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アクリル酸誘導体、その用途およびその製造中間体 - 住友化学工業株式会社
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発明の名称 アクリル酸誘導体、その用途およびその製造中間体
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2001−64237(P2001−64237A)
公開日 平成13年3月13日(2001.3.13)
出願番号 特願2000−189119(P2000−189119)
出願日 平成12年6月23日(2000.6.23)
代理人 【識別番号】100093285
【弁理士】
【氏名又は名称】久保山 隆 (外2名)
【テーマコード(参考)】
4C055
4H006
4H011
【Fターム(参考)】
4C055 AA01 BA01 BA02 BA03 BA06 BA13 BA16 BA39 BA42 BA47 BA59 BB02 BB04 BB11 CA01 CA02 CA06 CA13 CA16 CA39 CB11 DA01 DA06 DA13 DA16 DA39 DB11 
4H006 AA01 AA03 AB03 BJ50 BM30 BN30
4H011 AA01 BA01 BB06 BB09 BC01 BC07 BC18 BC19 BC20 DA02 DA15 DA16 DD03 DH02 DH14
発明者 阪口 裕史
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】一般式 化1【化1】

[式中、Wは酸素原子またはCH2基を表わし、XはCR4基または窒素原子を表わし、YはCR5基または窒素原子を表わし、R1、R2およびR3は同一または相異なり、水素原子、ハロゲン原子、シアノ基、ニトロ基、アミノ基、水酸基、置換されていてもよいC1〜C10アルキル基、置換されていてもよいC2〜C10アルケニル基、置換されていてもよいC2〜C10アルキニル基、置換されていてもよいC3〜C10シクロアルキル基、置換されていてもよいC5〜C10シクロアルケニル基、置換されていてもよいC6〜C10アリール基、置換されていてもよいC1〜C9ヘテロアリール基、置換されていてもよいC1〜C6アルコキシ基、置換されていてもよいフェノキシ基、置換されていてもよいC1〜C9ヘテロアリールオキシ基、置換されていてもよいC2〜C6アルコキシカルボニル基、置換されていてもよいC1〜C6アルキルチオ基または置換されていてもよいC3〜C30トリアルキルシリル基を表わし、R4、R5、R6、R7およびR8は同一または相異なり、水素原子、ハロゲン原子、C1〜C4アルキル基、C1〜C4ハロアルキル基またはC1〜C4アルコキシ基を表わす。]で示されるアクリル酸誘導体。
【請求項2】上記一般式 化1で示されるアクリル酸誘導体におけるWが酸素原子である請求項1に記載のアクリル酸誘導体。
【請求項3】上記一般式 化1で示されるアクリル酸誘導体におけるWがCH2基である請求項1に記載のアクリル酸誘導体。
【請求項4】上記一般式 化1で示されるアクリル酸誘導体におけるR1、R2およびR3において、置換されていてもよいC1〜C10アルキル基、置換されていてもよいC2〜C10アルケニル基、置換されていてもよいC2〜C10アルキニル基、置換されていてもよいC3〜C10シクロアルキル基、置換されていてもよいC5〜C10シクロアルケニル基、置換されていてもよいC1〜C6アルコキシ基、置換されていてもよいフェノキシ基、置換されていてもよいC1〜C9ヘテロアリールオキシ基、C2〜C6アルコキシカルボニル基、置換されていてもよいC1〜C6アルキルチオ基、置換されていてもよいC3〜C30トリアルキルシリル基における各置換基が、同一または相異なり、下記A群より選ばれる1種以上の基であり、置換されていてもよいC6〜C10アリール基または置換されていてもよいC1〜C9ヘテロアリール基における各置換基が、同一または相異なり、下記A群およびB群からなる群より選ばれる1種以上の基である請求項1〜3のいずれかに記載のアクリル酸誘導体。
A群{ハロゲン原子、C1〜C10アルキル基、C3〜C20トリアルキルシリル基、C1〜C10ハロアルキル基、C3〜C10シクロアルキル基、C3〜C10シクロアルケニル基、C1〜C10アルコキシ基、C1〜C10ハロアルコキシ基、C1〜C10アルキルチオ基、C1〜C10ハロアルキルチオ基、C2〜C10アルコキシカルボニル基、フェニル基、ピリジル基、ピリミジル基、フェノキシ基、ベンジルオキシ基、ピリジン−2−イルオキシ基(ここで、該フェニル基、ピリジル基、ピリミジル基、フェノキシ基、ベンジルオキシ基およびピリジン−2−イルオキシ基の各々は、ハロゲン原子、C1〜C6アルキル基、C1〜C6アルコキシ基、トリフルオロメチル基及びシアノ基からなる群より選ばれる1種以上の基で置換されていてもよい。)、アミノ基、水酸基、シアノ基及びニトロ基}
B群{メチレンジオキシ基およびジフルオロメチレンジオキシ基(該メチレンジオキシ基およびジフルオロメチレンジオキシ基の各々は、アリール部位における隣接する二つの炭素原子に結合する。)}
【請求項5】上記一般式 化1で示されるアクリル酸誘導体におけるR1、R2およびR3のうちの少なくともいずれか一つが水素原子である請求項1〜4のいずれかに記載のアクリル酸誘導体。
【請求項6】上記一般式 化1で示されるアクリル酸誘導体におけるR1、R2およびR3のうちの少なくともいずれか二つが水素原子である請求項1〜4のいずれかに記載のアクリル酸誘導体。
【請求項7】上記一般式 化1で示されるアクリル酸誘導体におけるR6、R7およびR8が水素原子である請求項1〜4のいずれかに記載のアクリル酸誘導体。
【請求項8】上記一般式 化1において、XおよびYがCH基である請求項1〜7のいずれかに記載のアクリル酸誘導体。
【請求項9】上記一般式 化1において、XおよびYが窒素原子である請求項1〜7のいずれかに記載のアクリル酸誘導体。
【請求項10】上記一般式 化1において、Xが窒素原子であり、YがCH基である請求項1〜7のいずれかに記載のアクリル酸誘導体。
【請求項11】請求項1〜10のいずれかに記載のアクリル酸誘導体を有効成分として含有することを特徴とする農園芸用殺菌剤。
【請求項12】一般式 化2【化2】

[式中、A1はB(OH)2基、B(OR92基またはSnR103基を表わし、R9はC1〜C10アルキル基を表わすか、2つのR9で−CH2CH2−基または−C(CH32C(CH32−基を表し、R10はC1〜C10アルキル基を表わし、Wは酸素原子またはCH2基を表わし、XはCR4基または窒素原子を表わし、YはCR5基または窒素原子を表わし、R6、R7およびR8は同一または相異なり、水素原子、ハロゲン原子、C1〜C4アルキル基、C1〜C4ハロアルキル基またはC1〜C4アルコキシ基を表わす。]で示される化合物。
【請求項13】上記一般式 化2で示される化合物におけるWが酸素原子である請求項12に記載の化合物。
【請求項14】上記一般式 化2で示される化合物におけるWがCH2基である請求項12に記載の化合物。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はアクリル酸誘導体及びその用途に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】本発明は優れた植物病害防除効力を有する化合物を提供することを課題とする。
【0003】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、鋭意検討した結果、後記一般式 化3で示されるアクリル酸誘導体が優れた植物病害防除効力を有することを見出し、本発明に至った。即ち、本発明は、一般式 化3【化3】

{式中、 Wは酸素原子またはCH2基を表わし、XはCR4基または窒素原子を表わし、YはCR5基または窒素原子を表わし、R1、R2およびR3は同一または相異なり、水素原子、ハロゲン原子、シアノ基、ニトロ基、アミノ基、水酸基、置換されていてもよいC1〜C10アルキル基、置換されていてもよいC2〜C10アルケニル基、置換されていてもよいC2〜C10アルキニル基、置換されていてもよいC3〜C10シクロアルキル基、置換されていてもよいC5〜C10シクロアルケニル基、置換されていてもよいC6〜C10アリール基、置換されていてもよいC1〜C9ヘテロアリール基、置換されていてもよいC1〜C6アルコキシ基、置換されていてもよいフェノキシ基、置換されていてもよいC1〜C9ヘテロアリールオキシ基、置換されていてもよいC2〜C6アルコキシカルボニル基、置換されていてもよいC1〜C6アルキルチオ基または置換されていてもよいC3〜C30トリアルキルシリル基を表わし、R4、R5、R6、R7およびR8は同一または相異なり、水素原子、ハロゲン原子、C1〜C4アルキル基、C1〜C4ハロアルキル基またはC1〜C4アルコキシ基を表わす。}で示されるアクリル酸誘導体(以下、本発明化合物と記す。)及びそれを有効成分として含有する農園芸用殺菌剤を提供する。
【0004】本発明はさらに、本発明化合物の製造中間体として有用な、一般式 化4【化4】

[式中、A1はB(OH)2基、B(OR92基またはSnR103基を表わし、R9はC1〜C10アルキル基を表わすか、2つのR9で−CH2CH2−基または−C(CH32C(CH32−基を表し、R10はC1〜C10アルキル基を表わし、Wは酸素原子またはCH2基を表わし、XはCR4基または窒素原子を表わし、YはCR5基または窒素原子を表わし、R6、R7およびR8は同一または相異なり、水素原子、ハロゲン原子、C1〜C4アルキル基、C1〜C4ハロアルキル基またはC1〜C4アルコキシ基を表わす。]で示される化合物をも提供する。
【発明の実施の形態】本発明において、R1、R2およびR3で示されるハロゲン原子としては塩素原子、臭素原子、フッ素原子または沃素原子があげられ、R1、R2およびR3で示される置換されていてもよいC1〜C10アルキル基におけるC1〜C10アルキル基としては、例えばメチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基、ブチル基、イソブチル基、1−メチルプロピル基、ペンチル基、1−メチルブチル基、1−エチルブチル基、2−メチルブチル基、3−メチルブチル基、2,2−ジメチルプロピル基、1,2−ジメチルプロピル基、1,1−ジメチルプロピル基、ヘキシル基、1−メチルペンチル基、1−エチルペンチル基、3,3−ジメチルブチル基、ヘプチル基、3,7−ジメチルオクチル基等があげられ、R1、R2およびR3で示される置換されていてもよいC2〜C10アルケニル基におけるC2〜C10アルケニル基としては、例えばビニル基、アリル基、1−メチル−2−プロペニル基、2−メチル−2−プロペニル基、2−ブテニル基、2−ペンテニル基、3−メチル−2−ブテニル基等があげられ、R1、R2およびR3で示される置換されていてもよいC2〜C10アルキニル基におけるC2〜C10アルキニル基としては、例えばエチニル基、プロパルギル基、1−メチル−2−プロピニル基、2−ブチニル基等があげられ、R1、R2およびR35で示される置換されていてもよいC3〜C10シクロアルキル基におけるC3〜C10シクロアルキル基としては、例えばシクロプロピル基、シクロペンチル基、シクロヘキシル基等があげられ、R1、R2およびR3で示される置換されていてもよいC5〜C10シクロアルケニル基におけるC5〜C10シクロアルケニル基としては、例えばシクロペンテニル基、シクロヘキセニル基等があげられ、R1、R2およびR3で示される置換されていてもよいC6〜C10アリ−ル基におけるC6〜C10アリ−ル基としては、フェニル基、α−ナフチル基、β−ナフチル基等があげられ、R1、R2およびR3で示される置換されていてもよいC1〜C9ヘテロアリール基におけるC1〜C9ヘテロアリール基としては、例えば2−ピリジル基、3−ピリジル基、4−ピリジル基、2−ピリミジニル基、4−ピリミジニル基、2−チエニル基、3−チエニル基、2−フリル基、3−フリル基、ピロール−1−イル基、1−ピラゾリル基、3−ピラゾリル基、4−ピラゾリル基、2−チアゾリル基、4−チアゾリル基、5−チアゾリル基、2−オキサゾリル基、5−オキサゾリル基、2−イミダゾリル基、3−(1,2,4−トリアゾリル)基、2−ベンゾチエニル基、3−ベンゾチエニル基、ベンゾチアゾール−2−イル基、2−キノリニル基等があげられ、R1、R2およびR3で示される置換されていてもよいC1〜C6アルコキシ基におけるC1〜C6アルコキシ基としては、例えばメトキシ基、エトキシ基、t−ブトキシ基等があげられ、R1、R2およびR3で示される置換されていてもよいC1〜C9ヘテロアリールオキシ基におけるC1〜C9ヘテロアリールオキシ基としては、2−ピリジルオキシ基、2−(5−トリフルオロメチル)ピリジルオキシ基、3−ピリジルオキシ基、4−ピリジルオキシ、2−ピリミジルオキシ基、4−ピリミジルオキシ基、5−ピリミジルオキシ、3−チエニルオキシ基等があげられ、R1、R2およびR3で示される置換されていてもよいC2〜C6アルコキシカルボニル基におけるC2〜C6アルコキシカルボニル基としては、例えばメトキシカルボニル基、エトキシカルボニル基等があげられ、R1、R2およびR3で示される置換されていてもよいC1〜C6アルキルチオ基におけるC1〜C6アルキルチオ基としては、例えばメチルチオ基、エチルチオ基等があげられ、R1、R2およびR3で示される置換されていてもよいC3〜C30トリアルキルシリル基におけるC3〜C30トリアルキルシリル基としては、例えばトリメチルシリル基、トリエチルシリル基、t−ブチルジメチルシリル基等があげられ、【0005】また、R1、R2およびR3で示される、置換されていてもよいC1〜C10アルキル基、置換されていてもよいC2〜C10アルケニル基、置換されていてもよいC2〜C10アルキニル基、置換されていてもよいC3〜C10シクロアルキル基、置換されていてもよいC5〜C10シクロアルケニル基、置換されていてもよいC6〜C10アリール基、置換されていてもよいC1〜C9ヘテロアリール基、置換されていてもよいC1〜C6アルコキシ基、置換されていてもよいフェノキシ基、置換されていてもよいC1〜C9ヘテロアリールオキシ基、C2〜C6アルコキシカルボニル基、置換されていてもよいC1〜C6アルキルチオ基および置換されていてもよいC3〜C30トリアルキルシリル基における置換基としては、例えば、ハロゲン原子〔塩素原子、臭素原子、フッ素原子、沃素原子〕、C1〜C10アルキル基〔例えばメチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基、ブチル基、イソブチル基、1−メチルプロピル基、ペンチル基、1−メチルブチル基、1−エチルブチル基、2−メチルブチル基、3−メチルブチル基、2,2−ジメチルプロピル基、1,2−ジメチルプロピル基、1,1−ジメチルプロピル基、ヘキシル基、1−メチルペンチル基、1−エチルペンチル基、3,3−ジメチルブチル基、ヘプチル基、3,7−ジメチルオクチル基等〕、C3〜C20トリアルキルシリル基〔例えば、トリメチルシリル基、トリエチルシリル基等〕
C1〜C10ハロアルキル基〔例えばトリフルオロメチル基、2,2,2−トリフルオロエチル基、1,1,2,2−テトラフルオロエチル基等〕、C3〜C10シクロアルキル基〔例えばシクロプロピル基、シクロペンチル基、シクロヘキシル基等〕、C1〜C10アルコキシ基〔例えばメトキシ基、エトキシ基、n−プロポキシ基、イソプロポキシ基、n−ブトキシ基、sec−ブトキシ基、イソブトキシ基、n−ペンチルオキシ基等〕、C1〜C10ハロアルコキシ基〔例えばトリフルオロメトキシ基、ジフルオロメトキシ基、ブロモジフルオロメトキシ基、クロロジフルオロメトキシ基、フルオロメトキシ基、2,2,2−トリフルオロエトキシ基、1,1,2,2−テトラフルオロエトキシ基等〕、C1〜C10アルキルチオ基〔例えばメチルチオ基、エチルチオ基、n−プロピルチオ基、n−ブチルチオ基、イソブチルチオ基、sec−ブチルチオ基、n−ペンチルチオ基、n−ヘキシルチオ基等〕、C1〜C10ハロアルキルチオ基〔例えばトリフルオロメチルチオ基、ジフルオロメチルチオ基、ブロモジフルオロメチルチオ基、クロロジフルオロメチルチオ基、フルオロメチルチオ基、2,2,2−トリフルオロエチルチオ基、1,1,2,2−テトラフルオロエチルチオ基等〕、C2〜C10アルコキシカルボニル基〔メトキシカルボニル基、エトキシカルボニル基、n−プロポキシカルボニル基、イソプロポキシカルボニル基、n−ブトキシカルボニル基、イソブトキシカルボニル基、sec−ブトキシカルボニル基、n−ペンチルオキシカルボニル基、n−ヘキシルオキシカルボニル基等〕、フェニル基、ピリジル基、ピリミジル基、フェノキシ基、ベンジルオキシ基、ピリジン−2−イルオキシ基{ここで、該フェニル基、ピリジル基、ピリミジル基、フェノキシ基、ベンジルオキシ基およびピリジン−2−イルオキシ基の各々は、ハロゲン原子(例えば塩素原子等)、C1〜C6アルキル基(例えば、メチル基、エチル基等)、C1〜C6アルコキシ基(例えば、メトキシ基、エトキシ基等)、トリフルオロメチル基及びシアノ基からなる群より選ばれる1種以上の基で置換されていてもよい。}、水酸基、シアノ基、ニトロ基等があげられ、置換されていてもよいC6〜C10アリール基および置換されていてもよいC1〜C9ヘテロアリール基における置換基としては、更にメチレンジオキシ基、ジフルオロメチレンジオキシ基{ここで該メチレンジオキシ基およびジフルオロメチレンジオキシ基の各々は、アリール基上の隣接する二つの炭素原子に置換する。}もあげられる。
【0006】R4、R5、R6、R7およびR8で示されるハロゲン原子としては塩素原子、臭素原子、フッ素原子または沃素原子があげられ、R4、R5、R6、R7およびR8で示されるC1〜C4アルキル基としては、例えばメチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基、ブチル基、イソブチル基、1−メチルプロピル基等があげられ、R4、R5、R6、R7およびR8で示されるC1〜C4ハロアルキル基としては、例えばフルオロメチル基、トリフルオロメチル基、トリクロルメチル基、クロルジフルオロメチル等があげられ、R4、R5、R6、R7およびR8で示されるC1〜C4アルコキシ基としては、例えばメトキシ基、エトキシ基等があげられる。R9で示されるC1〜C10アルキル基としては、例えば例えばメチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基、ブチル基、イソブチル基、1−メチルプロピル基等があげられる。R10で示されるC1〜C10アルキル基としては、例えば例えばメチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基、ブチル基、イソブチル基、1−メチルプロピル基等があげられる。
【0007】本発明化合物にはジオキシプロペン酸部分のC=C結合に基づく(E)及び(Z)の異性体が存在するが、その各々及びその混合物が本発明に含まれる。中でも、農業用殺菌剤効力の点では、一般式 化3におけるWが酸素原子である本発明化合物については該C=C結合に基づく(Z)異性体の化合物または(Z)異性体を多く含有する幾何異性体混合物が好ましく、一般式 化3におけるWがCH2基である本発明化合物については該C=C結合に基づく(E)異性体の化合物または(E)異性体を多く含有する幾何異性体混合物が好ましい。(ここで用いた(E)及び(Z)という用語は、広く幾何異性体を示すのに使用されているカーン−インゴールド−プレローグ則により定義されるものである。)
【0008】本発明化合物のうち、植物病害防除効力の点でより好ましい化合物の例として、メチル 3−メトキシ−2−(2−メチル−5−フェニルフェノキシ)−2−プロペノエートがあげられる。
【0009】本発明化合物は例えば、下記[製造法A]、[製造法B]または[製造法C]にしたがって製造することができる。XまたはYの内容によっては、例えば[製造法D]にしたがって製造することもできる。これらの製造法においては必要に応じ官能基を反応から保護するために保護基を用いることができる。
【0010】[製造法A]一般式〔I〕で示される化合物と一般式CH3−L1で示される化合物とを塩基の存在下に反応させるか、または一般式N2CH−L3で示される化合物とを反応させる本発明化合物の製造法。
【化5】

