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発明の名称 熱転写型ラミネートフィルム
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2001−288280(P2001−288280A)
公開日 平成13年10月16日(2001.10.16)
出願番号 特願2000−107212(P2000−107212)
出願日 平成12年4月7日(2000.4.7)
代理人 【識別番号】100095588
【弁理士】
【氏名又は名称】田治米 登 (外1名)
【テーマコード(参考)】
2H111
4F071
4J100
【Fターム(参考)】
2H111 AA08 AA09 AA27 AA40 AA52 
4F071 AA33 AA33X AA76X AH19 BA02 BB02 BC01 BC02
4J100 AL03P AL08P AL09P BA02P BA08P BA31P BC04P BC12P BC43P CA01 FA03 JA01
発明者 菊池 博 / 堀井 明宏 / 西塔 健一
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】 基材フィルム上に、画像保護用の熱転写ラミネート層が積層されており、該熱転写ラミネート層が被保護画像上に熱転写される熱転写型ラミネートフィルムにおいて、該熱転写ラミネート層が主として酸価2.0mgKOH/g以下のアクリル系樹脂から構成されていることを特徴とする熱転写型ラミネートフィルム。
【請求項2】 該アクリル系樹脂が、アクリル系モノマーをアゾ系重合開始剤を使用して重合させることにより得られた樹脂である請求項1記載の熱転写型ラミネートフィルム。
【請求項3】 被保護画像が少なくともインドアニリン系シアン染料から形成された染料画像である請求項1又は2記載の熱転写型ラミネートフィルム。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、印画紙の画像受容層に形成された熱転写画像を保護するために、その上に熱転写される熱転写型ラミネート層を有する熱転写型ラミネートフィルムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、フルカラーで連続的な階調表現が可能な昇華型熱転写記録方式が、画像信号をハードコピーする技術として注目されている。この昇華型熱転写記録方式においては、インクリボンから印画紙の染料受容層に染料を移行させることにより染料画像(被保護画像)を形成するが、その染料画像を構成する染料の一つとして、高感度で転写でき、得られる染料画像に高い耐光性を付与することができるインドアニリン系シアン染料が広く用いられている。
【0003】また、昇華型熱転写記録方式おいては、印画紙上に形成された染料画像(被保護画像)に対し、その表面保護、変退色の防止、耐皮脂性の付与等のため透明フィルムをラミネートすることがなされている。
【0004】このような透明フィルムのラミネート方法としては、基材フィルムとその上にに形成された熱可塑性樹脂からなるラミネート層とから構成される熱転写型ラミネートフィルムに対し、被保護画像に対応して選択的に加熱加圧処理を施し、ラミネート層の加熱加圧された領域を選択的に印画紙上に転写する方法が提案されている。ここで、ラミネート層を構成する熱可塑性樹脂としては、アクリル系モノマーをケトンパーオキサイド類等の有機過酸化物系重合開始剤を使用してラジカル重合させて得られる樹脂が使用されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、有機過酸化物系重合開始剤を用いたアクリル系樹脂により形成されたラミネート層を有する従来の熱転写型ラミネートフィルムの場合、印画紙に形成された染料画像(被保護画像)は通常の保存状況下では満足すべき保存性を示すが、高温環境下保存性や経時安定性に問題があった。特に、染料画像を構成する染料の一部にインドアニリン系シアン染料を使用し、高温環境下に画像を保存した場合には、短時間で低濃度域のシアン色が消色してしまい、画像の品位が損なわれるという問題があった。また、室温で長時間保存した場合にも、同様の現象が発生し画像の品位が損なわれてしまうという問題があった。
【0006】本発明は、以上の従来の技術の課題を解決しようとするものであり、熱転写型ラミネートフィルムのアクリル系樹脂からなるラミネート層を、印画紙に形成された被保護画像(特に、インドアニリン系シアン染料を含む被保護画像)にラミネートした場合であっても、高温環境下保存性及び経時安定性を良好な状態に維持できるようにし、高品質・高解像度の画像を得られるようにすることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者は、有機過酸化物系重合開始剤を使用して得られるアクリル系樹脂の酸価が比較的高いこと、そのようなアクリル系樹脂からなるラミネート層で被覆された染料画像を高温環境下で保存した場合や常温でも長時間保存した場合には画像を構成する染料(特に酸性物質と反応しやすいインドアニリン系シアン染料)がアクリル系樹脂中に生じた酸性物質と反応することにより画像が劣化すること、及びそのような劣化を抑制するためにはアクリル系樹脂の酸化を一定の値を超えないようにすればよいことを見出し、本発明を完成させるに至った。
