米国特許情報 | 欧州特許情報 | 国際公開(PCT)情報 | Google の米国特許検索
 
     特許分類
A 農業
B 衣類
C 家具
D 医学
E スポ−ツ;娯楽
F 加工処理操作
G 机上付属具
H 装飾
I 車両
J 包装;運搬
L 化学;冶金
M 繊維;紙;印刷
N 固定構造物
O 機械工学
P 武器
Q 照明
R 測定; 光学
S 写真;映画
T 計算機;電気通信
U 核技術
V 電気素子
W 発電
X 楽器;音響


  ホーム -> 繊維;紙;印刷 -> ジューキ株式会社

発明の名称 クリームはんだ印刷機のクリーニング装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2001−138493(P2001−138493A)
公開日 平成13年5月22日(2001.5.22)
出願番号 特願平11−322829
出願日 平成11年11月12日(1999.11.12)
代理人 【識別番号】100090033
【弁理士】
【氏名又は名称】荒船 博司 (外1名)
【テーマコード(参考)】
2C035
2C250
5E319
【Fターム(参考)】
2C035 AA06 FD29 
2C250 FA06 FB14 FB17
5E319 BB05 CD01 CD29
発明者 黒田 潔 / 石川 淳 / 重信 光徳
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】 クリームはんだ印刷機のマスクの背面側に該マスクに沿って移動自在に配置されるとともにこのマスクの背面を吸引する吸引部を備え、このマスクの背面を吸引しながらクリームはんだを回収するクリーニング装置であって、前記吸引部は、内部が中空とされるとともに内部と連通する管により真空源に接続される吸引用容器と、該吸引用容器に、前記マスクの背面に臨むように形成された吸引口と、該吸引口の各部位における吸引力を調整する調整手段とを備えたことを特徴とするクリームはんだ印刷機のクリーニング装置。
【請求項2】 請求項1記載のクリームはんだ印刷機のクリーニング装置において、調整手段が、吸引用容器内の吸引口の背面側に設けられ、かつ、前記吸引口の一部と重なるように配置されることで、該吸引口の各部位における吸引力を調整するシャッタを備えていることを特徴とするクリームはんだ印刷機のクリーニング装置。
【請求項3】 請求項2記載のクリームはんだ印刷機のクリーニング装置において、シャッタが、吸引用容器の管による真空源との一つもしくは複数の接続部分からの距離が近いほど、吸引口と前記シャッタとが重なる部分の面積が広くなるような形状とされていることを特徴とするクリームはんだ印刷機のクリーニング装置。
【請求項4】 請求項2記載のクリームはんだ印刷機のクリーニング装置において、シャッタが、吸引口の端部と重なって該吸引口の端部を閉塞するように配置されることにより、前記吸引口の開口している部分の幅を狭くするようになっていることを特徴とするクリームはんだ印刷機のクリーニング装置。
【請求項5】 請求項2または3記載のクリームはんだ印刷機のクリーニング装置において、シャッタが吸引用容器から着脱自在とされていることを特徴とするクリームはんだ印刷機のクリーニング装置。
【請求項6】 請求項2〜5のうちのいずれか一つに記載のクリームはんだ印刷機のクリーニング装置において、シャッタが回転移動、スライド移動及びこれらの移動の組み合わせによる移動等の移動方法により移動自在とされることにより、吸引口の各部位のシャッタと重なる面積が変更自在となっていることを特徴とするクリームはんだ印刷機のクリーニング装置。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、クリームはんだ印刷機に用いられるマスクに付着したクリームはんだを除去するためのクリームはんだ印刷機のクリーニング装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、プリント基板の表面にクリームはんだを塗布するには、クリームはんだ印刷機を用いて行われているが、プリント基板を、所定のパターン孔が形成されたマスクの下面に密着させ、マスクの上からクリームはんだを塗布した後、マスクからプリント基板を離間する際、マスクのパターン孔の縁部や裏面に一部のクリームはんだが残ってしまう。
