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発明の名称 帳 票
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2001−88476(P2001−88476A)
公開日 平成13年4月3日(2001.4.3)
出願番号 特願平11−270069
出願日 平成11年9月24日(1999.9.24)
代理人 【識別番号】100111659
【弁理士】
【氏名又は名称】金山 聡
発明者 谷口 智良 / 清水 雄二 / 久芳 小百合
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】 荷札部と受取票部とからなる配送伝票領域と前記荷札部に表示される宛先に送付される品物を記載するリスト領域とを少なくとも有する表示基材と、前記受取票部の表示基材の下側に形成された剥離層と、前記剥離層と前記荷札部の表示基材の下側に形成された樹脂層と、前記樹脂層の下側に形成された粘着層と、前記粘着層の下側に形成された剥離シートからなることを特徴とする帳票。
【請求項2】 請求項1記載の帳票であって、払込票領域が前記表示基材に形成されていることを特徴とする帳票。
【請求項3】 請求項1又は2記載の帳票であって、複数の前記帳票が切り取り予定線を介して一方向に連接されており、前記切り取り予定線で連接した帳票を折り畳んだ時に、隣接する帳票の配送伝票領域が重なり合わないことを特徴とする帳票。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、配送伝票が形成された帳票に関し、例えば通信販売業界などのように、複数種類の品物を同じ宛先に同時に送付する際に好適に利用される帳票に関するものである。
【0002】
【従来の技術】品物の質の向上及び均質化にともない、実際に小売店で品物を手に取ることなく、カタログなどを見て、購入する品物を発注し、自宅などに送付された品物を確認した上で、品物代金を振り込む、いわゆる通信販売が盛んになってきている。しかし、通信販売は、品物代金に加えて配送代金も負担しなければならないため、化粧品などのように、品物の大きさ自体が小さく、また、定期的に使用する品物を購入する場合や、生活協同組合のように複数の人が品物を共同購入する場合には、複数の品物が同時に発注・送付されることが行われている。
【0003】このような複数の品物が同時に1つの宛先に送付される場合に用いられる帳票としては、品物のピッキングから送付、代金振り込みまでに使用される書類を一体化させた特開平10−258590号の発明が提案されている。この発明では、配送伝票と配送品明細票と払込取扱票とが表出するように一体化し、それぞれが分離可能に形成されたものであるため、各伝票のマッチングを取る必要がないものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この発明の帳票は、配送伝票と、配送品明細票及び払込取扱票とを、それらの端部を重ねて一体化させているため、糊代部分が無駄になってしまうとともに、この帳票に情報をプリントアウトする際に、被プリントアウト面に段差が生じてしまうため、プリント不良が生じてしまうことがあった。
【0005】また、配送伝票と、配送品明細票及び払込取扱票とでは、使用される紙の種類、枚数が異なるため、一体化された後に生じた湿度の変化によって、帳票にしわができてしまう。さらに、連続帳票の場合には、複数の帳票をその連接部分を境に折り畳んで箱に入れて保管するが、部分的に厚さの異なる帳票を折り畳むと、帳票の一番厚い部分が重なり合い、片側のみ厚くなってしまい、保管箱1箱に入れることのできる帳票の数が少なくなってしまう。
