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衣類洗浄用香料組成物 - 高砂香料工業株式会社
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発明の名称 衣類洗浄用香料組成物
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2001−335800(P2001−335800A)
公開日 平成13年12月4日(2001.12.4)
出願番号 特願2000−160246(P2000−160246)
出願日 平成12年5月30日(2000.5.30)
代理人 【識別番号】100074077
【弁理士】
【氏名又は名称】久保田 藤郎 (外1名)
【テーマコード(参考)】
4H003
4H059
【Fターム(参考)】
4H003 AE05 DA01 EB28 EB42 FA26 
4H059 BB52 BC45 DA09 EA31
発明者 星野 邦秀 / 桜井 和俊
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】 香料と疎水性ポリマーからなる衣類洗浄用香料組成物。
【請求項2】 香料と疎水性ポリマーの配合割合が、香料1重量部に対して疎水性ポリマー0.001〜0.5重量部である請求項1記載の衣類洗浄用香料組成物。
【請求項3】 疎水性ポリマーが、ポリスチレン、エチルセルロース、ポリ(α−メチルスチレン)、ポリ(3−ヒドロキシ酪酸)、及びポリノルボルネンから選択される1種もしくは2種以上のものであることを特徴とする請求項1記載の衣類洗浄用香料組成物。
【請求項4】 疎水性ポリマーが、ポリスチレン又はエチルセルロースであることを特徴とする請求項1記載の衣類洗浄用香料組成物。
【請求項5】 陽イオン性界面活性剤をさらに含むことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の衣類洗浄用香料組成物。
【請求項6】 陽イオン性界面活性剤が、ジステアリルジメチルアンモニウムクロライドであることを特徴とする請求項5記載の衣類洗浄用香料組成物。
【請求項7】 衣類洗浄用組成物に香料を添加するにあたり、該香料を疎水性ポリマーまたは疎水性ポリマーと陽イオン性界面活性剤と共に添加することを特徴とするマスキング効果に優れた衣類洗浄用組成物の製造方法。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、衣類洗浄用香料組成物に関し、詳しくは衣類洗浄用組成物に加えた香料成分が洗濯中に簡単に揮散したり、水相に移って流失することなく、マスキング効果に優れた衣類洗浄用香料組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】衣類洗浄用組成物には、原料成分などに起因する臭気のマスキングや使用者に快適性を与えること等を目的として香料を添加することが行われている。その場合に、香料を単独で添加すると、容易に揮散したり、水相に移行して排水時に流失してしまう。そのため、洗濯時における香料の損失を防ぐ手段として香料をサイクロデキストリンに包接させて香料の持続効果の改善を図ることが提案されている(特開平1−190796号公報、同1−193397号公報)。また、サイクロデキストリンに代わる物質についても種々検討され、香料と親水性ポリマーとを組み合わせた香料組成物を衣類洗浄用組成物に添加することによって、残香性を高めようとする試みがなされている(特開平11−139923号公報)。しかしながら、上記のようにして香料を添加した場合でも、親水性ポリマーが水に溶解するため、香料も解放され水相に移って流失してしまう。そのため、洗濯物等から放出される臭いのマスキングが十分に行われないのが実情であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、衣類洗浄用組成物に加えた香料が、当該組成物に安定的に保持され、洗濯時並びに乾燥後におけるマスキング効果が長期間にわたって得られる衣類洗浄用香料組成物を提供することである。本発明者らは、かかる目的に適う香料組成物を開発すべく検討を重ねた結果、香料を疎水性ポリマーと組み合わせて用いることによって、前記した課題が解消することを見出し、本発明に到達した。