【0003】そこで従来、マスクのパターン孔の縁部や裏面に付着したクリームはんだは、一定回数の印刷を行った後、クリームはんだ印刷機のクリーニング装置により除去するようにしていた。このようなクリームはんだ除去のためのクリーニング装置としては、マスクの下方にあって、このマスクの裏面に付着したクリームはんだを掻き取る一対のスキージと、両スキージの間に配設されて、このマスクに開口されたパターン孔内のクリームはんだと、前記スキージにより掻き取られたクリームはんだを、空気吸引装置の真空圧により吸引する吸引部と、前記マスクに沿って水平方向に往復移動させる移動手段とを備えた装置が使用されている。また、テープ状のペーパをマスクの裏面に密着させ該マスクに沿って摺動させることにより、パターン孔から裏面側に洩出したクリームはんだを拭き取るようにもしていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のようなクリームはんだ印刷機のクリーニング装置では、空気吸引装置の接続口が吸引部の一個所に設けられるため、吸引部の吸引力は、接続口から離れるに従って減少しクリームはんだの除去にむらが生じたりしていた。また、吸引部に複数の空気吸引装置の接続口を設けたとしても、やはりそれぞれの接続口からの距離によって吸着力が異なりクリームはんだの除去にむらが生じていた。さらに、パターン孔が設けられたマスクの範囲は、プリント基板の寸法によって決まるが、吸引部はマスクの下面に押し当てられているため、プリント基板の寸法に合わせて吸引部の寸法を調整することが困難であった。
【0005】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、クリームはんだを除去する吸引力を、吸引部の長手方向に沿って容易に一定に調整することができるクリームはんだ印刷機のクリーニング装置を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を解決すべく本発明の請求項1記載のクリームはんだ印刷機のクリーニング装置1は、例えば図1〜3に示すように、クリームはんだ印刷機のマスク2の背面側に該マスク2に沿って移動自在に配置されるとともに該マスク2の背面を吸引する吸引部5を備え、このマスク2の背面を吸引しながらクリームはんだCを回収する前記クリーニング装置1であって、前記吸引部5は、内部が中空とされるとともに内部と連通する管16により真空源に接続される吸引用容器18と、該吸引用容器18に、前記マスク2の背面に臨むように形成された吸引口21と、該吸引口21の各部位における吸引力を調整する調整手段19とを備えたことを特徴とするものである。
【0007】前記吸引部5は、前記マスク2に開口されたパターン孔7の縁部や裏面に残存するクリームはんだCを真空源(空気吸引装置)の真空圧により吸引して除去するものであり、例えば、該マスク2の下方で上下左右に移動可能に設けられている。さらに、前記吸引部5は、前記マスク2に密着することで該マスク2に付着したクリームはんだCを掻き取るスキージ20と、この掻き取られたクリームはんだCを吸引するために前記スキージ20近傍に設けられた前記吸引口21と、真空源と連通する前記管16を接続する接続口17が設けられた中空の箱状の前記吸引用容器18と、この吸引用容器18に挿嵌または嵌挿することで前記吸引口21の各部位における吸引力を調整する前記調整手段19とを備えて構成されているのが望ましい。
【0008】前記スキージ20は、前記吸引部5を前記マスク2に向かって移動させた際、該スキージ20の先端が該マスク2の裏面に近接するよう前記クリームはんだ印刷機のクリーニング装置1に取付けられたものであり、例えば、平面視矩形状な筒体であって、上端部に鋭角な傾斜面が形成されているのが望ましい。
【0009】前記吸引口21は、前記スキージ20によって掻き取られるクリームはんだCを吸引するために設けられたものであり、例えば、前記吸引部5の上面に設けられたスキージ20の内側開口部分に沿わし該スキージ20の長手方向に略一致する長さに前記吸引部5上面に開口された穴であるのが望ましい。
【0010】前記吸引用容器18は、真空源の吸引力を前記調整手段19の調整を介して前記吸引口21に伝えるものであり、例えば、真空源に通じる前記管16の前記接続口17とクリームはんだCを吸引する該吸引口21とを連通させるための連通空間部28を内部に備えた中空の箱状のものが望ましい。
【0011】前記調整手段19は、前記吸引口21の吸引力を前記スキージ20の長手方向に沿って調整することのできるものであり、例えば、前記連通空間部28と前記吸引口21との間の一部を閉塞することのできる平板状のものが望ましい。
【0012】請求項1記載のクリームはんだ印刷機のクリーニング装置1によれば、前記吸引用容器18は前記調整手段19を用いることによって、前記吸引口21の各部位における吸引力を調整することができるので、吸引力の斑を防止するとともに真空源が接続された前記管16からの距離に関係なく吸引力を容易に均等にすることができる。
