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発明の名称 プリンタの給紙装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2001−63842(P2001−63842A)
公開日 平成13年3月13日(2001.3.13)
出願番号 特願平11−240836
出願日 平成11年8月27日(1999.8.27)
代理人
発明者 佐藤 広志
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】 プリンタ本体内に搬送される記録媒体を搭載した給紙トレイと、前記記録媒体の側面をガイドするために、前記給紙トレイの側縁部に設けられた用紙ガイド部とからなり、前記用紙ガイド部には、回転可能なローラが取付けられ、該ローラに前記記録媒体の側縁を当接させてガイドにし、前記プリンタ本体内に前記記録媒体を一枚ずつ搬送させるように構成したことを特徴とするプリンタの給紙装置。
【請求項2】 前記用紙ガイド部には弾性を有する係止部がそれぞれ設けられて、該係止部に前記ローラの回転軸が回転可能に係止されてなることを特徴とする請求項1記載のプリンタの給紙装置。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリンタの給紙トレイに関し、特に普通紙以外の記録媒体を給紙可能としたプリンタの給紙装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般的な熱転写プリンタは、プリンタ本体内に、プラテンに沿って往復動可能とされたキャリッジを配設し、このキャリッジにサーマルヘッドを搭載するとともに、内部に所望の色のインクリボンが収容されたリボンカセットを着脱可能に装着して構成されている。そして、キャリッジをプラテンに沿って往復動作させるとともに、リボンカセットのインクリボンを巻取りながら、画像情報に基づいてサーマルヘッドを駆動することにより、プラテンとサーマルヘッドとの間に搬送される記録用紙に対して所望の画像記録を行うようになっている。
【0003】図6に示すように、従来の熱転写プリンタは、プリンタ本体51の、フロントカバー51bと対向する背面側に開口部51aを有し、この開口部51aに平板状をした給紙トレイ52が一部挿入されて取付けられている。給紙トレイ52の上面には、複数本の凸状のリブ52aが形成されている。また、給紙トレイ52のプリンタ本体51側の一端縁には、樹脂製の用紙ガイド部53が一体に設けられている。さらに、用紙ガイド部53と対向して、図示しない可動用紙ガイド部が給紙トレイ52に取付けられていて、この可動用紙ガイド部は、使用する用紙のサイズに合せて用紙ガイド部53との幅方向を調整可能としている。
【0004】次に、図7に示すように、用紙ガイド部53は、その内壁面に給紙トレイ52の中央側(内方)に向けて複数のリブ53aが突出形成されている。したがって、給紙トレイ52に搭載された複数枚の記録用紙は、可動用紙ガイド部(図示せず)と用紙ガイド部53のリブ53aとによってガイドされている。
【0005】そして、給紙トレイ52に搭載された記録用紙は、プリンタ本体51内で、図示しない給紙ローラによって、図示しないプラテンとサーマルヘッド間に搬送されて、サーマルヘッドが記録用紙と所望の色のインクリボンとを重ねて挟んでプラテン上に押圧することにより、所望の印刷記録が行われる。その後、所望の記録が行われた記録用紙は、ローラなどの排出機構によって、フロントカバー51b側に形成された排出口を通って外に排出される。
【0006】また、複数枚の記録用紙に印刷記録が行われる際には、給紙トレイ52に搭載された記録用紙が、図示しない給紙ローラによって、1枚ずつプリンタ本体51内に給紙されて連続して印刷記録が行われる。このように、給紙トレイ52を備えた熱転写プリンタは、複数枚の記録紙を給紙トレイ52に搭載することにより、所望の枚数分、自動的に給紙(いわゆるオートフィードという。)をおこなうようになっている。