{式中、L1は塩素原子、臭素原子、沃素原子、p−トルエンスルホニルオキシ基、メタンスルホニルオキシ基、トリフルオロメタンスルホニルオキシ基等の脱離基を表し、L3はトリメチルシリル基等のトリアルキルシリル基を表し、W、X、Y、R1、R2、R3、R6、R7およびR8は前記と同じ意味を表わす。}スキーム 化5の工程5の反応において、反応温度は通常0〜100℃の範囲であり、反応時間は通常1〜24時間の範囲であり、一般式CH3−L1で示される化合物のモル比は、一般式〔I〕で示される化合物に対して通常1〜10の範囲である。該反応で用いられる塩基のモル比は、一般式〔I〕で示される化合物に対して通常1〜10の範囲である。塩基としては、例えば水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム炭酸カルシウム、水素化ナトリウム等の無機塩基類、カリウム−t−ブトキシド、ナトリウムメトキド、ナトリウムエトキシド等のアルカリ金属アルコキシド類、ピリジン、トリエチルアミン、エチルジイソプロピルアミン、アニリン等の有機塩基類、あるいは、これらの混合物があげられる。該反応は通常、溶媒中にて行われる。溶媒としては、例えば1,4−ジオキサン、テトラヒドロフラン、エチレングリコ−ルジメチルエ−テル、t−ブチルメチルエ−テル等のエ−テル溶媒、n−ヘキサン、n−ヘプタン等の脂肪族炭化水素溶媒、トルエン等の芳香族炭化水素溶媒、モノクロロベンゼン等のハロゲン化炭化水素溶媒、ピリジン、トリエチルアミン、N,N−ジメチルアニリン等の有機塩基溶媒、酢酸ブチル、酢酸エチル等のエステル溶媒、アセトニトリル等のニトリル溶媒、N,N−ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキシド、水等あるいはそれらの混合物があげられる。反応終了後の反応液は有機溶媒抽出、濃縮等の通常の後処理を行い、目的化合物を得ることができる。必要ならば再結晶、蒸留、クロマトグラフィ−等により精製して、目的化合物を単離することができる。
【0011】スキーム 化5の工程5’の反応において、一般式〔I〕で示される化合物と一般式N2CH−L3で示される化合物とを反応させる場合の反応温度は通常−20〜50℃の範囲であり、反応時間は通常0.1〜24時間の範囲であり、一般式N2CH−L3で示される化合物のモル比は、一般式〔I〕で示される化合物に対して通常1〜10の範囲である。該反応は通常、溶媒中にて行われる。溶媒としては、例えば1,4−ジオキサン、テトラヒドロフラン、エチレングリコ−ルジメチルエ−テル、t−ブチルメチルエ−テル等のエ−テル溶媒、n−ヘキサン、n−ヘプタン等の脂肪族炭化水素溶媒、トルエン等の芳香族炭化水素溶媒、モノクロロベンゼン等のハロゲン化炭化水素溶媒、ピリジン、トリエチルアミン、N,N−ジメチルアニリン等の有機塩基溶媒、酢酸ブチル、酢酸エチル等のエステル溶媒、アセトニトリル等のニトリル溶媒、N,N−ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキシド等あるいはそれらの混合物があげられる。反応終了後の反応液は有機溶媒抽出、濃縮等の通常の後処理を行い、目的化合物を得ることができる。必要ならば再結晶、蒸留、クロマトグラフィ−等により精製して、目的化合物を単離することができる。
【0012】[製造法B]一般式〔II〕で示される化合物と一般式〔III〕で示される化合物とを、触媒の存在下に反応させる本発明化合物の製造法。
【化6】

{式中、A2はB(OH)2基、B(OR92基またはSnR103基を表わし、L2は塩素原子、臭素原子、沃素原子、トリフルオロメタンスルホニルオキシ基等の脱離基を表し、W、X、Y、R1、R2、R3、R4、R5、R6、R7、R8、R9およびR10は前記と同じ意味を表わす。}
スキーム 化6の工程6の反応において、反応温度は通常20〜120℃の範囲であり、反応時間は通常1〜24時間の範囲であり、一般式〔III〕で示される化合物のモル比は、一般式〔II〕で示される化合物に対して通常1〜5の範囲である。該反応で用いられる触媒のモル比は、一般式〔II〕で示される化合物に対して通常0.001〜0.1の範囲である。触媒としては、例えば酢酸パラジウム(II)、テトラキス(トリフェニルフォスフィン)パラジウム(0)、{1,1’−ビス(ジフェニルフォスフィノ)フェロセン}ジクロロパラジウム(II)塩化メチレン錯体、ビス−(トリフェニルフォスフィン)パラジウム(II)ジクロライド等のパラジウム触媒があげられる。該反応は必要に応じて塩基(例えば、酢酸ナトリウム、酢酸カリウム、炭酸カリウム、燐酸三カリウム、重曹等の無機塩基)や相関移動触媒(例えば、テトラブチルアンモニウムブロマイド、ベンジルトリエチルアンモニウムブロマイド等の4級アンモニウム塩)の存在下に行うこともある。また、一般式〔III〕で示される化合物においてA2がSnR103基である場合は、必要に応じて酸化銅(II)、酸化銀(II)の存在下に行うこともある。該反応は通常、溶媒中にて行われる。溶媒としては、例えばメタノ−ル、エタノ−ル、プロパノ−ル、ブタノ−ル、イソプロパノ−ル等のアルコ−ル溶媒、1,4−ジオキサン、テトラヒドロフラン、エチレングリコ−ルジメチルエ−テル、t−ブチルメチルエ−テル等のエ−テル溶媒、n−ヘキサン、n−ヘプタン等の脂肪族炭化水素溶媒、トルエン等の芳香族炭化水素溶媒、アセトニトリル等のニトリル溶媒、N,N−ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキシド、水等あるいはそれらの混合物があげられる。該反応は、より具体的には例えば、J.Org,Chem.,1997,62,7170−7173に記載の方法、J.Org.Chem.,1995,60,7508−7510に記載の方法またはAngew.Chem.Int.Ed.Engl.,1986,25,508−524に記載の方法等に準じて行なう。反応終了後の反応液は有機溶媒抽出、濃縮等の通常の後処理を行い、目的化合物を得ることができる。必要ならば再結晶、蒸留、クロマトグラフィ−等により精製して、目的化合物を単離することができる。
【0013】一般式〔I〕および〔II〕においてWが酸素原子である化合物は、例えば下記のスキーム 化7またはスキーム 化8で示される方法にしたがって製造することができる。
【化7】

{式中、L1、L2、X、Y、R1、R2、R3、R6、R7およびR8は前記と同じ意味を表わす。}
【化8】

{式中、L1、L2、X、Y、R1、R2、R3、R6、R7およびR8は前記と同じ意味を表わす。}
また、一般式〔I〕および〔II〕において、WがCH2基である化合物は、例えば下記のスキーム 化9で示される方法にしたがって製造することができる。
【化9】