【0013】請求項2記載のクリームはんだ印刷機のクリーニング装置1は、例えば図1〜3に示すように、請求項1において、前記調整手段19が、前記吸引用容器18内の前記吸引口21の背面側に設けられ、かつ、前記吸引口21の一部と重なるように配置されることで、該吸引口21の各部位における吸引力を調整するシャッタ26を備えていることを特徴とするものである。
【0014】前記シャッタ26は、前記吸引口21の背面側に配設されるよう前記吸引用容器18内に挿嵌されるものであり、例えば、該吸引口21の各部位における吸引力にほぼ比例した傾斜を持つ形状に予め形成された平板であるのが望ましい。
【0015】請求項2記載のクリームはんだ印刷機のクリーニング装置1によれば、前記吸引口21の各部位における吸引力を調整するには、前記吸引用容器18内の前記吸引口21の背面側に前記シャッタ26を前記吸引用容器18内に配設すれば良いので、比較的簡単に前記調整手段19を構成することができる。
【0016】請求項3記載のクリームはんだ印刷機のクリーニング装置1a、1bのシャッタ33、35は、例えば図4および図5に示すように、請求項2において、前記シャッタ26が、前記吸引用容器18の前記管16による真空源との一つもしくは複数の接続部分からの距離が近いほど、前記吸引口21と該シャッタ26とが重なる部分の面積が広くなるような形状とされていることを特徴とするものである。
【0017】請求項3記載のクリームはんだ印刷機のクリーニング装置1a、1bによれば、前記シャッタ33、35は、前記吸引用容器18の前記管16による真空源との接続部分からの距離が近いほど、前記吸引口21と該シャッタ33、35とが重なる部分の面積が広くなるような形状とされているので、比較的簡単に、前記吸引口21の各部位における吸引力をなるべく均等に調整することができる。
【0018】請求項4記載のクリームはんだ印刷機のクリーニング装置1cのシャッタ36は、例えば図6に示すように、請求項2において、前記シャッタ26が、前記吸引口21の端部と重なって該吸引口21の端部を閉塞するように配置されることにより、この吸引口21の開口している部分の幅を狭くするようになっていることを特徴とするものである。
【0019】請求項4記載のクリームはんだ印刷機のクリーニング装置1cによれば、プリント基板の大きさ等により、前記マスク2に形成される前記パターン孔7の範囲は異なるものであるが、前記シャッタ36は、前記マスク2に設けられる前記パターン孔7の領域に合わせて前記吸引口21の開口部分の幅を容易に狭くすることができる。したがって、前記シャッタ36は、前記吸引口21の開口部分の範囲を効果的に限定するとともに、前記パターン孔7に合わせてより強く吸引することができる。
【0020】請求項5記載のクリームはんだ印刷機のクリーニング装置1dのシャッタ37は、例えば図7に示すように、請求項2または3において、前記シャッタ26が前記吸引用容器18から着脱自在とされていることを特徴とするものである。
【0021】請求項5記載のクリームはんだ印刷機のクリーニング装置1dによれば、前記シャッタ37は、前記吸引用容器18から着脱自在に設けられているので、前記吸引口21の開口部分の幅は、前記マスク2に設けられる前記パターン孔7の範囲に応じて効果的に限定することができるとともに、該パターン孔7に合わせてより強く吸引することができる。さらに、前記シャッタ37は、プリント基板の大きさに対応した該シャッタ37に交換することができる。
【0022】請求項6記載のクリームはんだ印刷機のクリーニング装置1eのシャッタ39、39は、例えば図8に示すように、請求項2〜5のいずれかにおいて、前記シャッタ26が回転移動、スライド移動及びこれらの移動の組み合わせによる移動等の移動方法により移動自在とされることにより、前記吸引口21の各部位の前記シャッタ26と重なる面積が変更自在となっていることを特徴とするものである。
【0023】請求項6記載のクリームはんだ印刷機のクリーニング装置1eによれば、前記シャッタ39、39は、回転移動、スライド移動及びこれらの移動の組み合わせによる移動等の移動方法によって移動自在となっている。したがって、前記クリームはんだ印刷機のクリーニング装置1eは、前記吸引口21の各部位の前記シャッタ39、39と重なる面積を容易に変更することができるとともに、該クリームはんだ印刷機のクリーニング装置1eを最適な吸引力を有するように設定することができる。また、前記シャッタ39、39は、前記吸引口21の開口部分の幅を前記マスク2に設けられる前記パターン孔7の範囲に応じて効果的に限定することができる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下に、本発明に係わるクリームはんだ印刷機のクリーニング装置における実施の形態例を、図1から図8に基づいて説明する。