さらには、この組成物に陽イオン性界面活性剤を加えると、洗濯物(衣類)に香料を移行させ、マスキング効果が長期に渡って得られるだけでなく、香料の持つ抗菌作用なども発揮させることができることを知見した。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の本発明は、香料と疎水性ポリマーからなる衣料洗浄用香料組成物である。請求項2記載の本発明は、香料と疎水性ポリマーの配合割合が、香料1重量部に対して疎水性ポリマー0.001〜0.5重量部である請求項1記載の衣類洗浄用香料組成物である。請求項3記載の本発明は、疎水性ポリマーが、ポリスチレン、エチルセルロース、ポリ(α−メチルスチレン)、ポリ(3−ヒドロキシ酪酸)、及びポリノルボルネンから選択される1種もしくは2種以上のものであることを特徴とする請求項1記載の衣類洗浄用香料組成物である。請求項4記載の本発明は、疎水性ポリマーが、ポリスチレン又はエチルセルロースであることを特徴とする請求項1記載の衣類洗浄用香料組成物である。請求項5記載の本発明は、陽イオン性界面活性剤をさらに含むことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の衣類洗浄用香料組成物である。請求項6記載の本発明は、陽イオン性界面活性剤が、ジステアリルジメチルアンモニウムクロライドであることを特徴とする請求項5記載の衣類洗浄用香料組成物である。請求項7記載の本発明は、衣類洗浄用組成物に香料を添加するにあたり、該香料を疎水性ポリマーまたは疎水性ポリマーと陽イオン性界面活性剤と共に添加することを特徴とするマスキング効果に優れた衣類洗浄用組成物の製造方法である。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明に使用することができる香料には格別の制限はなく、各種のタイプの香料を単独で、あるいは2種類以上を適宜組み合わせて用いることができる。天然香料としては、例えばイランイラン油、エレミ油、ガルバナム油、クラリーセージ油、サンダルウッド油、シトロネラ油、ジャスミン油、セダーウッド油、ゼラニウム油、パチュリ油、ペルーバルサム油、ラベンダー油、レモングラス油、ローズ油等が挙げられる。合成香料では、例えば炭化水素類として、ピネン、リモネン、カリオフィレン、ロンギホレンが、アルコール類として、シス−3−ヘキセノール、レボサンドール(高砂香料工業株式会社)、p−t −ブチルシクロヘキサノール、シトロネロール、ゲラニオール、ネロール、リナロール、ジヒドロリナロール、テトラヒドロリナロール、ジヒドロミルセノール、テトラヒドロミルセノール、メントール、テルピネオール、ボルネオール、イソボルネオール、イソカンフィルシクロヘキサノール、ファルネソール、セドロール、ベンジルアルコール、α−フェニルエチルアルコール、β−フェニルエチルアルコール、シンナミックアルコール、アミルシンナミックアルコール、チモール、オイゲノール、イソオイゲノール、エーテル類として、エストラゴール、β−ナフトールメチルエーテル、β−ナフトールエチルエーテル、ジフェニルオキサイド、セドロールメチルエーテル、イソアミルフェニルエチルエーテル、アンブロキサン(Henkel KGaA 社) 、グリサルバ (International Flavors & Fragrances社) 、ローズオキサイドが、アルデヒド類として、ウンデカナール、ドデカナール、2−メチルウンデカナール、10−ウンデセナール、トリメチルウンデセナール、シトロネラール、シトラール、ヒドロキシシトロネラール、ジメチルテトラヒドロベンズアルデヒド、マイラックアルデヒド (International Flavors & Fragrances社) 、コバノール(高砂香料工業株式会社)、ベルンアルデヒド (Givaudan-Roure SA 社) 、ベンズアルデヒド、シクラメンアルデヒド、スザラール(高砂香料工業株式会社)、リリアール (Givaudan-Roure SA 社) 、シンナミックアルデヒド、メチルシンナミックアルデヒド、アミルシンナミックアルデヒド、ヘキシルシンナミックアルデヒド、バニリン、エチルバニリン、ヘリオトロピン、ヘリオブーケ(高砂香料工業株式会社)が、ケトン類として、cis-ジャスモン、ジヒドロジャスモン、シクロテン、ダマセノン、ダマスコン、ヨノン、メチルヨノン、イロン、カシュメラン (International Flavors & Fragrances社) 、イソ・イー・スーパー (International Flavors & Fragrances社) 、カルボン、メントン、アセチルセドレン、イソロンギホラノン、ラズベリーケトン、ベンゾフェノンが、エステル類として、γ- ウンデカラクトン、クマリン、ギ酸リナリル、ギ酸シトロネリル、リナリルアセテート、シトロネリルアセテート、ゲラニルアセテート、テルピニルアセテート、セドリルアセテート、p-t-ブチルシクロヘキシルアセテート、2-t- ブチルシクロヘキシルアセテート、トリシクロデセニルアセテート、ベンジルアセテート、フェニルエチルアセテート、スチラリルアセテート、ローズフェノン、ジメチルベンジルカルビニルアセテート、ジャスマール(International Flavors & Fragrances社) 、ベンジルベンゾエート、ベンジルサリチレート、メチルアトラレート、メチルアンスラニレート、エチルアンスラニレート、オーランチオール (Givaudan-Roure SA 社) が、ムスク類として、シクロペンタデカノン、シクロヘキサデセノン、シクロペンタデカノリド、10- オキサヘキサデカノリド、エチレンブラシレート、エチレンドデカンジオエート、セレストリド (International Flavors & Fragrances社) 、トナリド (Polak'sFurutal Works BV社) 、ガラクソリド (International Flavors & Fragrances社) 等がそれぞれ挙げられる。抗菌作用のある香料としては、例えばクラリーセージ油、クローブ油、ラブダナムレジノイド、レモングラス油、オークモスアブソリュート、サンダルウッド油、タイム油、ベチバー油、1-ドデカノール、レボサンドール(高砂香料工業株式会社)、シンナミックアルデヒド、シトラール、シトロネロール、シクラメンアルデヒド、オイゲノール、チモール、ファルネソール、ゲラニオール、ヒノキチオール、イソブチルキノリン、イソオイゲノール、メチルアトラレート、γ-デカラクトン、γ- ウンデカラクトン等が挙げられる。
【0006】次に、疎水性ポリマーについても各種タイプのものを単独で、あるいは2種類以上を組み合わせて使用することができる。本発明に用いる疎水性ポリマーは、高分子量のものが残香性に優れているので好ましい。本発明に使用することができる疎水性ポリマーの具体例を以下に例示する。ポリアクリル酸エステル系の疎水性ポリマーとしては、ポリアクリル酸n−ブチル、ポリアクリル酸t−ブチル、ポリアクリル酸メチル、ポリアクリル酸エチル、ポリアクリル酸2−エチルヘキシル等が挙げられる。ポリジエン系の疎水性ポリマーとしては、ポリブタジエン、ポリイソプレン等が挙げられる。
【0007】ポリメタクリル酸エステル系の疎水性ポリマーとしては、ポリメタクリル酸n−ブチル、ポリメタクリル酸t−ブチル、ポリメタクリル酸メチル、ポリメタクリル酸エチル、ポリメタクリル酸n−ノニル、ポリメタクリル酸オクタデシル等が挙げられる。さらに、メチルセルロース、トリメチルセルロース、エチルセルロース、ベンジルセルロース、セルロースアセテート、セルローストリアセテート、セルロースプロピオネート、セルロースブチレート等のセルロース誘導体やポリ(3−ヒドロキシ酪酸)、ポリノルボルネン等も有効である。なお、エチルセルロースとしては、エトキシル基の含有率が高い(例えば48〜50%程度)ものが好ましい。
【0008】ポリスチレン系の疎水性ポリマーとしては、ポリ(4−ブロモスチレン)、ポリ(4−t−ブチルスチレン)、ポリ(4−クロロスチレン)、ポリ(α−メチルスチレン)、ポリ(4−メチルスチレン)、ポリ(4−メトキシスチレン)、ポリスチレン等が挙げられる。ポリ(ビニルピリジン)系の疎水性ポリマーとしては、ポリ(2−ビニルピリジン)、ポリ(4−ビニルピリジン)等が挙げられる。その他の疎水性ポリマーとしては、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリカプロラクトン、ポリブテン、ポリイソブチレン、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、ポリ酢酸ビニル、ポリビニルメチルエーテル、ポリビニルエチルエーテル、ポリエチレンオキシド、ポリプロピレンオキシド、ポリフェニレンエーテル、ポリ乳酸、ポリジメチルシロキサン、ポリエチレンイミン、ポリテルペン、ポリ(N−ビニルカルバゾール)、ポリ(2−ビニルナフタレン)、ポリ塩化ビニルベンジル、ポリ(9−ビニルアントラセン)等が挙げられる。