【0007】また、記録用紙にカラー印刷記録を行う場合には、記録用紙に1色の記録を終了すると、次の色の記録を行う前に、記録用紙を記録時の搬送方向と逆方向に一旦搬送(バックフィード)し、その後、記録用紙の所定の箇所に、次の色の記録を重ねて記録するようにしている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、最近の熱転写プリンタには、記録媒体として普通紙以外に紙の表面をコーティングしたものや、プラスチック材をベースにした用紙など、さまざまな記録用紙(記録媒体)に印刷記録することが要求されている。これらの記録用紙の中には、表面が粗い用紙(ザラザラな用紙)や厚みのある用紙(官製はがきより厚みの有るもの)があり、給紙トレイ52からプリンタ本体51の所定の位置に記録用紙を搬送する際に、記録用紙が所定の位置から傾いた状態で搬送されるおそれがあった。
【0009】特に、表面が粗い用紙(ザラザラな用紙)では、記録用紙をプリンタ本体51の所定位置に搬送する際に、記録用紙が斜めに搬送されて、記録用紙の位置合せが出来ないおそれがあった。
【0010】また、記録用紙が斜めに搬入されると、カラー印刷記録のように、バックフィーダを行ったとき、先の色のインクを印刷記録した箇所と同一な箇所に後に印刷記録する他の色のインクが載らず、色ずれが発生してしまうという問題があった。
【0011】本発明の目的は、記録用紙との摩擦負荷を減らし、スムーズに記録用紙を搬送して、安定した印刷記録を行うためのプリンタの給紙装置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記課題の少なくとも1つを解決するための第1の解決手段として、プリンタ本体内に搬送される記録媒体を搭載した給紙トレイと、記録媒体の側面をガイドするために、給紙トレイの側縁部に設けられた用紙ガイド部とからなり、用紙ガイド部には、回転可能なローラが取付けられ、ローラに記録媒体の側縁を当接させてガイドにし、プリンタ本体内に記録媒体を一枚ずつ搬送させるように構成したものである。
【0013】また、第2の解決手段として、用紙ガイド部には弾性を有する係止部がそれぞれ設けられて、この係止部にローラの回転軸が回転可能に係止されてなるものである。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明に係るプリンタの給紙装置の一実施形態を図1乃至図5に基づいて以下に説明する。図1及び図2に示すように、熱転写プリンタは、プリンタ本体11のフロントカバー11bと対向する背面側の側壁11cに、矩形状をした開口部11aを有し、この開口部11aには平板状をした樹脂製の給紙トレイ12が一部挿通されて取付け固定されている。給紙トレイ12の上面には、凸状の細長のリブ12aが複数個並列に形成されている。また、給紙トレイ12の一側端縁のプリンタ本体11側には、樹脂製の用紙ガイド部13が一体に立設されている。さらに、用紙ガイド部13と対向して、図示しない可動用紙ガイド部が給紙トレイ12に取付け可能となっていて、記録媒体15のサイズに合わせて、可動用紙ガイド部は、用紙ガイド部13との幅方向を調整可能となっている。
【0015】次に、図2に示すように、プリンタ本体11内の一端部には、給紙トレイ12から記録媒体としての用紙15を供給する給紙ローラ17が回転自在に配設されていて、この給紙ローラ17は、図示しないモータにより図中において、反時計周り方向に回転駆動されるようになっている。給紙ローラ17の近傍には、モータ(図示せず)により回転駆動される搬送ローラ25及びこの搬送ローラ25に圧接され、搬送ローラ25に従動される圧接ローラ26とが配設されている。この圧接ローラ26は搬送ローラ25より多少小径に形成されている。また、サーマルヘッド20は、プリンタ本体11内で、搬送ローラ25及び圧接ローラ26の前方(図中、右側)に、プラテン23に沿って往復動可能な図示しないキャリッジ上に搭載されていて、このサーマルヘッド20の下面には、図示しない複数の発熱素子が整列配列されている。前記サーマルヘッド20の下方には、プリンタ本体11にプラテン23が配設されていて、サーマルヘッド20がプラテン23に対して接離動作することで、このプラテン23とサーマルヘッド20間に記録媒体15と図示しないリボンカセットのインクリボンとを重ねて押圧・挟持して、印刷記録を行うようになっている。さらに、サーマルヘッド20とプラテン23の前方(図中、右側)には、図示しない排出機構が配設されていて、排出機構を構成する紙送りローラと補助ローラとで、記録媒体を熱転写プリンタから排出するようになっている。
