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発明の名称 ラインテープ
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2001−139899(P2001−139899A)
公開日 平成13年5月22日(2001.5.22)
出願番号 特願平11−321184
出願日 平成11年11月11日(1999.11.11)
代理人
発明者 松永 秀実
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】 着色顔料を含有する厚さ30〜300μmのポリオレフィン樹脂フィルムの少なくとも片面に、長手方向に略直交し、該フィルム厚さの1/3〜2/3の深さの凹溝が形成されてなる支持フィルム(I)の一方の面に、粘着剤層が積層されてなり、可視光線透過率が15%以下であることを特徴とするラインテープ。
【請求項2】 支持フィルム(I)の凹溝形成面にポリオレフィン樹脂層が積層された積層体基材の片面に、粘着剤層が積層されてなることを特徴とする請求項1記載のラインテープ。
【請求項3】 厚さ30〜300μmの透明なポリオレフィン樹脂フィルムの少なくとも片面に、長手方向に略直交し、該フィルム厚さの1/3〜2/3の深さの凹溝が形成されてなる支持フィルム(II)の一方の面に、着色顔料を含有する厚さ5〜100μmの着色樹脂層が積層され、他面に粘着剤層が積層されてなり、可視光線透過率が15%以下であることを特徴とするラインテープ。
【請求項4】 引張強度が5N/10mm幅以上であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のラインテープ。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はラインテープに関し、詳しくは、地面、路面、建屋の床等の区切りや表示を目的として貼付けられ、使用後に剥離されるライン引き用途に用いられるラインテープに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、ラインテープとしては、OPPフィルムや塩化ビニル樹脂(PVC)フィルムを基材とし、該基材の片面に粘着剤層が設けられたものが用いられている。上記OPPフィルムやPVCフィルムは発色性、隠蔽性が優れると共に、さらにラインテープとして使用後に剥離する際に、加えられる力によって切断することもない。また、OPPフィルム基材とPVCフィルム基材を比較すると、PVC基材には特有の伸縮性があり、この伸縮性を利用することによって、ラインテープを直線のみならず円弧状に貼付することもできる。
【0003】しかしながら、上記PVCフィルム基材は、焼却処理時に昨今問題となっているダイオキシンの発生を防ぐために、設備の整った焼却施設で処理しなくてはならないという廃棄処理の難しさと、柔軟剤として使用する可塑剤の中には環境ホルモンとして指定される可能性の高いものがあるという問題点が挙げられる。
【0004】上記ラインテープの使い勝手を高める手切れ性は、上記OPPフィルム基材やPVCフィルム基材では発現しない。手切れ性を付与するためには、基材として、一般に紙テープ、セロハンフィルム、延伸に方向性を持たせたOPPフィルム(一軸延伸OPP)等が用いられる。しかしながら、これらの基材を用いたラインテープは、手切れの際にこつが必要であったり、切断時にきれいに横切れしない等の問題点があった。
【0005】さらに、セロハンフィルム基材にはフィルム特有の光透過性から、発色性や隠蔽性を期待することが困難であり、紙テープ基材や一軸延伸OPPフィルム基材では、ラインテープの剥離時に基材強度の不足から切れてしまうことがあった。従って、上記ラインテープの基材として、適度の伸縮性があり、かつ手切れ性のよいものは見当たらない。
