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発明の名称 在庫情報管理装置および方法
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2001−151314(P2001−151314A)
公開日 平成13年6月5日(2001.6.5)
出願番号 特願平11−338098
出願日 平成11年11月29日(1999.11.29)
代理人 【識別番号】100082935
【弁理士】
【氏名又は名称】京本 直樹 (外2名)
【テーマコード(参考)】
3F022
5B049
【Fターム(参考)】
3F022 MM22 MM28 MM35 
5B049 BB07 CC21 CC27 EE01
発明者 志田 淳
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】 倉庫に保管している荷姿品の情報および当該在庫している荷姿品それぞれの有する素子数を登録した在庫状態を記憶する物理在庫情報記憶手段と、払出先からの要求により出庫した荷姿品が有する素子の内で前記払出先で使用する予定にない素子数を登録した理論残数を記憶する理論残数記憶手段と、前記物理在庫情報記憶手段に記憶された前記在庫状態に登録された素子数および前記理論残記憶手段に記憶された前記理論残数に登録された素子数の合計を登録した手持在庫数量を記憶する基準情報管理手段とを有することを特徴とする在庫情報管理装置。
【請求項2】 荷姿品は、始めに一定の数の素子を有するリールであることを特徴とする請求項1記載の在庫情報管理装置。
【請求項3】 荷姿品は、始めに一定の数の素子を有するトレーであることを特徴とする請求項1記載の在庫情報管理装置。
【請求項4】 倉庫に保管している荷姿品の情報および当該荷姿品それぞれの有する素子数を登録した在庫状態を物理在庫状態記憶手段に記憶し、払出先の要求に応じて出庫した荷姿品の情報を前記物理在庫記憶手段に記憶した前記在庫状態から削除し、出庫した荷姿品の有する素子の内で前記払出先で使用する予定にない素子数を含む理論残数を理論残数記憶手段に記憶し、前記物理在庫情報記憶手段に記憶された前記在庫状態に登録された素子数および前記理論残記憶手段に記憶された前記理論残数に登録された素子数の合計を登録した手持在庫数量を基準情報管理手段に記憶したことを特徴とする在庫情報管理方法。
【請求項5】 荷姿品は、始めに一定の数の素子を有するリールであることを特徴とする請求項4記載の在庫情報管理方法。
【請求項6】 荷姿品は、始めに一定の数の素子を有するトレーであることを特徴とする請求項4記載の在庫情報管理方法。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、リールあるいはトレーなどにように始めに部品等の素子を一定数量ずつ有し、素子を一定数量ずつ、まとめた状態で保管、運搬等の取り扱いをする荷姿品の在庫情報管理装置および方法に関し、特に、一定数量の内の一部の素子を使用し、これを除いた素子しか残っていない荷姿品をも含めて管理する在庫情報管理装置および方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の荷姿品における在庫情報管理方法として、素子として電気抵抗等の電気部品を一定間隔に長さ方向に並べ、その並べた部品が一定数量(例えば100個とする)となる長さで切断したテープを巻いたリールを荷姿品として、倉庫に保管し、電気回路を組み立てる部所または外注先等の払出先に払い出す場合のリールの在庫情報管理を説明する。
【0003】このような従来のリールの在庫情報管理方法としては、管理対象物の倉庫における在庫数を記憶しておく物理在庫記憶手段にリールの本数を記憶し、リール数で管理する方法と、物理在庫記憶手段に部品の個数を記憶し、部品数で管理する方法があった。
【0004】このように管理される物の実際の流れは、払出先から部品の要求があった場合に倉庫からリールの形態で払い出すことになる。払出先から一定数量の100個に満たない数、例えば20個の部品を使用するために、その要求があった場合にも倉庫からは1本のリール、すなわち部品数としては100個を払い出し、未使用の80個の部品が払出先で残ることとなる。