【0008】即ち、本発明は、基材フィルム上に、画像保護用の熱転写ラミネート層が積層されており、該熱転写ラミネート層が被保護画像上に熱転写される熱転写型ラミネートフィルムにおいて、該熱転写ラミネート層が主として酸価2.0mgKOH/g以下のアクリル系樹脂から構成されていることを特徴とする熱転写型ラミネートフィルムを提供する。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面を参照しながら詳細に説明する。
【0010】図1は、本発明の熱転写型ラミネートフィルムのー態様を示した図である。この熱転写型ラミネートフィルムは、基材フィルム1上に画像保護目的のための透明なアクリル系樹脂からなる熱転写ラミネート層2が形成された構造を有する。必要に応じて、基材フィルム1と熱転写ラミネート層2との間に公知の剥離樹脂層3を設けてもよく、更に、裏面に耐熱滑性層4を設けてもよい。この熱転写型ラミネートフィルムを用いて被保護画像を保護する場合には、熱転写ラミネート層2を被保護画像に重ね、基材フィルム1から加熱加圧することにより熱転写ラミネート層2を被保護画像上に熱転写する。
【0011】本発明の熱転写型ラミネートフィルムにおいては、熱転写ラミネート層2を構成するアクリル系樹脂として、その酸価が2.0mgKOH/g以下、好ましくは1.0mgKOH/g以下のものを使用する。これにより、染料画像(特に、インドアニリン系シアン染料画像)の劣化を抑制することが可能となる。
【0012】アクリル系樹脂の酸価を2.0mgKOH/g以下に調整する方法としては、酸価の高いアクリル系樹脂をアルカリ処理することにより酸価を下げる方法や、アクリル系モノマーを、重合の際に酸性物質を副生させないアゾ系重合開始剤を使用して重合させてアクリル系樹脂を得る方法が挙げられる。
【0013】このようなアゾ系重合開始剤としては、式(1)
【0014】
【化1】(R1)(R2)(R3)CN=NC(R4)(R5)(R6) (1)
(式中、R1、R2、R4及びR5はそれぞれ独立的にアルキル基、アルコキシ基、アルコキシアキル基、カルボキシアルキル基、カルバモイル基又はアミディノアルキル基を表し、R3及びR6はそれぞれ独立的にシアノ基、アルキル基又はアルコキシカルボニル基を表す)の化合物を好ましく使用することができ、中でも2,2’‐アゾビス(イソブチロニトリル)、2,2’‐アゾビス(イソ酪酸)ジメチルが好ましい。
【0015】ラミネート層を構成可能なアクリル系樹脂としては、フェノキシポリエチレングリコール(メタ)アクリレート、メチル(メタ)アクリレート、エチル(メタ)アクリレート、プロピル(メタ)アクリレート、ブチル(メタ)アクリレート、フェニル(メタ)アクリレート、シクロヘキシル(メタ)アクリレート、イソボロニル(メタ)アクリレート、ジメチルアミノエチル(メタ)アクリレート、ジエチルアミノエチル(メタ)アクリレート、ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート等の一種以上のアクリル酸エステルモノマー又はメタクリル酸エステルモノマーから得られるポリマーを挙げることができる。
【0016】アクリル系樹脂の重量平均分子量は、分子量が小さすぎると脆くなり、しかもラミネート層形成時に塗膜特性が劣化するおそれがあり、反対に大きすぎると共重合体を含有する塗料の粘度が高くなって塗布しにくくなり、転写に大きなエネルギーが必要となってラミネート層の転写不良をおこすおそれがあるので、好ましくは10000〜1000000、より好ましくは100000〜1000000である。
【0017】アクリル系樹脂の製造方法には特に制限はなく、懸濁重合、塊状重合、溶液重合、乳化重合等の任意の重合方法を採用することがことができる。
【0018】ラミネート層には、画像の保存性を向上させるために公知の紫外線吸収剤や酸化防止剤等を適宜配合することができる。例えば、紫外線吸収剤としては、ベンゾフェノン類、ジフェニルアクリレート類、ベンゾトリアゾール類等が挙げられ、酸化防止剤としては、フェノール類、有機硫黄化合物類、リン酸化合物類等が挙げられる。
【0019】基材フィルム1は、従来公知の各種基材を用いることができる。例えば、ポリエステルフィルム、ポリスチレンフィルム、ポリプロピレンフィルム、ポリスルホンフィルム、ポリカーボネートフィルム、ポリイミドフィルム、アラミドフィルム等が挙げられる。