【0006】上記欠点を改良するものとして、例えば特公昭50−13306号公報には、溶融押出したシートにエンボス処理を施して一方の面に凹凸を形成し、平滑な他面に粘着剤層が設けられた粘着テープが提案されている。この粘着テープは、■凹凸面によって巻重体としたときの巻戻し力が軽くなる、■凹凸面に描画性がある、■平滑面に粘着剤層が設けられるために粘着剤の塗布が容易で生産性に悪影響を及ぼさない、等の利点がある。しかしながら、粘着剤塗工後、巻取り時、巻戻し時や巻重体状態で徐々に粘着剤が凹凸面に少なからず馴染むようになり、粘着面に凹凸が転写される結果、平滑な粘着面に比較して接着面積が小さくなり、粘着力が低下するという問題点があった。
【0007】また、特開平3−57885号公報には、溶融押出したシートにエンボス処理を施して一方の面に凹凸を形成し、この凹凸面に粘着剤層が設けられた粘着テープが提案されている。この粘着テープは、粘着力そのものの低下は少なく、概ね良好な粘着物性を示すが、特に低温時において初期の被着面への食いつきが、粘着剤の糊厚の偏在によって劣るという問題点があった。
【0008】例えば、全く同一構成で片面にエンボス処理を施し、他面に平滑面を有するポリエチレン樹脂基材の両面に等量の粘着剤を塗布しても、常に粘着力は、エンボス面≦平滑面となり、一般にこの傾向は低温領域へゆく程顕著になる。さらに、凹凸面に粘着剤が塗工されるため、気泡を巻き込んだり、粘着面が荒れるという欠点があり、安定した品質を保とうとすると生産性が低下するという問題点があった。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記問題点を解決し、発色性、隠蔽性が良好であると共に、適度な伸縮性と剥離力に優る基材強度を有し、かつ手切れ性がよく、使用後の廃棄処理が容易なラインテープを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載された発明(以下、第1発明という)のラインテープは、上記問題点を解決し、着色顔料を含有する厚さ30〜300μmのポリオレフィン樹脂フィルムの少なくとも片面に、長手方向に略直交し、該フィルム厚さの1/3〜2/3の深さの凹溝が形成されてなる支持フィルム(I)の一方の面に、粘着剤層が積層されてなり、可視光線透過率が15%以下であることを特徴とする。
【0011】請求項3に記載された発明(以下、第3発明という)のラインテープは、厚さ30〜300μmの透明なポリオレフィン樹脂フィルムの少なくとも片面に、長手方向に略直交し、該フィルム厚さの1/3〜2/3の深さの凹溝が形成されてなる支持フィルム(II)の一方の面に、着色顔料を含有する厚さ5〜100μmの着色樹脂層が積層され、他面に粘着剤層が積層されてなり、可視光線透過率が15%以下であることを特徴とする。
【0012】以下、第1発明について詳細に説明する。
【0013】第1発明のラインテープは、着色顔料を含有するポリオレフィン樹脂フィルムの少なくとも片面に凹溝が形成された支持フィルム(I)の一方の面に、粘着剤層が積層された積層体からなる。
【0014】上記支持フィルム(I)としては、厚さ(凹溝が形成されていない部分)30〜300μmの着色顔料を含有するポリオレフィン樹脂フィルムが用いられる。厚さが、30μmより薄くなると隠蔽性が不足し、300μmを超えると十分な手切れ性を得ることができなくなる。上記ポリオレフィン樹脂フィルムとしては、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン等の樹脂フィルムが挙げられ、オレフィン系共重合体の樹脂フィルムであってもよい。ハロゲンを含有するものは、環境負荷の点から好ましくない。
【0015】上記着色顔料としては、一般にポリオレフィン樹脂フィルムの着色に用いられるものが使用可能であり、例えば、白色顔料として酸化チタンが挙げられる。また、上記支持フィルム(I)に用いられるポリオレフィン樹脂には、劣化防止のために酸化防止剤、手切れ性を向上させ、発色性を高めるために炭酸カルシウムがそれぞれ添加されてもよい。
