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発明の名称 陶磁器及びその製造方法
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2001−233663(P2001−233663A)
公開日 平成13年8月28日(2001.8.28)
出願番号 特願2000−44263(P2000−44263)
出願日 平成12年2月22日(2000.2.22)
代理人 【識別番号】100080160
【弁理士】
【氏名又は名称】松尾 憲一郎
【テーマコード(参考)】
2D039
【Fターム(参考)】
2D039 AA01 AA04 CD01 DB04 
発明者 林 浩一 / 堀内 智 / 笠原 慎吾 / 川上 克博 / 上野 徹 / 中島 靖 / 松本 幸成 / 須田 稔光 / 岡本 良平 / 山田 茂幸
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】 陶磁器素地表面に第一の陶磁器用釉薬を施釉後焼成することにより得られる陶磁器用釉薬層が形成された陶磁器であって、前記陶磁器用釉薬層の一部分を切削し、該切削部に第二の陶磁器用釉薬を埋設したことを特徴とする陶磁器。
【請求項2】 前記第二の陶磁器用釉薬は、前記第一の陶磁器用釉薬と、呈色、光沢のうち少なくとも1以上異なる焼成後の性質を持つ釉薬であることを特徴とする請求項1に記載の陶磁器。
【請求項3】 前記第二の陶磁器用釉薬は、前記第一の陶磁器用釉薬と、焼成後の呈色、光沢が略同一性質であることを特徴とする請求項1に記載の陶磁器。
【請求項4】 前記第一の陶磁器用釉薬及び/または第二の陶磁器用釉薬は、複数層からなることを特徴とする請求項1〜3に記載の陶磁器。
【請求項5】 前記陶磁器は衛生陶器であることを特徴とする請求項1〜4に記載の陶磁器。
【請求項6】 陶磁器素地表面に第一の陶磁器用釉薬を施釉後焼成することにより得られる陶磁器用釉薬層が形成された陶磁器の製造方法であって、前記第一の陶磁器用釉薬層の一部分を切削し、該切削部に第二の陶磁器用釉薬を埋設する工程と、前記釉薬埋設処理品を焼成する工程を含むことを特徴とする陶磁器の製造方法。
【請求項7】 陶磁器素地表面に第一の陶磁器用釉薬を施釉後焼成することにより得られる陶磁器用釉薬層が形成された陶磁器の製造方法であって、前記第一の陶磁器用釉薬層の一部分を切削し、該切削部に第二の陶磁器用釉薬を埋設する工程と、前記釉薬埋設処理品を前記陶磁器用釉薬層が再結晶を起こさない温度で焼成する工程を含むことを特徴とする陶磁器の製造方法。
【請求項8】 前記切削部に第二の陶磁器用釉薬を埋設する工程で埋設された第二の陶磁器用釉薬は、前記第一の陶磁器用釉薬と、呈色、光沢のうち少なくとも1以上異なる焼成後の性質を持つ釉薬であることを特徴とする請求項6または7に記載の陶磁器の製造方法。
【請求項9】 前記切削部に第二の陶磁器用釉薬を埋設する工程で埋設された第二の陶磁器用釉薬は、前記第一の陶磁器用釉薬と、焼成後の呈色、光沢が略同一性質であることを特徴とする請求項6または7に記載の陶磁器の製造方法。
【請求項10】 前記第一の陶磁器用釉薬及び/または第二の陶磁器用釉薬は、複数種であることを特徴とする請求項6〜9に記載の陶磁器の製造方法。
【請求項11】 前記第一の陶磁器用釉薬が複数種適用されている焼成品に前記第一の陶磁器用釉薬と略同一焼成性状を有する第二の陶磁器用釉薬を埋設する際において、焼成品釉薬切削部に前記第一の陶磁器用釉薬層と略同一積層状態となるように順次複数種の第二の陶磁器用釉薬を埋設することを特徴とする請求項10に記載の陶磁器の製造方法。
【請求項12】 前記第一の陶磁器用釉薬が複数種適用されている焼成品に前記第一の陶磁器用釉薬と略同一焼成性状を有する第二の陶磁器用釉薬を埋設する際において、焼成品釉薬切削部に二以上の第二の陶磁器用釉薬の混合物を埋設することを特徴とする請求項10に記載の陶磁器の製造方法。
【請求項13】 前記第二の陶磁器用釉薬は、前記焼成品釉薬層表面の未切削部より0.01〜3.0mm盛上って埋設されていることを特徴とする請求項6〜12に記載の陶磁器の製造方法。
【請求項14】 前記焼成品釉薬切削部に埋設する第二の陶磁器用釉薬は粉末状であり、これを粉末圧着方式により埋設することを特徴とする請求項6〜13に記載の陶磁器の製造方法。
【請求項15】 前記焼成品釉薬切削部に埋設する第二の陶磁器用釉薬はスラリー状であり、これをスプレーコーティング法により埋設することを特徴とする請求項6〜14に記載の陶磁器の製造方法。