【0016】次に、図3乃至図5に示すように、用紙ガイド部13には、縦長の矩形状をした複数個の貫通孔13aが長手方向に並んで形成されている。用紙ガイド部13の各貫通孔13aの上下に面した縁部には、僅かに外方に突出した係止部としてのフランジ30がそれぞれ形成されている。各フランジ30は、内方側の一部が切り欠いた丸孔30bとなっていて、その切り欠いた部分が弾性を有している。また、各貫通孔13a内には、円柱状をした回転可能な金属又は樹脂からなるローラ35が配設されていて、ローラ35の回転軸35aが用紙ガイド部13の丸孔30bにスナップ止めされている。そして、用紙ガイド部13に回転可能に支持された複数のローラ35は、用紙ガイド部13から僅かに内方(給紙トレイ12の中央側)に突出していて、図示しない可動用紙ガイド部とともに記録媒体をガイドしている。
【0017】次に、図5に基づいて、用紙ガイド部13の貫通孔13aにローラ35を取付ける方法について説明する。なお、あらかじめ樹脂製の円筒体を準備し、その円筒体の回転中心軸に円筒体の高さ寸法よりも長い回転軸35aを挿通して一体にして強固に嵌合させたローラ35を製作する。まず、ローラ35を用紙ガイド部13の貫通孔13aに、給紙トレイ12に面した内壁面側から挿入するとともに、フランジ30の一部が切り欠いた丸孔30bへローラ35の回転軸35aを嵌合させる。このとき、フランジ30の一部を切り欠いた丸孔30b部分は、樹脂製のため、僅かに広がって、回転軸35aがスナップインされる。必要に応じて、回転軸35aと丸孔30bとの摺動部分には、潤滑材を塗布などして、回転摩擦負荷を減らしている。このように、ローラ35が用紙ガイド部13に回転可能に取付けられる。 そして、経時変化によってローラ35が摩耗劣化したとしても、ローラ35を内方から用紙ガイド部13に取付けているので、フランジ30の一部が壁となって、複数枚の記録媒体15の押圧力が加わったとしても、ローラ35が外れてしまうおそれがない。また、ローラ35の場合には、従来のリブ53aのように、使用とともに摩耗劣化して記録媒体15への摩擦負荷が増大することがない。
【0018】次に、このように構成された熱転写プリンタにおいて、記録媒体15に印刷記録を行う動作を説明する。先ず、図2に示すように、給紙トレイ12に数十枚の記録媒体15を搭載する。このとき、記録媒体15は、給紙トレイ12のリブ12a上に搭載された状態で、用紙ガイド部13のローラ35と、図示しない可動用紙ガイドとに当接して、ガイドされる。給紙トレイ12に搭載された複数枚の記録媒体のうち、一番上の1枚の記録媒体15は、給紙ローラ17が反時計方向に回転駆動することにより、プリンタ本体11側に送られ、搬送ローラ25及び圧接ローラ26間に供給される。搬送ローラ25が時計方向に回転駆動することにより、この搬送ローラ25及び圧接ローラ26間に挟持された記録媒体をその記録の所定位置がサーマルヘッド20に対向するまで図2における右方向に搬送する。このとき、サーマルヘッド20はプラテン23から離間した上方の位置にある。また、この記録媒体15の搬送時、用紙ガイド部13のローラ35と、記録媒体15の幅方向の縁部分とが摺接するが、ローラ35の回転軸35aと丸孔30との回転摩擦負荷(トルク)が十分に小さく、この縁部分へのローラ35からの摩擦負荷の影響を受けずに、プリンタ本体11内に記録媒体15がスムーズに取り込まれる。
【0019】次に、記録媒体15の記録開始位置がサーマルヘッド20に対向した状態になった時、搬送ローラ25の駆動が停止し、サーマルヘッド20がプラテン23に圧接するように下方の位置に移動する。そして、このサーマルヘッド20がプラテン23に圧接した状態でキャリッジを移動させながら、記録情報に基づいてサーマルヘッド20の発熱素子を選択的に通電加熱して図示しないリボンカセットのインクを記録媒体15に部分的に印刷記録する。1走査分の記録を終えると、続いて、サーマルヘッド20をプラテン23から離間させ、搬送ローラ25及び圧接ローラ26間に挟持した記録媒体15を次の記録位置がサーマルヘッド20に対向するまで図2において右方向(フロントカバー11b側)に搬送する。そして、記録媒体15の次の記録位置がサーマルヘッド20に対向したら、上述した動作と同じように、サーマルヘッド20をプラテン23に圧接させ、キャリッジを移動させながら、記録情報に基づいてサーマルヘッド20の発熱素子を選択的に通電加熱してインクリボンのインクを部分的に記録する。このようにして、記録媒体15への記録と、記録媒体15の搬送を交互に行って記録媒体15の全域に渡って所望の記録が行われる。その後、所望の記録が行われた記録媒体15は、紙送りローラと、この紙送りローラに圧接する補助ローラとで組み合わされた排出機構(図示せず)によって、フロントカバー11b側に形成された図示しない排出口から排出される。
