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発明の名称 連続粘着紙の製造方法
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2001−138672(P2001−138672A)
公開日 平成13年5月22日(2001.5.22)
出願番号 特願平11−324803
出願日 平成11年11月16日(1999.11.16)
代理人 【識別番号】100111659
【弁理士】
【氏名又は名称】金山 聡
発明者 谷口 智良
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】 裏面に粘着剤層を有する連続用紙の粘着剤層上に、連続剥離紙を貼り合わせた連続粘着紙の製造方法であって、前記連続剥離紙を前記粘着剤層上に貼り合わせる貼り合わせ工程の少なくとも前工程において、前記連続剥離紙の長手方向に対して所定間隔を置きそして幅方向に対して直線状のスリットを形成する切り込み工程を設けたことを特徴とする連続粘着紙の製造方法。
【請求項2】 前記スリットが、前記連続粘着紙に形成する切り取りミシン目と重なる位置に形成するものであることを特徴とする請求項1記載の連続粘着紙の製造方法。
【請求項3】 前記切り込み工程は、前記連続剥離紙の幅方向に対して、一方の端部近傍にスリットを形成しない部分を設け、その他の幅方向の残り部分に直線状のスリットを形成するものであることを特徴とする請求項1記載の連続粘着紙の製造方法。
【請求項4】 前記切り込み工程は、前記連続剥離紙の幅方向に対して、両端部近傍にスリットを形成しない部分を設け、その他の幅方向の残り部分に直線状のスリットを形成するものであることを特徴とする請求項1記載の連続粘着紙の製造方法。
【請求項5】 前記切り込み工程は、前記連続剥離紙の幅方向に対して、両端部近傍及び中央付近にスリットを形成しない部分を設け、その他の幅方向の残り部分に直線状のスリットを形成するものであることを特徴とする請求項1記載の連続粘着紙の製造方法。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、裏面に粘着剤層を有する連続用紙の粘着剤層上に、連続剥離紙を貼り合わせた連続粘着紙の製造方法に関し、更に詳しくは、連続用紙の粘着剤層上に連続剥離紙を貼り合わせる際に、連続剥離紙にしわが寄らない状態で貼り合わせることができる連続粘着紙の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、裏面に粘着剤層を有する連続用紙の粘着剤層上に、連続剥離紙を剥離可能に貼り合わせた構成の連続粘着紙が、各種のタックラベル連続帳票や連続配送伝票など荷物等の物品に貼付して使用する伝票媒体として広く用いられている。そして、これらの連続粘着紙を製造する場合には、連続粘着紙の両側付近に用紙搬送用の送り穴を形成した連続用紙の裏面側に、粘着剤を塗布した後、ピントラクターのピンを送り穴に引っかけて搬送させながら、同じく両側付近に用紙搬送用の送り穴を形成させた連続剥離紙を連続用紙の裏面の粘着剤層上に重ね合わせることで丁合いし、これらの連続用紙と連続剥離紙とを剥離可能に接着させて連続粘着紙を製造している。
【0003】しかしながら、連続用紙及び連続剥離紙の送り穴をそれぞれの用紙の長手方向に等間隔のピッチで多数形成する送り穴形成工程の際に、微妙なピッチずれが生じたり、また粘着剤の水分の影響での紙の伸び縮みの累積したことが原因で送り穴の位置に微細なずれが生じることがある。これらの送り穴の形成位置のずれが影響して、ピントラクターによりピンを送り穴に引っかけて搬送させながら連続用紙と連続剥離紙とを連続して接着させた場合に、連続用紙裏面の粘着剤層と連続剥離紙との間に気泡が入り込んだままの部分が生じたり、しわの寄った部分が出来たりする危険性がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、裏面に粘着剤層を有する連続用紙の粘着剤層上に、連続剥離紙を貼り合わせた連続粘着紙を製造する方法において、連続用紙裏面の粘着剤層と連続剥離紙との間に気泡が入り込んだままの部分が生じたり、しわの寄った部分が出来たりすることのない連続粘着紙を製造することができる連続粘着紙の製造方法を得ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の連続粘着紙の製造方法は、裏面に粘着剤層を有する連続用紙の粘着剤層上に、連続剥離紙を貼り合わせた連続粘着紙の製造方法であって、前記連続剥離紙を前記粘着剤層上に貼り合わせる貼り合わせ工程の少なくとも前工程において、前記連続剥離紙の長手方向に対して所定間隔を置きそして幅方向に対して直線状のスリットを形成する切り込み工程を設けたことを特徴とする。
【0006】また、特に前記スリットが、前記連続粘着紙に形成する切り取りミシン目と重なる位置に形成するものであることを特徴とするものであるとよい。