【0006】そこで、本発明は、用紙の無駄を省き、プリント不良やしわが生じにくく、連続帳票を折り畳んでも、厚みの差が少ない帳票の提供を目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するために本発明の帳票は、荷札部と受取票部とからなる配送伝票領域と荷札部に表示される宛先に送付される品物を記載するリスト領域とを少なくとも有する表示基材と、受取票部の表示基材の下側に形成された剥離層と、剥離層と荷札部の表示基材の下側に形成された樹脂層と、樹脂層の下側に形成された粘着層と、粘着層の下側に形成された剥離シートからなり、配送伝票とリストを一体化させ、表示基材の裏面側に、配送伝票に必要な各層を形成したため、表示基材の表側である配送伝票領域とリスト領域の情報プリント面を同一面とすることができる。なお、払込票領域を表面基材に形成してもよい。また、複数の帳票が切り取り予定線を介して一方向に連接されており、切り取り予定線で連接した帳票を折り畳んだ時に、隣接する帳票の配送伝票領域が重なり合わないようにすれば、さらに、折り畳んだ際の厚さを抑制することができる。
【0008】
【発明の実施形態】以下、本発明の帳票の実施例について、図面に基づいて詳細に説明する。ここで、図1は帳票の表面基材の各領域を説明するための図、図2は配送伝票領域の断面を説明するための図、図3は配送伝票領域の別の断面を説明するための図である。
【0009】連続帳票は、図1に示すように、ミシン目などの切り取り予定線a1,a2を介して複数の帳票1が連接されている。また、帳票1の図中左右両端には、プリンターなどのピントラクタで移送するためのマージナルパンチホールが、スリット予定線として印刷されている切り取り予定線b1,b2を介して形成されている。
【0010】帳票1は、配送伝票領域10、リスト領域20、払込票領域30、購入品明細書領域40、返品交換領域50からなっている。
【0011】配送伝票領域10は、切り取り予定線a1、b2、c1、c3に囲まれた領域であり、この配送伝票領域10には、スリットなどによる切り取り予定線d,eによって、荷札11と受取票12が配送伝票領域10から取り外せるように形成されている。なお、配送伝票領域の天地方向の長さであるa1からc1までの長さが、帳票1の天地方向の長さであるa1からa2までの長さの1/2以下になっている。これは、切り取り予定線a1,a2で連接した帳票を折り畳んだ時に、隣接する帳票の配送伝票領域が重なり合わないようにして、保管時の連続帳票の高さが高くならないようにするためである。折り畳んだ連続帳票の高さが低いと保管箱に入れる帳票の数を増やすことができる。このことは、連続している帳票の数が多いことであり、プリンターへの連続帳票の掛け替え作業が少なくて済み、作業効率が向上する。荷札11及び受取票12には、それぞれ、宛先情報や発信人情報がプリントアウトされ、また、受取票12には、さらに受取人捺印欄が設けられている。この配送伝票は、品物が詰められた箱に貼付される。
【0012】リスト領域20は、切り取り予定線c1,b2,a2,c3に囲まれた領域である。このリスト領域20には、配送伝票領域10の配送伝票で送付される品物の一覧がプリントアウトされる。通信販売業者は、この品物の一覧に基づいて、品物を箱詰めし、このピッキングリストは受取人に送付されずに破棄される。
【0013】払込票領域30は、切り取り予定線a1,c3,c1,b1に囲まれた領域であり、さらに、切り取り予定線f1,f2によって、払込票領域30は、払込取扱票31、払込票兼受領証32、及び、払込受領書33に切り取り可能に分割されている。これは、郵便局で振り込めるように、郵便規則に合わせて設けられている。この払込票領域30には、払込先口座の番号や名義が予め印刷で設けられており、受取人や払込金額がプリントアウトされ、品物が詰められた箱に同封される。品物の受取人は、この払込票を用いて、郵便局、又は、コンビニエンスストアーで、購入金額を支払うことができる。
【0014】購入品明細書領域40は、切り取り予定線c1,c2,a2,b1に囲まれた領域である。この購入品明細書領域40には、受取人自身の名前や、受取人が購入した品物名一覧、各品物の個数や購入金額、割引、合計金額、連絡事項などの情報がプリントアウトされ、お買い上げ明細書として、払込票と同様に、品物が詰められた箱に同封される。品物の受取人は、このお買い上げ明細書を用いて、箱に詰められた品物の確認を行うと共に、発注した品物が過不足なく送付されてきたかどうかを確認する。
