般消費者や施工業者40の所在位置に近い壁紙製造業者の認定工場30において、その壁紙印刷装置32により、注文に応じた壁紙を印刷して、上記発注した一般消費者や施工業者40に届ける。後者の場合、予め、壁紙製造業者の本部20のDB22に保持されている複数の模様データを、例えばCD−ROM等により各認定工場30に送って、認定工場30側でDBを構築しておけば、本部20のサーバコンピュータ21から認定工場30のユーザコンピュータ31へは、データ量の大きな画像データを送ることなく、発注データのみを送信すれば良くなる。
【0040】また、壁紙製造業者の認定工場30を店舗形式にしておけば、一般消費者や施工業者40は、自己のユーザコンピュータ41を操作する代わりに、その認定工場30へ出向いて、認定工場30のユーザコンピュータ31の操作は店員任せで、簡単に注文することができる。更には、その場で、壁紙印刷装置32によりサンプルを製造することもできるので、実際の発注前に実物を確認できるという利点もある。
【0041】図2乃至図4は、上記のような動作を行うための壁紙製造業者の本部20に配されたサーバコンピュータ21で実行される一連の処理フローチャートを示している。なお、この処理フローチャートは、一般消費者、施工業者40のユーザコンピュータ41が、当該施工業者のオーダ用ホームページにアクセスしたときの動作を示している。
【0042】即ち、サーバコンピュータ21は、ユーザコンピュータ41からのアクセスに応じて、図5の(A)に示すような画面“01”をユーザコンピュータ41のディスプレィに表示させるためのデータを送出する(ステップS11)。
【0043】そして、ユーザコンピュータ41で各項目についての入力が行われ、『入力』ボタンが操作されて、入力情報が送信されてくると、サーバコンピュータ21は、その入力情報に含まれる会員番号とパスワードにより、DB22を参照して会員の照合を行い(ステップS12)、その結果、正規の会員でないと判別した場合には、上記ステップS11に処理を戻す。またこのとき、会員No.又はパスワードが間違っていることを告知するようにしても良い。なお、会員の登録は、既に別の登録用ページで行われているものとする。
【0044】上記照合の結果、正規の会員からのアクセスであると判別した場合には、上記受信した入力情報に「前回と同内容」を表すデータが含まれているかどうかを判別する(ステップS13)。
【0045】その結果、入力情報に「前回と同内容」を表すデータが含まれていない、つまり、「新規注文」を表すデータが含まれていると判別した場合には、図5の(B)に示すような画面“02”をユーザコンピュータ41のディスプレィに表示させるためのデータを送出する(ステップS14)。この場合、DB22に保持された複数の模様パターンは、「自然」、「建物」等の分類分けがなされており、そのうちの一つの分類の模様パターンのサムネイル画像だけをDB22から読み出して、画面“02”に配置することで、送信データ量を削減し、高速化を図っている。
【0046】そして、ユーザコンピュータ41でパターン選択の操作が行われ、その選択操作に対応する情報が送信されてくると、サーバコンピュータ21は、その受信情報に『戻る』ボタンの操作を表すデータが含まれているかどうかを判別し(ステップS15)、それが含まれていれば、上記ステップS11に処理を戻す。
【0047】これに対して、受信情報に『戻る』ボタンの操作を表すデータが含まれていないと判別した場合には、更に、受信情報に『確定』ボタンの操作を表すデータが含まれているかどうかを判別する(ステップS16)。そして、それが含まれていれば、図5の(C)に示すような画面“03”をユーザコンピュータ41のディスプレィに表示させるためのデータを送出する(ステップS17)。このとき、画面“03”には、上記受信情報に含まれるユーザが選択した模様パターンを表すデータに従って、対応する模様パターンを含むものが生成されるようになっている。
【0048】そして、ユーザコンピュータ41で色調指定の操作が行われ、その指定操作に対応する情報が送信されてくると、サーバコンピュータ21は、その受信情報に『確定』ボタンの操作を表すデータが含まれているかどうかを判別し(ステップS18)、それが含まれていなければ、つまり、『戻る』ボタンの操作を表すデータが含まれていると判別した場合には、上記ステップS14に処理を戻す。