【0007】そして、前記切り込み工程は、前記連続剥離紙の幅方向に対して、一方の端部近傍にスリットを形成しない部分を設け、その他の幅方向の全部分に直線状のスリットを形成するものであることを特徴とする。また、前記切り込み工程は、前記連続剥離紙の幅方向に対して、両端部近傍にスリットを形成しない部分を設け、その他の幅方向の全部分に直線状のスリットを形成するものであることを特徴とする。
【0008】更に、前記切り込み工程は、前記連続剥離紙の幅方向に対して、両端部近傍及び中央付近にスリットを形成しない部分を設け、その他の幅方向の全部分に直線状のスリットを形成するものであることを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。図1は、本発明の製造方法により製造される連続粘着紙の斜視図、図2は、図1のA−A断面図、図3は、連続粘着紙から連続剥離紙を剥離した状態を示す断面図、図4は、本発明の連続粘着紙の製造方法における工程の概略の説明図、図5は、本発明の切り込み工程で両側部に送り穴を有する連続剥離紙に形成する3種類のスリットの形状を説明するため、連続用紙の裏面側の粘着剤層上に、スリットを形成した連続剥離紙を重ね合わせる状態を示す斜視図、図6は、本発明の切り込み工程で片側部に送り穴を有する連続剥離紙に形成する2種類のスリットの形状を説明するため、連続用紙の裏面側の粘着剤層上に、スリットを形成した連続剥離紙を重ね合わせる状態を示す斜視図、図7は、本発明の製造方法により製造される連続粘着紙であって、連続用紙を上側にした状態を示す斜視図、図8は、図7のB−B線断面図である。
【0010】通常、連続粘着紙1は、例えば図1〜図3に示すように、帯状形態の長手方向に対して所定間隔をおいて複数の切り離し用ミシン目2を形成することで、この切り離し用ミシン目2で区画された単位毎の粘着紙を各種の伝票等として用いるものが多く、この単位毎の粘着紙を一般的に、ラベル用紙やシール等の名称で呼ぶ場合も多く各種貼付用紙として種々の用途に利用しているものである。また、この連続粘着紙1の構成としては、裏面に粘着剤層5を有する連続用紙3の粘着剤層5の表面上に、連続剥離紙4を剥離可能に貼り合わせたものであり、使用目的に応じて連続用紙3の上側に所定枚の連続用紙を重ね合わせることで、複写可能な伝票組として構成する場合もある。そして、連続用紙3を物品等に貼付する場合には、図3に示すように連続粘着紙1の裏面の粘着剤層5から連続剥離紙4を分離し、粘着剤層5により物品等に貼り付けるものである。
【0011】次に、本発明の連続粘着紙の製造方法により連続粘着紙を製造する場合について、図4〜図8に基づいて説明する。まず、図4に示すように、ロール状の連続剥離紙4を搬送ローラ6により長手方向に搬送させ、切り込み工程であるスリット刃7が設けられた回転刃により連続剥離紙4を切り込んでスリット13を形成させる。連続剥離紙4に切り込んで形成するスリット13は、連続剥離紙4の長手方向に対して等間隔で、しかも連続剥離紙4の長手方向に対して直角になるようにして、直線状に形成することが好ましく、それにより連続剥離紙4を長手方向に搬送させた際に連続剥離紙4の一部に無理な力が加わって、搬送途中で連続剥離紙4が切れる等の事故が生じる危険性を少なくしている。
【0012】一方、ロール状の連続用紙3を搬送ローラ6により長手方向に搬送させながら、粘着剤塗布ローラ8aを設けた粘着剤塗布装置8により、連続用紙3の裏面に粘着剤を塗布して粘着剤層5を形成する。その後、裏面に粘着剤層5を設けた連続用紙3の下側に連続剥離紙4を重ね合わせながら、貼り合わせ工程である少なくとも1対の圧着ローラ9を用いて、連続用紙3と連続剥離紙4を圧着ローラ9に挟み込んで連続剥離紙4を粘着剤層5上に剥離可能な状態に貼り合わせる。
【0013】次に貼り合わされた連続用紙3と連続剥離紙4には、その後に横ミシン刃10を設けた回転刃により長手方向に所定間隔をおいて切り取り用ミシン目2を形成して、この切り取り用ミシン目2に基づいてジグザグ状態に折り畳まれる。この場合、ジグザグ状態に折り畳む代わりにロール状態にしてもよい。また、連続用紙3と連続剥離紙4の長手方向の両側付近には、それぞれの用紙を搬送する際にピントラクターのピンに引っかけて紙送りをするためのマージナルパンチ穴11をあらかじめ等間隔で形成しておく。
【0014】尚、切り込み工程においては、必ずしも前記した回転刃によるスリット刃7を用いなくても、他の方法により連続剥離紙4を切り込んでスリット13を形成させるようにしてもよい。また、裏面に粘着剤層5を設けた連続用紙3の下側に連続剥離紙4を重ね合わせる貼り合わせ工程においても、前記1対の圧着ローラ9に限定されるものではなく他の方法により貼り合わせるようにしてもよい。