{式中、L1、L2、L3、X、Y、R1、R2、R3、R6、R7およびR8は前記と同じ意味を表わす。}
【0014】スキーム 化7の工程7lおよびスキーム 化9の工程9eの反応において、一般式〔XVI〕で示される化合物または一般式〔XXX〕で示される化合物と一般式CH3−L1で示される化合物とを、塩基の存在下に反応させる場合は、反応温度は通常0〜100℃の範囲であり、反応時間は通常1〜24時間の範囲であり、一般式CH3−L1で示される化合物のモル比は、一般式〔XVI〕で示される化合物または一般式〔XXX〕で示される化合物に対して通常1〜10の範囲である。該反応は塩基の存在下で行われ、塩基のモル比は、一般式〔XVI〕で示される化合物または一般式〔XXX〕で示される化合物に対して通常1〜10の範囲である。塩基としては、例えば水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム炭酸カルシウム、水素化ナトリウム等の無機塩基、カリウム−t−ブトキシド、ナトリウムメトキド、ナトリウムエトキシド等のアルカリ金属アルコキシド類、ピリジン、トリエチルアミン、エチルジイソプロピルアミン、アニリン等の有機塩基、あるいは、これらの混合物があげられる。該反応は通常、溶媒中にて行われ、溶媒としては例えば1,4−ジオキサン、テトラヒドロフラン、エチレングリコ−ルジメチルエ−テル、t−ブチルメチルエ−テル等のエ−テル溶媒、n−ヘキサン、n−ヘプタン等の脂肪族炭化水素溶媒、トルエン等の芳香族炭化水素溶媒、モノクロロベンゼン等のハロゲン化炭化水素溶媒、ピリジン、トリエチルアミン、N,N−ジメチルアニリン等の有機塩基溶媒、酢酸ブチル、酢酸エチル等のエステル溶媒、アセトニトリル等のニトリル溶媒、N,N−ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキシド、水等あるいはそれらの混合物があげられる。反応終了後の反応液は有機溶媒抽出、濃縮等の通常の後処理を行い、目的化合物を得ることができる。必要ならば再結晶、蒸留、クロマトグラフィ−等により精製して、目的化合物を単離することができる。
【0015】スキーム 化7の工程7lおよびスキーム 化9の工程9e反応において、一般式〔XVI〕で示される化合物または一般式〔XXX〕で示される化合物と一般式N2CH−L3で示される化合物とを反応させる場合の反応温度は通常−20〜50℃の範囲であり、反応時間は通常0.1〜24時間の範囲であり、一般式N2CH−L3で示される化合物のモル比は、一般式〔XVI〕で示される化合物または一般式〔XXX〕で示される化合物に対して通常1〜10の範囲である。該反応は通常、溶媒中にて行われる。溶媒としては、例えば1,4−ジオキサン、テトラヒドロフラン、エチレングリコ−ルジメチルエ−テル、t−ブチルメチルエ−テル等のエ−テル溶媒、n−ヘキサン、n−ヘプタン等の脂肪族炭化水素溶媒、トルエン等の芳香族炭化水素溶媒、モノクロロベンゼン等のハロゲン化炭化水素溶媒、ピリジン、トリエチルアミン、N,N−ジメチルアニリン等の有機塩基溶媒、酢酸ブチル、酢酸エチル等のエステル溶媒、アセトニトリル等のニトリル溶媒、N,N−ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキシド等あるいはそれらの混合物があげられる。反応終了後の反応液は有機溶媒抽出、濃縮等の通常の後処理を行い、目的化合物を得ることができる。必要ならば再結晶、蒸留、クロマトグラフィ−等により精製して、目的化合物を単離することができる。
【0016】スキーム 化7の工程7j、スキーム 化8の工程8fおよびスキーム 化9の工程9cの反応において、反応温度は通常0〜80℃の範囲であり、反応時間は通常1〜24時間の範囲であり、反応に供されるHCOOCH3のモル比は、一般式〔XV 〕で示される化合物、一般式〔IX〕で示される化合物または一般式〔XXIX〕で示される化合物に対して通常1〜100の範囲である。該反応は通常塩基の存在下に行われ、塩基としては、例えば水素化ナトリウム、水素化カリウム等の無機塩基、ナトリウムメトキシド、ナトリウムエトキシド、カリウム−t−ブトキシド等のアルカリ金属アルコキシド、ナトリウムアミド、リチウムアミド、リチウムジイソプロピルアミド、ナトリウムヘキサメチルジシラジド、リチウムヘキサメチルジシラジド等のアルカリ金属アミドおよびこれらの混合物があげられる。該反応は必要に応じて、溶媒中にて行われ、溶媒としては例えば1,4−ジオキサン、テトラヒドロフラン、エチレングリコ−ルジメチルエ−テル、t−ブチルメチルエ−テル等のエ−テル溶媒、n−ヘキサン、n−ヘプタン等の脂肪族炭化水素溶媒、トルエン等の芳香族炭化水素溶媒、モノクロロベンゼン等のハロゲン化炭化水素溶媒、ピリジン、トリエチルアミン、N,N−ジメチルアニリン等の有機塩基溶媒、アセトニトリル等のニトリル溶媒、N,N−ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキシド、N,N−ジメチル−2−イミダゾリドン、スルホラン等あるいはそれらの混合物があげられる。反応終了後の反応液は希塩酸などの酸性水溶液で処理した後、有機溶媒抽出、濃縮等の通常の後処理を行い、目的化合物を得ることができる。必要ならば再結晶、クロマトグラフィ−等により精製して、目的化合物を単離することができる。
【0017】スキーム 化7の工程7gおよびスキーム 化8の8dの反応において、反応温度は通常0〜80℃の範囲であり、反応時間は通常1〜24時間の範囲であり、一般式L1CH2COOCH3で示される化合物のモル比は、一般式〔XII〕で示される化合物または一般式〔VIII〕で示される化合物に対して通常1〜5の範囲である。該反応は通常塩基の存在下で行われ、塩基のモル比は一般式L1CH2COOCH3で示される化合物に対して通常1〜10の範囲である。塩基としては、例えば水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、炭酸カリウム、水素化ナトリウム、水素化カリウム等の無機塩基、カリウム−t−ブトキシド、ナトリウムメトキド、ナトリウムエトキシド等のアルカリ金属アルコキシド、ピリジン、トリエチルアミン、エチルジイソプロピルアミン、N,N−ジメチルアニリン等の有機塩基、あるいは、これらの混合物があげられる。該反応は必要に応じて溶媒中で行われ、溶媒としては例えば1,4−ジオキサン、テトラヒドロフラン、エチレングリコ−ルジメチルエ−テル、t−ブチルメチルエ−テル等のエ−テル溶媒、n−ヘキサン、n−ヘプタン等の脂肪族炭化水素溶媒、トルエン等の芳香族炭化水素溶媒、モノクロロベンゼン等のハロゲン化炭化水素溶媒、ピリジン、トリエチルアミン、N,N−ジメチルアニリン等の有機塩基溶媒、酢酸ブチル、酢酸エチル等のエステル溶媒、アセトニトリル等のニトリル溶媒、N,N−ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキシド、水等あるいはそれらの混合物があげられる。反応終了後の反応液は有機溶媒抽出、濃縮等の通常の後処理を行い、目的化合物を得ることができる。必要ならば再結晶、蒸留、クロマトグラフィ−等により精製して、目的化合物を単離することができる。
【0018】スキーム 化7の工程7k、スキーム 化8の工程8a、工程8c、工程8eおよびスキーム 化9の工程9dの反応において、反応温度は通常20〜120℃の範囲であり、反応時間は通常1〜24時間の範囲であり、一般式〔III〕で示される化合物のモル比は、一般式〔XVI〕で示される化合物、一般式〔VI〕で示される化合物、一般式〔XII〕で示される化合物、一般式〔XV〕で示される化合物または一般式〔XXX〕で示される化合物に対して通常1〜5の範囲である。該反応は触媒(例えば、酢酸パラジウム(II)、テトラキス(トリフェニルフォスフィン)パラジウム(0)、{1,1’−ビス(ジフェニルフォスフィノ)フェロセン}ジクロロパラジウム(II)塩化メチレン錯体、ビス−(トリフェニルフォスフィン)パラジウム(II)ジクロライド等のパラジウム触媒等)の存在下で行われ、触媒のモル比は一般式〔III〕で示される化合物に対して通常0.001〜0.1の範囲である。該反応は必要に応じて塩基(例えば、酢酸ナトリウム、酢酸カリウム、炭酸カリウム、燐酸三カリウム、重曹などの無機塩基)や相関移動触媒(例えば、テトラブチルアンモニウムブロマイド、ベンジルトリエチルアンモニウムブロマイド等の4級アンモニウム塩)の存在下に行うこともある。また、一般式〔III〕で示される化合物において、A2がSnR103基である場合は、必要に応じて酸化銅(II)、酸化銀(II)の存在下に反応を行うこともある。該反応は通常、溶媒中にて行われる。溶媒としては、例えばメタノ−ル、エタノ−ル、イソプロパノ−ル等のアルコ−ル溶媒、1,4−ジオキサン、テトラヒドロフラン、エチレングリコ−ルジメチルエ−テル、t−ブチルメチルエ−テル等のエ−テル溶媒、n−ヘキサン、n−ヘプタン等の脂肪族炭化水素溶媒、トルエン等の芳香族炭化水素溶媒、アセトニトリル等のニトリル溶媒、N,N−ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキシド、水等あるいはそれらの混合物があげられる。反応終了後の反応液は有機溶媒抽出、濃縮等の通常の後処理を行い、目的化合物を得ることができる。必要ならば再結晶、蒸留、クロマトグラフィ−等により精製して、目的化合物を単離することができる。
【0019】スキーム 化9の工程9aの反応において、反応温度は通常20〜120℃の範囲であり、反応時間は通常1〜24時間の範囲であり、マロン酸ジメチルのモル比は一般式〔XXVII〕で示される化合物に対して、通常1〜3の範囲である。該反応は通常塩基の存在下で行われ、塩基のモル比は一般式〔XXVII〕で示される化合物に対して通常1〜10の範囲である。塩基としては、例えば水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、炭酸カリウム、水素化ナトリウム、水素化カリウム等の無機塩基、カリウム−t−ブトキシド、ナトリウムメトキド、ナトリウムエトキシド等のアルカリ金属アルコキシド、ピリジン、トリエチルアミン、エチルジイソプロピルアミン、N,N−ジメチルアニリン等の有機塩基、あるいは、これらの混合物があげられる。該反応は必要に応じて溶媒中で行われ、溶媒としては例えば1,4−ジオキサン、テトラヒドロフラン、エチレングリコ−ルジメチルエ−テル、t−ブチルメチルエ−テル等のエ−テル溶媒、n−ヘキサン、n−ヘプタン等の脂肪族炭化水素溶媒、トルエン等の芳香族炭化水素溶媒、モノクロロベンゼン等のハロゲン化炭化水素溶媒、ピリジン、トリエチルアミン、N,N−ジメチルアニリン等の有機塩基溶媒、メタノール、エタノール等のアルコール系溶媒、アセトニトリル等のニトリル溶媒、N,N−ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキシド、水等あるいはそれらの混合物があげられる。反応終了後の反応液は有機溶媒抽出、濃縮等の通常の後処理を行い、目的化合物を得ることができる。必要ならば再結晶、蒸留、クロマトグラフィ−等により精製して、目的化合物を単離することができる。尚、一般式〔XXVII〕で示される化合物は、例えば特開平11−217579号公報に記載の製造法に準じて製造することができる。
【0020】スキーム 化9の工程9bの反応において、反応温度は80〜250℃の範囲であり、反応時間は通常1〜24時間の範囲である。該反応は必要に応じて塩化リチウム、臭化リチウム等の無機塩の存在下に行うことがある。該反応は必要に応じて溶媒中で行われ、溶媒としては例えば1,4−ジオキサン、トリグライム、テトラグライム等のエ−テル溶媒、n−オクタン等の脂肪族炭化水素溶媒、トルエン、キシレン等の芳香族炭化水素溶媒、モノクロロベンゼン、ジクロルベンゼン等のハロゲン化炭化水素溶媒、ピリジン、N,N−ジメチルアニリン等の有機塩基溶媒、N,N−ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキシド、N−メチルピロリドン、1,3−ジメチル−2−イミダゾリジノンあるいはそれらの混合物があげられる。反応終了後の反応液は有機溶媒抽出、濃縮等の通常の後処理を行い、目的化合物を得ることができる。必要ならば再結晶、蒸留、クロマトグラフィ−等により精製して、目的化合物を単離することができる。
【0021】一般式〔III〕で示される化合物は、例えば下記のスキーム 化10で示される方法で製造することができる。
【化10】

{式中、A2、L1、X、Y、R1、R2およびR3は前記と同じ意味を表す。}
スキーム 化10の工程10の反応は、例えば溶媒(例えばジエチルエーテル、テトラヒドロフラン等)中にて一般式〔XVII〕で示される化合物と金属(例えばマグネシウム、リチウムなど)とを反応させて得られる有機金属化合物とホウ酸エステル(例えばホウ酸トリメチル、ホウ酸トリエチル等)とを反応させる方法(より具体的には、例えば、J.Am.Chem.Soc.,1958,80,4291−4293に記載の方法に準じて行なう。)や、溶媒(ジメチルスルホキシド、N,N−ジメチルホルムアミド等)中にて塩基(例えば、酢酸カリウム等の無機塩基等)および触媒(例えば、{1,1’−ビス(ジフェニルフォスフィノ)フェロセン}ジクロロパラジウム(II)塩化メチレン錯体等)の存在下に一般式〔XVII〕で示される化合物とビス(ピナコレート)ジボロンとを反応させる方法(より具体的には、例えば、J.Org.Chem.,1995,60,7508−7510に記載の方法に準じて行なう。)や、溶媒(トルエン等)中にて触媒(例えば、テトラキス(トリフェニルフォスフィン)パラジウム(0)等)の存在下に一般式〔XVII〕で示される化合物とR103SnSnR103(例えば、Bu3SnSnB3等)とを反応させる方法(より具体的には、例えば、Chem.Letters,1981,829−830に記載の方法に準じて行なう。)等により行うことができる。反応終了後の反応液は有機溶媒抽出、濃縮等の通常の後処理を行い、目的化合物を得ることができる。必要ならば再結晶、蒸留、クロマトグラフィ−等により精製して、目的化合物を単離することができる。
【0022】一般式〔VIII〕で示される化合物の中、XおよびYが窒素原子である化合物は例えば、下記のスキーム 化11で示される方法にしたがって製造することもできる。
【化11】

{式中、R1、R2、R3、R6、R7およびR8は前記と同じ意味を表わす。}
【0023】[製造法C]一般式〔XX〕で示される化合物と一般式〔XXI〕で示される化合物とを、触媒の存在下に反応させる本発明化合物の製造法。
【化12】

{式中、A1、L1、W、X、Y、R1、R2、R3、R6、R7、R8、R9およびR10は前記と同じ意味を表す。}
スキーム 化12の工程12の反応において、反応温度は通常20〜120℃の範囲であり、反応時間は通常1〜24時間の範囲であり、〔XXI〕の〔XX〕に対するモル比は通常1〜5の範囲である。該反応で用いられる触媒のモル比は、一般式〔XX〕で示される化合物に対して通常0.001〜0.1の範囲である。触媒としては、例えば酢酸パラジウム(II)、テトラキス(トリフェニルフォスフィン)パラジウム(0)、{1,1’−ビス(ジフェニルフォスフィノ)フェロセン}ジクロロパラジウム(II)塩化メチレン錯体およびビス−(トリフェニルフォスフィン)パラジウム(II)ジクロライド等のパラジウム触媒等があげられる。該反応は必要に応じて塩基(例えば、酢酸ナトリウム、酢酸カリウム、炭酸カリウム、燐酸3カリウムおよび重曹などの無機塩基)や相関移動触媒(例えば、テトラブチルアンモニウムブロマイドおよびベンジルトリエチルアンモニウムブロマイドなどの4級アンモニウム塩)の存在下に行うこともある。また、一般式〔XX〕で示される化合物において、A1がSnR103基である場合は、必要に応じて酸化銅(II)、酸化銀(II)の存在下に行うこともある。該反応は通常、溶媒中にて行われる。溶媒としては、例えばメタノ−ル、エタノ−ル、イソプロパノ−ル等のアルコ−ル溶媒、1,4−ジオキサン、テトラヒドロフラン、エチレングリコ−ルジメチルエ−テル、t−ブチルメチルエ−テル等のエ−テル溶媒、n−ヘキサン、n−ヘプタン等の脂肪族炭化水素溶媒、トルエン等の芳香族炭化水素溶媒、アセトニトリル等のニトリル溶媒、N,N−ジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキシド、水等あるいはそれらの混合物)中、触媒の存在下に行なう。該反応は、より具体的には例えば、J.Org,Chem.,1997,62,7170−7173に記載の方法、J.Org.Chem.,1995,60,7508−7510に記載の方法またはAngew.Chem.Int.Ed.Engl.,1986,25,508−524に記載の方法などに準じて行なう。反応終了後の反応液は有機溶媒抽出、濃縮等の通常の後処理を行い、目的化合物を得ることができる。必要ならば再結晶、蒸留、クロマトグラフィ−等により精製して、目的化合物を単離することができる。
【0024】一般式〔XX〕で示される化合物は例えば、下記のスキーム 化13で示される方法で製造することができる。
【化13】

{式中、A1、L1、W、X、Y、R6、R7およびR8は前記と同じ意味を表す。}
スキーム 化13の工程13の反応において、反応温度は通常20〜100℃の範囲であり、反応時間は通常1〜24時間の範囲であり、A1−A1の〔XXII〕に対するモル比は通常1〜5の範囲である。該反応は、例えば溶媒(ジメチルスルホキシド、N,N−ジメチルホルムアミド等)中にて塩基(例えば、酢酸カリウム等の無機塩基等)および触媒(例えば、{1,1’−ビス(ジフェニルフォスフィノ)フェロセン}ジクロロパラジウム(II)塩化メチレン錯体等)の存在下に一般式〔XXII〕で示される化合物とビス(ピナコレート)ジボロン等とを反応させる方法(より具体的には、例えば、J.Org.Chem.,1995,60,7508−7510に記載の方法に準じて行なう。)や、溶媒(トルエンなど)中にて触媒(例えば、テトラキス(トリフェニルフォスフィン)パラジウム(0)等)の存在下に一般式〔XXII〕で示される化合物とR103SnSnR103(例えば、Bu3SnSnBu3等)とを反応させる方法(より具体的には、例えば、Chem.Letters,1981,829−830に記載の方法に準じて行なう。)等により行なうことができる。反応終了後の反応液は有機溶媒抽出、濃縮等の通常の後処理を行い、目的化合物を得ることができる。必要ならば再結晶、蒸留、クロマトグラフィ−等により精製して、目的化合物を単離することができる。
【0025】[製造法D]本発明化合物の中、一般式 化3におけるXおよびYが窒素原子である化合物は例えば、下記のスキーム 化14で示される方法で製造することもできる。
【化14】

〔式中、W、X、Y、R1、R2、R3、R6、R7およびR8は前記と同じ意味を表す。〕
【0026】一般式〔XXIII〕においてWが酸素原子である化合物は、例えば下記のスキーム 化15で示される方法にしたがって製造することもできる。
【化15】