【0049】これに対して、『確定』ボタンの操作を表すデータが含まれていると判別した場合には、図5の(D)に示すような画面“04”をユーザコンピュータ41のディスプレィに表示させるためのデータを送出する(ステップS19)。このとき、画面“04”には、上記受信情報に含まれるユーザが指定した色調を表すデータに従って上記選択された模様パターンの色調を変更し、それを所定のズラシのピッチを持って縦横に並べた壁紙の模様を表す画像が生成されるようになっている。なお、本実施の形態では、上記所定のズラシのピッチを1/2としているが、他のピッチを初期値としても良いことは勿論である。
【0050】そして、ユーザコンピュータ41でピッチの変更操作が行われ、その変更操作に対応する情報が送信されてくると、サーバコンピュータ21は、その受信情報にピッチ変更を表すデータが含まれているかどうかを判別する(ステップS20)。そして、それが含まれていると判別した場合には、その変更指示されたピッチに従った壁紙の模様を表す画像を生成し(ステップS21)、上記ステップS19に動作を戻して、上記生成した画像を含む画面“04”をユーザコンピュータ41のディスプレィに表示させるためのデータを送出することになる。
【0051】これに対して、受信情報にピッチ変更を表すデータが含まれていないと判別した場合には、更に、その受信情報に『確定』ボタンの操作を表すデータが含まれているかどうかを判別し(ステップS22)、それが含まれていなければ、つまり、『戻る』ボタンの操作を表すデータが含まれていると判別した場合には、上記ステップS17に処理を戻す。
【0052】これに対して、『確定』ボタンの操作を表すデータが含まれていると判別した場合には、上記壁紙の模様に関するデータを図示しないRAMに一時記憶した後、図6の(A)に示すような画面“05”をユーザコンピュータ41のディスプレィに表示させるためのデータを送出する(ステップS23)。
【0053】一方、上記ステップS13において、受信した入力情報に「前回と同内容」を表すデータが含まれていると判別した場合には、上記ステップS12で照合した会員が前回注文した壁紙の模様データをDB22から読み出して図示しないRAMに一時記憶した後(ステップS24)、上記ステップS23に処理を進めて、上記画面“05”をユーザコンピュータ41のディスプレィに表示させるためのデータを送出することになる。
【0054】なお、画面“05”において、「リンクする」とは縦横一方のサイズを設定すると他方のサイズが一義的に設定されるモードのことであり、図6の(A)では、模様パターンの縦サイズを設定することで横サイズが自動的に決定されるので横サイズには入力できないようになっており、そのことを示すために横サイズの入力欄が識別表示されている。
【0055】そして、ユーザコンピュータ41で模様パターンサイズ及び壁紙の出力サイズの指定操作が行われ、その指定操作に対応する情報が送信されてくると、サーバコンピュータ21は、その受信情報に『確定』ボタンの操作を表すデータが含まれているかどうかを判別し(ステップS25)、それが含まれていなければ、つまり、『戻る』ボタンの操作を表すデータが含まれていると判別した場合には、上記ステップS19に処理を戻す。
【0056】これに対して、『確定』ボタンの操作を表すデータが含まれていると判別した場合には、上記受信情報に含まれる模様パターンサイズ及び壁紙の出力サイズに関するデータを図示しないRAMに一時記憶した後、図6の(B)に示すような画面“06”をユーザコンピュータ41のディスプレィに表示させるためのデータを送出する(ステップS26)。
【0057】そして、ユーザコンピュータ41で壁紙の素材の選択操作が行われ、その選択操作に対応する情報が送信されてくると、サーバコンピュータ21は、その受信情報に『確定』ボタンの操作を表すデータが含まれているかどうかを判別し(ステップS27)、それが含まれていなければ、つまり、『戻る』ボタンの操作を表すデータが含まれていると判別した場合には、上記ステップS23に処理を戻す。