【0025】(第1の実施の形態例)本例のクリームはんだ印刷機のクリーニング装置1は、図1から図3に示すように、クリームはんだ印刷機のマスク2に沿って左右平行に往復移動が可能なケーシング3内に、該マスク2の背面側にクリーニングペーパ4を介して該ケーシング3内に設置され該マスク2の背面を吸引する吸引部5とを備えて構成されている。なお、前記マスク2は、矩形状の板状弾性体からなるもので、その端部がスクリーンフレーム6に固定され、該マスク2の表面上にはプリント基板に印刷されるクリームはんだCのパターンに合わせたパターン孔7が形成されている。
【0026】前記ケーシング3は、上面が開放された縦断面コ状中空の箱状なものであり、その下部には往復移動手段8が、内部には前記クリーニングペーパ4と前記吸引部5とが設置されている。前記往復移動手段8は、前記ケーシング3の下面に取付けられたナット9、9と、該ナット9、9に螺合され前記マスク2に対して水平な状態の長尺なボールねじ10と、該ボールねじ10を回転させるモータ11とを備えて構成されている。
【0027】前記クリーニングペーパ4は、溶剤を吸い込ませた帯状のロール紙であって、該クリーニングペーパ4が前記マスク2と前記吸引部5の間に介在するように、複数のガイドローラ12…を介して該クリーニングペーパ4の一端部は巻き取りローラ13に、他端部は繰り出しローラ14に巻架されている。前記ガイドローラ12…と前記巻き取りローラ13と前記繰り出しローラ14は、前記ケーシング3内で取付けられ回転可能なものであり、その長さ方向が図1中の紙面垂直方向に平行となるように設けられている。前記繰り出しローラ14からモータ等によって引き出され前記クリーニングペーパ4は、前記ガイドローラ12…を介して前記巻き取りローラ13に巻かれるようになっている。
【0028】前記吸引部5は、前記ケーシング3内下面に設置された昇降手段15によって該吸引部5を上下に移動させられものであり、該昇降手段15上端に取付けられ真空源と連通する管16を接続する接続口17が設けられた中空の箱状の吸引用容器18と、該吸引用容器18に挿嵌することで真空源によって生じる吸引力を調整する調整手段19と、前記吸引用容器18の上面18aに設けられ前記マスク2のパターン孔7の縁部および裏面に付着したクリームはんだCを掻き取るスキージ20と、この掻き取られたクリームはんだCを吸引するための吸引口21とを備えて構成されている。
【0029】前記昇降手段15は、シリンダ22とロッド23から構成されており、該シリンダ22は前記ケーシング3下面に立設され、該ロッド23はその上端部に前記吸引用容器18の下面が連結されるとともに該シリンダ22上に垂直となるよう設けられている。前記昇降手段15は、前記ロッド23を伸縮することによって、前記吸引用部5を上下動するようになっている。このように、前記吸引部5は前記昇降手段15によって上下に移動可能となっており、これによって、この吸引部5の先端部に取り付けられた前記スキージ20は上下に移動することで前記クリーニングペーパ4を下から押し上げ、該クリーニングペーパ4を介して前記マスク2の裏面に密着することができる。
【0030】前記吸引用容器18は、前記昇降手段15上端に取付けられ真空源と連通している中空な箱状の真空吸引部24と、前記スキージ20が上面に取付けられているスキージ取付部25とを備えて構成されている。
【0031】前記真空吸引部24は、縦長な中空の箱状のものであり、後述する調整手段19であるシャッタ26を挿嵌させるために開口された切り欠き部27と、直方体状にくり抜かれた連通空間部28と、前記シャッタ26の取付軸29を挿入するための取付軸用溝部30と、真空源を接続する前記接続口17とを備えて構成されている。
【0032】前記切り欠き部27は、前記真空吸引部24の上端部において、該真空吸引部24の一側面の一部が開口されつつ、前記シャッタ26の厚さを持ち該シャッタ26をほぼ嵌合するような矩形状に形成されている。前記連通空間部28は、前記切り欠き部27の下面27a中央において、前記真空吸引部24の下面を残しつつ直方体状に形成されている。また、前記連通空間部28は、前記管16の接続口17と連通している。前記取付軸用溝部30は、前記切り欠き部27の下面27aにおいて、後述するシャッタ26を前記切り欠き部27に挿嵌する際に、該シャッタ26に設けられた取付軸29の下端部に係合するように、前記接続口17に近い前記吸引用容器18の短手方向に沿って溝が形成されている。前記接続口17は、前記真空吸引部24の一側面に、真空源の前記管16と接続可能な穴として形成されており、前記真空吸引部24内において前記連通空間部28と連通している。