{式中、L1、R6、R7およびR8は前記と同じ意味を表わす。}
【0027】本発明化合物を農園芸用殺菌剤の有効成分として用いる場合、他の何らの成分も加えずそのまま用いてもよいが、通常は固体担体、液体担体、界面活性剤、その他の製剤用補助剤と混合して、乳剤、水和剤、顆粒水和剤、エマルション製剤、フロアブル製剤、粉剤、粒剤等に製剤して用いる。これらの製剤には有効成分として本発明化合物を、重量比で通常、0.1〜90%含有する。かかる製剤化の際に用いられる、固体担体としては、例えばカオリンクレ−、アッタパルジャイトクレ−、ベントナイト、モンモリロナイト、酸性白土、パイロフィライト、タルク、珪藻土、方解石等の鉱物質、トウモロコシ穂軸粉、クルミ殻粉等の天然有機物、尿素等の合成有機物、炭酸カルシウム、硫酸アンモニウム等の塩類、合成含水酸化珪素等の合成無機物等からなる微粉末あるいは粒状物等があげられ、液体担体としては、例えばキシレン、アルキルベンゼン、メチルナフタレン等の芳香族炭化水素類、イソプロパノ−ル、エチレングリコ−ル、プロピレングリコール、セロソルブ等のアルコ−ル類、アセトン、シクロヘキサノン、イソホロン等のケトン類、ダイズ油、綿実油等の植物油、石油系脂肪族炭化水素、エステル類、ジメチルスルホキシド、アセトニトリル、水等があげられる。界面活性剤としては、例えばアルキル硫酸エステル塩、アルキル(アリ−ル)スルホン酸塩、ジアルキルスルホコハク酸塩、ポリオキシエチレンアルキルアリ−ルエ−テルリン酸エステル塩、リグニンスルホン酸塩、ナフタレンスルホン酸ホルマリン縮合物等の陰イオン界面活性剤、ポリオキシエチレンアルキルアリールエーテル、ポリオキシエチレンアルキルポリオキシプロピレンブロックコポリマ−、ソルビタン脂肪酸エステル等の非イオン界面活性剤等があげられる。製剤用補助剤としては、例えばポリビニルアルコ−ル、ポリビニルピロリドン等の水溶性高分子、アラビアガム、アルギン酸およびその塩、CMC(カルボキシメチルセルロ−ス)、ザンサンガム、等の多糖類、アルミニウムマグネシウムシリケート、アルミナゾル等の無機物、防腐剤、着色剤、PAP(酸性リン酸イソプロピル)、BHT等の安定化剤等があげられる。本発明化合物の施用方法としては、具体的には茎葉散布、土壌処理、種子消毒等があげられ、さらに、通常、当業者が利用するどのような施用方法にても用いることができる。
【0028】本発明化合物を農園芸用殺菌剤の有効成分として用いる場合、その有効成分の施用量は、対象植物(作物等)の種類、対象病害の種類、病害の発生程度、製剤形態、施用方法、施用時期、気象条件等によって変化し得るが、1ア−ルあたり通常0.01〜50g、好ましくは0.05〜10gである。乳剤、水和剤、懸濁剤等を水で希釈して施用する場合、その施用濃度は、0.0001〜3%、好ましくは0.0005〜1%であり、粉剤、粒剤等はなんら希釈することなくそのまま施用する。
【0029】本発明化合物は、畑地、水田、果樹園、茶園、牧草地、芝生地等の農園芸用殺菌剤として用いることができ、他の農園芸用殺菌剤と混合して用いることにより、殺菌効力の増強をも期待できる。混合し得る他の農園芸用殺菌剤としては、たとえば、プロピコナゾ−ル、トリアジメノ−ル、プロクロラズ、ペンコナゾ−ル、テブコナゾ−ル、フルシラゾ−ル、ジニコナゾ−ル、ブロムコナゾ−ル、エポキシコナゾ−ル、ジフェノコナゾ−ル、シプロコナゾ−ル、メトコナゾ−ル、トリフルミゾ−ル、テトラコナゾ−ル、マイクロブタニル、フェンブコナゾ−ル、ヘキサコナゾ−ル、フルキンコナゾ−ル、トリティコナゾ−ル、ビテルタノ−ル、イマザリル及びフルトリアホ−ル等のアゾ−ル系殺菌化合物、フェンプロピモルフ、トリデモルフ及びフェンプロピジン等の環状アミン系殺菌化合物、カルベンダジム、ベノミル、チアベンダゾ−ル、チオファネ−トメチル等のベンズイミダゾ−ル系殺菌化合物、プロシミドン、シプロディニル、ピリメタニル、ジエトフェンカルブ、チウラム、フルアジナム、マンコゼブ、イプロジオン、ビンクロゾリン、クロロタロニル、キャプタン、メパニピリム、フェンピクロニル、フルジオキソニル、ジクロフルアニド、フォルペット、クレソキシムメチル、アゾキシストロビン、トリフロキシストロビン、ピコキシストロビン、N−メチル−α−メトキシイミノ−2−〔(2,5−ジメチルフェノキシ)メチル〕フェニルアセトアミド、スピロキサミン、キノキシフェン、フェンヘキサミド、ファモキサドン、フェナミドン(RP−407213)、イプロヴァリカルブ等があげられる。
【0030】本発明化合物は、他の農園芸用殺虫剤、殺ダニ剤、殺線虫剤、除草剤、植物生長調節剤、肥料と混用または併用することもできる。かかる殺虫剤及び/または殺ダニ剤及び/または殺線虫剤としては、例えばフェニトロチオン〔O,O−ジメチル O−(3−メチル−4−ニトロフェニル)ホスホロチオエ−ト〕、フェニチオン〔O,O−ジメチル O−(3−メチル−4−(メチルチオ)フェニル)ホスホロチオエ−ト〕、ダイアジノン〔O,O−ジエチル O−2−イソプロピル−6−メチルピリミジン−4−イルホスホロチオエ−ト〕、クロルピリホス〔O,O−ジエチル O−3,5,6−トリクロロ−2−ピリジルホスホロチオエ−ト〕、アセフェ−ト〔O,S−ジメチルアセチルホスホラミドチオエ−ト〕、メチダチオン〔S−2,3−ジヒドロ−5−メトキシ−2−オキソ−1,3,4−チアジアゾ−ル−3−イルメチル O,O−ジメチルホスホロジチオエ−ト〕、ジスルホトン〔O,O−ジエチル S−2−エチルチオエチルホスホロチオエ−ト〕、DDVP〔2,2−ジクロロビニルジメチルホスフェ−ト〕、スルプロホス〔O−エチル O−4−(メチルチオ)フェニル S−プロピルホスホロジチオエ−ト〕、シアノホス〔O−4−シアノフェニル O,O−ジメチルホスホロチオエ−ト〕、ジオキサベンゾホス〔2−メトキシ−4H−1,3,2−ベンゾジオキサホスフィニン−2−スルフィド〕、ジメトエ−ト〔O,O−ジメチル S−(N−メチルカルバモイルメチル)ジチオホスフェ−ト〕、フェントエ−ト〔エチル 2−ジメトキシホスフィノチオイルチオ(フェニル)アセテ−ト〕、マラチオン〔ジエチル(ジメトキシホスフィノチオイルチオ)サクシネ−ト〕、トリクロルホン〔ジメチル 2,2,2−トリクロロ−1−ヒドロキシエチルホスホネ−ト〕、アジンホスメチル〔S−3,4−ジヒドロ−4−オキソ−1,2,3−ベンゾトリアジン−3−イルメチル O,O−ジメチルホスホロジチオエ−ト〕、モノクロトホス〔ジメチル(E)−1−メチル−2−(メチルカルバモイル)ビニルホスフェ−ト〕、エチオン〔O,O,O’,O’−テトラエチル S,S’−メチレンビス(ホスホロジチオエ−ト)〕、ホスチアゼ−ト〔N−(O−メチル−S−sec−ブチル)ホスホリルチアゾリジン−2−オン〕等の有機リン系化合物、BPMC〔2−sec−ブチルフェニルメチルカルバメ−ト〕、ベンフラカルブ〔エチル N−(2,3−ジヒドロ−2,2−ジメチルベンゾフラン−7−イルオキシカルボニル(メチル)アミノチオ〕−N−イソプロピル−β−アラニネ−ト〕、プロポキスル〔2−イソプロポキシフェニル N−メチルカルバメ−ト〕、カルボスルファン〔2,3−ジヒドロ−2,2−ジメチル−7−ベンゾ〔b〕フラニル N−ジブチルアミノチオ−N−メチルカ−バメ−ト〕、カルバリル〔1−ナフチル N−メチルカ−バメ−ト〕、メソミル〔S−メチル−N−〔(メチルカルバモイル)オキシ〕チオアセトイミデ−ト〕、エチオフェンカルブ〔2−(エチルチオメチル)フェニルメチルカ−バメ−ト〕、アルジカルブ〔2−メチル−2−(メチルチオ)プロピオンアルデヒド O−メチルカルバモイルオキシム〕、オキサミル〔N,N−ジメチル−2−メチルカルバモイルオキシイミノ−2−(メチルチオ)アセタミド〕、フェノチオカルブ〔S−4−フェノキシブチル−N,N−ジメチルチオカ−バメ−ト等のカ−バメ−ト系化合物、エトフェンプロックス〔2−(4−エトキシフェニル)−2−メチルプロピル−3−フェノキシベンジルエ−テル〕、フェンバレレ−ト〔(RS)−α−シアノ−3−フェノキシベンジル (RS)−2−(4−クロロフェニル)−3−メチルブチレ−ト〕、エスフェンバレレ−ト〔(S)−α−シアノ−3−フェノキシベンジル (S)−2−(4−クロロフェニル)−3−メチルブチレ−ト〕、フェンプロパトリン〔(RS)−α−シアノ−3−フェノキシベンジル 2,2,3,3−テトラメチルシクロプロパンカルボキシレ−ト〕、シペルメトリン〔(RS)−α−シアノ−3−フェノキシベンジル (1RS,3RS)−3−(2,2−ジクロロビニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレ−ト〕、ペルメトリン〔3−フェノキシベンジル(1RS,3RS)−3−(2,2−ジクロロビニル)−2,2−メチルシクロプロパンカルボキシレ−ト〕、シハロトリン〔(RS)−α−シアノ−3−フェノキシベンジル (Z)−(1RS,3RS)−3−(2−クロロ−3,3,3−トリフロオロプロペニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレ−ト〕、デルタメトリン〔(S)−α−シアノ−m−フェノキシベンジル (1R,3R)−3−(2,2−ジブロモビニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレ−ト〕、シクロプロスリン〔(RS)−α−シアノ−3−フェノキシベンジル (RS)−2,2−ジクロロ−1−(4−エトキシフェニル)シクロプロパンカルボキシレ−ト〕、フルバリネ−ト〔α−シアノ−3−フェノキシベンジル N−(2−クロロ−α,α,α−トリフルオロ−p−トリル)−D−バリネ−ト〕、ビフェンスリン〔2−メチルビフェニル−3−イルメチル (Z)−(1RS)−cis−3−(2−クロロ−3,3,3−トリフルオロプロプ−1−エニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシラ−ト〕、アクリナスリン〔(1R−{1α(S*),3α(Z)}〕−2,2−ジメチル−3−〔3−オキソ−3−(2,2,2−トリフルオロ−1−(トリフルオロメチル)エトキシ−1−プロペニル〕シクロプロパンカルボン酸シアノ(3−フェノキシフェノル)メチルエステル)〕、2−メチル−2−(4−ブロモジフルオロメトキシフェニル)プロピル(3−フェノキシベンジル)エ−テル、トラロメスリン〔(S)−α−シアノ−3−フェノキシベンジル (1R)−シス−3−(1,2,2,2−テトラブロモエチル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート〕、シラフルオフェン〔〔4−エトキシフェニル(3−(4−フルオロ−3−フェノキシフェニル)プロピル)ジメチルシラン〕等のピレスロイド化合物、ブプロフェジン(2−t−ブチルイミノ−3−イソプロピル−5−フェニル−1,3,5−トリアジアジナン−4−オン)等のチアジアジン誘導体、ニトロイミダゾリジン誘導体、カルタップ(S,S’−(2−ジメチルアミノトリメチレン)ビス(チオカ−バメ−ト)〕、チオシクラム〔N,N−ジメチル−1,2,3−トリチアン−5−イルアミン〕、ベンスルタップ〔S,S’−2−ジメチルアミノトリメチレン ジ(ベンゼンチオサルフォネ−ト)〕等のネライストキシン誘導体、N−シアノ−N’−メチル−N’−(6−クロロ−3−ピリジルメチル)アセトアミジン等のN−シアノアミジン誘導体、エンドスルファン〔6,7,8,9,10,10−ヘキサクロロ−1,5,5a,6,9,9a−ヘキサヒドロ−6,9−メタノ−2,4,3−ベンゾジオキサチエピンオキサイド〕、gamma−BHC(1,2,3,4,5,6−ヘキサクロロシクロヘキサン〕、1,1−ビス(クロロフェニル)−2,2,2−トリクロロエタノ−ル等の塩素化炭化水素化合物、クロルフルアズロン〔1−(3,5−ジクロロ−4−(3−クロロ−5−トリフルオロメチルピリジン−2−イルオキシ)フェニル)−3−(2,6−ジフルオロベンゾイル)ウレア〕、テフルベンズロン〔1−(3,5−ジクロロ−2,4−ジフルオロフェニル)−3−(2,6−ジフルオロベンゾイル)ウレア〕、フルフェノクスロン〔1−(4−(2−クロロ−4−トリフルオロメチルフェノキシ)−2−フルオロフェニル)−3−(2,6−ジフルオロベンゾイル)ウレア〕等のベンゾイルフェニルウレア系化合物、アミトラズ〔N,N’〔(メチルイミノ)ジメチリジン〕ジ−2,4−キシリジン〕、クロルジメホルム〔N’−(4−クロロ−2−メチルフェニル)−N,N−ジメチルメタニミダミド〕等のホルムアミジン誘導体、ジアフェンチウロン〔N−(2,6−ジイソプロピル−4−フェノキシフェニル)−N’−t−ブチルカルボジイミド〕等のチオ尿素誘導体、フェニルピラゾ−ル系化合物、テブフェノジド〔N−t−ブチル−N’−(4−エチルベンゾイル)−3,5−ジメチルベンゾヒドラジド〕、4−ブロモ−2−(4−クロロフェニル)−1−エトキシメチル−5−トリフルオロメチルピロ−ル−3−カルボニトリル、ブロモプロピレ−ト〔イソプロピル 4,4’−ジブロモベンジレ−ト〕、テトラジホン〔4−クロロフェニル 2,4,5−トリクロロフェニルスルホン〕、キノメチオネ−ト〔S,S−6−メチルキノキサリン−2,3−ジイルジチオカルボネ−ト〕、プロパルゲイト〔2−(4−t−ブチルフェノキシ)シクロヘキシル プロプ−2−イルスルファイト〕、フェンブタティン オキシド〔ビス〔トリス(2−メチル−2−フェニルプロピル)ティン〕オキシド〕、ヘキシチアゾクス〔(4RS,5RS)−5−(4−クロロフェニル)−N−クロロヘキシル−4−メチル−2−オキソ−1,3−チアゾリジン−3−カルボキサミド〕、クロフェンテジン〔3,6−ビス(2−クロロフェニル)−1,2,4,5−テトラジン、ピリダチオベン〔2−t−ブチル−5−(4−t−ブチルベンジルチオ)−4−クロロピリダジン−3(2H)−オン〕,フェンピロキシメ−ト〔t−ブチル(E)−4−〔(1,3−ジメチル−5−フェノキシピラゾ−ル−4−イル)メチレンアミノオキシメチル〕ベンゾエ−ト〕、テブフェンピラド〔N−4−t−ブチルベンジル)−4−クロロ−3−エチル−1−メチル−5−ピラゾ−ルカルボキサミド〕、ポリナクチンコンプレックス〔テトラナクチン、ジナクチン、トリナクチン〕、ミルベメクチン、アベルメクチン、イバ−メクチン、アザジラクチン〔AZAD〕、ピリミジフェン〔5−クロロ−N−〔2−{4−(2−エトキシエチル)−2,3−ジメチルフェノキシ}エチル〕−6−エチルピリミジン−4−アミン、ピメトロジン〔2,3,4,5−テトラヒドロ−3−オキソ−4−〔(ピリジン−3−イル)−メチレンアミノ〕−6−メチル−1,2,4−トリアジン等があげられる。