【0020】必要に応じて設けられる剥離樹脂層3としては、公知の剥離性樹脂、例えばシリコーン樹脂等から形成することができ、また、耐熱滑性層4としては、ガラス点移転温度(Tg)が80℃以上の耐熱性樹脂、例えばポリビニルアセタール系樹脂等から形成することができる。このような耐熱滑性層4には、プリンター内での走行性や貼り付きを防止するために各種の潤滑剤や帯電防止剤を添加してもよい。
【0021】本発明の熱転写型ラミネートフィルムは、図2に示すように、熱転写型インクリボンのー部に作り込むことができる。熱転写型インクリボンは、基材フィルム1上に、イエローY、マゼンタM、シアンCの各色のインク層及びセンサーマーク5が面順次に形成されており、これらと同一面上に熱転写ラミネート層2が形成されている構造を有する。このような構造とすることにより、インクリボンを用いてプリンターで熱転写記録を行う場合に、その画像形成に使用した当該プリンターのサーマルヘッドにより熱転写ラミネート層2を画像上に熱転写することが可能となる。
【0022】なお、図2の態様におけるインク層としては、昇華熱転写記録用インク層あるいは熱溶融型熱転写記録用インク層のいずれでもよく、それぞれ公知のインクリボンのインク層と同様に構成することができる。例えば、昇華型熱転写記録用のインク層とする場合には、メチルセルロース、エチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、酢酸セルロース等のセルロース系樹脂、ポリビニルアルコール、ポリビニルブチラール、ポリビニルアセトアセタール、ポリ酢酸ビニル、ポリスチレン等のビニル系樹脂、その他各種ウレタン樹脂等に昇華性あるいは熱拡散性染料を分散させたものから構成することができる。
【0023】なお、インク層として、イエローY、マゼンタM、シアンCの各色のインク層を面順次に形成した例を示したが、さらにブラック等のインク層を形成してもよく、任意の単一色のみのインク層を形成してもよい。
【0024】また、昇華型熱転写記録を行う場合に、被転写体に染料受容層が形成されていなくても良好に画像を形成できるように、画像の転写に先立ってインクリボンから被転写体に染料受容層を転写する場合があるが、このような染料受容層の転写のために、インクリボンのインク層と同ー面側に熱転写性の公知の染料受容層を形成してもよい。このような染料受容層は、染着性の良好な熱可塑性樹脂、熱硬化性樹脂、UV硬化樹脂等から形成することができる。例えば、ポリエステル系樹脂、セルロースエステル系樹脂、ポリカーボネート系樹脂、ポリ塩化ビニル系樹脂、ポリ酢酸ビニル樹脂、ボリアミド樹脂、ポリ塩化ビニル樹脂、ポリスチレン樹脂、スチレンアクリレート樹脂、ポリウレタン樹脂、ポリアミド樹脂、尿素樹脂、その他上記の共重合体等が挙げられる。
【0025】また、イエロー、マゼンタのインク層に含有させる染料としては、従来公知の染料を使用でき、例えばイエロー染料としてはアゾ系染料、ジスアゾ系染料、メチン系染料、スチリル系染料、ピリドン・アゾ系染料等を挙げることができる。また、マゼンタ染料としてはアゾ系染料、アントラキノン系染料、スチリル系染料、複素環系アゾ染料等が挙げられる。シアン系染料としてはインドアニリン系染料、アントラキノン系染料、ナフトキノン系染料、複素環系アゾ染料等を使用することができる。
【0026】本発明の熱転写型ラミネートフィルムは、基本的には基材フィルム上に熱転写ラミネート層用のアクリル系樹脂溶液を公知の塗布方法により塗布し、乾燥して熱転写ラミネート層を形成することにより作製することができる。インク層や耐熱滑性層などは、公知の手法により導入することができる。
【0027】
【実施例】以下、本発明を以下の実施例により具体的に説明する。
【0028】実施例1裏面に耐熱滑性層が形成された6μm厚のポリエステルフィルム(ルミラー、東レ(株)製)の表面に、表1の熱転写ラミネート層形成用塗料を乾燥厚で3μmとなるように塗布し、乾燥(120℃、1分)して熱転写ラミネート層を形成し、熱転写型ラミネートフィルムを得た。
【0029】なお、アクリル系樹脂は、メチルメタクリレートモノマー100重量部と重合開始剤として2,2’−アゾビス(イソブチロニトリル)1重量部とを混合し重合させたものを使用した。得られたアクリル系樹脂の酸価は0.7mgKOH/gであった。
【0030】
【表1】
熱転写ラミネート層用塗料成分 配合量(重量部) アクリル系樹脂(樹脂固形分100%) 100メチルエチルケトン 200トルエン 200 【0031】実施例2メチルメタクリレートモノマー100重量部と重合開始剤として2,2’−アゾビス(イソ酪酸)ジメチル1重量部とを混合して重合させて得られたアクリル系樹脂(酸価=0.8mgKOH/g)を使用する以外は、実施例1と同様にして熱転写型ラミネートフィルムを得た。