【0005】この例のように、払出先で20個の部品を使用する場合にも、在庫情報の管理としては、リール数で管理する方法では、物理在庫記憶手段に記憶したリールの在庫本数を1本減らすだけで、未使用の80個の部品の情報はどこにも記憶されていなかった。また、部品数で管理する方法では、物理在庫記憶手段に記憶した部品の在庫数を20個減らすだけで、リールが1本、出庫されたことは記憶されていなかった。
【0006】同様に、払出先から倉庫へ戻入する場合も、実際の物の流れは、リールの形態で行うこととなる。例えば20個しか部品が残っていないリールが1本だけ戻入される場合において、リール数で管理する在庫情報管理方法では、物理在庫記憶手段に記憶されたリールの在庫本数を1本増加することとなり、部品数で管理する在庫管理方法では、物理在庫記憶手段に記憶された部品の在庫数を20個だけ増加することとなる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】例示した20個の部品を払出先で使用する場合に、従来のリール数で管理する在庫情報管理方法では、未使用の80個が物理在庫記憶手段に記憶されたリールの在庫数に含まれない外数となる。また、部品数による管理方法では、未使用の80個が実際には払出先にあり、倉庫内に存在しないにもかかわらず物理在庫記憶手段に記憶された部品の在庫数に含まれたこととなる内数となる。従って、物理在庫記憶手段に記憶された在庫数に基づいて原価管理を行うと、実際の部品の在庫数(倉庫に在るもの、および払出先で未使用のもの)と外数および内数だけ際が生じてしまっていた。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の在庫情報管理装置は、倉庫に保管している荷姿品の情報および当該在庫している荷姿品それぞれの有する素子数を登録した在庫状態を記憶する物理在庫情報記憶手段(図1の2)と、払出先からの要求により出庫した荷姿品が有する素子の内で前記払出先で使用する予定にない素子数を登録した理論残数を記憶する理論残数記憶手段(図1の3)と、前記物理在庫情報記憶手段に記憶された前記在庫状態に登録された素子数および前記理論残記憶手段に記憶された前記理論残数に登録された素子数の合計を登録した手持在庫数量を記憶する基準情報管理手段(図1の1)とを有することを特徴とし、荷姿品としては、例えば、始めに一定の数量の素子を有するリールまたはトレーがある。
【0009】本発明の在庫情報管理方法は、倉庫に保管している荷姿品の情報および当該荷姿品それぞれの有する素子数を登録した在庫状態を物理在庫状態記憶手段(図1の2)に記憶し、払出先の要求に応じて出庫した荷姿品の情報を前記物理在庫記憶手段に記憶した前記在庫状態から削除し、出庫した荷姿品の有する素子の内で前記払出先で使用する予定にない素子数を含む理論残数を理論残数記憶手段(図1の3)に記憶し、前記物理在庫情報記憶手段に記憶された前記在庫状態に登録された素子数および前記理論残記憶手段に記憶された前記理論残数に登録された素子数の合計を登録した手持在庫数量を基準情報管理手段(図1の1)に記憶したことを特徴とし、荷姿品としては、例えば、始めに一定の数の素子を有するリールまたはトレーがある。である請求項4記載の在庫情報管理方法。
【0010】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
【0011】図1は、本発明の実施の形態のリール等の荷姿品の在庫情報管理装置の構成図である。
【0012】この荷姿品の在庫情報管理装置は、荷姿品を含めた取り扱う対象品の品目情報を管理する基準情報管理手段1と、倉庫に在庫している荷姿品の在庫状態を記憶する物理在庫記憶手段2と、払出先から品物の要求があった場合に出庫した荷姿品の状態を、その荷姿品が有する素子数から払出先が実際に使用し、消費した素子数を減じた数で表した論理残数を記憶する理論残数記憶手段3を備え、さらに図示していない入出力装置、中央処理装置およびこれらを接続する接続部等を備えて構成される。
【0013】基準情報管理手段1は、1つ又は複数の品目について、手持在庫数量(荷姿品であれば手持ちの素子数)並びに、荷姿品については、まとめ数量(=荷姿単位数:全く未使用の1つの荷姿品が有する一定の素子数)およびその品目が荷姿品であることを意味する荷姿サインを持つ。この荷姿サインが有効になっている品目についてのみ、理論残数記憶手段3を生成する。
