Warning: copy(.htaccess): failed to open stream: Permission denied in /home/jp321/public_html/header.php on line 8
熱転写リボンカセット - 大日本印刷株式会社
米国特許情報 | 欧州特許情報 | 国際公開(PCT)情報 | Google の米国特許検索
 
     特許分類
A 農業
B 衣類
C 家具
D 医学
E スポ−ツ;娯楽
F 加工処理操作
G 机上付属具
H 装飾
I 車両
J 包装;運搬
L 化学;冶金
M 繊維;紙;印刷
N 固定構造物
O 機械工学
P 武器
Q 照明
R 測定; 光学
S 写真;映画
T 計算機;電気通信
U 核技術
V 電気素子
W 発電
X 楽器;音響


  ホーム -> 繊維;紙;印刷 -> 大日本印刷株式会社

発明の名称 熱転写リボンカセット
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2001−10140(P2001−10140A)
公開日 平成13年1月16日(2001.1.16)
出願番号 特願平11−187116
出願日 平成11年7月1日(1999.7.1)
代理人 【識別番号】100111659
【弁理士】
【氏名又は名称】金山 聡
【テーマコード(参考)】
2C068
【Fターム(参考)】
2C068 AA02 AA06 AA15 EE04 EE98 
発明者 石田 忠宏 / 大嶋 克之 / 北山 栄一
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】 一対のボビンに巻き取られた熱転写リボンを装脱着できる熱転写リボンカセットにおいて、一対のカセット枠を、それぞれ溝またはレールを有する連結部により移動可能に連結し、該枠に熱転写リボン保持部が形成され、該熱転写リボン保持部が接近した状態で熱転写リボンを装着し、熱転写リボンをプリンターで使用する際には、該一対のカセット枠を移動させて、該熱転写リボン保持部が遠ざかり、熱転写リボンがカセット枠の開口部で張架されることを特徴とする熱転写リボンカセット。
【請求項2】 前記の一対のカセット枠の連結部の溝同士を平行に合わせ、該溝にピンを通し、ピン受け部で締めつけて、該カセット枠を固定することを特徴とする上記の請求項1に記載する熱転写リボンカセット。
【請求項3】 前記の一対のカセット枠の連結部のレールの凸部と凹部が嵌合し、該凸部と凹部の外面に、突起と窪みが一対で形成され、該カセット枠を固定することを特徴とする上記の請求項1に記載する熱転写リボンカセット。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、感熱溶融転写リボンや感熱昇華転写リボンなどの感熱転写プリンターにおいて使用される帯状の熱転写リボンを、一対のボビンに巻き取った転写媒体を装脱着できる熱転写リボンカセットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、種々の熱転写方法が知られているが、この方法は、基材上に着色転写層を形成し、その背面からサーマルヘッドなどにより、文字や図形あるいは模様などの画像を、その画像状に加熱して、上記の着色転写層を被転写材の表面に熱転写するものである。この熱転写方法は、その着色転写層の構成によって、昇華転写型と熱溶融転写型の2方式に大別される。昇華転写型は、熱によって昇華または移行する染料を適当なバインダーにより、基材上に着色転写層として担持させた熱転写リボンを用いて、その背面からの加熱によって、着色転写層中の染料を被転写材表面に熱移行させるものである。但し、被転写材表面には、染料の染着しやすい受容層を設けているものである。それに対し、熱溶融転写型は、基材上に加熱により容易に軟化、溶融して転写可能な着色転写層を形成した熱転写リボンを用いて、その背面からの加熱によって、被転写材表面に着色転写層を転写するものである。
【0003】両方式ともに、モノカラーおよび多色カラー画像の形成が可能であり、多色カラー画像の場合には、例えば、イエロー、マゼンタ、シアンさらに必要に応じてブラックの三色ないし四色、また、さらに受容層ないし保護層を加えた五色(五種)ないし六色(六種)の熱転写リボンを用意し、同一の被転写材の表面に各色(各種)を熱転写して、カラー画像を形成するものである。このような熱転写リボンにおいて、上記の三色ないし四色および五色ないし六色は、同一リボン上に面順次で、繰り返して塗り分けられているものが使用されている。
