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発明の名称 水栓装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2001−198570(P2001−198570A)
公開日 平成13年7月24日(2001.7.24)
出願番号 特願2000−7796(P2000−7796)
出願日 平成12年1月17日(2000.1.17)
代理人
発明者 木村 潤 / 森田 耕二 / 吉岡 幸子
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】 水栓本体の先端に吐水口を備えると共にこの吐水口より上流側に脱塩素機構部が設けられた水栓装置において、上記水栓本体の残水部分に抗菌処理手段を設けたことを特徴とする水栓装置。
【請求項2】 上記抗菌処理手段が、銀イオンを残水に放出する手段であることを特徴とする請求項1記載の水栓装置。
【請求項3】 上記抗菌処理手段を、上記吐水口内表面に施した銀めっきで構成したことを特徴とする請求項2記載の水栓装置。
【請求項4】 上記銀イオンを残水に放出する手段を、残水部に電気的に水栓本体と離隔して設けられた銀部材と、水栓本体の金属材で構成したことを特徴とする請求項2記載の水栓装置。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は台所などで使用される水栓装置に関し、特に水道水中の塩素を除去する脱塩素機構を備えた水栓装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の水栓装置として、実開平4−53859号公報のものが知られている。
【0003】このものにおいては、活性炭を封入したカートリッジケースを水栓本体内に装着し、流水中の塩素を活性炭に吸着し吐水口より吐出している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらこれらのものにおいては、活性炭カートリッジの下流側の水栓本体に残った水は塩素が除去されているので、長期間放置すると一般細菌が水栓本体に設けた吐水口より水栓内に浸入して残水内で繁殖し、暫く経って吐水すると一般細菌が繁殖した残水を飲んでしまい危険である。
【0005】これを避けるため、暫く経って吐水させる場合は、数十秒捨て水するのが普通であるが、その間活性炭に通水しているので水道水中の塩素などを吸着し、活性炭の寿命が短くなってしまう。
【0006】本発明はこれらの不都合を解消し、脱塩素機構を備えた水栓装置において、塩素を除去した後の水栓本対中の残水に一般細菌が繁殖しない様にすることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するために本発明は、先端に吐水口を備えた水栓本体と、この吐水口より上流側に設けられた脱塩素機構部とを備えた水栓装置において、上記水栓本体の残水部に抗菌処理手段を設けていることを特徴としている。
【0008】このようにすることで、吐水を止めると水栓本体内に脱塩素カートリッジを通過した塩素が除去された水が貯溜するが、水栓本体の残水部に抗菌処理を施しているので、例え水栓本体内に一般細菌が浸入したとしても、抗菌作用で一般細菌の増殖を抑制するをもって、暫く経って吐水しても、一般細菌が繁殖せず安全な水を吐水できる。
【0009】
【発明の実施の形態】抗菌処理が、銀イオンを通水路内の水に放出する手段とすることが極微量で抗菌効果が得られ長年効果が持続し、しかも飲んだりしても人体に全く危害を与えず、好ましい。
【0010】吐水口の内表面に銀メッキ処理すれば、極めて簡単に製造できるうえ、水への接触面積が広く抗菌効果を高めることが出来る。
【0011】上記銀イオンを残水に放出する手段を、残水部に電気的に水栓本体と離隔して設けられた銀部材と、水栓本体の金属材で構成すれば、効果的に残水中に銀イオンを放出でき、抗菌効果を高めることが出来る。
【0012】
【実施例】以下図面に基づき本発明を説明すると、図1は本発明水栓装置の設置状態を示す外観斜視図、図2は同水栓装置の外観斜視図、図3は同水栓装置の概要を示す断面図、図4は同水栓装置のフロー図、図5は脱塩素機構部を示す要部の断面図、図6は銀イオン放出手段の断面図である。
【0013】図1において、1は例えば黄銅等の銅合金で製作され台所カウンター2に取付けられた本発明の水栓装置であって、その本体3は平面十字状に形成され中途部に円筒部4を有し、この円筒部4の略中央部に吐水口5が取付けられている。
【0014】そして円筒部4の一端には開閉弁6を開閉するレバーハンドル7が取付けられると共に、他端には塩素を除去する脱塩素カートリッジ8の収納部9が設けられる。
【0015】図3に示すように、水栓本体3内には上流側が水道管(図示せず)に連絡し開閉弁6に至る第1の流路11と、この開閉弁6の出口12と収納部9の入口13とを繋ぐ第2の流路14と、この収納部9の出口15と吐水口5の接続部16とを繋ぐ第3の流路17が区画形成されている。
【0016】開閉弁6は公知の弁構造であって、レバーハンドル7を操作することによりスピンドル18先端に取付けられた弁体19が弁座20に接離することにより第1の流路11や第2の流路14を開閉する。