【0015】返品交換領域50は、切り取り予定線c1,c3,a2,c2に囲まれた領域である。この返品交換領域50には、返品又は交換する品物名や理由を記入する欄がある。受取人は、何らかの理由で送付された品物を返品又は交換したい場合に、この返品交換シート利用する。
【0016】次に、図1のA−A線断面の拡大図である図2に基づいて、配送伝票領域10の配送伝票の構造について説明する。表示基材13の配送伝票に相当する部分に、剥離層14、樹脂層15、粘着層16、剥離シート17が順次積層されている。なお、剥離層14は、受取票12を配送伝票から分離できるように、ほぼ受取票12に相当する部分の表示基材13の下側にのみ形成されている。また、剥離シート17の上側に達するハーフスリットからなる切り取り予定線dが、荷札11及び受取票12を囲むように形成されている。また、剥離層14に達するハーフスリットからなる切り取り予定線eが、荷札11と受取票12との間に形成されている。この2種類のハーフスリットと剥離層14を組み合わせたことにより、帳票1から配送伝票を剥離でき、また、配送伝票から受取票12を剥離することができる。
【0017】このような構造の配送伝票は、粘着層16と剥離シート17の界面及び切り取り予定線dで帳票1から剥離されて、品物が詰められた箱に貼付され、箱を配送する際に利用される。箱が受取人に送付されたとき、受取票12が、剥離層14と樹脂層15との界面及び切り取り予定線eで配送伝票から剥離され、受取人による受取印の捺印を受けた後、配達人によって、営業所に配達証として持ち帰られる。
【0018】表示基材13としては、充分な強度とプリンターによる印字適性及び搬送適性を有するものであれば使用でき、例えば、クラフト紙,上質紙,複写用紙,グラシン紙,パーチメント紙,レーヨン紙,コート紙,合成紙,樹脂フィルムによりラミネートされた紙等の紙が好適に用いられるが、セロファン,延伸ポリプロピレン,ポリエチレンテレフタレート,延伸ポリスチレン,ポリ塩化ビニル等の樹脂フィルムであってもよい。表示基材の厚さは、通常は、20〜200μm程度が好ましい。
【0019】剥離層14としては、受取票12が樹脂層15から容易に剥離できるような接着性の低い樹脂を使用することが望ましく、ポリエチレン,ポリプロピレン,ポリブチレン等のオレフィン系(共)重合体を用いることが最も好ましいが、他にも、ポリスチレン、ポリビニルブチラール、酢酸ビニル共重合体、エチレン−酢酸ビニル共重合体、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、アクリル樹脂、セルロース樹脂等の熱可塑性樹脂およびこれらの混合物からなるフィルムでもよい。また、ポリウレタン等の熱硬化性樹脂等から形成されたフィルムを用いてもよい。さらに、所望に応じて、酸化防止剤、熱安定剤、紫外線吸収剤、スリップ剤、帯電防止剤、防曇剤、着色剤、フィラー等が添加されていてもよい。剥離層14の塗布量・塗布厚は特に限定されないが、好ましくは、塗布量は0.1〜10g/m2 であり、塗布厚は0.1〜10μmである。また、樹脂層15との接着力は、T字剥離法(300mm/min)で、5〜200g/25mmが望ましい。なお、表示基材11が、樹脂フィルムのときは、剥離層を省略してもよい。
【0020】樹脂層15は、受取票12が剥離された後、粘着剤層16の粘着剤を保護する層であり、必要に応じて、その下側に伝達情報表示層(図示なし)を備えていてもよい。伝達情報表示層を設ける場合、樹脂層15の色は、透明若しくは半透明が好ましい。樹脂層15としては、被膜性が高くて軟らかく、かつ、ベタつきのない性質のものが望ましく、ポリウレタンを使用することが最も好ましいが、他にも、ポリ塩化ビニル、ポリエチレンテレフタレート、ポリカーボネートなどの透明なシートを用いてもよい。樹脂層15の塗布量・塗布厚は特に限定されないが、好ましくは、塗布量は0.1〜20g/m2 であり、塗布厚は0.1〜20μmである。
