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発明の名称 洗浄用補助具
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2001−9191(P2001−9191A)
公開日 平成13年1月16日(2001.1.16)
出願番号 特願平11−185098
出願日 平成11年6月30日(1999.6.30)
代理人 【識別番号】100063897
【弁理士】
【氏名又は名称】古谷 馨 (外3名)
【テーマコード(参考)】
3B155
【Fターム(参考)】
3B155 AB01 BB08 CD20 
発明者 千脇 正仁 / 西村 弘
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】 被洗物に内挿可能な大きさ及び形状を有し該被洗物に内挿されて、該被洗物と共に洗濯に供される洗浄用補助具。
【請求項2】 枠組構造を有する請求項1記載の洗浄用補助具。
【請求項3】 被洗物に内挿されて該被洗物を構成する布又は編地相互の重畳を防止する洗浄用補助具。
【請求項4】 請求項1〜3の何れか1項記載の洗浄用補助具を被洗物に内挿し、該被洗物を構成する布又は編地相互の重畳を防止した状態で該被洗物を洗濯する洗浄方法。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は繊維製品の洗浄の際に用いられる洗浄用補助具に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来より、布又は編地からなる繊維製品の汚れを、水や洗浄剤の存在下、電気洗濯機による機械的な処理により除去することが行われているが、繊維製品によっては通常の洗浄処理だけでは満足のいく洗浄効果が得られない場合があり、その場合は適当な前処理を行うことが奨励される。例えば靴下汚れに対しては、手で揉む、ブラシ等の洗浄用具で擦る、叩く等の前処理が行われる。しかしながら、このような前処理を行うことは手間と時間がかかり、煩雑である。
【0003】
【課題を解決するための手段】本発明は、被洗物に内挿可能な大きさ及び形状を有し該被洗物に内挿されて、該被洗物と共に洗濯に供される復元性の洗浄用補助具に関する。
【0004】また、本発明は、被洗物に内挿されて該被洗物を構成する布又は編地相互の重畳を防止する洗浄用補助具に関する。
【0005】更に、本発明は、上記本発明の洗浄用補助具を被洗物に内挿し、該被洗物を構成する布又は編地相互の重畳を防止した状態で該被洗物を洗濯する洗浄方法に関する。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の洗浄用補助具は、対象とする被洗物に内挿可能であれば、大きさ及び形状、更に材質は問わないが、枠組構造を有することが好ましい。例えば、図1(a)のような平板状、図1(b)のような中空球体状等の枠組構造が挙げられる。また、図1(c)のように表面に突起を設けてもよい。更に、合成繊維を巻縮して形成した塊状の集合体からなってもよい。
【0007】また、本発明の洗浄用補助具の大きさは、対象とする繊維製品と同等かそれ以上が被洗物を構成する布又は編地相互の重畳を防止する点で好ましい。
【0008】また、本発明の洗浄用補助具を構成する材質は、プラスチック、ゴム、金属等、水を洗浄媒体とする洗浄処理に耐えうるものが好ましい。特に、洗濯槽を傷めず、使用感が良いことから、弾性部材が好ましく、この点でゴムや軟質のプラスチックが好ましい。具体的には、ゴムとしては合成ゴム(スチレン−ブタジエンゴム、イソプレンゴム、ブタジエンゴム、シリコーンゴム等)やポリフッ化エチレン(テフロン(登録商標)等)等が、プラスチックとしてはポリエチレン、ポリ塩化ビニル、ポリプロピレン、アクリル樹脂等が挙げられる。これらは、その材質自体が弾性や吸水性を有するものでもよい。例えば、弾性を有するものとしてポリウレタンフォームや発泡ポリスチレン等の発泡樹脂が、また吸水性を有するものとしてアクリル酸と架橋剤とからなる重合物のような吸水性ポリマーが挙げられる。また、金属として形状記憶金属や超弾性金属を使用することもできる。材質の比重は1以上、特に1〜2が好ましい。
