米国特許情報 | 欧州特許情報 | 国際公開(PCT)情報 | Google の米国特許検索
 
     特許分類
A 農業
B 衣類
C 家具
D 医学
E スポ−ツ;娯楽
F 加工処理操作
G 机上付属具
H 装飾
I 車両
J 包装;運搬
L 化学;冶金
M 繊維;紙;印刷
N 固定構造物
O 機械工学
P 武器
Q 照明
R 測定; 光学
S 写真;映画
T 計算機;電気通信
U 核技術
V 電気素子
W 発電
X 楽器;音響


  ホーム -> 包装;運搬 -> 西松建設株式会社

発明の名称 基礎コンクリート吊り用治具
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2001−63956(P2001−63956A)
公開日 平成13年3月13日(2001.3.13)
出願番号 特願平11−240573
出願日 平成11年8月26日(1999.8.26)
代理人 【識別番号】100090033
【弁理士】
【氏名又は名称】荒船 博司 (外1名)
【テーマコード(参考)】
3F004
【Fターム(参考)】
3F004 AA07 AB12 AD01 EA11 
発明者 外舘 清美
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】基礎コンクリートブロックの外形より大きい内寸を有する矩形状の基礎コンクリート吊り用治具であって、鋼材により矩形状に組まれ、一方の対向する一対の鋼材は、ほぼ中央部で上下方向に折り曲げ可能であり、他方の対向する一対の鋼材は、ワイヤー吊り部を有すること、を特徴とする基礎コンクリート吊り用治具。
【請求項2】ワイヤー吊り部は、鋼材のほぼ中央部で上方に突出していることを特徴とする請求項1記載の基礎コンクリート吊り用治具。
【請求項3】ワイヤー吊り部を有する鋼材の内側には基礎コンクリートブロックに当接する弾性体が設置されていること、を特徴とする請求項1記載の基礎コンクリート吊り用治具。
【請求項4】クレーンによる吊り上げ状態で、一対のワイヤー吊り部とクレーンフックとを連結する2本の吊りワイヤー間の角度が140°以上となるように設定されていること、を特徴とする請求項1記載の基礎コンクリート吊り用治具。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、基礎コンクリート吊り用治具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】プレキャストコンクリートによる基礎コンクリートブロックをクレーンを用いて揚重・移動させる場合、基礎コンクリートブロックにワイヤーを掛け、このワイヤーをクレーンで吊り上げて、揚重・移動させている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、基礎コンクリートブロックに、従来のようにワイヤーを掛ける作業は基礎コンクリートブロックの片側を持ち上げてワイヤーを通さなければならず、重労働となっていた。
【0004】そこで、本発明の目的は、基礎コンクリートブロックにワイヤーを掛ける必要がなく、基礎コンクリートブロックの吊り上げ作業を容易に行うことができる治具を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決すべく請求項1記載の発明は、例えば図1に示すように、基礎コンクリートブロック(8)の外形より大きい内寸を有する矩形状の基礎コンクリート吊り用治具(1)であって、鋼材(2,2,3,3)により矩形状に組まれ、一方の対向する一対の鋼材(2,2)は、ほぼ中央部で上下方向に折り曲げ可能であり、他方の対向する一対の鋼材(3,3)は、ワイヤー吊り部(4,4)を有することを特徴としている。
【0006】ここで、基礎コンクリート吊り用治具の内寸は基礎コンクリートブロックを容易に通すことができる大きさであれば良い。
