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発明の名称 プリンタの用紙搬送機構
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2001−354338(P2001−354338A)
公開日 平成13年12月25日(2001.12.25)
出願番号 特願2000−182321(P2000−182321)
出願日 平成12年6月13日(2000.6.13)
代理人
発明者 山本 寿之 / 後藤 敬志 / 木内 秀典 / 武田 一成
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】 搬送中の用紙の幅方向をガイド可能な一対のガイド部材と、このガイド部材で前記用紙の幅方向をガイドした状態で前記用紙を搬送可能な搬送ローラと従動ローラとを備え、前記一対のガイド部材の幅寸法を前記用紙の幅寸法より小さくし、前記搬送ローラと前記従動ローラとで前記用紙を搬送中は、前記用紙の幅方向の左右端部を前記ガイド部材で湾曲させるようにしたことを特徴とするプリンタの用紙搬送機構。
【請求項2】 前記用紙の前記左右端部の湾曲方向を規制する規制部を前記ガイド部材に形成し、前記規制部で前記用紙の前記左右端部を同一方向に湾曲させるようにしたことを特徴とする請求項1記載のプリンタの用紙搬送機構。
【請求項3】 前記規制部は、前記用紙の左右端部を湾曲させたい方向に所定の角度で傾斜させた傾斜面を形成し、この傾斜面に沿って前記用紙の前記左右端部を湾曲させるようにしたことを特徴とする請求項2記載のプリンタの用紙搬送機構。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はプリンタの用紙搬送機構に係わり、用紙の幅寸法、搬送中の用紙に発生する搬送ズレを防ぐことができるプリンタの用紙搬送機構に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のプリンタの用紙搬送機構を熱転写プリンタに用いたものを、図5に基づいて説明すると、搬送ローラ11と従動ローラ12とで狭持した用紙13を、搬送ローラ11の回転で、用紙13の搬送方向における搬送ローラ11の下流側に配設されたヘッドアップ状態のサーマルヘッド(図示せず)とプラテンローラ(図示せず)との間に搬送する。また、サーマルヘッドと用紙13との間には、インクリボン(図示せず)が配置されている。そして、サーマルヘッドをヘッドダウンさせて、サーマルヘッドの複数の発熱素子を印刷情報に基づいて選択的に発熱させると共に、搬送ローラの回転により用紙13の搬送方向における搬送ローラ11の上流側に戻す動作で、用紙に所望の画像を印刷するようになっている。
【0003】また、用紙13に印刷する画像がカラー画像の場合は、用紙13を搬送ローラ11の下流側及び上流側に繰り返し往復移動させる動作で、用紙に異なる色のインクを重ね印刷して、所望のカラー画像を用紙13に印刷することができるようになっている。このような往復移動中の用紙13は、幅方向の左右端部をガイド部材14でガイドするようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前述したような従来のプリンタの用紙搬送機構は、用紙13の幅寸法等のバラツキにより、搬送中の用紙13の左右端部とガイド部材14との間に寸法Aの隙間が発生することがあった。このような隙間Aが発生した状態で、用紙13を搬送すると、用紙13が矢印B方向、又は矢印C方向のガタが発生して、印刷品質が低下するおそれがあった。この問題は、用紙13を往復移動させて重ね印刷するような、カラー画像を印刷する場合に、特に発生するおそれがあった。
