Warning: copy(.htaccess): failed to open stream: Permission denied in /home/jp321/public_html/header.php on line 8
柔軟剤組成物 - 花王株式会社
米国特許情報 | 欧州特許情報 | 国際公開(PCT)情報 | Google の米国特許検索
 
     特許分類
A 農業
B 衣類
C 家具
D 医学
E スポ−ツ;娯楽
F 加工処理操作
G 机上付属具
H 装飾
I 車両
J 包装;運搬
L 化学;冶金
M 繊維;紙;印刷
N 固定構造物
O 機械工学
P 武器
Q 照明
R 測定; 光学
S 写真;映画
T 計算機;電気通信
U 核技術
V 電気素子
W 発電
X 楽器;音響


  ホーム -> 繊維;紙;印刷 -> 花王株式会社

発明の名称 柔軟剤組成物
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2001−200475(P2001−200475A)
公開日 平成13年7月27日(2001.7.27)
出願番号 特願2000−102427(P2000−102427)
出願日 平成12年4月4日(2000.4.4)
代理人 【識別番号】100063897
【弁理士】
【氏名又は名称】古谷 馨 (外3名)
【テーマコード(参考)】
4L033
【Fターム(参考)】
4L033 AC02 AC15 BA86 BA87 
発明者 林 宏光 / 山口 紀子 / 田方 秀次
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】 (a)分子中にエステル基及び/又はアミド基を有し、さらに1つ以上の炭素数10〜22のアルキル基又はアルケニル基を有する3級アミン又はその塩を3〜50重量%、(b)下記一般式(1)の化合物及び/又は一般式(2)の化合物を0.1〜15重量%含有する柔軟剤組成物。
【化1】

〔式中R1、R6は、それぞれ独立に、炭素数5〜19のアルキル基又はアルケニル基であり、R2、R3は、それぞれ独立に、炭素数1〜3のアルキル基又はヒドロキシアルキル基である。Xは−COO−、−OCO−、−CONH−、−NHCO−、【化2】

あるいは連結手である。R4は炭素数1〜3のアルキレン基であり、R5は炭素数1〜6のアルキレン基又は−(O−R7)n−である。ここでR7はエチレン基又はプロピレン基であり、nは1〜10の数である。W-は陰イオン基である。〕
【請求項2】 さらに(c)非イオン界面活性剤及び/又は陰イオン界面活性剤を含有する請求項1記載の柔軟剤組成物。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は柔軟剤組成物に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来、柔軟剤には長鎖アルキル基を有する4級アンモニウム塩や3級アミンの酸塩が用いられている。また、繊維製品の衛生や消臭の点から抗菌剤を柔軟剤組成物に配合する試みがなされている。特開平10−512015号公報には柔軟剤として水不溶性の4級アンモニウム塩及び抗菌剤として水溶性4級アンモニウム塩を配合した柔軟剤組成物が開示されている。
【0003】しかしながら、このような組成物は、洗浄後、室内で乾燥させたときの異臭や着用時の汗に由来する体臭等の衣料に付着する悪臭を抑制する効果が低く、特に化繊衣料に対する効果が低いという問題がある。また、組成物の貯蔵安定性に関してもまだ十分満足できるレベルではない。
【0004】従って本発明の課題は、化繊衣料においても、汗に由来する体臭等の衣料に付着する臭いを抑制する効果が高く、且つ貯蔵安定性に優れる柔軟剤組成物を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、(a)分子中にエステル基及び/又はアミド基を有し、さらに1つ以上の炭素数10〜22のアルキル基又はアルケニル基を有する3級アミン又はその塩を3〜50重量%、(b)下記一般式(1)の化合物及び/又は一般式(2)の化合物を0.1〜15重量%含有する柔軟剤組成物を提供する。
【0006】
【化3】

【0007】〔式中R1、R6は、それぞれ独立に、炭素数5〜19、好ましくは7〜17のアルキル基又はアルケニル基であり、R2、R3は、それぞれ独立に、炭素数1〜3のアルキル基又はヒドロキシアルキル基である。Xは−COO−、−OCO−、−CONH−、−NHCO−、【0008】
【化4】