【0007】以上のように、請求項1記載の発明によれば、基礎コンクリートブロックの外形より大きい内寸を有する矩形状に組んだ鋼材による基礎コンクリート吊り用治具を、基礎コンクリートブロックの外側に被せ、対向する一対の鋼材を折り曲げることによって、基礎コンクリート吊り用治具の内寸が小さくなり、他方の対向する一対の鋼材が基礎コンクリートブロックに当接し、基礎コンクリートブロックを挟み込む。これにより基礎コンクリートブロックと基礎コンクリート吊り用治具が連結され、他方の対向する一対の鋼材に設けたワイヤー吊り部にワイヤーを設置することにより容易に基礎コンクリートブロックの吊り上げ作業を行うことができる。
【0008】請求項2記載の発明は、請求項1記載の基礎コンクリート吊り用治具であって、例えば図3に示すように、ワイヤー吊り部は、鋼材のほぼ中央部で上方に突出していることを特徴としている。
【0009】このように、請求項2記載の発明によれば、基礎コンクリート吊り用治具の鋼材のほぼ中央部にワイヤー吊り部を設けたことにより、基礎コンクリート吊り用治具を基礎コンクリートブロックに連結して吊り上げる際に、基礎コンクリートブロックの重心を取り易く、吊り上げ作業を安全に行うことができる。
【0010】請求項3記載の発明は、請求項1記載の基礎コンクリート吊り用治具であって、例えば図1に示すように、ワイヤー吊り部を有する鋼材の内側には基礎コンクリートブロックに当接する弾性体(例えば、板ゴム6,6)が設置されていること、を特徴としている。
【0011】ここで、弾性体としては、例えばゴムや樹脂等が挙げられる。
【0012】このように、請求項3記載の発明によれば、基礎コンクリート吊り用治具の、ワイヤー吊り部を有する鋼材の内側の、基礎コンクリートブロックと当接する部分に弾性体を設けたことにより、鋼材と基礎コンクリートブロックとが密着するので、基礎コンクリートブロックが滑りにくく、基礎コンクリート吊り用治具は確実に基礎コンクリートブロックを保持することができる。
【0013】請求項4記載の発明は、請求項1記載の基礎コンクリート吊り用治具であって、例えば図4に示すように、クレーンによる吊り上げ状態で、一対のワイヤー吊り部とクレーンフックとを連結する2本の吊りワイヤー(7,7)間の角度(A)が140°以上となるように設定されていることを特徴としている。
【0014】このように、請求項4記載の発明によれば、クレーンによる吊り上げ状態で、一対のワイヤー吊り部とクレーンフックとを連結する2本の吊りワイヤー間の角度を140°以上となるようにすると、吊り上げによってそれぞれのワイヤーにかかる力のうちの水平方向への力が大きくなる。これにより、基礎コンクリート吊り用治具のワイヤー吊り部を有する鋼材が、基礎コンクリートブロックに強く押しつけられ、より確実に基礎コンクリートブロックを保持することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下に、本発明に係る基礎コンクリート吊り用治具の実施の形態例を図1から図4に基づいて説明する。先ず、図1は基礎コンクリート吊り用治具の上面図である。基礎コンクリート吊り用治具1は、折り曲げ可能な鋼材2,2と、ワイヤー吊り部4,4を有した鋼材3,3とを矩形状に組んで形成されている。ここで、2つの折り曲げ可能な鋼材2,2が互いに対向し、2つのワイヤー吊り部4,4を有した鋼材3,3も互いに対向するように組まれている。
【0016】折り曲げ可能な鋼材2,2は、鋼材(山形鋼)2aと鋼材(山形鋼)2bとを、鋼材2aの外側に設けた鋼板2cを介して、ボルト2dで連結したものであり、鋼材2,2の中央で上方へ折り曲がるようになっている(図2参照)。鋼材3,3は中央部に、鋼板で形成されたワイヤー吊り部4,4を有している(図3参照)。ワイヤー吊り部4,4は鋼材3,3から上方へ突出しており、上部は基礎コンクリート吊り用治具1の内側方向に向かって屈折している。このワイヤー吊り部4,4の上部には、穴5,5,5,5が形成されている。また、鋼材3,3は内側に板ゴム6,6を備えている。
【0017】鋼材2,2及び鋼材3,3によって矩形状に形成された基礎コンクリート吊り用治具1の内寸は、吊り上げる基礎コンクリートブロックの外形より大きく形成されている。