【0033】前記スキージ取付部25は、前記スキージ20と、前記シャッタ26の前記取付軸29を係合する取付軸用溝部30aと、該スキージ取付部25の内側を貫き下端面まで開口された前記吸引口21とを備えて構成されている。
【0034】前記スキージ20は、周辺部上端に鋭角な傾斜面が形成された平面視矩形状な筒体であって、前記スキージ取付部25の上面に該スキージ取付部25の長手方向に沿って平行に立設されている。前記吸引口21は、前記スキージ20の下端部、つまり該スキージ20が立設された前記スキージ取付部25の上面に、このスキージ20の長手方向に沿って開口され形成されている。また、前記吸引口21は、前記連通空間部28の開口の形状と略一致するように開口されている。
【0035】前記取付軸用溝部30aは、前記スキージ取付部25の裏面において、後述するシャッタ26を前記切り欠き部27に挿嵌する際に、前記接続口17に近い該スキージ取付部25の短手方向に沿って前記取付軸29の上端部が係合するような溝が形成されている。前記取付軸用溝部30aは、図2で示された前記取付軸用溝部30と同様な形状に形成されており、前記スキージ取付部25と前記真空吸引部24を接続した際、該取付軸用溝部30と向き合うような位置に形成されている。
【0036】前記調整手段19は、前記取付軸29を係合する取付孔部31を備え平面視略台形の形状に形成された平板状の前記シャッタ26であり、前記取付軸29を前記取付軸用溝部30に係合するように前記切り欠き部27に挿嵌されている。
【0037】前記取付軸29は、円柱状に形成されており、該取付軸29を前記取付孔部31に係合させ前記シャッタ26を前記切り欠き部27に挿嵌する際に、該取付軸29の上端部が前記取付軸用溝部30aに、該取付軸29の下端部が前記取付軸用溝部30にほぼ密着して係合する程度の高さを備えて形成されている。
【0038】前記シャッタ26は、平面視略台形状に形成されており、この傾斜する一辺が前記吸引部5の内側に位置するよう前記切り欠き部27に挿嵌される。また、前記シャッタ26における周辺部の一部は、図3aで示すように、若干円弧状に形成されている。したがって、前記シャッタ26は、前記取付軸用溝部30、30aに挿通されている前記取付軸29を支点として回動する際、その若干円弧状に形成されている一辺が前記切り欠き部27の縁に邪魔されることなく、常に接触して前記吸引部5内を気密状態にしつつ回動することができる。
【0039】前記シャッタ26は、図2で示すように、前記取付軸29の下端部を前記取付軸用溝部30に、該取付軸29の上端部を前記取付軸用溝部30aに挿入しつつ、前記切り欠き部27に挿嵌して前記真空吸引部24と前記スキージ取付部25との間に挟入される。この際、前記吸引口21は、前記シャッタ26の前記取付軸29が前記取付軸用溝部30、30aに沿って挿入されることで、前記接続口17から距離が近い該吸引口21の部位ほど、該シャッタ26の傾斜する一辺によって広く遮断される。
【0040】前記吸引口21は、前記シャッタ26を介して前記連通空間部28と連通されており、前記接続口17からの距離が近く吸引力が強い前記吸引口21の部位は、該シャッタ26の傾斜する一辺によって広く遮断されることでその吸引力は弱めることができる。
【0041】さらに、該接続口17からの距離が遠く吸引力が弱い該吸引口21の部位は、該接続口17からの距離が遠くなるにつれ該シャッタ26と前記連通空間部28との重なり部分の面積は徐々に小さくなるように該シャッタ26の傾斜する一辺によって調整されているので、該吸引口21の吸引力は強められている。
【0042】したがって、本発明のクリーニング装置1は、真空源によって生じる前記吸引部5の吸引力を、前記吸引口21の長手方向に沿って容易に一定に調整することができるので、前記マスク2のパターン孔7の縁部や裏面に付着した前記クリームはんだCはむらなく除去することができる。また、前記クリーニング装置1は、前記調整手段19を回動・着脱・挿嵌・交換することで容易に前記マスク2上に形成されたパターン孔7の範囲に前記吸引口21を合わせることができるので、あらゆるクリームはんだ印刷機のマスク2に対してクリームはんだCの除去が可能である。
【0043】上記した前記クリーニング装置1は、以下のようにして、クリームはんだ印刷機で使用した前記マスク2の裏面に付着した前記クリームはんだCを清掃する。