【0031】本発明化合物により防除することができる植物病害としては例えば以下のような病害をあげることができる。イネのいもち病(Pyricularia oryzae)、ごま葉枯病(Cochliobolus miyabeanus)、紋枯病(Rhizoctonia solani)、ムギ類のうどんこ病(Erysiphe graminis)、赤かび病(Gibberella zeae)、さび病(Puccinia striiformis, P. graminis, P. recondita, P. hordei)、雪腐病(Typhula sp.,Micronectriella nivalis)、裸黒穂病 (Ustilago tritici, U.nuda)、なまぐさ黒穂病 (Tilletia caries)、眼紋病(Pseudocercosporella herpotrichoides)、雲形病(Rhynchosporium secalis) 、葉枯病(Septoria tritici)、ふ枯病(Leptosphaeria nodorum)、カンキツ類の黒点病(Diaporthe citri)、そうか病(Elsinoe fawcetti) 、果実腐敗病 (Penicillium digitatum, P. italicum) 、リンゴのモニリア病 (Sclerotinia mali) 、腐らん病 (Valsa mali) 、うどんこ病(Podosphaera leucotricha)、斑点落葉病(Alternaria mali)、黒星病(Venturia inaequalis)、ナシの黒星病(Venturia nashicola, V. pirina)、黒斑病(Alternaria kikuchiana)、赤星病(Gymnosporangium haraeanum)、モモの灰星病(Sclerotinia cinerea)、黒星病(Cladosporium carpophilum)、フォモプシス腐敗病(Phomopsis sp.)、ブドウの黒とう病(Elsinoe ampelina) 、晩腐病(Glomerella cingulata) 、うどんこ病(Uncinula necator) 、さび病 (Phakopsora ampelopsidis)、ブラックロット病(Guignardia bidwellii) 、べと病(Plasmopara viticola)、カキの炭そ病(Gloeosporium kaki)、落葉病 (Cercospora kaki, Mycosphaerella nawae)、ウリ類の炭そ病(Colletotrichum lagenarium)、うどんこ病(Sphaerotheca fuliginea) 、つる枯病 (Mycosphaerella melonis) 、つる割病 (Fusarium oxysporum) 、べと病 (Pseudoperonospora cubensis) 、疫病(Phytophthora sp.) 、苗立枯病 (Pythium sp.)、トマトの輪紋病(Alternaria solani)、葉かび病 (Cladosporium fulvum)、疫病(Phytophthora infestans) 、ナスの褐紋病(Phomopsis vexans) 、うどんこ病(Erysiphe cichoracearum)、アブラナ科野菜の黒斑病(Alternaria japonica)、白斑病(Cercosporella brassicae)、ネギのさび病(Puccinia allii) 、ダイズの紫斑病(Cercospora kikuchii)、黒とう病(Elsinoe glycines) 、黒点病 (Diaporthe phaseolorum var. sojae)、インゲンの炭そ病(Colletotrichum lindemthianum) 、ラッカセイの黒渋病(Cercospora personata)、褐斑病(Cercospora arachidicola)、エンドウのうどんこ病(Erysiphe pisi)、ジャガイモの夏疫病(Alternaria solani)、疫病(Phytophthora infestans) 、イチゴのうどんこ病(Sphaerotheca humuli)、チャの網もち病(Exobasidium reticulatum)、白星病(Elsinoe leucospila) 、タバコの赤星病(Alternaria longipes)、うどんこ病(Erysiphe cichoracearum) 、炭そ病(Colletotrichum tabacum) 、べと病(Peronospora tabacina) 、疫病(Phytophthora nicotianae)、テンサイの褐斑病(Cercospora beticola)、バラの黒星病(Diplocarpon rosae)、うどんこ病(Sphaerotheca pannosa) 、キクの褐班病 (Septoria chrysanthemi−indici) 、白さび病(Puccinia horiana) 、種々の作物の灰色かび病(Botrytis cinerea) 、菌核病(Sclerotinia sclerotiorum) 等【0032】
【実施例】以下、本発明を製造例、製剤例及び試験例等によりさらに詳しく説明するが、本発明は、これらの例のみに限定されるものではない。まず、本発明化合物の製造例および本発明化合物の製造中間体の製造例を、製造例および参考製造例にて示す。尚、本発明化合物の番号は後記表1〜表12に記載の化合物番号である。
【0033】製造例1メチル 2−(5−ヨード−2−メチルフェノキシ)−3−メトキシ−2−プロペノエート300mg(0.862mmol)、フェニルボロン酸126mg(1.03mmol)、臭化テトラ−n−ブチルアンモニウム278mg(0.862mmol)、炭酸カリウム276mg(2.15mmol)、酢酸パラジウム(II)19.3mg(0.086mmol)および水3mlを混合し、70℃にて1時間攪拌した。混合物を室温まで冷却後、t−ブチルメチルエーテルで希釈、水洗、乾燥(硫酸ナトリウム)した後、減圧下において濃縮した。析出した結晶をn−ヘキサンで洗浄し、メチル 3−メトキシ−2−(2−メチル−5−フェニルフェノキシ)−2−プロペノエート(本発明化合物1−1)350mgを得た。
1H−NMR(CDCl3,TMS)
δ(ppm):6.92−7.52(9H,m)、3.88(3H,s)、3.71(3H,s)、2.39(3H,s)
【0034】製造例2メチル 2−(5−ヨード−2−メチルフェノキシ)−3−メトキシ−2−プロペノエート300mg(0.862mmol)、3−フェニルフェニルボロン酸205mg(1.03mmol)、臭化テトラ−n−ブチルアンモニウム278mg(0.862mmol)、炭酸カリウム276mg(2.15mmol)、酢酸パラジウム(II)19.3mg(0.086mmol)および水3mlを混合後、70℃にて1時間攪拌した。混合物を室温まで冷却後、酢酸エチルで希釈、水洗、乾燥(硫酸ナトリウム)した後、減圧下において濃縮した。析出した結晶をn−ヘキサンで洗浄し、メチル 3−メトキシ−2−{2−メチル−5−(3−フェニルフェニル)フェノキシ}−2−プロペノエート(本発明化合物1−23)234mgを得た。
1H−NMR(CDCl3,TMS)
δ(ppm):6.50−7.49(13H,m)、3.88(3H,s)、3.71(3H,s)、2.40(3H,s)
【0035】製造例3メチル 2−(5−ヨード−2−メチルフェノキシ)−3−メトキシ−2−プロペノエート300mg(0.862mmol)、4−フルオロフェニルボロン酸180mg(1.29mmol)、臭化テトラ−n−ブチルアンモニウム416mg(1.29mmol)、炭酸カリウム298mg(2.15mmol)、酢酸パラジウム(II)38.7mg(0.172mmol)および水3mlを混合後、70℃にて30分攪拌した。混合物を室温まで冷却後、t−ブチルメチルエーテルで希釈、水洗、乾燥(硫酸ナトリウム)した後、減圧下において濃縮した。析出した結晶をn−ヘキサンで洗浄し、メチル 3−メトキシ−2−{2−メチル−5−(4−フルオロフェニル)フェノキシ}−2−プロペノエート(本発明化合物1−36)187mgを得た。
1H−NMR(CDCl3,TMS)
δ(ppm):7.42−7.47(2H,m)、7.31(1H,s)、7.19(1H,m)、7.05〜7.11(3H,m)、6.86(1H,d,J=1.7Hz)、3.88(3H,s)、3.71(3H,s)、2.38(3H,s)
【0036】製造例4メチル 2−(5−ヨード−2−メチルフェノキシ)−3−メトキシ−2−プロペノエート300mg(0.862mmol)、4−メチルフェニルボロン酸177mg(1.30mmol)、臭化テトラ−n−ブチルアンモニウム416mg(1.29mmol)、炭酸カリウム298mg(2.15mmol)、酢酸パラジウム(II)38.7mg(0.17mmol)および水3mlを混合後、70℃にて1時間攪拌した。混合物を室温まで冷却後、酢酸エチルで希釈、水洗、乾燥(硫酸ナトリウム)した後、減圧下において濃縮した。析出した結晶をn−ヘキサンで洗浄し、メチル 3−メトキシ−2−{2−メチル−5−(4−メチルフェニル)フェノキシ}−2−プロペノエート(本発明化合物1−40)206mgを得た。
1H−NMR(CDCl3,TMS)
δ(ppm):7.40(2H,d,J=1.7Hz)、7.33(1H,s)、7.19−7.22(3H,m)、7.12(1H,m)、6.91(1H,d,J=1.42Hz)、3.87(3H,s)、3.71(3H,s)、2.38(6H,s)
【0037】製造例5メチル 2−(5−ブロム−2−メチルフェノキシ)−3−メトキシ−2−プロペノエート300mg(0.946mmol)、3,5−ジフルオロフェニルボロン酸194mg(1.23mmol)、臭化テトラ−n−ブチルアンモニウム360mg(1.12mmol)、炭酸カリウム327mg(2.37mmol)、酢酸パラジウム(II)21mg(0.094mmol)および水3mlを混合した。混合物を80℃にて5時間攪拌し、室温まで冷却後、酢酸エチルとセライトを加え、濾過した。該ろ液を水洗、乾燥(硫酸ナトリウム)した後、減圧下において濃縮した。残渣をシリカゲル分取薄層クロマトグラフィー(n−ヘキサン:酢酸エチル=2:1で展開)に付し、メチル 2−{2−メチル−5−(3,5−ジフルオロフェニル)フェノキシ}−3−メトキシ−2−プロペノエート(本発明化合物1−11)141mgを得た。
1H−NMR(CDCl3,TMS)
δ(ppm):7.36(1H,s)、7.22〜7.33(1H,m)、7.09(1H,dd,J=7.8,1.9Hz)、6.99〜7.02(2H,m)、6.86(1H,d,J=1.5Hz)、6.72〜6.75(1H,m)、3.90(3H,s)、3.72(3H,s)、2.39(3H,s)
【0038】製造例6メチル 2−(5−ブロム−2−メチルフェノキシ)−3−メトキシ−2−プロペノエート300mg(0.946mmol)、3−トリフルオロメチルフェニルボロン酸224mg(1.18mmol)、臭化テトラ−n−ブチルアンモニウム360mg(1.12mmol)、炭酸カリウム327mg(2.37mmol)、酢酸パラジウム(II)21mg(0.094mmol)および水3mlを混合後、80℃にて6時間攪拌した。混合物を室温まで冷却後、酢酸エチルとセライトを加え、濾過した。該ろ液を水洗、乾燥(硫酸ナトリウム)した後、減圧下において濃縮した。析出した結晶をn−ヘキサンで洗浄し、メチル 2−{2−メチル−5−(3−トリフルオロメチルフェニル)フェノキシ}−3−メトキシ−2−プロペノエート(本発明化合物1−13)182mgを得た。
1H−NMR(CDCl3,TMS)
δ(ppm):7.51〜7.73(4H,m)、7.36(1H,s)、7.24〜7.26(1H,m)、7.13(1H,dd,J=7.6,1.8Hz)、6.90(1H,d,J=1.8Hz)、3.90(3H,s)、3.72(3H,s)、2.40(3H,s)
【0039】製造例7製造例6と同様の方法で下記の目的物を得た。
メチル 2−{2−メチル−5−(3−フルオロフェニル)フェノキシ}−3−メトキシ−2−プロペノエート(本発明化合物1−2)
1H−NMR(CDCl3,TMS)
δ(ppm):6.8−7.4(8H,m)、3.89(3H,s)、3.72(3H,s)、2.39(3H,s)
【0040】製造例8メチル 3−メトキシ−2−(2−メチル−5−ブロム−ベンジル)アクリル酸421mg(1.42mmol)、フェニルボロン酸225mg(1.85mmol)、燐酸三カリウム水和物1.5g(7.1mmol)、{1,1’−ビス(ジフェニルフォスフィノ)フェロセン}ジクロロパラジウム(II)塩化メチレン錯体58mg(0.071mmol)、酢酸パラジウム(II)16mg(0.071mmol)およびエチレングリコ−ルジメチルエ−テル6mlを混合後、83℃にて1時間攪拌した。混合物を室温まで冷却し、酢酸エチルおよびセライトを加え、濾過した。該ろ液を減圧下において溶媒を留去し、残渣をシリカゲル分取薄層クロマトグラフィー(n−ヘキサン:酢酸エチル=2:1で展開)に付し、メチル 3−メトキシ−2−(2−メチル−5−フェニルベンジル)アクリル酸(本発明化合物2−1)410mgを得た。
1H−NMR(CDCl3,TMS)
δ(ppm):7.2−7.6(9H,m)、3.85(3H,s)、3.67(3H,s)、3.61(2H,s)、2.39(3H,s)
【0041】製造例9メチル 2−(5−ヨード−2−メチルフェノキシ)−3−メトキシ−2−プロペノエート200mg(0.574mmol)、4,4,5,5−テトラメチル−2−{3−(4−ピリミジル)}フェニル−1,3,2−ジオキソボロラン162mg(0.574mmol)、燐酸3カリウム水和物610mg(2.87mmol)、{1,1’−ビス(ジフェニルフォスフィノ)フェロセン}ジクロロパラジウム(II)塩化メチレン錯体23mg(0.03mmol)、酢酸パラジウム(II)6mg(0.03mmol)およびエチレングリコ−ルジメチルエ−テル3mlを混合後、83℃にて1.5時間攪拌した。混合物を室温まで冷却後、飽和食塩水を加え、酢酸エチルにて抽出した。該有機層を乾燥(硫酸ナトリウム)した後、減圧下において濃縮した。残渣をシリカゲル分取薄層クロマトグラフィー(n−ヘキサン:酢酸エチル=1:1で展開)に付し、メチル 3−メトキシ−2−[2−メチル−5−{3−(4−ピリミジニル)フェニル}フェノキシ]−2−プロペノエート(本発明化合物1−32)128mgを得た。
1H−NMR(CDCl3,TMS)
δ(ppm):9.28(1H,s)、8.78(1H,d,J=5.1Hz)、8.23(1H,t,J=1.9Hz)、8.2(1H,m)、7.74(1H,dd,J=5.0Hz,J=1.3Hz)、7.62(1H,m)、7.54(1H,t,J=7.7Hz)、7.34(1H,s)、7.21−7.25(2H,m)、6.97(1H,d,J=1.7Hz)、3.89(3H,s)、3.72(3H,s)、2.41(3H,s)
【0042】製造例10メチル 2−{2−メチル−5−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキソボロラン−2−イル)フェノキシ}−3−メトキシ−2−プロペノエート200mg(0.574mmol)、2−ブロムピリミジン128mg(0.805mmol)、燐酸三カリウム水和物855mg(4.03mmol)、{1,1’−ビス(ジフェニルフォスフィノ)フェロセン}ジクロロパラジウム(II)塩化メチレン錯体33mg(0.040mmol)、酢酸パラジウム(II)9mg(0.04mmol)およびエチレングリコ−ルジメチルエ−テル3mlを混合後、83℃にて4時間攪拌した。混合物を室温まで冷却後、減圧下において溶媒を留去した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(n−ヘキサン:酢酸エチル=2:8から0:10で溶出)に付し、メチル 3−メトキシ−2−{2−メチル−5−(2−ピリミジニル)フェノキシ}−2−プロペノエート(本発明化合物1−51)102mgを得た。
1H−NMR(CDCl3,TMS)
δ(ppm):8.74(2H,d,J=4.5Hz)、8.02(1H,dd,J=7.8Hz、1.6Hz)、7.83(1H,d,J=1.7Hz)、7.38(1H,s)、7.28(1H,s)、7.12(1H,t,J=1.5)、3.88(3H,s)、3.70(3H,s)、2.42(3H,s)
【0043】製造例11メチル 2−{2−メチル−5−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキソボロラン−2−イル)フェノキシ}−3−メトキシ−2−プロペノエート200mg(0.574mmol)、2−クロロ−5−トリフルオロメチルピリジン156mg(0.859mmol)、燐酸三カリウム水和物610mg(2.87mmol)、{1,1’−ビス(ジフェニルフォスフィノ)フェロセン}ジクロロパラジウム(II)塩化メチレン錯体23.5mg(0.029mmol)、酢酸パラジウム(II)6.4mg(0.029mmol)およびエチレングリコ−ルジメチルエ−テル3mlを混合後、83℃にて6時間攪拌した。混合物を室温まで冷却し、酢酸エチルおよびセライトを加え、濾過した。該ろ液を減圧下において溶媒を留去し、残渣をシリカゲル分取薄層クロマトグラフィー(n−ヘキサン:酢酸エチル=2:1で展開)に付し、メチル 2−[2−メチル−5−{5−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル}フェノキシ]−3−メトキシ−2−プロペノエート(本発明化合物1−92)213mgを得た。
1H−NMR(CDCl3,TMS)
δ(ppm):8.9(1H,s)、7.9(1H,dd)、7.7(1H,d)、7.6(1H,dd)、7.46(1H,d,J=1.7Hz)、7.37(1H,s)、7.28(1H,s)、3.89(3H,s)、3.71(3H,s)、2.42(3H,s)
【0044】製造例12メチル 2−{2−メチル−5−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキソボロラン−2−イル)フェノキシ}−3−メトキシ−2−プロペノエート200mg(0.574mmol)、2−クロロ−6−トリフルオロメチルピリジン156mg(0.859mmol)、燐酸三カリウム水和物610mg(2.87mmol)、{1,1’−ビス(ジフェニルフォスフィノ)フェロセン}ジクロロパラジウム(II)塩化メチレン錯体23.5mg(0.029mmol)、酢酸パラジウム(II)6.4mg(0.029mmol)およびエチレングリコ−ルジメチルエ−テル3mlを混合後、83℃にて4時間攪拌した。混合物を冷却後、酢酸エチルおよびセライトを加え、濾過した。該ろ液を減圧下において溶媒を留去し、残渣をシリカゲル分取薄層クロマトグラフィー(n−ヘキサン:酢酸エチル=2:1で展開)に付し、メチル 2−[2−メチル−5−{6−(トリフルオロメチル)−2−ピリジル}フェノキシ]−3−メトキシ−2−プロペノエート(本発明化合物1−91)136mgを得た。