【0009】あるいは連結手である。R4は炭素数1〜3のアルキレン基であり、R5は炭素数1〜6のアルキレン基又は−(O−R7)n−である。ここでR7はエチレン基又はプロピレン基、好ましくはエチレン基であり、nは1〜10、好ましくは1〜5の数である。W-は陰イオン基、好ましくはハロゲンイオン又は炭素数1〜3のアルキル硫酸イオンである。〕
ここで、連結手とはR1とR5とを直接つなぐ共有結合のことを指す。
【0010】
【発明の実施の形態】(a)成分本発明の(a)成分は分子中にエステル基及び/又はアミド基と、1つ以上の炭素数10〜22のアルキル基又はアルケニル基とを有する3級アミン又はその塩であり、特に下記一般式(3)の化合物又は一般式(3)の化合物と酸剤との塩が繊維製品の風合いの点から好ましい。
【0011】
【化5】

【0012】〔式中、R8、R10は、それぞれ独立に、炭素数10〜22、好ましくは12〜18のアルキル基又はアルケニル基を示し、X、Yは、それぞれ独立に、−COO−、−CONR13−、−OCO−、−NR13CO−であり、少なくともいずれか一方は−COO−、−OCO−である。ここでR13は水素原子、炭素数1〜3のアルキル基又はヒドロキシアルキル基、好ましくは水素原子を示す。また、R9、R11は炭素数1〜5のアルキレン基であり、R12は炭素数1〜3のアルキル基もしくはヒドロキシアルキル基又はR8−X−R9−である。〕
なお塩の場合、用いる酸は、塩酸、硫酸、リン酸、炭素数1〜12の脂肪酸又は炭素数1〜3のアルキル硫酸が好ましい。
【0013】一般式(3)で示される化合物のうち、特に好ましくは下記の化合物又はその塩が好ましく、塩は塩酸、硫酸又はリン酸との塩が好ましい。
【0014】
【化6】

【0015】本発明では、衣料の風合いの点から一般式(3)の化合物に加えて一般式(4)の化合物を併用することが望ましい。
【0016】
【化7】

【0017】〔式中、R14は炭素数12〜22,好ましくは14〜18のアルキル基又はアルケニル基を示し、Bは−COO−、−CONR18−、−OCO−、−NR18CO−であり、好ましくは−COO−又は−CONR18−である。ここで、R18は水素原子、炭素数1〜3のアルキル基又はヒドロキシアルキル基、好ましくは水素原子を示す。また、R15は炭素数1〜5のアルキレン基であり、R16、R17は炭素数1〜3のアルキル基又はヒドロキシアルキル基を示す。〕。
【0018】一般式(4)の化合物は、塩の状態であってもよく、用いる酸は塩酸、硫酸、リン酸、炭素数1〜12の脂肪酸又は炭素数1〜3のアルキル硫酸が好ましい。
【0019】本発明の柔軟剤組成物は、柔軟効果の点から、一般式(3)の化合物と一般式(4)の化合物を、(3):(4)=70:30〜99:1、特に80:20〜95:5の重量比率で含有することが好ましい。
【0020】(b)成分本発明の柔軟剤組成物は、(b)成分として前記一般式(1)の化合物及び/又は一般式(2)の化合物を含有する。最も好ましい(b)成分として下記の化合物を挙げることができる。式中のW-は前記の意味を示す。
【0021】
【化8】