【請求項16】 前記陶磁器は衛生陶器であることを特徴とする請求項6〜15に記載の陶磁器の製造方法。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、陶磁器素地表面に陶磁器用釉薬を施釉後焼成することにより得られる陶磁器用釉薬層が形成された陶磁器及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般的に陶磁器は、陶石・粘土・珪石・長石等を原料として調製した素地泥漿を用いて陶磁器成形体を作製し、素焼きを行なったあるいは未焼成のままの成形体表面に、別途珪石、長石、粘土、顔料等を原料として調製した釉薬を塗布した後、約800〜1400℃の陶磁器素地が焼結する温度で焼成することにより作製する。この釉薬塗布の目的としては、陶磁器強度の向上、化学的耐久性の向上、吸水の防止、防汚等と共に装飾性の向上が挙げられる。装飾性の向上を目的とする場合は、前記釉薬を塗布した成形体に、刷毛塗り、ディッピング、転写、印刷等の方法による装飾釉薬の塗布が好適に行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし従来行われている上記のような刷毛塗り、ディッピングによる釉薬塗布方法で工業製品を製造する場合、製品間の装飾のバラツキが問題となる。また刷毛塗り、ディッピング、転写、印刷等の方法では、装飾部に未装飾部と比べて凸部が形成される。凸部は選択的に摩耗されるため、長期的には装飾が消失する懸念があり、茶碗、皿等の頻繁に洗浄が行われる食器類では特に好ましくない。また市場から防汚性が強く求められ、これを満足させるために平滑な表面が要求されるタイル、衛生陶器等においても、好ましくない。本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、その目的は、装飾部表面が平滑に保たれ、陶磁器の耐摩耗性、防汚機能を低下させることなく、陶磁器に様々な装飾を施し装飾性を向上することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】そこでこの問題を解決するために、本発明では、陶磁器素地表面に第一の陶磁器用釉薬を施釉後焼成することにより得られる陶磁器用釉薬層が形成された陶磁器であって、前記陶磁器用釉薬層の一部分を切削し、該切削部に第二の陶磁器用釉薬を埋設したことを特徴とする陶磁器を提供する。そうすることにより、既に焼成された製品の所望の部位に所望の装飾を施すことが可能となり、表面に凸部のない平滑な装飾面を得ることが可能となる。これにより耐摩耗性が向上し、防汚機能の顕著な低下も防止することができる。更には輪郭が明確であり、デザイン性に優れた装飾を行なうことができる。本発明において、第二の陶磁器用釉薬とは、前記陶磁器焼成品に施された第一の陶磁器用釉薬の切削部位への埋設用釉薬のことであり、これには第一の陶磁器用釉薬をそのまま用いても良いし、複数種類の陶磁器用釉薬を混合したものでも良いし、新規に釉薬用原料を用いて調製しても良い。また、形態は粉末状でも良いし、スラリー状でも良い。
【0005】本発明の好ましい態様においては、前記第二の陶磁器用釉薬は、前記第一の陶磁器用釉薬と、呈色、光沢のうち少なくとも1以上異なる焼成後の性質を持つ釉薬であるようにする。そうすることにより、焼成後の製品の装飾部は未装飾部と異なる色であったり、異なる光沢であったり、マット調であったり、石目模様であったり、これらの複合であったりするようになり、良好な装飾性を示すようになる。
【0006】本発明の好ましい態様においては、前記第二の陶磁器用釉薬は、前記第一の陶磁器用釉薬と、焼成後の呈色、光沢が略同一性質であるようにする。均一な表面装飾が要求される工業製品において、焼成品製造時の様々な事情により周囲と不均一な装飾が形成された場合、不均一部を切削し、焼成後の性質が同じである釉薬を埋設し焼成することにより、均一な装飾が施された製品を得ることが可能になる。焼成後の呈色は顔料、乳濁剤の種類、添加量を調整することにより、また焼成後の光沢は釉薬原料や融剤の種類、添加量の調整、及びフリット原料の使用等により略同一性質となるようにする。
【0007】本発明の好ましい態様として、前記第一の陶磁器用釉薬及び/または第二の陶磁器用釉薬は、複数層からなるようにする。そうすることにより、より多様性に富んだ装飾を施すことが可能となる。