【0044】まず、図1において、破線で示されるように、前記昇降手段15の前記ロッド23を上昇させ該ロッド23の上端部に取付けられた前記吸引部5を上に移動させ、この吸引部5に設けられている前記スキージ20により前記クリーニングペーパ4を前記マスク2の裏面に下方から押し付けた状態にする。
【0045】その後、適宜速度で前記巻き取りローラ13により該クリーニングペーパ4を巻き取りつつ、前記モータ11を駆動して、前記ケーシング3を前記マスク2に沿って水平移動させる。この際、前記パターン孔7の縁部や裏面に付着した前記クリームはんだCは、前記クリーニングペーパ4によって拭き取られると同時に、該クリーニングペーパ4を押し上げている前記スキージ20の先端によっても掻き取られるように除去される。また、前記クリーニングペーパ4と前記スキージ20は、前記マスク2の幅とほぼ同じか多少大きく形成されているので、前記ケーシング3は右端から左端への移動を一度行えば前記マスク2の裏面全体を清掃することができる。
【0046】なお、前記往復移動手段8は、前記ケーシング3を前記マスク2に対して左右水平方向に往復移動することができるので、前記マスク2に付着した前記クリームはんだCの汚れ具合に合わせ前記クリーニング装置1を数度往復移動させ該クリームはんだCを除去しても良い。
【0047】(第2の実施の形態例)本例のクリームはんだ印刷機のクリーニング装置1aは、図4に示すように、前記吸引部5に真空源と接続されている前記管16、16を接続する二つの前記接続口17、17が設けられた真空吸引部32が、前記調整手段19には前記シャッタ26の形状と異なるシャッタ33が使用されている。前記クリーニング装置1aが、前記クリーニング装置1と異なる点は、前記吸引部5に前記取付軸用溝部30、30aが設けられていないことと、前記シャッタ33の形状が異なることであり、その他の点は同様である。よって、前記クリーニング装置1aの各構成要素のうち、前記クリーニング装置1と同様の構成要素については、同一の符号を付し、その説明は省略する。
【0048】前記クリーニング装置1aのシャッタ33は、前記真空吸引部32に設けられた前記管16、16を接続する二つの接続口17、17からの距離が近いほど、前記連通空間部28(すなわち前記吸引口21)と該シャッタ33とが重なる部分の面積が広くなるような形状に形成されている。すなわち、前記シャッタ33は、傾斜する二辺を有する平板であって、この傾斜する二辺が前記吸引部5の内側に位置するよう前記切り欠き部27に挿嵌することで、前記真空吸引部32と前記スキージ取付部25との間に挟入される。
【0049】この際、前記吸引口21は、前記接続口17、17から距離が近い該吸引口21の部位ほど、該シャッタ33の傾斜する二辺によって広く遮断される。前記吸引口21は、前記シャッタ33を介して前記連通空間部28と連通されており、前記接続口17、17からの距離が近く吸引力が強い前記吸引口21の部位は、該シャッタ33の傾斜する二辺によって広く遮断されることでその吸引力は弱めることができる。
【0050】さらに、前記接続口17、17からの距離が遠く吸引力が弱い該吸引口21の部位は、該接続口17、17からの距離が遠くなるにつれ該シャッタ33と前記連通空間部28との重なり部分の面積は徐々に小さくなるように該シャッタ33の傾斜する二辺によって調整されているので、該吸引口21の吸引力は強められている。したがって、本発明のクリーニング装置1aは、真空源によって生じる前記吸引部5の吸引力を、前記シャッタ33を前記切り欠き部28に挿嵌することで前記吸引口21の長手方向に沿って容易に一定に調整することができるので、前記マスク2のパターン孔7の縁部や裏面に付着した前記クリームはんだCはむらなく除去することができる。
【0051】(第3の実施の形態例)本例のクリームはんだ印刷機のクリーニング装置1bは、図5に示すように、前記吸引部5に真空源と接続されている前記管16…を接続する三つの前記接続口17…が設けられた真空吸引部34が、前記調整手段19には前記シャッタ26の形状と異なるシャッタ35が使用されている。前記クリーニング装置1bが、前記クリーニング装置1と異なる点は、前記吸引部5に前記取付軸用溝部30、30aが設けられていないことと、前記シャッタ35の形状が異なることであり、その他の点は同様である。よって、前記クリーニング装置1bの各構成要素のうち、前記クリーニング装置1と同様の構成要素については、同一の符号を付し、その説明は省略する。
【0052】前記クリーニング装置1bのシャッタ35は、前記真空吸引部34に設けられた三つの前記管16…を接続する三つの接続口17…からの距離が近いほど、前記連通空間部28(すなわち前記吸引口21)と該シャッタ35とが重なる部分の面積が広くなるような形状に形成されている。すなわち、前記シャッタ35は、傾斜する四辺を有する平板であって、この傾斜する四辺が前記吸引部5の内側に位置するよう前記切り欠き部27に挿嵌することで、前記真空吸引部34と前記スキージ取付部25との間に挟入される。