【0020】次に、熱転写プリンタで連続して印刷記録する場合には、記録情報における必要部数に応じて、上述した記録動作が繰り返される。すなわち、給紙トレイ12に搭載された記録媒体15が、給紙ローラ17の回転駆動によって、1枚のみプリンタ本体11内に給紙される。続いて、所望の色のインクリボンと、インクリボンに重なった記録用紙15の所定の箇所とをサーマルヘッドの移動により、プラテンに押圧して印刷記録する。その後、所望の記録が行われた記録用紙は、紙送りローラ及び補助ローラの排出機構(図示せず)によって、フロントカバー11b側に形成された排出口に排出される。このように、給紙トレイ12を備えた熱転写プリンタは、複数枚の記録紙を給紙トレイ12に搭載することにより、自動的に給紙(オートフィード)を行うようになっている。この場合にも、給紙トレイ12の用紙ガイド部13において、回転摩擦負荷の小さいローラ35が十分に回転することにより、記録媒体15への摩擦負荷が小さくなり、記録媒体15がスムーズにプリンタ本体11に搬送され、連続して記録媒体15に印刷記録することができ、さまざまな記録媒体15であっても紙づまりなどのエラーを起こすおそれがない。
【0021】次に、熱転写プリンタにおいて、記録媒体15にカラー印刷記録を行う場合には、記録媒体15に1色の記録を完了した後、次の色の記録を行う前に、搬送ローラ25及び圧接ローラ26間に挟持している記録媒体15を記録時の搬送方向と逆方向に搬送(バックフィード)し、それから次の色の記録を行う。このバックフィード動作時も、用紙ガイド部13のローラ35には、印刷記録中の記録媒体15の側縁部が当接してガイドされるので、ローラ35の回転摩擦負荷が小さいので、記録媒体15が斜めに傾いて搬送されるのを防止される。また、万が一、記録媒体15が斜めに傾いた場合であっても、最初の挿入時で生じた斜め挿入が許容範囲内であれば、記録媒体15そのものを搬送する過程で、摩擦負荷の小さいローラ35の回転によって、側縁部での摩擦負荷の影響を受けないで、印刷記録することができる。また、複数のリブ12aが搬送方向に長く形成することにより、記録媒体15の傾きの度合いが大きくならず、印刷記録することができる。なお、用紙ガイド部13におけるローラ35の位置が熱転写プリンタのプリンタ本体側へ配設されているが、記録媒体15の印刷範囲に対して、正確な余白を持って記録媒体15の挿入を行うためには、プリンタ本体側に一番近いローラ35ができるだけ給紙ローラ17の近傍にある方が記録媒体15が搬送時に斜行しにくいという効果がある。また、もう一方のローラ35と、上述したローラ35との距離が長い方が、記録媒体15の挿入時の傾き(斜め挿入)を防止することができる。
【0022】以上のように、本発明の一実施形態としてのプリンタの給紙装置を述べてきたが、必ずしもこの実施形態に限定されるものではなく、例えば、ローラ35の回転軸35aを凹部にして、用紙ガイド部13の貫通孔13aに面した縁部を凸部にして、回転可能に係合するようにしてもよい。また、ローラ35を用紙ガイド13の他に、図示しない可動用紙ガイド部に設けて、給紙トレイ12に搭載された記録媒体15の両側にこれらローラを当接させて、ガイドするようにしてもよい。
【0023】
【発明の効果】以上のように構成された本発明のプリンタの給紙装置は、プリンタ本体内に搬送される記録媒体を搭載した給紙トレイと、記録媒体の側面をガイドするために給紙トレイの側縁部に設けられた用紙ガイド部とからなり、用紙ガイド部には、回転可能なローラが取付けられ、該ローラに記録媒体の側縁を当接させてガイドにし、プリンタ本体内に記録媒体を一枚ずつ搬送させてなることにより、ローラが回転駆動するので、記録媒体への摩擦負荷が小さく、記録媒体の種類に左右されずに、記録媒体をプリンタ本体内に搬送でき、記録媒体への記録箇所の位置合せを正確に行うことができる。また、カラー印刷記録のような記録媒体のバックフィードを行った際にも、回転するローラに摺接しガイドされた記録媒体がスムーズに搬送・逆搬送されて、記録媒体への位置合せができ、色ずれを発生しない。
【0024】また、用紙ガイド部には弾性を有する係止部がそれぞれ設けられて、該係止部にローラの回転軸が回転可能に係止されてなることにより、簡単にローラを取付け固定できるとともに、取付けられたローラの回転によって、記録用紙との摩擦負荷を減らし、スムーズに記録用紙を搬送することができる。




 

 


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