【0016】上記支持フィルム(I)の少なくとも片面に、該支持フィルムの長手方向に略直交する凹溝が形成される。凹溝の形成方法としては、例えば支持フィルム(I)をエンボスロールのニップ圧により、押しつける方法が採用される。この凹溝の深さは、支持フィルム(I)厚さの1/3〜2/3となるように設けられる。凹溝の深さが、フィルム厚さの1/3より小さくなると十分な手切れ性が発現せず、フィルム厚さの2/3を超えると強度が不足して、貼付する際にフィルム切れを起こす恐れがある。
【0017】上記支持フィルム(I)の片面又は両面には、必要に応じて、コロナ処理が施されてもよい。
【0018】第1発明のラインテープは、上記支持フィルム(I)のいずれか一方の面に粘着剤層を積層することによって得ることができるが、好ましくは凹溝形成側である。粘着剤層は、支持フィルム(I)上に直接粘着剤を塗工、乾燥して形成してもよく、一旦剥離紙上に粘着剤を塗工、乾燥して粘着剤層を形成した後、支持フィルム(I)上に転写してもよい。上記粘着剤としては、ゴム系又はアクリル系の粘着剤が好適に用いられる。ゴム系粘着剤には、タッキファイヤー、オイル、炭酸カルシウム等が添加されてもよい。
【0019】上記ラインテープは、使用する粘着剤に剥離性が求められるため、粘着剤の凝集力を高めるように設計して糊残りを起こり難くすることが好ましい。また、圧着、雰囲気温度、太陽光等によって起こる粘着力の昂進をできるだけ小さくすることが好ましい。
【0020】上記支持フィルム(I)の非粘着剤面には、離型剤の塗布による離型処理が施されてもよい。離型剤としては、シリコーン系や有機系の離型剤が用いられる。
【0021】第1発明のラインテープは、上記支持フィルム(I)の凹溝形成面にポリオレフィン樹脂層が積層された積層体を基材とし、この基材のいずれか一方の面に粘着剤層が積層されたものであってもよい。上記ポリオレフィン樹脂としては、支持フィルム(I)に使用されるものと同様のポリオレフィン樹脂であってもよく、異なるポリオレフィン樹脂であってもよい。粘着剤層は、上記と同様の方法によって設けることができる。
【0022】上記支持フィルム(I)へポリオレフィン樹脂層を積層する方法としては、一般に押出ラミネーション法が用いられる。積層されるポリオレフィン樹脂層の厚みは、5〜100μmが好ましい。厚みが、5μm未満になるとライン速度に同調することができず、凹溝上でラミネーション切れを起こすことがあり、100μmを超えると手切れ性が著しく損なわれることがある。
【0023】上記ポリオレフィン樹脂のメルトインデックス(MI)は、塗工適性とのバランスにもよるが、一般的には2〜10g/10分が好ましい。
【0024】次に、第3発明について説明する。第3発明のラインテープは、透明なポリオレフィン樹脂フィルムの少なくとも片面に凹溝が形成された支持フィルム(II)の一方の面に、着色顔料を含有する着色樹脂層が積層され、他面に粘着剤層が積層された積層体からなる。
【0025】上記支持フィルム(II)としては、第1発明と同様の凹溝が形成された、透明なポリオレフィン樹脂フィルムが用いられる。支持フィルム(II)の厚さ(凹溝が形成されていない部分)は、第1発明と同様の理由により、30〜300μmに制限される。上記ポリオレフィン樹脂フィルムとしては、第1発明と同様の樹脂フィルムが用いられる。また、上記凹溝の深さは、第1発明と同様の理由により、ポリオレフィン樹脂フィルムの厚さの1/3〜2/3に制限される。
【0026】上記支持フィルム(II)の一方の面に積層される着色樹脂層の厚さは、5〜100μmの制限される。厚さが、5μm未満では十分な隠蔽性が得られず、100μmを超えると手切れ性が損なわれることがある。上記着色樹脂層は、例えば押出ラミネート法によって支持フィルム(II)の一方の面に積層することができる。
【0027】上記支持フィルム(II)の他面に積層される粘着剤層は、第1発明と同様の粘着剤を用いて第1発明と同様の方法により設けることができる。