【0008】本発明の好ましい態様として、前記第一の陶磁器用釉薬が複数種適用されている焼成品に前記第一の陶磁器用釉薬と略同一焼成性状を有する第二の陶磁器用釉薬を埋設する際において、焼成品釉薬切削部に前記第一の陶磁器用釉薬層と略同一積層状態となるように順次複数種の第二の陶磁器用釉薬を積層埋設するようにする。そうすることにより、装飾対象の焼成品が多層釉薬層を有している場合にも、違和感のない装飾処理ができる。
【0009】本発明の好ましい態様として、前記第一の陶磁器用釉薬が複数種適用されている焼成品に前記第一の陶磁器用釉薬と略同一焼成性状を有する第二の陶磁器用釉薬を埋設する際において、焼成品釉薬切削部に二以上の第二の陶磁器用釉薬の混合物を埋設するようにする。混合釉薬を用いるのは、未切削部との色調を調整するためである。複数の釉薬層を有する陶磁器で、焼成後周囲と不均一となった装飾部に表面埋設釉を施し再焼成する場合、略同一性質の釉薬を用いるにもかからわず、焼成後の装飾状態、特に色調が異なる場合が発生する。この時複数層に各々用いられているの釉薬を適当な割合で混合した釉薬を切削部に埋設することにより、焼成後の色調を調整することが可能となる。
【0010】本発明の好ましい態様においては、前記焼成品釉薬切削部に埋設する第二の陶磁器用釉薬は、前記焼成品釉薬層表面の未切削部より0.01〜3.0mm盛上っているようにする。一般的に、成形体に施釉された乾燥状態の釉薬層は空気を含んでおり、充填は非常に粗であるため、焼成後の釉薬層の厚みは焼成前のそれより減少することが通常である。このため、再加工時に埋設する釉薬を未切削部と同一高さに調整すると、焼成後は凹状となる。そこで、焼成前は釉薬表面未切削部より0.01〜3.0mm盛上るように調整を行うと、焼成後略同一平面となる。また、複数の第二の陶磁器用釉薬を埋設する場合、第一番目の第二の陶磁器用釉薬を埋設後、埋設面を圧迫し空気を取除くため、略球状の切削部中央は圧縮され、外周部には釉薬粉末が盛上った状態で残りがちである。この状態で第二番目以降の第二の陶磁器用釉薬を埋設し、焼成すると、処理部の輪郭がくっきりと目立つため、焼成後周囲と不均一となった装飾部を処理する場合においては、第一番目の第二の陶磁器用釉薬面を未切削部と水平になるようにすることが、好適に行われる。同様に第二番目以降の釉薬についても水平になるよう圧迫し、最上層の釉薬は未切削部より0.01〜3.0mm盛上るようにすることにより、輪郭の目立たない均一な装飾面を提供できる。
【0011】本発明の好ましい態様として、前記焼成品釉薬切削部に埋設する第二の陶磁器用釉薬は粉末状であり、これを粉末圧着方式により埋設するようにする。そうすることにより、釉薬の高充填が可能となり、焼成後の修正部の凹凸を調整しやすくなる。より好ましくは前記粉末釉薬に、0.1〜50%結合剤溶液を適量添加し、若干の凝集性と粘性を持たせるようにする。ここで粉末圧着方式というのは、釉薬スラリーを乾燥させた粉末状釉薬を、指、圧縮治工具、布、紙、千枚通し等を用いて陶磁器表面切削部に圧着させながら押込む方法の総称である。この時出来る限り空気を取り込まないようにし、粉末を高密度に充填させるようにする。
【0012】本発明の好ましい態様においては、前記焼成品釉薬切削部に埋設する第二の陶磁器用釉薬はスラリー状であり、これをスプレーコーティング法により埋設するようにする。前述の粉末圧着方式により、切削部を埋設した後、陶器表面全面、一部分、または切削部周辺にスプレーコーティングを行うことにより、処理後の凹凸をなくすることが出来る。スプレーコーティング用の釉薬としては、装飾模様に対する影響の小さい透明釉薬、あるいは透明に近い釉薬が好適に用いられる。また焼成後周囲と不均一となった装飾部を処理する場合で、比較的小さな処理部位である時は、釉薬高温溶融時の拡散を利用して、切削部への釉薬粉末圧着を行わず、スプレーコーティングのみによっても装飾処理が可能である。さらに好ましくは釉薬溶融時の粘性を低下させることにより本発明に適用しやすくなる。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明は、茶碗、皿等の食器、花瓶、壷、タイル、衛生陶器等の陶磁器に適用できる。更に好ましくは、大便器、大便器水洗タンク用手洗い鉢、小便器、洗面器、手洗器等の防汚性が必要とされる衛生陶器類に好適に利用される。
【0014】また、本発明は既存の陶磁器製品に装飾を付加する場合に用いることができる。更には既に装飾が施された陶磁器の装飾の変更、または装飾の除去にも好適に用いられる。また装飾がなく、陶磁器表面に焼成後の外観が均一になるよう第一の陶磁器用釉薬が施された陶磁器の、製造工程上の要因による釉薬の不均一の修正にも適用可能である。