【0005】本発明は、前述したような問題点に鑑みてなされたもので、用紙の幅寸法等にバラツキがあったとしても、用紙を位置ズレなくガイドして高精度に搬送することができるプリンタの用紙搬送機構を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するための第1の解決手段として本発明のリンタの用紙搬送機構は、搬送中の用紙の幅方向をガイド可能な一対のガイド部材と、このガイド部材で前記用紙の幅方向をガイドした状態で前記用紙を搬送可能な搬送ローラと従動ローラとを備え、前記一対のガイド部材の幅寸法を前記用紙の幅寸法より小さくし、前記搬送ローラと前記従動ローラとで前記用紙を搬送中は、前記用紙の幅方向の左右端部を前記ガイド部材で湾曲させるような構成とした。
【0007】また、前記課題を解決するための第2の解決手段として、前記用紙の前記左右端部の湾曲方向を規制する規制部を前記ガイド部材に形成し、前記規制部で前記用紙の前記左右端部を同一方向に湾曲させるような構成とした。
【0008】また、前記課題を解決するための第3の解決手段として、前記規制部は、前記用紙の左右端部を湾曲させたい方向に所定の角度で傾斜させた傾斜面を形成し、この傾斜面に沿って前記用紙の前記左右端部を湾曲させるような構成とした。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明のプリンタの用紙搬送機構を図1〜図4に基づいて説明する。まず、図1は本発明の実施の形態を説明する要部断面図であり、図2は本発明に係わる用紙の平面図であり、図3は本発明に係わるプリンタの概略図であり、図4は本発明のその他の実施の形態を説明する要部断面図である。
【0010】本発明のプリンタの用紙搬送機構の実施の形態を図1に基づいて説明すると、まず、駆動源(図示せず)からの回転が伝達されて回転可能な搬送ローラ1と、この搬送ローラ1に弾接し、搬送ローラ1の回転に連動して回転可能な従動ローラ2とが配設されている。前記弾接状態の搬送ローラ1と従動ローラ2との間には、給紙部(図示せず)から送られてきた用紙3が圧接狭持されるようになっている。そして、搬送ローラ1を回転させることにより、図1に示す紙面と直交する方向に用紙3を搬送可能になっている。
【0011】前記搬送ローラ1と従動ローラ2とで圧接狭持した用紙3は、幅方向の左右端部3a、3bが幅寸法Dの間隔を有して配設された一対のガイド部材4でガイドされるようになっている。前記幅寸法Dは、図2に示す用紙3の幅寸法Eより小さく形成されている。そのために、搬送中の用紙3の左右端部3a、3bをガイド部材4でガイドすると、左右端部3a、3bが図示上方、あるいは下方に湾曲するようになっている。また、ガイド部材4には、用紙3の左右端部3a、3bの湾曲方向を規制する規制部5が設けられている。この規制部5には、用紙3の左右端部3a、3bを図示上方に湾曲させるための傾斜面5aが所定の角度で傾斜させて形成されている。
【0012】そして、ガイド部材4で用紙3をガイドしながら搬送することにより、左右端部3a、3bが傾斜面5aに沿って図示上方の同一方向に湾曲させることができる。前記規制部5は所定の角度の傾斜面5aに限定されず、図示は省略するが用紙3の左右端部3a、3bを湾曲させたい方向に円弧を形成したものでも良い。
【0013】前記用紙3の左右端部3a、3bを同一方向に湾曲させることにより、この湾曲部分に元の平坦状態に戻そうとする復帰力(弾性力)が用紙3に働く。この復帰力によって、用紙3の左右端部3a、3bを用紙3の中央部であるセンタ方向に寄せようとする力が働く。そのために、搬送中の用紙3は、幅方向への搬送ズレを防ぐことができ、後述するサーマルヘッド6で印刷するときに、印刷ズレのない高品質の印刷を行うことができる。
【0014】前述したような構成の用紙搬送機構を用いたプリンタを、例えば図3に示すような熱転写プリンタで説明すると、搬送ローラ1と従動ローラ2とが配設された図示左隣には、サーマルヘッド6とこのサーマルヘッド6の下方に回転自在のプラテンローラ7とが配設されている。また、サーマルヘッド6とプラテンローラ7との間には、所望の色のインクを塗布したインクリボン8が、図示を省略したリボンカートリッジに収納されて配設されている。