【0058】これに対して、『確定』ボタンの操作を表すデータが含まれていると判別した場合には、上記受信情報に含まれる素材を表すデータを図示しないRAMに一時記憶した後、図6の(C)に示すような画面“07”をユーザコンピュータ41のディスプレィに表示させるためのデータを送出する(ステップS28)。
【0059】そして、ユーザコンピュータ41で発送先の指定操作が行われ、その指定操作に対応する情報が送信されてくると、サーバコンピュータ21は、その受信情報に『確定』ボタンの操作を表すデータが含まれているかどうかを判別し(ステップS29)、それが含まれていなければ、つまり、『戻る』ボタンの操作を表すデータが含まれていると判別した場合には、上記ステップS26に処理を戻す。
【0060】これに対して、『確定』ボタンの操作を表すデータが含まれていると判別した場合には、上記受信情報に「前回と同じ」を表すデータが含まれているか否かを判別する(ステップS30)。そして、「前回と同じ」を表すデータが含まれていると判別した場合には、上記ステップS12で照合した会員についての前回の発送先のデータをDB22から読み出して図示しないRAMに一時記憶した後(ステップS31)、ここまで上記RAMに一時記憶したデータに基づいて、図6の(D)に示すような画面“08”をユーザコンピュータ41のディスプレィに表示させるためのデータを送出する(ステップS32)。
【0061】また、「前回と同じ」を表すデータが含まれていないと判別した場合には、上記受信情報に含まれる発送先のデータを図示しないRAMに一時記憶した後、上記ステップS32に処理を進めて、上記画面“08”をユーザコンピュータ41のディスプレィに表示させるためのデータを送出することになる。
【0062】そして、ユーザコンピュータ41でこの画面により発注内容の確認がなされ、ユーザコンピュータ41から情報を受信すると、サーバコンピュータ21は、その受信情報に『注文する』ボタンの操作を表すデータが含まれているかどうかを判別する(ステップS33)。
【0063】ここで、『注文する』ボタン操作を表すデータが含まれていない、つまり、『取消し』ボタンの操作を表すデータが含まれていると判別した場合には、上記ステップS11に処理を戻す。勿論、ステップS11でなく、ステップS14やステップS23等に戻すようにしても良い。
【0064】而して、『注文する』ボタン操作を表すデータが含まれていると判別したときには、上記RAMに一時記憶してあるデータをDB22に保存する(ステップS34)。そして、そのデータに従って、DB22から模様データを読み出し、その読み出した模様データに対して色変更等を施した後、指定された模様サイズで選択されたピッチで並べて、指定された出力サイズだけ、壁紙を壁紙印刷装置23で印刷する(ステップS35)。
【0065】その後、こうして製造された壁紙を、上記発送先に、宅配便等により発送する(ステップS36)。
【0066】勿論、前述したように、この印刷処理と発注処理の部分を、上記発送先近傍の認定工場30に行わせることも可能である。その場合には、これら印刷処理及び発送処理を、上記DB22に保存したデータをインターネット10を介して認定工場30のユーザコンピュータ31に送信する処理に代えれば良いだけである。
【0067】また、この認定工場30が本部20内にあることもあり、その場合は、インターネット10を介さないで、社内LAN等でデータを送ることになるが、この場合も、同様に、上記印刷処理及び発送処理を、上記DB22に保存したデータを社内LAN等を介して認定工場30のユーザコンピュータ31に送信する処理に代えれば良いだけである。
【0068】なお、上記ステップS16において、受信情報に『確定』ボタンの操作を表すデータが含まれていないと判別した場合、つまり、何れかのタグの操作を表すデータが含まれていると判別した場合には、「オリジナル」タグを表すデータが含まれているのか否かを判別する(ステップS36)。
【0069】ここで、「オリジナル」タグを表すデータが含まれていない、つまり、「建物」タグ等、「オリジナル」タグ以外のタグを表すデータが含まれていると判別した場合には、そのタグに対応する模様パターンのサムネイル画像をDB22から読み出して配置することで画面“02”を更新する(ステップS37)。そして、上記ステップS14に処理を戻して、その更新された画面“02”を送出する。