【0009】コポリマーとしては、例えばポリ(ブタジエン−ジメチルシロキサン)、ポリ(ブタジエン− 4−ビニルピリジン)、ポリ(n−ブチルアクリレート−メチルメタクリレート)、ポリ(t−ブチルメタクリレート−2−ビニルピリジン)、ポリ (イソプレン−メチルアクリレート)、ポリ(イソプレン−2−ビニルピリジン)、ポリ(メチルメタクリレート−t−ブチルメタクリレート)、ポリ(メチルメタクリレート−t−ブチルアクリレート)、ポリ(スチレン−アクリロニトリル)、ポリ(スチレン−ジビニルベンゼン)、ポリ(スチレン−酢酸ビニル)、ポリ(スチレン−ビニルピロリドン)、ポリ(スチレン−メチルメタクリレート)、ポリ(スチレン−t−ブチルメタクリレート)、ポリ(スチレンn−ブチルアクリレート)、ポリ(スチレン−t−ブチルアクリレート)、ポリ (スチレン−ブタジエン)、ポリ(スチレン−イソプレン)、ポリ(スチレン−4−ビニルピリジン)、ポリ(スチレン−2−ビニルピリジン)、ポリ(スチレン−t−ブチルスチレン)、ポリ(スチレン−p−クロロメチルスチレン)、ポリ(スチレン−ジメチルシロキサン)、ポリ(2−ビニルピリジン−メチルメタクリレート)、ポリ(エチレンオキシド−スチレン)、ポリ(メチルメタクリレート−メタクリル酸)、ポリ(スチレン−アクリル酸)、ポリ(スチレン−ブチレン)、ポリ(スチレン−エチレンアクリレート)、ポリ(スチレン−アクリル酸−メチルメタクリレート)、ポリ(スチレン−ブタジエン−メチルメタクリレート)、ポリ(スチレン−t−ブチルアクリレート−メチルメタクリレート)、ポリ(スチレン−2−ビニルピリジン−エチレンオキシド)、ポリ(アクリロニトリル−ブタジエン−スチレン)、ポリ(スチレン−メチルスチレン−インデン)等が挙げられる。
【0010】香料組成物における香料と疎水性ポリマーの配合割合については、香料1重量部あたり疎水性ポリマー0.001〜0.5重量部が適当であり、0.05〜0.2重量部が好ましい。香料組成物に疎水性ポリマーを加えるにあたって特別な条件はなく、香料、疎水性ポリマーの両者を室温下で混合すればよく、あるいは加熱溶解して均一にすることもできる。本発明に係る香料組成物を衣類用洗浄剤に添加する場合、その添加量は使用目的等を考慮して適宜決定すればよいが、通常は洗浄剤1重量部あたり0.001〜0.02重量部である。
【0011】本発明の衣類洗浄用香料組成物は、基本的には上記した香料と疎水性ポリマーからなるものであるが、この組成物に対して、さらに陽イオン性界面活性剤を含有させると、香料の残香性が一層改善される上に、洗浄剤から離れた一部の香料を洗濯物(衣類)へ移行、定着させることができる。さらに、抗菌静菌効果を有するポリマー等を用いた場合には、抗菌作用などを洗濯物に付与することが期待できる。この目的で使用することができる陽イオン性界面活性剤としては、第四級アンモニウム塩、アミン誘導体などがあり、特に疎水性の側鎖を有しているものが好ましく、例えばジステアリルジメチルアンモニウムクロライド、ステアリルトリメチルアンモニウムクロライド、セチルトリメチルアンモニウムクロライド、ラウリルトリメチルアンモニウムクロライド、ベヘニルトリメチルアンモニウムクロライド、ステアリルジメチルベンジルアンモニウムクロライド、ミリスチルジメチルベンジルアンモニウムクロライド、などを例示することができる。陽イオン性界面活性剤の添加量は、香料組成物に対して0.1〜100重量%が適当である。香料組成物に陽イオン性界面活性剤を加えるにあたって特別な条件はなく、香料、疎水性ポリマーおよび陽イオン性界面活性剤の3者を混合すればよい。
【0012】さらに、本発明の別の態様として、衣類洗浄用組成物に香料を添加するにあたり、該香料を疎水性ポリマーまたは疎水性ポリマーと陽イオン性界面活性剤と共に添加することを特徴とするマスキング効果に優れた衣類洗浄用組成物の調製方法が提供される。係る衣類洗浄用組成物を用いて衣類の洗濯をすると、洗濯中に香料成分が揮散したり、水相に移って流失することが抑制され、洗濯時並びに乾燥後のマスキング効果が著しく改善される。
【0013】