【0015】そして、連続剥離紙4にスリット13を形成する切り込み工程においては、例えば、図5,図6に示すような種々の形状のスリットを形成する方法がある。図5,図6には、連続剥離紙4に形成したスリット13の部分を理解しやすくするために、連続用紙3の裏面側を上に向けた状態として、連続用紙3の裏面に設けた粘着剤層5の上側から連続剥離紙4を重ね合わせる場合の斜視図を示している。そして、図5には、連続用紙3及び連続剥離紙4の各々の長手方向の両側付近に、マージナルパンチ穴11を形成した場合のスリットの種類を示し、また図6には、連続用紙3の長手方向の両側付近にマージナルパンチ穴11を形成し、連続剥離紙4の片側付近だけにマージナルパンチ穴11を形成した場合のスリット13の種類を示している。
【0016】図5(a)に示した連続剥離紙4は、切り込み工程において、連続剥離紙4の幅方向に対して、一方の端部近傍にスリットを形成しない部分12を設け、その他の幅方向の残り部分に他方の端部までに直線状のスリット13を形成したものである。また、図5(b)に示した連続剥離紙4は、切り込み工程において、連続剥離紙の幅方向に対して、両端部近傍にスリットを形成しない部分12を設け、その他の幅方向の残り部分に直線状のスリット13を形成するものである。そして、図5(c)に示した連続剥離紙4は、切り込み工程において、連続剥離紙4の幅方向に対して、両端部近傍及び中央付近にスリットを形成しない部分12を設け、その他の幅方向の残り部分に直線状のスリット13を形成するものである。
【0017】次に、図6(a)に示した連続剥離紙4は、切り込み工程において、連続剥離紙4の幅方向に対して、一方の端部近傍にスリットを形成しない部分12を設け、その他の幅方向の残り部分に他方の端部までに直線状のスリット13を形成したものである。また、図6(b)に示した連続剥離紙4は、切り込み工程において、連続剥離紙の幅方向に対して、両端部近傍にスリットを形成しない部分12を設け、その他の幅方向の残り部分に直線状のスリット13を形成するものである。そして、図示はしないが図5(c)同様に、切り込み工程において、連続剥離紙の幅方向に対して、両端部近傍及び中央付近にスリットを形成しない部分を設けて、その他の幅方向の残り部分に直線状のスリットを形成するようにしてもよい。
【0018】また、スリット13を形成する位置は、切り込み工程後に、連続用紙3の粘着剤層5上に連続粘着紙4を貼り合わせ、その後に横ミシン刃10を設けた回転刃により長手方向に所定間隔をおいて切り取り用ミシン目2を形成する位置と重なる位置に形成することが好ましい。従って、本発明の方法により製造した連続粘着紙1であって、連続用紙3を上側として示した図として図7、図8に示すように、スリット13を切り取り用ミシン目2と重なる位置に形成することで、外見上は、一般的な切り取り用ミシン目2が形成された連続粘着紙と類似して違和感がなく、しかも切り取り用ミシン目2から分離して単位毎の粘着紙として使用する際にも、剥離紙を粘着剤層5から剥ぎ取る時にスリット部分から誤って切り取ってしまうことがないので特に有効であるが、必ずしもスリット13を切り取り用ミシン目2と重なる位置に形成しなければならないものではない。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、裏面に粘着剤層を有する連続用紙の粘着剤層上に、連続剥離紙を貼り合わせた連続粘着紙を製造する方法において、連続用紙裏面の粘着剤層と連続剥離紙との間に気泡が入り込んだままの部分が生じたり、しわの寄った部分が出来たりすることなく連続粘着紙を製造することができるので不良品の発生を予防することができる。
【0020】また、特に前記スリットが、前記連続粘着紙に形成する切り取りミシン目と重なる位置に形成することで、切り取りミシン目から切り離して単位毎の粘着紙とした後、剥離紙を剥離する際に誤ってスリットの部分から部分的に破れることがなく剥離することができる。
【0021】そして、切り込み工程で、連続剥離紙の幅方向に対して、一方の端部近傍にスリットを形成しない部分を設け、その他の幅方向の残り部分に直線状のスリットを形成する場合には、特に幅の比較的狭い連続剥離紙や片側だけにマージナルパンチ穴を設けた連続剥離紙を貼る際に、切り込みやすくしかもスリットを形成することによる悪影響も少ないので有効である。
【0022】また、切り込み工程で、連続剥離紙の幅方向に対して、両端部近傍にスリットを形成しない部分を設け、その他の幅方向の残り部分に直線状のスリットを形成する場合には、配送伝票用等の一般的な幅を有する連続剥離紙を貼る際に、端部がめくれる等の不具合が発生しないので有効である。
【0023】また、切り込み工程で、連続剥離紙の幅方向に対して、両端部近傍及び中央付近にスリットを形成しない部分を設け、その他の幅方向の残り部分に直線状のスリットを形成する場合には、特に比較的幅の広い連続剥離紙を貼る際に、スリットの部分から広くめくれる等の不具合が発生しないので安定的に貼ることができるので有効である。
【0024】




 

 


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