【0009】図1(a)の洗浄用補助具は、矩形枠体1と該枠体1内部にその短辺と平行して設けられた連結部2とを有する。図1では、枠体1と連結部2は一体的に形成されている。枠体1の四隅は洗濯槽や繊維製品を傷めないよう丸みを帯びている個とが望ましい。連結部2の数は1以上でもよいし、形成されていなくてもよい。また、連結部2の設置方向も任意である。図1の洗浄用補助具を靴下用として用いる場合、図1(a)中のxの長さは靴下の底部の長さの100〜150%が好ましい。また、図1(a)中のyの長さも靴下の底部の幅の100〜150%が好ましい。厚さは、2〜6mmが好ましい。材質はゴム、金属、具体的には合成ゴム、テフロン、シリコーンゴム、超弾性金属が好適である。
【0010】図1(b)の洗浄用補助具は球状の枠構造を有する。材質はゴム、プラスチック、金属が好ましい。環状部材3の半径は2〜3cmが好ましい。図1(b)の補助具は弾性を示す。また、被洗物を構成する布又は編地相互の重畳防止効果をより向上させるために、図1(b)の補助具の表面に、図1(c)のように適当な突起3を設けてもよい。
【0011】本発明の洗浄用補助具は、布又は編地からなる種々の繊維製品に使用できるが、袋状物品、特に靴下に好適である。靴下等の袋状物品は、外側だけでなく内側にも汚れが付着する。この汚れは落としにくい汚れの一つであるが、本発明の洗浄用補助具は、袋状物品を構成する布又は編地相互の重畳を防止することで、洗浄液との接触効率を高め、生地を傷めることなく、繊維間に入り込んだ汚れを除去できる。本発明の洗浄用補助具を装着した繊維製品は、通常の電気洗濯機を用いた洗濯にそのまま供することができる。
【0012】
【発明の効果】本発明の復元性の洗浄用補助具によれば、繊維製品、特に靴下等の袋状物品の汚れを、通常の洗濯操作により、良好に除去できる。また、袋状物品の洗浄による縮みを防止できる。
【0013】
【実施例】実施例1図1(a)に示す洗浄用補助具を靴下の内部に装着して洗浄した場合の洗浄効果を、この洗浄用補助具を用いない場合と比較した。ここで、試験用靴下は、グンゼ(株)「サポート クリーン」を中学生が8〜12時間/日の条件で着用したものである。また、洗浄用補助具は、材質がゴムで、図1(a)中のxが9cm、yが25cm、厚さ5mmのものである。また、洗浄条件は、洗濯機が全自動洗濯機(ナショナル愛妻号)、洗濯水が水道水、洗濯水温度が20℃、使用洗剤が花王(株)製アタック、浴比が2.25kg/Lである。その結果、靴下の外側も内側も洗浄用補助具を使用した方が汚れ落ちが顕著であった。
【0014】実施例2下記の方法で得られた洗浄用補助具を靴下の内部に装着して洗浄した場合の洗浄効果を、この洗浄用補助具を用いない場合と比較した。試験用靴下及び洗浄条件は実施例1と同じとした。洗浄の結果、靴下の外側も内側も洗浄用補助具を使用した方が汚れ落ちが顕著であった。
【0015】<洗浄用補助具の製造>関東化学社正アクリル酸100g、イオン交換水60g及びアクリル酸に対して1モル%の架橋剤(デナコールEX−911、長瀬産業社製)からなる溶液を20℃以下に冷却しながら48%NaOH水溶液80gを徐々に添加した。その後、アクリル酸に対して1モル%の過硫酸カリウムを更に加えた。この溶液を直径40mm、高さ250mmの円柱状のステンレス製の型に流し込み、90℃まで加熱した。約1時間、90℃で加熱した後冷却し、型から取り出し、減圧乾燥機により乾燥させると収縮し、直径15mm、長さ70mmの円柱状重合体を得た。これを洗浄用補助具として用いるが、吸水後(洗濯時)直径40mm、長さ250mmまで膨張し靴下を広げる。
【0016】実施例3弾性発泡ポリマー(材質:ポリウレタン)からなる直径60mm、長さ250mmの円柱体を洗浄用補助具として用い、該補助具を靴下の内部に装着して洗浄した場合の洗浄効果を、この洗浄用補助具を用いない場合と比較した。ここで、試験用靴下及び洗浄条件は実施例1と同じとした。該補助具は、直径25mm、長さ230mm程度に押しつぶして靴下に内挿した。その後、該補助具はもとの形状(直径60mm、長さ250mmの円柱形)に戻り、靴下を広げる。洗浄の結果、靴下の外側も内側も洗浄用補助具を使用した方が汚れ落ちが顕著であった。
【0017】実施例4実施例1の洗浄操作を10回繰り返し行った場合の靴下の縦の縮み防止効果を評価した。ただし、洗浄用補助具は、図1(a)中のxが8cm、yが25cm、厚さ5mmのものを用いた。洗濯処理後の靴下の底部分の長さ(つま先から踵までの長さ)を比較したところ、新品は23cm、洗浄用補助具なしの場合は21cm、洗浄用補助具ありの場合は23cmであった。




 

 


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