【0014】物理在庫記憶手段2は、倉庫の棚位置をキーに在庫状態の情報を記憶する。在庫の荷姿品の内には全く未使用のもののほか一部の素子を消費して残りの素子しか有さないもの(以下、部分荷姿品と称する)もあるので、荷姿品の品目については、物理在庫記憶手段2は倉庫内にある1つ又は複数個の荷姿品それぞれの荷姿品が有する素子数を併記するように記憶している。
【0015】理論残数記憶手段3は、荷姿品の品目のみについて物理在庫記憶手段2と同一の構成で論理残数に関する情報を記憶する。
【0016】なお、基準情報管理手段1が記憶する手持在庫数量は、物理在庫記憶手段2が記憶する荷姿品の在庫状態から抽出する素子の在庫数と、理論残数記憶手段3が記憶する論理残数から抽出する素子数の合計とする。
【0017】図2は、図1に示す荷姿品の在庫情報管理装置の処理を説明する流れ図で、図2(a)は払い出しの場合、図2(b)晴れ移入の場合を示す図である。以下、荷姿品の取り扱いについてのみ説明する。
【0018】払出先から部品等の素子の要求があると、作業者が要求された所要数に見合う荷姿品を出庫し、入出力装置からその出庫した情報を含む払出指示を入力する。これを受けて在庫情報管理装置は、物理在庫記憶手段2に記憶した在庫状態から出庫した荷姿品を削除する。この場合、作業者は、所要数を満たす荷姿品を出庫する訳であるが、まず在庫の部分荷姿品を出庫することとし、この部分荷姿品が有する素子数では足りなければ、所要数から部分荷姿品の素子数を減じた所要残数を基準情報管理手段1に記憶されたその品目のまとめ数量でまるめた数量分の荷姿品を出庫する。すなわち、所要残数をまとめ数量で除した数を切り上げた整数からなる数の荷姿品を出庫する(ステップ1−1)。
【0019】次に、理論残数記憶手段3への在庫移動を行う(ステップ1−2)。すなわち、理論残数記憶手段3に記憶してい理論残数に出庫した荷姿品を付加する(ステップ1−3)。この時点では基準情報管理手段1に記憶した手持在庫数量は減算されない。
【0020】次に、理論残数記憶手段3に記憶された理論残数を構成する素子数から所要数を減算する(ステップ1−4)。同時に、基準情報管理手段1に記憶した手持在庫数量から所要数を減算する(ステップ1−5)。
【0021】荷姿品の戻入が発生した場合は、作業者は、戻入数等の情報を含む戻入指示を入出力装置から入力する。これを受けて在庫情報処理装置は、最初に戻入された荷姿品を理論残数記憶手段3に記憶された理論残数に付加する(ステップ2−1)。同時に、基準情報管理手段1に記憶された手持在庫数量に戻入された荷姿品が有する素子数を加算する(ステップ2−2)。
【0022】ステップ1−4の処理後に理論残数に素子数が残ったときで、その残った数の素子が取り付けられた荷姿品が戻入された時は、その残った素子数に戻入された素子数を加算した数量を、その品目のまとめ数量でまるめて戻入される荷姿品それぞれが有する素子数を求めておく。
【0023】このようにまるめた後に、理論残数から戻入された荷姿品を削除する(ステップ2−3)。
【0024】さらに、物理在庫記憶手段2への在庫移動を行う(ステップ2−4)。すなわち、物理在庫記憶手段2に記憶された在庫状態に戻入された荷姿品を付加する(ステップ2−5)。この時点では基準情報管理手段1の手持在庫数量は加算されない。
【0025】図3は、図1に示す荷姿品の在庫情報管理装置の具体的な動作を示す図である。
【0026】倉庫と払出先との間の取り引き行為としては、倉庫から払出先への在庫品の支給および払出先から倉庫への余剰品の戻入が考えられる。通常、荷姿品を扱う際には、倉庫のみでの荷姿管理を行うが、本発明は部品ベンダからの受け入れと同時に荷姿単位で荷姿の内数管理用の荷姿品倉庫に在庫移動を行う機能を有する。
【0027】図3では、実際の倉庫のほかに実在はしない荷姿倉庫を仮想的に想定して説明する。物理在庫記憶手段2が実際の倉庫に対応し、理論残数記憶手段3を荷姿品倉庫に対応させている。
【0028】ここでは、品目情報として、手持在庫数量が20個およびまとめ数量が100個、荷姿サインが有効になっているリールの形態の荷姿品を考える。すなわち、一部が既に使用され、20個の部品のみが残っているリールだけが在庫している場合である。この状態で部品ベンダから倉庫へ部品が300個(3リール)の受け入れを行い、倉庫から払出先に150個の支給(払い出し)をする場合の情報および物の流れを説明する。