【0028】第3発明のラインテープは、汎用性の高い透明な支持フィルムを使用して、着色樹脂層を積層することにより着色されるので、顔料の使用量を低減できるというメリットがある。
【0029】本発明のラインテープの可視光線透過率は15%以下に制限され、好ましくは10%以下である。可視光線透過率が15%を超えると、下地の色が透けて見えるため、ラインテープとしての表示性能が劣ることとなる。尚、上記可視光線透過率は、スガ試験機社製「カラーコンピュータ SS1」を使用して測定される値である。
【0030】本発明のラインテープの引張強度は、5N/10mm幅以上であることが好ましい。引張強度が5N/10mm幅より小さくなると、ラインテープ展開時に強度不足によりテープ切れを起こすことがある。
【0031】(作用)本発明のラインテープは、支持フィルムに凹溝が設けられることにより、ラインテープの幅方向に良好な手切れ性が発現する。また、支持フィルムに引張応力が働いた場合、凹溝部の厚みの薄い部分に伸びが生じて、適度の伸縮性が発現する。
【0032】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施例を説明する。
【0033】〔アクリル系粘着剤の調製〕アクリル酸ブチル47重量%、アクリル酸2−エチルヘキシル47重量%、アクリル酸5重量%及びメタクリル酸2−ヒドロキシエチル1重量%の混合物を重合して、アクリル系共重合体を得た。このアクリル系共重合体に硬化剤(日本ポリウレタン社製「コロネートL−45」)を固形分の重量比1:1となるように混合して、アクリル系粘着剤を調製した。
【0034】(実施例1)ポリエチレン樹脂(密度:0.930g/cm3 、MI=6.7g/10分)50重量%、炭酸カルシウム20重量%及び酸化チタン(白色顔料)30重量%の割合で混合した混合物を溶融押出し、厚さ150μmの着色されたポリエチレン樹脂フィルムを得た後、エンボスロールにより片面に深さ60μmの凹溝を形成して支持フィルム(I)を作製した。上記支持フィルム(I)の両面に42×10-5N/cmのコロナ処理を施した後、平滑面側に長鎖アルキル系離型剤を塗布して離型剤層を設け、凹溝形成面にアクリル系粘着剤を塗布、90℃の乾燥ボックスで3分間乾燥して、30μm厚の粘着剤層を設けることにより、ラインテープ試料を作製した。
【0035】(実施例2)実施例1と同様の支持フィルム(I)の凹溝形成面に、ポリエチレン樹脂(密度:0.924g/cm3 、MI=4.0g/10分)70重量%及び酸化チタン(白色顔料)30重量%の割合で混合した混合物を280℃で押出ラミネートして、厚さ30μmのポリエチレン樹脂層が形成された積層体基材を作製した。この積層体基材の両面に42×10-5N/cmのコロナ処理を施した後、支持フィルム(I)側表面に長鎖アルキル系離型剤を塗布して離型剤層を設け、他面側にアクリル系粘着剤層を設ける構成としたこと以外は、実施例1と同様にしてラインテープ試料を作製した。
【0036】(実施例3)厚さ150μmの透明なポリエチレン樹脂フィルムの片面に、エンボスロールにより深さ60μmの凹溝を形成して支持フィルム(II)を得た後、支持フィルム(II)の凹溝形成面に、ポリエチレン樹脂(密度:0.924g/cm3 、MI=4.0g/10分)60重量%及び酸化チタン(白色顔料)40重量%の割合で混合した混合物を280℃で押出ラミネートして、厚さ50μmのポリエチレン樹脂層が形成された積層体基材を作製し、実施例2と同様にしてラインテープ試料を作製した。
【0037】(比較例1)ポリエチレン樹脂(密度:0.930g/cm3 、MI=6.7g/10分)50重量%、炭酸カルシウム20重量%及び酸化チタン(白色顔料)30重量%の割合で混合した混合物を溶融押出し、厚さ20μmのポリエチレン樹脂フィルムを得た後、エンボスロールにより片面に深さ7μmの凹溝を形成して支持フィルム(I)を作製し、実施例1と同様にしてラインテープ試料を作製した。