1H−NMR(CDCl3,TMS)
δ(ppm):7.87〜7.82(2H,m)、7.56(2H,dt)、7.48(1H,d,J=2.1Hz)、7.39(1H,s)、7.28〜7.25(1H,m)、3.91(3H,s)、3.72(3H,s)、2.42(3H,s)
【0045】製造例13メチル 2−{2−メチル−5−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキソボロラン−2−イル)フェノキシ}−3−メトキシ−2−プロペノエート200mg(0.574mmol)、3−ブロモ−1−(4−ピリミジニルメトキシ)ベンゼン153mg(0.577mmol)、燐酸三カリウム水和物610mg(2.87mmol)、{1,1’−ビス(ジフェニルフォスフィノ)フェロセン}ジクロロパラジウム(II)塩化メチレン錯体23.5mg(0.029mmol)、酢酸パラジウム(II)6.4mg(0.029mmol)およびエチレングリコ−ルジメチルエ−テル3mlを混合し、83℃にて5時間攪拌した。混合物を室温まで冷却後、酢酸エチルおよびセライトを加え、濾過した。該ろ液を減圧下において溶媒を留去し、残渣をシリカゲル分取薄層クロマトグラフィー(n−ヘキサン:酢酸エチル=1:1で展開)に付し、メチル 2−[2−メチル−5−{3−(4−ピリミジニルメトキシ)フェノキシ}−3−メトキシ−2−プロペノエート(本発明化合物1−27)140mgを得た。
1H−NMR(CDCl3,TMS)
δ(ppm):9.2(1H,s)、8.7(1H,d)、7.6(1H,d)、7.1〜7.4(6H,m)、6.9(2H,m)、5.2(2H,s)、3.89(3H,s)、3.72(3H,s)、2.4(3H,s)
【0046】製造例14〜26製造例13と同様の方法で下記の目的物を得た。
メチル 2−{2−メチル−5−(3−ベンジロキシフェニル)フェノキシ}−3−メトキシ−2−プロペノエート(本発明化合物1−25)
1H−NMR(CDCl3,TMS)
δ(ppm):6.9−7.5(13H,m)、5.1(2H,s)、3.9(3H,s)、3.7(3H,s)、2.4(3H,s)
【0047】メチル 3−メトキシ−2−{2−メチル−5−(3−メチルフェニル)フェノキシ}−2−プロペノエート(本発明化合物1−6)
1H−NMR(CDCl3,TMS)
δ(ppm):7.34(1H、s)、7.26−7.30(3H,m)、7.21(1H,d、J=7.7Hz)、7.11−7.14(m,2H)、6.91(d,1H,J=1.1Hz)3.88(3H,s)、3.71(3H,s)、2.40(3H,s)、2.38(3H,s)
【0048】メチル 3−メトキシ−2−{2−メチル−5−(3−メトキシフェニル)フェノキシ}−2−プロペノエート(本発明化合物1−16)
1H−NMR(CDCl3,TMS)
δ(ppm):7.04−7.36(6H,m)、6.85−6.92(2H,m)、3.88(3H,s)、3.85(3H,s)、3.58(3H,s)、2.14(3H,s)
【0049】メチル 3−メトキシ−2−{2−メチル−5−(2,3,4,5,6−ペンタフルオロフェニル)フェノキシ}−2−プロペノエート(本発明化合物1−45)
1H−NMR(CDCl3,TMS)
δ(ppm):7.26−7.33(2H,m)、7.0(1H,m)、6.75(1H,m)、3.87(3H,s)、3.71(3H,s)、2.41(3H,s)
【0050】メチル 2−{2−メチル−5−(4−メチル−2−ピリミジニル)フェノキシ}−3−メトキシ−2−プロペノエート(本発明化合物1−59)
1H−NMR(CDCl3,TMS)
δ(ppm):8.59(1H,d,J=5.0Hz)、8.02(1H,dd,J=7.8、1.5Hz)、7.82(1H,d,J=1.4Hz)、7.38(1H,s)、7.26(1H,d,J=7.7Hz)、7.00(1H,d,J=5.0Hz)、3.88(3H,s)、3.70(3H,s)、2.55(3H,s)、2.42(3H,s)
【0051】メチル 2−{2−メチル−5−(4−n−ブチル−2−ピリミジニル)フェノキシ}−3−メトキシ−2−プロペノエート(本発明化合物1−111)
1H−NMR(CDCl3,TMS)
δ(ppm):8.59(1H,d,J=5.1Hz )、8.0(1H,dd)、7.9(1H,d)、7.3(2H,m)、6.96(1H,d,J=5.1Hz)、3.89(3H,s)、3.70(3H,s)、2.78(3H,t,J=7.8Hz)、2.42(3H,s)、1.7−1.8(2H,m)、1.3−1.5(2H,m)、0.96(3H,t,J=7.3Hz)
【0052】メチル 2−{2−メチル−5−(4−sec−ブチル−2−ピリミジニル)フェノキシ}−3−メトキシ−2−プロペノエート(本発明化合物1−112)
1H−NMR(CDCl3,TMS)
δ(ppm):8.61(1H,d,J=5.0Hz )、8.06(1H,dd,J=7.8Hz)、7.86(1H,d,J=1.3Hz)、7.38(1H,s)、7.26(1H,d,J=7.7Hz )、6.96(1H,d,J=5.1Hz)、3.89(3H,s)、3.71(3H,s)、2.7−2.9(1H,m)、2.42(3H,s)、1.6−1.9(3H,m)、1.3(3H,d,J=1.3Hz)、0.88(3H,t,J=7.5Hz)
【0053】メチル 2−{2−メチル−5−(4−トリフルオロメチル−2−ピリミジニル)フェノキシ}−3−メトキシ−2−プロペノエート(本発明化合物1−68)1H−NMR(CDCl3,TMS)
δ(ppm):8.98(1H,d,J=5.0Hz )、8.09(1H,dd,J=7.8、1.7Hz)、7.85(1H,d,J=1.4Hz)、7.44(1H,d,J=5.0Hz)、7.40(1H,s)、7.29(1H,d,J=7.9Hz )、3.90(3H,s)、3.72(3H,s)、2.44(3H,s)
【0054】メチル 2−{2−メチル−5−(4−メトキシ−2−ピリミジニル)フェノキシ}−3−メトキシ−2−プロペノエート(本発明化合物1−69)
1H−NMR(CDCl3,TMS)
δ(ppm):8.45(1H,d,J=5.7Hz )、8.02(1H,dd,J=7.8、1.4Hz)、7.82(1H,d,J=1.6Hz)、7.37(1H,s)、7.31(1H,d,J=7.8Hz )、6.58(1H,d,J=5.8Hz)、4.05(3H,s)、3.88(3H,s)、3.70(3H,s)、2.42(3H,s)
【0055】メチル 2−{2−メチル−5−(4,6−ジメチル−2−ピリミジニル)フェノキシ}−3−メトキシ−2−プロペノエート(本発明化合物1−62)
1H−NMR(CDCl3,TMS)
δ(ppm):8.0(1H,d )、7.8(1H,d)、7.38(1H,s)、7.2(1H,d)、6.87(1H,s)、3.89(3H,s)、3.70(3H,s )、2.50(6H,s)2.41(3H,s)
【0056】メチル 2−{2−メチル−5−(6−フェノキシ−2−ピリジル)フェノキシ}−3−メトキシ−2−プロペノエート(本発明化合物1−73)
1H−NMR(CDCl3,TMS)
δ(ppm):7.69(1H,t,J=7.7Hz )、7.16−7.46(10H,m)、6.77(1H,dd,J=8.0、0.5Hz )、3.75(3H,s)、3.69(3H,s)、2.36(3H,s)
【0057】メチル 2−{2−メチル−5−(6−ベンジロキシ−2−ピリジル)フェノキシ}−3−メトキシ−2−プロペノエート(本発明化合1−72)
1H−NMR(CDCl3,TMS)
δ(ppm):7.24−7.63(11H,m)、6.70(1H,d,J=8.0Hz )、3.84(3H,s)、3.70(3H,s)、2.40(3H,s)
【0058】メチル 2−{2−メチル−5−(6−メチル−2−ピリジル)フェノキシ}−3−メトキシ−2−プロペノエート(本発明化合物1−86)
1H−NMR(CDCl3,TMS)
δ(ppm):7.52−7.61(2H,m)、7.34−7.42(3H,m)、7.23(1H,d,J=7.9Hz )、7.05(1H,d,J=7.5Hz )、3.89(3H,s)、3.70(3H,s)、2.39(3H,s)、2.04(3H,s)
【0059】製造例27メチル 2−{2−メチル−5−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキソボロラン−2−イル)フェノキシ}−3−メトキシ−2−プロペノエート200mg(0.574mmol)、2−クロロ−4−エチルピリミジン82mg(0.575mmol)、燐酸三カリウム水和物610mg(2.87mmol)、{1,1’−ビス(ジフェニルフォスフィノ)フェロセン}ジクロロパラジウム(II)塩化メチレン錯体23mg(0.029mmol)およびエチレングリコ−ルジメチルエ−テル3mlを混合し、83℃にて3時間攪拌した。混合物を室温まで冷却後、酢酸エチルおよびセライトを加え、濾過した。該ろ液を減圧下において溶媒を留去し、残渣をシリカゲル分取薄層クロマトグラフィー(n−ヘキサン:酢酸エチル=1:1で展開)に付し、メチル 2−{2−メチル−5−(4−エチル−2−ピリミジニル)フェノキシ}−3−メトキシ−2−プロペノエート(本発明化合物1−64)159mgを得た。
1H−NMR(CDCl3,TMS)
δ(ppm):8.4(1H,d, )、8.0(1H,dd)、7.8(1H,d)、7.4(1H,s)、7.3(1H,d)、7.0(1H,d)、3.89(3H,s)、3.70(3H,s)、2.8(2H,q)、2.42(3H,t)、1.35(3H,t)
【0060】製造例28〜33製造例27と同様の方法で下記の目的物を得た。
メチル 2−{2−メチル−5−(4−n−プロピル−2−ピリミジニル)フェノキシ}−3−メトキシ−2−プロペノエート(本発明化合物1−66)
1H−NMR(CDCl3,TMS)
δ(ppm):8.60(1H,d,J=5.3Hz )、8.04(1H,dd,J=7.8、1.4Hz)、7.84(1H,d,J=1.3Hz)、7.37(1H,s)、7.26(1H,d,J=7.4Hz )、6.97(1H,d,J=5.0Hz )、3.88(3H,s)、3.70(3H,s)、2.76(2H,t,J=7.2Hz)、2.42(3H,s)、1.78−1.86(2H,m)、1.01(3H,t,J=7.2Hz)
【0061】メチル 2−{2−メチル−5−(4−n−プロピルオキシ−2−ピリミジニル)フェノキシ}−3−メトキシ−2−プロペノエート(本発明化合物1−113)
1H−NMR(CDCl3,TMS)
δ(ppm):8.44(1H,d,J=5.7Hz )、7.99(1H,dd,J=7.8、1.4Hz)、7.81(1H,d,J=1.3Hz)、7.36(1H,s)、7.2(1H,d)、6.55(1H,d,J=5.7Hz )、4.42(3H,t,6.5Hz)、3.88(3H,s)、3.70(3H,s)、2.42(3H,s)、1.81−1.88(2H,m)、1.05(3H,t,J=7.6Hz)
【0062】メチル 2−{2−メチル−5−(4−シアノ−2−ピリミジニル)フェノキシ}−3−メトキシ−2−プロペノエート(本発明化合物1−115)
1H−NMR(CDCl3,TMS)
δ(ppm):8.93(1H,d,J=4.9Hz )、8.05(1H,dd,J=7.8Hz)、7.81(1H,d,J=1.7Hz)、7.40−7.43(2H,m)、7.85(1H,d,J=7.8Hz )、3.91(3H,s)、3.72(3H,s)、2.43(3H,s)
【0063】メチル 2−{2−メチル−5−(6−クロロ−2−ピリジル)フェノキシ}−3−メトキシ−2−プロペノエート(本発明化合物1−82)
1H−NMR(CDCl3,TMS)
δ(ppm):7.64(1H,t,J=7.8Hz )、7.54(2H,d,J=7.7Hz)、7.36(2H,m)、7.22−2.26(2H,m)、3.90(3H,s)、3.71(3H,s)、2.40(3H,s)
【0064】メチル 2−{2−メチル−5−(6−メトキシ−2−ピリジル)フェノキシ}−3−メトキシ−2−プロペノエート(本発明化合物1−94)
1H−NMR(CDCl3,TMS)
δ(ppm):7.10−7.61(6H,m)、6.64(1H,dd,J=8.6、0.6Hz)、4.00(3H,s)、3.88(3H,s)、3.71(3H,s)、2.40(3H,s)
【0065】メチル 2−{2−メチル−5−(6−メチルチオ−2−ピリジル)フェノキシ}−3−メトキシ−2−プロペノエート(本発明化合物1−114)
1H−NMR(CDCl3,TMS)
δ(ppm):7.46−7.56(3H,m)、7.12−7.36(3Hm)、7.08(1H,d,J=7.8Hz)、3.88(3H,s)、3.71(3H,s)、2.62(3H,s)、2.40(3H,s)
【0066】製造例34メチル 3−メトキシ−2−{2−メチル−5−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキソボロラン−2−イル)−ベンジル}アクリル酸200mg(0.578mmol)、2−ブロモクロロベンゼン144mg(0.752mmol)、燐酸三カリウム水和物613mg(2.9mmol)、{1,1’−ビス(ジフェニルフォスフィノ)フェロセン}ジクロロパラジウム(II)塩化メチレン錯体24mg(0.029mmol)およびエチレングリコ−ルジメチルエ−テル3mlを混合後、83℃にて3時間攪拌した。混合物を室温まで冷却し、酢酸エチルを加え、濾過した。該ろ液を減圧下において溶媒を留去し、残渣をシリカゲル分取薄層クロマトグラフィー(n−ヘキサン:酢酸エチル=2:1で展開)に付し、メチル 3−メトキシ−2−{2−メチル−5−(3−クロロフェニル)ベンジル}アクリル酸(本発明化合物2−3)126mgを得た。
1H−NMR(CDCl3,TMS)
δ(ppm):7.5(2H,m)、7.2−7.5(5H,m)、3.87(3H,s)、2−68(3H,s)、3.61(2H,s)、2.39(3H,s)
【0067】製造例35〜41製造例27と同様の方法で下記の目的物を得た。
メチル 3−メトキシ−2−{2−メチル−5−(4−クロロフェニル)ベンジル}アクリル酸(本発明化合物2−37)
1H−NMR(CDCl3,TMS)
δ(ppm):7.16−7.49(8H,m)、3.85(3H,s)、3.67(3H,s)、3.60(2H,s)、2.39(3H,s)
【0068】メチル 3−メトキシ−2−{2−メチル−5−(4−トリフルオロメチル−2−ピリミジニル)ベンジル}アクリル酸(本発明化合物2−68)
1H−NMR(CDCl3,TMS)
δ(ppm):8.98(1H,d,J=4.9Hz )、8.31(1H,d,J=1.1Hz)、8.19(1H,dd,J=7.9Hz)、7.52(1H,s)、7.43(1H,d,J=4.9Hz )、7.2(1H,s)、3.89(3H,s)、2−68(3H,s)、3.64(2H,s)、2.44(3H,s)
【0069】メチル 3−メトキシ−2−{2−メチル−5−(6−メチル−2−ピリジル)ベンジル}アクリル酸(本発明化合物2−86)
1H−NMR(CDCl3,TMS)
δ(ppm):7.70−7.72(2H,m)、7.58(1H,t、J=7.7Hz)、7.48(1H,s)、7.43(1H,d,J=7.9Hz)、7.20(1H,d,J=8.3Hz)、7.03(1H,d,J=7.5Hz)、3.86(3H,s)、3.66(3H,s)、3.62(2H,s)、2.59(3H,s)、2.39(3H,s)
【0070】メチル 3−メトキシ−2−{2−メチル−5−(6−トリフルオロメチル−2−ピリジル)ベンジル}アクリル酸(本発明化合物2−91)
1H−NMR(CDCl3,TMS)
δ(ppm):7.82−7.87(3H,m)、7.76( 1H,dd,J=7.8、1.8Hz)、7.53−7.55(1H,m)、7.50(1H,s)、7.23(1H,d,J=7.9Hz)、3.89(3H,s)、2−68(3H,s)、3.63(2H,s)、2.42(3H,s)
【0071】メチル 3−メトキシ−2−{2−メチル−5−(6−クロロ−2−ピリジル)ベンジル}アクリル酸(本発明化合物2−82)
1H−NMR(CDCl3,TMS)
δ(ppm):7.67−7.74(2H,m)、7.65( 1H,t,J=7.7)、7.56(1H,d,J=7.6Hz)、7.50(1H,s)、7.18−7.22(2H,m)、3.88(3H,s)、3.67(3H,s)、3.62(2H,s)、2.40(3H,s)
【0072】メチル 3−メトキシ−2−{2−メチル−5−(6−メトキシ−2−ピリジル)ベンジル}アクリル酸(本発明化合物2−94)