【0022】〔柔軟剤組成物〕本発明の柔軟剤組成物は(a)成分を3〜50重量%、好ましくは3〜40重量%、特に好ましくは5〜35重量%含有し、(b)成分を0.1〜15重量%、好ましくは1〜15重量%、特に好ましくは1〜10重量%含有する。また、貯蔵安定性、衣料の風合い及び化繊における悪臭抑制効果の点から(b)/(a)が重量比で1/30〜1/1、さらに1/10〜1/1が望ましい。
【0023】本発明の柔軟剤組成物は、(a)成分及び(b)成分を水で稀釈した水溶液の形態が好ましい。使用する水は蒸留水又はイオン交換水が好ましい。また、水は組成物中に40〜90重量%、特に50〜85重量%配合することが貯蔵安定性の点で望ましい。
【0024】さらに、本発明の組成物は、悪臭抑制効果及び貯蔵安定性の点から、組成物の20℃におけるpHを2〜5、特に2.5〜4に調整することが好ましい。
【0025】(c)成分本発明では貯蔵安定性の点から上記(a)及び(b)成分に加えてさらに非イオン界面活性剤及び/又は陰イオン界面活性剤(c)を配合することが好ましい。非イオン界面活性剤としては炭素数8〜20のアルキル基またはアルケニル基を有するポリオキシエチレンアルキルエーテルが好ましく、特に下記一般式(5)の非イオン界面活性剤が良好である。
19−T−[(R20O)p−H]q (5)
〔式中、R19は、炭素数10〜18、好ましくは12〜18のアルキル基又はアルケニル基であり、R20は炭素数2又は3のアルキレン基であり、好ましくはエチレン基である。pは2〜100、好ましくは5〜80、特に好ましくは20〜60の数を示す。Tは−O−、−CON−又は−N−であり、Tが−O−の場合はqは1であり、Tが−CON−又は−N−の場合はqは2である。〕。
【0026】一般式(5)の化合物の具体例として以下の化合物を挙げることができる。
19−O−(C24O)r−H〔式中、R19は前記の意味を示す。rは8〜100、好ましくは20〜60の数である。〕
19−O−(C24O)s(C36O)t−H〔式中、R19は前記の意味を示す。s及びtはそれぞれ独立に2〜40、好ましくは5〜40の数であり、エチレンオキシドとプロピレンオキシドはランダムあるいはブロック付加体であってもよい。〕
【0027】
【化9】

【0028】上記非イオン界面活性剤の配合量は安定性の点から組成物中0.5〜10重量%、特に1〜8重量%が好ましい。
【0029】本発明では繊維製品の風合いを向上させる目的で陰イオン界面活性剤、中でも脂肪酸又はその塩類を配合することが好ましく、具体的にはカプリル酸、カプリン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、オレイン酸、あるいはこれらの混合物であり、特にラウリン酸、ステアリン酸、オレイン酸から選ばれる1種以上が良好である。また、ヤシ油、パーム油、パーム核油、牛脂から誘導されるアルキル組成を有する脂肪酸も好ましい。上記脂肪酸又はその塩の配合量は、組成物中0.01〜5重量%、特に0.5〜3重量%が好ましい。
【0030】本発明では、貯蔵安定性の点から、炭素数8〜22の飽和又は不飽和脂肪酸と多価アルコールとのエステル化合物を組成物中0.1〜10重量%、特に0.5〜5重量%配合することが好ましい。エステル化合物としては、トリグリセライド、ジグリセライド、モノグリセライド、ペンタエリスリトールのモノ、ジ、トリエステル、ソルビタンエステルが好ましい。
【0031】本発明では、無機塩、例えば塩化カルシウムなどを0〜1000ppm、好ましくは10〜500ppm添加することが貯蔵安定性の点で望ましい。但し、脂肪酸塩類などの界面活性剤にはナトリウム塩やカリウム塩が含まれているが、このような界面活性剤の使用によって組成物に混入する無機塩は上記制限を受けるものではない。
【0032】さらに本発明では、エタノール、イソプロパノール、グリセリン、エチレングリコール、プロピレングリコール、ジエチレングリコール、ジプロピレングリコール及びポリオキシエチレンフェニルエーテルから選ばれる溶媒成分を配合することが貯蔵安定性の点から好ましい。これら溶媒成分は、組成物中に0〜20重量%、特に0.5〜10重量%配合することが好ましい。なお、エタノールを使用する場合は、ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸塩変性エタノールや8−アセチル化蔗糖変性エタノールを使用することが望ましい。
【0033】本発明の柔軟剤組成物には、通常繊維処理剤に配合されるシリコーン、香料(特に好ましくは特開平8−11387号公報記載の成分(c)及び(d)にて示された香気成分の組み合わせ)あるいは色素等の成分を配合しても差し支えない。
【0034】
【実施例】<配合成分>以下に実施例に用いた成分を示す。
【0035】
【化10】