【実施例】次に、実施例を挙げて本発明を詳細に説明するが、本発明はこれにより何ら限定されるものではない。なお、以下の実施例において用いた調合香料組成の一例を表1に示す。
【0014】
【表1】表 1
【0015】(実験方法および残香の確認)香料に疎水性ポリマーを加えたものを本発明品とし、香料のみおよび親水性ポリマーを加えたものを比較品とした。両者を用いて、粉末洗剤基剤に付香後、タオルを同一条件で洗浄処理した。その処理後、同一条件で乾燥したタオルから揮散される香料成分をGC分析した。検出された香料成分の総量を合算し、本発明品と比較品の効果を比較した。本発明品の比較品に対する香料検出量の増加率を以下のように算出した。
増加率(%)=100x((本発明品の香料検出量)−(比較品の香料検出量))/(比較品の香料検出量)
分析機器GC条件GC:HP6890 (Hewlett Packard社)カラム:DB-WAX(J & W社) 長さ 30m、内径 0.25mm 、膜厚 0.15 μm注入口温度: 250℃検出器温度: 250℃初期温度: 60℃昇温速度: 3.7℃/min最終温度: 210℃【0016】実施例1下記の表2記載の3種類の香料組成物(単位:重量%)を調製し、各々の香料組成物を1%付香した衣類洗浄用組成物(洗剤)(10g)と水1リットルを用いて、フェイスタオル(重量23g)を10分間洗浄した。その後、水1リットルですすぎ、脱水を行った。温度25℃、湿度50%で6時間乾燥した後、乾燥タオルから揮散される香気成分をGC分析した。
【0017】
【表2】表 2
*1 CdF社製(輸入:日本ゼオン)
*2 油化バーディッシュ製(販売:三菱商事)
【0018】得られた結果を表3に示す。表から明らかなように、疎水性ポリマーを添加した本発明品1の場合、香料成分総検出量が多く、大きな増加率を示した。
【0019】
【表3】表 3
* 比較品1に対する割合(%)
【0020】実施例2表4記載の香料組成物(単位:重量%)を調製し、各々の香料組成物を1%付香した洗剤(10g)と水1リットルで、フェイスタオル(重量:23g)を10分間洗浄した。その後、水1リットルですすぎ、脱水を行った。温度20℃、湿度50%で6時間乾燥した後、乾燥タオルから揮散される香気成分をGC分析した。
【0021】
【表4】表 4
*ポリスチレン(旭化成社または三菱化学社製)
【0022】得られた結果を表5に示す。いずれの場合においても、香料成分総検出量は大きく増加した。中でも高分子量の疎水性ポリマーを添加した本発明品2の場合、大きな増加率を示した。
【0023】
【表5】表 5
* 比較品3に対する割合(%)
【0024】実施例3表6記載の香料組成物(単位:重量%)を調製し、各々の香料組成物を1%付香した洗剤(10g)と水1リットルで、フェイスタオル(重量:23g)を10分間洗浄した。その後、水1リットルですすぎ、脱水を行った。温度20℃、湿度50%で2時間乾燥した後、乾燥タオルから揮散される香気成分をGC分析した。
【0025】
【表6】表 6
*ポリスチレン(旭化成社または三菱化学社製)
【0026】得られた結果を表7に示す。特に、疎水性ポリマー添加量の多い本発明品6の場合、香料成分総検出量が多く、大きな増加率を示した。
【0027】
【表7】表 7
* 比較品4に対する割合(%)
【0028】実施例4表8記載の香料組成物(単位:重量%)を調製し、各々の香料組成物を1%付香した洗剤(10g)と水1リットルで、フェイスタオル(重量:23g)を10分間洗浄した。その後、水1リットルですすぎ、脱水を行った。温度20℃、湿度50%で2時間乾燥した後、乾燥タオルから揮散される香気成分をGC分析した。
【0029】
【表8】表 8
*1 ハーキュレス社製(輸入:日商岩井)
*2 三洋化成工業社製【0030】得られた結果を表9に示す。疎水性ポリマーと陽イオン性界面活性剤を添加した本発明品8,9の場合、大きな増加率を示した。
【0031】
【表9】表 9
* 比較品5に対する割合(%)
【0032】
【発明の効果】本発明によれば、衣類洗浄用組成物に加えた香料が、当該組成物に安定的に保持され、洗濯時においても水相に流失することなく、マスキング効果が長期間にわたって得られる衣類洗浄用組成物が提供される。




 

 


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