1H−NMR(CDCl3,TMS)
δ(ppm):7.74−7.80(2H,m)、7.58( 1H,t,J=8.0)、7.50(1H,s)、7.18−7.27(2H,m)、6.63(1H、d、J=8.2Hz)、4.02(3H,s)、3.85(3H,s)、6.67(2H,s)、3.62(3H,s)、2.40(3H,s)
【0073】メチル 3−メトキシ−2−{2−メチル−5−(5−クロロ−2−ピリジル)ベンジル}アクリル酸(本発明化合物2−83)
1H−NMR(CDCl3,TMS)
δ(ppm):8.6(1H,m)、7.58−7.71( 4H,m)、7.49(1H,s)、7.18−7.27(2H,m)、7.21(1H、d、J=8.4Hz)、3.86(3H,s)、3.66(3H,s)、6.62(2H,s)、2.40(3H,s)
【0074】製造例42メチル 2−(5−ブロム−2−メチルフェノキシ)−3−メトキシ−2−プロペノエート200mg(0.631mmol)、2−(トリメチル錫)ピリジン229mg(0.947mmol)、ビス−(トリフェニルフォスフィン)パラジウム(II)ジクロライド22mg(0.031mmol)、酸化銅(II)50mg(0.629mmol)およびエチレングリコ−ルジメチルエ−テル3mlを混合後、80℃にて6時間攪拌した。混合物を室温まで冷却後、酢酸エチルで希釈、水洗、乾燥(硫酸ナトリウム)した後、減圧下において濃縮した。残渣をシリカゲル分取薄層クロマトグラフィー(n−ヘキサン:酢酸エチル=2:1で展開)に付し、メチル 2−{2−メチル−5−(2−ピリジル)フェノキシ]−3−メトキシ−2−プロペノエート(本発明化合物1−78)141mgを得た。
1H−NMR(CDCl3,TMS)
δ(ppm):8.64〜8.65(1H,m)、7.64〜7.71(2H,m)、7.52(1H,dd,J=7.8Hz,1.7Hz)、7.36〜7.40(2H,m)、7.16〜7.26(2H,m)、3.88(3H,s)、3.70(3H,s)、2.40(3H,s)
【0075】中間体製造例1メチル 2−(5−ブロム−2−メチルフェノキシ)−3−メトキシ−2−プロペノエート2.00g(6.31mmol)、ビス(ピナコレート)ジボロン1.92g(7.56mmol)、{1,1’−ビス(ジフェニルフォスフィノ)フェロセン}ジクロロパラジウム(II)塩化メチレン錯体0.26g(0.318mmol)、酢酸カリウム1.86g(19.0mmol)およびジメチルスルホキサイド(50ml)を混合後、80℃にて8時間攪拌した。混合物を室温まで冷却し、水を加え、酢酸エチルで抽出した。該有機層を水洗、飽和食塩水洗浄、乾燥(無水硫酸ナトリウム)した後、減圧下にて濃縮した。析出した結晶をn−ヘキサンで洗浄し、メチル 2−{2−メチル−5−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキソボロラン−2−イル)フェノキシ}−3−メトキシ−2−プロペノエート2.00gを得た。
1H−NMR(CDCl3,TMS)
δ(ppm):7.4(1H,d)、7.3(1H,s)、7.2(1H,d)、7.1(1H,s)、3.86(3H,s)、3.69(3H,s)、2.38(3H,s)、1.31(12H,s)
中間体製造例2メチル 3−メトキシ−2−{2−メチル−5−ブロム−ベンジル}アクリル酸2.00g(6.31mmol)、ビス(ピナコレート)ジボロン2.22g(8.74mmol)、{1,1’−ビス(ジフェニルフォスフィノ)フェロセン}ジクロロパラジウム(II)塩化メチレン錯体0.27g(0.331mmol)、酢酸カリウム1.96g(20.0mmol)およびジメチルスルホキサイド(40ml)を混合後、80℃にて8時間攪拌した。混合物を室温まで冷却し、セライトで濾過し、水を加え、酢酸エチルで抽出した。該有機層を水洗、飽和食塩水洗浄、乾燥(無水硫酸ナトリウム)した後、減圧下にて濃縮した。残査をt−ブチルメチルエ−テルより結晶化し、メチル 3−メトキシ−2−{2−メチル−5−(4,4,5,5−テトラメチル−1,3,2−ジオキソボロラン−2−イル)ベンジル}アクリル酸790mgを得た。
1H−NMR(CDCl3,TMS)
δ(ppm):7.50−7.54(2H,m)、7.46(1H,s)、7.11(1H,d,J=7.4Hz)、3.84(3H,s)、3.65(3H,s)、3.56(2H,s)、2.35(3H,s)1.31(12H,s)
【0076】参考製造例15−アミノ−2−メチルフェノール20.39g(0.166mol)、48%臭化水素酸(127ml)および水157mlの混合物を0℃に冷却し、これに亜硝酸ナトリウム11.42g(0.166mol)/水35mlを液温が5℃以下を保つように滴下した。得られたジアゾニウム塩の反応液を臭化銅(I)を48%臭化水素酸98mlの混合物に0℃で滴下した。混合液を徐々に100℃まで昇温し、100℃で30分攪拌した後、冷却し、酢酸エチルで抽出した。該有機層を水洗、飽和食塩水で洗浄、乾燥(無水硫酸ナトリウム)後、濃縮し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(n−ヘキサン:酢酸エチル=95:5から75:15で溶出)に付し、5−ブロム−2−メチルフェノール12.98gを得た。
1H−NMR(CDCl3,TMS)
δ(ppm):6.97(2H,s)、6.94(1H,s)、4.97(1H,s)、2.19(3H,s)
【0077】参考製造例25−ブロム−2−メチルフェノール12.98g(69.4mmol)、ブロム酢酸メチル11.68g(76.3mmol)、炭酸カリウム12.47g(90.2mol)およびN,N−ジメチルホルムアミド150mlの混合物を室温で3時間攪拌した後、水を加え、酢酸エチルで抽出した。該有機層を水、飽和重曹水および飽和食塩水で順次洗浄し、乾燥(無水硫酸ナトリウム)後、濃縮し、メチル 2−(5−ブロム−2−メチルフェノキシ)アセテート18.77gを得た。
1H−NMR(CDCl3,TMS)
δ(ppm):7.02(2H,s)、6.83(1H,d,J=0.8Hz)、4.63(2H,s)、3.81(3H,s)、2.23(3H,s)
【0078】参考製造例3メチル 2−(5−ブロム−2−メチルフェノキシ)アセテート18.4g(71.0mmol)、蟻酸メチル42.64g(710mmol)およびエチレングリコ−ルジメチルエ−テル36mlの混合物を、40分間かけて0℃に冷却した30%水素化カリウム(20.89g、156mmol)およびエチレングリコ−ルジメチルエ−テル185mlの混合物に滴下した。得られた混合物を室温に昇温し、3時間攪拌後、飽和塩化アンモニウム水溶液に注加し、5%塩酸水溶液でpH4に調節した後、酢酸エチルで抽出した。該有機層を水および飽和食塩水で順次洗浄し、乾燥(無水硫酸ナトリウム)後、濃縮し、粗メチル 2−(5−ブロム−2−メチルフェノキシ)−3−ヒドロキシ−2−プロペノエートを得た。上記反応にて得られた粗メチル 2−(5−ブロム−2−メチルフェノキシ)−3−ヒドロキシ−2−プロペノエート、沃化メチル15.12g(107mmol)、炭酸カリウム16.68g(121mol)およびN,N−ジメチルホルムアミド200mlの混合物を室温で6時間攪拌した後、水を加え、酢酸エチルで抽出した。該有機層を2%塩酸水溶液、水、飽和重曹水および飽和食塩水で順次洗浄し、乾燥(無水硫酸ナトリウム)後、濃縮し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(n−ヘキサン:酢酸エチル=100:0〜50:50で溶出)に付し、メチル 2−(5−ブロム−2−メチルフェノキシ)−3−メトキシ−2−プロペノエート10.08gを得た。
1H−NMR(CDCl3,TMS)
δ(ppm):7.31(1H,s)、7.0(2H,m)、3.88(3H,s)、3.72(3H,s)、2.28(3H,s)
【0079】参考製造例4−15−ヨード−2−メチルアニリン10.0g(42.9mol)、濃硫酸(5ml)および水(15ml)の混合物を−10℃に冷却し、これに亜硝酸ナトリウム3.0g(43.5mol)/水4mlおよび水15mlを液温が−3℃以下を保つように滴下した。得られたジアゾニウム塩の反応液を硫酸銅(II)5水和物8.0g(32.0mml)、10%硫酸55mlおよびトルエン37mlの混合物に75℃で滴下した。混合物を75℃で2時間攪拌した後、冷却し、t−ブチルメチルエーテルで抽出した。該有機層を濃縮し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、5−ヨード−2−メチルフェノール7.33gを得た。
参考製造例4−25−ヨード−2−メチルフェノール20.48g(87.5mmol)、ブロム酢酸メチル9.1ml(96.1mmol)、炭酸カリウム14.5g(105mol)およびN,N−ジメチルホルムアミド175mlの混合物を室温で一晩攪拌し、水を加え酢酸エチルで抽出した。該有機層を水、飽和重曹水および飽和食塩水で順次洗浄し、乾燥(無水硫酸ナトリウム)後、濃縮し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、メチル 2−(5−ヨード−2−メチルフェノキシ)アセテート15.76gを得た。
1H−NMR(CDCl3,TMS)
δ(ppm):7.23(1H,dd,J=7.8,1.6Hz)、6.98(1H,d,J=1.3Hz)、6.88(1H,d,J=7.5Hz)、4.62(2H,s)、3.81(3H,s)、2.23(3H,s)
【0080】参考製造例5メチル 2−(5−ヨード−2−メチルフェノキシ)アセテートより、参考製造例2および参考製造例3と同様の方法で、メチル 2−(5−ヨード−2−メチルフェノキシ)−3−メトキシ−2−プロペノエートを得た。
1H−NMR(CDCl3,TMS)
δ(ppm):7.32(1H,s)、7.23(1H,dd,J=7.8,1.6Hz)、6.99(1H,d,J=1.6Hz)、6.88(1H,dd,J=7.7,0.6Hz)、3.88(3H,s)、3.72(3H,s)、2.29(3H,s)
【0081】参考製造例63−ブロムアセトフェノン9.0g(59.9mmol)、N,N’,N”−メチリデントリスホルムアミド17.1g(118mmol)、p−トルエンスルホン酸0.57g(3.0mmol)およびホルムアミド27gの混合物を、160℃で2時間攪拌後、冷却し、5%苛性ソーダ水溶液に注加し、5%塩酸水で溶液でpH4に調節した後、酢酸エチルで抽出した。該有機層を飽和塩化アンモニウム水および飽和食塩水で順次洗浄し、乾燥(無水硫酸ナトリウム)後、濃縮し、得られた固体を再結晶(エタノール:水=1:2より)し、4−(3−ブロモフェノキシ)ピリミジン2.49gを得た。
1H−NMR(CDCl3,TMS)
δ(ppm):9.29(1H,d,J=0.9Hz)、8.81(1H,d,J=5.4Hz)、8.28(1H,t,J=1.7Hz)、8.01(1H,d,J=7.8Hz)、7.71(1H,dd,J=5.1,1.2Hz)、7.7(1H,dd)、7.40(1H,t,J=7.8Hz)
4−(3−ブロモフェノキシ)ピリミジン0.70g(6.31mmol)、ビス(ピナコレート)ジボロン0.91g(3.9mmol)、{1,1’−ビス(ジフェニルフォスフィノ)フェロセン}ジクロロパラジウム(II)塩化メチレン錯体0.121g(0.149mmol)、酢酸カリウム0.88g(9.0mmol)およびジメチルスルホキシド(2ml)を混合し、80℃にて4時間攪拌した。混合物を室温まで冷却後、水を加え、酢酸エチルで抽出した。該有機層を水洗、飽和食塩水にて洗浄、乾燥(無水硫酸ナトリウム)した後、減圧下にて濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、4,4,5,5−テトラメチル−2−{3−(4−ピリミジル)フェニル}−1,3,2−ジオキソボロラン520mgを得た。
1H−NMR(CDCl3,TMS)
δ(ppm):9.3(1H,s)、8.8(1H,d)、8.5(1H,s)、8.2(1H,d)、8.0(1H,d)、7.8(1H,d)、7.5(1H,t)、1.37(12H,s)
【0082】参考製造例74−メチルピリミジン5.0g(53.1mmol)、N−ブロムスクシムイミド11.34g(63.7mmol)、1,1’−アゾビス(シクロヘキサンカルボニトリル)0.65g(2.7mmol)および四塩化炭素100mlの混合物を、76℃で8時間攪拌した。混合物を冷却後、不溶物を濾別した。濾液を濃縮後、残渣と酢酸エチルを混合し、水および飽和食塩水で順次洗浄し、乾燥(無水硫酸ナトリウム)後、濃縮した。得られた残渣、3−ブロムフェノール1.24g(7.17mmol)、炭酸カリウム1.5g(10.9mmol)およびN,N−ジメチルホルムアミド(30ml)を混合し、60℃にて8時間攪拌した。混合物を室温まで冷却後、水を加え、t−ブチルメチルエーテルで抽出、水洗、飽和食塩水洗浄、乾燥(無水硫酸ナトリウム)した後、減圧下にて濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、3−ブロモ−1−(4−ピリミジニル)メトキシベンゼン268mgを得た。
1H−NMR(CDCl3,TMS)
δ(ppm):9.20(1H,s)、8.76(1H,d,J=5.1Hz)、7.54(1H,d,J=4.8Hz)、7.13〜7.18(3H,m)、6.88〜6.92(1H,m,J=4.8Hz)、5.15(2H,s)
【0083】参考製造例8(1)特開平11−217579号公報記載の方法に準じて製造した2−メチル−5−ブロムベンジルブロマド30.0g(0.114mol)、ジメチルマロン酸15.77g(0.119mol)、95%ナトリウムメトキシド6.45g(0.113mol)およびメタノール300mlの混合物を65℃で4時間攪拌後、冷却し、溶媒を留去した。得られた残差をメチルt−ブチルエーテルで抽出した。得られた水層を5%塩酸水溶液でpH4に調節した後、酢酸エチルで抽出した。該有機層を5%塩酸水、水および飽和食塩水で順次洗浄し、乾燥(無水硫酸ナトリウム)後、濃縮し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(n−ヘキサン:酢酸エチル=100:0〜0:100で溶出)に付し、ジメチル2−(2−メチル−5−ブロム−ベンジル)マロン酸17.21gを得た。
(2)得られたジメチル 2−(2−メチル−5−ブロム−ベンジル)マロン酸17.21g(54.6mmol)、塩化リチウム4.63g(103mmol)、水2.2mlおよびジメチルスルホキシド150mlの混合物を165℃で3時間時間攪拌した後、酢酸および水を加え、濃縮し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(n−ヘキサン:酢酸エチル=100:0〜0:100で溶出)に付し、3−{2−メチル−5−ブロム−フェニル}プロピオン酸メチル6.68gを得た。
(3)得られた、3−{2−メチル−5−ブロム−フェニル}プロピオン酸メチル6.89g(26.0mmol)、蟻酸メチル15.6g(260mmol)およびエチレングリコ−ルジメチルエ−テル15mlの混合物を、00分間かけて−8℃以下に冷却した30%水素化カリウム(7.64g、57.1mmol)およびエチレングリコ−ルジメチルエ−テル67mlの混合物に滴下した。得られた混合物を室温に昇温し、3時間攪拌後、水に注加し、メチルt−ブチルエーテルで抽出した。得られた水層を5%塩酸水溶液でpH4に調節した後、酢酸エチルで抽出した。該有機層を水および飽和食塩水で順次洗浄し、乾燥(無水硫酸ナトリウム)後、濃縮し、粗メチル 3−ヒドロキシ−2−{2−メチル−5−ブロム−ベンジル}アクリル酸6.1gを得た。
(4)得られた粗メチル 3−ヒドロキシ−2−{2−メチル−5−ブロム−ベンジル}アクリル酸6.1g(21mmol)、トリメチルシリルジアゾメタン2Mヘキサン溶液21ml(42mmol)およびジメトキシエタン40mlの混合物を室温で一晩時間攪拌した後、酢酸および水を加え、濃縮し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(n−ヘキサン:酢酸エチル=100:0〜0:100で溶出)に付し、メチル 3−メトキシ−2−{2−メチル−5−ブロム−ベンジル}アクリル酸5.36gを得た。
1H−NMR(CDCl3,TMS)
δ(ppm):7.49(1H,s)、7.2(2H,m)、6.97(1H,d,J=8.6Hz)、3.86(3H,s)、2−68(3H,s)、3.50(2H,m)、2.28(3H,s)
【0084】次に本発明化合物の例を化合物番号と共に表1〜表12に示す。
一般式 化16【化16】