【0004】このような熱転写リボンは、長尺状であるため、巻き形状をとり、一般的に供給用ボビンに未使用の熱転写リボンを巻き上げ、その熱転写リボンの先端を巻き上げ用ボビンに接続させた、一対の巻き形態をとっている。また、一般的にその一対の巻き形態の熱転写リボンは専用のカセットケースに収納して使用される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】供給用ボビンと巻き取り用ボビンとの間に熱転写リボンが連接された一対の巻き形態で、専用カセットに収納されているが、両ボビン間に伸びる熱転写リボンをプリンタのサーマルヘッドにより受像シートへ圧接する必要があり、このためにカセットにはサーマルヘッドが進入できるための開口部が設けられている。そして、上記のような一対の巻き形態の交換用部材としての熱転写リボンは、一旦熱転写リボンを全て使用したら、次に使用する新しい熱転写リボンを用意して、カセットに装着し、交換する際に、手が熱転写リボンの着色転写層等に触れて、着色転写層等にゴミや指からの油脂が付着し、印字物の画像に悪影響を及ぼすという問題がある。
【0006】したがって、本発明は、このような実情に鑑みて創出されたものであり、一対の巻き形態の熱転写リボンを交換用部材とし、それをプリンターのカセットに装着及び取り出し廃棄する際に、熱転写リボンの着色転写層に手が触れずに、簡単に行うことができる熱転写リボンカセットを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、一対のボビンに巻き取られた熱転写リボンを装脱着できる熱転写リボンカセットにおいて、一対のカセット枠を、それぞれ溝またはレールを有する連結部により移動可能に連結し、該枠に熱転写リボン保持部が形成され、該熱転写リボン保持部が接近した状態で熱転写リボンを装着し、熱転写リボンをプリンターで使用する際には、該一対のカセット枠を移動させて、該熱転写リボン保持部が遠ざかり、熱転写リボンがカセット枠の開口部で張架される熱転写リボンカセットを発明することにより、上記の課題を解決することができた。
【0008】また、前記の一対のカセット枠の連結部の溝同士を平行に合わせ、該溝にピンを通し、ピン受け部で締めつけて、該カセット枠を固定することで、一対の巻き形態の熱転写リボンを簡単に装脱着でき、また熱転写リボンをプリンターに簡単にセットできるようにした。さらに、前記の一対のカセット枠の連結部のレールの凸部と凹部が嵌合し、該凸部と凹部の外面に、突起と窪みが一対で形成され、該カセット枠を固定することで、一対の巻き形態の熱転写リボンを簡単に装脱着でき、また熱転写リボンをプリンターに簡単にセットできるようにした。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の熱転写リボンカセットの実施例を図面を参照して説明する。図1は本発明の熱転写リボンカセット1の一つの実施例を示す斜視図であり、熱転写リボンを装着する前の状態で、一対のカセット枠2とカセット枠3が溝12,13同士を平行に合わせ、該溝12,13にピン10を通し、ピン受け部11で締めつけて、該カセット枠2,3を固定している。また、カセット枠2の端には供給用巻取を収納するための熱転写リボン保持部4が形成され、同様にカセット枠3の端には巻上用巻取を収納するための熱転写リボン保持部5が形成され、熱転写リボン保持部4,5が接近した状態である。
【0010】図2は、熱転写リボンカセット1がプリンターに装着される時の状態を示す例で、一対のカセット枠2,3を移動させて、該熱転写リボン保持部が遠ざかり、図示してはいないが、熱転写リボン保持部4に供給用巻取を設置し、熱転写リボン保持部5には巻き上げ用巻取を設置し、供給用巻取と巻上用巻取とが熱転写リボンで連接された一対の巻き形態であり、熱転写リボンがカセット枠の開口部6で張架される。その開口部6で張架された熱転写リボンをプリンタのサーマルヘッドにより受像シートへ圧接して画像形成が可能となる。尚、図2でも、図1と同様に一対のカセット枠2とカセット枠3が溝12,13同士を平行に合わせ、該溝12,13にピン10を通し、ピン受け部11で締めつけて、該カセット枠2,3を固定している。
【0011】図3は、熱転写リボンを熱転写リボンカセットに装着する前(a)と、装着した後(b)、及び熱転写リボンを収納した熱転写リボンカセットがプリンターに装着された後(c)の状態を示す正面図である。すなわち、未使用の熱転写リボン7を巻き上げてある供給用ボビン8と、その熱転写リボン7の先端を巻き上げ用ボビン9に接続させた一対の巻き形態である熱転写リボンが用意されている。この一対の巻き形態である熱転写リボンは図示はされていないが、一対の巻きが解かれないように各巻取を接触させて、帯掛やラベルを貼って一体的に固定されている。まず、上記のような一対の巻き形態である熱転写リボンをカセットに装着する際に、熱転写リボンカセット1が(a)に示すように、一対のカセット枠2,3がそれぞれ溝またはレールを有する連結部により移動可能に連結し、それぞれのカセット枠2,3には熱転写リボン保持部4,5が形成され、該熱転写リボン保持部4,5が接近した状態である。