【0038】(比較例2)ポリエチレン樹脂(密度:0.930g/cm3 、MI=6.7g/10分)50重量%、炭酸カルシウム20重量%及び酸化チタン(白色顔料)30重量%の割合で混合した混合物を溶融押出し、厚さ350μmのポリエチレン樹脂フィルムを得た後、エンボスロールにより片面に深さ120μmの凹溝を形成して支持フィルム(I)を作製し、実施例1と同様にしてラインテープ試料を作製した。
【0039】(比較例3)実施例1と同様の支持フィルム(I)の凹溝形成面に、ポリエチレン樹脂(密度:0.924g/cm3 、MI=4.0g/10分)70重量%及び酸化チタン(白色顔料)30重量%の割合で混合した混合物を280℃で押出ラミネートして、厚さ3μmのポリエチレン樹脂層が形成された積層体基材を作製し、実施例2と同様にしてラインテープ試料を作製した。
【0040】(比較例4)実施例1と同様の支持フィルム(I)の凹溝形成面に、ポリエチレン樹脂(密度:0.924g/cm3 、MI=4.0g/10分)70重量%及び酸化チタン(白色顔料)30重量%の割合で混合した混合物を280℃で押出ラミネートして、厚さ110μmのポリエチレン樹脂層が形成された積層体基材を作製し、実施例2と同様にしてラインテープ試料を作製した。
【0041】(比較例5)実施例3と同様の支持フィルム(II)の凹溝形成面に、ポリエチレン樹脂(密度:0.924g/cm3 、MI=4.0g/10分)60重量%及び酸化チタン(白色顔料)40重量%の割合で混合した混合物を280℃で押出ラミネートして、厚さ3μmのポリエチレン樹脂層が形成された積層体基材を作製し、実施例2と同様にしてラインテープ試料を作製した。
【0042】(比較例6)実施例3と同様の支持フィルム(II)の凹溝形成面に、ポリエチレン樹脂(密度:0.924g/cm3 、MI=4.0g/10分)60重量%及び酸化チタン(白色顔料)40重量%の割合で混合した混合物を280℃で押出ラミネートして、厚さ150μmのポリエチレン樹脂層が形成された積層体基材を作製し、実施例2と同様にしてラインテープ試料を作製した。
【0043】上記ラインテープ試料及び支持フィルム(I)又は積層体基材について、下記項目の性能評価を行い、その結果を表1に示した。
(1)手切れ性ラインテープ試料を手で切断して、官能的な手切れ性を次の基準で評価した。
◎:非常に容易に切断することができた。
○:比較的容易に切断することができた。
△:部分的に切断し難い箇所があったが実用上大きな支障はなかった。
×:切断が非常に困難であり、使用不可能であった。
【0044】(2)可視光線透過率ラインテープ試料の可視光線透過率を、スガ試験機社製「カラーコンピュータSS1」を使用して測定し、次の基準で評価した。
◎:可視光線透過率が5%以下であった。
○:可視光線透過率が5%を超え10%以下であった。
△:可視光線透過率が10%を超え15%以下であった。
×:可視光線透過率が15%を超えた。
【0045】(3)隠蔽性ラインテープ試料の隠蔽性を、標準的な茶色の床材に貼り付け、官能的な隠蔽性を次の基準で評価した。
◎:非常に隠蔽性が良好であった。
○:比較的隠蔽性が良好であった。
×:隠蔽性が悪く、床材の色が透けてしまった。
【0046】(4)伸縮性ラインテープ試料を人間の手で引伸ばして、官能的な伸縮性を次の基準で評価した。
◎:非常に伸縮性が良好であった。
○:比較的伸縮性が良好であった。
×:伸縮性が悪く、使用不可能であった。
【0047】(5)引張強度支持フィルム(I)又は積層体基材について、引張試験機により引張速度300mm/分における10mm幅当たりの引張強度を測定した。
【0048】
【表1】

【0049】
【発明の効果】本発明のラインテープは、上述の構成であり、発色性、隠蔽性が良好であると共に、適度な伸縮性と剥離力に優る基材強度を有し、かつ手切れ性がよく、使用後の廃棄処理も比較的容易である。従って、本ラインテープは、塩化ビニル樹脂基材のラインテープを代替して好適に使用することができる。




 

 


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