【0036】
【化11】

【0037】(a’−1):ジオレオイルヒドロキシエチルジメチルアンモニウムメチルサルフェート【0038】
【化12】

【0039】(b’−1):ジデシルジメチルアンモニウムクロリド(c−1):炭素数12の飽和アルコールにエチレンオキサイドを平均21モル付加させたもの(c−2):ラウリン酸のジエタノールアミドにエチレンオキシドを平均20モル付加させたもの(c−3):ルナックS−50(ステアリン酸、花王(株)製)
(d−1):エキセル150〔ステアリン酸モノ、ジ、トリグリセリド混合物(モノ:ジ:トリ=60:35:5)花王(株)製〕
(d−2):塩化カルシウム(d−3):エチレングリコール(e−1):色素(アシッドブルー9)
(e−2):香料〔ヘキシルシンナミックアルデヒド(18)、ネロリンヤラヤラ(4)、トリシクロデセニルアセテート(4)、ベンジルアセテート(10)、ムスクケトン(5)、アニシルアセトン(2)、サンダルマイソールコア(2)、アルデヒドC14ピーチ(1)、リナロール(18)、ジヒドロキシミルセノール(8)、ボルネオール(4)、セドロール(4)、ムゴール(5)、ベンジルアルコール(5)、ジプロピレングリコール(10)の混合物:カッコ内は香料中の重量%〕
(e−3):シリコーン(東芝シリコーン製、TSA730)。
【0040】実施例1上記成分を用いて表1に示す柔軟剤組成物を調製した(本発明品1〜7及び比較品1〜3)。ブラウス(アクリル60%、ポリエステル20%、ナイロン20%)5枚を市販の弱アルカリ性洗剤(花王(株)アタック)を用いて洗濯機で洗浄した(東芝製2槽式洗濯機VH−360S1、洗剤濃度0.0667重量%、水道水30L使用、水温20℃、10分間)。その後洗浄液を排出し、1分間脱水後、30Lの水道水を注水して5分間すすぎを行い、排水後1分間脱水を行った。その後再度30Lの水道水を注水した後、表1の柔軟剤組成物7mlを添加し5分間攪拌した。その後、脱水し自然乾燥した。
【0041】(臭い評価)上記処理した衣料を20代女性5人に12時間着用させ、着用後の衣料の臭いを10人のパネラー(30代男性10人)により下記の基準で判定し、平均点を求めた。
ほとんど臭いを感じない……0かすかに臭いを感じるが気にならない程度である……1臭いがする……2顕著に臭いがする……3。
【0042】(貯蔵安定性評価)表1の柔軟剤組成物を広口規格ビン(PS No11)に100ml入れ、−20℃/12時間→20℃/12時間のサイクルにプログラムされた恒温槽に入れ、1週間貯蔵した。貯蔵後の液の外観を下記の基準で評価した。
外観に変化がみられない……○ゲル化、分離、沈殿形成などの外観の変化がみられる……×【0043】
【表1】

【0044】実施例2表2に記載の組成の柔軟剤組成物(本発明品8〜12)を実施例1と同様にして調製した。なお、香料は表3の組成のもの100重量部に対しジプロピレングリコール10重量部を混合したものを用いた。それらについて実施例1同様に評価したところ、何れも優れた臭い抑制効果と貯蔵安定性が認められた。
【0045】
【表2】

【0046】
【表3】

【0047】
【発明の効果】本発明の柔軟剤組成物は、特に化繊衣料において、汗に由来する体臭等の衣料に付着する臭いを抑制する効果が高く、且つ貯蔵安定性に優れる。




 

 


     NEWS
会社検索順位 特許の出願数の順位が発表

URL変更
平成6年
平成7年
平成8年
平成9年
平成10年
平成11年
平成12年
平成13年


 
   お問い合わせ info@patentjp.com patentjp.com   Copyright 2007-2013