【0015】本発明では第二の陶磁器用釉薬を陶磁器表面に埋設処理した後、再焼成を行なうが、この時焼成条件によっては、既に焼成処理されている第一の陶磁器用釉薬が再結晶を起こし、装飾処理を行なった部位と装飾性が異なる現象が発生する。そこで、装飾の除去、および不均一な装飾の修正に適用する場合、再結晶現象が発生することのない条件、つまり一次焼成より1〜300℃低温にて焼成するようにすると、良好な処理品を得ることが出来る。
【0016】本発明における陶磁器製品に形成された第一の陶磁器用釉薬部の切削方法としては、小型ドリル、チス、サンドブラスト、リューターに代表される切削治工具等が好適に利用され、これらの使用により所望の形状を精度良く短時間で切削することが可能となる。
【0017】以下に本発明の実施の態様を詳細に説明するが、これ以外の陶磁器類への適用も可能であるなど、種々の実施形態を取ることが可能であることは言うまでもない。
【0018】(本発明の一実施態様)あらかじめ単色の釉薬が一層施された無装飾の茶碗状陶磁器製品が作製されている。該陶磁器製品にあらためて装飾を施す場合、図1に示すように装飾形状、装飾位置を決定し、釉薬層を0.5mm小型ドリルで切削する。次に切削部位に、長石、珪砂、石灰石、ドロマイト、及びあらかじめ施されている釉薬色とは異なる顔料を用いて調製した釉薬スラリーの乾燥粉末を埋設し、凹部を埋める。この時図2に示すように未切削部に比べ0.5mm盛上った状態に調整する。これを1050〜1300℃に設定された電気炉で焼成を行う。このようにして得られた陶磁器製品は、装飾部位が異なる色を示し、輪郭が明確でデザイン性に優れたものとなる。
【0019】(本発明の他の実施態様)陶石、粘土、長石、タルク、石灰石等を原料として調製した素地泥漿を用いて、タイル素地成形体を作製し、次に該成形体に別途長石、珪砂、石灰石、ドロマイト、顔料等を用いて調製したタイル用釉薬を幕掛け法によって施釉する。さらに該施釉体に別途長石、珪砂、石灰石、ドロマイト、フリット等を用いて調製した表面装飾用透明釉薬をスプレーコーティング法によって施釉する。これを1100℃〜1250℃で焼成して、図3に示すような光沢性に優れたタイル製品を得る。前記タイル製品にさらに装飾、模様を付加する場合、まず付加する部分を小型ドリルで削り取る。次に先に調製したタイル用釉薬とは異なる顔料を使用したタイル用釉薬と表面装飾用透明釉薬を乾燥時の質量比で1:9から9:1の割合になるよう混合し、これを乾燥させる。切削部分に該乾燥釉薬粉末をさらし布を用いて空気を取込まないように指で押し入れ、凹部を埋める。この時未加工部に比べ0.1mm盛上った状態に調整する。その後さらにタイル表面全体に表面装飾用透明釉薬を0.2mmスプレーコーティングし、図4に示す状態にする。これを800℃〜1200℃に設定された電気炉で焼成を行う。このようにして得られたタイル製品は、平滑な表面を有し、かつ光沢を伴う多様な装飾が施されたものとなる。
【0020】(本発明の他の実施態様)陶石、粘土、長石、珪石等を原料として調製した素地泥漿を用いて、衛生陶器成形体を作製し、次に該成形体に別途長石、珪砂、フリット、亜鉛華、珪酸ジルコニウム、顔料等を用いて調製した衛生陶器用釉薬スラリーをスプレーコーティング法にて施釉する。これを1100℃〜1250℃で焼成して、衛生陶器製品を得る。上記の工程において、図5に示すように、該製品釉薬部に色、光沢、ガラス化度等が周囲と不均一な釉薬部が生成した場合、該不均一部をチスで削り取り、別途に調製・乾燥した、未切削部と焼成後の呈色、光沢、ガラス化度が略同一性質である第二の陶磁器用釉薬粉末に、糊剤1%溶液を適量混合させたものを、千枚通しを用いて埋設する。この時さらし布を上から乗せて指で圧着し、出来る限り気泡を追い出すようにする。これらの操作を繰り返しながら未加工部に比べ0.3mm盛上った状態になるよう調整し、図6に示す状態とする。これを1000℃〜1200℃に設定されたシャトルキルンで焼成を行う。このようにして得られた衛生陶器製品は、切削部においても未切削部に対して遜色のない平滑な表面を有するため、防汚性能が低下することがなく、かつ色、光沢、ガラス化等外観上の不均一部のないものとなる。
【0021】
【発明の効果】本発明によれば、装飾部表面が平滑に保たれ、陶磁器の防汚機能を低下させることなく、陶磁器に様々な装飾を施し装飾性を向上させることが可能になる。




 

 


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