【0053】この際、前記吸引口21は、前記接続口17、17から距離が近い該吸引口21の部位ほど、前記シャッタ35の傾斜する四辺によって広く遮断される。前記吸引口21は、前記シャッタ35を介して前記連通空間部28と連通されており、前記接続口17、17からの距離が近く吸引力が強い前記吸引口21の部位は、該シャッタ35の傾斜する四辺によって広く遮断されることでその吸引力は弱めることができる。
【0054】さらに、前記接続口17、17からの距離が遠く吸引力が弱い該吸引口21の部位は、該接続口17、17からの距離が遠くなるにつれ該シャッタ35と前記連通空間部28との重なり部分の面積が徐々に小さくなるように該シャッタ35の傾斜する四辺によって調整されているので、該吸引口21の吸引力は強められている。したがって、本発明のクリーニング装置1bは、真空源によって生じる前記吸引部5の吸引力を、前記シャッタ35を前記切り欠き部27に挿嵌することで前記吸引口21の長手方向に沿って容易に一定に調整することができるので、前記マスク2のパターン孔7の縁部や裏面に付着した前記クリームはんだCはむらなく除去することができる。
【0055】(第4の実施の形態例)本例のクリームはんだ印刷機のクリーニング装置1cは、図6に示すように、前記吸引部5は、真空源と接続されている管16を接続する前記接続口17が一つ設けられた前記真空吸引部24が、前記調整手段19に前記シャッタ26の形状と異なるシャッタ36、36が使用されている。前記クリーニング装置1cが、前記クリーニング装置1と異なる点は、前記吸引部5に前記取付軸用溝部30、30aが設けられておらず、前記切り欠き部27および前記シャッタ36の形状が異なることであり、その他の点は同様である。よって、前記クリーニング装置1cの各構成要素のうち、前記クリーニング装置1と同様の構成要素については、同一の符号を付し、その説明は省略する。
【0056】前記切り欠き部27は、前記真空吸引部24の上面において、該真空吸引部24の長手方向に沿って端から端まで長尺な矩形状に穿孔されている。前記シャッタ36、36は、平板であって矩形状に形成されている。前記シャッタ36、36を前記切り欠き部27の両側から挿嵌して前記真空吸引部24と前記スキージ取付部25の間に挟入し、前記連通空間部28の両端部と重ねて該連通空間部28の端部を閉塞するように配置することにより、前記連通空間部28の開口している部分の幅を狭くすることができる。したがって、前記連通空間部28の開口している部分の幅は、前記シャッタ36、36を前記切り欠き部27に挿嵌して調整することができるので、プリント基板に合わせて前記マスク2に設けられたパターン孔7の範囲に合わせて効果的に限定するとともに、該パターン孔7の縁部や裏面に付着した前記クリームはんだCをより強く吸引することができる。
【0057】(第5の実施の形態例)本例のクリームはんだ印刷機のクリーニング装置1dは、図7に示すように、前記調整手段19において、前記吸引用容器18から着脱自在なシャッタ37が使用されている。
【0058】前記シャッタ37は、該シャッタ37の中央に、該シャッタ37の長手方向に沿って長尺な台形状に開口された開口部38が設けられている。前記シャッタ37は、真空源と接続された前記接続口17が一つ設けられる場合に使用され、前記真空吸引部24の前記切り欠き部27に、前記開口部38の小さく開口された開口部分を前記接続口17に向けて嵌合して、予め前記真空吸引部24と前記スキージ取付部25との間に挟入することで、前記吸引部5の吸引力を調整することができる。
【0059】(第6の実施の形態例)本例のクリームはんだ印刷機のクリーニング装置1eは、図8に示すように、前記真空吸引部32の両端部にそれぞれ前記接続口17が設けられる場合において、前記調整手段19に、前記吸引部5内で回転移動、スライド移動及びこれらの移動の組み合わせによる移動等の移動方法により移動自在とされるシャッタ39、39が使用されている。
【0060】前記クリーニング装置1eが、前記クリーニング装置1と異なる点は、前記吸引部5に前記シャッタ39、39の取付軸29a、29bを挿通させる取付軸用溝部30b、30cが設けられ、さらに、前記シャッタ39の形状が異なっていることであり、その他の点は同様である。よって、前記クリーニング装置1eの各構成要素のうち、前記クリーニング装置1と同様の構成要素については、同一の符号を付し、その説明は省略する。