【0012】そして、供給用ボビン8に未使用の熱転写リボン7を巻き上げてある巻取を、熱転写リボン保持部4に収納するように、また巻き上げ用ボビン9側の巻取を熱転写リボン保持部5に収納するように、一対の巻き形態である熱転写リボンを熱転写リボン保持部の中に収める。その際に、一対の巻き形態である熱転写リボンの帯掛やラベル貼りを解かずにそのままで熱転写リボン保持部の中に収納する。それによって、熱転写リボンの着色転写層に手が触れないため、着色転写層にゴミや指からの油脂が付着することもなく、印字物の画像に悪影響がない。(図3(b)参照)
【0013】次に、熱転写リボンを収納した熱転写リボンカセットをプリンターに装着する際に、一対のカセット枠2,3を移動させて、熱転写リボン保持部4,5がお互いに遠ざかった位置、つまり図3(b)から図3(c)の状態にする。すると、熱転写リボン7がカセット枠2,3の開口部6で張架された状態となり、その開口部6において張架された熱転写リボン7をプリンターからのサーマルヘッドで受像シートへ圧接して画像形成が開始できる。
【0014】図4は、熱転写リボンを収納した熱転写リボンカセットがプリンターに装着された状態を示す例で、未使用の熱転写リボン7を巻き上げてある供給用ボビン8の先端部にボビン用ギア17が取り付けられ、プリンター側の駆動ギア19と噛合し、プリンター側の回転駆動力により供給用ボビン8が回転する。また、巻き上げ用ボビン9の先端部にボビン用ギア18が取り付けられ、プリンター側の駆動ギア20と噛合し、上記と同様に巻き上げ用ボビン9が回転する。したがって、供給用ボビン8と巻き上げ用ボビン9が回転することで、ボビン同士を連接する熱転写リボンが搬送、移動される。
【0015】また、図4では、一対のカセット枠2,3がそれぞれカセット枠2,3に設けられた溝12,13同士を平行に合わせ、横方向に移動可能に連結され、該溝12,13にピンとしてのボルト10を通し、ピン受け部としてのナット11で締めつけて、該カセット枠2,3を固定している。そして、一対のカセット枠2,3を移動し、供給用ボビン8に設けられているボビン用ギア17がプリンター側の駆動ギア19と噛合し、巻き上げ用ボビン9に設けられているボビン用ギア18がプリンター側の駆動ギア20と噛合するように、供給用ボビン8と巻き上げ用ボビン9との距離、言い換えればボビン用ギア17とボビン用ギア18との距離を、プリンター側の駆動ギア19と駆動ギア20との距離に等しい位置に合わせるため、カセット枠2とカセット枠3の溝12,13には、ボルト10が入り込むようなストッパー16を設けることが好ましい。
【0016】上記のピン(ボルト)は円柱状の形状で図示したが、溝12,13と接触する部分付近を溝の形状、つまり四角柱の形状にして、カセット枠2,3同士が平行な方向以外には動きにくいようにすることが好ましい。以上の説明では、カセットの溝にピンを通し、ピン受け部の締めつけによりカセット枠2,3を固定する場合、ピンのボルトとピン受け部のナットの各ネジが噛み合うことを主として図示しているが、そのネジの噛み合いによる固定方法に限定せず、本発明ではピン状のものと、そのピンの受け部材とが、例えばそれぞれ凸部と凹部を形成し、それらが嵌合したり、ピンとそのピンの通る溝との隙間にくさび形のピン受け部材を打ち込んで固定する等、ピン状のものと、そのピンの受け部材との間に挟まれた部材を固定する従来公知の方法が採用できる。
【0017】図5は、熱転写リボンを収納した熱転写リボンカセットがプリンターに装着された状態を示す例で、未使用の熱転写リボン7を巻き上げてある供給用ボビン8の先端部にボビン用ギア17が取り付けられ、プリンター側の駆動ギア19と噛合し、プリンター側の回転駆動力により供給用ボビン8が回転する。また、巻き上げ用ボビン9の先端部にボビン用ギア18が取り付けられ、プリンター側の駆動ギア20と噛合し、上記と同様に巻き上げ用ボビン9が回転する。したがって、供給用ボビン8と巻き上げ用ボビン9が回転することで、ボビン同士を連接する熱転写リボンが搬送、移動される。