で示される化合物。
【表1】

【0085】
【表2】

【0086】
【表3】

【0087】
【表4】

【表5】

【0088】
【表6】

【0089】一般式 化17【化17】

で示される化合物。
【表7】

【0090】
【表8】

【0091】
【表9】

【0092】
【表10】

【表11】

【0093】
【表12】

【0094】尚、上記の表において、Meはメチル基を、Etはエチル基を、Prはプロピル基を、Buはブチル基を、Phはフェニル基を、Pyはピリジル基を、Bnはベンジル基を意味する。また、n−はノルマル−を、i−はイソ−を、sec−はセカンダリーを、t−はターシャリーの意味を表わす。
【0095】次に製剤例を示す。なお、部は重量部を表わし、本発明化合物は前記表1〜12に記載の番号で示す。
製剤例1本発明化合物1−1〜1−131および2−1〜2−128の各々50部、リグニンスルホン酸カルシウム3部、ラウリル硫酸ナトリウム2部及び合成含水酸化珪素45部をよく粉砕混合することにより、各々の水和剤を得る。
製剤例2本発明化合物1−1〜1−131および2−1〜2−128の各々20部とソルビタントリオレエ−ト1.5部とを、ポリビニルアルコ−ル2部を含む水溶液28.5部と混合し、湿式粉砕法で微粉砕した後、この中に、キサンタンガム0.05部及びアルミニウムマグネシウムシリケ−ト0.1部を含む水溶液40部を加え、さらにプロピレングリコ−ル10部を加えて攪拌混合し各々のフロアブル製剤を得る。
製剤例3本発明化合物1−1〜1−131および2−1〜2−128各々2部、カオリンクレ−88部及びタルク10部をよく粉砕混合することにより、各々の粉剤を得る。
製剤例4本発明化合物1−1〜1−131および2−1〜2−128の各々5部、ポリオキシエチレンスチリルフェニルエ−テル14部、ドデシルベンゼンスルホン酸カルシウム6部及びキシレン75部をよく混合することにより、各々の乳剤を得る。
製剤例5本発明化合物1−1〜1−131および2−1〜2−128の各々2部、合成含水酸化珪素1部、リグニンスルホン酸カルシウム2部、ベントナイト30部及びカオリンクレ−65部をよく粉砕混合し、水を加えてよく練り合せた後、造粒乾燥することにより、各々の粒剤を得る。
製剤例6本発明化合物1−1〜1−131および2−1〜2−128の各々10部、ポリオキシエチレンアルキルエーテルサルフェートアンモニウム塩50部を含むホワイトカーボン35部、及び水55部を混合し、湿式粉砕法で微粉砕することにより、各々のフロアブル製剤を得る。
【0096】次に、本発明化合物が農園芸用殺菌剤として有用であることを試験例で示す。なお、本発明化合物は表1〜表12に記載の番号で示す。本発明化合物の防除効果は、調査時の供試植物上の病斑の面積を肉眼観察し、無処理区の病斑の面積と本発明化合物処理区の病斑の面積を比較することにより評価した。
【0097】試験例1:イネいもち病防除試験(予防効果)
プラスチックポットに砂壌土を詰め、イネ(日本晴)を播種し、温室内で20日間生育させた。その後、本発明化合物 1−1、1−23、1−36、1−40、1−11、1−13、1−2、2−1、1−32、1−51、1−92、1−91、1−27、1−25、1−6、1−16、1−45、1−59、1−111、1−112、1−68、1−69、1−62、1−73、1−72、1−86、1−64、1−66、1−113、1−115、1−82、1−94、1−114、2−86、2−91、2−82、2−94、2−83および1−78の各々を製剤例6に準じてフロアブル製剤とした後、水で所定濃度(500ppm;但し、本発明化合物1−45、2−86、2−82、2−94及び2−83は200ppm)に希釈し、それを、そのイネ葉面に充分付着するように茎葉散布した。散布後、植物を風乾し、いもち病菌の懸濁液を噴霧接種した。接種後28℃、多湿下に6日間置いた後、防除効果を調査した。その結果、本発明化合物1−1、1−23、1−36、1−40、1−11、1−13、1−2、2−1、1−32、1−51、1−92、1−91、1−27、1−25、1−6、1−16、1−45、1−59、1−111、1−112、1−68、1−69、1−62、1−73、1−72、1−86、1−64、1−66、1−113、1−115、1−82、1−94、1−114、2−86、2−91、2−82、2−94、2−83および1−78処理区の植物上の病斑面積は、無処理区の病斑面積の10%以下であった。
【0098】試験例2:コムギうどんこ病防除試験(治療効果)プラスチックポットに砂壌土を詰め、コムギ(農林73号)を播種し、温室内で10日間生育させた。第2葉が展開したそのコムギの幼苗にコムギうどんこ病菌胞子をふりかけ接種した。接種後、23℃の温室に2日間置いた。本発明化合物1−1、1−23、1−36、1−40および1−32の各々を製剤例6に準じてフロアブル製剤とした後、水で所定濃度(500ppm)に希釈し、それを、うどんこ病菌が接種されているコムギ葉面に充分付着するように茎葉散布した。散布後さらに照明下に7日間置いた後、防除効果を調査した。その結果、本発明化合物1−1、1−23、1−36、1−40および1−32処理区の植物上の病斑面積は、無処理区の病斑面積の10%以下であった。
【0099】試験例3:コムギうどんこ病防除試験(予防効果)プラスチックポットに砂壌土を詰め、コムギ(農林73号)を播種し、温室内で10日間生育させた。本発明化合物1−11、1−13、1−2、2−1、1−51、1−92、1−91、1−27、1−25、1−6、1−16、1−59、1−111、1−112、1−68、1−69、1−62、1−73、1−72、1−86、1−64、1−66、1−113、1−115、1−82、1−94、1−114、2−3、2−37、2−68、2−86、2−91、2−82、2−94、2−83および1−78を製剤例6に準じてフロアブル剤とした後、水で所定濃度(500ppm;但し、本発明化合物2−86、2−82、2−94及び2−83は200ppm)に希釈し、それを、第2葉が展開したそのコムギの幼苗のコムギ葉面に充分付着するように茎葉散布した。散布後植物を風乾し、1日後にコムギうどんこ病菌胞子をふりかけ接種した。接種後、23℃照明下に7日間置いた後、防除効果を調査した。その結果、本発明化合物1−11、1−13、1−2、2−1、1−51、1−92、1−91、1−27、1−25、1−6、1−16、1−59、1−111、1−112、1−68、1−69、1−62、1−73、1−72、1−86、1−64、1−66、1−113、1−115、1−82、1−94、1−114、2−3、2−37、2−68、2−86、2−91、2−82、2−94、2−83および1−78を処理区の植物上の病斑面積は、無処理区の病斑面積の10%以下であった。
【0100】試験例4:コムギ赤さび病防除試験(予防効果)
プラスチックポットに砂壌土を詰め、コムギ(農林73号)を播種し、温室内で10日間生育させた。本発明化合物1−1、1−23、1−36、1−40、1−11、1−13、1−2、2−1、1−32、1−51、1−92、1−91、1−27、1−25、1−6、1−16、1−45、1−59、1−111、1−112、1−68、1−69、1−62、1−73、1−72、1−86、1−64、1−66、1−113、1−115、1−82、1−94、1−114、2−3、2−37、2−68、2−86、2−91、2−82、2−94、2−83および1−78の各々を製剤例6に準じてフロアブル製剤とした後、水で所定濃度(500ppm;但し、本発明化合物1−45、2−86、2−82、2−94及び2−83は200ppm)に希釈し、それを、そのコムギ葉面に充分付着するように茎葉散布した。散布後植物を風乾し、コムギ赤さび病菌の胞子を接種した。接種後はじめは23℃、暗黒多湿下に1日置き、さらに照明下に6日間置いた後、防除効果を調査した。その結果、本発明化合物1−1、1−23、1−36、1−40、1−11、1−13、1−2、2−1、1−32、1−51、1−92、1−91、1−27、1−25、1−6、1−16、1−45、1−59、1−111、1−112、1−68、1−69、1−62、1−73、1−72、1−86、1−64、1−66、1−113、1−115、1−82、1−94、1−114、2−3、2−37、2−68、2−86、2−91、2−82、2−94、2−83および1−78処理区の植物上の病斑面積は、無処理区の病斑面積の10%以下であった。
【0101】試験例5:コムギふ枯れ病防除試験(予防効果)
プラスチックポットに砂壌土を詰め、コムギ(農林73号)を播種し、温室内で10日間生育させた。本発明化合物1−1、1−23、1−36、1−40、1−32、1−51、1−92、1−91、1−27、1−45、1−66、1−113、1−94、1−114、2−91、2−82、2−94、2−83および1−78の各々を製剤例6に準じてフロアブル製剤とした後、水で所定濃度(500ppm;但し、本発明化合物1−45、2−82、2−94及び2−83は200ppm)に希釈し、それを、そのコムギ葉面に充分付着するように茎葉散布した。散布後植物を風乾し、コムギふ枯れ病菌の胞子懸濁液を噴霧接種した。接種後はじめは15℃、暗黒多湿下に4日置き、さらに照明下に7日間置いた後、防除効果を調査した。その結果、本発明化合物1−1、1−23、1−36、1−40、1−32、1−51、1−92、1−91、1−27、1−45、1−66、1−113、1−94、1−114、2−91、2−82、2−94、2−83および1−78処理区の植物上の病斑面積は、無処理区の病斑面積の10%以下であった。
【0102】試験例6:コムギ眼紋病防除試験(予防効果)
プラスチックポットに砂壌土を詰め、コムギ(農林73号)を播種し、温室内で10日間生育させた。本発明化合物1−1、1−23、1−11、1−13、1−2、1−32、1−6、1−59、1−111、1−112、1−68、1−69、1−62、1−86、1−64、1−113、2−68および2−91を製剤例6に準じてフロアブル製剤とした後、各々を水で希釈し所定濃度(500ppm)にし、それを、そのコムギ葉面に充分付着するように茎葉散布した。散布後植物を風乾し、コムギ眼紋病菌の胞子含有マッシュポテト培地を株元に接種した。接種後はじめは15℃、暗黒多湿下に7日置き、さらに照明下に4日間置いた後、防除効果を調査した。その結果、本発明化合物1−1、1−23、1−11、1−13、1−2、1−32、1−6、1−59、1−111、1−112、1−68、1−69、1−62、1−86、1−64、1−113、2−68および2−91処理区の植物上の病斑面積は、無処理区の病斑面積の10%以下であった。
【0103】試験例7:ブドウべと病防除効果試験(予防効果)
プラスチックポットに砂壌土を詰め、ブドウ(ベリ−A)を播種し、温室内で40日間生育させた。本発明化合物 1−1、1−23、1−36、1−40、1−13、2−1、1−32、1−51、1−92、1−91、1−27、1−25、1−6、1−16、1−45、1−59、1−111、1−112、1−68、1−69、1−62、1−73、1−72、1−86、1−64、1−66、1−113、1−115、1−82、1−94、1−114、2−3、2−37、2−68、2−86、2−91、2−82、2−94、2−83および1−78の各々を製剤例6に準じてフロアブル製剤とした後、水で所定濃度(200ppm)に希釈し、それを、そのブドウ葉面に充分付着するように茎葉散布した。散布後植物を風乾し、ブドウべと病の遊走子嚢懸濁液を噴霧接種した。接種後はじめは23℃、多湿下に1日置き、さらに温室内で6日間置いた後、防除効果を調査した。その結果、本発明化合物1−1、1−23、1−36、1−40、1−13、2−1、1−32、1−51、1−92、1−91、1−27、1−25、1−6、1−16、1−45、1−59、1−111、1−112、1−68、1−69、1−62、1−73、1−72、1−86、1−64、1−66、1−113、1−115、1−82、1−94、1−114、2−3、2−37、2−68、2−86、2−91、2−82、2−94、2−83および1−78処理区の植物上の病斑面積は、無処理区の病斑面積の10%以下であった。
【0104】試験例8:キュウリうどんこ病防除効果試験(予防効果)
プラスチックポットに砂壌土を詰め、キュウリ(相模半白)を播種し、温室内で12日間生育させた。本発明化合物1−1、1−23、1−36、1−40、1−11、1−13、1−2、2−1、1−32、1−51、1−92、1−91、1−25、1−6、1−16、1−59、1−111、1−112、1−68、1−69、1−62、1−73、1−72および1−86の各々を製剤例6に準じてフロアブル製剤とした後、水で希釈し所定濃度(500ppm)にし、それを、そのキュウリ葉面に充分付着するように茎葉散布した。散布後植物を風乾し、キュウリうどんこ病菌の胞子を接種した。接種後23℃下に12日置いた後、防除効果を調査した。その結果、本発明化合物1−1、1−23、1−36、1−40、1−11、1−13、1−2、2−1、1−32、1−51、1−92、1−91、1−25、1−6、1−16、1−59、1−111、1−112、1−68、1−69、1−62、1−73、1−72および1−86処理区の植物上の病斑面積は、無処理区の病斑面積の10%以下であった。
【0105】
【発明の効果】本発明化合物は、優れた植物病害防除効力を有する。




 

 


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