【0015】前述したような熱転写プリンタで、用紙3に所望の画像を印刷するには、まず、用紙3が給紙部(図示せず)から矢印Jの方向に給紙されて、その前端部3cが、搬送ローラ1と従動ローラ2との間に圧接狭持される。そして、搬送ローラ1の反時計回り方向への回転と、この搬送ローラ1の回転に追従して従動ローラ2が回転することにより、用紙3は矢印Jの搬送方向における搬送ローラ1の下流側に搬送される。
【0016】この時の用紙3の前頭部3cは、ヘッドアップ状態のサーマルヘッド6とプラテンローラ7との間を通過して更に矢印Jの搬送方向に搬送される。そして、用紙3の後端部3dが搬送ローラ1の近傍までくると、用紙端部検出センサ(図示せず)が後端部3dを検出することにより、サーマルヘッド6がプラテンローラ7側にヘッドダウンして、用紙3とインクリボン8とがサーマルヘッド6とプラテンローラ7とに圧接狭持されて、サーマルヘッド6の複数の発熱素子に印刷情報に基づいて選択的に発熱されることにより、インクリボン8のインクが用紙に熱転写されると共に、搬送ローラ1を時計回り方向に逆転させて、用紙3を矢印Jの搬送方向と反対の矢印Hの方向に戻す動作で、用紙3に所望の画像を印刷することができる。
【0017】この印刷動作中に用紙3を矢印Hの方向に戻す時も、用紙3の左右端部3a、3bは、規制部5の傾斜面5aで図示上方に湾曲されているので、用紙3の左右端部3a、3bに働く平坦状に復帰させようとする復帰力により、用紙3の幅方向のズレを防止することができる。
【0018】また、用紙3に印刷する画像がカラー画像の場合は、1回目の印刷が終わると、サーマルヘッド6をヘッドアップさせて、再度用紙3を矢印Jの搬送方向に搬送し、1回目の印刷で形成された画像の上に異なる色のインクリボンのインクを熱転写する。このような印刷動作を繰り返すことにより、サーマルヘッドの下流側及び上流側に往復搬送を行い、用紙に異なる色のインクを重ね印刷することにより、所望のカラー画像を印刷することができるようになっている。このような、カラー画像を印刷する時に用紙3を繰り返し往復移動させても、用紙3の左右端部3a、3bが規制部5で同一方向に湾曲されるので、用紙3を幅方向にズレなく高精度に搬送を行うことができる。
【0019】また、図3に示すように、ガイド部材4の規制部5により上方に湾曲した用紙3の左右端部3a、3bが、2点鎖線で示すガイド部材4から外れると、用紙3の復帰力によって元の平坦状に復帰するようになっているので、印刷後の用紙3が反ったりすることはない。
【0020】また、本発明のその他の実施の形態として、図4に示すように、規制部材9には、下向きの傾斜面9aを形成し、この傾斜面9aで、用紙3の左右端部3a、3bを下方に湾曲させるようにしたものでも良い。即ち、規制部5(又は9)は、用紙3の左右端部3a、3bを湾曲させたい方向に所定の角度で傾斜させた傾斜面5a(又は9a)を形成し、この傾斜面5a(又は9a)に沿って用紙3の左右端部3a、3bを湾曲させるようにしたものである。また、本発明の実施の形態では、ガイド部材4と規制部5とを別部材で形成したもので説明したが、規制部5をガイド部材4に一体形成したものでも良い。
【0021】
【発明の効果】以上述べたように、本発明のプリンタの用紙搬送機構は、一対のガイド部材の幅寸法を用紙の幅寸法より小さくし、搬送ローラと従動ローラとで前記用紙を搬送中は、前記用紙の幅方向の左右端部を前記ガイド部材で湾曲させるようにしたので、湾曲した用紙の左右端部で、搬送中の用紙の幅方向へのズレを防ぐことができ、高品質の印刷が可能なプリンタの用紙搬送機構を提供できる。
【0022】また、前記用紙の左右端部の湾曲方向を規制する規制部を前記ガイド部材に形成し、前記規制部で前記用紙の左右端部を同一方向に湾曲させるようにしたので、更に確実に搬送中の用紙の幅方向へのズレを防ぐことができる。
【0023】また、前記規制部は、前記用紙の左右端部を湾曲させたい方向に所定の角度で傾斜させた傾斜面を形成し、この傾斜面に沿って前記用紙の前記左右端部を湾曲させるようにしたので、用紙を繰り返し往復移動させても、傾斜面で用紙の左右端部を確実に湾曲させることができ、高品質のカラー画像を印刷することができる。




 

 


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