【0021】伝達情報表示層は、受取票12が剥離された後、目視可能となる伝達情報を表示する層であり、樹脂層15の下面に鏡像で印刷されている。印刷方法としては、オフセット印刷、フレキソ印刷、グラビア印刷等が用いられる。また、インキもUV硬化型インキ、酸化重合乾燥型インキ等が使用できる。
【0022】粘着剤層16は、荷物に配送伝票を貼付可能とする層であり、アクリル系粘着剤が最も好ましいが、天然ゴム系粘着剤、合成ゴム系粘着剤、シリコーンゴム系粘着剤等でもよい。また、粘着剤層16は、通常透明であるが、下層にある荷物の模様・絵柄を隠蔽して、伝達情報表示層の伝達情報を見やすくするために、白色等に着色されていてもよい。粘着剤層16の塗布量・塗布厚は、特に限定されないが、好ましくは、塗布量は0.1〜50g/m2 であり、塗布厚は0.1〜50μmである。荷物等の被着体に対する粘着剤層16の接着力は、剥離層14と樹脂層15との接着力よりも大きい必要があり、荷物等の被着体に応じて、適宜、調整が必要である。また、剥離紙17と粘着剤層16との接着力は、製品の使用時に、剥離層14と樹脂層15を剥離させないために、剥離層14と樹脂層15との接着力よりも小さい必要がある。
【0023】剥離シート17は、紙、織物、プラスチックフィルム等から形成されており、この上面、すなわち、粘着剤層16の側の面には、シリコーン系離型剤などにより剥離処理がなされている。剥離シート17の厚さは、特に限定はされないが、通常20〜200μm、好ましくは40〜100μm程度である。
【0024】次に、図3に基づいて、配送伝票領域10の配送伝票の別の構造について説明する。この構造が、図2に示した構造と異なる部分は、樹脂層15と接着層16との間に設けられた接着基材18であり、接着基材18としては、表示基材13に使用したものと同じものを使用できる。なお、この例では、樹脂層15として、ガラス転移点が摂氏−10度以上で実質的にベタツキを感じない熱可塑性樹脂を使用しているため、接着基材18よりも広い面積に樹脂層15を形成しているので、接着基材18が多少ズレても表示基材13にきちんと接着されており、プリンタ搬送時の接着基材18の剥がれ、ひっかかりを防止することができる。このように接着基材18を設けることにより、受取票12の下側の接着基材18に伝達情報表示を容易に美しく行うことができる。
【0025】以上、本発明の実施例について説明してきたが、本発明は、これらに限定されるものではなく、発明の範囲内で種々の変形が可能である。例えば、受取票12を配送伝票から剥離しやすくするために、図1に示すように、荷札11にコーナーカットgを設けると共に、受取票12に接着層を形成しない部分hを設けてもよい。
【0026】
【発明の効果】本発明の帳票は、荷札部と受取票部とからなる配送伝票領域と荷札部に表示される宛先に送付される品物が記載されるリスト領域とを少なくとも有する表示基材と、受取票部の表示基材の下側に形成された剥離層と、剥離層と荷札部の表示基材の下側に形成された樹脂層と、樹脂層の下側に形成された粘着層と、粘着層の下側に形成された剥離シートからなり、配送伝票とリストを一体化させ、表示基材の裏面側に、配送伝票に必要な各層を形成したため、表示基材の表側である配送伝票領域とリスト領域の情報プリント面を同一面とすることができるため、用紙の無駄を省けると共に、プリント不良やしわが生じにくいものである。また、複数の帳票が切り取り予定線を介して一方向に連接されており、切り取り予定線で連接した帳票を折り畳んだ時に、隣接する帳票の配送伝票領域が重なり合わないようにすれば、さらに、折り畳んだ際の厚さを抑制することができ、保管時の高さを低くできるため、保管箱に入れる帳票の数を多くでき、プリンターへの掛け替え作業を減らすことができる。




 

 


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