【0018】また、図5では、カセット枠2にレール凸部14が形成され、カセット枠3にはレール凹部15が形成されて、該レール凸部14と凹部15が嵌合し、カセット枠2とカセット枠3とが移動可能に連結され、図示されているレール凹部15の左端にはストッパー16が形成され、レール凸部14が、すなわち、カセット枠3が左方向に進めなくなって、熱転写リボンカセットをプリンターに装着する際に行いやすくすることができる。さらに、レール凸部の外面14aとレール凹部の外面15aに、図6に示すような突起21と窪み22を一対で形成することができ、該突起21を窪み22の中に収納することで、カセット枠2とカセット枠3とを一定の位置に固定することが好ましい。レール凸部の外面14aに突起21を形成すれば、レール凹部の外面15aには窪み22を形成し、レール凸部の外面14aに窪み22を形成すれば、レール凹部の外面15aには突起21を形成するものである。
【0019】上記の一定の位置とは、熱転写リボン保持部が接近した状態の熱転写リボンを装着する時のカセット枠2,3の位置、及び/または熱転写リボンを収納した熱転写リボンカセットをプリンターに装着する時の熱転写リボン保持部4,5が遠ざかり、熱転写リボンがカセット枠の開口部6で張架される位置のことである。上記の突起21と窪み22を嵌合させる時、または嵌合を外す時には、カセット枠2とカセット枠3を平行移動し、突起21が窪み22の中に収納しない位置で、相手のカセット枠と接触している部分と突起21自体が多少弾性変形している状態がある。
【0020】但し、その弾性変形は、突起21が窪み22の中に収納されている時は元の正常な形状となっている。このような弾性を必要とするため、突起、窪みを含めたカセット枠の使用する材質としては、硬質塩化ビニル樹脂、ポリエステル樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリスチレン樹脂、ポリアセタール樹脂等のプラスチック材料が好ましく、用いられる。尚、上記の突起21と窪み22の嵌合させる時、または嵌合を外す時には、カセット枠2とカセット枠3を平行移動させるが、突起21が相手のカセット枠の表面を移動しやすいように、相手のカセット枠の表面に突起と接触する部分(直線状)に、突起が完全に埋没しない程度に溝を形成することもできる。
【0021】本発明の熱転写リボンカセットで使用するボビンやボビン用ギア、駆動ギア等は、形状を維持するものであれば特に制限はないが、成形性、コストの点等から鑑みて硬質塩化ビニル樹脂、ポリエステル樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリスチレン樹脂、ポリアセタール樹脂等のプラスチック材料や、耐久性の点からアルミニウム、ステンレス、鉄、クロムその他の金属、及び合金材料等により製造することができる。
【0022】以上の熱転写リボンカセットは、図で説明したように、一対のボビンに巻き取られた熱転写リボンと、一対のカセット枠と、該一対のカセット枠を、それぞれ溝またはレールを有する連結部により移動可能に連結したものであり、一対のカセット枠の熱転写リボン保持部の上に熱転写リボンの巻取が収納される。尚、供給用巻取と巻き上げ用巻取からなる一対の巻き形態である熱転写リボンが、上側に飛び出してカセットから外れることがないように、上記で説明したカセット枠と、該一対のカセット枠を、それぞれ溝またはレールを有する連結部により移動可能に連結した形態と同様のものや、始めから熱転写リボンを収納した熱転写リボンカセットがプリンターに装着される形態の熱転写リボン保持部が遠ざかり、熱転写リボンがカセット枠の開口部で張架される状態に適合する形のものを、上蓋として一対の巻き形態の熱転写リボンの上に被せることも可能である。その場合、熱転写リボンに擦れキズが発生しないように、熱転写リボンと一対のカセット枠とが接触しないようにすることが必要である。
【0023】
【発明の効果】本発明によれば、以上説明したように、一対のボビンに巻き取られた熱転写リボンを装脱着できる熱転写リボンカセットにおいて、一対のカセット枠を、それぞれ溝またはレールを有する連結部により移動可能に連結し、該枠に熱転写リボン保持部が形成され、該熱転写リボン保持部が接近した状態で熱転写リボンを装着し、熱転写リボンをプリンターで使用する際には、該一対のカセット枠を移動させて、該熱転写リボン保持部が遠ざかり、熱転写リボンがカセット枠の開口部で張架されるものである。したがって、一対の巻き形態の熱転写リボンを交換用部材とし、それをプリンターのカセットに装着及び取り出し廃棄する際に、熱転写リボンの着色転写層に手を触れずに、簡単に行うことができる。




 

 


     NEWS
会社検索順位 特許の出願数の順位が発表

URL変更
平成6年
平成7年
平成8年
平成9年
平成10年
平成11年
平成12年
平成13年


 
   お問い合わせ info@patentjp.com patentjp.com   Copyright 2007-2013