【0070】また、「オリジナル」タグを表すデータが含まれていると判別した場合には、図7の(A)に示すような画面“09”をユーザコンピュータ41のディスプレィに表示させるためのデータを送出する(ステップS38)。
【0071】そして、ユーザコンピュータ41で登録指定操作が行われ、その登録指定操作に対応する情報が送信されてくると、サーバコンピュータ21は、その受信情報に『確定』ボタンの操作を表すデータが含まれているかどうかを判別し(ステップS39)、それが含まれていなければ、つまり、『戻る』ボタンの操作を表すデータが含まれていると判別した場合には、上記ステップS14に処理を戻す。
【0072】これに対して、『確定』ボタンの操作を表すデータが含まれていると判別した場合には、上記受信情報に「新規登録」を表すデータが含まれているか否かを判別する(ステップS40)。そして、「新規登録」を表すデータが含まれていない、つまり、「前回登録データ」を表すデータが含まれていると判別した場合には、その受信情報に含まれるユーザ指定の登録番号を表すデータに基づいて、DB22に保持されているオリジナルの模様パターンのデータを読み出して図示しないRAMに一時記憶する(ステップS41)。そしてその後、上記ステップS17に処理を進めて、その模様パターンのデータを用いた画面“03”を作成してユーザコンピュータ41に送出することになる。
【0073】一方、「新規登録」を表すデータが含まれていると判別した場合には、図7の(B)に示すような画面“10”をユーザコンピュータ41のディスプレィに表示させるためのデータを送出する(ステップS42)。
【0074】そして、ユーザコンピュータ41で新規登録しようとする模様パターンの画像ファイルの選択操作が行われ、その選択操作に対応する情報が送信されてくると、サーバコンピュータ21は、その受信情報に『確定』ボタンの操作を表すデータが含まれているかどうかを判別し(ステップS43)、それが含まれていなければ、つまり、『戻る』ボタンの操作を表すデータが含まれていると判別した場合には、上記ステップS38に処理を戻す。
【0075】これに対して、『確定』ボタンの操作を表すデータが含まれていると判別した場合には、その受信情報に含まれる選択画像ファイルの画像データを図示しないRAMに一時記憶して、その画像データを模様パターンとした図7の(C)に示すような画面“11”をユーザコンピュータ41のディスプレィに表示させるためのデータを送出する(ステップS44)。
【0076】そして、ユーザコンピュータ41で確認操作が行われ、その確認操作に対応する情報が送信されてくると、サーバコンピュータ21は、その受信情報に『確定』ボタンの操作を表すデータが含まれているかどうかを判別し(ステップS45)、それが含まれていなければ、つまり、『戻る』ボタンの操作を表すデータが含まれていると判別した場合には、上記ステップS42に処理を戻す。
【0077】これに対して、『確定』ボタンの操作を表すデータが含まれていると判別した場合には、上記受信情報にリピート修正として「自動」又は「しない」を表すデータが含まれているか否かを判別する(ステップS46)。
【0078】なおここで、リピート修正とは、模様パターンを並べた場合のその境界部分で模様が不自然と成らないように行う修正のことである。例えば、図8の(A)に示すような模様パターンの画像データから壁紙を作成しようとするとき、それを単に並べると、図8の(B)に示すように、その境界部分で模様のズレが生じてしまう。そこで、図8の(C)に破線で囲って示すように、その境界部分のデータを模様が連続するように修正する。これにより、図8の(D)に示すように、模様が連続した壁紙を作成することができる。この模様パターンの修正は、元の図8の(A)に示した一つの画像データを修正すれば、並べられた模様パターン全体にその修正が反映される。
【0079】なお、オリジナルの模様パターン以外の模様パターンについては、各ズラシのピッチに応じて修正された画像データとしてDB22に記憶されているので、このようなリピート修正の処理を行う必要がない。