【0017】収納部9は有底筒状でその底壁21には間隔をおいて入口13と出口15が開設されると共に、開口端部内周には蓋部材22がねじ込まれるネジ部23が設けられている。
【0018】脱塩素カートリッジ8は円筒状のケーシング24内に塩素を吸着する活性炭などの吸着材等の物質25を収納している。
【0019】そして、円筒状のケーシング24の流入接続口26を入口13に、その流出接続口27を出口15に水密状に差し込み接続して収納部9内に収められ、蓋部材22をネジ部23にねじ込むことにより、脱塩素カートリッジ8が本体3内に取付けられる。
【0020】吐水口5は、黄銅管などのパイプで形成され本体3の接続部16に取付けられる基部28とこの基部28から上方に伸び途中に湾曲点29を介して斜め下方に向かう様に形成された管部30と、この管部30先端に筒状のノズル部31を備えたグースネック形状を呈しており、管部30内表面には銀めっき32が施されると共に外表面にはニッケルクロムめっき33が施されている。
【0021】ノズル部31は銅合金製で、その内表面にも銀めっき32が施されると共に外表面にはニッケルクロムめっき33が施されている。
【0022】本体3の接続部16には収納段部34が設けられ、この収納段部34には図6に示すようにリング状の銀あるいは合成樹脂に銀粉末を混入して形成した銀部材35と、この銀部材35の表面の一部を残して抱え込むように組み合わせた合成樹脂製の絶縁部材36よりなる銀イオン放出部材37が収納される。
【0023】而して、開閉弁6を開くと、水は第1の流路11、開閉弁6、第2の流路14、収納部9内に設置された脱塩素カートリッジ8、第3の流路17を経て吐水口5の管部30に至り、ノズル部31より塩素が除去された水が噴出する。
【0024】吐水を止めると水栓本体3内や吐水口5の変曲点29より上流側が残水部分となって脱塩素カートリッジ8を通過した塩素が除去された水が貯溜するが、吐水口5の管部30及びノズル部31内表面には銀メッキ32を施しているので、ノズル部31を経て吐水口5内に一般細菌が浸入したとしても、銀イオンの作用で一般細菌の増殖を抑制するをもって、次の吐水の際に一般細菌が繁殖していない安全な水が吐水する。
【0025】ノズル部31に銀めっき32を施しているのは、止水した時水の表面張力によりノズル部31先端に水滴が残ることが有るが、この水滴に空気中の一般細菌が浸入繁殖することを防ぐためである。
【0026】そして、吐水口5より上流側にも脱塩素カートリッジ8を通過した水が貯溜しているが、ノズル部31より浸入する一般細菌はノズル部31及び管部30内で抗菌されるをもって、敢えて吐水口5より上流側の通水路に抗菌処理を施さずともこの貯溜水に一般細菌が繁殖することはない。
【0027】しかしながら、水道水中には極僅かながら一般細菌が存在することが有り、この一般細菌が脱塩素カートリッジ8の下流側近傍の残水中に繁殖することが考えられるが、収納段部34には抗菌部材37が収納されて、その銀を主成分とするリング状銀部材35が水栓本体3や管部30から電気的に絶縁された状態で配備されているので、銀イオンと水栓本体3の金属材質の違いによるイオン化傾向の相違で銀イオンが残水中に効果的に放出され、この銀イオンで持って脱塩素カートリッジ8下流側近傍の残水中に一般細菌が繁殖することを防止できる。
【0028】本発明は上述の実施例に限定されること無く種々の変形が可能であり、ノズル部31を、抗菌剤を含有したABS樹脂で形成しても良く、この場合、抗菌剤としては銀系抗菌剤や銅系抗菌剤が好ましい。
【0029】円筒部4の収納部9内や第3の流路17内も抗菌処理しておくと、脱塩素カートリッジ8を交換する際に一般細菌がこれらの内部に浸入しても抗菌されて好ましい。
【0030】この場合、円筒部4内表面に銀メッキ処理を施せば、収納部9内や第3の流路17内に簡単に抗菌処理が施せる。
【0031】更に、本実施例では本体内に脱塩素カートリッジを収納したが、脱塩素カートリッジと本体とを分離して設置しても良く、脱塩素カートリッジ内の活性炭に変えて亜硫酸カルシウムやアスコルビン酸などを収納しても良い。
【0032】
【発明の効果】本発明は、以上のように、先端に吐水口を備えた水栓本体と、この吐水口より上流側に設けられた脱塩素機構部とを備えた水栓装置において、上記水栓本体の残水部に抗菌処理手段を設けているので、吐水を止めると水栓本体内に脱塩素カートリッジを通過した塩素が除去された水が貯溜するが、水栓本体の残水部に抗菌処理を施しているので、例え水栓本体内に一般細菌が浸入したとしても、抗菌作用で一般細菌の増殖を抑制するをもって、暫く経って吐水しても、一般細菌が繁殖せず、安全な水を吐水できる。
【0033】抗菌処理が、銀イオンを通水路内の水に放出する手段とすることが極微量で抗菌効果が得られ長年効果が持続し、しかも飲んだりしても人体に全く危害を与えず、好ましい。
【0034】吐水口の内表面に銀メッキ処理すれば、極めて簡単に製造できるうえ、残水への接触面積が広く抗菌効果を高めることが出来る。
【0035】銀イオンを残水に放出する手段を、残水部に電気的に水栓本体と離隔して設けられた銀部材と、水栓本体の金属材で構成すれば、効果的に残水中に銀イオンを放出でき、抗菌効果を高めることが出来る。




 

 


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