【0061】前記切り欠き部27は、その両端部にそれぞれ前記取付軸用溝部30b、30cが、該切り欠き部27の短手方向に沿って穿孔されている。前記シャッタ39、39は、ほぼ矩形状な平板であり、四隅のうち一個所に前記取付軸29a、29bの取付孔部31a、31bが形成されており、該取付孔部31a、31bが設けられた端部と反対側の端部は、若干円弧状に形成された一辺を有している。
【0062】前記シャッタ39、39は、前記取付軸29a、29bをそれぞれ前記取付軸用溝部30b、30cに挿通し、該取付軸29a、29bを支点として回動しても該シャッタ39、39どうしが引っ掛かることなく、該シャッタ39、39が有する各々の円弧状の一辺を接触しつつ前記吸引部5に気密性をもたらすことができる。
【0063】したがって、本発明のクリーニング装置1eは、真空源によって生じる前記吸引部5の吸引力を、前記シャッタ39、39を前記切り欠き部27に挿嵌することで前記吸引口21の長手方向に沿って容易に一定に調整することができるので、前記マスク2のパターン孔7の縁部や裏面に付着した前記クリームはんだCはむらなく除去することができる。
【0064】なお、上記の第1から第6の実施例においては、前記クリーニングペーパ4を介して前記マスク2と前記吸引部5を密着させていたが、該クリーニングペーパ4を介することなく、該吸引部5を該マスク2に密着させ、前記クリーニング装置1、1a、1b、1c、1d、1eを作動させて前記クリームはんだCを除去しても、本発明のクリーニング装置がもたらす効果は発揮される。
【0065】
【発明の効果】以上のように、請求項1記載のクリーニング装置によれば、前記吸引用容器は前記調整手段を用いることによって、前記吸引口の各部位における吸引力を調整することができるので、吸引力の斑を防止するとともに真空源が接続された前記管からの距離に関係なく吸引力を容易に均等にすることができる。
【0066】請求項2記載のクリーニング装置によれば、請求項1と同様の効果を得ることができるのは勿論のこと、前記吸引口の各部位における吸引力を調整するには、前記吸引用容器内の前記吸引口の背面側に前記シャッタを前記吸引用容器内に配設すれば良いので、比較的簡単に前記調整手段を構成することができる。
【0067】請求項3記載のクリーニング装置によれば、請求項2と同様の効果を得ることができるのは勿論のこと、前記シャッタは、前記吸引用容器の前記管による真空源との接続部分からの距離が近いほど、前記吸引口と該シャッタとが重なる部分の面積が広くなるような形状とされているので、比較的簡単に、前記吸引口の各部位における吸引力をなるべく均等に調整することができる。
【0068】請求項4記載のクリーニング装置によれば、請求項2と同様の効果を得ることができるのは勿論のこと、プリント基板の大きさ等により、前記マスクに形成される前記パターン孔の範囲は異なるものであるが、前記シャッタは、前記マスクに設けられる前記パターン孔の領域に合わせて前記吸引口の開口部分の幅を容易に狭くすることができる。したがって、前記シャッタは、前記吸引口の開口部分の範囲を効果的に限定するとともに、前記パターン孔に合わせてより強く吸引することができる。
【0069】請求項5記載のクリーニング装置によれば、請求項2または3と同様の効果を得ることができるのは勿論のこと、前記シャッタは、前記吸引用容器から着脱自在に設けられているので、前記吸引口の開口部分の幅は、前記マスクに設けられる前記パターン孔の範囲に応じて効果的に限定することができるとともに、該パターン孔に合わせてより強く吸引することができる。さらに、前記シャッタは、プリント基板の大きさに対応した該シャッタに交換することができる。
【0070】請求項6記載のクリーニング装置によれば、請求項2〜5のいずれかと同様の効果を得ることができるのは勿論のこと、前記シャッタは、回転移動、スライド移動及びこれらの移動の組み合わせによる移動等の移動方法によって移動自在となっている。したがって、前記クリームはんだ印刷機のクリーニング装置は、前記吸引口の各部位の前記シャッタと重なる面積を容易に変更することができるとともに、該クリームはんだ印刷機のクリーニング装置を最適な吸引力を有するように設定することができる。また、前記シャッタは、前記吸引口の開口部分の幅を前記マスクに設けられる前記パターン孔の範囲に応じて効果的に限定することができる。




 

 


     NEWS
会社検索順位 特許の出願数の順位が発表

URL変更
平成6年
平成7年
平成8年
平成9年
平成10年
平成11年
平成12年
平成13年


 
   お問い合わせ info@patentjp.com patentjp.com   Copyright 2007-2013