【0080】而して、上記ステップS46において、「自動」又は「しない」を表すデータが含まれていると判別した際には、上記ステップS17に処理を進めて、上記RAMに一時記憶してあるオリジナルの模様パターンの画像データを自動的に修正して、又は修正しないで、画面“03”を作成してユーザコンピュータ41に送出することになる。
【0081】これに対して、「自動」又は「しない」を表すデータが含まれていない、つまり、「マニュアル」を表すデータが含まれていると判別した場合には、その受信情報に含まれるズラシのピッチを表すデータに基づいて、RAMに一時記憶されているオリジナルの模様パターンの画像データを用いた、図7の(D)に示すような画面“12”をユーザコンピュータ41のディスプレィに表示させるためのデータを送出する(ステップS47)。
【0082】そして、ユーザコンピュータ41でリピート修正操作が行われ、そのリピート修正操作に対応する情報が送信されてくると、サーバコンピュータ21は、その受信情報に『確定』ボタンの操作を表すデータが含まれているかどうかを判別し(ステップS48)、それが含まれていなければ、つまり、『戻る』ボタンの操作を表すデータが含まれていると判別した場合には、上記ステップS44に処理を戻す。
【0083】これに対して、『確定』ボタンの操作を表すデータが含まれていると判別した場合には、上記受信情報に含まれるリピート修正結果を表すデータを図示しないRAMに一時記憶すると共に、DB22に登録する(ステップS49)。この際、登録番号をユーザコンピュータ41に送信する。そしてその後、上記ステップS17に処理を進めて、上記RAMに一時記憶されたリピート修正された模様パターンの画像データを用いた画面“03”を作成してユーザコンピュータ41に送出することになる。
【0084】以上のようにして、一般消費者や施工業者40からのインターネット10を介した、少量多品種の壁紙の発注に応じた壁紙を製造して、その製造した壁紙を発注者に届けることができる。
【0085】[第2の実施の形態]次に、本発明の第2の実施の形態を説明する。
【0086】本第2の実施の形態は、上記第1の実施の形態に更に、実際の壁紙の使用状態をシミュレートする機能を付加したものである。即ち、本第2の実施の形態に係る壁紙製造装置の構成及び動作は、上記第1の実施の形態とほぼ同様であるので、異なる部分のみを以下に説明する。
【0087】本第2の実施の形態においては、図9に示すように、上記ステップS22で受信情報に『確定』ボタンの操作を表すデータが含まれていると判別した場合、又は、上記ステップS24で前回注文した壁紙の模様データをDB22から読み出した後に、実際の壁紙の使用状態をシミュレートするかどうかの問合せ画面(図示せず)をユーザコンピュータ41のディスプレィに表示させるためのデータを送出する(ステップS51)。
【0088】そして、ユーザコンピュータ41でその問合せに対する回答操作が行われ、その回答操作に対応する情報が送信されてくると、サーバコンピュータ21は、その受信情報に『はい』ボタンの操作を表すデータが含まれているかどうかを判別し(ステップS52)、それが含まれていなければ、つまり、『いいえ』ボタンの操作を表すデータが含まれていると判別した場合には、上記ステップS23に処理を進めて、画面“05”をユーザコンピュータ41のディスプレィに表示させるためのデータを送出することになる。
【0089】これに対して、『はい』ボタンの操作を表すデータが含まれていると判定した場合には、壁紙を貼る部屋の画像データの送信を要請する画面(図示せず)をユーザコンピュータ41のディスプレィに表示させるためのデータを送出する(ステップS53)。
【0090】そして、ユーザコンピュータ41でその要請に応じた画像データの送信操作が行われ、例えば図10の(A)に示すような画像データとその画像データ上における壁紙を貼る位置を表すデータとを受信すると(ステップS54)、サーバコンピュータ21は、それらのデータに従って、画像データ上の指定位置にRAMに一時記憶されている模様パターンの画像データを貼り付けて(ステップS55)、図10の(B)に示すような画面“13”をユーザコンピュータ41のディスプレィに表示させるためのデータを送出する(ステップS56)。