【0018】次に、図4を用いて本基礎コンクリート吊り用治具を用いた基礎コンクリートブロックの吊り上げ方法を説明する。まず、基礎コンクリート吊り用治具1のワイヤー吊り部4,4の穴5,5に吊りワイヤー7,7を通し、クレーンフック(図示省略)に掛ける。クレーンで基礎コンクリート吊り用治具1を吊り上げ、基礎コンクリートブロック8の上方から、基礎コンクリートブロック8が基礎コンクリート吊り用治具1に通るように、基礎コンクリート吊り用治具1を降ろす(図4(a))。次に、鋼材2,2を、両端が上がるように折り曲げ、鋼材3,3の内側を基礎コンクリートブロック8の上部に当接させる。ワイヤー吊り部4,4とクレーンフックを連結する吊りワイヤー7,7の間の角度Aを140°以上になるように設定する。設定は、吊りワイヤー7,7の長さを変えるか、吊りワイヤー7,7を通す穴5の位置を変えることによって行う。角度Aを140°以上に保ったまま、吊りワイヤー7,7をクレーンで引き上げ、基礎コンクリートブロックを吊り上げる(図4(b))。
【0019】このように、上記実施の形態の基礎コンクリート吊り用治具によれば、基礎コンクリートブロック8の上方から、吊りワイヤー7,7を有した基礎コンクリート吊り用治具1を通し、鋼材2,2を折り曲げることにより、基礎コンクリートブロック8と吊りワイヤー7,7とを連結することができるので、吊り上げ作業を容易に行うことができる。また、鋼材3,3の基礎コンクリートブロック8に当接する部分にゴム板6,6を設けたことにより、基礎コンクリートブロック8を確実に保持することができ、基礎コンクリートブロック8がずれることもないので、安全に吊り上げ作業を行うことができる。また、吊りワイヤー7,7の間の角度Aを140°以上にして、ワイヤーを引き上げることによって、ワイヤー吊り部4,4にかかる水平方向(基礎コンクリート吊り用治具1の内側方向)の力を大きくすることができるので、鋼材3,3で基礎コンクリートブロックを強く挟み込むことができる。
【0020】なお、以上の実施の形態例においては、弾性体として板ゴムを用いたが、本発明はこれに限定されるものではなく、鋼材に均一に設けられるものであれば他の形状のゴムや樹脂でも良い。また、ワイヤー吊り部に穴を2つずつ設けたが、3つ以上であっても良いし、吊りワイヤーの長さを容易に変更できるのであれば、1つであっても良い。ワイヤー吊り部の形状や鋼材の折り曲げ部分の構造等も任意であり、その他、具体的な細部構造等についても適宜に変更可能であることは勿論である。
【0021】
【発明の効果】以上のように、請求項1記載の発明に係る基礎コンクリート吊り用治具によれば、基礎コンクリートブロックを通した基礎コンクリート吊り用治具の対向する一対の鋼材を折り曲げて、基礎コンクリート吊り用治具の内寸を小さくし、他方の対向する一対の鋼材を両側から押し付ける。これにより基礎コンクリート吊り用治具を基礎コンクリートブロックに連結することができ、ワイヤー吊り部にワイヤーを掛けることによって、基礎コンクリートブロックの吊り上げ作業を容易に行うことができる。
【0022】請求項2記載の発明に係る基礎コンクリート吊り用治具によれば、ワイヤー吊り部を対向する一対の鋼材のそれぞれのほぼ中央部に設けたことにより、吊り上げの際に基礎コンクリートブロックの重心を取り易く、安全に基礎コンクリートブロックの吊り上げを行うことができる。
【0023】請求項3記載の発明に係る基礎コンクリート吊り用治具によれば、弾性体を、基礎コンクリートブロックに当接するワイヤー吊り部材を有する鋼材の内側に設けたことにより、鋼材が基礎コンクリートブロックに密着し、基礎コンクリートブロックを確実に保持することができる。
【0024】請求項4記載の発明に係る基礎コンクリート吊り用治具によれば、ワイヤー吊り部材とクレーンフックとを連結する2本の吊りワイヤー間の角度が大きくなるにつれ、ワイヤーで吊り上げることによってワイヤー吊り部を有する鋼材にかかる水平方向の力が大きくなる。したがって、2本の吊りワイヤーの角度を140°以上とすることにより、ワイヤー吊り部を有する鋼材を基礎コンクリートブロックに強く押しつけることができ、確実に基礎コンクリートブロックを保持することができる。




 

 


     NEWS
会社検索順位 特許の出願数の順位が発表

URL変更
平成6年
平成7年
平成8年
平成9年
平成10年
平成11年
平成12年
平成13年


 
   お問い合わせ info@patentjp.com patentjp.com   Copyright 2007-2013