【0032】実施例3フェノキシエチルメタクリレートと2−ヒドロキシエチルメタクリレートとの混合モノマー(重量比80/20)100重量部と、重合開始剤として2,2’−アゾビス(イソブチロニトリル)1重量部とを混合して重合させて得られたアクリル系樹脂(酸価=0.6mgKOH/g)を使用する以外は、実施例1と同様にして熱転写型ラミネートフィルムを得た。
【0033】実施例4メチルメタクリレートモノマー100重量部と重合開始剤として2,2’−アゾビス(イソブチロニトリル)2重量部とを混合して重合させて得られたアクリル系樹脂(酸価=1.5mgKOH/g)を使用する以外は、実施例1と同様にして熱転写型ラミネートフィルムを得た。
【0034】実施例5メチルメタクリレートモノマー100重量部と重合開始剤として2,2’−アゾビス(イソ酪酸)ジメチル2重量部とを混合して重合させて得られたアクリル系樹脂(酸価=1.8mgKOH/g)を使用する以外は、実施例1と同様にして熱転写型ラミネートフィルムを得た。
【0035】比較例1メチルメタクリレートモノマー100重量部と重合開始剤としてペンゾイルパーオキサイド1重量部とを混合して重合させて得られたアクリル系樹脂(酸価=2.5mgKOH/g)を使用する以外は、実施例1と同様にして熱転写型ラミネートフィルムを得た。
【0036】比較例2メチルメタクリレートモノマー100重量部と重合開始剤としてメチルエチルケトンパーオキサイド1重量部とを混合して重合させて得られたアクリル系樹脂(酸価=2.3mgKOH/g)を使用する以外は、実施例1と同様にして熱転写型ラミネートフィルムを得た。
【0037】比較例3メチルメタクリレートモノマー100重量部と重合開始剤としてペンゾイルパーオキサイド2重量部とを混合して重合させて得られたアクリル系樹脂(酸価=4.4mgKOH/g)を使用する以外は、実施例1と同様にして熱転写型ラミネートフィルムを得た。
【0038】(評価)実施例1〜5及び比較例1〜3の熱転写型ラミネートフイルムで保護した染料画像を高温環境下で保存した際のシアン色の劣化・消色について、以下に示すように実験し評価した。得られた結果を表2に示す。
【0039】即ち、熱転写プリンター(UP−D8800プリンター、ソニー(株)製)を使用し、印画紙(UPC‐8840A、ソニー(株)製)に、シアン色インクリボンを光学濃度被が約0.5となるように印画し、得られたシアン染料画像に熱転写ラミネート層を転写させた。ここで、シアン色インクリボンは、背面処理済みのポリエステルフィルム(東レ(株)製)の表面に、インドアニリン系シアン染料5.0重量部、ポリビニルブチラール樹脂(BX−1、積水化学工業社製)5.0重量部、メチルエチルケトン45.0重量部及びトルエン45.0重量部からなるインク組成物を、乾燥厚が1.0μmとなるように塗布することにより作製したものを使用した。
【0040】次に、得られた印画物を60℃の高温環境下にで24 時間放置した。この時、保存開始時(初期)と保存後の画像の色相及び光学濃度をそれぞれ光学試験機(Gretag(SPM100−II)にて測定し、下式(2)及び(3)にて色差(ΔE)及び光学濃度差(ΔOD)を算出した。
【0041】
【数1】
ΔE = ((L*0−L*1)2 + (a*0−a*1)2 + (b*0−b*1)2)1/2 (2)
ΔOD =OD0‐OD1 (3)
(式中、L*0、a*0、b*0及びOD0は初期値であり、L*1、a*1、b*1、及びOD1は保存後の値である)
【0042】算出されたΔE及びΔODの数値により、熱転写型ラミネートフィルムの画像の保護性能を以下の基準にて総合判定した。
ランク 基準○: ΔEが0.4以下且つΔODが0.02以下であって、シアン色の劣化が生じておらず、画像品質が損なわれていない場合×: ΔEが0.4を超え且つΔODが0.02を超えており、シアン色の劣化が認められ、画像品質が損なわれている場合【0043】
【表2】

【0044】表2から、熱転写ラミネート層に使用したアクリル系樹脂の酸価が2.0mgKOH/g以下である実施例1〜5の熱転写型ラミネートフィルムを使用して保護したインドアニリン系シアン染料画像の保存性は、飛躍的に向上していることがわかる。それに対し、熱転写ラミネート層に使用したアクリル系樹脂の酸価が2.0mgKOH/gを超える比較例1〜3の熱転写型ラミネートフィルムを使用して保護したインドアニリン系シアン染料画像の保存性には問題があることがわかる。
【0045】
【本発明の効果】本発明の熱転写型ラミネートフィルムのアクリル系樹脂からなるラミネート層を、印画紙に形成された被保護画像(特に、インドアニリン系シアン染料を含む被保護画像)にラミネートすれば、高温環境下における画像の保存性及び経時変化特性を良好な状態に維持できる。




 

 


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