【0091】その後、ユーザコンピュータ41でマウスクリック等の所定の表示終了操作が行われ、その表示終了操作に対応する情報が送信されてくると(ステップS57)、サーバコンピュータ21は、図10の(C)に示すような画面“14”をユーザコンピュータ41のディスプレィに表示させるためのデータを送出する(ステップS58)。
【0092】そして、ユーザコンピュータ41で確認操作が行われ、その確認操作に対応する情報が送信されてくると、サーバコンピュータ21は、その受信情報に『OK』ボタンの操作を表すデータが含まれているかどうかを判別し(ステップS59)、それが含まれていなければ、つまり、『戻る』ボタンの操作を表すデータが含まれていると判別した場合には、上記ステップS14に処理を戻す。
【0093】これに対して、『OK』ボタンの操作を表すデータが含まれていると判別した場合には、上記ステップS23に処理を進めて、画面“05”をユーザコンピュータ41のディスプレィに表示させるためのデータを送出することになる。
【0094】以上実施の形態に基づいて本発明を説明したが、本発明は上述した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内で種々の変形や応用が可能である。
【0095】即ち、上記第1及び第2の実施の形態は、壁紙を製造する場合を例に説明したが、壁紙用紙の代わりにカーテン生地用布を使用するカーテン生地製造装置にも同様にして適用可能である。
【0096】また、更に、ふすま紙用紙を使用するふすま紙製造装置、壁装材用材料(板状のものや、床板用紙、家具・調度品用表面化粧シート用紙を含む)を使用する壁装材製造装置等、他の印刷媒体を使用した全ての印刷物製造装置に適用できることは勿論である。
【0097】ここで、本発明の要旨をまとめると以下のようになる。
【0098】(1) 壁紙の模様データを保持する模様データ保持手段と、上記模様データを画像表示する画像表示手段と、ユーザからの壁紙の注文を受ける受注手段と、上記受注手段による受注に応じて、上記模様データを上記模様データ保持手段より取り出す取り出し手段と、上記取り出し手段によって取り出した模様データを壁紙用紙に印刷する印刷手段と、を具備することを特徴とする壁紙製造装置。
【0099】(2) 上記模様データ保持手段には複数の模様データが保持されており、上記取り出し手段は、上記複数の模様データの中から、ユーザによって選択された模様データを取り出すことを特徴とする(1)に記載の壁紙製造装置。
【0100】(3) 上記取り出し手段で取り出した模様データを修正するための修正手段を更に具備することを特徴とする(1)又は(2)に記載の壁紙製造装置。
【0101】(4) 上記模様データ保持手段はサーバ上に設けられ、上記画像表示手段は端末上に設けられ、上記端末は上記サーバから遠隔地にあり、上記サーバと通信回線を介して接続されていることを特徴とする(1)乃至(3)の何れかに記載の壁紙製造装置。
【0102】(5) 上記端末より模様データを上記サーバに送信して、この模様データを上記模様データ保持手段に保持させることが可能であることを特徴とする(4)に記載の壁紙製造装置。
【0103】(6) 壁紙を貼り付ける部屋の画像を入力するための部屋画像入力手段と、上記画像表示手段に、上記部屋画像入力手段によって入力された部屋の画像上の所望部分に上記模様データ保持手段に保持された壁紙の模様データを貼り付け表示させるシミュレーション手段と、を更に具備することを特徴とする(1)に記載の壁紙製造装置。
【0104】(7) 壁紙の模様データを記録媒体に保持させる保持ステップと、通信回線を介して、上記模様データの画像を遠隔地の端末により閲覧させる閲覧ステップと、ユーザからの壁紙の注文を受ける受注ステップと、上記記録媒体より模様データを取り出す取り出しステップと、上記取り出した模様データを壁紙用紙に印刷させる印刷ステップと、を具備することを特徴とする壁紙製造方法。
【0105】(8) 上記記録媒体は複数の模様データを保持するものであり、上記取り出しステップは、上記複数の模様データより選択された模様データを取り出すことを特徴とする(7)に記載の壁紙製造方法。