【0029】300個の受け入れ直後の倉庫には部品320個の在庫があり、基準情報管理手段1が記憶する手持在庫数は320個であり、物理在庫記憶手段2はこの品目の在庫状態として在庫のリールそれぞれが有する部品数からなる“100、20、100、100”を記憶している。
【0030】部品150個の払い出しにおいては、先ず20個のみの部品を有するリールを出庫することとし、150個から20個を減じた130個をまとめ数量100個でまるめた200個(2リール)を出庫することとする。作業者は、150個の払い出しの要求に対し、部品20個のリールを1本および部品100個のリールを2本出庫することを入力する。これを受けて在庫情報管理装置は、物理在庫記憶手段2が記憶する在庫状態から“20、100、100”を削除し、在庫状態を“100”とする。
【0031】次に、倉庫から荷姿品倉庫に対して在庫移動を行い、理論残数記憶手段3が記憶する理論残数に出庫したリールを付加し、“20、100、100”とする。荷姿品倉庫内では合計220個の部品が加算される。この時点においては、基準情報管理手段1が記憶する手持在庫数量は320個のままである。
【0032】次に、荷姿品倉庫から部品150個を支給する行為に移行し、まず20個残っている1リール分、全部品を有するリール1本の100個を払出先に払い出すものとし、さらに全部品を有するもう1本のリールの部品100個を30個と70個に分け、この30個を払い出すものとし、払出先として“20、100、30”を登録する。ここで、1本のリールの部品を30個と70個に分けるのは、数値情報として分けるだけで、実際の物の流れとしては、部品20個のみを有するリール1本と部品100個を有するリール2本を払い出す。150個の部品を払い出すこととなるので、この時点で、基準情報管理手段1に記憶した手持在庫数量は320個から150個減算した170個としておく。
【0033】この処理で数値情報としては、荷姿品倉庫内には70個残った1リール分が存在し、一方荷姿管理を行う倉庫内には100個単位の荷姿品1リール分の在庫が生じることになる。実際の物の流れとしては、倉庫内に1リールが在庫し、払出先に部品20個のリールが1本および部品10個のリールが2本払い出されている。
【0034】次に、払出先で1本のリールが有していた100個の部品のみを消費し、部品20個のリール1本と部品100個のリール1本を戻入してきた場合について説明する。この場合は、作業者は、部品20個のリール1本と部品100個のリール1本とが戻入されたことを入力する。
【0035】この戻入の入力を受けて在庫情報管理装置は、出庫情報を基にして払い出した部品150個の内の部品100個が消費されて部品50個が戻入されたとし、部品20個のリール1本と部品30個のリール1本が戻入されたものとして処理する。基準滋養法管理手段1に記憶した理論残数での戻入部品50個の加算において、払い出し後に荷姿倉庫に残ったとされた部品70個に部品30個を加算した部品100個のリールが1本と部品20個のリールが1本存在すると判断する。この時点で、基準情報管理手段1に記憶された手持在庫数量は、170個に50個を加算した220個としておく。
【0036】次に、在庫情報管理装置は、理論残数記憶手段3(荷姿倉庫)から物理在庫記憶手段2(倉庫)に対して在庫移動を行う。荷姿品倉庫内で100個(1リール)と20個残った1リール分減算され、物理在庫記憶手段2に記憶された在庫状態にこの部品が20個と100個のリールを付加し、払い出し後に在庫していた100個のものと合わせて、在庫状態を“100、20、100”とする。この時点においては、基準情報管理手段1に記憶した手持在庫数量は220個のままとし、加算しない。
【0037】
【発明の効果】本発明の在庫情報管理装置および方法は、荷姿品の在庫状態を記憶する物理在庫記憶手段のほかに出庫した荷姿品の有する素子の内、払出先で使用されないものの数を理論残数として理論残数記憶手段に記憶し、物理在庫状態記憶手段に個臆した在庫状態の荷姿品の有する素子数と、理論残数の素子数との合計を手持ち在庫数量として基準情報管理手段に記憶することにより、払い出した荷姿品の有する素子の内の実際には使用されないものの数を把握でき、荷姿品の在庫管理の素子数についての原価管理上と物理的な在庫管理上との差異の問題を解決できる。




 

 


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