【0106】(9) 上記取り出しステップで取り出した模様データを修正させる修正ステップを更に具備することを特徴とする(7)又は(8)に記載の壁紙製造方法。
【0107】(10) 上記保持ステップで保持される模様データは、通信回線を介して送信されたものであることを特徴とする(7)乃至(9)の何れかに記載の壁紙製造方法。
【0108】(11) 壁紙を貼り付ける部屋の画像を入力する部屋画像入力ステップと、上記入力された部屋の画像上の所望部分に上記記録媒体に保持された壁紙の模様データを貼り付け表示するシミュレーションステップと、を更に具備することを特徴とする(7)に記載の壁紙製造方法。
【0109】(12) カーテン生地の模様データを保持する模様データ保持手段と、上記模様データを画像表示する画像表示手段と、ユーザからのカーテン生地の注文を受ける受注手段と、上記受注手段による受注に応じて、上記模様データを上記模様データ保持手段より取り出す取り出し手段と、上記取り出し手段によって取り出した模様データをカーテン生地用布に印刷する印刷手段と、を具備することを特徴とするカーテン生地製造装置。
【0110】(13) 上記模様データ保持手段には複数の模様データが保持されており、上記取り出し手段は、上記複数の模様データの中から、ユーザによって選択された模様データを取り出すことを特徴とする(12)に記載のカーテン生地製造装置。
【0111】(14) 上記取り出し手段で取り出した模様データを修正するための修正手段を更に具備することを特徴とする(12)又は(13)に記載のカーテン生地製造装置。
【0112】(15) 上記模様データ保持手段はサーバ上に設けられ、上記画像表示手段は端末上に設けられ、上記端末は上記サーバから遠隔地にあり、上記サーバと通信回線を介して接続されていることを特徴とする(12)乃至(14)の何れかに記載のカーテン生地製造装置。
【0113】(16) 上記端末より模様データを上記サーバに送信して、この模様データを上記模様データ保持手段に保持させることが可能であることを特徴とする(15)に記載のカーテン生地製造装置。
【0114】(17) カーテン生地で作成したカーテンを吊るす部屋の画像を入力するための部屋画像入力手段と、上記画像表示手段に、上記部屋画像入力手段によって入力された部屋の画像上のカーテン部分に上記模様データ保持手段に保持されたカーテン生地用布の模様データを貼り付け表示させるシミュレーション手段と、を更に具備することを特徴とする(12)に記載のカーテン生地製造装置。
【0115】(18) カーテン生地用布の模様データを記録媒体に保持させる保持ステップと、通信回線を介して、上記模様データの画像を遠隔地の端末により閲覧させる閲覧ステップと、ユーザからのカーテン生地の注文を受ける受注ステップと、上記記録媒体より模様データを取り出す取り出しステップと、上記取り出した模様データをカーテン生地用布に印刷させる印刷ステップと、を具備することを特徴とするカーテン生地製造方法。
【0116】(19) 上記記録媒体は複数の模様データを保持するものであり、上記取り出しステップは、上記複数の模様データより選択された模様データを取り出すことを特徴とする(18)に記載のカーテン生地製造方法。
【0117】(20) 上記取り出しステップで取り出した模様データを修正させる修正ステップを更に具備することを特徴とする(18)又は(19)に記載のカーテン生地製造方法。
【0118】(21) 上記保持ステップで保持される模様データは、通信回線を介して送信されたものであることを特徴とする(18)乃至(20)の何れかに記載のカーテン生地製造方法。
【0119】(22) カーテン生地で作成したカーテンを吊るす部屋の画像を入力する部屋画像入力ステップと、上記入力された部屋の画像上のカーテン部分に上記記録媒体に保持されたカーテン生地用布の模様データを貼り付け表示するシミュレーションステップと、を更に具備することを特徴とする(18)に記載のカーテン生地製造方法。
【0120】(23) 模様データを保持する模様データ保持手段と、上記模様データを画像表示する画像表示手段と、ユーザからの印刷物の注文を受ける受注手段と、上記受注手段による受注に応じて、上記模様データを上記模様データ保持手段より取り出す取り出し手段と、上記取り出し手段によって取り出した模様データを印刷媒体に印刷する印刷手段と、を具備することを特徴とする印刷物製造装置。
【0121】(24) 上記模様データ保持手段には複数の模様データが保持されており、上記取り出し手段は、上記複数の模様データの中から、ユーザによって選択された模様データを取り出すことを特徴とする(23)に記載の印刷物製造装置。
【0122】(25) 上記取り出し手段で取り出した模様データを修正するための修正手段を更に具備することを特徴とする(23)又は(24)に記載の印刷物製造装置。
【0123】(26) 上記模様データ保持手段はサーバ上に設けられ、上記画像表示手段は端末上に設けられ、上記端末は上記サーバから遠隔地にあり、上記サーバと通信回線を介して接続されていることを特徴とする(23)乃至(25)の何れかに記載の印刷物製造装置。
【0124】(27) 上記端末より模様データを上記サーバに送信して、この模様データを上記模様データ保持手段に保持させることが可能であることを特徴とする(26)に記載の印刷物製造装置。
【0125】(28) 印刷物を貼り付ける被貼付物の画像を入力するための被貼付物画像入力手段と、上記画像表示手段に、上記被貼付物画像入力手段によって入力された非貼付物の画像上の所望部分に上記模様データ保持手段に保持された模様データを貼り付け表示させるシミュレーション手段と、を更に具備することを特徴とする(23)に記載の印刷物製造装置。
【0126】(29) 上記印刷物は、壁紙、カーテン生地、ふすま紙、壁装材(板状のものや、床板、家具・調度品用表面化粧シートを含む)の何れかであり、上記印刷媒体は、壁紙用紙、カーテン生地用布、ふすま紙用紙、壁装材用材料の何れかであることを特徴とする(23)に記載の印刷物製造装置。
【0127】(30) 模様データを記録媒体に保持させる保持ステップと、通信回線を介して、上記模様データの画像を遠隔地の端末により閲覧させる閲覧ステップと、ユーザからの印刷物の注文を受ける受注ステップと、上記記録媒体より模様データを取り出す取り出しステップと、上記取り出した模様データを印刷媒体に印刷させる印刷ステップと、を具備することを特徴とする印刷物製造方法。
【0128】(31) 上記記録媒体は複数の模様データを保持するものであり、上記取り出しステップは、上記複数の模様データより選択された模様データを取り出すことを特徴とする(30)に記載の印刷物製造方法。
【0129】(32) 上記取り出しステップで取り出した模様データを修正させる修正ステップを更に具備することを特徴とする(30)又は(31)に記載の印刷物製造方法。
【0130】(33) 上記保持ステップで保持される模様データは、通信回線を介して送信されたものであることを特徴とする(30)乃至(32)の何れかに記載の印刷物製造方法。
【0131】(34) 印刷物を貼り付ける非貼付物の画像を入力する非貼付物画像入力ステップと、上記入力された非貼付物の画像上の所望部分に上記記録媒体に保持された模様データを貼り付け表示するシミュレーションステップと、を更に具備することを特徴とする(30)に記載の印刷物製造方法。
【0132】(35) 上記印刷物は、壁紙、カーテン生地、ふすま紙、壁装材(板状のものや、床板、家具・調度品用表面化粧シートを含む)の何れかであり、上記印刷媒体は、壁紙用紙、カーテン生地用布、ふすま紙用紙、壁装材用材料の何れかであることを特徴とする(30)に記載の印刷物製造方法。
【0133】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、ユーザからユーザ所望の模様の壁紙、カーテン生地、印刷物の注文を受け付けて、その注文に応じた少量多品種の壁紙、カーテン生地、印刷物を容易に注文製造できる壁紙製造装置及び製造方法、カーテン生地製造装置及び製造方法、並びに、印刷物製造装置及び製造方法を提供することができる。




 

 


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